JP3218584U - 園芸用防蟻シート - Google Patents

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Abstract

【課題】黒蟻などの植物への這い上がりを抑制し、これに起因する植物の損傷や病気の発生を防止する園芸用防蟻シートを提供する。【解決手段】防蟻シートは、片面全体に粘着層3を有する可撓性のシート2であって、且つ、中央部に円形穴4とその穴4から外形部に達する切れ目5とを有することで、任意の径および湾曲度で笠形状を形成できる。また、中央部の円形穴4が取り付け対象物に円状に接し、且つ、粘着層3が下向きの笠状態であるとともにシート2両端の重なり部が上下方向から粘着層3で固着した構造であることで、黒蟻などの這い上がりを抑制することができる。【選択図】図1

Description

本考案は、黒蟻を主とする害虫が植物に這い上がるのを抑制することで、黒蟻などに起因する病気や損傷から植物を防護することを目的とするものである。
黒蟻やアブラムシなどの害虫(以後、黒蟻などと呼ぶ)は、植物の新芽や果実を食害したり病気を発生させる問題がある。
このような被害を防ぐには黒蟻などが植物に取り付かないようにすることが必要であるが、植物そのものや支柱が這い上がりの経路になっており、これを効果的に抑制する手段が無いのが実情であった。
このため、従来から、殺虫剤や忌避剤などの化学薬品を使用することで黒蟻などを死滅させることや植物に近づけないようにすることが提案されている。
例えば、気化性防蟻剤を含有した多孔質シートを設置すること(特許文献1参照)や、フタル酸ジメチル、ナフタリン、クローブ油、シネロトラ油等の忌避剤を含む不織布やシートを用いること(特許文献2、3参照)などがある。
また、他の方法として、円錐台形のカバーを装着して這い上がりを抑えることも提案されている(特許文献4参照)。
実開昭61-64283 特開昭61-195634 特開2008-100932 実願昭54-165519
しかしながら、殺虫剤や忌避剤などは、近年、特に重視されている環境保護に関する禁止物質に該当するものが多く、環境や人体に悪影響を及ぼす危惧がある一方で、容易に雨や空気中に化学物質が飛散、溶出して希薄化するために防蟻効果がそれほど大きくないという問題があった。
一方、円錐台形のカバーを使用する方法については、円錐台形カバーのサイズや形状が、対象物に合わせて調整することができない問題がある。実質的には、対象物取り付け部の貫通穴サイズに合う太さの対象物にしか装着できないという汎用性に欠けるものであった。
これは、一般的に知られている電柱用支柱の蛇返しから派生したと考えられるものであり、元々、太さが規格化されているワイヤーロープ等に装着することが前提であったことによる。
さらに、円錐台形カバーのその他の問題としては、植物への装着作業時に必要な円錐台形断面部の継ぎが、作業内容として極めて難しい線と線との継ぎであるために実作業的に適していない不都合も有していた。
継ぎ作業を容易にするために円錐台形部分の肉厚を厚くすることが対策として考えられるが、円錐台形カバーそのものの質量が増加することになり、これによって植物の折れや倒れなどの新たな問題が生じる。
以上のように、従来は、黒蟻などが植物に這い上がるのを有効に抑制することはできていなかった。
本考案の防蟻シートは、片面全体に粘着層を有する可撓性のシートであって、且つ、中央部に円形穴とその穴から外形部に達する切れ目とを有することで、任意の径および湾曲度で笠形状を形成できる。
また、上記の中央部の円形穴が取り付け対象物に円状に接し、且つ、粘着層が下向きの笠状態であるとともにシート両端の重なり部が上下方向から上記粘着層で固着した構造であることで、黒蟻などの這い上がりを抑制することができる。
本考案の防蟻シートは、植物などの対象物に対して、任意の径や湾極度にて傘状態で装着できるため黒蟻などが這い上がる植物上の経路を遮断することができる。また、粘着層による足止め効果によって黒蟻などの這い上がりを適宜に抑制して、黒蟻などに起因する植物の病気や損傷を抑制することができる。
また、植物の成長等に伴って必要となる取り外しや交換も、植物を傷つけずに容易におこなうことができる。
