JP3218087U - ノギス - Google Patents

ノギス Download PDF

Info

Publication number
JP3218087U
JP3218087U JP2018002595U JP2018002595U JP3218087U JP 3218087 U JP3218087 U JP 3218087U JP 2018002595 U JP2018002595 U JP 2018002595U JP 2018002595 U JP2018002595 U JP 2018002595U JP 3218087 U JP3218087 U JP 3218087U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
scale
positions
symbol
main scale
slider
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018002595U
Other languages
English (en)
Inventor
司 一味
司 一味
淳平 川村
淳平 川村
菊地 裕一
裕一 菊地
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitutoyo Corp
Original Assignee
Mitutoyo Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitutoyo Corp filed Critical Mitutoyo Corp
Priority to JP2018002595U priority Critical patent/JP3218087U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3218087U publication Critical patent/JP3218087U/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Length-Measuring Instruments Using Mechanical Means (AREA)

Abstract

【課題】被測定物を高い精度で測定することが可能となるノギスを提供する。
【解決手段】ノギスは、本尺10と、第1の測定ジョー31と、スライダ20と、第2の測定ジョー32と、複数の目盛り用図柄61とを具備する。本尺10は、一方向に延在する。第1の測定ジョー31は、本尺10に連結される。スライダ20は、本尺10に対して、本尺10の延在方向に摺動可能に連結される。第2の測定ジョー32は、スライダ20に連結され、スライダ20の摺動により、第1の測定ジョー31との間の距離が変更可能である。複数の目盛り用図柄61は、各々が略直線状の縁部を有し、略直線状の縁部が本尺10に規定された複数の目盛り用の位置の各々に配置されるように、本尺10に形成される。
【選択図】図1

