JP3217348U - 締緩装置 - Google Patents

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啓峰 高
啓峰 高
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東立工業股▲分▼有限公司
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Abstract

【課題】着脱磁機能を有する締緩装置を提供する。
【解決手段】ハンドル4と、磁力手段5と、ビット6と、を備えている締緩装置であって、ハンドル4は、第1の軸線42に沿う貫通孔46を有する握り部41と、第1の軸線42と略直交する第2の軸線45に沿うビット設置孔44を有する筒形のビット設置部43と、を有し、貫通孔46とビット設置部43との間に収容空間47が形成されており、磁力手段5は、収容空間47内に収容されており、ビット6は、ビット設置孔44に挿入され、磁力手段5により固定される設置部61と、設置部61がビット設置孔44に挿入固定されると、ビット設置孔44から突出する作動部62と、を有すると共に、貫通孔46内に置かれることにより着磁され、ハンドル4の第1の軸線42と略直交する外側面49の、磁力手段5に近い場所に置かれることにより脱磁されるように形成されている。
【選択図】図2

Description

本考案は締緩装置に関し、具体的にはねじの締緩作業に使用する締緩装置に関する。
一般的に、ドライバーやレンチなどの締緩装置は、先端の作動部に磁気を帯びさせて、ねじやボルトなどを吸引して拾えるようにするために、製造中に着磁工程が行われる。
しかし、その締緩装置が長時間使用されると、環境や温度の影響で、作動部の磁気が消えていく。また、精密な電子装置のねじに使用する際には、その電子装置の機能を損なわないために、磁気を帯びていない作動部を使用する必要がある。
ゆえに、特許文献1のような、締緩装置の作動部を着磁、脱磁することができる工具が開発されている。
図1に示されるように、特許文献1に記載されている着脱磁工具1は、所定の方向に沿う着磁孔111及び脱磁孔112を有するケース11と、着磁孔111と脱磁孔112との間に設置されている第1の磁石12と、着磁孔111の第1の磁石12が設置されている側の反対側に設置されている第2の磁石13と、を備えている。
着磁孔111内の第1の磁石12及び第2の磁石13による磁場方向は、脱磁孔112内の第1の磁石12による磁場方向と逆になるので、ドライバー2の作動部21は、着磁孔111内に置かれることにより着磁され、そして、脱磁孔112内に置かれることにより脱磁されることができて、上記の問題点を解消できる。
しかし、着脱磁工具1とドライバー2とは、それぞれ独立するものであるので、それぞれを製造、保存、携帯しなければならない欠点があって、更に、着脱磁工具1の体積が小さいので、失くしやすく、且つ、使用する際に探しにくい欠点がある。
台湾実用新案公告第265893号明細書
上記問題点に鑑みて、本考案は、上記の着脱磁工具の問題点を解消できる締緩装置の提供を目的とする。
上記目的を達成すべく、本考案は、非金属材料により構成されているハンドルと、磁力手段と、ビットと、を備えている締緩装置であって、前記ハンドルは、第1の軸線に沿う貫通孔を有するように形成されている握り部と、前記握り部の一端から、前記第1の軸線と略直交する第2の軸線に沿って、ビット設置孔としての軸孔を有する筒形のように突出しているビット設置部と、を有し、前記握り部の前記貫通孔と前記ビット設置部との間に収容空間が前記第2の軸線に沿って形成されており、前記磁力手段は、前記ビット設置孔の方に向かう第1の磁力端と、前記第1の磁力端の反対端であって前記貫通孔の方に向かう第2の磁力端とを有するように前記収容空間内に収容されており、前記ビットは、前記ビット設置孔に挿入され、且つ前記磁力手段の磁力により取り外し可能に吸着固定されることができるように構成されている設置部と、前記設置部から延伸してなり、前記設置部が前記ビット設置孔に挿入固定されると、前記ビット設置孔から突出するように形成されている作動部と、を有すると共に、前記貫通孔内に置かれることにより着磁され、前記ハンドルの前記第1の軸線と略直交する外側面の、前記磁力手段に近い場所に置かれることにより脱磁されることができるように形成されていることを特徴とする締緩装置を提供する。
上記構成により、本考案の締緩装置は、第1の軸線を沿う貫通孔を有するハンドル内に磁力手段が収容されていて、作動部を有するビットが貫通孔内に置かれることにより着磁され、ハンドルの第1の軸線と略直交する外側面の、磁力手段に近い場所に置かれることにより脱磁されることができる。このようにハンドル自体が着脱磁機能を有しているため、別の着脱磁工具を用意する必要が無く、且つ、ハンドル自体が紛失しない限り着脱磁機能を有する部分を失くすことがなく、使用する際に着脱磁工具を探す必要がなくなる。
従来の着脱磁工具及び締緩装置を示す斜視図である。 本考案の第1の実施形態の締緩装置を示す部品分解図である。 本考案の締緩装置を示す断面図である。 本考案の締緩装置を示す下視図である。 本考案の第2の実施形態の締緩装置を示す断面図である。
以下、図面を参照しながら、本考案に係る締緩装置の各実施形態について詳しく説明する。
<第1の実施形態>
本考案の締緩装置3は、図2に示されるように、ハンドル4と、磁力手段5と、ビット6と、を備えている。
