JP3217056U - マスク - Google Patents

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Abstract

【課題】マスク本来の機能を阻害することなく、皮膚の保湿を図ることができるとともに、呼吸を楽に行えるマスクを提供する。【解決手段】マスク本体20と耳掛け部25、26とを備え、顔面に装着して口と鼻とを含む顔面の一部覆うマスク10であって、マスク本体20は、顔側に配置され通気性を備えるシート材から構成された内側通気部材21と、外側に配置され通気性を備えるシート部材から構成される外側通気部材22と、内側通気部材21と外側通気部材22との間に配置され、通気性を備えないシート材から構成された不通気部材23とからなり、内側通気部材21、外側通気部材22及び不通気部材23は同一形状であり、不通気部材23は、装着時における鼻の位置から口の位置までに至り装着時において幅方向に拡開するスリット24を備える。【選択図】図1

Description

本考案は、保湿性を備えるマスクに関する。
マスクは、顔面に装着して口と鼻を覆い、花粉、PM2.5等の粒子状物質、他の微細異物の吸入を防止し、更に装着者の呼気、咳、くしゃみによってウイルスや細菌を含んだ飛沫が飛散するのを防止する。またマスクは防寒や、ファッションとしても使用される。
一般にガーゼマスクは、マスク本体を構成する表側ガーゼ、裏側ガーゼ、これらに挟まれて配置されるフィルター素材を備える。また、マスクとして、マスク本体に不織布による多層構造を備えるものがある。
従来、寒気の吸入を防止するため、マスク本体に合成樹脂シートからなり通気性がないシートを配置したものが提案されている。
特許文献1には、寒気の直接の吸入を防止するため、左右に耳掛けが取付けられ通気性に富んだ布地を長方形に折畳んだマスク本体内にビニール、ポリエチレンフィルム等の軟質不可通気性フィルムを重合若しくは形成してなるとともに、軟質不可通気性フィルムの周辺部に通気孔を多数穿孔してなる衛生マスクが記載されている。
また、特許文献2には、寒気や臭気の直性の吸入を防止するため、本体の中央部のガーゼ部分に、1枚のビニール板を入れてある衛生マスクが記載されている。
実開昭55−166255号公報 実開平6−64658号公報
しかし、上述した従来のマスクは、寒気吸入を防止する等を目的とするために通気性がないシートを配置しているものであり、呼吸を楽に行える配慮がされていない。
また、マスクには、装着者の呼気に含まれる水蒸気をマスクの顔側に保持して、装着者の口、鼻周辺の皮膚から水分が蒸散するのを防止する保湿機能が要望される。
そこで本考案は、マスク本来の機能を阻害することなく、皮膚の保湿を図ることができるとともに、呼吸を楽に行えるマスクを提供することを課題とする。
前記課題を解決する請求項1に記載の考案は、マスク本体と耳掛け部とを備え、顔面に装着して口と鼻とを含む前記顔面の一部を覆うマスクであって、前記マスク本体は、顔側に配置され通気性を備えるシート材から構成された内側通気部材と、外側に配置され通気性を備えるシート部材から構成される外側通気部材と、前記内側通気部材と前記外側通気部材との間に配置され、通気性を備えないシート材から構成された不通気部材とからなり、前記内側通気部材、前記外側通気部材及び前記不通気部材は同一形状であり、前記不通気部材は、装着時における鼻の位置から口の位置までに至り装着時において幅方向に拡開するスリットを備えたことを特徴とするマスクである。
本考案によれば、内側通気部材と外側通気部材の間に配置された不通気部材は、装着者の呼気に含まれる水蒸気を顔側に保持し、皮膚から水分が蒸散するのを防止してマスクに覆われた顔面の皮膚を保湿する。また、不通気部材にはスリットが形成されており、スリットは、装着時における鼻の位置から口の位置までに至り、装着時において幅方向に開くので、装着者の呼吸は幅方向に開いたスリットを通るので呼吸が阻害されない。よって、マスク本来の機能を阻害することなく、皮膚の保湿を図ることができるとともに、呼吸を楽に行うことができる。
同じく請求項2に記載の考案は、前記スリットの上下端部において、前記不通気部材は幅方向において連続していることを特徴とする。
本考案によれば、スリットの上下端部において、不通気部材が連続しているため、装着時に不通気部材が幅方向に分離することがなく、マスクの型崩れが防止される。よって、型崩れに起因する装着不良が防止され、保湿性や呼吸に起因する異物の移動防止性が損なわれることがない。
同じく請求項3に記載の考案は、前記内側通気部材及び前記外側通気部材の少なくとも一方は、バクテリアバリア性、ウイルスバリア性、又は対花粉性を含む少なくとも一種類の機能を備える素材で形成されていることを特徴とする。
