JP3217136B2 - 印刷装置における、あるいはこれに関するインキ供給の改善 - Google Patents
印刷装置における、あるいはこれに関するインキ供給の改善Info
- Publication number
- JP3217136B2 JP3217136B2 JP18810792A JP18810792A JP3217136B2 JP 3217136 B2 JP3217136 B2 JP 3217136B2 JP 18810792 A JP18810792 A JP 18810792A JP 18810792 A JP18810792 A JP 18810792A JP 3217136 B2 JP3217136 B2 JP 3217136B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ink
- rail
- key
- control device
- groove
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41F—PRINTING MACHINES OR PRESSES
- B41F31/00—Inking arrangements or devices
- B41F31/02—Ducts, containers, supply or metering devices
- B41F31/027—Ink rail devices for inking ink rollers
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41F—PRINTING MACHINES OR PRESSES
- B41F31/00—Inking arrangements or devices
- B41F31/02—Ducts, containers, supply or metering devices
- B41F31/08—Ducts, containers, supply or metering devices with ink ejecting means, e.g. pumps, nozzles
Landscapes
- Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)
Description
【０００１】
【技術分野】本発明は印刷装置における、あるいはこれ
に関する改善、ことにインキもしくは他の液体を印刷ロ
ーラに供給する装置の改善に関するものである。
に関する改善、ことにインキもしくは他の液体を印刷ロ
ーラに供給する装置の改善に関するものである。
【０００２】
【従来技術】印刷装置においては、ドクターナイフによ
りインキをデリバリーローラに供給し、このドクターナ
イフが上記ローラの全長にわたりこれに密接する間隔に
関して調節され、これによりローラに供給されるインキ
の量割合を制御するのが一般的である。デリバリーロー
ラにより受領されたインキは、次々にこれに接触する一
連のローラに転移され、印刷ローラ上に均斉に供給され
る。
りインキをデリバリーローラに供給し、このドクターナ
イフが上記ローラの全長にわたりこれに密接する間隔に
関して調節され、これによりローラに供給されるインキ
の量割合を制御するのが一般的である。デリバリーロー
ラにより受領されたインキは、次々にこれに接触する一
連のローラに転移され、印刷ローラ上に均斉に供給され
る。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】このインキ供給割合に
関する従来装置の制御部分および印刷装置におけるイン
キ供給の均斉性は、近時の新聞印刷に使用されるような
高速印刷装置における要求基準には到底応答し得ない。
関する従来装置の制御部分および印刷装置におけるイン
キ供給の均斉性は、近時の新聞印刷に使用されるような
高速印刷装置における要求基準には到底応答し得ない。
【０００４】そこで本発明の基本的な目的は、印刷ロー
ラへのインキ供給を、上述の意味において改善すること
に在る。
ラへのインキ供給を、上述の意味において改善すること
に在る。
【０００５】
【０００６】
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴は、印刷装
置の印刷ローラにインキまたは他の液体を供給する装置
において、この装置を、細長いインキ軌条、この軌条の
長手方向に伸びている、軌条のインキ室もしくは液体
室、上記軌条の共通平面にそれぞれ排出口を有し、この
軌条内に平行に間隔を於いて穿設された複数の導溝、各
導溝ごとに、これへのまたはこれを流れるインキもしく
は液体の流量を制御し得る、対応する数の調節可能キ
ー、キーの制御下に調節するためキーに作用し得る制御
装置を具備し、上記共通平面が、少なくとも上記各導溝
の軌条出口付近において円筒状凹陥面を成す構造とする
ことにある。
置の印刷ローラにインキまたは他の液体を供給する装置
において、この装置を、細長いインキ軌条、この軌条の
長手方向に伸びている、軌条のインキ室もしくは液体
