JP3217926B2 - 空間座標検出装置 - Google Patents

空間座標検出装置

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JP3217926B2 JP24787894A JP24787894A JP3217926B2 JP 3217926 B2 JP3217926 B2 JP 3217926B2 JP 24787894 A JP24787894 A JP 24787894A JP 24787894 A JP24787894 A JP 24787894A JP 3217926 B2 JP3217926 B2 JP 3217926B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光源を有する発光部
と、該光源からの光を受光検知する検出部とを備え、入
力装置に用いて好適な空間座標検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、各種映像が表示される画面に
対して外部から情報を入力する入力装置としては、ジョ
イスティックが付いたコントローラや、マトリクス配列
されたスイッチ素子を有する平面的な座標入力装置等が
主なものとなっている。前記ジョイスティックが付いた
コントローラは、アクションゲームにおいて画面でのキ
ャラクタの移動や動作指示を行う操作等を行う場合には
適しているが、画面の任意の場所に現れる釦にカーソル
マークを合わせる等の操作には不向きである。また、こ
の種のコントローラはコード式のものであるため、画面
の近くでしか操作できないという難点がある。一方、従
来の平面的な座標入力装置は、画面の手前に平面的な指
示盤を設置するスペースが広く必要になり、また、構造
も複雑でコストの高いものとなっている。
【0003】そこで、最近では図12に示すような超音
波を使用した入力装置が考えられている。この入力装置
は、機器本体の画面1の両側等に水平軸(X軸)方向に
間隔を開けて配置された音源2a,2bが設けられてい
る。オペレータが手で持って操作する操作部材3には、
前記音源2aと2bから発せられる超音波を検知する検
出部が設けられている。音源2a,2bからは、超音波
が互いに位相をずらしてパルス変調されて発せられる。
操作部材3の検出部では、音源2aと2bからの超音波
を識別して受信し、受信された各超音波の位相差等から
音源2aとの距離Laと音源2bとの距離Lbとが算出
され、これにより、操作部材3の水平面(Hx−Hz
面)上での座標が検出されるようになっている。操作部
材3を水平面(Hx−Hz面)にて移動させ、必要に応
じて操作釦を押すと、操作部材3にて受信された情報が
有線または無線で機器本体に与えられ、機器本体ではH
x−Hz面での操作部材3の位置が演算され、例えば機
器本体の画面1に現れたカーソルマーク4が移動させら
れる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図12
に示す従来の入力装置では、水平面(Hx−Hz面)上
での操作部材3の座標を検出し、その情報を機器本体に
与えることは可能であるが、操作部材3をHx−Hz平
面上のある位置に停止させた状態で、該操作部材3をθ
xあるいはθy方向へ傾けたとしても、その傾き角度を
検出することはできない。また、操作部材3のθz方向
への回転角度を検出することも不可能であった。さら
に、超音波は簡単な構成で実現できるが、温度に対する
安定性が悪く、しかも外乱ノイズが多い等、信頼性の面
で多くの問題が残されている。なお、超音波以外でも交
流磁界を利用し、3次元空間での位置と角度を求める方
法も提案されているが、このものは装置が大型化し、非
常に高価である。
【0005】本発明は、このような従来技術の実情に鑑
みてなされたものであり、その目的は、発光部と検出部
との相対的な回転角度や距離を簡単な構造で高精度に検
出できるようにした空間座標検出装置を提供することに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、発光部と検出部とが離れた位置に配置さ
れ、前記発光部には、互いに識別可能な光を発する3個
の光源が間隔を開けて配置され、前記検出部には、前記
各光源から発せられた光を所定面積のスポット光に絞る
複数の開口と、各開口に対向し前記スポット光を受光す
る3組の受光素子とが設けられ、任意のX−Y直交座標
を設定した時に、前記各受光素子の1組は前記スポット