Description

本考案は、ノギスに関する。
従来、測定物の被測定部位の長さを測定する測定器としてノギスが知られている。例えば特許文献1には、本尺やスライダを目盛りとともに、ナノスケール物質を含む合成樹脂の射出成形により形成する技術が開示されている。ナノスケール物質を含む合成樹脂を用いることで、剛性の強化、線膨張の抑制、耐摩耗性能の向上、摩擦係数の低下、熱伝導率の向上、導電性または絶縁性の付与などの効果が発揮される(特許文献1の明細書段落[0026]〜[0029]等)。
特許第3924496号公報
ノギスを用いた測定において、被測定物を高い精度で測定することが可能となる技術が求められている。
以上のような事情に鑑み、本考案の目的は、被測定物を高い精度で測定することが可能となるノギスを提供することにある。
上記目的を達成するため、本考案の一形態に係るノギスは、本尺と、第1の測定ジョーと、スライダと、第2の測定ジョーと、複数の目盛り用図柄とを具備する。
前記本尺は、一方向に延在する。
前記第1の測定ジョーは、前記本尺に連結される。
前記スライダは、前記本尺に対して、前記本尺の延在方向に摺動可能に連結される。
前記第2の測定ジョーは、前記スライダに連結され、前記スライダの摺動により、前記第1の測定ジョーとの間の距離が変更可能である。
前記複数の目盛り用図柄は、各々が略直線状の縁部を有し、前記略直線状の縁部が前記本尺に規定された複数の目盛り用の位置の各々に配置されるように、前記本尺に形成される。
このノギスでは、本尺の目盛り用の位置に、目盛り用図柄の縁部が配置される。これにより被測定物を高い精度で測定することが可能となる。
前記複数の目盛り用の位置は、前記第1の測定ジョー及び前記第2の測定ジョーが互いに当接した状態に対応して規定される原点位置を含み、前記原点位置から前記本尺の延在方向に沿って同じ間隔でそれぞれ規定されてもよい。
前記複数の目盛り用図柄は、前記略直線状の縁部が前記本尺の延在方向と略直交する方向に沿って配置されてもよい。
前記複数の目盛り用図柄の各々は、略直線状の第1の縁部と、前記第1の縁部と対向する略直線状の第2の縁部とを有し、前記第1及び前記第2の縁部が、前記複数の目盛り用の位置に含まれる互いに隣り合う目盛り用の位置にそれぞれ配置されてもよい。
前記複数の目盛り用図柄の各々は、前記複数の目盛り用の位置に含まれる互いに隣り合う目盛り用の位置の間に形成されてもよい。
前記複数の目盛り用図柄は、前記複数の目盛り用の位置の1目盛り分の間隔を空けて、前記本尺の延在方向に並ぶように形成されてもよい。
前記ノギスは、さらに、各々が略直線状の縁部を有し、前記略直線状の縁部が前記スライダに規定された複数の副目盛り用の位置の各々に配置されるように、前記スライダに形成される複数の副目盛り用図柄を具備してもよい。
前記ノギスは、さらに、前記本尺に規定された前記複数の目盛り用の位置の少なくとも一部を強調する強調図柄を具備してもよい。
前記強調図柄は、前記本尺の延在方向と略直交する方向に延在する略直線状の形状を有してもよい。
前記複数の目盛り用の位置は、前記第1の測定ジョー及び前記第2の測定ジョーが互いに当接した状態に対応して規定される原点位置と、前記原点位置から10目盛り分ごと離れた位置に規定される複数の第1の目盛り用の位置とを含んでもよい。この場合、前記強調図柄は、前記原点位置及び前記複数の第1の目盛り用の位置を強調してもよい。
前記複数の目盛り用の位置は、前記原点位置及び前記複数の第1の目盛り用の位置の各々から5目盛り分離れた位置に規定される複数の第2の目盛り用の位置を含んでもよい。前記強調図柄は、前記第2の目盛り用の位置を強調してもよい。
前記原点位置及び前記複数の第1の目盛り用の位置を強調する第1の強調図柄の形状が、前記第2の目盛り用の位置を強調する第2の強調図柄の形状と異なってもよい。
前記第1の強調図柄は、所定の長さを有する略直線状の形状を有してもよい。この場合、前記第2の強調図柄は、前記第1の強調図柄よりも短い長さを有する略直線状の形状を有してもよい。
以上のように、本考案によれば、被測定物を高い精度で測定することが可能となる。なお、ここに記載された効果は必ずしも限定されるものではなく、本開示中に記載されたいずれかの効果であってもよい。
本考案の一実施形態に係るノギスの外観を模式的に示す図である。 本尺に規定された複数の目盛り用の位置、及びスライダの規定された副目盛り用の位置について説明するための図である。 本尺を拡大した模式的な拡大図である。 第1の強調図柄を拡大して示す模式的な拡大図である。 スライダの副尺部を拡大した模式的な拡大図である。 本尺目盛りの目盛り用図柄と、バーニヤ目盛りの副目盛り用図柄との位置関係を説明するための図である。 他の実施形態に係る目盛り用図柄、及び副目盛り用図柄の構成例を示す模式図である。 他の実施形態に係る目盛り用図柄の構成例を示す模式図である。
以下、本考案に係る実施形態を、図面を参照しながら説明する。
図1は、本考案の一実施形態に係るノギスの外観を模式的に示す図である。以下説明の便宜上、図1に示すノギス100に対して、X方向を左右方向、Y方向を上下方向として説明を行う場合がある。もちろん、そのような方向の規定に限定される訳ではない。
ノギス100は、本尺10と、スライダ20と、一対の外側用ジョー30と、一対の内側用ジョー40と、止めネジ50と、デプスバー55と、本尺目盛り60と、バーニヤ目盛り(副尺目盛り)70とを有する。
本尺10は、一方向に延在する板形状を有する。図1に示す例では、本尺10は、X方向(左右方向)に延在し、手前側の面が主面11となり、反対側の面が裏面(符号省略)となる。
スライダ20は、本尺10に対して、本尺10の延在方向に摺動可能に連結される。本実施形態では、スライダ20は、本尺10の下方側の縁部12aと、上方側の縁部12bとを挟み込むようにして、本尺10に連結される。本尺10の下方側の縁部12aに連結される部分が、スライダ20の副尺部21となる。本尺10の上方側の縁部12bに連結される側の部分が、スライダ20のネジ取付部22となる。
図1では図示が省略されているが、スライダ20のネジ取付部22の内部には、本尺10の上方側の縁部12bを押圧する板バネが設けられている。この板バネの本尺10への押圧力により、スライダ20の副尺部21が、本尺10の下方側の縁部12aに十分に密接される。なお副尺部21は、副尺部21の上方側の縁部21aが、本尺10の下方側の縁部12aよりも上方側に位置するように、本尺10に連結されている。
スライダ20を本尺10に対して摺動可能に連結するための構成は限定されず、任意の構成が採用されてよい。
