JP3217323U - 溶接ヒューム回収処理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】吸引力が強く、水循環の利用を保証でき、省エネルギー、大気に対する汚染が減少する溶接ヒューム回収処理システムを提供する。【解決手段】複数の吸入パイプ1を備えており、吸入パイプ1の入口側に吸入口2が設けられる吸入口機構と、粉塵収集パイプ4と、粉塵収集箱5と、パイプラインa(6)と、を備えており、粉塵収集パイプ4の出口側に粉塵隔離箱7が設けられており、粉塵隔離箱7がパイプラインa(6)を介して粉塵収集箱5と接続され、粉塵隔離箱7の内部に塵フィルタースクリーンが縦に設けられる粉塵収集機構と、水霧浄化箱9と、沈殿タンクのグループと、溢水タンク25と、を備えており、水霧浄化箱9の入口側と粉塵隔離箱7とが接続され、沈殿タンクのグループが二つの沈殿タンク10からなり、水霧浄化箱9の出口側に上から下へ順番にパイプラインb(11)、パイプラインc(12)が設けられる水霧浄化機構と、を備える。【選択図】図1

Description

本考案は、溶接ヒューム回収分野に関し、特に、溶接ヒューム回収処理システムに関する。
工場の作業場において、溶接作業によって発生されるヒュームの排出と処理はずっと難題になっている。通常の解決手段として、作業の上部に大型の送風機を増設して、ヒュームがガス対流によって大気に排出される。しかしながら、溶接作業が均衡でなく、作業場の空間が広いので、大型の送風機のヒュームに対する排出効果が悪い。よって、上記した処理方法はあまり有効でなく、かつ、溶接ヒュームが処理されないまま大気に排出され、環境がある程度汚染されている。
本考案は、前記先行技術における欠点を解消し、吸引力が強く、水循環の利用を保証でき、省エネルギー、大気に対する汚染が減少する溶接ヒューム回収処理システムを提供することを目的とする。
本考案は、その課題を解決するために以下のものを採用する。
本考案は、溶接ヒューム回収処理システムであって、
複数の吸入パイプを備えており、吸入パイプの入口側に吸入口が設けられて、吸入パイプの吸入口に近づく位置にそれぞれバルブが設けられる吸入口機構と、
粉塵収集パイプと、粉塵収集箱と、パイプラインaと、を備えており、粉塵収集パイプの入口側と複数の吸入パイプの出口側とが接続され、粉塵収集パイプの出口側に粉塵隔離箱が設けられており、粉塵隔離箱がパイプラインaを介して粉塵収集箱と接続され、粉塵収集箱が粉塵隔離箱の下に位置し、粉塵収集パイプに送風機が設けられるとともに、粉塵隔離箱の内部に塵フィルタースクリーンが縦に設けられる粉塵収集機構と、
水霧浄化箱と、沈殿タンクのグループと、溢水タンクと、を備えており、水霧浄化箱の入口側と粉塵隔離箱とが接続され、沈殿タンクのグループが二つの沈殿タンクからなり、水霧浄化箱の出口側に上から下へ順番にパイプラインb、パイプラインcが設けられ、パイプラインbの出口側が大気に位置し、パイプラインcの出口側がそれぞれパイプラインd、パイプラインeに接続され、パイプラインd、パイプラインeの出口側がそれぞれ沈殿タンクの中に位置し、沈殿タンクと溢水タンクとがパイプラインfによって接続されるとともに、沈殿タンクと溢水タンクとが水霧浄化箱の下に位置し、溢水タンクと水霧浄化箱とがパイプラインgを介して接続され、パイプラインgに浄水器及び送水ポンプが設けられ、送水ポンプが水霧浄化箱に近く設けられる水霧浄化機構と、を備える。
本考案の更なる改良は、吸入口はラッパ型の構造である。
本考案の更なる改良は、水霧浄化箱の上端面に複数の水霧噴射部が設けられ、水霧噴射部は下へ噴射するように設置される。
本考案の更なる改良は、パイプラインaの粉塵収集箱に近づく位置に塵排出バルブが設けられ、粉塵収集箱の下端に塵排出口が設けられ、粉塵収集箱の上端に第1の空気パイプヘッドが設けられる。
本考案の更なる改良は、パイプラインgにバイパスを通じて貯水槽が設けられ、貯水槽は溢水タンクと浄水器との間に位置し、貯水槽の上に第2の空気パイプヘッドが設けられる。
以下、本考案は従来技術に対して以下の有利な効果を説明する。
1.本考案において、吸入口機構と、粉塵収集機構と、水霧浄化機構と、を備えており、溶接ヒュームはパイプラインaを介して粉塵隔離箱に入り、塵フィルタースクリーンのろ過によってヒュームが遮断され、ヒュームにおける重金属及び機械的不純物は引力の作用によって粉塵収集箱に収集され、ざっとろ過の役目を果たすことができる。それから、溶接ヒュームは水霧浄化機構の水霧浄化タンクを通って、水霧浄化タンクの水霧噴射部によって吹き付けられ、水霧の吸着作用によって、ヒュームにおける細塵は水霧と一緒に水霧浄化タンクの底部に落ち、細塵をろ過する役目を果たすことができ、ろ過されたきれいなガスはパイプラインbに排出され、大気に対する汚染が減少することができる。水霧浄化タンクの底部に落ちる細塵はパイプラインcを介して沈殿タンクに入って沈殿タンクの下部に位置し、一方、水が沈殿タンクの上部に位置して、パイプラインfを介して溢水タンクに入ってから、パイプラインgを介して水霧浄化タンクに戻ることで、水循環の利用を保証して、省エネルギーの役目を果たすことができ、パイプラインgに浄水器が設けられ、水をろ過する役目を果たすことができる。
2.本考案において、沈殿タンクと溢水タンクとが水霧浄化箱の下に位置し、水霧浄化箱、沈殿タンク、溢水タンクの液面差により、水霧浄化箱における液体は引力の作用で沈殿タンク及び溢水タンクへ流れ、これにより、パイプラインに負圧を発生させるので、水霧浄化箱における液体はどんどん沈殿タンク及び溢水タンクへ流れる。吸入口はラッパ型の構造であり、ラッパ型の設計は、面積を増加して、吸入力を強めて、エネルギー消費も下げる役目を果たすことができる。