本考案によれば、内側通気部材及び外側通気部材は、バクテリアバリア性、ウイルスバリア性、又は対花粉性を備える。よって、マスクにより、バクテリア、ウイルス、花粉等の吸入を防止できる。
本考案に係るマスクによれば、マスク本来の機能を阻害することなく、皮膚の保湿を図ることができるとともに、呼吸を楽に行えるという効果を備える。
即ち、請求項1に記載のマスクによれば、内側通気部材と外側通気部材の間に配置された不通気部材は、装着者の呼気に含まれる水蒸気を顔側に保持し、皮膚から水分が蒸散するのを防止してマスクに覆われた顔面の皮膚を保湿する。また、不通気部材に形成されたスリットは、装着時における鼻の位置から口の位置までに至り、装着時において幅方向に開くので、装着者の呼吸は幅方向に開いたスリットを通り、呼吸が阻害されない。よって、皮膚の保湿を図ることができるとともに、呼吸を楽に行うことができる。
また、請求項2に記載のマスクによれば、スリットの上下端部において、不通気部材が連続しているため、装着時に不通気部材が幅方向に分離することがなく、マスクの型崩れを防止する。よって、型崩れに起因する装着不良が防止され、保湿性や呼吸に起因する異物の移動防止性が損なわれることがない。
そして、請求項3に記載のマスクによれば、内側通気部材及び外側通気部材は、バクテリアバリア性、ウイルスバリア性、又は対花粉性を備える。よって、マスクにより、バクテリア、ウイルス、花粉等の吸入を防止できる。
本考案の実施形態に係るマスクを示すものであり、(a)は非装着時におけるマスクの正面図、(b)は(a)中のB−B線に相当する断面図、(c)は(a)中のC−C線に相当する断面図である。 顔面に装着した状態の同マスクを示すものであり、(a)は顔面への装着状態を示す正面図、(b)はスリットの開き状態を示す図1(b)と同様の断面図である。 同マスクを構成する不通気部材を示すものであり、(a)は非装着時における正面図、(b)は装着時における正面図である。
本考案を実施するための形態に係るマスクについて説明する。図1は本考案の実施形態に係るマスクを示すものであり、(a)は非装着時におけるマスクの正面図、(b)は(a)中のB−B線に相当する断面図、(c)は(a)中のC−C線に相当する断面図である。また、図2は顔面に装着した状態の同マスクを示すものであり、(a)は顔面への装着状態を示す正面図、(b)はスリットの開き状態を示す図1(b)と同様の断面図、図3は同マスクを構成する不通気部材を示すものであり、(a)は非装着時における正面図、(b)は装着時における正面図である。
図1に示すように、マスク10は、平形マスクである。マスク10は、正面形状が横長の長方形のマスク本体20と、このマスク本体20の一方の短辺20Aに配置された耳掛け25と、同じく他方の短辺20Bに配置された耳掛け26とから構成されている。本例では、マスク10は、図2(a)に示すように、耳掛け25を右耳46に、耳掛け26を左耳47に引っかけて顔面40Fに着用する。
マスク本体20は、図2(a)に示すように、装着者40の顔面40Fに装着された状態で、口41と鼻42を含む部分を覆い、装着者の呼吸に起因する顔側(内側)と外側との間の異物の移動を防止する。即ち、マスク本体20は、外部からの花粉、PM2.5等の粒子状物質、ウイルスや細菌を含む飛沫が装着者40の吸気に含まれるのを防止する。また、マスク10は、装着者40の呼気に含まれるウイルスや細菌を含む飛沫が外部に飛散するのを防止する。
マスク本体20は、内側通気部材21と、外側通気部材22と、不通気部材23とを重ねて構成される。内側通気部材21、外側通気部材22、不通気部材23の形状は、略同一、即ち装着者40の口41、鼻42を含む顔面40Fを覆うのに充分な大きさの横長の長方形状をなす。内側通気部材21、外側通気部材22、不通気部材23は重ね合わせた状態で周囲を縫製加工、又は圧着加工で接合される。なお、図1、図2では、不通気部材23を明示するため、不通気部材23を内側通気部材21及び外側通気部材22の内側に破線で描いた。しかし、不通気部材23の大きさは内側通気部材21、外側通気部材22と同じであるか、やや大きくても差し支えない。
内側通気部材21及び外側通気部材22は、通気性を備えるシート材、所定の径の粒子を捕集する不織布等から構成される。なお、内側通気部材21、外側通気部材22としてガーゼ等の布を使用することができる。
なお、内側通気部材21、外側通気部材22の他、内側通気部材21又は外側通気部材22に重ねて他の通気部材を配置することができる。これにより、通気部材を3層以上の多層構造にして微細粒子の捕集性能を向上させたり、各通気性部材に多様な機能を持たせたりすることができる。