一対の外側用ジョー30は、第1の測定ジョー31と、第2の測定ジョー32とを有する。本実施形態では、本尺10延在方向(左右方向)における左側の端部13aに、第1の測定ジョー31が連結される。図1に示すように、第1の測定ジョー31は、本尺10の下方側の縁部12aから、下方側に向かって延在するように構成される。
第1の測定ジョー31の右側の縁部は、第1の測定面33として構成される。第1の測定面33は、上下方向に延在する略直線状の形状を有する。
第2の測定ジョー32は、スライダ20の副尺部21の左側の端部23aに連結され、スライダ20と一体的に移動可能に構成される。第2の測定ジョー32は、副尺部21の下方側の縁部21bから下方側に向かって延在するように構成される。第2の測定ジョー32は、スライダ20の摺動方向である左右方向に沿って、第1の測定ジョー31と対向する位置に設けられる。
第2の測定ジョー32の左側の縁部は、第2の測定面34として構成される。第2の測定面34は、上下方向に延在する略直線状の形状を有し、左右方向に沿って、第1の測定ジョー31の第1の測定面33と対向する。
本尺10に対してスライダ20を摺動させると、第1及び第2の測定ジョー31及び32の間の距離、すなわち第1及び第2の測定面33及び34の間の距離が変更可能となる。すなわち、第2の測定ジョー32は、スライダ20の摺動により、第1の測定ジョー31との間の距離が変更可能に構成されている。
第1及び第2の測定ジョー31及び32を用いて被測定物を測定する際には、第1の測定ジョー31の第1の測定面33と、第2の測定ジョー32の第2の測定面34との間に、被測定物が配置される。第1の測定面33を被測定物に当接させた状態で、本尺10に対してスライダ20を摺動させ、第2の測定面34を被測定物に当接させる。その状態で、本尺目盛り60と、バーニヤ目盛り70とを読取ることで、被測定物の長さを測定することが可能となる。
なお、スライダ20の副尺部21の右側の端部23bには、指かけ24が設けられる。これにより、本尺10に対してスライダ20を操作性よく摺動させることが可能となる。
一対の内側用ジョー40は、第1の内側用測定ジョー41と、第2の内側用測定ジョー42とを有する。本実施形態では、本尺10の左側の端部13aに、上方に向かって延在するように、第1の内側用測定ジョー41が連結される。第1の内側用測定ジョー41の左側の端部は、略直線状の形状を有する第1の内側用測定面43が構成される。
第2の内側用測定ジョー42は、スライダ20のネジ取付部22の左側の端部22aに連結され、スライダ20と一体的に移動可能に構成される。第2の内側用測定ジョー42は、左右方向において第1の内側用測定ジョー41と対向する位置に設けられる。なお、本尺10の厚み方向においては、第1及び第2の内側用測定ジョー41及び42は、互いに交差可能なようにずれた位置に設けられている。第2の内側用測定ジョー42の右側の端部は、略直線状の形状を有する第2の内側用測定面44が構成される。
第1及び第2の内側用測定ジョー41及び42を用いて被測定物を測定する際には、測定対象となる穴や凹部の内部に、第1及び第2の内側用測定ジョー41及び42が挿入される。第1の内側用測定面43を被測定物に当接させた状態で、本尺10に対してスライダ20を摺動させ、第2の内側用測定面44を被測定物に当接させる。その状態で、本尺目盛り60と、バーニヤ目盛り70とを読取ることで、穴や凹部等の内側の長さ(内径等)を測定することが可能となる。
止めネジ50は、スライダ20のネジ取付部22に設けられる。止めネジ50を締めることで、本尺10に対して、スライダ20を固定させることが可能となる。例えば、被測定物に対して一対の外側用ジョー30や一対の内側用ジョー40をセットした状態で、止めネジ50が締められる。これにより、ノギス100を被測定物から移動させた後にも、本尺目盛り60と、バーニヤ目盛り70とを読取ることが可能となる。もちろん、このような使用方法に限定される訳ではない。
デプスバー55は、本尺10の内部側を貫通するように、本尺10の右側の端部13bに設けられる。そして本尺10の内部にて、デプスバー55の先端と、スライダ20とが連結される。従って、スライダ20を摺動させることで、本尺10の右側の端部13bの測定面14に対するデプスバー55の突出量が変更可能となる。
デプスバー55を用いて被測定物を測定する際には、測定対象となる段差等の上方側の面に、本尺10の測定面14に当接させる。そして本尺10に対してスライダ20を摺動させ、デプスバー55の先端を段差等の下方側の面に当接させる。その状態で、本尺目盛り60と、バーニヤ目盛り70とを読取ることで、段差等の高さをを測定することが可能となる。
本尺目盛り60は、本尺10の主面11に形成される。本尺目盛り60は、被測定物をを測定するために用いられる目盛りであり、本尺10に規定された複数の目盛り用の位置を指し示すものである。本実施形態では、後に詳しく説明する複数の目盛り用図柄61により、本尺目盛り60が実現される。
バーニヤ目盛り70は、スライダ20の副尺部21に形成される。バーニヤ目盛り70も、被測定物を測定するために用いられる目盛りであり、副尺部21に規定された複数の副目盛り用の位置を指し示すものである。本実施形態では、後に詳しく説明する複数の副目盛り用図柄71により、バーニヤ目盛り70が実現される。
図2は、本尺10に規定された複数の目盛り用の位置、及びスライダ20の規定された副目盛り用の位置について説明するための図である。なお図2に示す破線は、複数の目盛り用の位置PA、及び複数の副目盛り用の位置PBを示す仮想的な線であり、実際には形成されない。
図2では、第1の測定ジョー31の第1の測定面33と、第2の測定ジョー32の第2の測定面34とが互いに当接した状態(以下、当接状態と記載する)が図示されている。この当接状態は、第1の内側用測定ジョー41の第1の内側用測定面43と、第2の内側用測定ジョー42の第2の内側用測定面44とが、X方向において同じ位置に存在する状態に相当する。
図1に示す当接状態において、測定結果が0mmとなるように、本尺10に複数の目盛り用の位置PAが規定される。またスライダ20の副尺部21に複数の副目盛り用の位置PBが規定される。例えば当接状態おいて、本尺10の所定の位置に、基準となる目盛り用の位置として、原点位置PA0が規定される。副尺部21には、X方向における原点位置PA0と同じ位置に、基準となる副目盛り用の位置として、原点位置PB0が規定される。
原点位置PA0及びPB0は、第1の測定ジョー31及び第2の測定ジョー32が互いに当接した当接状態に対応して規定される目盛り用の位置PAとも言える。
本尺10に規定される複数の目盛り用の位置PAは、原点位置PA0を含み、原点位置PA0から本尺10の延在方向に沿って同じ間隔でそれぞれ規定される。本実施形態では、原点位置PA0から1mmの間隔で、複数の目盛り用の位置PAがそれぞれ規定される。なお原点位置PA0は、図1に示す0mmの本尺目盛りの位置に相当する。目盛り用の位置の間隔(目盛りのサイズ)は限定されず、任意に設計されてよい。
