JP3217901U - ダンピングアーバ - Google Patents

ダンピングアーバ Download PDF

Info

Publication number
JP3217901U
JP3217901U JP2018002420U JP2018002420U JP3217901U JP 3217901 U JP3217901 U JP 3217901U JP 2018002420 U JP2018002420 U JP 2018002420U JP 2018002420 U JP2018002420 U JP 2018002420U JP 3217901 U JP3217901 U JP 3217901U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
damping
vibration absorbing
rod
axis
members
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018002420U
Other languages
English (en)
Inventor
▲クンチ▼ 羅
▲クンチ▼ 羅
Original Assignee
▲クンチ▼ 羅
▲クンチ▼ 羅
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ▲クンチ▼ 羅, ▲クンチ▼ 羅 filed Critical ▲クンチ▼ 羅
Priority to JP2018002420U priority Critical patent/JP3217901U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3217901U publication Critical patent/JP3217901U/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Cutting Tools, Boring Holders, And Turrets (AREA)
  • Milling Processes (AREA)

Abstract

【課題】より良いダンピング効果を得ることができ、ロッドを放置するときに、ダンピング機構の重量が複数の振動吸収ユニットに分散され、寿命を長く延びることが可能なダンピングアーバを提供する。
【解決手段】直径が60mmより大きく、カッターヘッドユニットを組付け可能な端面と、軸線と、を備え、更に、少なくとも三つの収容空間2を備え、各収容空間2は、端面から、軸線に平行する方向に沿って伸びるロッドと、少なくとも三つの振動吸収ユニット4を備え、少なくとも三つの振動吸収ユニット4は、軸線を中心として、等間隔に配列されるように端面に差し込まれ、収容空間2にそれぞれ設けられており、各振動吸収ユニット4は、ダンピング体41と、二つの振動吸収部材42と、止め部43と、を備え、ダンピング体41は収容空間2に収容され、止め部43は、収容空間2をカバーするためのものであるダンピング機構と、を備える。
【選択図】図2

