JP3217427U - ローラー付き圧着板 - Google Patents

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吉則 尾崎
吉則 尾崎
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株式会社尾崎亀商店
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Abstract

【課題】塩化樹脂系シートによる防水施工において、前後に移動しなくてもいいので作業がスムーズに進み、指や腕に負担がかからないローラー付き圧着板を提供する。【解決手段】略長方形平板1の両側板の一側板内に適宜の長さと幅を有するシートの圧着板3を設けて、圧着板3と側板内に短尺のローラー4を配設して、その両端に長尺ローラー5をそれぞれ回転可能に並列に配設してるので、複数個のローラー4、5が移動中に凸凹の変化を吸収し、圧着板3が接合部の間に注入した溶剤が均一に分布しながら圧着してシートの接合部の溶着が確実に行われる。【選択図】図1

Description

本考案は、屋上やベランダの塩化樹脂系シートによる防水施工に於いて、水密性を確保するための最重要箇所は防水シート相互の接合部であり、その接合部を溶着するローラー付き圧着板に関するものである。
従来の防水施工の技術としては、平場の塩化樹脂系シートと壁側の立上りから貼り下げた塩化樹脂系シートと重ね合った接合部は水密性を確保するために、接合部の間に溶剤を注入して圧着ローラーで接合部の表面を転圧してシートを溶着して接合していた。また従来の圧着板は、平板の底部に硬質ゴムを貼着したもので接合部の表面を擦りながら移動して圧力をかけて溶着して接合していた。
実全昭56−024911号公報
従来、溶剤で重ね合った塩化樹脂系シートを溶着するには、数秒間は接合部を圧着しておかねばならない。圧着ローラーで転圧するには、接合部の間に溶剤を注入して圧着ローラーで塩化樹脂系シートの接合部の表面をゆっくり前後に移動し転圧しながらシートを溶着して接合していたから、作業効率が上がらなかった。また塩化樹脂系シートの接合部に凹凸がある場合等は、圧着ローラーの転圧が均一にかかりにくく、その為に溶剤が均一に塗布されず溶着が不完全になってしまう事が多々あった。また平板の底面に硬質ゴムを貼着した圧着板は、硬質ゴムは摩擦係数が高く滑り性が低いので、接合部の塩化樹脂系シートの表面上をスムーズに滑らず、平板を押しつづけ圧力をかける事により溶着していたので、圧着板を支えている作業者の指先にも負担がかかり作業時間も大幅に長くなってしまう。
上記問題を達成するためには、長方形平板の長手方向の両端部を押し曲げ左右の両側板を形成し、前記両側板内の一側に適宜の長さと幅を有するシートを押さえる圧着板を設けて、前記圧着板と側板内に短尺のローラーと、前記短尺のローラーの両端に長尺ローラーを配設して、それぞれのローラーが回転自在になるように並列に配設して問題を解決したものである。
従来の圧着ローラーは、塩化樹脂系シートの接合部に凹凸がある場合、圧着ローラーの転圧が均一にかかりにくく、その為に溶剤が均一に塗布されず溶着が不完全になってしまう事が多々あった。本考案のローラー付き圧着板は、塩化樹脂系シートの重なり合った接合部に凹凸があっても、複数個のローラーを所定の空隙を空けて並列に配設して、それぞれのローラーの軸を中心として回転自在になるように構成しており、ローラーの接地面と圧着板の底面が平行で、若干ローラが圧着板の上面より少し内に配設されていて、複数個のローラーが移動中に凸凹の変化を吸収する構造になっているので、適宜の長さと幅を有する圧着板が、接合部の間に注入した溶剤が均一に分布するように圧着するのでシートの接合部の溶着が確実に行われる。
また接合部の溶着には約3秒間は加圧を継続的にしなければならず、加圧ローラーではゆっくりと接合部を前後させなければならず作業効率が悪いが、本考案のローラー付き圧着板は適宜の長さと幅を有しており、複数個のローラーが並列に配設されているので移動はスムーズに行われて、圧着板が接合部に圧着されながら溶着されるので、本考案のローラー付き圧着板を前後に移動しなくても確実に短時間で溶着されるので作業効率が上がる。
そして、本考案のローラー付きの圧着板は適宜な重量を有しているので、余り加圧しなくても自重があるので移動しながら溶着できるので指や腕に負担がかからない。
本考案の正面図 本考案の平面図
本考案は、長方形平板の長手方向の両端部を押し曲げ左右の両側板を形成し、前記両側板内の一側に適宜の長さと幅を有するシートを押さえる圧着板を設けて、前記圧着板と側板内に短尺のローラーと、前記短尺のローラーの両端に長尺ローラーを配設して、それぞれのローラーが回転自在になるように並列に配設したものである。以下、添付図面に従って一実施例を説明する。
図1及び図2は本考案の正面図と平面図である。
1は略長方形平板でステンレス製等の金属板である。2は略長方形平板1の長手方向の両端部を押し曲げ形成された左右の両側板である。3は一方の両側板2のに形成されたシートを押さえる圧着板であって、略長方形平板の長手方向にわたって適宜の長さと幅を有している4は短尺のローラーで圧着板3と側板内2に並列に回転自在に配設されており、短尺のローラー4の両端には長尺ローラー5が位置している。6はローラーの軸である。
本考案は以上の構成であるから、平場の塩化樹脂系シートと壁側の立上りから貼り下げた塩化樹脂系シートと重ね合った接合部は水密性を確保するために、接合部の間に溶剤を注入しながらローラー付き圧着板で接合部の表面を転圧してシートを溶着して接合するもので、両側板2内に長尺のローラー5と短尺のローラー4を所定の空隙を空けて並列に配設して、それぞれのローラーの軸6を中心として回転自在になるように構成し、前記両側板2の一側にシートを押さえる圧着板3を設けており、短尺のローラー4は圧着板3と両側板2内に並列に位置している。ローラー付き圧着板の圧着板3を壁側の立上り側面に沿わし、平場のシートの接合部の間に溶剤を注入しながら押し進めると長尺のローラー5と短尺のローラーの接地面と圧着板3の底面が平行で、若干ローラ4、5が圧着板3の上面より少し内に配設されているので、複数個のローラー4、5が移動中に凸凹の変化を吸収するので圧着板3が、接合部の間に注入した溶剤が均一に分布するように圧着するのでシートの接合部の溶着が確実に行われる。また長手方向に適宜な長さがあり、複数個のローラー5が並列に配設されているので移動はスムーズに行われて、適宜の長さと幅を有している圧着板3が接合部に圧着されながら溶着されるので、本考案のローラー付き圧着板を前後に移動しなくてもいいので作業がスムーズに進み作業効果も上がる。またローラー付き圧着板は適宜な重量を有しているので、余り加重しなくても自重があるので移動しながら溶着できるので指や腕に負担がかからない。
産業上の利用可能性
本考案は、ローラー付き圧着板を製造する産業で利用される。
1 略長方形平板
2 両側板
3 圧着板
4 短尺のローラー
5 長尺のローラー
6 ローラーの軸

Claims (1)

  1. 略長方形平板の長手方向の両端部を押し曲げ左右の両側板を形成し、前記両側板の一側板内に適宜の長さと幅を有するシートの圧着板を設けて、前記圧着板と側板内に短尺のローラーを、両端に長尺ローラーをそれぞれ回転可能に並列に配設したことを特徴とするローラー付き圧着板。
JP2018002069U 2018-05-17 2018-05-17 ローラー付き圧着板 Active JP3217427U (ja)

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