JP3217894B2 - 繊維製品の仕上げ法、ホスフイニココハク酸、ホスフイニコビスコハク酸またはそれらの混合物を使用する繊維製品用の仕上げ浴、仕上げた繊維製品及び仕上げ剤としての前記酸の用途 - Google Patents

繊維製品の仕上げ法、ホスフイニココハク酸、ホスフイニコビスコハク酸またはそれらの混合物を使用する繊維製品用の仕上げ浴、仕上げた繊維製品及び仕上げ剤としての前記酸の用途

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、繊維製品の仕上げ法、ホスフイ
ニココハク酸または、ホスフイニコビスコハク酸または
それらの混合物を使用する繊維製品用の仕上げ浴、仕上
げた繊維製品及び、仕上げ剤としての前記酸の用途に関
するものである。
【0002】繊維製品仕上げ剤は、現在、普通には、セ
ルロース布帛に、防しわ性を付与するために使用され
る、しかし、それらの大部分が遊離のホルムアルデヒド
または、その化合物を含有していて、このホルムアルデ
ヒドが仕上げ工場において、または、このように仕上げ
た布帛の使用時に放出される。
【0003】ところで、ホルムアルデヒドは現在では、
有害物質と見做されていて、幾つかの国家的な法規が、
その暴露量を極めて低い値に制限している。したがっ
て、ホルムアルデヒドの痕跡を全く含有しない、繊維製
品用仕上げ剤が、活発に探究されている。これらの探究
の過程において本発明者は、驚いたことに、ホスフイニ
ココハク酸(I)及び、ホスフイニコビスコハク酸(I
I)が、極めて有用なセルロースに対する架橋特性を示
し、それらの繊維製品仕上げ剤としての用途に適するも
のにしていることを発見した。
【0004】
【化1】
【0005】
【化2】
【0006】ホスフイニココハク酸(I)ならびにホス
フイニコビスコハク酸(II)は文献(米国特許第501
8577号)に記載されている。これらのものは特に、
次亜リン酸ナトリウムのようなアルカリ金属次亜リン酸
塩を、マレイン酸、ジアルキルマレエート、または無水
マレイン酸に付加し、ジアルキルマレエートを出発物質
として使用する場合は、必要ならば、エステル官能基の
酸加水分解または塩基加水分解を続いて行うことによっ
て得られる。この付加反応は、一般には、過硫酸ナトリ
ウムのような無機過酸化物誘導体、または、第三ブチル
2−エチルペルヘキサノエート(TBPEH)のような
有機過酸化物誘導体を使用して、触媒反応させるこの
反応はまた、アセトン中で、紫外線下に実施してもよい
(仏国特許第2356658号、米国特許第41384
31号、第4590014号、第4632741号、第
5023000号、第5018577号、第40886
78号及び Beil 、IV、第4補巻、3497頁、195
9年)。
【0007】ホスフイニココハク酸(I)及びホスフイ
ニコビスコハク酸(II)、並びに種々の割合のこれらの
混合物は、前述のように、セルロースに対して非常に有
用な架橋特性を示し、このことは、セルロース布帛に防
しわ特性を付与するための繊維製品仕上げ剤としての用
途の正当性を立証している。
【0008】従って、本発明の目的は、ホスフイニココ
ハク酸(I)、ホスフイニコビスコハク酸(II)、また
は、これら両酸の混合物を含む仕上げ浴を用いて、被処
理繊維製品を含浸させることを特徴とする繊維製品仕上
げのための方法にある。この混合物は種々な割合のもの
とすることができる。
【0009】本発明の好ましい実施条件では、繊維製品
仕上げ浴は、2ないし7のpHを有する仕上げ浴を得る
ために、アルカリ金属水酸化物で、部分的に中和され
る。
【0010】別の好ましい条件としては、前記の仕上げ
剤は、それらが如何なる種類の触媒も含まないことを特
徴としている。
【0011】本発明のもう一つの目的は、仕上げ浴がア
ルカリ金属水酸化物を用いて部分的に、pH2ないし7
に中和されたホスフイニココハク酸(I)、ホスフイニ
コビスコハク酸(II)、またはそれらの混合物の溶液を
含むことを特徴とする繊維製品用仕上げ浴、及び、特
に、各実施例に記述された浴にある。
【0012】前記の各溶液は、好ましくは水性溶液であ
り、これらに当業者に周知の湿潤剤を添加することが有
利である。
【0013】また本発明の目的は、前述の方法を実施す
ることによって得られることを特徴とする仕上げを施し
た繊維製品にもある。