本考案の防蟻シートの一例を図示したものであり、中央部に円形状の穴とこの穴から外形に達する切れ目を有し片面全面が粘着性である可撓性のシートである。本例示では外形状が円形であるが、例えば雨の排水効果など用途や機能などに合わせて四角や星形など任意に設定することが可能である。 本考案の図1の防蟻シートを植物などの対象物に装着した状態の例を斜視図にて示したものである。防蟻シートの下向き面の全体が粘着性であり、上方が閉じて対象物に密着し下方が開いた笠状態で、防蟻シートの両端が上下に重なり下向き面の粘着性で固定された構造である。 (a)本考案の防蟻シート図1の笠形状を模式的に斜視図で示したものである。笠形状の可撓性シートの下面が全面の粘着性であり、閉じた上部が防蟻シート中央部の円形の穴部であり、開いた下部が外周部である。(b)本考案の防蟻シート図1の笠形状を模式的に斜視図で示したものであり、図3(a)との違いは、装着する植物等の対象物が細い場合を示したものであり、湾曲度を強くすることで笠形状の径を全体的に小さくしたものである。(c)本考案の防蟻シート図1の笠形状を模式的に斜視図で示したものであり、図3(b)との違いは、笠の下側の湾曲度をさらに強くすることで、笠の傾斜角度を鋭角にした場合を示したものである。 本考案の防蟻シートと対象物との接着状態および黒蟻などの這い上がりの足止め効果を、模式的に、拡大した断面状態にて示した図である。 本考案の防蟻シートの別の一例を図示したものであり、外周部に放射状の切込みを設けたものである。放射状の切込みの部分では、粘着層の表面の他に厚み部分も寄与することで粘着性が高まり足止め効果を強くすることができる。 本考案の防蟻シートの別の一例を図示したものであり、対象物の径が防蟻シート中央部の穴径よりも大きい場合の対処構造を示したものである。中央部に放射状の切込みを設けることで、穴の大きさが切れ目の根元まで広げることが可能になり、太い対象物に装着することができる。 本考案の図5の防蟻シートを植物などの対象物に装着した状態を模式的に斜視図にて示したものである。中央の穴部に設けた放射状の切込み部分があることで、対象物の径の超過に対する調整範囲として機能して対象物に装着することができる。 本考案の防蟻シートの実用例の一つを図示したものであり、可撓性のシートの片面に剥離紙を有する両面粘着テープを貼り付けたものである。植物等の対象物に装着する場合は、剥離紙を取り除いて使用する。 本考案の防蟻シートの別の形態を図示したものであり、外形に沿って粘着層の無いエリアを設けることで、植物などへ装着する際のハンドリングを容易にしたものである。
本考案の防蟻シートは下記の特徴を有する。
外形の特徴を表すものとして、図1に本考案の防蟻シートの基本形状を示す。
本考案の防蟻シートの特徴は、1)可撓性の1枚のシート状であること、2)片面全体に粘着層を有すること、3)中央部に円形の穴を有すること、4)円形の穴から外形部に達する切れ目あるいは切欠きを有することを特徴とする。
なお、外形については円形を基本とするが、雨水の排水しやすさなど他の機能を負荷する目的で四角形や星型などに任意に設定することができる。
植物などへの装着構造としては、図2に示したように、5)シートの下向き面が粘着層であること、6)上方が対象物に密着して閉じた状態であり、一方、下方が開いた笠状態であること、7)シートの両端部が上下方向から面で重なっていること、8)シート両端の面の重なり部分がシート下向き面の粘着性で固着された構造であることを特徴とする。
具体的には、防蟻シートの中央部の円形穴を植物など対象物にあてがい、次いで防蟻シートを湾曲させながら左右方向から笠状態にして対象物に巻き付け、最後にシート両端の重なり部分を上下方向から重ねてシート下向き面の粘着性で固着することで本考案の構造とすることが出来る。
本考案の防蟻シートは、上記のように簡易な形状、構造であるが、これによって得られる効果は下記のように重要である。
第1に、構成材料および構造が単純であるため、従来のものに比較して低コストである。
第2に、可撓性で切れ目を有する構造の1枚シートであることによって、容易に任意の湾曲度の笠形状にすることができる。
この特性によって、太さが個々に異なる成長途中の植物に対して、上部が植物に密着した笠状態に容易に装着することが可能であり、黒蟻などが這い上がる植物表面の経路を遮断することができる。
図3(a)に本考案の防蟻シートの笠形状を模式的に示す。
笠形状の閉じた上部は防蟻シート中央部の円形穴の部分であり、開いた下部は防蟻シートの外形部である。
笠形状の上部は、対象物に円状に密着して黒蟻などが這い上がる経路を遮断する部分である。
なお、本考案のような1枚シートの構造ではなく、複数枚の半円状のシートを組み合わせて類似の構造を作ることも可能ではあるが、シート同士の接合のズレが黒蟻などの通り抜ける隙間になることや接合部が多いと笠形状の変形が生じやすい傾向があり適切ではない。
次に、対象物の太さに対する汎用性、即ち、太さが個々に異なる植物に装着できる特性について説明する。
図3(b)は対象物の直径が図3(a)におけるものよりも細い場合の笠形状を模式的に示した図である。