Description

本考案は、加工用カッターに関し、特に、ダンピングアーバに関するものである。
カッターによりワークを切削する方式は、ワーク回転加工およびカッター回転加工などに分けられる。カッターの安定性は、ワークの表面の品質に厳しく影響する。このため、加工の過程中に、カッターの振動をできる限り低減することは重要な課題となる。これにとり、加工のプロセスを簡単化することが可能であり、ひいては加工の品質を向上することができ、工数を短縮することが可能である。
従来のダンピング機構は、複数の部材から構成され、各部材の間およびカッターヘッドとの結合箇所に、ゴムリングをそれぞれ組付けて緩衝することが可能である。しかし、このような組付けプロセスは複雑であり、工数もかなり掛かり、そしてダンピングの効果は良くない。このため、カッターは、安定度が良くなく、ワークの表面を良く加工することができない。そして、このような組付け方式によれば、より大型なカッターを確実にダンピングすることができない。カッターを放置するときには、ロッドの重量によりゴムリングが押さえられやすく、変形して断裂する可能性がある。
本考案の主な目的は、均一に配列されている複数の振動吸収ユニットにより、より良いダンピング効果を得ることができ、ロッドを放置するときに、ダンピング機構の重量が複数の振動吸収ユニットに分散され、寿命を長く延び可能なダンピングアーバを提供することにある。
本考案のダンピングアーバによると、直径が60mmより大きく、カッターヘッドユニットを組付け可能な端面と、軸線と、を備え、更に、少なくとも三つの収容空間を備え、各収容空間は、端面から、軸線に平行する方向に沿って伸び、各収容空間は、底壁と、環状壁と、を備えるロッドと、少なくとも三つの振動吸収ユニットを備え、少なくとも三つの振動吸収ユニットは、軸線を中心として、等間隔に配列されるように端面に差し込まれ、収容空間にそれぞれ設けられており、各振動吸収ユニットは、ダンピング体と、二つの振動吸収部材と、止め部と、を備え、ダンピング体は収容空間に収容され、止め部は、収容空間をカバーするためのものであり、振動吸収部材は、そのうちの一つがダンピング体と底壁との間に設けられており、もう一つがダンピング体と止め部との間に設けられているダンピング機構と、を備えることを特徴とする。
本考案のダンピングアーバによると、各振動吸収ユニットは、更に、少なくとも一つの第1のダンピング部材と、少なくとも二つの第2のダンピング部材と、連接ロッドと、を備え、第1のダンピング部材は、ダンピング体に設けられており、ダンピング体と環状壁との間に介在し、少なくとも二つの第2のダンピング部材は、それぞれダンピング体と振動吸収部材との間に挟まれており、連接ロッドは、ダンピング体に移動可能に挿通されており、二つの振動吸収部材とそれぞれ連結して位置決めることを特徴とする。
本考案のダンピングアーバによると、各振動吸収ユニットの止め部は、環状壁に取外し可能に位置決まられており、収容空間を閉じ、端面には、更に、複数の位置決め穴と、複数の螺着穴と、が設けられており、各位置決め穴には、カッターヘッドユニットの一部が嵌め設けられて位置決められており、各螺着穴に締結部材をねじ込むことにより、カッターヘッドユニットがロッドに螺着されて位置決められており、ロッドには、更に、流路が設けられており、流路は、軸線の延び方向に沿って端面を貫通し、カッターヘッドユニットと連通し、ロッドの端面から遠く離れた一端は組付けヘッドであり、組付けヘッドに段差部が複数設けられており、段差部のうちの一つにねじ山段が設けられており、ねじ山段に延長ロッドが螺着されており、延長ロッドは流路と連通し、少なくとも三つの振動吸収ユニットは四つあり、複数の位置決め穴は二つあり、複数の螺着穴は四つあり、四つの螺着穴は、軸線を中心として等間隔に配列されており、四つの振動吸収ユニットから転位し、二つの位置決め穴と二つの螺着穴は同じ直線に位置し、軸線に沿って見れば、流路の径方向の寸法は、各収容空間の径方向の寸法より小さく、流路は各収容空間と互いに連通せず、各螺着穴の径方向の寸法は、各位置決め穴の径方向の寸法より大きく、流路の径方向の寸法より小さく、各収容空間の直径は、ロッドの直径の0.375〜0.4375を占め、軸線の伸び方向において、各収容空間の長さは、ロッドの長さの0.2〜0.4を占め、止め部は環状壁に締結されており、ダンピング体は丸棒状を呈し、各第1のダンピング部材は、環状を呈し、ダンピング体の前後端にそれぞれ嵌め設けられており、各第2のダンピング部材は、環状を呈し、振動吸収部材に嵌め設けられており、振動吸収部材は連接ロッドの一端に螺着されており、組付けヘッドには、徐々に縮径する段差部が三つ設けられており、ねじ山段は、三つの段差部のうちの真ん中に位置するものに設けられており、各第1のダンピング部材、各第2のダンピング部材および二つの振動吸収部材は、柔軟性を持つ材料で構成され、且つ各振動吸収部材の柔軟性は、各第1のダンピング部材と各第2のダンピング部材との柔軟性より大きいことを特徴とする。
本考案のダンピングアーバによれば、均一に配列されている複数の振動吸収ユニットにより、より良いダンピング効果を得ることができ、ロッドを放置するときに、ダンピング機構の重量が複数の振動吸収ユニットに分散され、寿命を長く延ばすことが可能であるという効果を有する。
