JP3218454U - 配薬支援装置とプログラム及び配薬管理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】施設や病院の職員が配薬準備にかかる時間を削減する配薬支援装置を提供する。
【解決手段】反復分包した入所者あるいは患者1名分の一包化薬剤を複数日分薬剤ドラムに巻きつけて配薬支援装置の薬剤収納部1にセットする。漢方薬、貼り薬等の一包化できない薬は、配薬支援装置の薬剤ドラム2に設けられた、薬剤ドラムの入所者あるいは患者と一致した薬剤収納トレイ5に収納する。配薬支援装置はあらかじめ設定した配薬時間になると、職員にチャイムやオルゴールの音で知らせ、また、操作パネルの薬剤ドラムボタンや薬剤収納トレイボタンの色が変わって配薬時間を職員に知らせる。職員は入所者あるいは患者が服薬したら、操作パネルの所定の薬剤ドラムボタンや薬剤収納トレイボタンを押すことによって、服薬が完了した色に変わり、服薬管理を行うことができる。また、服薬履歴は配薬支援装置のメモリに蓄積され、データを外部に取り出して確認したり、地域医療連携システム等とデータの連携を行うことができる。
【選択図】図1

Description

本新案は、高齢者福祉施設や病院の職員が、複数の入所者や患者の薬を配薬支援装置に保管し、服薬時間になるとチャイムやLED、操作パネルのボタン表示によって知らせ、また、服薬した履歴を蓄積する配薬支援装置とプログラム及び配薬管理方法に関するものである。
認知症高齢者グループホーム(以下、グループホーム)は看護職の配置義務はなく、看護師がいないグループホームにおいては、入所者の配薬は、介護福祉士や介護支援専門員が、入所者毎に服薬カレンダーや薬箱に入れて配薬準備をしており、配薬に要する時間がかかっていることが問題となっている。また、ヒヤリハットレポートでは、与薬・誤薬の危険性があることが報告されている。
一方、病院看護師の病棟業務において、夜勤の看護師が翌日分の内服薬を配薬箱にセットしているため、配薬業務に時間がかかっており、また、配薬忘れ、患者間違い、重複投与等の問題もあることが指摘されている。また、病棟において、1日分の配薬準備が毎日1時間以上を要し、配薬業務を担当する看護師の精神的ストレスが大きいという問題も挙げられている。
このような配薬業務を軽減するための技術として、例えば特許文献1は、配薬グループ単位で同一服用時期毎に分包することによって、職員の配薬業務を軽減しようとしている。
また、特許文献2は、一包化された薬剤を巻きつける複数の薬剤ドラムを備えており、複数日分の薬剤を薬剤ドラムにセットすることによって、薬剤セットの時間を削減しようとしている。
特開2016−168469号広報 特開2015−16324号広報
解決しようとする第1の課題は、高齢者福祉施設や病院の職員が、入所者あるいは患者1名分の朝、昼、夕等に反復する一包化薬剤を1つの薬剤ドラムに複数日分巻きつけ、複数名の薬剤ドラムを配薬支援装置に収納し、また、漢方薬や貼り薬等のような一包化できない薬剤は、薬剤ドラムと入所者名を一致させた薬剤収納トレイに収納することによって、配薬準備にかかる時間を削減することにある。
解決しようとする第2の課題は、配薬支援装置は職員に、入所者あるいは患者の配薬時間を知らせ、配薬時間の薬だけを取り出すことができ、配薬忘れをなくすことにある。
解決しようとする第3の課題は、配薬支援装置に職員が、入所者あるいは患者に配薬したこと、服薬したことをボタンで表示あるいは入力することによって、配薬、服薬履歴を管理することができることにある。