スライダ20に規定される複数の副目盛り用の位置PBは、原点位置PB0を含み、原点位置PB0から本尺10の延在方向に沿って同じ間隔でそれぞれ規定される。本実施形態では、原点位置PB0から39/20mmの間隔で、複数の副目盛り用の位置PBがそれぞれ規定される。従って、バーニヤ目盛り70を読取ることで、0.05mmの精度で、被測定物を測定することが可能となる。なお原点位置PB0は、図1に示す0mmのバーニヤ目盛りの位置に相当する。副目盛り用の位置の間隔(目盛りのサイズ)は限定されず、適宜設計されてよい。
本尺10に複数の目盛り用の位置PAを規定する方法、及びスライダ20に複数の副目盛り用の位置PBを規定する方法は限定されない。典型的には、本尺10及びスライダ20の設計時に、複数の目盛り用の位置PA及び複数の副目盛り用の位置PBは適宜規定される。例えば図2に示す当接状態を実現させてから、複数の目盛り用の位置PA及び複数の副目盛り用の位置PBを規定することも可能であるが、もちろんその方法に限定される訳ではない。
さらに言えば、所定の長さ以下は測定不要等の理由により、図2に示す当接状態が実現されないような構成で、本考案に係るノギスが形成されてもよい。すなわち第1の測定ジョー31に対して第2の測定ジョー32を近づけることが可能な距離が規制される場合もあり得る。
図3は、本尺10を拡大した模式的な拡大図である。図3Aには、本尺10に形成される複数の目盛り用図柄61が図示されている。図3Bには、図2に示す本尺10に規定された複数の目盛り用の位置PA(原点位置PA0を含む)が、破線で図示されている。
なお目盛り用の位置PAを示す破線は幅を有する。以下、目盛り用の位置PAを示す破線の幅方向における中央が、規定された目盛り用の位置PAの正確な位置として説明を行う。
本実施形態では、本尺10に、複数の目盛り用図柄61が形成されることで、本尺目盛り60が実現される。目盛り用図柄61は、Y方向を長手方向とする長方形状を有し、Y方向に沿って延在し、X方向に沿って互いに対向する、第1及び第2の縁部62a及び62bを有する。第1及び第2の縁部62a及び62bは、複数の目盛り用図柄61の各々が有する、略直線状の縁部に相当する。
図3Bに示すように、目盛り用図柄61の第1及び第2の縁部62a及び62bは、本尺10に規定された複数の目盛り用の位置PAの各々に配置される。具体的には、第1及び第2の縁部62a及び62bは、複数の目盛り用の位置PAにおいて、本尺10の延在方向と略直交するY方向に沿って配置される。
また目盛り用図柄61の第1及び第2の縁部62a及び62bは、複数の目盛り用の位置PAに含まれる、互いに隣り合う目盛り用の位置にそれぞれ配置される。すなわち目盛り用図柄61は、複数の目盛り用の位置PAに含まれる、互いに隣り合う目盛り用の位置の間に形成される。
また目盛り用図柄61は、複数の目盛り用の位置PAの1目盛り分の間隔を空けて、本尺10の延在方向に複数並ぶように形成される。従って、複数の目盛り用の位置PAの間の領域を本尺10の延在方向に沿ってたどっていくと、目盛り用図柄61が形成される領域と、目盛り用図柄61が形成されない領域とが交互に並ぶことになる。
例えば1目盛り分ごとの間隔を空けて、互いに隣り合う目盛り用の位置PAの間を、Y方向の所定の範囲にわたって黒色等の所定の色で塗りつぶすことで、目盛り用図柄61を容易に形成することが可能となる。目盛り用図柄60を、帯状の目盛りということも可能である。
このように本実施形態では、複数の目盛り用図柄61の各々は、略直線状の縁部62a及び62bを有し、当該略直線状の縁部62a及び62bが本尺10に規定された複数の目盛り用の位置PAの各々に配置されるように、本尺10に形成される。
例えば、目盛り用の位置PAに目盛り線として直線を引き、本尺目盛りを構成するとする。この場合、目盛り線自体の太さにより、目盛り用の位置PAの正確な位置を把握することが難しい場合があり得る。この結果、被測定物の測定において、測定誤差が発生してしまい、測定精度が低下してしまう可能性も考えられる。
本実施形態では、目盛り用図柄61の縁部が、目盛り用の位置PAに配置される。従って、目盛り用図柄61と他の領域との太さのない境界線により、目盛り用の位置PAを指し示すことが可能となる。この結果、測定誤差の発生を十分に抑えることが可能となり、被測定物を高精度で測定することが可能となる。
また1目盛り分の幅のある目盛り用図柄61が、1目盛り分の間隔を空けて複数並べられる。従って直線からなる目盛り線が複数並べられている場合と比べて、自分が今捉えている目盛りが0mmから何番目の目盛りであるかを容易に把握することが可能となる。この結果、被測定物の測定にかかる負担を軽減することが可能となり、ノギス100の操作性・利便性の向上を図ることも可能となる。
また図3A及びBに示すように、本実施形態では、本尺10に、本尺10に規定された複数の目盛り用の位置PAの少なくとも一部を強調する強調図柄64が形成される。従って、本実施形態では、複数の目盛り用図柄61と、強調図柄64とで、本尺目盛り60が実現される。
図3A及びBに示すように、本実施形態では、第1の強調図柄64aと、第2の強調図柄64bとがそれぞれ形成される。
第1の強調図柄64aは、原点位置PA0、及び原点位置PA0から10目盛り分ごと離れた位置に規定される複数の第1の目盛り用の位置PA1を強調する。第1の強調図柄64aは、所定の長さを有する略直線状の形状を有し、原点位置PA0及び第1の目盛り用の位置PA1に第1の縁部62aが配置された目盛り用図柄61の左上の縁部に連結するように形成される。
従って、第1の強調図柄64aは、図1に示す本尺目盛り60に含まれる0から10mmごとに形成される目盛り値(0、10、20、30・・・)に向かって延在し、各目盛り値に相当する目盛り用の位置PAを強調する。これにより、本尺目盛り60の読取りが容易となり、被測定物の測定にかかる負担を軽減することが可能となる。
図4は、第1の強調図柄64aを拡大して示す模式的な拡大図である。本実施形態では、図4Aに示すように、目盛り用図柄61の第1の縁部62aと、第1の強調図柄64aの左側の縁部とが、一直線上に揃うように、第1の強調図柄64aが形成される。従って、第1の強調図柄64aは、左側の縁部が目盛り用の位置PAに配置されるように形成される。これにより、目盛り用図柄61と、第1の強調図柄64aとを一体的に形成する場合の作業効率を向上させることが可能となる。