室、上記軌条の共通平面にそれぞれ排出口を有し、この
軌条内に平行に間隔を於いて穿設された複数の導溝、各
導溝ごとに、これへのまたはこれを流れるインキもしく
は液体の流量を制御し得る、対応する数の調節可能キ
ー、キーの制御下に調節するためキーに作用し得る制御
装置を具備し、上記共通平面が、少なくとも上記各導溝
の軌条出口付近において円筒状凹陥面を成す構造とする
ことにある。
【０００８】この場合、導溝はインキ室ないし液体室に
連接する条溝の側壁と上記共通平面との間において延び
ており、各キーの内方端が、上記各導溝の端部上に重な
ってこれを閉塞するように、上記条溝側壁と選択的に係
合するようになされていることが好ましい。
連接する条溝の側壁と上記共通平面との間において延び
ており、各キーの内方端が、上記各導溝の端部上に重な
ってこれを閉塞するように、上記条溝側壁と選択的に係
合するようになされていることが好ましい。
【０００９】さらに好ましい実施態様では、各キーが各
導溝の軸線方向において調節可能であり、地溶接装置
が、キーと作用的に結合されており、キーを直線方向に
移動させるように作動され得るステップモータを具備す
る。
導溝の軸線方向において調節可能であり、地溶接装置
が、キーと作用的に結合されており、キーを直線方向に
移動させるように作動され得るステップモータを具備す
る。
【００１０】またさらに好ましい実施態様では、各キー
がインキ軌条に装着されたブッシュと螺条係合せしめら
れ、キーの調節がステップモータの作動によりブッシュ
に対してキーが回転することにより行われる。
がインキ軌条に装着されたブッシュと螺条係合せしめら
れ、キーの調節がステップモータの作動によりブッシュ
に対してキーが回転することにより行われる。
【００１１】
【実施例】以下において、実施態様を例示的に示す添付
図面を参照して本発明をさらに具体的に説明する。
図面を参照して本発明をさらに具体的に説明する。
【００１２】添付図面、ことに図１において、印刷装置
におけるインキ供給装置は、意図されている印刷幅寸法
を超える長さのインキ軌条１１およびインキをこの軌条
に供給する装置１２を具備する。このインキ供給装置１
２は、インキ槽１３、インキ供給ポンプ１４、インキ濃
度制御弁１５を有し、この弁１５にはポンプ１４により
インキ槽１３からインキが給送され、この弁１５からイ
ンキが軌条１１に供給される。
におけるインキ供給装置は、意図されている印刷幅寸法
を超える長さのインキ軌条１１およびインキをこの軌条
に供給する装置１２を具備する。このインキ供給装置１
２は、インキ槽１３、インキ供給ポンプ１４、インキ濃
度制御弁１５を有し、この弁１５にはポンプ１４により
インキ槽１３からインキが給送され、この弁１５からイ
ンキが軌条１１に供給される。
【００１３】図２に示されるように、このインキ軌条１
１は、細長いほぼ直方体状の胴体を有し、これはアルミ
ニウムで形成されるのが好ましく、その水平中央面で上
方および下方胴体部１７、１８に分割され、インキの供
給されるべき印刷ローラに近接対向して配設され、ロー
ラ弯曲面に対応する凹面を有する部分的円筒状体を構成
する。
１は、細長いほぼ直方体状の胴体を有し、これはアルミ
ニウムで形成されるのが好ましく、その水平中央面で上
方および下方胴体部１７、１８に分割され、インキの供
給されるべき印刷ローラに近接対向して配設され、ロー
ラ弯曲面に対応する凹面を有する部分的円筒状体を構成
する。
【００１４】下方胴体部１７の上面１９には、導管２２
（図１）を通って、濃度制御弁１５により給送されるイ
ンキが給送される横断面半円形の導溝２１が形成されて
いる。
（図１）を通って、濃度制御弁１５により給送されるイ
ンキが給送される横断面半円形の導溝２１が形成されて
いる。
【００１５】上方胴体部１８の下面２３には、下方胴体
部１７に設けられているのと同様の横断面半円形の導溝
２４が形成されており、これら導溝２１、２４は上下胴
体部を重ね合わせた状態で相合体して胴体中のインキ室
を形成する。下方胴体部２３と異なり、上下胴体部に
は、その長手方向に延びる条溝２６が、導溝２４の延長
部として穿設されており、これは、後に説明する目的の
ためにその横断面が直方体状になされている。また上方
胴体部には、複数個の段状孔隙２７が並んで穿設され、
この胴体部の下面２３に平行してその全幅にわたり延び
ている。これら段状孔隙２７は、上記条溝２６を横切っ
て通過するように配置され、それぞれが次第に直径が縮
少される外方区分、中間区分、内方区分を構成する。
部１７に設けられているのと同様の横断面半円形の導溝
２４が形成されており、これら導溝２１、２４は上下胴
体部を重ね合わせた状態で相合体して胴体中のインキ室
を形成する。下方胴体部２３と異なり、上下胴体部に
は、その長手方向に延びる条溝２６が、導溝２４の延長
部として穿設されており、これは、後に説明する目的の
ためにその横断面が直方体状になされている。また上方
胴体部には、複数個の段状孔隙２７が並んで穿設され、
この胴体部の下面２３に平行してその全幅にわたり延び
ている。これら段状孔隙２７は、上記条溝２６を横切っ