光のY軸方向の移動を検出するY側受光素子であり、他
の1組は前記スポット光のX軸方向の移動を検出するX
側受光素子であり、残りの1組は前記スポット光のX軸
とY軸方向の移動を検出するX−Y側受光素子であり、
かつ、前記Y側受光素子と前記X−Y側受光素子とはY
軸方向に沿って配置され、前記X側受光素子と前記X−
Y側受光素子とはX軸方向に沿って配置されていること
を、最も主要な特徴としている。上記の空間座標検出装
置には、前記Y側受光素子と前記X−Y側受光素子のY
側受光部からの受光光量に基づいて、これらY側受光素
子とX−Y側受光素子に照射される各スポット光の位置
を求める演算部が設けられている。また、上記の空間座
標検出装置には、前記X側受光素子と前記X−Y側受光
素子のX側受光部からの受光光量に基づいて、これらX
側受光素子とX−Y側受光素子に照射される各スポット
光の位置を求める演算部が設けられている。さらに、上
記の空間座標検出装置には、前記X−Y側受光部のX側
およびY側受光部からの受光光量に基づいて、該X−Y
側受光素子に照射される両スポット光の位置を求める演
算部が設けられている。
【0007】
【作用】発光部にて間隔を開けて配置された3個の光源
から識別可能な光が発せられ、これら光は検出部にて複
数の開口を通過してそれぞれ所定の面積のスポット光と
なり、各スポット光が3組の受光素子にて受光される。
これら受光素子の1組はスポット光のY軸方向の移動を
検出するY側受光素子であり、他の1組は前記スポット
光のX軸方向の移動を検出するX側受光素子であり、残
りの1組はスポット光のX軸とY軸方向の移動を検出す
るX−Y側受光素子である。ここで、前記3個の光源と
3組の受光素子との組み合わせにより、2個の光源から
の光がY側受光素子とX−Y側受光素子に照射される光
学系と、2個の光源からの光がX側受光素子とX−Y側
受光素子に照射される光学系と、2個の光源からの光が
X−Y側受光素子に照射される光学系の3つに分けるこ
とができる。
【0008】第1の光学系では、Y側受光素子に照射さ
れる両スポット光のY軸方向の移動量と、X−Y側受光
素子に照射される両スポット光のY軸方向の移動量とを
検出し、その検出結果に基づいて、例えば検出部に設定
した座標上での両光源の位置を求めることができる。両
光源の座標が決定されると、両光源を通る直線の傾きに
より、発光部と検出部の相対角度θyが求められる。ま
た、この角度θyと同じだけ回転させた回転座標を設定
し、両光源の中点の座標を回転座標系に変換することに
より、発光部と検出部の相対的なY軸方向のずれ量と、
発光部と検出部の相対的なZ軸方向のずれ量が求められ
る。
【0009】第2の光学系では、X側受光素子に照射さ
れる両スポット光のX軸方向の移動量と、X−Y側受光
素子に照射される両スポット光のX軸方向の移動量とを
検出し、その検出結果に基づいて、例えば検出部に設定
した座標上での両光源の位置を求めることができる。両
光源の座標が決定されると、両光源を通る直線の傾きに
より、発光部と検出部の相対角度θxが求められる。ま
た、この角度θxと同じだけ回転させた回転座標を設定
し、両光源の中点の座標を回転座標系に変換することに
より、発光部と検出部の相対的なX軸方向のずれ量と、
発光部と検出部の相対的なZ軸方向のずれ量が求められ
る。
【0010】第3の光学系では、X−Y側受光素子に照
射される両スポット光のX軸方向の移動量とY軸方向の
移動量とを検出し、その検出結果に基づいて、両スポッ
ト光の位置を求めることができる。両スポット光の位置
から両スポット光の中心を通る直線の傾きが求められ、
発光部と検出部を結ぶ線に対する両部の相対的な回転角
度θzが求められる。また、両スポット光の中点の座標
をθzだけ回転した時の回転座標系に変換することによ
り、発光部と検出部の相対的な傾き角度θx,θyが求
められる。さらに、両スポット光の位置と両光源間の距
離から三角測量の原理により、発光部と検出部の相対的
なZ軸方向のずれ量が求められる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図に基づいて説明す
る。図1は本発明の実施例に係る空間座標検出装置の基
本構造を示す斜視図、図2は該空間座標検出装置に備え
られる第1の光学系を示す断面図、図3は該空間座標検
出装置に備えられる第2の光学系を示す断面図、図4は
該空間座標検出装置に備えられる第3の光学系を示す断
面図、図5は該空間座標検出装置に備えられる第1の受
光素子の平面図、図6は該空間座標検出装置に備えられ