一方で、図4Bに示すように、幅方向における中央に目盛り用の位置PAが配置されるように、第1の強調図柄64aが形成されてもよい。この場合、目盛り用図柄61の第1の縁部62aと、第1の強調図柄64aの左側の縁部とが、一直線状にならず段差が生じる。このような構成を採用することで、例えば目盛り用の位置PAが中央に配置されるように目盛りの線を形成していた従来の技術をそのまま用いることも可能となる。
その他、第1の強調図柄64aとして、他の構成が採用されてもよい。また第1の強調図柄64aの具体的な長さも、任意に設計されてよい。なお、以下に説明する第2の強調図柄64bについても同様であり、例えば図4A及びBのいずれの構成が採用されてもよい。
図3A及びBに示すように、第2の強調図柄64bは、原点位置PA0、及び第1の目盛り用の位置PA1の各々から5目盛り分離れた位置に規定される複数の第2の目盛り用の位置PA2を強調する。
第2の強調図柄64bは、第1の強調図柄64aよりも短い長さを有する略直線状の形状を有し、第2の目盛り用の位置PA2に第2の縁部62bが配置された目盛り用図柄61の右上の縁部に連結するように形成される。従って、第2の強調図柄64bは、図4に示す本尺目盛り60に含まれる目盛り値(0、10、20、30・・・)の間の目盛り(5、15、25・・・)に相当する目盛り用の位置PAを強調する。
第1の強調図柄64aの形状と、第2の強調図柄64bの形状とは、互いに異なるように構成される。具体的には、第2の強調図柄64bは、第1の強調図柄64aよりも短い長さで構成される。また第1の強調図柄64aは、目盛り用図柄61の左上に連結され、第2の強調図柄64bは、目盛り用図柄61の右上に連結される。
これによりユーザは、本尺目盛り60に含まれる(0、10、20、30・・・)の目盛りと、(5、15、25・・・)の目盛りとを、直感的に容易に識別することが可能となる。この結果、本尺目盛り60の読取りが非常に容易となり、被測定物の測定精度を向上させることも可能となる。
図5は、スライダ20の副尺部21を拡大した模式的な拡大図である。図5Aには、副尺部21に形成される複数の副目盛り用図柄71が図示されている。図5Bには、図2に示す副尺部21に規定された複数の副目盛り用の位置PB(原点位置PB0を含む)が、破線で図示されている。
本実施形態では、スライダ20の副尺部21に、複数の副目盛り用図柄71が形成されることで、バーニヤ目盛り70が実現される。副目盛り用図柄71は、Y方向を長手方向とする長方形状を有し、Y方向に沿って延在し、X方向に沿って互いに対向する、第1及び第2の縁部72a及び72bを有する。第1及び第2の縁部72a及び72bは、複数の副目盛り用図柄71の各々が有する、略直線状の縁部に相当する。
図5Bに示すように、副目盛り用図柄71の第1及び第2の縁部72a及び72bは、スライダ20に規定された複数の副目盛り用の位置PBの各々に配置される。具体的には、第1及び第2の縁部72a及び72bは、複数の副目盛り用の位置PBにおいて、本尺10の延在方向と略直交するY方向に沿って配置される。
また副目盛り用図柄71の第1及び第2の縁部72a及び72bは、複数の副目盛り用の位置PBに含まれる、互いに隣り合う副目盛り用の位置にそれぞれ配置される。すなわち副目盛り用図柄71は、複数の副目盛り用の位置PBに含まれる、互いに隣り合う副目盛り用の位置の間に形成される。
また副目盛り用図柄71は、複数の副目盛り用の位置PBの1目盛り分の間隔を空けて、本尺10の延在方向に複数並ぶように形成される。従って、複数の副目盛り用の位置PBの間の領域を本尺10の延在方向に沿ってたどっていくと、副目盛り用図柄71が形成される領域と、副目盛り用図柄71が形成されない領域とが交互に並ぶことになる。
例えば1目盛り分ごとの間隔を空けて、互いに隣り合う副目盛り用の位置PBの間を、Y方向の所定の範囲にわたって黒色等の所定の色で塗りつぶすことで、副目盛り用図柄71を容易に形成することが可能となる。
このように本実施形態では、複数の副目盛り用図柄71の各々は、略直線状の縁部72a及び72bを有し、当該略直線状の縁部72a及び72bがスライダ20に規定された複数の副目盛り用の位置PBの各々に配置されるように、スライダ20に形成される。
バーニヤ目盛り70においても、副目盛り用図柄71と他の領域との太さのない境界線により、副目盛り用の位置PBが指し示される。これにより、副目盛り用の位置PBをの正確な位置を把握することが可能となり、測定誤差の発生を十分に抑えることが可能となる。この結果、被測定物を高精度で測定することが可能となる。
また1目盛り分の幅のある副目盛り用図柄71が、1目盛り分の間隔を空けて複数並べられる。従って直線からなる目盛り線が複数並べられている場合と比べて、自分が今捉えている目盛りが0mmから何番目の目盛りであるかを容易に把握することが可能となる。この結果、被測定物の測定にかかる負担を軽減することが可能となり、ノギス100の操作性・利便性の向上を図ることも可能となる。
また図5A及びBに示すように、本実施形態では、副尺部21に、副尺部21に規定された複数の副目盛り用の位置PBの少なくとも一部を強調する強調図柄74が形成される。従って、本実施形態では、複数の副目盛り用図柄71と、強調図柄74とで、バーニヤ目盛り70が実現される。
強調図柄74は、原点位置PB0、及び原点位置PB0から2目盛り分ごと離れた位置に規定される複数の副目盛り用の位置PBを強調する。すなわち原点位置PB0と、原点位置PB0から奇数番目にあたる副目盛り用の位置PBが、強調図柄74により強調される。強調図柄74は、所定の長さを有する略直線状の形状を有し、各副目盛り用図柄71の右下の端部に連結するように形成される。
図5A及びBに示すように、強調図柄74は、図1に示すバーニヤ目盛り70に含まれる目盛り値(1、2、3、4・・・)に向かって延在し、各目盛り値に相当する副目盛り用の位置PBを強調する。これにより、バーニヤ目盛り70の読取りが容易となり、被測定物の測定にかかる負担を軽減することが可能となる。
強調図柄64の長さ等の具体的な構成は限定されず、任意に設計されてよい。例えば図4A及びBを参照して説明した構成が採用されてもよい。
図6は、本尺目盛り60の目盛り用図柄61と、バーニヤ目盛り70の副目盛り用図柄71との位置関係を説明するための図である。被測定物を測定する際には、何番目のバーニヤ目盛りが本尺目盛りの位置と合致しているかを判定することで、小数点以下の測定結果を得ることが可能となる。例えばn番目のバーニヤ目盛りが、本尺目盛りの位置と合致している場合は、n×0.05の値が、小数点以下の測定結果となる。
従って、0番目、及び偶数番目のバーニヤ目盛りが、本尺目盛りの位置と合致している場合は、小数点第2の値は「0」となる。奇数番目のバーニヤ目盛りが、本尺目盛りの位置と合致している場合は、小数点第2の値は「5」となる。