【0014】また本発明の目的は、ホスフイニココハク
酸(I)、ホスフイニコビスコハク酸(II)またはこれ
らの混合物の一つの、繊維製品仕上げ剤としての用途に
もある。
【0015】最後に本発明の目的は、ホスフイニココハ
ク酸(I)、ホスフイニコビスコハク酸(II)または種
々な割合のこれらの混合物の、特に繊維製品の繊維や、
木片や、木材おがくずに含まれるセルロースの架橋剤と
しての用途にある。
【0016】下記の各実施例は、参考までに示すもので
あり、これらは、本発明のより良好な理解を可能ならし
めるが、しかし、本発明の範囲を制限するものではな
い。特記せぬ限り、部及び百分率は重量で示す。防しわ
試験は、作られたときの試料ならびに、60℃で家庭用
洗濯機で3回洗濯した試料についてAATCC規格66
−1972に従って行った。しわ回復性は、経糸の方向
と緯糸の方向で得られたしわ回復角度の合計で表示す
る。経糸方向プラス緯糸方向の、daNで表示した試料
の耐トラクション性は規格AFNOR G07.001
により行う。30秒間、200℃でFIXOTEST装
置で実施する布帛の黄変化と、ベルゲル(Berger)度で
表示する白色度は、分光光度計で測定する。布帛上の残
留ホルムアルデヒドの量は、日本国法112−1973
に記載の方法に従って測定した。実施例の布帛において
は、ホルムアルデヒドは検出することはできなかった。
【0017】実施例 1 96%のジメチルマレエート150g(1モル)、第三
ブチル2−エチルペルヘキサノエート2g(9.2モ
ル)、無水エタノール99gで構成した溶液を、撹拌し
ながら、150分に亘って一滴ずつ、80℃に保持した
97%の次亜リン酸ナトリウム44g(0.485モ
ル)、蒸留水60g、無水エタノール99gで構成され
た溶液に添加する。次に、80℃で撹拌しながら、反応
混合物を2時間放置する。次に反応溶液を減圧で約80
%まで濃縮し、次にこれを300gの水で希釈し、そし
て最後にこれを150gのジエチルオキサイドで2回洗
浄し、かつ、一緒にしたエーテル相を50gの水で1回
洗浄する。水性相は次にまとめ、減圧下に濃縮乾固す
る。かくて、主として、ホスフイニコビスコハク酸ジメ
チルのナトリウム塩(約95%)と、次亜リン酸ナトリ
ウムならびにホスフイニコハク酸ジメチルのナトリウム
塩の痕跡を含む粘稠ペースト197.2gが得られる。
【0018】次にこの生成物を蒸留水555gと、d=
1.19の濃塩酸216g中で加熱沸騰させ、この間に
蒸留によって、形成されたメタノールを除去する。5時
間の加熱の後に、メタノールはも早や形成されず、次に
反応混合物は、減圧下で濃縮乾固する。かくて、185
gの粘稠なペーストが得られ、これを、醋塩350gに
加熱溶解する。かくして得られた熱溶液は1gの活性炭
で処理し、そしてこれを濾過し、最後に、減圧下で濃縮
乾固する。かくて、143.7gの白色結晶生成物が得
られ、この収率は、使用した次亜リン酸ナトリウムに対
して理論計算値は99.4%である。この生成物は、電
位差分析で分析すると、その内の2.756meq/g
が強い酸官能基である酸官能基を15.49meq/g
含有しており、それはカルボン酸官能基とホスフイン酸
の官能基の比が4.62:1(理論比4:1)である。
【0019】これらを試験で、ホスフイン酸官能基はナ
トリウムで部分的に塩化されている。次に、この生成物
を、室温で1kgの蒸留水に溶かした溶液で、1時間、
全交換能が1.4meq/mlの酸型のカチオン交換樹
脂350mlで処理し、次に、懸濁液を濾過し、そして
濾液を減圧で濃縮乾固する。かくして3.39meq/
gの酸官能基が1.6以下のpK値を有する(理論値
3.35)、16.28meq/gの酸官能基(理論値
16.77meq/g)を含有する白色結晶生成物13
5gが得られる。この生成物は、約97%のホスフイニ
コビスコハク酸(II)を含有し、Aと表示した応用のた
めその形態で使用する。RMN13C(D2O)(核磁気
共鳴)、25MHz、γ32.1(s,CH2 )、γ3
2.9(s,CH2 )、γ45.7(d,J=82H
z,CH)、γ175(2d,J=4Hz,CH−
OH),γ177.4(dd,J=16Hz,CH2
OOH)。
【0020】実施例 2 96%のジメチルマレエート75g(500mモル)、
第三ブチル2−エチルペルヘキサノエート2g(9.2