る第2の受光素子の平面図、図7は該空間座標検出装置
に備えられる第3の受光素子の平面図、図8は図3の光
学系を模式的に示す説明図である。
【0012】本実施例に係る空間座標検出装置は発光部
10と検出部11とを備えており、この発光部10は例
えばコンピュータやAV機器またはゲーム機本体等の表
示画面を有する機器本体に設置され、一方、検出部11
は例えばリモートコントローラ等のオペレータが手で持
って移動する操作部材に設置されている。前記発光部1
0は互いに識別可能な光を発する3個の光源12,1
3,14を有しており、各光源12,13,14は所定
の間隔を開けて配置されているが、これらのうち第1の
光源12と第2の光源13を結ぶ直線は第2の光源13
と第3の光源14を結ぶ直線に対して直交している。各
光源12,13,14は例えば赤外線発光ダイオードか
らなり、各光源12,13,14からは同じ周波数(周
期)で且つ位相が120度ずれた変調光が出力される。
第2の光源13を通過する水平軸をX軸、第2の光源1
3を通過する垂直軸をY軸とした時に、第1の光源12
と第2の光源13はY軸方向に距離aだけ離れ、第2の
光源13と第3の光源14はX軸方向に距離aだけ離れ
た位置に設けられているが、これら距離は必ずしも同じ
でなくとも良い。前記検出部11は可視光カットフィル
タ15と絞り板16および受光素子群17とからなり、
図2〜4に示すように、これら可視光カットフィルタ1
5と絞り板16および受光素子群17は前記発光部10
側から順に互いに並行に設けられている(ただし、図1
は可視光カットフィルタ15を省略してある)。
【0013】前記受光素子群17の受光面に垂直となる
軸をZ軸とし、検出部11にてこのZ軸に直交するX−
Y直交座標を設定すると、前記絞り板16には矩形状の
3個の絞り口16a,16b,15cが所定の間隔を保
って開設されている。第1の絞り口16aと第2の絞り
口16bはY軸上に位置し、第2の絞り口16bと第3
の絞り口15cはX軸上に位置している。一方、前記受
光素子群17は前記各絞り口16a,16b,16cに
対向する第1ないし第3の受光素子18,19,20よ
り構成され、これら各受光素子18,19,20は例え
ばピンホトダイオードからなる。図5に示すように、第
1の絞り口16aに対向する第1の受光素子18はY軸
方向に2分割された分割受光部18a,18bを有し、
図7に示すように、第3の絞り口16cに対向する第3
の受光素子20はX軸方向に2分割された分割受光部2
0a,20bを有する。また、図6に示すように、第2
の絞り口16bに対向する第2の受光素子19は4分割
された分割受光部19a,19b,19c,19dを有
し、分割受光部の19a,19bの組と19c,19d
の組とはY軸方向分割され、19a,19cの組と19
b,19dの組とはX軸方向に分割されている。
【0014】前記各光源12,13,14からそれぞれ
異なるタイミング(異なる周期)で発せられた赤外光
は、前記可視光カットフィルタ15を透過した後、前記
絞り板16の各絞り口16a,16b,16cにより絞
られ、第1ないし第3の受光素子18,19,20の受
光面上にそれぞれ矩形スポット光として照射される。そ
の際、可視光カットフィルタ15が設けられることによ
り、受光素子群17において赤外光の矩形スポット以外
の外光ノイズ成分が可能な限り遮断されるようになって
いる。図5では、第1の光源12から発せられた赤外光
スポット光をS12Aで示し、第2の光源13から発せ
られた赤外光スポット光をS13Aで示している(第3
の光源14から発せられた赤外光スポット光については
図示省略してある)。図6では、第1の光源12から発
せられた赤外光スポット光をS12B、第2の光源13
から発せられた赤外光スポット光をS13B、第3の光
源14から発せられた赤外光スポット光をS14Bで示
している。図7では、第2の光源13から発せられた赤
外光スポット光をS13Cで示し、第3の光源14から
発せられた赤外光スポット光をS14Cで示している
(第1の光源12から発せられた赤外光スポット光につ
いては図示省略してある)。
【0015】各受光素子18〜20のそれぞれの分割受
光部では、スポット光の照射面積と照射光強度に基づい
て光電変換された検出電流が得られる。処理回路につい
ては後述するが、この検出電流は電圧に変換されて演算
処理される。そこで、第1の受光素子18の分割受光部
18a,18bでのスポット光S12A,S13Aの照
射面積に基づく検出出力を、図5においてU,Dで示
し、第2の受光素子19の各分割受光部19a〜19d