本実施形態では、副目盛り用図柄71により、バーニヤ目盛り70の各副目盛り用の位置PBが指し示される。そして、副目盛り用図柄71の左側の第1の縁部72aが、0番目、及び偶数番目のバーニヤ目盛りに相当する。また副目盛り用図柄71の右側の第1の縁部72bが、奇数番目のバーニヤ目盛りに相当する。
従って、図6A及びBに示すように、副目盛り用図柄71の第1の縁部72aが、尺目盛りの位置と合致している場合は、小数点第2の値は「0」となる。また図6C及びDに示すように、副目盛り用図柄71の第2の縁部72bが、尺目盛りの位置と合致している場合は、小数点第2の値は「5」となる。
このように、副目盛り用図柄71を用いることで、視覚的な情報から、測定結果を直感的に把握することが可能となる。この結果、被測定物の測定精度を向上させることが可能となる。
本尺10に目盛り用図柄61及び強調図柄64を形成する方法、及びスライダ20に副目盛り用図柄71及び強調図柄74を形成する方法は限定されない。例えばレーザマーキング、印刷、塗布等の、任意の方法が用いられてよい。また特許文献1に記載のような、ナノスケール物質を含む合成樹脂の射出成形等が用いられてもよい。
以上、本実施形態に係るノギス100では、本尺10の目盛り用の位置PAに、目盛り用図柄61の縁部が配置される。またスライダ20の副目盛り用の位置PBに、副目盛り用図柄71の縁部が配置される。これにより被測定物を高い精度で測定することが可能となる。
<その他の実施形態>
本考案は、以上説明した実施形態に限定されず、他の種々の実施形態を実現することができる。
図7は、他の実施形態に係る目盛り用図柄261、及び副目盛り用図柄271の構成例を示す模式図である。図7Aに示すように、本実施形態では、2種類の目盛り用図柄261a及び261bが形成される。このうち目盛り用図柄261bは、図3等に例示した目盛り用図柄61と同様の構成を有する。
目盛り用図柄261aは、互いに長さの異なる第1の縁部262a及び第2の縁部262bを有する。第1の縁部262aの長さは、図3等に例示した第1の強調図柄64aの上端までの長さに略等しい。第2の縁部262bの長さは、図3等に例示した目盛り用図柄61の第2の縁部62bの長さを略等しい。
第1の縁部262aの上端と、第2の縁部262bの上端とが直線により結ばれ、その内部側の領域全体が黒く塗りつぶされている。例えばこのような形状で目盛り用図柄261aを形成することで、第1の縁部262aが配置された目盛り用の位置を強調することが可能となる。従って目盛り用図柄261aは、強調図柄としての機能も有している。
図7Bに示すように、副目盛り用図柄271も同様に、第1の縁部272aが、第2の縁部272bよりも下方側に長く延在するように形成される。そして第1の縁部272aの下端と、第2の縁部272bの下端とが直線により結ばれ、内部側の領域全体が塗りつぶされる。これにより、第1の縁部272aが配置された副目盛り用の位置を強調することが可能となる。
このように、目盛り用図柄及び副目盛り用図柄の形状を適宜設計することで、強調図柄の機能を備えさえることも可能である。また、目盛り用図柄及び副目盛り用図柄の形状を適宜設計することで、高い意匠性(デザイン性)を発揮させることも可能である。
図8は、他の実施形態に係る目盛り用図柄の構成例を示す模式図である。図8Aに示す例では、1つの目盛り用の位置PAに対して、1つの目盛り用図柄361が形成される。すなわち目盛り用図柄361の左側の略直線状の縁部362aが、目盛り用の位置PAに配置される。一方、目盛り用図柄361の右側の略直線状の縁部362bは、目盛り用の位置PAに配置されない。従って、目盛り用図柄361の幅は、1目盛り分の幅よりも小さく形成されている。このような構成も採用可能である。
図8Bに示す例では、互いに隣り合う目盛り用の位置PAの間の全ての領域、目盛り用図柄461が形成される。そして、目盛り用図柄461の内部の色を適宜設定することで、隣接する目盛り用図柄461の間の境界線が、認識可能に表現されている。
例えば図8に示す例では、目盛り用図柄461の第1の縁部462aから第2の縁部462bにかけて黒色から白色へと変化するグラデーションが付けられている。これにより目盛り用図柄461の間の太さのない境界線により、目盛り用の位置PAの正確の位置が把握可能となり、高い精度で被測定物の測定することが可能となる。またこのような目盛り用図柄を形成することで、高い意匠性(デザイン性)を発揮させることも可能である。
その他、目盛り用図柄及び副目盛り用図柄として、任意の形状、色、サイズ等が採用されてよい。
本尺目盛り及びバーニヤ目盛りのいずれか一方のみ、本技術が採用されてもよい。例えば本尺目盛りは目盛り用図柄を用いて実現させ、バーニヤ目盛りは直線からなる目盛り線を用いて実現させる構成が採用されてもよい。あるいは本尺目盛りは直線からなる目盛り線を用いて実現させ、バーニヤ目盛りは副目盛り用図柄を用いて実現させる構成が採用されてもよい。このような構成でも、測定精度の向上を図ることが可能である。
各図面を参照して説明したノギス、目盛り用図柄、副目盛り用図柄、強調図柄等の各構成、被測定物の測定方法等は、あくまで一実施形態であり、本技術の趣旨を逸脱しない範囲で、任意に変形可能である。すなわち本技術を実施するための他の任意の構成や測定方法が採用されてよい。
本開示において、「略直線状」「略直交」「略等しい」等の「略」を用いて表現される概念は、実質的な「直線状」「直交」「等しい」を含む概念である。例えば「完全な直線状」「完全な直交」「完全に等しい」等を基準とした所定の範囲(例えば±10%の誤差範囲等)を意味する概念も含まれる。これらを単に「直線状」等の「略」を付けずに表現することも可能である。
以上説明した本技術に係る特徴部分のうち、少なくとも2つの特徴部分を組み合わせることも可能である。すなわち各実施形態で説明した種々の特徴部分は、各実施形態の区別なく、任意に組み合わされてもよい。また上記で記載した種々の効果は、あくまで例示であって限定されるものではなく、また他の効果が発揮されてもよい。
PA…目盛り用の位置
PA0…原点位置
PA1…第1の目盛り用の位置
PA2…第2の目盛り用の位置
PB…副目盛り用の位置
PB0…原点位置
10…本尺
20…スライダ
21…副尺部
30…外側用ジョー
31…第1の測定ジョー
32…第2の測定ジョー
40…内側用ジョー
60…本尺目盛り
61、261(261a、261b)、361、461…目盛り用図柄
62a、262a、462a…第1の縁部
62b、262b、462b…第2の縁部
64…強調図柄
64a…第1の強調図柄
64b…第2の強調図柄
70…バーニヤ目盛り
71、271…副目盛り用図柄
72a、272a…第1の縁部
72b、272b…第2の縁部
74…強調図柄
100…ノギス