本考案の防蟻シートの特性として、湾曲度を強めて笠形状全体の径を小さく調整することが容易であり、対象物の太さに無段階に追随することができる。
逆に、対象物の直径が太い場合には、湾曲度を弱めて笠形状全体の径を大きく調整することで装着が可能である。
このように、本考案の防蟻シートは、対象物の太さに対する汎用性が非常に広い点で従来品の円錐台形カバーには無い利点を有している。
さらに、笠形状の傾斜角度の調整について説明する。
防蟻シートの上部はそのままで、下部のみの湾曲度を調整することで笠状態の開き具合、即ち、笠の傾斜角度を変えることができる。
例示として、図3(c)に示したように、下部の湾曲度を強めて笠の開き具合を小さく調整(対象物との傾斜角度を鋭角に)すると、黒蟻などに対する足止め効果は高くなる傾向がある。但し、害虫の体長が長い場合は、植物の下方の茎部から笠の下部のシート上面に直接に這い上がる場合が生じてくる。したがって、傾斜角度は、対象とする害虫の種類や大きさを考慮して装着時に調整すればよい。
第3は、本考案の防蟻シートは、対象物への固定が中央部の円形穴部分に露出の粘着層によってなされるために、植物を傷つけることがない。
図4に装着状態の断面拡大図を示す。
この図から分かるように、粘着層がシートの下面側にあることによって、笠状態に湾曲させた場合、基材シートよりも粘着層の方がその傾斜した厚み分で内径が小さくなり、対象物と基材シートの間に粘着層が入り込むことで固定できるためである。
このように、本考案の防蟻シートは、植物を傷つけることなく育成途中の個々の太さの植物に対して容易に装着することができる。
第4に黒蟻などに対する強い足止め効果については、黒蟻などが植物等の対象物に這い上がる場合、図4に示したように、笠上部が植物などに密着して行き止まりの壁になって進行を阻むことになる。次いで進行するには、本来の進行方向(上向き)とは逆の下向きに進む必要がある上に、その歩行面であるシート下向き面の全面が粘着性を有していることで進行を困難にする効果がある。
図5は、粘着性による足止め効果をより高めた本考案の防蟻シートの例示を示したものであり、外周部に例えば放射状の切れ目を設けることで、粘着層の厚みも粘着の有効面積に寄与する効果がある。
第5は、シート下面の蟻などに対する足止め用の粘着性が、笠形状の固定、維持の効果も有することである。
笠形状は、防蟻シートの中央部円形穴を対象物にあてがった後、左右から巻き付けたシート両端を上下方向から面で重ね合わせれば、下向き面の粘着層によって固定、維持することができる。
第6は、本考案の防蟻シートは、植物を傷つけることなく容易に取り外しが出来ることである。
防蟻シートを植物に装着したままで放置すると、通常は、防蟻シートの粘着力よりも植物が成長する力の方が強いために、一定期間を経過すると防蟻シートが自然と剥離することになるが、場合によっては防蟻シートが成長する植物の組織内に取り込まれる状態が生じる可能性がある。また、雨や埃に晒された場合、防蟻シートの粘着性が低下して蟻などに対する足止め効果の低下が生じる。
このような場合には防蟻シートの取り外しや交換が必要になるが、植物への防蟻シートの固定がシート下向き面の粘着のみであることから、特にハサミなどの機材の使用無しに粘着部分を引き剥がすことができる。
このように、防蟻シートの取り外しや交換は、植物を傷付けることなくおこなえる。
本考案の防蟻シートは、上記で説明したような複数の効果を有する一方で、対象物の径が中央部の円形穴よりも大きい場合のみ、円形穴が歪んで正常に装着できないという留意点がある。
このような場合には、図6に示したように、防蟻シートの中央穴部に放射状の切れ目を入れて実効的に穴径を大きくすることで、対象物に装着できるようになる。
本考案の防蟻シートは薄い可撓性のシートであるために、このような加工は容易におこなえる。
図7に、図6の切れ目を設けた防蟻シートを植物などの対象物に装着した模式図を示す。
中央の穴部に設けた放射状の切れ目部分が、対象物の径の超過に対する調整範囲として機能することで対象物に装着することができる。
次に本考案の防蟻シートの構成材について説明する。
本考案を実施するための構成材としては、可撓性シートと粘着層の2つである。
可撓性シートの材質としては、任意に湾曲できる点と笠形状が維持出来る点が重要であり、ポリエチレンテレフタレート樹脂、ポリプロピレンなどのポリオレフィン系樹脂、ポリカーボネート樹脂あるいはシリコン樹脂等がコストを含めて適している。厚みについては、防蟻シートの材質およびサイズにもよるが、およそ0.05〜1mmがシートの任意の湾曲が容易で笠形状を維持する点で望ましい。
粘着性を付与する方法としては、可撓性シートの表面に粘着糊の層を形成する方法や両面粘着テープを可撓性シートに貼り合わせる方法がある。