でのスポット光S12B,S13Bの照射面積に基づく
検出出力を、図6においてLu,Ru,Ld,Rdで示
し、第3の受光素子20の分割受光部20a,20bで
のスポット光S13C,S14Cの照射面積に基づく検
出出力を、図7においてLl,Rrで示す。前述したよ
うに、各光源12,13,14からは異なるタイミング
で赤外光が発せられるため、第1の受光素子18にてス
ポット光S12Aが検出される時刻とスポット光S13
Aが検出される時刻が異なり、処理回路にて時分割する
ことによりスポット光S12A,S13Aごとに前記
U,Dの検出出力が得られる。同様に、第2の受光素子
19に照射されるスポット光S12B,S13Bごとに
前記Lu,Ru,Ld,Rdの検出出力が得られ、第3
の受光素子20に照射されるスポット光S13C,S1
4Cごとに前記Ll,Rrの検出出力が得られる。
【0016】このように構成された空間座標検出装置
は、機能的に見ると図2〜図4に示す3つの光学系に分
けることができ、以下、それぞれの光学系について検出
原理を説明する。
【0017】まず、図2の光学系について説明すると、
第1および第2の光源12,13からそれぞれ異なるタ
イミングで発せられた赤外光は、第2の絞り口16bに
より絞られた後、図6に示すように、第2の受光素子1
9の各分割受光部19a〜19dにそれぞれスポット光
S12B,S13Bとして照射される。図6において、
検出部11側のX−Y直交座標上での第1の光源12か
らのスポット光S12Bの中心座標をI1(X1
1)、第2の光源13からのスポット光S13Bの中
心座標をI2(X2,Y2)、両光源12,13の中心O
と絞り口16bの中心とを結ぶ直線Ojが第2の受光素
子19の受光面で交わる交点の座標をOa(X0,Y0
とすると、OaはI1とI2の中間に位置する。図6の検
出状態は、検出部11側のX−Y直交座標のY軸に対
し、光源12と13とが配置された発光部10側のY軸
が角度θzだけ相対的に回転した状態を示しており、こ
の場合、Z軸まわりの回転角θzはI1とI2を通る直線
の傾きに等しく、 tanθz=(X2−X1)/(Y2−Y1) であるから、 θz=tan~1〔(X2−X1)/(Y2−Y1)〕……………… として表せられる。ここで、上記式におけるX1とX2
は、スポット光S12BとS13Bに対し、X軸方向に
分割された分割受光部19b,19dの組の受光光量
と、分割受光部19a,19cの組の受光光量との差か
ら求められる。また、Y1とY2は、スポット光S12B
とS13Bに対し、Y軸方向に分割された分割受光部1
9a,19bの組の受光光量と、分割受光部19c,1
9dの組の受光光量との差から求められる。すなわち、
各分割受光部19a〜19dでの受光出力Lu,Ru,
Ld,Rdと座標X1,X2,Y1,Y2とは比例関係にあ
り、 X1,X2∝〔(Ru+Rd)−(Lu+Ld)〕/(Ru+Lu+Rd+Ld)〕 Y1,Y2∝〔(Ru+Lu)−(Rd+Ld)〕/(Ru+Lu+Rd+Ld)〕 …………………… として表せられる。したがって、第2の受光素子19の
各分割受光部19a〜19dからの受光出力Lu,R
u,Ld,Rdに対して上記式の演算を施し、さらに
上記式の計算を行うことにより、検出部11のZ軸に
対する相対的な回転角度θzを求めることができる。
【0018】また、図2において、前述した直線Ojと
Z軸とがなす傾き角度のX方向およびY方向成分をそれ
ぞれθx(ラジアン),θy(ラジアン)とし、発光部
10側のX−Y直交座標を基準とした座標Oa(X0
0)のX軸方向とY軸方向の位置ずれ量をそれぞれΔ
x,Δyとし、さらに、絞り板16と受光素子群17の
受光面までの距離をdとすると、dは微少であるから、 Δx=d・tanθx≒d・θx Δy=d・tanθy≒d・θy となり、 θx=Δx/d θy=Δy/d……………… として表せる。ここで、図6の検出状態は、検出部11
がZ軸に対して相対的に角度θzだけ回転した状態であ
るため、検出部11側のX−Y直交座標は発光部10側
のX−Y直交座標(空間に対して固定されたX−Y直交
座標)に対して角度θzだけ回転している。そこで、図
6において、検出部11側に固定されたX−Y直交座標
に対して角度θzだけ回転した回転座標を設定すると、
この回転座標上でのΔx,Δyは、 Δx=X0cosθz+Y0sinθz Δy=−X0sinθz+Y0cosθz…… ………………… となる。また、X0とY0は、 X0=(X1+X2)/2 Y0=(Y1+Y2)/2………… として求められる。これら〜式においてdは既知で