mモル)、無水エタノール99gで構成された溶液を、
80℃に保持され、かつ蒸留水59g、97%の次亜リ
ン酸ナトリウム44g(485mモル)、無水エタノー
ル99gで構成された溶液に、攪拌しながら一滴ずつ添
加し、次に、攪拌しながら80℃で、反応溶液を3時間
放置した後、減圧下で濃縮乾固する。かくて得られた残
留固体を、250gの水に溶解し、150gのジエチル
オキサイドで2回洗浄し、次に、まとめたエーテル相
を、50gの蒸留水で1回洗浄する。次に水性相をまと
めて減圧下で濃縮乾固する。かくて、118.4gの粘
稠ペーストが得られ、これを600gの蒸留水に溶解す
る。この溶液を次に、d=1.19の濃塩酸142gの
存在において加熱沸騰させ、この間に形成するメタノー
ルを蒸留する。5時間還流加熱した後は、も早やメタノ
ールの形成はない次に反応混合物を減圧下で濃縮乾固
する。125gの生成物が得られるこれを熱錯酸18
5gに溶解する。この溶液は室温に冷却した後、6.9
g(58.5mモル)の純結晶コハク酸を生成する。こ
の晶出生成物を分離した後得られた濾液は、減圧下で濃
縮乾固する。かくて、91gの粘稠な生成物が得られ、
そのプロトンの核磁気共鳴分析の示すところによるとこ
のものは、コハク酸、ホスフイニコビスコハク酸(II)
及びホスフイニココハク酸(I)の概ね等モル量の混合
物で構成されている。RMN13C(D O)、25
MHz、γ31.2(s,CH )、γ46.9
(d,J=77Hz,CH)、γ(174.8(s,C
H−OOH)、γ177.3(d,J=16Hz,C
OOH)であった。電位差計分析によって、
酸官能基16.58meq/gが認められ、その酸官能
基の4.56meq/gは1.8以下のpK値を有す
る。この生成物は、参考表示Bの応用のためこの形で使
用する。
【0021】実施例 3及び4、ならびに比較例 C1 精練し、漂白した、平方米当りの重量が約130gで、
絞り率が75%の100%木綿ボプリン布帛を、パッダ
ーで水性浴に含浸させる、この浴のpHは表Iに示す値
までソーダで調整され、所定量の酸を溶解して含有して
おり、またl当り2gの湿潤剤としてのエチレンオキサ
イド10モルでエトキシル化したノニルフエノールを含
有している。次に布帛を120℃で45秒間乾燥し、そ
して実験室用デンターで、180℃で、90秒間、熱処
理を施す。
【0022】次に、調湿後、被処理布帛の試料について
以下の測定をする: (1) 作られたとき及び60℃で3回家庭用洗濯機で洗浄
を施した試料について防しわ性; (2) Rtと称され、daNで表わした引張り強さ; (3) Whと称され、ベルゲル度で表わした白度; (4) Yeと称される黄色化; 得られた結果は表Iに示してある。
【0023】比較例C1は無処理布帛のものである。
【0024】本発明による生成物は、洗浄後といえど
も、処理布帛の防しわ性をかなり改善しており、しかも
それらの引張強さを余り明瞭には低下させないことが判
る。
【0025】実施例 5 625gの蒸留水と、490.3g(5モル)の無水マ
レイン酸を、室温で、撹拌しながら混合する。得られた
懸濁液を、60℃に加熱して、溶液を作る。次に、22
0g(2.5モル)の次亜リン酸ナトリウムを加え、次
に温度を60℃に保ち乍ら5時間、撹拌を続け、78g
の蒸留水中の45.2g(0.19モル)の過硫酸ナト
リウム溶液を加える。添加が終了すると、反応溶液を、
2時間、60℃に維持し、次に、これを室温に冷却す
る。
【0026】かくて、僅かに着色した、1435gの清
澄な水性溶液が得られるが、これはホスフイニコビスコ
ハク酸一ナトリウム約2.5モルを含有し、酸度が、
7.0meq/g(理論値6.97meq/g)であ
り、も早や無水マレイン酸は含有していない。この溶液
をDと称し、この状態で実施例8で使用する。
【0027】実施例 6 過硫酸ナトリウムの代りに当量の過硫酸アンモニウムを
使用して実施例5を繰返し行う。かくて澄明で、無色
で、約2.5モルのホスフイニコビスコハク酸一ナトリ
ウムを含有する水溶液約1464gが得られる、この酸
度は6.96meq/g(理論値6.83meq/g)
で、プロトンと13Cの核磁気共鳴分析で確認したところ
ではも早や無水マレイン酸は含まれていない。この溶液
はEと称し、この状態で実施例9で使用する。
【0028】実施例 7 蒸留水763gと、無水マレイン酸327.5g(3.