上記の第1の課題を解決するために、薬局で調剤時に朝、昼、夕に反復分包した入所者あるいは患者1名分の一包化薬剤を、薬剤師あるいは職員が複数日分薬剤ドラムに巻きつけて配薬支援装置の薬剤収納部にセットする。漢方薬、貼り薬等の一包化できない薬は、配薬支援装置の薬剤ドラム脇に設けられた、薬剤ドラムの入所者あるいは患者と一致した薬剤収納トレイに収納する。同様に複数名の一包化薬剤を巻き付けた薬剤ドラムと薬剤収納トレイを搭載した配薬支援装置を提供する。このように入所者あるいは患者の薬剤を1台の配薬支援装置に収納することによって、薬剤の一括管理を行うことができ、1回薬剤をセットすれば、薬剤ドラムあるいは薬剤収納トレイの薬剤がなくなるまで、薬剤をセットする必要がなくなるため、配薬準備にかかる時間を大幅に削減することができる。
上記の第2の課題を解決するために、配薬支援装置はあらかじめ設定した配薬時間になると、職員にチャイムやオルゴールの音で知らせ、また、操作パネルの薬剤ドラムボタンや薬剤収納トレイボタンの色が変わって配薬時間を職員に知らせる。職員は、配薬支援装置の薬剤収納扉を開け、薬剤ドラムの機構部から排出された所定の薬のみを取り出すことができる。また、同時間に配薬する漢方薬等が収納された収納トレイは、LED等の点滅によって服薬があることを職員に知らせ、所定の薬を取り出すことができる。
上記の第3の課題を解決するために、職員は入所者あるいは患者が服薬したら、操作パネルの所定の薬剤ドラムボタンや薬剤収納トレイボタンを押すことによって、服薬が完了した表示に切り替わり、服薬管理を行うことができる。また、服薬履歴は配薬支援装置のメモリに蓄積され、データを外部に取り出して確認したり、地域医療連携システム等とデータの連携を行うことができる。
本考案の配薬支援装置は、高齢者福祉施設や病院の職員が、入所者あるいは患者の一包化薬剤を薬剤ドラムに複数日分巻きつけることによって、従来、毎日服薬カレンダーや薬箱に入れて配薬準備を行っていたときより、配薬にかかる時間を大幅に削減することができるという効果がある。また、従来は漢方薬や貼り薬を収納箱に入れて、別な場所で管理していたものが、配薬支援装置の患者個人の薬剤ドラム脇の薬剤トレイに収納することによって、一包化薬剤と一括管理を行うことができるので、配薬忘れや、患者の取り違いといったインシデントをなくすことができるという効果がある。
本考案の配薬支援装置は、高齢者福祉施設や病院の職員が、配薬時間になると、チャイムやオルゴールの音、または、操作パネルのボタンの色で知ることができるので、配薬忘れ、患者間違い、重複投与等のインシデントを防止することができるという効果がある。
本考案の配薬支援装置は、入所者あるいは患者が服薬したら、職員は操作パネルの所定の薬剤ドラムボタンや薬剤収納トレイボタンを押すことによって、服薬が完了した表示に切り替わるので、服薬管理を行うことができ、服薬履歴を残すことができるという効果がある。
本考案の第1の実施の形態に係る配薬支援装置の概観斜視図である。
図1の薬剤ドラムに一包化薬剤を巻き付けた概略図である。
図1の薬剤収納扉を閉じた概観斜視図である。
図1の操作パネルのメインメニューの概略図である。
図1の操作パネルの一覧画面の概略図である。
図1の漢方薬配薬機構の概観斜視図である。
以下、本新案の実施の形態を図面に基づき説明する。
図1の薬剤収納部1は、薬剤ドラム2、機構部3、薬剤取り出しボタン4、薬剤収納トレイ5、及び収納トレイ点滅部6で構成される。薬局の薬剤師に、調剤時に入所者あるいは患者1名分の薬剤を図2に示すように朝食後、昼食後、夕食後、寝る前等に反復した一包化薬剤2aにしてもらう。一包化薬剤2aは朝食前、朝食後等、食前食後を反復分包してもらっても良い。薬剤師、または高齢者福祉施設や病院の職員は、薬剤ドラム2に一包化薬剤2aを複数日分巻きつけ、薬剤収納部1にセットし、薬剤取出しボタン4を押すと機構部3のモータが駆動して一包化薬剤の機構部セット方向2bの先端がセットされる。薬剤取出しボタン4を押すことをやめると、機構部3のモータが逆駆動して一包化薬剤2aの頭出しが完了する。同様に薬剤収納部1に複数名分をセットする。次に、一包化薬剤にできない漢方薬、口腔内崩壊錠、貼り薬、目薬等を、薬剤ドラム2の入所者あるいは患者に対応した薬剤収納トレイ5に収納する。薬剤収納部1は、グループホームの入所者9名分の使用を考えて、薬剤ドラム2、及び薬剤収納トレイ5を10名分収納できるようにしたが、施設の規模によって、10名以下、もしくは10名以上セットできるように配薬支援装置を構成しても構わない。
