JP3217634U - シートの圧着板 - Google Patents

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吉則 尾崎
吉則 尾崎
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株式会社尾崎亀商店
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Abstract

【課題】シートを圧着する圧着板を金属板、板状ゴム、フッ素樹脂板の三層の構造にして、防水シート相互の接合部に凹凸があっても溶着を確実に行えるシートの圧着板を提供する。
【解決手段】略長方形の適宜な重量を有する金属板1の平板の上面の適宜な位置に手持ち部2を設けて、金属板1の平板の底面に適宜な厚みの軟質の板状ゴム3とフッ素樹脂板5をそれぞれ順次に貼着したシートの圧着板である。圧着時の圧力分布が均一になり、また滑り性が高くシート上の移動がスムーズになり、効率よく確実にシートを溶着できる。
【選択図】図1

Description

本考案は、屋上やベランダの塩化樹脂系シートによる防水施工に於いて、水密性を確保するための最重要箇所は防水シート相互の接合部であり、その接合部を溶着するシートの圧着板に関するものである。
従来の防水施工の技術としては、平場の塩化樹脂系シートと壁側の立上りから貼り下げた塩化樹脂系シートと重ね合った接合部は水密性を確保するために、接合部の間に溶剤を注入して圧着ローラーで接合部の表面を転圧してシートを溶着して接合していた。また従来の圧着板は、平板の底部に硬質ゴムを貼着したもので接合部の表面を擦りながら移動して圧力をかけて溶着して接合していた。
実開昭52−016325号公報
従来、溶剤で重ね合った塩化樹脂系シートを溶着するには、数秒間は接合部を圧着しておかねばならない。圧着ローラーで転圧するには、接合部の間に溶剤を注入して圧着ローラーで塩化樹脂系シートの接合部の表面をゆっくり前後に移動し転圧しながらシートを溶着して接合していたから、作業効率が上がらなかった。また塩化樹脂系シートの接合部に凹凸がある場合等は、圧着ローラーの、転圧が均一にかかりにくく、その為に溶剤が均一に塗布されず溶着が不完全になってしまう事が多々あった。また平板の底面に硬質ゴムを貼着した圧着板は、硬質ゴムは摩擦係数が高く滑り性が低いので、接合部の塩化樹脂系シートの表面上をスムーズに滑らず、平板を押しつづけ圧力をかける事により溶着していたので、圧着板を支えている作業者の指先にも負担がかかり作業時間も大幅に長くなってしまう。さらに硬質ゴムは溶剤に溶解するので、接合部からはみ出した溶剤には絶えず注意を払わなければならなかった。
上記問題を達成するためには、略長方形の適宜な重量を有する金属の平板の上面の適宜な位置に手持ち部を設けて、前記金属の平板の底面に適宜な厚みを有する軟質の板状ゴムとフッ素樹脂板をそれぞれ順次に貼着して問題を解決したものである。なお、フッ素樹脂板の上に軟質の板状ゴムをその上に金属の平板のそれぞれの材料をゴム成型用金型に仕込んで加硫接着させて一体化させてもよい。また金属板の底面にフッ素樹脂板を直接に貼着しても良い。
従来の圧着ローラーは、塩化樹脂系シートの接合部に凹凸がある場合、圧着ローラーの転圧が均一にかかりにくく、その為に溶剤が均一に塗布されず溶着が不完全になってしまう事が多々あったが、本考案のシートの圧着板の構造は、金属板とフッ素樹脂板の中間層に板状ゴムを介しているので、塩化樹脂系シートの重なり合った接合部に凹凸があっても、シートの圧着板は移動中に適宜な厚みを有する軟質の板状ゴムが圧力の変化を吸収し圧力分布を均一にするので、接合部の間に注入した溶剤が均一に分布するので溶着が確実に行われる。
