JP3217192U - 管継手 - Google Patents

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Abstract

【課題】より容易に配管のメンテナンス作業をすることが可能な管継手を提供する。【解決手段】管端部Paに周溝P1が形成された複数の配管Pを接合するための管継手1において、筒状の継手本体2と、切欠部を有する弾性リング4と、を備えるものとし、継手本体2を、周方向に延在する穴部20を有するものとし、穴部20を、該配管Pを接合した際に、周溝P1と対向する位置に設け、弾性リング4を、配管Pを接合した際に、周溝P1を押圧可能に設けられていると共に配管Pをメンテナンスする際に、周溝P1の押圧を解除可能とする。【選択図】図4

Description

本考案は、管継手に関し、より詳細には管端部に周溝が形成された複数の配管を接続する管継手に関する。
従来、上下水道等に用いられる配管を接続するために管継手が用いられている。例えば、特許文献1に記載の管継手構造においては、連結凹部が形成された継手部分が一方の配管の端に溶接や螺合等の手段によって、一体的に取付けられており、係止突起が設けられて他方の配管を継手部分に挿し込み回動させ、連結凹部と係止突起とを係合させることで簡便に配管を接合可能となっている。
特開2013−24280号公報
しかしながら、この様な管継手構造は、継手部分に配管内に流れる流体の圧力(流体圧)が掛っても、継手部分の破壊や脱管等が起こりにくく、常時、数MPaの流体圧が掛る環境であっても使用ができるという利点がある一方、メンテナンス等の際に中途の配管を取り外す必要があった際に、その配管だけを取り外すことはできないものであるため、末端にある配管から順次引き抜いていく必要があり、メンテナンス作業が非常に煩わしいという欠点があるものであった。
そこで、本考案は、より容易に配管のメンテナンス作業をすることが可能な管継手を提供することを目的とする。
本考案は、管端部に周溝が形成された複数の配管を接合するための管継手であって、筒状の継手本体と、切欠部を有する弾性リングと、を備え、該継手本体は、周方向に延在する穴部を有しており、該穴部は、該配管を接合した際に、該周溝と対向する位置に設けられ、該弾性リングは、該穴部に着脱可能に挿着されていると共に該配管を接合した際に、該周溝を押圧可能に設けられていることを特徴とする管継手である。
尚、本考案は、前記弾性リングを、前記切欠部を有する弾性部と、該弾性部に接合された押圧部と、を有しているものとすることが可能である。又、本考案は、前記弾性部を、略C字状に形成することが可能である。又、本考案は、前記弾性部を、板バネからなるものとすることが可能である。又、本考案は、前記弾性リングの前記穴部からの飛出しを防止するストッパーが設けることが可能である。
又、本考案は、前記ストッパーを、前記管継手の端側より、前記穴部へと延在する爪部とすることが可能である。又、本考案は、前記ストッパーを、前記継手本体に沿って摺動可能に設けられると共に前記穴部を開閉可能に設けられた摺動筒とすることが可能である。又、本考案は、前記弾性リングの外面の色を、前記摺動筒、前記継手本体及び前記配管の外面と異なる色にすることが可能である。又、本考案は、各前記配管の管端部に圧接可能に形成されると共にセルフシール機能を有するシール部材を更に備えるものとし、該シール部材を、本体部と、各該配管の管端部のそれぞれに圧接可能に形成され、互いに対向する舌片と、該本体部及び該舌片により区画された空間部とを有しているものとすることが可能である。
本考案は、管継手に、弾性リングを設け、該弾性リングによって、周溝を押圧することによって、複数の配管を接合できるものとすると共に該弾性リングによる周溝の押圧を解除可能となっているため、管継手を配管に沿ってスライドさせることが可能である。
そのため、本考案は、メンテナンスの必要な配管だけを取り外すことが可能となっているため、より容易に配管のメンテナンス作業をすることが可能となっている。