て通過するように配置され、それぞれが次第に直径が縮
少される外方区分、中間区分、内方区分を構成する。
【００１６】上方胴体部１８の凹陥面１６には、上記段
状孔隙の内方区分２８と接続する条溝２９が穿設されて
おり、この条溝２９はその長手方向において考えた場合
の横断面は円弧状に構成され、相接する段状孔隙２８の
条溝と斉合せしめられ、相接続して胴体部長手方向にお
いて周期的に異なる深さの連接条溝を構成するようにな
されるのが好ましい。
状孔隙の内方区分２８と接続する条溝２９が穿設されて
おり、この条溝２９はその長手方向において考えた場合
の横断面は円弧状に構成され、相接する段状孔隙２８の
条溝と斉合せしめられ、相接続して胴体部長手方向にお
いて周期的に異なる深さの連接条溝を構成するようにな
されるのが好ましい。
【００１７】各段状孔隙２７は筒状のキー３１を係合状
態に保持しており、キー３１は段状孔隙２７の軸線方向
に移動可能であって、条溝２６の側壁と係合し得るよう
になされている。このキーは各段状孔隙２７の外方部分
に密封状態に着座し、上記側壁３２と係合し、あるいは
係合離脱可能である。軸套ないしブッシュ３３は六角形
フランジ３４をその外方端に有し、これは上方胴体部１
８に衝合着座して、段状孔隙２７の軸線方向におけるブ
ッシュ３３の位置を正確に維持する。このブッシュの外
方でキー３１はスリーブ状筒体カラー３５に固定され、
カラー３５の環状端面３７に制御スロット３６を構成
し、移動装置３９により担持される半径方向ピン３８を
収納する。
態に保持しており、キー３１は段状孔隙２７の軸線方向
に移動可能であって、条溝２６の側壁と係合し得るよう
になされている。このキーは各段状孔隙２７の外方部分
に密封状態に着座し、上記側壁３２と係合し、あるいは
係合離脱可能である。軸套ないしブッシュ３３は六角形
フランジ３４をその外方端に有し、これは上方胴体部１
８に衝合着座して、段状孔隙２７の軸線方向におけるブ
ッシュ３３の位置を正確に維持する。このブッシュの外
方でキー３１はスリーブ状筒体カラー３５に固定され、
カラー３５の環状端面３７に制御スロット３６を構成
し、移動装置３９により担持される半径方向ピン３８を
収納する。
【００１８】移動装置３９は、１回転２００増分で回転
するステップモータ４１を有し、歯車装置４２，４３を
介して、キー３１と結合され、本発明の一部を成すもの
ではないが、ブッシュ３３の長手方向において、従って
側壁３２により形成されるステップに対してキー３１の
位置を調節する手段により電気的に制御され、これによ
り条溝２６と段状孔隙２７の内方区分２８の間のインキ
流路の横断面積を変更する。
するステップモータ４１を有し、歯車装置４２，４３を
介して、キー３１と結合され、本発明の一部を成すもの
ではないが、ブッシュ３３の長手方向において、従って
側壁３２により形成されるステップに対してキー３１の
位置を調節する手段により電気的に制御され、これによ
り条溝２６と段状孔隙２７の内方区分２８の間のインキ
流路の横断面積を変更する。
【００１９】次いで図３において、濃度制御弁１５は、
ほぼ直方体状のアルミニウム胴体４４を有し、これには
条溝４５が穿設され、これと摺動関係に係合するシャト
ル弁体４６を収納している。胴体４４にはさらにシャト
ルレストリクタ、すなわち往復運動抑止部材４８部分に
おける導入口を経て導溝４５と連通する導入導溝４７
と、中間位置に在る往復運動抑止部材に関して対称的に
配置された条溝と連通する２個の排出口が穿設されてい
る。これら排出口はそれぞれ、インキ軌条１１およびイ
ンキ槽１３と連通する２本の排出導溝４９、５１に至
る。シャトル弁体の軸線方向における位置調節によりイ
ンキ軌条への供給量とインキ貯槽への返還量の割合を変
更し得るようになされている。
ほぼ直方体状のアルミニウム胴体４４を有し、これには
条溝４５が穿設され、これと摺動関係に係合するシャト
ル弁体４６を収納している。胴体４４にはさらにシャト
ルレストリクタ、すなわち往復運動抑止部材４８部分に
おける導入口を経て導溝４５と連通する導入導溝４７
と、中間位置に在る往復運動抑止部材に関して対称的に
配置された条溝と連通する２個の排出口が穿設されてい
る。これら排出口はそれぞれ、インキ軌条１１およびイ
ンキ槽１３と連通する２本の排出導溝４９、５１に至
る。シャトル弁体の軸線方向における位置調節によりイ
ンキ軌条への供給量とインキ貯槽への返還量の割合を変
更し得るようになされている。
【００２０】濃度制御弁１５は、さらにこれを自動的に
調節する手段を具備し、これはシャトル弁体４６を駆動
するように結合された線形ステップモータ５２を具備
し、これは印刷物の印刷インキ濃度を感知する手段（図
示せず）の制御下に駆動される。
調節する手段を具備し、これはシャトル弁体４６を駆動
するように結合された線形ステップモータ５２を具備
し、これは印刷物の印刷インキ濃度を感知する手段（図
示せず）の制御下に駆動される。
【００２１】このような装置を使用するに際し、ポンプ
１４により、インキ槽１３からインキ軌条１１における
インキ室２５にインキが供給され、ポンプ１４によりイ
