JP3217865U - 自動車用シートハンガー - Google Patents

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Abstract

【課題】 自動車のヘッドレストのステーに装着するシートハンガーにおいて、構造が簡易で且つ不使用時に鉤部を簡易収納することで非使用時に邪魔にならない器具を提供する。
【解決手段】 端部にステー取付部22を設けた薄板状の装着体2の基部21を、基軸体1の中央部分に連結して装着体2を基軸体1の径方向に突設し、端部にJ状の鉤部32を設けたフック体3の各基部31を、基軸体1の両端部分に連結してフック体3を基軸体1の径方向に突設すると共に、装着体2或いはフック体3の何れかの基部を基軸体1が回動中心となる回動可能構造で連結し、フック体3の鉤部32を、基部31に基軸体1の径方向が回動中心となる回動可能構造で連結してなる。
【選択図】図1

Description

本考案は、自動車用シートハンガーに関するものである。
自動車用シートハンガーは、自動車のヘッドレストのステーへの取付部と吊下フックを備えたもので、特許文献1,2には一端を鉤状に形成して吊下フックとし、他端側に透孔又はループ状のステー取付部を設けたものが開示されている。
また特許文献3には、ステーを軸として回動自在に装着した板状フック体で構成される吊り下げ装置(シートハンガー)が開示されている。このシートハンガーは非使用時にヘッドレスト下面に収納し、使用時にフック体を回動してヘッドレスト下面から突出させるものである。
実開平5−44695号公報。 登録実用新案第3045694号公報。 特開平8−132972号公報。
特許文献1,2に開示された単にステー取付部と吊下フックを備えた固定的なシートハンガーにおいては、吊下フックの鉤状部分が常時シート面から突出しており、不使用時には邪魔になり、衣服を引っ掛けてしまう虞もある。非使用時に取り外しておいても良いが、使用時毎に装着脱を行う不便さがある。
また特許文献1のようにヘッドレスト下面に収納するタイプにおいては、安定した収納状態確保するために、フック体を常時収納側に付勢する発条を組み込んで、使用時に付勢力に抗して突出保持した状態でのハンガーの使用となり、構造が複雑になると共に操作が煩瑣となる。
そこで本考案は、取り扱いが容易であり且つ不使用時にフック部分が邪魔にならない新規なシートハンガーを提案したものである。
本考案の請求項1記載に係る自動車用シートハンガーは、端部にステー取付部を設けた薄板状の装着体の基部を、基軸体の中央部分に連結して装着体を基軸体の径方向に突設し、端部にJ状の鉤部を設けたフック体の各基部を、基軸体の両端部分に連結してフック体を基軸体の径方向に突設すると共に、装着体或いはフック体の何れかの基部を基軸体が回動中心となる回動可能構造で連結し、フック体の鉤部を、基部に基軸体の径方向が回動中心となる回動可能構造で連結してなることを特徴とするものである。
而して自動車のヘッドレストのステーに、装着体のステー取付部で連結し基軸体をシート前方に位置させ、フック体をシート背凭れの前面に配置すると、フック体の鉤部に物品等を吊下げることが可能となるものである。特に鉤部は垂下状態のまま略鉛直軸方向で回動可能としているものであるから、背凭れ面から起立突出した状態で使用し、非使用時は背凭れ面に添って倒伏させることができる。
また本考案の請求項2記載に係る自動車用シートハンガーは、特に装着体の基部を基軸体の中央と固着し、基軸体の両端軸方向に連結軸部を突設し、当該連結軸部に、フック体の基部の連結箇所に嵌合孔を形成して、前記連結軸部に回動可能に外嵌合してなるもので、装着体と基軸体が一体となり、フック体のみを可動構成とすることで、製造が簡素化するものである。
また本考案の請求項3記載に係る自動車用シートハンガーは、フック体の基部と鉤部の回動連結構造を、フック体の鉤部のJ状鉤先端の突出方向を、基軸体の径方向と基軸体の軸方向の90度の範囲で回動する構成としたもので、フック体の鉤部のJ状鉤先端の突出方向を基軸体の軸方向と直交する方向(径方向)として、装着体をステーに装着した際に背凭れ面から鉤部が突出してハンガー使用に適する形態となり、またフック体の鉤部のJ状鉤先端の突出方向を基軸体の軸方向と平行な方向(基軸体の両側外方又は基軸体の下方位置)にすると、鉤部が背凭れ面に添う形状になり、鉤部が邪魔になることが無く、且つ全体が平面状となり包装運搬に適する形態とすることができる。
本考案の構成は上記のとおりで、構造が簡易で且つ不使用時に鉤部を倒伏収納することで非使用時に邪魔にならないシートハンガーを提供できたものである。
本考案の実施形態の全体斜視図。 同基軸体とフック体の基部との連結構造の説明図。 同フック体の基部構造の説明図で(イ)は正面図(ロ)は底面図。 同フック体の鉤部構造の説明図で(イ)は正面図(ロ)は一部平面図。 同使用状態の説明図。 同別例のフック体の基部構造の説明図で(イ)は斜視図(ロ)は正面図。 同別例のフック体の鉤部構造の説明図で(イ)は斜視図(ロ)は正面図。 同別例フック体の正面図。