本考案の第1実施形態の片側断面図である。 本考案の第2実施形態の片側断面図である。 本考案の第1及び第2実施形態における弾性リングの正面図である。 本考案の第1及び第2実施形態を示す図であり、(A)は、配管接合前の様子を、(B)は、配管接合後の様子を、(C)は、配管点検時の様子を、各々示す略図である。 本考案の第3実施形態を示す図である。 本考案の第3実施形態における弾性リングの正面図である。 本考案の第3実施形態を示す図であり、(A)は、配管接合前の様子を、(B)は、配管接合後の様子を、(C)は、配管点検時の様子を、各々示す略図である。
本考案の第1実施形態を図1、図3及び図4に基づき説明する。先ず、本実施形態の構成について、図1及び図3に基づき説明する。管継手1は、配管P,Pを接合するために用いられるものであり、その両端から配管Pを挿入することが可能となっている。
配管Pは、両管端部Pa,Paに周溝P1が形成させている。尚、周溝P1は、本実施形態の様にロールグルーブでも良いがカットグルーブであっても良い。本実施形態においては、配管Pには、管継手1への挿入や管継手1からの引き抜きをより容易とするために、管端部Paに面取が施されているが、管端部Paの面取は、必要に応じて適宜施されるものである。
管継手1は、略筒状の継手本体2、シール部材3及び弾性リング4を備えている。継手本体2は、両管端部Pa,Pa側に設けられた1対の穴部20と、穴部20よりも内方に設けられた1対の収容部21とを有している。本実施形態においては、継手本体2は、その中央に位置する基部2a及び基部1aより管継手1の端1a側に位置する端部2bを有しており、穴部20が、端部2bに設けられ、収容部21は、基部2aに設けられている。
穴部20は、弾性リング4を挿着可能に設けられると共に配管P,Pを接合する際に、配管Pの周溝P1と対向する位置に設けられている。穴部20は、継手本体2の周方向に延在する様に設けられている。
本実施形態においては、穴部20は、弾性リング4の切欠部4a及び発条部40bと対向する位置を少なくとも除く様に、継手本体2の周方向に間欠的に設けられていると共に有端且つ無底状の溝様に形成されている。又、穴部20には、少なくとも、弾性リング4の幅と同程度の穴部20を残す様に、爪部22が、端1a側よりその内方に向かって延在している。
配管P内に流体圧が掛った際に、配管Pには、配管Pを端1a側へと押し出そうとする力が働くこととなる。この流体圧の大きさ次第では、弾性リング4が、管端部Paにより押し広げられ、弾性リング4が、穴部20から外れてしまう可能性がある。爪部22は、弾性リング4の拡径を抑え、弾性リング4が、穴部20から外れることを防止するストッパーとしての役割を担っている。これによって、管継手1の耐圧性をより向上させることができる。
収容部21には、継手本体2の内周面に形成されており、シール部材3が収容可能に設けられている。本実施形態においては、後述するシール部材3の形状に合わせて、周方向に延在する無端状の溝として設けられている。
シール部材3は、管継手1に配管Pが挿入された際に、配管Pの管端部Paと圧接し、配管P内の流体が、外部に漏れ出ることを防止するために設けられている。本実施形態においては、シール部材3として、O−リングを採用しているが、必要に応じて適宜変更可能である。
弾性リング4は、配管Pを管継手1で接合する際に、配管Pの周溝P1を押圧し、配管Pを固定するために設けられており、穴部20に着脱可能に挿着されている。又、弾性リング4は、切欠部4aが形成されたリング様をなしていると共に弾性部40及び押圧部41を有している。本実施形態において、弾性リング4は、切欠部4aを有する略円環状、即ち、略C字状をなしている。
弾性部40は、弾性リング4を、弾性変形可能とするために設けられており、本実施形態においては、対向する位置に設けられ、同一円周状に配設されると共に対向する位置に設けられた2つの円弧部40a,40a及び円弧部40a,40aを橋絡する様に設けられた発条部40bを有する板バネとして設けられている。発条部40bは、切欠部4aと対向する位置に設けられており、板バネとしての機能を担保している。