あるため、第2の受光素子19の各分割受光部19a〜
19dの受光出力Lu,Ru,Ld,Rdから上記式
によりX1,X2,Y1,Y2を演算し、その演算結果に基
づいて上記〜式の計算を行うことにより、発光部1
0側のX−Y直交座標に対するZ軸の傾きθxとθyを
求めることができる。
【0019】さらに、図2において、発光部10と検出
部11とのZ軸方向の距離をL、第2の受光素子19の
受光面でのI1とI2間の距離をbとすると、これらL,
bと前述したa(両光源12,13間の距離),d(絞
り板16と受光素子群17の受光面までの距離)との関
係は、 L/d=a/b であるから、 L=a・d/b……………… として表せる。この式において、aとdは既知であ
り、bは検出部11側のX−Y直交座標上のI1(X1
1)とI2(X2,Y2)の位置から、 b=√〔(X1−X22+(Y1−Y22〕…………… として表せる。したがって、第2の受光素子19の各分
割受光部19a〜19dの受光出力Lu,Ru,Ld,
Rdから上記式によりX1,X2,Y1,Y2を演算し、
その演算結果に基づいて上記式によりbを求め、さら
に上記式から距離Lを求めることができる。また、こ
の距離LがL1からL2に変化した時の変位量ΔLは、 ΔL=L2−L として求めることができる。
【0020】なお、図2の光学系では、第1の光源12
と第2の13からそれぞれ異なるタイミングで発せられ
た赤外光を用いた場合について説明したが、第2の光源
13と第3の光源14からそれぞれ異なるタイミングで
発せられた赤外光を用いても前述したθz,θx,θ
y,Lを求めることができる。ただし、この場合、第2
の光源13と第3の光源14がX軸方向に沿って配置さ
れているため、Z軸まわりの回転角θzは、発光部10
側のX軸と検出部11側のX軸との相対的な回転角度を
意味する。
【0021】次に、図3の光学系について説明すると、
第1および第2の光源12,13からそれぞれ異なるタ
イミングで発せられた赤外光は、第1および第2の絞り
口16a,16bにより絞られた後、第1の受光素子1
8の両分割受光部18a,18bにスポット光S12
A,S13Aとして照射され、第2の受光素子19の各
分割受光部19a〜19dにスポット光S12B,S1
3Bとして照射される。図8は検出部11がある姿勢に
ある時の図3の光学系を模式的に示すものであり、ここ
では便宜上、検出部11側にZ−Y直交座標を設定して
ある。
【0022】図8において、検出部11側のZ−Y直交
座標上での第1の光源12の座標をP(Z1,Y1)、
第2の光源13の座標をP2(Z2,Y2)、第1の受光
素子18と第2の受光素子19のY軸方向の間隔をm、
両光源12,13から発せられた赤外光の光軸とY軸と
がなす角度をそれぞれα1,α2,β1,β2とすると、ス
ポット光S12Aからα1、スポット光S12Bから
α2、スポット光S13Aからβ1、スポット光S13B
からβ2がそれぞれ求められる。すなわち、図5に示す
第1の受光素子18上でのスポット光S12Aとスポッ
ト光S13Aの位置ずれ量Δyは、 Δy∝(U−D)/(U+D) として表せられるため、α1=Δy/d,β1=Δy/d
の式中に、第1の受光素子18の両分割受光部18a,
18bの受光出力U,Dと既知のdを代入することによ
り、角度α1とβ1を求めることができる。また、図6に
示す第2の受光素子19上でのスポット光S12Bとス
ポット光S13Bの位置ずれ量Δyは、 Δy∝〔(Ru+Lu)−(Rd+Ld)〕/(Ru+Lu+Rd+Ld)〕 として表せられるため、α2=Δy/d,β2=Δy/d
の式中に、第2の受光素子19の各分割受光部19a〜
19dの受光出力Lu,Ru,Ld,Rdと既知のdを
代入することにより、角度α2とβ2を求めることができ
る。このようにしてα1,α2,β1,β2が求められる
と、既知のmとα1,α2の値から三角測量の原理により
1(Z1,Y1)の座標が求められ、同様にm,β1,β
2の値からP2(Z2,Y2)の座標が求められる。
【0023】このようにしてP1とP2の座標が決定され
ると、発光部10と検出部11の相対角度θyと、両部
10,11の相対的なY軸方向のずれ量Q、および両部
10,11の相対的なZ軸方向のずれ量Lが求められ
る。すなわち、θyはP1とP2を通る直線の傾きに等し
く、 tanθy=(Y1−Y2)/(Z1−Z2) であるから、 θy=tan~1〔(Y1−Y2)/(Z1−Z2)〕…………… として表せられる。したがって、この式に第1の受光
