JP3218355U - 眼鏡フレーム - Google Patents
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Abstract
【課題】装飾効果によって眼鏡フレームのデザイン性を高めつつも、シンプルなデザイン性を実現でき、さりげない装飾体の存在をアピールできる眼鏡フレームを提供する。【解決手段】眼鏡のフロントフレーム11部分に、アクセントとして宝石、貴金属及び七宝焼きを含む装飾体18を取り付けた構成としてある。フロントフレーム11を、アセテート、チタン又はウッドのいずれかで形成し、フロントフレーム11及びテンプル14を含む眼鏡フレーム1の構成部材の少なくとも一部をPPSUで形成してもよい。装飾体18は、ローズクォーツなどのクォーツ、アメジスト、メノウ及びタイガーアイを含むパワーストーンとしてもよい。【選択図】図1
Description
本考案は、フロントフレームにアクセントとしてパワーストーンなどの装飾体を取り付けた眼鏡フレームに関する。
デザイン性を高めたり高級感を与えたりするために、宝石、貴金属、七宝焼きなどの装飾体をテンプル、智、リム、フロントフレームなどに取り付けた眼鏡フレームが知られている(例えば、特許文献1,2参照)。
また、血行の増進、凝りや痛みの緩和などに有効であるとされるトルマリンやゲルマニウムなどの鉱物を取り付けた眼鏡フレームも知られている(例えば特許文献3参照)。この眼鏡フレームは、耳当て部や鼻当て部などの目立たないところに前記鉱物を埋め込んだもので、近年の眼鏡装用者の好みの多様化や流行によるシンプルなデザインの眼鏡フレームに対応させたものである。
しかし、宝石、貴金属、七宝焼きなどの装飾体は、本来的に眼鏡フレームの外観に出現させて眼鏡フレームのデザイン性を高めるためのものであるが特許文献1,2のような取付方であると、近年のシンプルなデザインの傾向に逆行することになる一方で、特許文献3に記載のような取付方だと前記装飾体が目立たず、デザイン性を高めるという目的を達成できないという問題がある。
本考案は上記した問題点に鑑みてなされたもので、装飾効果によって眼鏡フレームのデザイン性を高めつつも、シンプルなデザイン性を実現でき、さりげない装飾体の存在をアピールできる眼鏡フレームの提供を目的とする。
本考案の目的を達成するための眼鏡フレームは、請求項1に記載するように、眼鏡のフロントフレーム部分に、アクセントとして宝石、貴金属及び七宝焼きを含む装飾体を取り付けた構成としてある。請求項2に記載するように、前記フロントフレームは、アセテート、チタン又はウッドのいずれかで形成してもよく請求項3に記載するように、前記フロントフレーム及びテンプルを含む眼鏡フレームの構成部材の少なくとも一部をPPSUで形成してもよい。
また、前記装飾体は、ローズクォーツなどのクォーツ、アメジスト、メノウ及びタイガーアイを含むパワーストーンとしてもよいこのような装飾体は、請求項5に記載するように、前記フロントフレームの智に設けるとよい。
また、請求項6に記載するように、前記テンプルが、水平面内で湾曲方向の向きが異なる波形の三本の棒材を上下に配置して形成されているとともに、前記三本の棒材は、上下方向の真ん中に配置された第一の波形部材とその上下に配置された二つの第二の波形部材とを有し、かつ、上下に配置された前記第二の波形部材は、先端側から後端側に向かうに従って上方又は下方に湾曲する弧状に形成してもよい。
また、前記装飾体は、ローズクォーツなどのクォーツ、アメジスト、メノウ及びタイガーアイを含むパワーストーンとしてもよいこのような装飾体は、請求項5に記載するように、前記フロントフレームの智に設けるとよい。
また、請求項6に記載するように、前記テンプルが、水平面内で湾曲方向の向きが異なる波形の三本の棒材を上下に配置して形成されているとともに、前記三本の棒材は、上下方向の真ん中に配置された第一の波形部材とその上下に配置された二つの第二の波形部材とを有し、かつ、上下に配置された前記第二の波形部材は、先端側から後端側に向かうに従って上方又は下方に湾曲する弧状に形成してもよい。
本考案によれば、眼鏡フレームのフロント部分にアクセント程度に装飾体を取り付けることで、シンプルなデザインの中にも装飾体をさりげなくアピールしつつ、眼鏡フレームのデザイン性を高めることができる。特に、前記装飾体として、気を高める効果があるとされるパワーストーンを前記フロントフレームに埋め込むことで、装飾効果の他に健康等の効果も高めることができる。
以下、本考案の眼鏡フレームの好適な実施形態を、図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1は、本考案の眼鏡フレームの一実施形態にかかる斜視図、図2(a)は眼鏡フレームの正面図、(b)はフロントフレームとテンプルとを分解した状態の右側面図、(c)は(b)の平面図、図3(a)は、眼鏡フレームの平面図、(b)は(a)のI−I断面図、(c)は(b)のII方向矢視図、(d)は(b)のIII方向矢視図である。