押圧部41は、例えば、金属や樹脂等の比較的硬質な材料で形成されており、管継手1で配管P,Pを接合する際に、配管Pの周溝P1を押圧する様に設けられている。押圧部41が周溝P1を押圧することによって、管継手1に配管Pが固定される。本実施形態において、押圧部41は、弾性部40の円弧部40a,40aに設けられておりと共に断面略矩形に形成されており、端1a側に位置する周溝P1と当接する接触面がテーパー面41aとなっており、その逆の面が略垂直面となっている。端1aと逆側の面を、略垂直面とすることによって、前記流水圧によって、管端部Paによって、弾性リング4がより押し広げられにくくしている。
次に、本実施形態の施工方法について図4に基づき説明する。
(1)配管P,P(以下、一方を配管Pと、他方を配管Pと表記する)を接合する際には、下記と同様の手順により、管継手1は、予め配管Pの一方(本実施形態においては、配管P)の管端部Paに弾性リング4によって、固定し、取付けておく。
(2)そこに、別の配管P(本実施形態においては、配管P)の管端部Paの他方を、配管Pとは反対側から軸方向Aに端1aより管継手1に挿入する。
(3)その後、周溝P1が穴部20と対向する位置まで、配管Pを摺動させる。配管Pは、弾性リング4を押し広げながら、継手本体2内を摺動していき、該位置まで配管Pが達した際に、周溝P1が、弾性リング4の押圧部41によって押圧される。それによって、配管Pと配管Pとの管継手1を介した接合は完了する。
この際、弾性リング4の押圧部41にテーパー面41aが設けられていることが好ましい。テーパー面41aを設けることで、上記(3)の工程において、配管Pによって、弾性リング4が押し広げられやすくなると共に周溝P1と弾性リング4との接触面をより広くとることが可能であり、それによって、弾性リング4が周溝P1を押圧する力もより大きなものとなる、このため、より大きな流体圧に耐えることができる様になる。
配管Pをメンテナンス作業する際には、弾性リング4の発条部40bや切欠4aを利用して、弾性リング4を穴部20から引き抜くことによって、弾性リング4による周溝P1の押圧を解除する。そうすると、管継手1が配管Pに対してフリーとなり、管継手1を配管Pに沿って、スライドさせることが可能となる。尚、配管Pを再接合する際には、再度、穴部20に弾性リング4を挿着させ、周溝P1を弾性リング4によって押圧すればよい。
従って、本実施形態の管継手1は、他の配管Pを取り外すことなく、中途の配管Pであっても取り外すことが可能であるため、より容易に配管Pの点検作業及び再接合等のメンテナンス作業を行うことが可能である。
本考案の第2実施形態を、図2乃至図4に基づき説明する。本実施形態と第1実施形態との相違は、シール部材3の代わりにシール部材5を設けたことである。第1実施形態と同符号で示した構成については、同実施形態と同様であるので説明を省略する。
シール部材5は、略コ字状の本体部50と、本体部50の端部50aより斜め下方に延在する少なくとも2つの舌片51,51を有しており、その内方には本体部50と舌片51によって区画される空間部52が形成されている。
舌片51は、管継手1によって、配管P,Pを接合した際に、管端部Paに圧接可能となっていると共にその際に配管Pの管継手1への挿入の阻害とならない程度の可撓性を有している。又、空間部52は、舌片51の可動域を確保すると共に配管P内を流れる流体を取り込み、その流体圧によって、舌片51の管端部Paに対する押圧力を高める、つまり、セルフシール性を持たせるために形成されている。尚、本実施形態においては、収容部21は、シール部材5の形状に合わせて、1つの周溝として設けられている。
本実施形態においては、この様なシール部材5を採用することによって、配管Pが、管継手1に挿入される段階において、シール部材5の舌片51は、管端部Paに圧接されないと共に十分な可撓性を有しているため、よりスムーズに配管P,Pの接合を行うことが可能である。又、その後、配管P内に水等の流体を流すことで、その流体圧によって、配管2の密閉に十分なシール部材5(舌片51)と管端部Paとの圧接を確保することが可能である。
又、メンテナンス作業をする際には、配管P内に流れる流体を止めることで、流体圧も掛っていない状態となっているため容易にシール部材5の舌片51の管端部Paへの圧接が解除された状態とすることができる。従って、管継手1を配管Pに沿って、より容易にスライドさせることが可能となる。
