JP3217651U - シート - Google Patents

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明美 原田
明美 原田
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株式会社ニッソク
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Abstract

【課題】通常時は貼紙防止シートとして使用し、災害発生時などに防災用品または救護用品を取り外し、使用することができるシートを提供する。【解決手段】シート1は、貼紙防止シート10と、防災用品または救護用品とを備える。貼紙防止シート10は、表面への貼紙の貼付を防止する。防災用品または救護用品は、厚さを5mm以下にされた状態で、貼紙防止シート10の裏面に貼紙防止シート10から取り外せるように設けられている。シート1は、防災用品として、袋20などの容器と紐30とを備えてもよい。【選択図】図2

Description

本考案は、シートに関するものである。
電柱などの屋外構築物に、違法な貼紙を防止する貼紙防止方法として、種々の技術が開示されている。例えば、特許文献1には、貼紙防止シートとして、表面に複数個の突起部を備えた合成樹脂シートが開示されている。
登録実用新案第3202801号公報
地震などの災害、事故などが発生したときには、防災用品または救護用品を倉庫等の特定の保管場所から取出す必要がある。一方、災害発生時には、いたるところで防災用品または救護用品を必要とし、使用するためには特定の保管場所まで取りに行くという作業が発生するという問題があることを、考案者は見出した。
一方、貼紙防止シートは、多くの場所に設置された電柱、歩道橋の橋脚、配電盤の箱などの屋外構築物に貼付されている。このため、貼紙防止シートに防災用品または救護用品を組み合わせることで、災害発生時などに防災用品または救護用品を瞬時に使用することができることを考案者は発見した。
そこで、本考案は、以上の状況を鑑みなされたもので、貼紙防止シートに防災用品または救護用品を組み合わせたシートを提供することを目的の1つとする。他の目的については、以下の記載及び実施の形態の説明から理解することができる。
上記目的を達成するため、本考案に係るシートは、貼紙防止シートと、防災用品または救護用品とを備える。貼紙防止シートは、表面への貼紙の貼付を防止する。防災用品または救護用品は、厚さを5mm以下にされた状態で、貼紙防止シートの裏面に、貼紙防止シートから取り外せるように設けられている。
本考案によれば、災害発生時に、町中の構築物に貼付されている貼紙防止シートから防災用品または救護用品を取り外し、使用することができる。
実施の形態に係るシートの正面図である。 図1のシートの背面図である。 図2の袋を閉じて、紐で縛った状態を示す図である。 図1のシートを構築物に貼付した状態を示す図である。
(実施の形態)
実施の形態に係るシート1の形状を説明する。シート1は、図1に示すように、表面に印刷された貼紙防止シート10を備える。貼紙防止シート10の表面には、裏面に袋20が設置されていることを示す表示が印刷されている。また、貼紙防止シート10の表面には、紙、プラスチックなどで形成された貼紙が貼付されても短時間で剥がれるなど、貼紙を防止する加工が施されている。ここでは、貼紙を防止するように加工された貼紙防止シート10の面を、表面と呼び、その裏側を裏面と呼ぶ。貼紙防止シート10の表面において、一方の端部にはのりしろ11が設けられている。考案の理解を容易にするため、貼紙防止シート10ののりしろ11が設けられている端部をのりしろ側端10bと呼び、逆側の端部をのりしろ逆側端10cと呼ぶ。貼紙防止シート10の表面に印刷された表示に対する上方の端を上端10aと呼び、下方の端を下端10dと呼ぶ。また、下端10dから上端10aの方向を上方、上端10aから下端10dの方向を下方と呼ぶ。
シート1の裏面には、図2に示すように、袋20と、紐30とを備える。袋20は、一辺に物を出し入れできる開口部21を有し、その他の辺である側端20aと、底側端20bとは閉じられている。つまり、袋20は、一辺に開口部21が設けられた容器である。また、袋20の底22は、袋20の底側端20bから所定の距離だけ離れており、底側端20bと底22との間に貼付用領域23を備える。袋20は、ターポリン素材などの軽量で、耐久性が高く、丈夫な素材で形成されている。また、底22は、ウェルダー加工などにより溶着されている。なお、貼付用領域23は、1枚のシートで形成されていても、2枚のシートが重なって形成されていてもよい。