ハンドル4は、非金属材料により構成されるものであって、図2及び図3に示されるように、第1の軸線42に沿う貫通孔46を有するように形成されている握り部41と、握り部41の一端から、第1の軸線42と略直交する第2の軸線45に沿って、ビット設置孔44としての軸孔を有する筒形のように突出しているビット設置部43と、を有する。更に、ハンドル4には、図2に示されるように、握り部41の貫通孔46とビット設置部43との間に収容空間47が第2の軸線45に沿って形成されていると共に、外側面49の磁力手段5に近い場所に、第2の軸線45と平行する方向に沿って延伸する上、幅がビット6を横から含めることができる溝48が形成され、且つ、ビット設置部43のビット設置孔44は、第2の軸線45と略直交する横断面が多角形になるように形成されている。
図2に示されるように、この実施形態において、ハンドル4は、プラスチック材料により構成され、第2の軸線45に対する反対両側に分かれた2つの部品により組み合わせるものである。握り部41は、中空円環状に形成されているが、他の形に形成されることもできる。収容空間47は、ビット設置孔44と連通するように形成されている。溝48は、図2及び図4に示されるように、2つあって、ハンドル4の第1の軸線42と略直交する2つの外側面49それぞれに形成されている。ビット設置部43のビット設置孔44の横断面の形は、図4に示されるように、六角形に形成されている。
磁力手段5は、磁石であって、図2及び図3に示されるように、ビット設置孔44の方に向かう第1の磁力端51と、第1の磁力端51の反対端であって貫通孔46の方に向かう第2の磁力端52とを有するように収容空間47内に収容されている。
磁力手段5に使用する磁石としては、ストロンチウムフェライト(strontium ferrite)、バリウムフェライト(barium ferrite)、ネオジム磁石(neodymium-iron-boron magnet)、アルニコ磁石(alnico magnet)などの永久磁石が挙げられる。
第1の磁力端51と第2の磁力端52とは、相違する磁極であり、即ち、第1の磁力端51がN極の場合、第2の磁力端52はS極であり、第1の磁力端51がS極の場合、第2の磁力端52はN極である。
ビット6は、図2及び図3に示されるように、設置部61と、作動部62とを有する。設置部61は、ビット設置孔44に挿入され、且つ、磁力手段5に面する端部が磁力手段5の磁力により取り外し可能に吸着固定されることができる磁性体材料で構成されている。作動部62は、磁性体材料により構成されているものであって、設置部61から延伸してなり、設置部61がビット設置孔44に挿入固定されると、ビット設置孔44から突出するように形成されている。
更に、ビット6は、貫通孔46内に置かれることにより作動部62が着磁され、ハンドル4の第1の軸線42と略直交する外側面49の磁力手段5に近い場所(即ち、溝48)に置かれることにより作動部62が脱磁されることができるように形成されている。
設置部61は、更に、横断面がビット設置孔44の第2の軸線45と略直交する横断面の形に対応する形に形成されていて、ビット設置孔44に挿入されると、ビット設置孔44に対し、第2の軸線45を軸心として回転することができない。
この実施形態において、ビット6はねじ回しビットであり、設置部61の横断面が六角形に形成されている。
ビット6の作動部62の形状は、例えば、マイナスドライバー、プラスドライバー、ポジドライブドライバー、三角ネジドライバー、スクエアドライバー(四角ドライバー)、六角ドライバー、ヘクスローブドライバーなどの先端の形状に形成することができる。
上記の構成によれば、使用者が本考案の締緩装置3を使用する際に、先ずビット6の設置部61を、ハンドル4のビット設置部43が有するビット設置孔44に挿入することにより、ビット6をハンドル4のビット設置部43設置してから、ビット6の作動部62によりねじやボルトなどを回して、締め付けて固定したり緩めて外すことができる。また、作業対象のねじやボルトなど部品に合わせて、その部品の締緩ができる作動部62を有するビット6に変換することもできる。
そして、使用者がビット6をハンドル4の貫通孔46内に置くと、ビット6の作動部62は、磁力手段5の磁場方向に影響されて、磁気モーメントの向きが磁場と同じ方向にそろうので、着磁され、また、図4に示されるように、貫通孔46で着磁されたビット6をハンドル4の溝48に置くと、磁力手段5の磁場方向に影響されて、磁気モーメントの向きが乱されるので、脱磁される。
従って、本考案の締緩装置3の作動部62を着脱磁する際に、別の着脱磁工具を用意する必要が無く、且つ、ハンドル自体を紛失しない限り着脱磁機能を有する部分を失くすことがなく、使用する際に着脱磁工具を探す必要がなくなる。
<第2の実施形態>
本考案の締緩装置の第2の実施形態は、上記第1の実施形態と多くの構成が共通するので、ここでは詳しい説明を省略し、その相違点のみを説明する。
図5は本考案の第2の実施形態の締緩装置3を示す断面図である。握り部41は、図5に示されるように、第2の軸線45に沿って延伸しながら、中央に貫通孔46が開けられている中空四角枠状に形成されている。また、ビット6が貫通孔46において、磁力手段5に近い場所である着磁位置40に置かれると、着磁されることができる。
本考案の締緩装置は、ねじやボルトなどの締め又は緩めに使用することができ、また、簡単にビットの作動部を着脱磁することができるので、特に磁性があるビット及び磁性がないビット両方が頻繁に使用される用途に好適である。
3 締緩装置
4 ハンドル
41 握り部
42 第1の軸線
43 ビット設置部
44 ビット設置孔
45 第2の軸線
46 貫通孔
47 収容空間
48 溝
49 外側面
40 着磁位置
5 磁力手段
51 第1の磁力端
52 第2の磁力端
6 ビット
61 設置部
62 作動部