34モル)を、撹拌し乍ら室温で混合する。得られた懸
濁液を、次に、溶液が得られるまで、60℃で加熱す
る。撹拌し乍ら溶液の温度を60℃に維持しつつ、3時
間に亘って、別々に、かつ同時に、一方では、蒸留水5
2g中の過硫酸ナトリウム28.6g(0.12モル)
の溶液を、また他方では、蒸留水300gに溶解した次
亜リン酸ナトリウム147g(1.67モル)の水溶液
を添加する。添加が終了すると反応溶液は、2時間、6
0℃に放置する。
【0029】室温に冷却後、澄明で無色の水性溶液約1
618gが得られるこれは約1.67モルのホスフイ
ニコビスコハク酸一ナトリウムを含有し、も早や無水マ
レイン酸は含有しておらず、このことはプロトンと、
13Cの核磁気共鳴分析で確認した。この溶液の呈する
酸度は4.11meq/g(理論値4.13meq/
g)である。この溶液を、Fと称し、この形態で、実施
例10に使用する。
【0030】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−100575(JP,A) 米国特許3300337(US,A) 米国特許3933944(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) D06M 13/00 - 13/535

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (i)ホスフイニココハク酸(I)、(i
    i)ホスフイニコビスコハク酸(II)または(iii)ホスフ
    イニココハク酸(I)とホスフイニコビスコハク酸(I
    I)の混合物を含有する仕上げ浴を用いて被処理繊維製
    品を含浸させることを特徴とする繊維製品を仕上げるた
    めの方法。
  2. 【請求項2】 仕上げ浴が、アルカリ金属水酸化物を用
    いて2ないし7のpHを有することを特徴とする請求項
    1の方法。
  3. 【請求項3】 仕上げ浴が触媒を含まないことを特徴と
    する請求項1または2記載の方法。
  4. 【請求項4】 (i)ホスフイニココハク酸(I)、(i
    i)ホスフイニコビスコハク酸(II)または(iii)これら
    の混合物の溶液であってアルカリ金属水酸化物で部分的
    にpH2〜7に中和された溶液を含有することを特徴と
    する繊維製品用仕上げ浴。
  5. 【請求項5】 請求項1、2または3の方法を実施して
    得られることを特徴とする仕上げ繊維製品。
  6. 【請求項6】 繊維製品仕上げ剤としてのホスフイニコ
    コハク酸(I)の使用方法。
  7. 【請求項7】 繊維製品仕上げ剤としてのホスフイニコ
    ビスコハク酸(II)の使用方法。
  8. 【請求項8】 繊維製品仕上げ剤としてのホスフイニコ
    コハク酸(I)とホスフイニコビスコハク酸(II)の混
    合物の使用方法。
  9. 【請求項9】 セルロースの架橋剤としての、(i)
    スフイニココハク酸(I)、(ii)ホスフイニコビスコハ
    ク酸(II)または(iii)ホスフイニココハク酸(I)と
    ホスフイニコビスコハク酸(II)の混合物の使用方法。
JP10017593A 1992-04-03 1993-04-02 繊維製品の仕上げ法、ホスフイニココハク酸、ホスフイニコビスコハク酸またはそれらの混合物を使用する繊維製品用の仕上げ浴、仕上げた繊維製品及び仕上げ剤としての前記酸の用途 Expired - Fee Related JP3217894B2 (ja)

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