また接合部の溶着には数秒間は加圧を断続的にしなければならず、加圧ローラーではゆっくりと接合部を前後させなければならず作業効率が悪い。しかしながら本考案のシートの圧着板は略長方形で長手方向に適宜な長さがあるので、前方向に接合部を移動している間に溶着されるので作業効率が上がる。
さらに、本考案のシートの圧着板が塩化樹脂系シートと接する面は摩擦係数が低いフッ素樹脂板で構成されているので滑り性が高いく、塩化樹脂系シート上をスムーズに移動するので作業効率が上がる。
そして、本考案のシートの圧着板の金属板は適宜な重量を有しているので、余り加圧しなくても自重があるので、少しの加圧で移動しながら溶着できる。また持ち手部が金属板の上面に設けられているので、持ち手部を握って安定した作業を行え、そして指や腕にも負担がかからない。
また、フッ素樹脂板は作業中に接合部からはみ出た溶剤に触れてもフッ素樹脂板は溶解することがないので、作業が中断することもない。
そして、フッ素樹脂板は耐熱性も持ち合わせているので、屋上等の作業現場の気温が上がっても作業に支障をきたす事はない。
本考案の正面図 本考案の平面図
本考案は、略長方形の適宜な重量を有する金属の平板の上面の適宜な位置に手持ち部を設けて、前記金属の平板の底面に適宜な厚みの軟質の板状ゴムとフッ素樹脂板をそれぞれ順次に貼着したものである。なお、フッ素樹脂板の上に適宜な厚みの軟質の板状ゴムを、そして前記板状ゴムの上に金属の平板のそれぞれの材料をゴム成型用金型に仕込んで加硫接着させて一体化させても良い。なお金属板の底面にフッ素樹脂板を直接に貼着しても良い。以下、添付図面に従って一実施例を説明する。
図1及び図2は本考案の正面図と平面図である。
1は略長方形の平板でステンレス製等の金属板である。2は金属板1の上面の適宜な位置に設けられた手持ち部である。3は適宜な厚みを有する軟質の板状ゴムで金属板1の下面に接着剤4により貼着されている。5はフッ素樹脂板であって板状ゴム3の底部に接着剤4により貼着している。
本考案は以上の構成であるから、略長方形の適宜な重量を有する金属板1の平板の上面の適宜な位置に手持ち部2を設けて、前記金属板1の平板の底面に適宜な厚みの軟質の板状ゴム3とフッ素樹脂板5をそれぞれ順次に接着剤により貼着したもので、シートの圧着板を接合部へ移動した場合、塩化樹脂系シートと接する面は摩擦係数が低いフッ素樹脂板4なので滑り性が高いので、塩化樹脂系シート上をスムーズに移動し、シートの圧着板は長手方向に適宜な長さがあるので、前方向に接合部を移動している間に溶着される。そして、本考案のシートの圧着板の金属板1は適宜な重量を有しているので、余り加圧しなくても自重があるので移動しながら溶着でき、また、持ち手部2が金属板1の上面に設けられているので、持ち手部を握って安定した作業を行える事により指や腕に負担が軽減される。さらに、本考案のシートの圧着板の構造は、金属板1とフッ素樹脂板5の中間層に適宜な厚みの軟質の板状ゴム3を介しているので、塩化樹脂系シートの重なり合った接合部に凹凸があっても、シートの圧着板は移動中に適宜な厚みの軟質の板状ゴム3が圧力の変化を吸収し圧力分布を均一にするので、接合部の間に注入した溶剤が均一に分布するので溶着が確実に行われる。なお金属板1の底面にフッ素樹脂板5を直接に貼着しても良い。
産業上の利用可能性
本考案は、防水シートを圧着する産業で利用される。
1 金属板
2 手持ち部
3 板状ゴム
4 接着剤
5 フッ素樹脂板

Claims (1)

  1. 略長方形の金属の平板の上面に手持ち部を設けて、前記略長方形の金属の平板の底面に板状ゴムとフッ素樹脂板をそれぞれ順次に貼着したことを特徴とするシートの圧着板。
JP2018002266U 2018-05-31 2018-05-31 シートの圧着板 Active JP3217634U (ja)

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