Claims (13)

  1. 一方向に延在する本尺と、
    前記本尺に連結される第1の測定ジョーと、
    前記本尺に対して、前記本尺の延在方向に摺動可能に連結されるスライダと、
    前記スライダに連結され、前記スライダの摺動により、前記第1の測定ジョーとの間の距離が変更可能な第2の測定ジョーと、
    各々が略直線状の縁部を有し、前記略直線状の縁部が前記本尺に規定された複数の目盛り用の位置の各々に配置されるように、前記本尺に形成される複数の目盛り用図柄と
    を具備するノギス。
  2. 請求項1に記載のノギスであって、
    前記複数の目盛り用の位置は、前記第1の測定ジョー及び前記第2の測定ジョーが互いに当接した状態に対応して規定される原点位置を含み、前記原点位置から前記本尺の延在方向に沿って同じ間隔でそれぞれ規定される
    ノギス。
  3. 請求項1又は2に記載のノギスであって、
    前記複数の目盛り用図柄は、前記略直線状の縁部が前記本尺の延在方向と略直交する方向に沿って配置される
    ノギス。
  4. 請求項1から3のうちいずれか1項に記載のノギスであって、
    前記複数の目盛り用図柄の各々は、略直線状の第1の縁部と、前記第1の縁部と対向する略直線状の第2の縁部とを有し、前記第1及び前記第2の縁部が、前記複数の目盛り用の位置に含まれる互いに隣り合う目盛り用の位置にそれぞれ配置される
    ノギス。
  5. 請求項1から4のうちいずれか1項に記載のノギスであって、
    前記複数の目盛り用図柄の各々は、前記複数の目盛り用の位置に含まれる互いに隣り合う目盛り用の位置の間に形成される
    ノギス。
  6. 請求項1から5のうちいずれか1項に記載のノギスであって、
    前記複数の目盛り用図柄は、前記複数の目盛り用の位置の1目盛り分の間隔を空けて、前記本尺の延在方向に並ぶように形成される
    ノギス。
  7. 請求項1から6のうちいずれか1項に記載のノギスであって、さらに、
    各々が略直線状の縁部を有し、前記略直線状の縁部が前記スライダに規定された複数の副目盛り用の位置の各々に配置されるように、前記スライダに形成される複数の副目盛り用図柄を具備する
    ノギス。
  8. 請求項1から7のうちいずれか1項に記載のノギスであって、さらに、
    前記本尺に規定された前記複数の目盛り用の位置の少なくとも一部を強調する強調図柄を具備する
    ノギス。
  9. 請求項8に記載のノギスであって、
    前記強調図柄は、前記本尺の延在方向と略直交する方向に延在する略直線状の形状を有する
    ノギス。
  10. 請求項8又は9に記載のノギスであって、
    前記複数の目盛り用の位置は、前記第1の測定ジョー及び前記第2の測定ジョーが互いに当接した状態に対応して規定される原点位置と、前記原点位置から10目盛り分ごと離れた位置に規定される複数の第1の目盛り用の位置とを含み、
    前記強調図柄は、前記原点位置及び前記複数の第1の目盛り用の位置を強調する
    ノギス。
  11. 請求項10に記載のノギスであって、
    前記複数の目盛り用の位置は、前記原点位置及び前記複数の第1の目盛り用の位置の各々から5目盛り分離れた位置に規定される複数の第2の目盛り用の位置を含み、
    前記強調図柄は、前記第2の目盛り用の位置を強調する
    ノギス。
  12. 請求項11に記載のノギスであって、
    前記原点位置及び前記複数の第1の目盛り用の位置を強調する第1の強調図柄の形状が、前記第2の目盛り用の位置を強調する第2の強調図柄の形状と異なる
    ノギス。
  13. 請求項12に記載のノギスであって、
    前記第1の強調図柄は、所定の長さを有する略直線状の形状を有し、
    前記第2の強調図柄は、前記第1の強調図柄よりも短い長さを有する略直線状の形状を有する
    ノギス。
JP2018002595U 2018-07-09 2018-07-09 ノギス Active JP3218087U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018002595U JP3218087U (ja) 2018-07-09 2018-07-09 ノギス