3.塵排出バルブは、パイプラインaを開閉する役目を果たすことができ、塵排出口は、煙灰を粉塵収集箱に排出しやすくする役目を果たすことができ、第1の空気パイプヘッド及び第2の空気パイプヘッドは、空気が流通しやすくする役目を果たすことができる。
本考案に係る溶接ヒューム回収処理システムの構成概略図。
1:吸入パイプ、2:吸入口、3:バルブ、4:粉塵収集パイプ、5:粉塵収集箱、6:パイプラインa、7:粉塵隔離箱、8:塵フィルタースクリーン、9:水霧浄化箱、10:沈殿タンク、11:パイプラインb、12:パイプラインc、13:パイプラインd、14:パイプラインe、15:パイプラインf、16:パイプラインg、17:浄水器、18:送水ポンプ、19:水霧噴射部、20:塵排出バルブ、21:塵排出口、22:第1の空気パイプヘッド、23:バイパス、24:貯水槽、25:溢水タンク、26:第2の空気パイプヘッド、27:送風機。
本考案に対する理解を深めるために、図面及び実施例に基づいて、本考案をさらに説明する。また、当該実施例は本考案を解釈するものだけであり、本考案の保護範囲の限定にならない。
図1に示されるように、本実施例に係る溶接ヒューム回収処理システムは、複数の吸入パイプ1を備えており、吸入パイプ1の入口側に吸入口2が設けられて、吸入パイプ1の吸入口2に近づく位置にそれぞれバルブ3が設けられる吸入口機構と、粉塵収集パイプ4と、粉塵収集箱5と、パイプラインa6と、を備えており、粉塵収集パイプ4の入口側と複数の吸入パイプ1の出口側とが接続され、粉塵収集パイプ4の出口側に粉塵隔離箱7が設けられており、粉塵隔離箱7がパイプラインa6を介して粉塵収集箱5と接続され、粉塵収集箱5が粉塵隔離箱7の下に位置し、粉塵収集パイプ4に送風機が設けられるとともに、粉塵隔離箱7の内部に塵フィルタースクリーンが縦に設けられる粉塵収集機構と、水霧浄化箱9と、沈殿タンクのグループと、溢水タンク25と、を備えており、水霧浄化箱9の入口側と粉塵隔離箱7とが接続され、沈殿タンクのグループが二つの沈殿タンク10からなり、水霧浄化箱9の出口側に上から下へ順番にパイプラインb11、パイプラインc12が設けられ、パイプラインb11の出口側が大気に位置し、パイプラインc12の出口側がそれぞれパイプラインd13、パイプラインe14に接続され、パイプラインd13、パイプラインe14の出口側がそれぞれ沈殿タンクの中に位置し、沈殿タンク10と溢水タンク25とがパイプラインf15によって接続されるとともに、沈殿タンク10と溢水タンク25とが水霧浄化箱9の下に位置し、溢水タンク25と水霧浄化箱9とがパイプラインg16を介して接続され、パイプラインg16に浄水器17及び送水ポンプ18が設けられ、送水ポンプ18が水霧浄化箱9に近く設けられる水霧浄化機構と、を備える。
水霧浄化箱9の上端面に複数の水霧噴射部19が設けられ、水霧噴射部19は下へ噴射するように設置される。
吸入口2はラッパ型の構造であり、ラッパ型の設計は、面積を増加して、吸入力を強めて、エネルギー消費も下げる役目を果たすことができる。沈殿タンク10と溢水タンク25とが水霧浄化箱9の下に位置し、水霧浄化箱9、沈殿タンク10、溢水タンク25の液面差により、水霧浄化箱9における液体は引力の作用で沈殿タンク10及び溢水タンク25へ流れ、これにより、パイプラインに負圧を発生させるので、水霧浄化箱9における液体はどんどん沈殿タンク10及び溢水タンク25へ流れる。
パイプラインa6の粉塵収集箱5に近づく位置に塵排出バルブ20が設けられ、粉塵収集箱5の下端に塵排出口21が設けられ、粉塵収集箱5の上端に第1の空気パイプヘッド22が設けられる。パイプラインg16にバイパス23を通じて貯水槽24が設けられ、貯水槽24は溢水タンク25と浄水器17との間に位置し、貯水槽24の上に第2の空気パイプヘッド26が設けられる。塵排出バルブ20は、パイプラインa6を開閉する役目を果たすことができ、塵排出口21は、煙灰を粉塵収集箱5に排出しやすくする役目を果たすことができ、第1の空気パイプヘッド22及び第2の空気パイプヘッド26は、空気が流通しやすくする役目を果たすことができる。
本考案は、吸入口機構と、粉塵収集機構と、水霧浄化機構と、を備えており、溶接ヒュームはパイプラインa6を介して粉塵隔離箱7に入り、塵フィルタースクリーン8のろ過によってヒュームが遮断され、ヒュームにおける重金属及び機械的不純物は引力の作用によって粉塵収集箱5に収集され、ざっとろ過の役目を果たすことができる。それから、溶接ヒュームは水霧浄化機構の水霧浄化タンク9を通って、水霧浄化タンク9の水霧噴射部19によって吹き付けられ、水霧の吸着作用によって、ヒュームにおける細塵は水霧と一緒に水霧浄化タンク9の底部に落ち、細塵をろ過する役目を果たすことができ、ろ過されたきれいなガスはパイプラインb11に排出され、大気に対する汚染が減少することができる。水霧浄化タンク9の底部に落ちる細塵はパイプラインc12を介して沈殿タンク10に入って沈殿タンク10の下部に位置し、一方、水が沈殿タンク10の上部に位置して、パイプラインf15を介して溢水タンク25に入ってから、パイプラインg16を介して水霧浄化タンク9に戻ることで、水循環の利用を保証して、省エネルギーの役目を果たすことができ、パイプラインg16に浄水器17が設けられ、水をろ過する役目を果たすことができる。
当業者にとっては、本考案は上記した実施例に限定されず、以上に述べた実施例と明細書の記述はただ本考案の原理を説明するもので、本考案の趣旨と範囲を脱逸しない限り、本考案はさらにほかの色々な変化と改良があり、これらの変化と改良は本考案の保護請求している範囲にあると理解すべきである。本考案が保護請求している範囲は、付いている請求の範囲とその均等するものによって定められる。