袋20は、貼付用領域23の底側端20bの辺の両端部に袋貼付部24が設けられている。袋貼付部24において、貼紙防止シート10の上端10aと袋20の底側端20bとが重なるように、袋20は貼紙防止シート10に貼り付けられている。また、袋20は、貼紙防止シート10から取り外せるように貼り付けられている。例えば、袋20は貼紙防止シート10に溶着されている。このため、災害発生時には、貼紙防止シート10から袋20を取り外し、防災用品として使用することができる。また、袋20の開口部21には、両面テープ25が設けられている。このため、袋20に砂、水などを入れ、両面テープ25で開口部21を閉じることで、災害発生時に土嚢、水嚢として袋を使用することができる。
紐30は、一端に紐貼付部30aが設けられている。紐貼付部30aにおいて、紐貼付部30aが設けられた端と貼紙防止シート10の上端10aとが重なるように、紐30は貼紙防止シート10に貼り付けられている。紐30は、貼紙防止シート10から取り外せるように貼り付けられている。例えば、紐30は貼紙防止シート10に溶着されている。このため、災害発生時には、貼紙防止シート10から紐30を取り外し、使用することができる。例えば、袋20に砂、水などを入れた後に、図3に示すように、開口部21を縛る。これにより、袋20の運搬を容易にする。紐30は、ターポリン素材などの軽量で、耐久性が高く、丈夫な素材で形成されている。
貼紙防止シート10の裏面には、両面テープ貼付部13(第1両面テープ貼付部13−1、第2両面テープ貼付部13−2)と、接着剤塗布部14(第1接着剤塗布部14−1、第2接着剤塗布部14−2)とが設けられている。第1両面テープ貼付部13−1は、袋20と紐30とが設けられている位置よりものりしろ側端10bの方向に設けられ、貼紙防止シート10の上端10aから下端10dまで延びている。第1接着剤塗布部14−1は、袋20と紐30とが設けられている位置よりものりしろ逆側端10cの方向に設けられ、貼紙防止シート10の上端10aから下端10dまで延びている。また、第2両面テープ貼付部13−2は、袋20と紐30とが設けられている位置の中央よりのりしろ側端10bの方向に設けられ、袋20と紐30との下方から下端10dまで延びている。第2接着剤塗布部14−2は、袋20と紐30とが設けられている位置の中央よりのりしろ逆側端10cの方向に設けられ、袋20と紐30との下方から下端10dまで延びている。
(シートを構築物に貼り付ける方法)
シート1を構築物に貼り付けるときは、両面テープ貼付部13に両面テープを張り付け、接着剤塗布部14に接着剤を塗布する。これらの粘着力と接着力とを用いて、シート1を構築物に貼り付ける。また、図4に示すように、電柱などの柱状構築物2に巻き付けるときには、のりしろ逆側端10cをのりしろ11に両面テープなどで貼り付ける。つまり、のりしろ11において、シート1は2重になる。なお、両面テープは、接着剤の接着力よりも粘着力が低いものを用いる。
このため、災害発生時には、のりしろ逆側端10cをシート1ののりしろ11から剥がす。その後、のりしろ側端10bからのりしろ逆側端10cの方向に貼紙防止シート10を剥がし、袋20を貼紙防止シート10から取り外す。つまり、2重になっている部分の表面側のシート1(のりしろ逆側端10c)を剥がし、その後、2重になっていた部分の構築物側のシート1(のりしろ側端10b)から剥がしていく。貼紙防止シート10は、両面テープ貼付部13と接着剤塗布部14において、構築物に貼り付けられている。そこで、袋20を取り外すために、袋20よりものりしろ側端10bの方向に、両面テープ貼付部13が設けられている。両面テープは接着剤の接着力よりも粘着力が低いため、災害発生時には袋20を取り外しやすい。
以上のように、貼紙防止シート10の裏面に袋20を設けることで、災害発生時には、電柱などの町中に多く配置されている構築物に貼り付けてあるシート1から袋20を取り外して、瞬時に防災用品として使用することができる。また、シート1は、貼紙防止シート10として構築物に貼り付けられているため、倉庫等の特別な保管場所を必要としない。袋20は、貼紙防止シート10が構築物に貼付されているときに、開口部21が下方、つまり底側端20bが上方になるように貼り付けられている。言い換えると、袋20は、貼紙防止シート10の表面に印刷されている表示に対して開口部21が下方になるように貼り付けられている。このため、貼紙防止シート10が構造物に貼付されているときに、雨水が袋20の内部に入ることを防止できる。さらに、袋20は、底22と底側端20bとの間に、貼紙防止シート10に貼り付けるための貼付用領域23設けられている。これにより、貼紙防止シート10から袋20を取り外すときに、袋20に穴が開くことを防止することができる。
(変形例)