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018002595U JP3218087U (ja) 2018-07-09 2018-07-09 ノギス

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3218087U true JP3218087U (ja) 2018-09-20

Family

ID=63579840

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018002595U Active JP3218087U (ja) 2018-07-09 2018-07-09 ノギス

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3218087U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109900189A (zh) * 2019-04-22 2019-06-18 中信戴卡股份有限公司 一种轮毂内腔直径测量装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109900189A (zh) * 2019-04-22 2019-06-18 中信戴卡股份有限公司 一种轮毂内腔直径测量装置
CN109900189B (zh) * 2019-04-22 2024-02-13 中信戴卡股份有限公司 一种轮毂内腔直径测量装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3218087U (ja) ノギス
CN209840864U (zh) 内尺寸游标卡尺
WO2015183189A1 (en) Large-size vernier caliper
CN104290145A (zh) 一种定位靠尺
CN205027303U (zh) 缝隙间距的测量装置
CN209605731U (zh) 间隙测量工具
JP2009199869A (ja) スライド操作装置
CN102878907B (zh) 测量零件倒角角度卡尺
CN204881439U (zh) 一种测量工具及测量系统
JP2017042876A (ja) 可動式ポンチ
JP6189072B2 (ja) 測定器
CN204437599U (zh) 船舶肋骨测量用关节臂支座
US20080156066A1 (en) Calibrating gauge for calibrating a vernier calliper
JP3226839U (ja) 年齢早見尺
CN207214986U (zh) 大型抽水蓄能发电电动机空气间隙测量工具
KR101958542B1 (ko) 눈금자
CN107388939A (zh) 间隙测量治具
JP3924496B2 (ja) ノギス
CN203615850U (zh) T形槽测量工具
JP6063020B1 (ja) ラジオペンチ
CN202582414U (zh) 一种测量尺
JP2007315759A (ja) 比率分割用目盛り
CN201917286U (zh) 游标尺
JP3176849U (ja) モール寸法測定折曲具
CN103673852B (zh) 一种用于平面度测量的量具

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3218087

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250