本考案の実施形態に係るダンピングアーバを示す斜視図である。 本考案の実施形態に係るダンピングアーバを示す分解斜視図である。 本考案の実施形態に係るダンピングアーバを示す側面断面図である。 図3の一部を示す拡大図である。 本考案の実施形態に係るダンピングアーバの使用状態を示す図である。 本考案の実施形態に係るロッドを軸方向から見た模式図である。
以下、本考案の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1から図6を参照する。本考案の実施形態に係るダンピングアーバは、ロッド1と、ダンピング機構3と、を備える。
ロッド1は、その直径が60mmより大きく、より大型な加工用カッターである。ロッド1は、カッターヘッドユニット6を組付けるための端面11と、軸線17と、を有する。ダンピング機構3は、少なくとも三つの振動吸収ユニット4を備える。少なくとも三つの振動吸収ユニット4は、軸線17を中心として端面11に等間隔に差し込まれている。少なくとも三つの振動吸収ユニット4は、ロッド1の各位置で同じ振動吸収効果を発揮することができる。ひいてはダンピングアーバが組付けられているカッターは、振動吸収効果が均一であり、加工の過程中に、カッター全体の安定性を確保することが可能である。そして、本考案に係るダンピングアーバが使用されているときには、少なくとも三つの振動吸収ユニット4により、ロッド1自体の重量が均一に分散されるため、安定的に放置することが可能である。一方、振動吸収ユニット4が複数あるため、ユーザは、損壊された振動吸収ユニット4だけを交換することが可能である。これにより、コストを減少することが可能である。
ロッド1は、更に、少なくとも三つの収容空間2を備える。各収容空間2は、端面11から軸線17に平行する方向に沿って伸びる。各収容空間2は、底壁21と、環状壁22と、を備える。少なくとも三つの振動吸収ユニット4は、少なくとも三つの収容空間2にそれぞれ設けられている。各振動吸収ユニット4は、ダンピング体41と、二つの振動吸収部材42と、止め部43と、を備える。ダンピング体41は収容空間2に収容される。止め部43は、収容空間2をカバーするためのものである。振動吸収部材42は、そのうちの一つがダンピング体41と底壁21との間に設けられており、もう一つがダンピング体41と止め部43との間に設けられている。これにより、振動の過程中に、二つの振動吸収部材42により、軸方向での振動が緩衝されて、ダンピング体41の振動の度合を減少することが可能である。
各振動吸収ユニット4は、更に、連接ロッド46を備えることが好ましい。連接ロッド46は、ダンピング体41を移動可能に挿通して、二つの振動吸収部材42とそれぞれ連結する。本実施形態では、振動吸収部材42が連接ロッド46の一端に螺着されている。連接ロッド46により、二つの振動吸収部材42がダンピング体41に持続に押さえられて本来の位置から離脱することを回避することが可能であり、良い振動吸収効果を得ることが可能である。振動吸収部材42は、ゴムを採用し、例えばウレタンやエチレンドラゴンを採用する。
各振動吸収ユニット4の止め部43は、環状壁22に取外し可能に位置決められていることが好ましいが、本考案はこれらに限定されない。止め部43は環状壁22に締結されている。止め部43は収容空間2を閉じることが好ましい。これにより、外部のゴミ(例えばホコリや切り屑など)の収容空間2への侵入を回避することが可能であり、ダンピング体41と二つの振動吸収部材42との振動吸収効果を確保することが可能である。本実施形態では、止め部43が単一の部材であるが、もちろん、止め部はカッターヘッドユニットの一部でもよい。
端面11には、更に、複数の位置決め穴12と、複数の螺着穴13とが設けられている。各位置決め穴12には、カッターヘッドユニット6の一部が嵌め設けられている。これにより、ユーザは正確の組付け位置を迅速に知ることが可能となる。各螺着穴13に締結部材7をねじ込むことにより、ロッド1にカッターヘッドユニット6を螺着することができる。これにより、カッターヘッドユニット6とロッド1の結合強度を増加することが可能である。カッターヘッドユニット6は、旋回ディスク61と、加工カッターヘッド62と、を備える。締結部材7により、旋回ディスク61はロッド1に位置決められる。加工カッターヘッド62は、旋回ディスク61に取外し可能に挟まれている。加工カッターヘッド62は、旋削工具、フライスカッター、ボーリングツール、又はその他の切削カッターである。
本実施形態では、少なくとも三つの振動吸収ユニット4が四つあり、位置決め穴12が二つあり、螺着穴13が四つある。四つの螺着穴13は、軸線17を中心として等間隔に配列され、四つの振動吸収ユニット4から転位する。これにより、端面11に旋回ディスク61を安定的に締結することが可能である。そして、二つの位置決め穴12と二つの螺着穴13とは同じ直線に位置するため、位置決め位置が精確となる。一方、各収容空間2の直径はロッド1の直径の0.375〜0.4375を占めるため、より適当の断面積を有することにより、力を均一に分散することが可能である。軸線17の伸び方向では、各収容空間2の長さはロッド1の長さの0.2〜0.4倍を占めるため、ロッド1の構造の強度を確保することが可能である。
