JP3217983U - 巻取りカバー用テンショナー - Google Patents
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Abstract
【課題】巻取りカバー用テンショナーを提供する。【解決手段】直動する機械移動体１の両側に設置された巻取りシート天２、巻取りシート地３と機械移動体１の動きに追従させるための張力部材５を含んだテンションシート４から構成される機械ドリブン式巻取りカバーの、張力部材５の代替、又は併用する形で設置するテンショナーであってテンションシート４を少なくとも１つ以上の圧縮バネ７を備えたテンショナー８と、シートの折り返し部分に設置された少なくとも１つ以上のプーリー９に掛けることによって、テンションシート４のテンション効果を維持させる。【選択図】図２
Description
本考案は、主として工作機械の保護カバー、その他一般産業機械の保護カバーとして活用するものに関する。
直動する機械の動きに追従させ、回転ドラム6に巻き付けた巻取りシート天2、巻取りシート地3を巻き付けたり引き出したりしてストロークさせて使用する巻取りカバーに於いて、回転ドラム6が回転しようとする力は、これまで回転ドラム内に設置したコイルバネ及びゼンマイバネをバネの巻き方向と同じ方向に回転させて捩る又は絞ることで回転させた方向とは逆方向に回転しようとする力を利用する事で回転ドラムが回転する力を得ていた。
巻取りカバーの主な用途である工作機械の保護カバーは、近年の著しい工作機械の大型化と高い稼働率に伴い、ロングストローク、高耐久性が必要とされる。回転ドラム内に施工したバネを用いた巻取りカバーのロングストロークの使用においては、バネの耐久性の問題で条件によっては早期に破損するといった問題があった。
巻取りカバーの主な用途である工作機械の保護カバーは、近年の著しい工作機械の大型化と高い稼働率に伴い、ロングストローク、高耐久性が必要とされる。回転ドラム内に施工したバネを用いた巻取りカバーのロングストロークの使用においては、バネの耐久性の問題で条件によっては早期に破損するといった問題があった。
上記、問題点を解消する目的で出願人は、出願番号実用新案・２０１４−００４４９６にて直動する機械移動体の両側に設置された巻取りカバーと機械移動体の動きに追従させるための張力部材を含んだテンションシートから構成される機械ドリブン式巻取りカバーを提案した。
上記の方法は、実用化で良好な結果が得られている。しかしながら、この方法では巻取りカバーのスムーズな作動を補助する為の部品である張力部材は、巻取りカバーの作動に連動して移動する為、張力部材の大きさによっては機械側の部品等への干渉が生じる問題があった。
本考案はかかる問題を解決するため鋭意研究し得られたもので、巻取りカバー用テンショナーに関するものであり、張力部材5の代替としてテンションシート4を少なくとも1つ以上の圧縮バネ7を備えたテンショナー8と、折り返し部分に設置された少なくとも1つ以上プーリー9に掛けることによって問題を解決している。
前記、テンショナー8は、プーリー11を備えたスライダー12を、圧縮バネ7を通したガイド棒10に通してスライドさせることで、圧縮バネ7の圧縮する力利用できることができる。
従来の張力部材5のみを使用した場合では比較的サイズが大きなバネ等の張力部材が必要であり、場合によっては巻き取りカバーの作動と連動して移動する際に、張力部材が機械側の部品等に干渉していたが、本考案のテンショナーを用いることでテンション効果を維持すると共に移動部分の張力部材を無くすことができるため、機械側の部品等への干渉が無くなった。また、張力部材5を併用する場合においても張力部材5は補助的なものになる為サイズ的にも小さくでき、機械側の部品等への干渉のリスクも軽減される。
請求項1に記載の機械ドリブン式巻取りカバーの斜視図を図1に示す。図２に巻取りカバー用テンショナーを設置した機械ドリブン式巻取りカバーの構造に関する図を示す。
図３に本考案の主体となす巻取りカバー用テンショナーの構造に関する図を示す。
図３に本考案の主体となす巻取りカバー用テンショナーの構造に関する図を示す。
図３は本考案の主体となす巻取りカバー用テンショナーの構造に関するものであり、テンションシート4を少なくとも1つ以上の圧縮バネ7を備えたテンショナー8と、シートの折り返し部分に設置された少なくとも1つ以上プーリー9に掛けることで巻取りカバー用テンショナーは構成される。
前記、構成によりテンショナー8は、プーリー11を備えたスライダー12を、圧縮バネ7を通したガイド棒10に通してスライドさせることで、圧縮バネ7の圧縮する力利用できることができ、巻取りカバーが作動する際にテンション効果を維持させることが可能となる。
図４は図３と同じく本考案の主体となす巻取りカバー用テンショナーの構造に関するものであり、圧縮バネ7とガイド棒10がそれぞれ１個ずつの構成で実施した例である。
1 機械移動体
2 巻取りシート天
3 巻取りシート地
4 テンションシート
5 張力部材
6 回転ドラム
7 圧縮バネ
8 テンショナー
9 プーリー
10 ガイド棒
11 プーリー
12 スライダー
2 巻取りシート天
3 巻取りシート地
4 テンションシート
5 張力部材
6 回転ドラム
7 圧縮バネ
8 テンショナー
9 プーリー
10 ガイド棒
11 プーリー
12 スライダー
Claims (2)
- 直動する機械移動体1の両側に設置された巻取りシート天2、巻取りシート地3と機械移動体1の動きに追従させるための張力部材5を含んだテンションシート4から構成される機械ドリブン式巻取りカバーの、張力部材5の代替、又は併用する形で設置するテンショナーであって、テンションシート4を少なくとも1つ以上の圧縮バネ7を備えたテンショナー8と、シートの折り返し部分に設置された少なくとも1つ以上のプーリー9に掛けることによって、テンションシート4のテンション効果を維持させることを特徴とした巻取りカバー用テンショナー
- 前記、テンショナー8は、プーリー11を備えたスライダー12を、圧縮バネ7に入れ込んだガイド棒10に通して構成されることを特徴とした請求項1に記載の巻取りカバー用テンショナー
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2018002510U JP3217983U (ja) | 2018-07-03 | 2018-07-03 | 巻取りカバー用テンショナー |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2018002510U JP3217983U (ja) | 2018-07-03 | 2018-07-03 | 巻取りカバー用テンショナー |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP3217983U true JP3217983U (ja) | 2018-09-13 |
Family
ID=63518729
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2018002510U Expired - Fee Related JP3217983U (ja) | 2018-07-03 | 2018-07-03 | 巻取りカバー用テンショナー |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3217983U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR102070548B1 (ko) * | 2019-10-15 | 2020-01-28 | 조성노 | Cnc가공장치 |
-
2018
- 2018-07-03 JP JP2018002510U patent/JP3217983U/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| KR102070548B1 (ko) * | 2019-10-15 | 2020-01-28 | 조성노 | Cnc가공장치 |
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Legal Events
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