素子18の受光出力U,Dと第2の受光素子19の受光
出力Lu,Ru,Ld,Rdから演算されたZ1,Z2
1,Y2の値を代入することにより、発光部10と検出
部11の相対角度θyが求められる。また、P1とP2
中点の座標をP0(Z0,Y0)とすると、 Z0=(Z1+Z2)/2,Y0=(Y1+Y2)/2 として表せられる。したがって、QとLの値は回転座標
系に変換すると、 Q=−Z0sinθy+Y0cosθy L=Z0cosθy+Y0sinθy…… ……………………… となり、この式に前述したZ1,Z2,Y1,Y2から演
算されたZ0,Y0と、上記式で演算されたθyの値を
代入することにより、発光部10と検出部11の相対的
なY軸方向のずれ量Qと、両部10,11の相対的なZ
軸方向のずれ量Lが求められる。
【0024】最後に、図4の光学系について説明する
と、第2および第3の光源13,14からそれぞれ異な
るタイミングで発せられた赤外光は、第2および第3の
絞り口16b,16cにより絞られた後、第2の受光素
子19の各分割受光部19a〜19dにスポット光S1
3B,S14Bとして照射され、第3の受光素子20の
両分割受光部20a,20bにスポット光S13C,S
14Cとして照射される。この場合の検出原理は、前述
した図3の光学系と基本的に同様であり、第1の受光素
子18からの受光出力U,Dに代え、第3の受光素子2
0の両分割受光部20a,20bからの受光出力Ll,
Rrを用いることにより、発光部10と検出部11の相
対角度θxと、両部10,11の相対的なX軸方向のず
れ量T、および両部10,11の相対的なZ軸方向のず
れ量Lが求められる。
【0025】図9と図10は上記実施例に係る空間座標
検出装置において使用される回路構成について示してい
る。前記各光源12,13,14からは、互いに位相が
120度相違した赤外光が同じ周波数にて間欠発光す
る。したがって、第1の受光素子18の各分割受光部1
8a,18bと第2の受光素子19の各分割受光部19
a〜1dおよび第3の受光素子20の各分割受光部20
a,20bでは、前記パルス周期に対応したほぼサイン
曲線変化の受光出力が得られる。
【0026】図9に示すように、それぞれの分割受光部
には電流・電圧変換器21が接続され、各分割受光部で
の受光出力の電流値が電圧値に変換される。それぞれの
出力電圧はバンドパスフィルタ22を通過し、パルス発
光(間欠発光)の周波数成分が除かれる。そして、増幅
器23によりそれぞれの検出電圧が電圧増幅され、検波
器24によりそれぞれ検波され、各分割受光部の受光光
量に応じた電圧がDC成分として取り出される。また、
各検波器24からの電圧出力が加算器25により電圧値
として加算され、オートゲインコントロール回路26に
与えられ、このオートゲインコントロール回路26より
増幅器23の増幅率が制御される。
【0027】検波器24からの各検出電圧は、例えば図
10に示されるアナログ・デジタル変換器27によりデ
ジタル値に変換され、デジタル演算器28により和、
差、商、積の各演算が行われる。すなわち、上記〜
式等に示された各演算はデジタル演算器28にて行わ
れ、このデジタル演算器28が本発明の演算部に相当す
る。
【0028】図11は前述した空間座標検出装置を適用
した入出装置の概略構成を示し、この入出装置は固定側
が機器本体29であり、この機器本体29はコンピュー
タやAV機器またはゲーム機本体等からなり、CRT画
面30を有している。また、移動側は操作部材31であ
り、この操作部材31はリモートコントローラとして機
能し、オペレータが手で持って移動できる程度の大きさ
に形成されている。前記発光部10は機器本体29の任
意位置に設置され、前記検出部11は操作部材31の前
面に設置されている。また、上記〜式等に示された
各演算は、操作部材31内で行われ、その結果が有線ま
たは無線で機器本体29に伝達され、あるいは、検出部
11の受光検出出力のみが機器本体29に伝達され、機
器本体29側で上記の演算が行われる。
【0029】図11では、各光源12,13,14の中
心が画面30の中心の(イ)の位置に示されているが、
実際の装置では、各光源12,13,14の中心は画面
30から外れた例えば(ロ)で示す位置に設置される。
この場合、検出部11の前方に延びるZ軸が画面30の
中心に向けられた時に、検出部11の中心と発光部10
の中心とを結ぶ線J0と、Z軸との間にオフセット角θ0
が生じるため、検出部11にて検出されたY方向の検出
角度から前記オフセット角θ0を除算すれば、画面30