薬剤を収納したら図3の薬剤収納扉1aを閉じて、入所者あるいは患者から見えないようにするとともに、薬剤に直射日光が当たらないようにする。
次に設定方法について、図4を用いて説明する。操作パネル7はタッチパネル方式になっている。初期設定ボタン9は、現在時刻、アラームやオルゴールの音量設定やデータ外部出力設定等の際に使用する。入所者設定ボタン10で入所者あるいは患者名の情報を薬剤ドラム2と薬剤収納トレイ5に対応して入力する。入所者あるいは患者は氏名を入力しても良いし、ベッド番号等個人が識別できるようなものを入力しても良い。服薬時間はデジタル時計を設定する方法と同様に、朝食前の時間を目安に服薬時間を設定する。同様に、朝食後、昼食前、昼食後、等の服薬時間を設定する。服薬時間に飲む薬がないときには、設定する必要はない。同様に入所者全員分を設定して終了する。入所者が変更になったり、服薬時間が変更になったりした場合には、入所者設定ボタン10によって変更する。すべての設定が終了したら一覧画面ボタン8を押すと図5の一覧画面8aに切り替わる。一覧画面8aは、入所者あるいは患者個人の服薬時間を設定した薬剤ドラムボタン12と薬剤収納トレイボタン13のみ表示される。また、データ履歴ボタン11を押すことによって、履歴を確認したり、外部出力することができる。
次に、服薬時間になった時の操作方法について図5を用いて説明する。一覧画面8aは、入所者個人の薬剤ドラムボタン12と薬剤収納トレイボタン13が朝、昼、夕、寝る前それぞれに対応して配置されている。例えば、薬剤ドラムボタン12の形状を四角、薬剤収納トレイボタン13の形状を楕円にしているのは、ボタンを間違えないようにするためである。朝に薬剤ドラムボタン12と薬剤収納トレイボタン13がそれぞれ2個ずつ配置されているのは朝食前と朝食後を表すためである。例えば朝食後の服薬時間7時30分になった時、朝服用する入所者の薬剤ドラムボタン12が橙色に変わり、アラームまたはチャイムが10分間鳴り続ける。漢方薬もある場合には薬剤収納トレイボタン13も同時に橙色に変わる。30分経っても職員が配薬していない場合には、薬剤ドラムボタン12と薬剤収納トレイボタン13が赤色に変わり、アラームまたはチャイムが10分間鳴り続ける。アラームまたはチャイムの時間は変更可能である。
服薬時間に気づいた高齢者福祉施設や病院の職員は、図3の薬剤収納部扉1aを開けると、配薬が必要な入所者または患者の所定の一包化薬剤のみが機構部3に出ているので、1回分の一包化薬剤を取り出す、また、同時間に配薬が必要な漢方薬等は薬剤収納トレイ5の収納トレイ点滅部6が点滅しており、漢方薬の配薬あるいは点眼等があることを高齢者福祉施設や病院の職員に知らせて、職員は薬剤収納トレイ5から所定の薬剤を取り出すことができる。
機構部3から1回分の一包化薬剤を取り出し、薬剤収納トレイ5から薬剤を取り出した後、職員が薬剤取り出しボタン4を押すとアラームまたはチャイムが鳴り止み、一包化薬剤は機構部3の頭出し位置に戻る。また、薬剤ドラムボタン12と薬剤収納トレイボタン13は橙色、もしくは、赤色から黄色に変わる。
高齢者福祉施設や病院の職員が、入居者あるいは患者が服薬したことを居室で確認して、薬剤収納部1を設置している事務所等に戻ったら、薬剤ドラムボタン12と薬剤収納トレイボタン13を押すと、服薬確認済の緑色に変わり、データは服薬としてタイムスタンプとともに記録される。
薬剤ドラムボタン12と薬剤収納トレイボタン13が配薬時間になると橙色に変わり、配薬時間を過ぎても配薬されない場合は赤色に変わり、所定の薬剤を取り出すと黄色に変わり、服薬確認済で緑色に変わるのは、信号機と同じ配色にして、高齢者福祉施設や病院の職員に注意、あるいは確認を促すためである。