Claims (5)

  1. 非金属材料により構成されているハンドルと、磁力手段と、ビットと、を備えている締緩装置であって、
    前記ハンドルは、
    第1の軸線に沿う貫通孔を有するように形成されている握り部と、
    前記握り部の一端から、前記第1の軸線と略直交する第2の軸線に沿って、ビット設置孔としての軸孔を有する筒形のように突出しているビット設置部と、を有し、
    前記握り部の前記貫通孔と前記ビット設置部との間に収容空間が前記第2の軸線に沿って形成されており、
    前記磁力手段は、
    前記ビット設置孔の方に向かう第1の磁力端と、前記第1の磁力端の反対端であって前記貫通孔の方に向かう第2の磁力端とを有するように前記収容空間内に収容されており、
    前記ビットは、
    前記ビット設置孔に挿入され、且つ前記磁力手段の磁力により取り外し可能に吸着固定されることができるように構成されている設置部と、
    前記設置部から延伸してなり、前記設置部が前記ビット設置孔に挿入固定されると、前記ビット設置孔から突出するように形成されている作動部と、を有すると共に、
    前記貫通孔内に置かれることにより着磁され、前記ハンドルの前記第1の軸線と略直交する外側面の、前記磁力手段に近い場所に置かれることにより脱磁されることができるように形成されていることを特徴とする締緩装置。
  2. 前記ハンドルは、前記外側面の前記磁力手段に近い場所に、前記第2の軸線と平行する方向に沿って延伸する上、幅が前記ビットを横から含めることができる溝が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の締緩装置。
  3. 前記握り部は、中空円環状に形成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の締緩装置。
  4. 前記握り部は、前記第2の軸線に沿って延伸しながら、中央に前記貫通孔が開けられている中空四角枠状に形成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の締緩装置。
  5. 前記ビット設置部の前記ビット設置孔は、前記第2の軸線と略直交する横断面が多角形になるように形成されており、
    前記ビットの前記設置部は、横断面が前記ビット設置孔の前記第2の軸線と略直交する横断面の形に対応する形に形成されていて、前記ビット設置孔に挿入されると、前記ビット設置孔に対し、前記第2の軸線を軸心として回転することができないことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の締緩装置。
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