Claims (1)

  1. 溶接ヒューム回収処理システムであって、
    複数の吸入パイプを備えており、前記吸入パイプの入口側に吸入口が設けられ、前記吸入パイプの前記吸入口に近づく位置にバルブがそれぞれ設けられる吸入口機構と、
    粉塵収集パイプと、粉塵収集箱と、パイプラインaと、を備えており、前記粉塵収集パイプの入口側と複数の吸入パイプの出口側とが接続され、前記粉塵収集パイプの出口側に粉塵隔離箱が設けられており、前記粉塵隔離箱がパイプラインaを介して前記粉塵収集箱に接続され、前記粉塵収集箱が前記粉塵隔離箱の下に位置し、前記粉塵収集パイプに送風機が設けられるとともに、前記粉塵隔離箱の内部に塵フィルタースクリーンが縦に設けられる粉塵収集機構と、
    水霧浄化箱と、沈殿タンクのグループと、溢水タンクとを備えており、前記水霧浄化箱の入口側と前記粉塵隔離箱とが接続され、前記沈殿タンクのグループが二つの沈殿タンクからなり、前記水霧浄化箱の出口側に上から下へ順番にパイプラインb、パイプラインcが設けられ、前記パイプラインbの出口側が大気に位置し、前記パイプラインcの出口側がそれぞれパイプラインd、パイプラインeに接続され、前記パイプラインd、前記パイプラインeの出口側がそれぞれ沈殿タンクの中に位置し、前記沈殿タンクと前記溢水タンクとがパイプラインfによって接続されるとともに、前記沈殿タンクと前記溢水タンクとが前記水霧浄化箱の下に位置し、前記溢水タンクと前記水霧浄化箱とがパイプラインgを介して接続され、前記パイプラインgに浄水器及び送水ポンプが設けられ、前記送水ポンプが前記水霧浄化箱に近く設けられる水霧浄化機構と、
    を備えることを特徴とする溶接ヒューム回収処理システム。
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CN112893316A (zh) * 2020-12-30 2021-06-04 李开洪 一种具有夹持功能的智能焊接设备
CN114849392A (zh) * 2022-06-18 2022-08-05 河南中烟工业有限责任公司 烟草节水型自清洁水雾除尘装置

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