一つのより大きい貫通孔を開けることよりも、ロッド1に複数の収容空間2が開けられているため、少なくとも三つの振動吸収ユニット4をそれぞれ収容することが可能である。これにより、ロッド1の断面積を増加することが可能であり、ロッド1がより多い材料を使用し、慣性モーメントを有効に増加することが可能であり、ひいてはロッド1の剛性が増加されて屈折しにくくなる。すなわち、使用時に、ロッド1が変形しにくく、加工の精度を確保することが可能である。例えば、図6に示すように、ロッド1の軸方向に沿って見れば、ロッド1の断面積に、断面形状がほぼ十字形を呈するリブ部18の断面積が加えられることにより、ロッド1全体の強度が有効に強化されて変形しにくくなる。
カッターによりワークを切削しているときには、摩擦により熱が持続に発生するため、ロッド1に流路16を設けることが好ましい。流路16は、軸線17の伸び方向に沿って端面11を貫通してカッターヘッドユニット6と連通する。流路16は各収容空間2と連通しない。切削液は、流路16を通過して、カッターヘッドユニット6及びワークを冷却し潤滑する。軸線17に沿って見れば、流路16の径方向の寸法は、各収容空間2の径方向の寸法より小さく、各螺着穴13の径方向の寸法は、各位置決め穴12の径方向の寸法より大きく、且つ流路16の径方向の寸法より小さい。
ロッド1の端面11から遠く離れた一端は組付けヘッド14である。組付けヘッド14に段差部15が複数設けられている。段差部15のうちの一つにねじ山段151が設けられている。ねじ山段151に延長ロッド5が螺着されている。延長ロッド5は、切削液が流す流路16と連通する。延長ロッド5は、ツールホルダーとして、カッターなどを緊迫して挟むことが可能である。これにより、ロッド1の構造が完全となり、壽命を長く延びることが可能である。また、ユーザは、ワークの加工しようとする深さによって、異なる長さを有する延長ロッド5を選択してロッド1に組付けることにより、各種の深さを有するワークを加工することが可能であり、ワークの加工は便利となる。
組付けヘッド14には、徐々に縮径する段差部15が三つ設けられている。ねじ山段151は、真ん中に位置する段差部15に設けられている。三つの段差部15により、組付けヘッド14と延長ロッド5の接触面積を増加して結合度を向上することが可能である。
ダンピング機構3について詳細に説明する。上記の二つの振動吸収部材42の他、各振動吸収ユニット4は、更に、少なくとも一つの第1のダンピング部材44を備える。第1のダンピング部材44は、ダンピング体41に設けられており、ダンピング体41と環状壁22との間に介在する。第1のダンピング部材44は、ロッド1の径方向に沿ってダンピング体41を支持することが可能であり、ダンピング体41の振動の度合を減少することが可能である。これにより、振動によりダンピング体41が径方向に沿って環状壁22に衝突して損壊することを回避することが可能である。このため、少なくとも一つの第1のダンピング部材44に二つの振動吸収部材42を合わせると、ロッド1の軸方向及び径方向における振動を緩衝することが可能である。
各振動吸収ユニット4は、更に、少なくとも二つの第2のダンピング部材45を備える。少なくとも二つの第2のダンピング部材45は、それぞれダンピング体41と振動吸収部材42との間に挟まれている。これにより、少なくとも二つの第2のダンピング部材45は、ロッド1の軸方向に沿ってダンピング体41を支持することができ、軸方向における振動を緩衝することが可能である。このため、各第2のダンピング部材45に振動吸収部材42を合わせると、二重の振動緩和効果を得ることができ、ダンピング効果が良くなる。
本実施形態では、ダンピング体41が丸棒状を呈し、各第1のダンピング部材44は、環状を呈し、ダンピング体41の前後端にそれぞれ嵌め設けられており、各第2のダンピング部材45は、環状を呈し、振動吸収部材42に嵌め設けられている。そして、各第1のダンピング部材44、各第2のダンピング部材45及び二つの振動吸収部材42は、柔軟性を持つ材料で構成される。各振動吸収部材42の柔軟性は、各第1のダンピング部材44と各第2のダンピング部材45との柔軟性より大きい。すなわち、各第1のダンピング部材44と各第2のダンピング部材45とはより硬いため、構造の強度が良く、ダンピング体41を支持することが可能である。一方、緩衝するためのダンピング構造は四つのダンピング体41に分けられるため、各ダンピング体41の重量がより軽く、これにより、カッターが利用されていないときに、各振動吸収ユニット4における各第1のダンピング部材44及び各第2のダンピング部材45により、軸方向と径方向とでの支持力が十分であり、ダンピング体41の重量を支持することが可能であり、押さえられて断裂することはなくなり、寿命を長く延ばすことが可能である。
本考案に係るダンピングアーバは、複数の振動吸収ユニットによりダンピング機構を構成することにより、ロッドの異なる位置に位置する振動吸収ユニットは同じ振動吸収能力を提供することが可能であり、振動を均一に吸収する効果を得ることが可能である。
1 ロッド
2 収容空間
3 ダンピング機構
4 振動吸収ユニット
5 延長ロッド
6 カッターヘッドユニット
7 締結部材
11 端面
12 位置決め穴
13 螺着穴
14 組付けヘッド
15 段差部
16 流路
17 軸線
18 リブ部
21 底壁
22 環状壁
41 ダンピング体
42 振動吸収部材
43 止め部
44 第1のダンピング部材
45 第2のダンピング部材
46 連接ロッド
61 旋回ディスク
62 加工カッターヘッド
151 ねじ山段