に対するZ軸の向き(対向角度)θyを算出することが
できる。
【0030】この入力装置では、操作部材31がZ軸に
対して角度θzだけ回転しても、その回転角度θzを加
味して、機器本体29側のX−Y座標(空間での固定座
標)に対するX方向とY方向の傾きθx,θyを検出す
ることができる。このため、手で持った操作部材31が
角度θzだけ回転した姿勢であっても、機器本体29に
対してθxとθyの傾き量の情報を与えることができ、
例えば画面30上に表示されるカーソルマークをX−Y
座標上にて移動させることができる。すなわち、空間内
にて操作部材31を自由に動かして画面30での画像処
理、例えば線を描いたり、画面30上の釦表示にカーソ
ルマークを合わせてスイッチ操作し、画面を切換える等
の入力が可能となり、この場合、手で持った操作部材3
1がZ軸に対して回転したとしても、この回転によって
X−Y座標に対する入力動作が狂うことはない。
【0031】また、この入力装置では、Z軸に対する操
作部材31の回転角度θzを、機器本体29の画面30
での表示に対する指示情報として利用できる。例えば操
作部材31を角度θzだけ回転させることにより、画面
30に表われた画像を機器本体29側のX−Y座標内に
て回転させる等の操作ができ、これは描画処理やゲーム
ソフトでのキャラクタの回転動作等に利用できる。
【0032】また、この入力装置では、機器本体29と
操作部材31の相対的なY軸方向の移動量QおよびX軸
方向の移動量Tを検出できるため、これらの移動量Q,
Tを機器本体29の画面30での表示に対する指示情報
として利用できる。
【0033】さらに、機器本体29側に操作部材31ま
での距離Lの情報を与えることができるため、操作部材
31が画面30に近づいている時と、操作部材31が画
面30から離れている時とで操作感触に違いを感じさせ
ないようにすることができる。すなわち、操作部材31
をθxとθy方向の傾き角度のみに基づいて画面30上
でカーソルマークを移動させた場合、例えば操作部材3
1を画面30に近づけた位置でθx方向へ傾けた時と、
操作部材31を画面30から十分に離した位置でθx方
向へ同じ角度だけ傾けた時とで、この傾き角度θxの情
報に基づく画面30上でのカーソルマークの移動量は同
じ距離になるため、画面30から離れた位置で操作部材
31を傾けた時に画面30上でカーソルマークがあまり
動いていないような感触となる。そこで、上記式や
式等により演算された距離Lを加味し、例えば発光部1
0と検出部11との距離Lが長くなるにしたがって、操
作部材31のθxまたはθy方向の傾きに対し、画面3
0上でのカーソルマークの移動距離を長くするような補
正を行うと、操作部材31が画面30に近づいた場合と
離れた場合とでの操作感触の違いを補正することができ
る。
【0034】あるいは、これとは逆に操作部材31が画
面30からかなり遠くに離れた時には、上記補正により
操作部材31がわずかに傾いただけで画面30上のカー
ソルマークが大きく動き、手振れによる操作入力の狂い
が生じるおそれもある。この場合には、前記と逆の補正
を行い、距離Lが長くなった時には、操作部材31のθ
xおよびθyの傾きに対し画面30上でのカーソルマー
クの移動距離を短く抑えるようにすれば良い。
【0035】なお、上記実施例では、第2の受光素子1
9として、XおよびY方向に分割された分割受光部19
a〜19dを有する4分割受光素子を例示したが、X方
向に分割された2分割受光素子とY方向に分割された2
分割受光素子とを用い、これら両2分割受光素子をきわ
めて接近した距離に配置しても良い。この場合、各光源
12,13,14からのスポット光をそれぞれの2分割
受光素子に照射する必要があるため、絞り口の数は1つ
増えて合計で4個となる。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の空間座標
検出装置によれば、発光部と検出部を結ぶ軸に対する両
部の相対的な傾き角度や回転角度のみならず、両部のX
軸方向とY軸方向およびZ軸方向の相対的な距離検出を
簡単な構造で高精度に検出することができる。したがっ
て、この空間座標検出装置を入力装置に応用した場合に
は、手で持った操作部材の直交座標の回転成分を加味し
た状態で、画面上のカーソルマークを上記傾き角度に対
応して移動制御することができ、しかも、上記X軸とY
軸およびZ軸方向の距離を加味することにより、発光部