図1は、本考案の眼鏡フレームの一実施形態にかかる斜視図、図2(a)は眼鏡フレームの正面図、(b)はフロントフレームとテンプルとを分解した状態の右側面図、(c)は(b)の平面図、図3(a)は、眼鏡フレームの平面図、(b)は(a)のI−I断面図、(c)は(b)のII方向矢視図、(d)は(b)のIII方向矢視図である。
この実施形態の眼鏡フレーム1は、左右のレンズを保持するフロントフレーム11と、このフロントフレーム11の両端の智12に、ヒンジ13を介して折り畳み自在に取り付けられたテンプル14とを有している。テンプル14の後端には、芯金15によってモダン16が取り付けられている。
この実施形態において装飾体18は、フロントフレーム11の左右両端の智12が設けられた部分に取り付けられている。装飾体18としては、ローズクォーツなどのクォーツ、アメジスト、メノウ及びタイガーアイを含むパワーストーンを用いることができる。智12には、ヒンジ13を取り付けるための金具が露出することがあるが、装飾体18を智12に取り付けることで、この金具を隠すことができる。
この実施形態において装飾体18は、フロントフレーム11の左右両端の智12が設けられた部分に取り付けられている。装飾体18としては、ローズクォーツなどのクォーツ、アメジスト、メノウ及びタイガーアイを含むパワーストーンを用いることができる。智12には、ヒンジ13を取り付けるための金具が露出することがあるが、装飾体18を智12に取り付けることで、この金具を隠すことができる。
図2(a)に示すように、この実施形態の装飾体18は正面視して勾玉形に形成されているが、装飾体18は、智12に収まるものであり、かつ、目立たないながらもアクセントとして眼鏡フレームの外観を引き立てる大きさと形状とするのがよく、フロントフレーム11の材質や形状、眼鏡フレーム1の全体的なデザインなどを総合的に勘案して決定するのが好ましい。
この実施形態においてテンプル14は、水平面内で湾曲の向きが異なる波形の三本の棒材を上下に配置して形成されている。すなわち、図2(b)(c)に示すように、テンプル14は上下方向の真ん中に配置された第一の波形部材14aとその上下に配置された二つの第二の波形部材14bとを有し、第一の波形部材14aと二つの第二の波形部材14bとは湾曲方向が互い違いになるように形成されている。そして、第一の波形部材14aと第二の波形部材14bとは、これらが交叉する交叉部で連結部材14cによって連結されている。
また、上下に配置された第二の波形部材14bは、先端側から後端側に向かうに従って上下に湾曲し、前記交叉部付近で最大となった後、モダン16の端部まで緩やかに収束するように形成されている。
このような形状とすることで、テンプル14の全体に亘って均一な弾性力を生じさせ、眼鏡装着者の頭部にフィットする眼鏡フレーム1を提供することが可能になる。
また、上下に配置された第二の波形部材14bは、先端側から後端側に向かうに従って上下に湾曲し、前記交叉部付近で最大となった後、モダン16の端部まで緩やかに収束するように形成されている。
このような形状とすることで、テンプル14の全体に亘って均一な弾性力を生じさせ、眼鏡装着者の頭部にフィットする眼鏡フレーム1を提供することが可能になる。
上記構成のフロントフレーム11やテンプル14は、眼鏡フレーム1を形成する公知の材料で形成することができる。
好ましくは、コシがあり弾性復元力に優れるポリフェニルサルホン(PPSU)を用いるとよい。これらの樹脂材料又はこれらの混合物に、曲げ強度を向上させる目的でポリエーテルイミド(PEI、例えばGeneral Electric社製「ウルテム」(登録商標))を混合してもよい。この場合は、ポリフェニルサルホン(PPSU)50重量部〜80重量部に対し、ポリエーテルイミド(PEI)を50重量部〜20重量部の割合で混合するとよい。
フロントフレーム11とテンプル14は異なる材料で形成してもよく、例えばフロントフレーム11をアセテート、チタン又はウッドで形成し、テンプル14をPPSUで形成してもよい。
好ましくは、コシがあり弾性復元力に優れるポリフェニルサルホン(PPSU)を用いるとよい。これらの樹脂材料又はこれらの混合物に、曲げ強度を向上させる目的でポリエーテルイミド(PEI、例えばGeneral Electric社製「ウルテム」(登録商標))を混合してもよい。この場合は、ポリフェニルサルホン(PPSU)50重量部〜80重量部に対し、ポリエーテルイミド(PEI)を50重量部〜20重量部の割合で混合するとよい。