一覧画面8aの1頁には入所者あるいは患者を5名分表示し、6名以降で配薬がある場合には一覧画面切替ボタン16の文字が点滅して、職員に次頁以降の入所者あるいは患者に配薬があることを知らせる。また、同様に次頁が表示されている場合で、前頁の入所者あるいは患者に配薬がある場合には、一覧画面切替ボタン16の文字が点滅する。また、メニュー画面ボタン17を押すことによってメインメニューに戻り、初期設定や入所者設定の変更等を行ったり、データ履歴11を確認したりすることができる。
次に、設定時間以前に薬剤を取り出す方法について図5を用いて説明する。入居者あるいは患者が、外出等で設定時間以前に薬剤を取り出したい場合は、早取出しボタン14を押すと、配薬した時間の次に配薬する薬剤、例えば10時に早取出しボタン14を押したら、12時30分に配薬する昼食後の薬剤ドラムボタン12と薬剤収納トレイボタン13の入所者全員分のボタンが橙色に変わる。職員は薬剤収納部扉1aを開けて、早取出しが必要な入所者の一包化薬剤を機構部3から取り出し、また、薬剤収納トレイ4から所定の漢方薬等を取り出す。外出等により、昼食後以降の薬剤も必要な場合には、もう一度早取出しボタン14を押すと、早取り出しした昼食後の、次の夕食後の薬剤ドラムボタン12と薬剤収納トレイボタン13が橙色に変わるので、同様に機構部3と薬剤収納トレイ4から所定の薬剤を取り出す。早取出しボタン14は1回押すと、次に服薬する1回分の薬しか取り出せないようにしているのは、重複服用を防止するためである。したがって、連続して薬剤を取り出したい場合は、早取出しボタン14を押して朝の薬を取り出し、次に早取出しボタン14を押して昼の薬を取り出すようにする。以降、服薬時間以前に薬をあらかじめ取り出したい場合は、同様の方法を繰り返し、必要分の薬を取り出す。早取出しが必要な入所者の前記薬剤ドラムと薬剤収納トレイから1回分の薬剤を取出して、薬剤取り出しボタンを押すと、当該薬剤ドラムと薬剤収納トレイに対応する服薬時間になったときの装置の起動はリセットされる。
次に、入居者あるいは患者が、具合が悪い等で服薬時間に薬を飲めなかったときの方法について説明する。例えば昼食後の薬剤ドラムボタン12と薬剤収納トレイボタン13が服薬時間になり橙色、または、赤色になっている状態で、入居者が服薬できないときには、残薬ボタン15を押した後、薬剤ドラム2の機構部3から昼食後の薬剤を取り出し、薬剤取出しボタン4を押して、薬剤収納トレイ5等に残薬として保管し、橙色または赤色になっている薬剤ドラムボタン12と薬剤収納トレイボタン13を押すと、緑色に変わる。この時、データは残薬としてタイムスタンプとともに蓄積される。
次に、薬剤収納トレイ5に別途、漢方薬配薬機構を追加した場合の操作について図6を用いて説明する。複数の漢方薬18aを漢方薬収納部にセットする。服薬時間になった時には、薬剤収納トレイ5と連動し、一覧画面8aの薬剤収納トレイボタン13が橙色、もしくは服薬時間経過30分後に赤色に変わり、収納トレイ点滅部6が点滅し、薬剤送り出しベルト19から1回分の漢方薬が送り出される。職員が1回分の漢方薬18aを取り出し、薬剤取り出しボタン4を押すことによって、薬剤収納トレイボタン13が橙色、もしくは赤色から黄色に変わる。
本考案の配薬支援装置は、高齢者福祉施設や病院の職員が、入所者あるいは患者の薬剤を、従来は服薬カレンダーや薬箱に1日1回セットしなければならなかったが、薬剤ドラムに一包化薬剤を巻きつけることによって、配薬業務の効率化を図ることができ、また、服薬時間に装置からチャイム等の知らせがあることにより飲ませ忘れ等のインシデント防止になり、職員は配薬にかかる負担が大幅に少なくなるので、配薬業務に係る精神的ストレスも軽減され、省力化された時間を入所者や入院患者のケアに時間を使うことができる。
1 薬剤収納部
1a 薬剤収納部扉
2 薬剤ドラム
2a 一包化薬剤