と検出部間の距離変動に伴う操作感触の違いを補正する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る空間座標検出装置の基本
構造を示す斜視図である。
【図2】該空間座標検出装置図に備えられる第1の光学
系を示す断面図である。
【図3】該空間座標検出装置に備えられる第2の光学系
を示す断面図である。
【図4】該空間座標検出装置に備えられる第3の光学系
を示す断面図である。
【図5】該空間座標検出装置図に備えられる第1の受光
素子の平面図である。
【図6】該空間座標検出装置に備えられる第2の受光素
子の平面図である。
【図7】該空間座標検出装置に備えられる第3の受光素
子の平面図である。
【図8】図3の光学系を模式的に示す説明図である。
【図9】該空間座標検出装置に備えられる回路構成を示
すブロック図である。
【図10】図9の回路の後段を示すブロック図である。
【図11】図1の空間座標検出装置を適用した入力装置
の斜視図である。
【図12】従来の入力装置を示す斜視図である。
【符号の説明】
10 発光部 11 検出部 12 第1の光源 13 第2の光源 14 第3の光源 15 可視光カットフィルタ 16 絞り板 16a 第1の絞り口 16b 第2の絞り口 16c 第3の絞り口 17 受光素子群 18 第1の受光素子 18a,18b 分割受光部 19 第2の受光素子 19a,19b,19c,19d 分割受光部 20 第3の受光素子 20a,20b 分割受光部 S12A,S12b,S13A,S13B,S13C,
S14B,S14Cスポット光 29 機器本体 30 画面 31 操作部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 内尾 政俊 東京都大田区雪谷大塚町1番7号 アル プス電気株式会社内 (56)参考文献 特開 平8−106352(JP,A) 特開 平7−318332(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01B 11/00 - 11/30

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発光部と検出部とが離れた位置に配置さ
    れ、前記発光部には、互いに識別可能な光を発する3個
    の光源が間隔を開けて配置され、前記検出部には、前記
    各光源から発せられた光を所定面積のスポット光に絞る
    複数の開口と、各開口に対向し前記スポット光を受光す
    る3組の受光素子とが設けられ、任意のX−Y直交座標
    を設定した時に、前記各受光素子の1組は前記スポット
    光のY軸方向の移動を検出するY側受光素子であり、他
    の1組は前記スポット光のX軸方向の移動を検出するX
    側受光素子であり、残りの1組は前記スポット光のX軸
    とY軸方向の移動を検出するX−Y側受光素子であり、
    かつ、前記Y側受光素子と前記X−Y側受光素子とはY
    軸方向に沿って配置され、前記X側受光素子と前記X−
    Y側受光素子とはX軸方向に沿って配置されていること
    を特徴とする空間座標検出装置。
  2. 【請求項2】 請求項1の記載において、前記Y側受光
    素子と前記X−Y側受光素子のY側受光部からの受光光
    量に基づいて、これらY側受光素子とX−Y側受光素子
    に照射される各スポット光の位置を求める演算部が設け
    られていることを特徴とする空間座標検出装置。
  3. 【請求項3】 請求項1の記載において、前記X側受光
    素子と前記X−Y側受光素子のX側受光部からの受光光
    量に基づいて、これらX側受光素子とX−Y側受光素子
    に照射される各スポット光の位置を求める演算部が設け
    られていることを特徴とする空間座標検出装置。
  4. 【請求項4】 請求項1の記載において、前記X−Y側
    受光部のX側およびY側受光部からの受光光量に基づい
    て、該X−Y側受光素子に照射される両スポット光の位
    置を求める演算部が設けられていることを特徴とする空
    間座標検出装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかの記載におい
    て、前記発光部は画面を有する機器本体側に配設され、
    前記検出部はオペレータによって手動操作される操作部
    材側に配設されていることを特徴とする空間座標検出装
    置。
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