Claims (3)

  1. 直径が60mmより大きく、カッターヘッドユニットを組付け可能な端面と、軸線と、を備え、更に、少なくとも三つの収容空間を備え、各前記収容空間は、前記端面から、前記軸線に平行する方向に沿って伸び、各前記収容空間は、底壁と、環状壁と、を備えるロッドと、
    少なくとも三つの振動吸収ユニットを備え、前記少なくとも三つの振動吸収ユニットは、前記軸線を中心として、等間隔に配列されるように前記端面に差し込まれ、前記収容空間にそれぞれ設けられており、各前記振動吸収ユニットは、ダンピング体と、二つの振動吸収部材と、止め部と、を備え、前記ダンピング体は前記収容空間に収容され、前記止め部は、前記収容空間をカバーするためのものであり、前記振動吸収部材は、そのうちの一つが前記ダンピング体と前記底壁との間に設けられており、もう一つが前記ダンピング体と前記止め部との間に設けられているダンピング機構と、
    を備えることを特徴とするダンピングアーバ。
  2. 各前記振動吸収ユニットは、更に、少なくとも一つの第1のダンピング部材と、少なくとも二つの第2のダンピング部材と、連接ロッドと、を備え、前記第1のダンピング部材は、前記ダンピング体に設けられており、前記ダンピング体と前記環状壁との間に介在し、前記少なくとも二つの第2のダンピング部材は、それぞれ前記ダンピング体と前記振動吸収部材との間に挟まれており、前記連接ロッドは、前記ダンピング体に移動可能に挿通されており、前記二つの振動吸収部材とそれぞれ連結して位置決めすることを特徴とする、請求項1に記載のダンピングアーバ。
  3. 各前記振動吸収ユニットの前記止め部は、前記環状壁に取外し可能に位置決まられており、前記収容空間を閉じ、前記端面には、更に、複数の位置決め穴と、複数の螺着穴と、が設けられており、各前記位置決め穴には、前記カッターヘッドユニットの一部が嵌め設けられて位置決められており、各前記螺着穴に締結部材をねじ込むことにより、前記カッターヘッドユニットが前記ロッドに螺着されて位置決められており、前記ロッドには、更に、流路が設けられており、前記流路は、前記軸線の延び方向に沿って前記端面を貫通し、前記カッターヘッドユニットと連通し、前記ロッドの前記端面から遠く離れた一端は組付けヘッドであり、前記組付けヘッドに段差部が複数設けられており、前記段差部のうちの一つにねじ山段が設けられており、前記ねじ山段に延長ロッドが螺着されており、前記延長ロッドは前記流路と連通し、前記少なくとも三つの振動吸収ユニットは四つあり、前記複数の位置決め穴は二つあり、前記複数の螺着穴は四つあり、前記四つの螺着穴は、前記軸線を中心として等間隔に配列されており、前記四つの振動吸収ユニットから転位し、前記二つの位置決め穴と前記二つの螺着穴は同じ直線に位置し、前記軸線に沿って見れば、前記流路の径方向の寸法は、各前記収容空間の径方向の寸法より小さく、前記流路は各前記収容空間と互いに連通せず、各前記螺着穴の径方向の寸法は、各前記位置決め穴の径方向の寸法より大きく、前記流路の径方向の寸法より小さく、各前記収容空間の直径は、前記ロッドの直径の0.375〜0.4375を占め、前記軸線の伸び方向において、各前記収容空間の長さは、前記ロッドの長さの0.2〜0.4を占め、前記止め部は前記環状壁に締結されており、前記ダンピング体は丸棒状を呈し、各前記第1のダンピング部材は、環状を呈し、前記ダンピング体の前後端にそれぞれ嵌め設けられており、各前記第2のダンピング部材は、環状を呈し、前記振動吸収部材に嵌め設けられており、前記振動吸収部材は前記連接ロッドの一端に螺着されており、前記組付けヘッドには、徐々に縮径する前記段差部が三つ設けられており、前記ねじ山段は、前記三つの段差部のうちの真ん中に位置するものに設けられており、各前記第1のダンピング部材、各前記第2のダンピング部材および前記二つの振動吸収部材は、柔軟性を持つ材料で構成され、且つ各前記振動吸収部材の柔軟性は、各前記第1のダンピング部材と各前記第2のダンピング部材との柔軟性より大きいことを特徴とする、請求項2に記載のダンピングアーバ。
JP2018002420U 2018-06-27 2018-06-27 ダンピングアーバ Active JP3217901U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018002420U JP3217901U (ja) 2018-06-27 2018-06-27 ダンピングアーバ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018002420U JP3217901U (ja) 2018-06-27 2018-06-27 ダンピングアーバ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3217901U true JP3217901U (ja) 2018-09-06