本考案の第3実施形態について、図5乃至図7に基づき説明する。第1実施形態にとの相違は、弾性リング4の代わりに弾性リング6を用いると共に摺動筒7を設けた点である。第1実施形態と同符号で示した構成については、同実施形態と同様であるので説明を省略する。
先ず、本実施形態の構成について、図5及び図6に基づき説明する。弾性リング6は、切欠部6aが形成された略円環状、即ち、略C字状の弾性部60と、弾性部60に接合され配管P,Pを接合する際に、配管Pの周溝P1を押圧する様に設けられた押圧部61を有しており、継手本体2の穴部20に着脱可能に挿着されている。
本実施形態においては、弾性部60は、板バネとして設けられており、その外径が継手本体2の端部2bの外径と略同径に形成されている。又、押圧部61は、対向する位置に設けられた1対の押圧部61,61として設けられると共に配管Pの周溝P1との当接面には、テーパー面6aが設けられており、例えば、金属や樹脂等の比較的硬質な材料で形成される。
摺動筒7は、穴部20を開閉可能に継手本体2の外面(本実施形態においては、端部2bの外面)に沿って摺動可能となっている。摺動筒7が穴部20を塞ぐことによって、配管Pの流体圧が掛った際に、管端Paが弾性リング6を押し広げ様としても、継手本体2の端部2bの外径以上に拡径することを抑制することが可能となる。つまり、摺動筒7は、前記ストッパーとしての役割も担っていることとなる。
次に、本実施形態の施工方法について図7に基づき説明する。
(1)配管P,Pを接合する際には、下記と同様の手順により、管継手1を、予め配管Pの管端部Paに弾性リング6によって、固定し、取付けておく。この際、配管P側の摺動筒7は、端1a側に摺動させておき、穴部20を開放させておく。
(2)そこに、配管Pの管端部Paの他方を、配管Pとは反対側から軸方向Aに管継手1に挿入する。
(3)その後、周溝P1が穴部20と対向する位置まで、配管Pを継手本体2の内面に沿って、摺動させる。この際、配管Pは、弾性リング4を押し広げながら、継手本体2内を摺動する。この際、本実施形態においては、弾性リング6にテーパー面6aが設けることで、より容易に弾性リング6が、配管Pの管端Paによって押し広げられる様になっていると共により強く弾性リング6の押圧部61が周溝P1を押圧する様になっている。
(4)そして、摺動筒7を端1aとは逆側へ摺動させ、穴部20を閉鎖することで、配管Pと配管Pとの管継手1を介した接合は完了する。
配管Pをメンテナンス作業する際には、摺動筒7を、端1a方向に摺動させ、穴部20を開放する。その後に、第1実施形態と同様に弾性リング6を穴部20より引く抜くことによって、弾性リング6(押圧部61)による周溝P1の押圧を解除する。そうすると、管継手1が配管Pに対してフリーとなり、管継手1を配管Pに沿って、スライドさせることが可能となる。
従って、本実施形態の管継手1は、他の配管Pを取り外すことなく、中途の配管Pであっても取り外すことが可能であるため、より容易に配管Pの点検作業及び再接合等のメンテナンス作業を行うことが可能である。
尚、本実施形態の様に、摺動筒7を設ける副次的な効果として、摺動筒7による穴部20の閉鎖を確認することによって、配管P,Pが接合されていることが目視で容易に確認することが可能であることが挙げられる。この効果は、弾性リング6の外面の色を摺動筒7、継手本体2や配管Pの外面とは異なる色とすることで、より顕著となり、管継手1から離間した位置からでも配管P,Pが接合されていることが目視で容易に確認することが可能となる。
以上、本考案を上記実施形態で説明したが、本考案は上記実施形態に限定されるものでなく、考案の要旨を変更しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、(i)上記実施形態においては、2本の配管P,Pを接合する管継手1を例に説明したが、本考案は、3本以上の配管Pを接合する管継手にも適用可能である。
(ii)上記実施形態を、適宜組み合わせることも可能である。例えば、第3実施形態の弾性リング6を第1又は第2実施形態に適用してもよく、その逆に、第1又は第2実施形態の弾性リング4を第3実施形態に適用してもよい。又、第1又は第2実施形態の爪部22の代わりに摺動筒7を適用してもよい。