次に本考案の実施形態について説明する。図1乃至5に示した実施形態のシートハンガーは、基軸体1と基軸体1の径方向(軸方向と直交する方向)に設けた装着体2及びフック体3で構成される。
基軸体1は、適宜長さの棒状体の軸本体11の中央部分から径方向に装着体2を突設し、軸本体11の両端における軸方向に連結軸部12を突設したものである。前記連結軸部12は縦割り軸で、先端を係止鍔部13に形成してなる。
装着体2は、薄板状で基部21を基軸体1の中央部分に固着し、端部を鉤状に形成してステー取付部22を設けたものである。
フック体3は、基部31と鉤部32で構成され、基部31は基方に基軸体1との連結構造を設け、先端側に鉤部32との連結構造を設けたものである。基軸体1との連結構造は、リング状に形成して前記連結軸部12の装着筒孔311を設けてなる。前記装着筒孔311は、連結軸部12を圧入可能で且つ装着後の復帰弾性で係止鍔部13が装着筒孔311の縁部に係止されて、基部31が基軸体1の両端に回動可能に連結されるものである。
また基部31の先端側の鉤部32との連結構造は、先端面312に連結孔313を穿設すると共に、前記連結孔313の奥方部分を拡径(拡径穴部314)に形成すると共に、尚拡径穴部314は、横方から穿設形成するもので、後に適宜な蓋体(図示せず)を装着して外観上閉塞する。
鉤部32は、基端面321に基部31との連結構造を備え、先方部分をJ状鉤322としたものである。基部31との連結構造は、基端面321に縦割りで且つ先端を拡径穴部314と対応する拡径軸部323を備えた嵌め殺し軸部324を設け、嵌め殺し軸部324を連結孔313に装着して鉤部32を回動自在に連結してなるものである。
更に基部31と鉤部32の連結構造には、鉤部32の回動制限機構を設けてなるものである。この回動制限機構は、基部31の先端面312の連結孔313の外周における所定範囲(後述する係止突部325が連結孔313を中心とした90度の範囲で可動可能な領域)に、係止凹部315を形成し、鉤部32の嵌め殺し軸部324の周囲に、前記係止凹部315内を移動可能な大きさとした係止突部325を設け、基部31と鉤部32を連結した際に、J状鉤322の先端の突出方向が、基軸体1の基軸体の径方向(基軸体と直交する方向)と、基軸体1の軸方向(基軸体1と平行方向)の両側外方となる90度の範囲で回動するようにしたものである。
而して基軸体1を自動車のシートの背凭れAの上部前方側に位置させると共に、ヘッドレストBのステーCに、装着体2のステー取付部22を引掛けて、シートの背凭れAに装着する。
上記の装着後にフック体3の鉤部32を回動して、背凭れAから起立する状態にすると、荷物Dを掛けやいす状態となり、ハンガーとして機能することになる。
また鉤部32を背凭れAに添わすことで、鉤部32が背凭れから突出した状態を避けることができ、鉤部32が邪魔にならない。而もフック体3全体を装着体2と同一平面上に位置させると全体が偏平な一枚状態となるので、収納等に便利な形態となる。
またフック体3の鉤部の回動制限機構を設ける際に、適宜クリック機構を付加することで、回動位置を安定させることができる。
なお上記の使用例は、シートの背凭れAの前面において使用する例を示したが、シート背面において荷物Dの吊下げに使用することもできる。
また更に基部31と鉤部32の連結構造における回動制限機構は、前記に示した実施形態に特定されるものではなく、図6乃至8に示すように外部に露出して形成してもよい。
具体的には、フック体3の基部31の先端面312の両側に係止受部316を垂設し、鉤部32の基端面321の外周に係止突部326を突設し、且つ係止受部316と係止突部326の位置関係を、基部31と鉤部32を連結した際に、係止受部316と係止突部326との衝突位置におけるJ状鉤322の先端の突出方向が、基軸体1の径方向と、基軸体1の軸方向外方となるように設けておくもので、鉤部32の回動範囲を所望の物とすることができる。
尚、前記の実施形態の説明は、フック体3を使用状態(基軸体の径方向へ突出)と、基軸体1の両外側の間の90度回動の例を示したが、係止凹部315と係止受部316の形成範囲の変更によって、フック体3を使用状態と、基軸体1の下方に折畳むようにする90度回動の構成としても良い。
1 基軸体
11 軸本体
12 連結軸部
13 係止鍔部
2 装着体
21 基部
22 ステー取付部
3 フック体
31 基部
311 装着筒孔
312 先端面
313 連結孔
314 拡径穴部
315 係止凹部
316 係止受部
32 鉤部
321 基端面
322 J状鉤
323 拡径軸部
324 嵌め殺し軸部
325,326 係止突部
A 背凭れ
B ヘッドレスト
C ステー
D 荷物