フロントフレーム11とテンプル14は異なる材料で形成してもよく、例えばフロントフレーム11をアセテート、チタン又はウッドで形成し、テンプル14をPPSUで形成してもよい。
テンプル14の先端には、ヒンジ13を構成する雄形駒部材13aが取り付けられている。雄形駒部材13aとともにヒンジ13を構成する雌形駒部材13bは、フロントフレーム11の智12の裏面に取り付けられ、雄形駒部材13aを雌形駒部材13bに係合させてボルトを挿通させることで、テンプル14を折り畳み自在に回動させるヒンジ13が構成される。
上記構成の眼鏡フレーム1においては、装飾効果によって眼鏡フレームのデザイン性を高めつつも、さりげなく装飾体の存在をアピールすることで、シンプルなデザインの中にも眼鏡フレームの個性を引き出すことが可能になる。
本考案は上記の実施形態に限定されない。例えば、装飾体18としてローズクォーツなどのクォーツ、アメジスト、メノウ及びタイガーアイを含むパワーストーンを例に挙げて説明したが、他の宝石や貴金属その他の装飾体であってもよい。
1:眼鏡フレーム
11:フロントフレーム
12:智
13:ヒンジ
13a:雄形駒部材
13b:雌形駒部材
14:テンプル
14a:第一の波形部材
14b:第二の波形部材
15:心金
16:モダン
18:装飾体
11:フロントフレーム
12:智
13:ヒンジ
13a:雄形駒部材
13b:雌形駒部材
14:テンプル
14a:第一の波形部材
14b:第二の波形部材
15:心金
16:モダン
18:装飾体
Claims (6)
- 眼鏡のフロントフレーム部分に、アクセントとして宝石、貴金属及び七宝焼きを含む装飾体を取り付けたことを特徴とする眼鏡フレーム。
- 前記フロントフレームが、アセテート、チタン又はウッドのいずれかで形成されていることを特徴とする請求項1に記載の眼鏡フレーム。
- 前記フロントフレーム及びテンプルを含む眼鏡フレームの構成部材の少なくとも一部がPPSUで形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の眼鏡フレーム。
- 前記装飾体が、ローズクォーツなどのクォーツ、アメジスト、メノウ及びタイガーアイを含むパワーストーンであることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の眼鏡フレーム。
- 前記装飾体を、前記フロントフレームの智に設けたことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の眼鏡フレーム。
- 前記テンプルが、水平面内で湾曲方向の向きが異なる波形の三本の棒材を上下に配置して形成されているとともに、前記三本の棒材は、上下方向の真ん中に配置された第一の波形部材とその上下に配置された二つの第二の波形部材とを有し、かつ、上下に配置された前記第二の波形部材は、先端側から後端側に向かうに従って上方又は下方に湾曲する弧状に形成されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の眼鏡フレーム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018002010U JP3218355U (ja) | 2018-05-31 | 2018-05-31 | 眼鏡フレーム |
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JP2018002010U JP3218355U (ja) | 2018-05-31 | 2018-05-31 | 眼鏡フレーム |
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JP3218355U true JP3218355U (ja) | 2018-10-11 |
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Family Applications (1)
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109856809A (zh) * | 2019-04-01 | 2019-06-07 | 广州市珍视瞳贸易有限公司 | 一种液态硅胶眼镜 |
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2018
- 2018-05-31 JP JP2018002010U patent/JP3218355U/ja not_active Expired - Fee Related
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