(iii)上記実施形態においては、略C字状の弾性リング4,6を用いたが、その形状等は適宜変更可能であり、例えば、切欠部4a,6aを有する略楕円環状、即ち、略U字状としてもよい。
(iv)上記実施形態において、配管Pを接合する際に、弾性リング4,6を予め穴部20に挿着しておいたが、始めは、弾性リング4,6を穴部20に挿着させておかずに、周溝P1が穴部20と対向する位置まで、配管Pを管継手1に挿入した後に、穴部20に弾性リング4,6を挿着する様にしてもよい。
(v)第3実施形態において、弾性リング6の外径を、弾性リング6が部分的に穴部より脱する様に、継手本端2の端部2aの外径より僅かに大きいものとし、摺動筒7によって、弾性リング6の縮径及び拡径をできるものとしてもよい。
この場合において、弾性リング6は、摺動筒7が、穴部20を閉塞した際に摺動筒7によって縮径され、完全に穴部20に挿着されることで配管Pの周溝P1を押圧する様になっている一方、摺動筒7を摺動させ、穴部20が開放されると、再度、元の外径へと拡径され、部分的に穴部20から脱した状態となると、周溝P1への押圧が解除される様になっている。この様にすることで、弾性リング6を穴部20より完全に引き抜かなくとも、管継手1を配管Pに沿って、スライドさせることができる様になる。
(vi)上記実施形態においては、弾性リング4,6(押圧部41,61)と配管Pの周溝P1との当接面をデーパー面41a,61aとしたが、単なる面取りとすることも可能である。
(vii)第3実施形態において、摺動筒7の外面の色を、弾性リング6、継手本体2及び配管Pの外面と異なる色として、摺動筒7を目視しやすくしてもよい。
1 管継手 1a 端 2 継手本体
2a 基部 2b 端部 20 穴部
21 収容部 22 爪部 3 シール部材
4 弾性リング 4a 切欠部 40 弾性部
40a 円弧部 40b 発条部 41 押圧部
41a テーパー面 5 シール部材 50 本体部
51 舌片 52 空間部 6 弾性リング
6a 切欠部 60 弾性部 61 押圧部
61a テーパー面 7 摺動筒 A 軸方向
P 配管 Pa 管端部 P1 周溝

Claims (9)

  1. 管端部に周溝が形成された複数の配管を接合するための管継手であって、
    筒状の継手本体と、切欠部を有する弾性リングと、を備え、
    該継手本体は、周方向に延在する穴部を有しており、
    該穴部は、該配管を接合した際に、該周溝と対向する位置に設けられ、
    該弾性リングは、該穴部に着脱可能に挿着されていると共に該配管を接合した際に、該周溝を押圧可能に設けられていることを特徴とする管継手。
  2. 前記弾性リングは、前記切欠部を有する弾性部と、該弾性部に接合された押圧部と、を有していることを特徴とする請求項1に記載の管継手。
  3. 前記弾性部は、略C字状に形成されていることを特徴とする請求項2に記載の管継手。
  4. 前記弾性部は、板バネからなることを特徴とする請求項2又は3に記載の管継手。
  5. 前記弾性リングの前記穴部からの飛出しを防止するストッパーが設けられていることを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の管継手。
  6. 前記ストッパーは、前記管継手の端側より、前記穴部へと延在する爪部であることを特徴とする請求項5に記載の管継手。
  7. 前記ストッパーは、前記継手本体に沿って摺動可能に設けられると共に前記穴部を開閉可能に設けられた摺動筒であることを特徴とする請求項5に記載の管継手。
  8. 前記弾性リングの外面は、前記摺動筒、前記継手本体及び前記配管の外面とは、異なる色となっていることを特徴とする請求項7に記載の管継手。
  9. 各前記配管の管端部に圧接可能に形成されると共にセルフシール機能を有するシール部材を更に備え、
    該シール部材は、本体部と、各該配管の管端部のそれぞれに圧接可能に形成され、互いに対向する舌片と、該本体部及び該舌片により区画された空間部とを有していることを特徴とする請求項1乃至8の何れかに記載の管継手。
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