Claims (5)

  1. 端部にステー取付部を設けた薄板状の装着体の基部を、基軸体の中央部分に連結して装着体を基軸体の径方向に突設し、端部にJ状に形成した鉤部を設けたフック体の各基部を、基軸体の両端部分に連結してフック体を基軸体の径方向に突設すると共に、装着体或いはフック体の何れかの基部を基軸体が回動中心となる回動可能構造で連結し、フック体の鉤部を、基部に基軸体の径方向が回動中心となる回動可能構造で連結してなることを特徴とする自動車用シートハンガー。
  2. 装着体の基部を基軸体の中央と固着し、基軸体の両端軸方向に連結軸部を突設し、当該連結軸部に、フック体の基部の連結箇所に嵌合孔を形成して、前記連結軸部に回動可能に外嵌合してなる請求項1記載の自動車用シートハンガー。
  3. フック体の基部と鉤部の回動連結構造を、フック体の鉤部のJ状鉤先端の突出方向を、基軸体の径方向と基軸体の軸方向での90度の範囲で回動する構成とした請求項1又は2記載の自動車用シートハンガー。
  4. フック体の基部先端面に連結孔を穿設すると共に連結孔の奥方部を拡径に形成し、前記基部先端面に係止凹部を形成し、鉤部の連結基端面に嵌め殺し軸部を突設すると共に、係止凹部内を移動可能な大きさとした係止突部を設け、前記連結孔に嵌め殺し軸部を装着すると共に、係止凹部内に係止突部を納めてなる請求項3記載の自動車用シートハンガー。
  5. フック体の基部先端面に連結孔を穿設すると共に連結孔の奥方部を拡径に形成し、鉤部の基端面に嵌め殺し軸部を突設して前記連結孔に嵌め殺し軸部を装着すると共に、鉤部の連結基端面の外周に係止突部を突設し、フック体の基部先端面外周から前記係止突部と対応する係止受部を垂設してなる請求項3記載の自動車用シートハンガー。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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