ンキ室２５を流過する一部のインキと、濃度制御弁１５
のセットにより残部量のインキとに分けられる。
１４により、インキ槽１３からインキ軌条１１における
インキ室２５にインキが供給され、ポンプ１４によりイ
ンキ室２５を流過する一部のインキと、濃度制御弁１５
のセットにより残部量のインキとに分けられる。
【００２２】このインキ室に供給されるインキは、その
底部からインキ室を充満し、これによりもたらされる圧
力増大があるまで、印刷ローラにはインキは供給されな
い。
底部からインキ室を充満し、これによりもたらされる圧
力増大があるまで、印刷ローラにはインキは供給されな
い。
【００２３】インキ室２５から排出されたインキは、上
方胴体部１８に穿設された各段状孔隙２７の内方区分２
８を経てローラに達する。各部分におけるインキ供給速
度は、この内方孔隙区分の隣接端に対する各キー３１の
位置により変えられ得る。
方胴体部１８に穿設された各段状孔隙２７の内方区分２
８を経てローラに達する。各部分におけるインキ供給速
度は、この内方孔隙区分の隣接端に対する各キー３１の
位置により変えられ得る。
【００２４】図面から認め得るように、各キーはキーの
セットに応じて供給速度に関して個別的に調節されるこ
とができるが、インキ軌条への供給量を全体的に考えた
場合、すなわち各キーを総合的に考えた場合には、イン
キ供給速度は、シャトル弁体の調節により変更され得
る。
セットに応じて供給速度に関して個別的に調節されるこ
とができるが、インキ軌条への供給量を全体的に考えた
場合、すなわち各キーを総合的に考えた場合には、イン
キ供給速度は、シャトル弁体の調節により変更され得
る。
【００２５】キー調節用ステップモータと濃度制御弁を
使用することにより、それぞれの特定の条件に対応し
て、容易かつ迅速に装置の理想的操作条件を達成するこ
とができる。
使用することにより、それぞれの特定の条件に対応し
て、容易かつ迅速に装置の理想的操作条件を達成するこ
とができる。
【００２６】装置構造を若干変更して２種類のインキを
インキ軌条に供給することが可能となる。
インキ軌条に供給することが可能となる。
【００２７】図４に示されるように、下方胴体部にさら
に他のインキ室を設け、この室中にインキをまず供給す
るための部分的筒状区画と、その上方部分から延びる条
溝とを設ける。前述したと同様に段状孔隙を設け、これ
にキーを係合させる。しかしながら、キーとブッシュの
前述の係合関係と異なり、キーとブッシュは螺条係合
し、各キーに結合される歯車装置により各キーは駆動さ
れる。両方のキーのため単一の協働ステップモータが設
けられ、両キーは同時に同一方向に駆動される。一方の
キー群あるいは他方のキー群によるインキ供給は、選択
的に調節され、両キー群のための独立の供給装置が設け
られ、各インキ室への供給のためその一方もしくは他方
が使用され得る。選択されない方の装置は、関連するイ
ンキ室への供給が行われず、インキの漏洩がないように
維持される。
に他のインキ室を設け、この室中にインキをまず供給す
るための部分的筒状区画と、その上方部分から延びる条
溝とを設ける。前述したと同様に段状孔隙を設け、これ
にキーを係合させる。しかしながら、キーとブッシュの
前述の係合関係と異なり、キーとブッシュは螺条係合
し、各キーに結合される歯車装置により各キーは駆動さ
れる。両方のキーのため単一の協働ステップモータが設
けられ、両キーは同時に同一方向に駆動される。一方の
キー群あるいは他方のキー群によるインキ供給は、選択
的に調節され、両キー群のための独立の供給装置が設け
られ、各インキ室への供給のためその一方もしくは他方
が使用され得る。選択されない方の装置は、関連するイ
ンキ室への供給が行われず、インキの漏洩がないように
維持される。
【００２８】本発明は例示の実施態様の細部にまで限定
されるべきでなく、当業者にとってしかるべき変形実施
態様の構成は容易である。
されるべきでなく、当業者にとってしかるべき変形実施
態様の構成は容易である。
【００２９】例えば図示説明されたキー調節および濃度
制御弁調節のための、具体的構成は本質的なものではな
い。
制御弁調節のための、具体的構成は本質的なものではな
い。
【００３０】また図示説明された構造は、印刷装置にお
ける制御の容易なインキ供給のためとして説明された
が、印刷方法によっては印刷ローラに対し、インキのほ
かに水を供給する場合があり、その水の供給のためにも
使用され得る。
ける制御の容易なインキ供給のためとして説明された
が、印刷方法によっては印刷ローラに対し、インキのほ
かに水を供給する場合があり、その水の供給のためにも
使用され得る。
【００３１】図示説明されたインキ軌条は、もちろん印
刷ローラの限定された幅の範囲でインキを供給するよう
に容易に制御され得るが、このインキ軌条を複数の区画
に区分し、各インキの供給装置を設けて、同時に異なる
区画に異なるインキを供給するようにすることも可能で
ある。
刷ローラの限定された幅の範囲でインキを供給するよう
に容易に制御され得るが、このインキ軌条を複数の区画
に区分し、各インキの供給装置を設けて、同時に異なる