上記実施の形態では、貼紙防止シート10の表面に印刷されている例を示したが、表面は印刷されておらず、無地のものでもよい。また、のりしろ11は、シート1を貼り付ける構築物に応じて、設けなくてもよい。
また、袋20は、貼紙防止シート10の裏面に溶着されて直接貼り付ける例を示したが、これに限定されない。袋20は、貼紙防止シート10の裏面に、貼紙防止シート10から取り外せるように設けられていれば、種々の方法を選択することができる。例えば、貼紙防止シート10の裏面に、袋20が紐等で貼り付けられていてもよい。また、貼紙防止シート10の裏面に、横方向に開口部を有するポケットを設け、このポケットに袋20を収納してもよい。
また、袋20は、開口部21が下方になるように設けられている例を示したが、袋20の内部に雨水が入らなければ、種々の方法を選択することができる。例えば、袋20を貼り付ける位置の上方に、上側を貼紙防止シート10に貼り付けた雨水防止シートを設けてもよい。これにより、上方からの雨水は、雨水防止シートで遮られ、袋20の内部に入るのを防止する。
また、紐30は、袋20を縛るために設けられている例を示したが、これに限定されない。紐30は、それ自体が防災用品として、物を固定するのに用いてもよい。また、貼紙防止シート10の裏面には、防災用品として、シートが設けられてもよい。床、地面などが汚れている場合に、貼紙防止シート10からシートを取り外し、このシートを床、地面に敷いて使用する。つまり、貼紙防止シート10の裏面には、袋20、紐30、シートなどの防災用品を貼り付けてもよい。また、事故が発生したときに利用できるタンカなどの救護用品を設けてもよい。この防災用品または救護用品は、貼紙防止シート10に設けられているときの厚さが薄いものが好適である。例えば、その厚さを5mm以下にされた状態で、防災用品または救護用品を貼紙防止シート10の裏面に設けてもよい。なお、防災用品または救護用品には、防災または救護に使用することができる任意の物品が含まれる。
袋20は、底側端20bが貼紙防止シート10の上端10aと重なるように貼り付けられている例を示したが、これに限定されない。貼紙防止シート10の裏面に袋20が張り付けてあればよく、袋20を任意の位置に貼り付けてもよい。
紐30も、一端が貼紙防止シート10の上端10aと重なるように貼り付けられている例を示したが、これに限定されない。貼紙防止シート10の裏面に紐30が張り付けてあればよく、紐30を任意の位置に貼り付けてもよい。
シート1を構築物に貼り付けるために、両面テープと接着剤とを用いる例を示したが、これに限定されない。袋20よりものりしろ逆側端10cの方向では、接着後に剥がすことができれば、任意の方法を選択することができる。また、両面テープ貼付部13と、接着剤塗布部14との大きさ、位置などは、シート1が構築物に貼り付けられ、災害発生時に袋20と紐30とを取り外せることができれば、任意に選択することができる。また、両面テープ貼付部13と接着剤塗布部14とは、構築物に貼り付けるときに、必要に応じて設けてもよい。
以上において説明した形状は一例であり、貼紙防止シート10、袋20、紐30などの形状は、機能を阻害しない範囲で変更してもよい。また、説明した構成は、機能を阻害しない範囲で、任意に変更してもよい。例えば、袋20の開口部に両面テープを設けなくてもよい。
1 シート、 2 柱状構築物、 10 貼紙防止シート、 10a 上端、
10b のりしろ側端、 10c のりしろ逆側端、 10d 下端、
11 のりしろ、 13 両面テープ貼付部、 13−1 第1両面テープ貼付部、
13−2 第2両面テープ貼付部、 14 接着剤塗布部、
14−1 第1接着剤塗布部、 14−2 第2接着剤塗布部、 20 袋、
20a 側端、 20b 底側端、 21 開口部、 22 底、
23 貼付用領域、 24 袋貼付部、 25 両面テープ、
30 紐、 30a 紐貼付部

Claims (2)

  1. 表面への貼紙の貼付を防止する貼紙防止シートと、
    厚さを5mm以下にされた状態で、前記貼紙防止シートの裏面に前記貼紙防止シートから取り外せるように設けられた防災用品または救護用品と、
    を備えるシート。
  2. 前記防災用品としての容器と、紐とを備え、
    前記容器は、
    底と、底側端との間に貼付用領域が設けられ、
    底側端の両端部において、底側端と前記貼紙防止シートの端とが重なるように貼り付けられ、
    前記紐は、
    一端に設けられた紐貼付部において、前記貼紙防止シートに貼り付けられ、
    前記紐貼付部が設けられている端と前記貼紙防止シートの端とが重なっている
    請求項1に記載のシート。
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