2b 機構部セット方向
3 機構部
4 薬剤取出しボタン
5 薬剤収納トレイ
6 収納トレイ点滅部
7 操作パネル
8 一覧画面ボタン
8a 一覧画面
9 初期設定ボタン
10 入所者設定ボタン
11 データ履歴ボタン
12 薬剤ドラムボタン
13 薬剤収納トレイボタン
14 早取出しボタン
15 残薬ボタン
16 一覧画面切替ボタン
17 メニュー画面ボタン
18 漢方薬収納部
18a 漢方薬
19 薬剤送り出しベルト

Claims (4)

  1. 帯状になった一包化された薬剤を巻きつける複数の薬剤ドラムと、
    一包化できない漢方薬等を収納する複数の薬剤収納トレイを収納する薬剤収納部と、
    前記複数の薬剤ドラムから一包化された薬剤を送り出す機構部と、
    前記複数の薬剤ドラムと複数の薬剤収納トレイのそれぞれに対応する入所者氏名と配薬 時間を設定する操作パネルと、
    前記操作パネルに入所者の配薬状況が色で変化する薬剤ドラムボタンと薬剤収納トレイ ボタンと、
    前記配薬時間を知らせるチャイムやオルゴールを出力する警報出力部とLED等を点滅 する収納トレイ点滅部と、
    前記薬剤ドラムと薬剤収納トレイから薬剤を取り出したときに検知する薬剤取出しボタ ンと、を備え、
    前記操作パネルに設定された服薬時間になると、薬剤ドラムボタン、または、薬剤収納トレイボタンが配薬時間色に変わり、前記警報出力部がチャイムやオルゴールを出力するとともに、前記機構部によって当該服薬時間に対応する前記複数の薬剤ドラムから1回分の薬剤が送り出されて1回分の薬剤を取り出すことができ、また前記LED等の点滅によって当該服薬時間に対応する前記薬剤収納トレイに服薬時間の薬剤があることを知らせるように構成されており、
    前記所定の時間内に薬剤を取り出して、薬剤取出しボタンが押された場合は、前記警報出力部が警報を出力することをやめ、及び収納トレイ点滅部が点滅することをやめ、前記操作パネルの薬剤ドラムボタン、または、薬剤収納トレイボタンが配薬色に変わり、服薬時間を過ぎても配薬されない場合、薬剤ドラムボタン、または、薬剤収納トレイボタンが警告色に変わり、施設職員等が患者が服薬したことを確認した後、前記薬剤ドラムボタン、または、薬剤収納トレイボタンを押すことによって配薬色から服薬色に、または、警告色から服薬色に変わり、配薬、服薬の履歴データがタイムスタンプとともに内部記憶部に記録され、通信機構部を介して外部に出力することを特徴とする、配薬支援装置。
  2. 前記操作パネルに早取出しボタンをさらに備え、早取出しボタンが押されると、次の配薬時間の複数の前記薬剤ドラムボタンと薬剤収納トレイボタンが配薬色に変わり、早取出しが必要な入所者の前記薬剤ドラムと薬剤収納トレイから1回分の薬剤を取出して、薬剤取り出しボタンを押すと、当該薬剤ドラムと薬剤収納トレイに対応する服薬時間になったときの装置の起動がリセットされるように構成されていることを特徴とする、請求項1に記載の配薬支援装置。
  3. 前記操作パネルに残薬ボタンをさらに備え、当該服薬時間に対応する前記薬剤ドラムから送り出された1回分の薬剤、または前記薬剤収納トレイの薬剤が、入所者の体調等によって配薬できない状態の時には、残薬ボタンを押した後に配薬できなかった薬剤を取り出し、該当入所者の薬剤取出しボタンを押すことによって、該当入所者の操作パネルの薬剤ドラムボタンと薬剤収納トレイボタンは服薬色に変わり、データは残薬として履歴がタイムスタンプとともに内部記憶部に記録されることを特徴とする、請求項1に記載の配薬支援装置。
  4. 前記薬剤収納部に、漢方薬収納部と薬剤送り出しベルトから構成される漢方薬配薬機構をさらに備え、前記薬剤収納トレイと薬剤収納トレイボタンに連動することを特徴とする、請求項1に記載の配薬支援装置。
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