両面粘着テープを使用する方法は、防蟻シートの製造工程が簡便でしかも品質が安定する点で適している。
糊の成分としては、アクリル系やシリコン系あるいはゴム系の粘着性が高く、経時的な特性の変化が少ない点で適している。
特に、いわゆるブチルゴム系の粘着剤は、粘着力が極めて高いことからシール用途に多く使用されているものであり、組成に応じて糸引き性が発現して強い足止め効果を有する点で最も適している。
デンプン糊などは、雨水で溶け出すとともに、ナメクジなどの食害で特性が維持できないために適していない。
以上、本考案の好ましい実施形態について詳述したが、本考案は係る特定の実施形態に限定されるものでなく、請求の範囲に記載された本考案の要旨の範囲内において、形状や材質などは、その目的に応じて任意設定することが可能である。
本考案の効果はその構造に基づくものであることから、殺虫剤や忌避剤などの化学物質を使用せずに、蟻などの被害を抑制することができる。
以下、本考案の一実施形態を説明する。
厚みが約0.3mmのポリプロピレン樹脂製の透明シートの片面全体にブチルゴム系両面粘着テープ(スリオンテック製スーパーブチルテープ 厚み1mm)を貼り付け、次いで図8の形状に切り出して本考案の防蟻シート1を作製した。
寸法は、外形の直径が160mm、中央部の穴の直径は80mmであり、中央部の穴から外形部に達する切り欠きを設けたものである。
次いで、上記の防蟻シートの粘着面の剥離紙を取り除いた後にシートを湾曲させ、これを直径約60mmの桃の幹に、図2に示した構造に装着した。
装着状態は、粘着層を下向きにし、上方を幹に密着して閉じた状態とし、一方、下方は笠が開いた状態とした。
厚みが約0.1mmのPET樹脂製の透明シート(東レ ルミラー)の片面全体にアクリル糊系両面粘着テープ(日東電工製5000NS 厚み0.1mm)を貼り付け、次いで実施例1と同じ寸法、形状に切り出して本考案の防蟻シート2を作製した。
次いで、上記の実施例と同様にして、これを直径約45mmの桃の幹に巻きつけるようにして装着した。
実施例1に比較して対象物が細いが、シートの湾曲度を強くすることで容易に装着することができる。
防蟻効果の確認方法としては、黒蟻の這い上がり数の変化を測定した。
結果は、実施例1の場合、防蟻シート無しの状態では、1時間で426匹の黒蟻が幹を這い上がったのに対して、防蟻シート装着後の這い上がり数はゼロに減少した。
また、実施例2の場合、防蟻シート無しの状態では、1時間で309匹であったものが、防蟻シート装着後にはゼロに減少した。
なお、防蟻シート装着1週間後の再測定でも、実施例1および2ともに這い上がり数はゼロであった。
以上のように、本考案によれば黒蟻の這い上がりを効果的に抑制することができる。
上記の実施例1で粘着糊として使用したブチルゴム系粘着剤は、強い粘着性で黒蟻などに対する足止め効果が優れているが、一方で、粘着が強すぎるために植物などに装着する際に手に粘着してハンドリングがおこないづらい面がある。
このような場合には、図9に例示したように、防蟻シートの外形に沿って非粘着部分を設けた形状とすることでハンドリングを改善することができる。
粘着層の面積は、より広い方が黒蟻などに対する足止め効果が高いといえるが、必要な粘着層を設けた上で、他の機能を追加することも有効である。
本考案は、園芸関係の産業に係るものであり、黒蟻などによる植物の食害や病気を防止することを目的とする。
1 防蟻シート本体
2 可撓性のシート
3 粘着層
4 防蟻シートの中央部の円形穴
5 中央部の円形穴から外周部に達する切れ目、切り欠き
6 防蟻シートの外形部
7 防蟻シート(笠形状)
8 防蟻シートの両端部(中央の円形穴から外形部に達する切れ目、切欠き)を上下から重ね合わせて粘着層で固着した部分
9 植物や支柱など黒蟻などが這い上がる対象物
10 両面粘着テープ
11 防蟻シート外周部の放射状の切れ目
12 防蟻シート中央部の円形穴部の放射状の切れ目
13 離型紙
14 地面
イ 蟻などの進行方向
ロ 粘着層によって植物に固定するとともに蟻などの進行経路を遮断する封止構造
ハ 粘着層による足止めの効果
ニ 粘着層が無いエリア

Claims (2)

  1. 片面全体に粘着層を有する可撓性のシートであって、その形状が、中央部に円形穴とその穴から外形部に達する切れ目とを有することを特徴とする園芸用防蟻シート。
  2. 上記の中央部の円形穴が取り付け対象物に円状に接し、粘着層が下向きで上方が閉じ下方が開いた笠状態であるとともに、シート両端の重なり部が上下方向から上記粘着層で固着した構造であることを特徴とする請求項1記載の園芸用防蟻シート。
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