また、内側通気部材21、外側通気部材22及び他の通気部材は、バクテリアバリア性、ウイルスバリア性、対花粉性を備える素材を選択することができる。
バクテリアバリア性のものとしては、銀イオン、銅イオンを含む素材が使用できる。また、ウイルスバリア性のものとしては、銀イオン、銅イオン、光チタンアバタイト、ヨード、天然ドロマイト、酵素、抗体を含む素材を使用できる。更に、対花粉性のものとしては、抗体、花粉を分解する素材を含む素材を使用できる。これらは、必要に応じて選択できる。
不通気部材23は、図1(b)、(c)に示すように、内側通気部材21と外側通気部材22との間に配置される。不通気部材23は、通気性がない素材、例えばポリエチレン、ポリ塩化ビニル等の軟質合成樹脂シートで構成される。不通気部材23としてはなるべく薄い素材で形成することが望ましい。
図1(b)、(c)、図2(b)、及び図3(a)に示すように、不通気部材23には、スリット24が形成される。スリット24は、図2(a)に示すように、装着者40がマスク10を装着した状態で、口41の位置から鼻42の位置にまでに至る。このスリット24は、図2(a)、(b)、図3(b)に示すように、顔面40Fに装着してマスク本体20が変形した状態で幅方向に拡開(図3(b)中符号W)して、空気が楽に通過できる状態となる。これにより、口41及び鼻42の鼻孔43、44からの吸気及び呼吸を楽におこなえる。
また、図3(a)、(b)に示すように、不通気部材23おけるスリット24の上下部は、幅方向において連続している。即ち、スリット24の下端部24Aと、不通気部材23の下辺23Aとの間、スリット24の上端部24Bと、不通気部材23の上辺23Bとの間には寸法d(例えば1cm)の幅で連続している。
このため、マスク10を顔面40Fに装着したとき、マスク本体20が顔面40Fの形状に沿って変形しても、図3(b)に示すように、不通気部材23がスリット24から幅方向に分離することがなく、マスク本体20の型崩れが防止される。これにより型崩れに起因するマスク10の装着不良が防止され、マスクの防塵機能や保湿機能が損なわれることがない。
本実施形態では、不通気部材23は、スリット24以外の箇所において水蒸気を透過しない。このため、スリット24形成部以外のマスク本体20の広い領域で装着者の呼気に含まれる水蒸気を内側に保持し、装着者の皮膚から水分の蒸散を防止する。これにより、皮膚を保湿することができる。
以上のように本実施形態に係るマスク10によれば、マスク本来の機能を阻害することなく、皮膚の保湿を図ることができるとともに、呼吸を楽に行えるものとでき、また、装着時のマスクの型崩れを防止できる。更に、本実施形態に係るマスク10によれば、バクテリア、ウイルス、花粉を等の吸入を防止できる。
なお、上記実施形態では、マスク本体20の形状を長方形とした平形マスクとして説明したが、マスク本体20にひだ(プリーツ)を形成したプリーツ型、人の顔の形状に沿った立体形状とした立体型マスクとすることができる。
本考案に係るマスクは、マスク本来の機能を阻害することなく、皮膚の保湿を図ることができるとともに、呼吸を楽に行えるものであり、産業上利用可能である。
10:マスク
20:マスク本体
20A:短辺
20B:短辺
21:内側通気部材
22:外側通気部材
23:不通気部材
23A:下辺
23B:上辺
24:スリット
24A:下端部
24B:上端部
25:耳掛け
26:耳掛け
40:装着者
40F:顔面
41:口
42:鼻
43、44:鼻孔
46:右耳
47:左耳

Claims (3)

  1. マスク本体と耳掛け部とを備え、顔面に装着して口と鼻とを含む前記顔面の一部を覆うマスクであって、
    前記マスク本体は、顔側に配置され通気性を備えるシート材から構成された内側通気部材と、外側に配置され通気性を備えるシート部材から構成される外側通気部材と、前記内側通気部材と前記外側通気部材との間に配置され、通気性を備えないシート材から構成された不通気部材とからなり、
    前記内側通気部材、前記外側通気部材及び前記不通気部材は同一形状であり、
    前記不通気部材は、装着時における鼻の位置から口の位置までに至り装着時において幅方向に拡開するスリットを備えたことを特徴とするマスク。
  2. 前記スリットの上下端部において、前記不通気部材は幅方向において連続していることを特徴とする請求項1に記載のマスク。
  3. 前記内側通気部材及び前記外側通気部材の少なくとも一方は、バクテリアバリア性、ウイルスバリア性、又は対花粉性を含む少なくとも一種類の機能を備える素材で形成されていることを特徴とする請求項1に記載のマスク。
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