Family

ID=63444164

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018002420U Active JP3217901U (ja) 2018-06-27 2018-06-27 ダンピングアーバ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3217901U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101567387B1 (ko) 감쇄 수단을 구비하는 툴 홀더
KR20130136438A (ko) 제진 기구
JP5015936B2 (ja) 振動の少ない工具ホルダー
US5919013A (en) Opthalmic lens generating apparatus having vibration dampening structure
JP7092679B2 (ja) 工作機械及びマイクロファクトリ
US20070243033A1 (en) Chattering vibration inhibiting mechanism of machine tool
KR102584750B1 (ko) 공구 스핀들 및 이를 포함하는 공작 기계
CN202037469U (zh) 多用途组合轴类夹具
JP3217901U (ja) ダンピングアーバ
JP2009018413A (ja) モータスピンドル用保護装置
JP6145915B2 (ja) 作業機械のびびり防止構造及びそれによるびびり防止方法
US3582226A (en) Universally damped tool holder
JP5974131B1 (ja) 精密鋳造品の加工用治具
JP3212758U (ja) 工具軸防振装置
KR20220156559A (ko) 공구 어셈블리용 공구 홀더 및 공구 홀더를 포함하는 공구 어셈블리
US3138997A (en) Mounting and centering devices for milling cutters
JP5524757B2 (ja) 旋削工具支持装置及びタービンロータ加工用旋盤
KR102568286B1 (ko) 경량화 및 제진 가능한 공구 홀더 및 이를 구비한 공작 기계
JPH02185303A (ja) 防振ボーリングバー
JP2008100332A (ja) 防振工具
US20190247936A1 (en) Arbor damping device
JPH02106205A (ja) 工具保持装置
KR101520542B1 (ko) 절삭공구의 방진구조
JP3837406B2 (ja) ベルト切込み加工機用成形プーリ組立体
JP3182551U (ja) シンバル支持用緩衝具及びこれを用いたシンバル支持構造

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3217901

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250