区画に異なるインキを供給するようにすることも可能で
ある。
【００３２】条溝の対向する側壁と密封係合するよう
に、キーの内方端をその軸線方向に対して直角に位置さ
せるのが好ましい。しかしながら、場合によっては、こ
の内方端を傾斜させ、段状孔隙の対応する端部を円錐状
として構成するのが好ましい。
に、キーの内方端をその軸線方向に対して直角に位置さ
せるのが好ましい。しかしながら、場合によっては、こ
の内方端を傾斜させ、段状孔隙の対応する端部を円錐状
として構成するのが好ましい。
【図１】印刷装置のローラにインキを給送する装置の正
面図である。
面図である。
【図２】図１の装置の同図中における印刷軌条のＡ−Ａ
線による断面図である。
線による断面図である。
【図３】図１の濃度制御バルブの同図中Ｂ−Ｂ線による
断面図である。
断面図である。
【図４】２色のインキを供給するようになされた印刷軌
条を示す、図２と同様の図面である。
条を示す、図２と同様の図面である。
１１‥‥印刷軌条ないしインキ軌条 １２…（印刷軌条への）インキ供給装置 １３‥‥インキ槽 １４‥‥インキ供給ポンプ １５‥‥濃度制御弁 １６…（胴体の）凹陥面 １７，１８…下方および上方胴体部 １９…（下方胴体部１７の）上面 ２１，２４…導溝 ２３…（上方胴体部１８の）下面 ２５‥‥インキ室 ２６‥‥条溝 ２７‥‥段状孔隙 ２８…（段状孔隙の）内方区分 ３１‥‥キー ３３‥‥軸套ないしブッシュ ３４‥‥六画形フランジ ３５‥‥円筒状カラー ３８‥‥半径方向ピン ３９‥‥移動装置 ４１‥‥ステップモータ ４２，４３…歯車装置 ４４‥‥アルミニウム胴体 ４５‥‥導溝 ４６‥‥シャトル弁体 ４７‥‥導入導溝 ４９，５１…排出導溝 ５２‥‥線形ステップモータ
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭52−101108（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) B41F 31/08
Claims (8)
- 【請求項１】 印刷装置の印刷ローラにインキまたは他
の液体を供給する装置において、細長いインキ軌条、こ
の軌条の長手方向に延びている、軌条内のインキ室もし
くは液体室、上記軌条の共通平面にそれぞれ排出口を有
し、この軌条内に平行に間隔を於いて穿設された複数の
導溝、各導溝ごとに、これへのまたはこれを流れるイン
キもしくは液体の流量を制御し得る、対応する数の調節
可能キー、キーの制御下に調節するためキーに作用し得
る制御装置を具備し、上記共通平面が、少なくとも上記
各導溝の軌条出口付近において円筒状凹陥面を成すこと
を特徴とする装置。 - 【請求項２】 請求項１に記載の制御装置において、上
記導溝がインキ室ないし液体室に連接する条溝の側壁と
上記共通平面との間において延びており、各キーの内方
端が、上記各導溝の端部上に重なってこれを閉塞するよ
うに、上記条溝側壁と選択的に係合するようになされて
いることを特徴とする装置。 - 【請求項３】 請求項１に記載の制御装置において、上
記各キーが各導溝の軸線方向において調節可能であり、
上記制御装置が、キーを作動し得るようにこれに結合さ
れており、かつキーを軸線方向に駆動するように作動さ
れるステップモータを具備していることを特徴とする装
置。 - 【請求項４】 請求項１〜３のいずれかに記載の制御装
置であって、各キーが軌条に装着された各ブッシュと螺
条係合せしめられ、このキーの調節が、上記ステップモ
ータが作動されて、キーがその対応ブッシュに対して回
転することにより行われることを特徴とする装置。 - 【請求項５】 請求項１に記載の制御装置において、上
記軌条に穿設された各導溝が、上記共通凹陥面における
長孔において終結しており、この各長孔が軌条の長手方
向に延びており、連続する導溝の各長孔が合体して、胴
体部長手方向において周期的に深さが変わる連接長孔を
もたらすことを特徴とする装置。 - 【請求項６】 請求項１に記載の制御装置において、さ
らに、インキ槽、ポンプおよび濃度制御弁を具備し、イ
ンキを軌条に供給する装置が設けられており、上記弁に
対して、また上記弁から軌条に対してインキがポンプに
より供給されるようにされていることを特徴とする装
置。 - 【請求項７】 請求項６に記載の制御装置において、上
記制御弁が、胴体、これを貫通する条溝、この条溝内の
シャトル弁体、導入口、シャトル弁体の位置に応じて液
体流の連通状態に選択的に導入口と接続される第１およ
び第２排出口を具備し、この第１および第２排出口がイ
ンキ軌条およびインキ槽とそれぞれ液体流の連通状態に
接続されており、さらに印刷物の印刷インキ濃度を感知
する装置を具備し、これによりシャトル弁体の位置を制
御するようになされていることを特徴とする装置。 - 【請求項８】 請求項１に記載の制御装置において、イ
ンキ軌条が長手方向に延びており、このインキ軌条内に
穿設されたさらに他のインキ室、インキ軌条室内に平行
に間隔を置いて穿設されたさらに他の複数導溝、上記共
通平面にそれぞれ出口開口を有するさらに他の複数導
溝、およびさらに他の、各導溝ごとの対応する本数の調
節可能キーが設けられており、これらキーが作用的に上
記制御装置に結合されていることを特徴とする装置。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| GB919115285A GB9115285D0 (en) | 1991-07-15 | 1991-07-15 | Improvements in or relating to printing machines |
| GB9115285.0 | 1991-07-15 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05278202A JPH05278202A (ja) | 1993-10-26 |
| JP3217136B2 true JP3217136B2 (ja) | 2001-10-09 |
Family
ID=10698405
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18810792A Expired - Fee Related JP3217136B2 (ja) | 1991-07-15 | 1992-07-15 | 印刷装置における、あるいはこれに関するインキ供給の改善 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP0523989B1 (ja) |
| JP (1) | JP3217136B2 (ja) |
| DE (1) | DE69229248T2 (ja) |
| GB (2) | GB9115285D0 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2266269B (en) * | 1992-04-25 | 1995-08-02 | Printing Press Services Limite | Improvements in or relating to printing machines |
| GB9404455D0 (en) * | 1994-03-08 | 1994-04-20 | Mcmanamon David E | Improvements in or relating to ink supply means for a printing machine |
| US5855171A (en) * | 1994-12-22 | 1999-01-05 | Mcmanamon; David | Printing machines |
| JP2001030467A (ja) * | 1999-07-16 | 2001-02-06 | Nissha Printing Co Ltd | 薄膜形成装置 |
Family Cites Families (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB434107A (en) * | 1933-11-24 | 1935-08-26 | Koenig & Bauer Schnellpressfab | Ink feeding device for printing machines |
| US2130659A (en) * | 1936-08-14 | 1938-09-20 | Wedemeyer Herman | Printing press portable ink fountain |
| US3046885A (en) * | 1960-05-12 | 1962-07-31 | Hoe & Co R | Printing machine ink rail |
| US3439609A (en) * | 1966-09-16 | 1969-04-22 | Capitol Tool & Mfg Co Inc | Ink fountain for printing press |
| US4709635A (en) * | 1984-07-11 | 1987-12-01 | Harris Graphics Corporation | Fluid metering method and apparatus |
| JPH0796293B2 (ja) * | 1986-12-29 | 1995-10-18 | 東芝精機株式会社 | 印刷機のインク供給量調整装置 |
| DE68911220T2 (de) * | 1988-07-11 | 1994-04-14 | Rockwell International Corp | Druckfarbwerk. |
-
1991
- 1991-07-15 GB GB919115285A patent/GB9115285D0/en active Pending
-
1992
- 1992-07-15 JP JP18810792A patent/JP3217136B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 1992-07-15 DE DE1992629248 patent/DE69229248T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1992-07-15 GB GB9215076A patent/GB2258845B/en not_active Expired - Fee Related
- 1992-07-15 EP EP92306500A patent/EP0523989B1/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05278202A (ja) | 1993-10-26 |
| GB9215076D0 (en) | 1992-08-26 |
| EP0523989B1 (en) | 1999-05-26 |
| GB9115285D0 (en) | 1991-08-28 |
| GB2258845B (en) | 1995-04-05 |
| DE69229248T2 (de) | 2000-03-02 |
| GB2258845A (en) | 1993-02-24 |
| DE69229248D1 (de) | 1999-07-01 |
| EP0523989A1 (en) | 1993-01-20 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4734711A (en) | Pressure regulation system for multi-head ink jet printing apparatus | |
| US4281597A (en) | Inking mechanism | |
| KR100665546B1 (ko) | 윤활장치 및 윤활제를 가하는 방법 | |
| US4787313A (en) | Printing press using shiftable inking means | |
| JP3217136B2 (ja) | 印刷装置における、あるいはこれに関するインキ供給の改善 | |
| EP3092127B1 (en) | An improved support bar for a printhead | |
| US5517709A (en) | Apparatus for selectively metering dressing onto a bowling lane surface | |
| US3651756A (en) | Spray dampening system with individual metering pumps for offset press | |
| US3949668A (en) | Liquid feed for offset press dampening system | |
| US5957051A (en) | Single width press with digital ink injection | |
| EP0727314A3 (en) | Ink supply unit | |
| FI107834B (fi) | Taipumasäädetty tela | |
| CA1276501C (en) | Printing press using shiftable inking means | |
| CN114025966B (zh) | 线性墨分配系统 | |
| SE468467B (sv) | Anordning foer faergmatning | |
| JP3277329B2 (ja) | 印刷機の改良又は印刷機に関する改良 | |
| FI112260B (fi) | Paperikoneen perälaatikkoa varten oleva annostuslaite | |
| JP2724916B2 (ja) | 潤滑油としての空気・油混合物 | |
| US4461209A (en) | Ink pump with positive zero set | |
| US4394870A (en) | System for mixing concentrate and water to form fountain solution for offset printing presses | |
| EP0902743B1 (en) | Ink jet print head modules with common ink supply | |
| US4050378A (en) | Metered spray dampening system | |
| GB1585452A (en) | Inking mechanism | |
| EP0255560B1 (en) | Multi-nozzle ink jet printer | |
| JPH08174787A (ja) | 印刷機の湿し水装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080803 Year of fee payment: 7 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |