JP3216961U - ペット用掃除機ヘッド - Google Patents

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鈴木 邦夫
邦夫 鈴木
徹朗 湯本
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アーネスト株式会社
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Abstract

【課題】ソファー、カーペットなどに付いた犬、猫などのペットの毛を、簡易に効率的にとることができるペット用掃除機ヘッドを提供する。【解決手段】ペット用掃除機ヘッド100は、本体部10とブラシ20とフラップ30を有し、ブラシ20をしならせてソファーに当接させ、且つフラップ30を付勢力に対抗させてソファーに当接させてソファーなどに付いているペットの毛をかき集める。このとき、フラップ30が、かき集めたペットの毛の脱落を防ぐことができ、ソファーに向いていることでソファーの生地などを吸い込まないようにすることができる。次に、ペット用掃除機ヘッド100がソファーから離された状態で、かき集められたペットの毛は、掃除機の吸引力で吸い取られる。【選択図】図1

Description

本考案は、ペット用掃除機ヘッドに関する。
ソファー、カーペットなどの対象物に付いている犬、猫などのペットの毛を取るために掃除機が用いられており、掃除機のヘッドを回転させ吸い取るものが一般的であった。
特開2002−336168号公報
ソファー、カーペットなどに付いた犬、猫などのペットの毛を取るためのペット用掃除機は、複雑な構成で、使いにくいものであり、例えばペットなどの毛を吸うための掃除機ヘッドに回転するブラシを有する物もあり、このような回転する構造は毛が絡みやすく手入れがしづらいという問題があり、より簡易に犬、猫などのペットの毛をとることができるものが求められていた。
本考案は、こうした点に鑑みてなされたものであり、ソファー、カーペットなどに付いた犬、猫などのペットの毛を、簡易に効率的にとることができるペット用掃除機ヘッドを提供するものである。
上記課題を解決するために、本考案に係るペット用掃除機ヘッドは、ホース接続部とヘッド先端部を有する中空の本体部と、弾力性を有する素材で形成されたブラシと、フラップを有し、前記ホース接続部が掃除機のホースに接続され、ペットの毛が付いている対象物から、前記ペットの毛をかき集め吸い込むように形成されたペット用掃除機ヘッドであって、前記ブラシの後端は、前記ヘッド先端部の一方と一体的になるように設けられ、且つ、前記ブラシの先端は、前記本体部の中空の方向に向くように設けられ、前記フラップは、前記ヘッド先端部の一方と対向する他方に付勢部材を有し回転自在となるように設けられ、前記付勢部材の付勢力で、前記本体部の外周と平行になるように設けられていることを特徴とする。
本考案に係るペット用掃除機ヘッドの態様について、前記ブラシは、前記弾力性に対抗して前記対象物に当接され、且つ、前記フラップは、前記付勢力に対抗して前記対象物に当接され、前記ブラシを用いて前記対象物から前記ペットの毛が、かき集められ、前記ペットの毛が、かき集められた状態で、前記ブラシと前記フラップが、前記対象物から離され、前記ブラシは、前記弾力性で前記中空の方向に向き、且つ、前記フラップは、前記付勢力で前記本体部の外周と平行になり、前記かき集められたペットの毛が、前記掃除機で吸い取られるように形成されていることが好ましい。
本考案に係るペット用掃除機ヘッドの態様について、接続パイプを有し、前記接続パイプは、前記ホース接続部を覆い、前記ホースに嵌めこまれるように形成されていることが好ましく、また、前記接続パイプの一端の外径は、33.4mmまたは34.1mmとなるように形成されていることが好ましい。
本考案によれば、ソファー、カーペットなどに付いた犬、猫などのペットの毛を、簡易に効率的にとることができるペット用掃除機ヘッドを提供することができる。
実施形態のペット用掃除機ヘッドの一例を示す模式図である。 実施形態のペット用掃除機ヘッドの一例を示す参考図である。
以下、本考案のペット用掃除機ヘッドの実施形態を、図1及び図2を用いて説明する。図1(a)は、ペット用掃除機ヘッド100を示す模式図でありブラシ20とフラップ30の移動を示しており、図1(b)は、ペット用掃除機ヘッド100がソファーなどに付いているペットの毛をかき集めている状態を示す模式図であり、また図1(c)は、ブラシ20とフラップ30がソファーなどから離れている状遺体で、書き集められたペットの毛などを吸い込んでいる状態を示す模式図である。図2(a)は、ペット用掃除機ヘッドを示す参考図であり、図2(b)は、接続パイプ40を含むペット用掃除機ヘッド100を示す参考図である。
実施形態のペット用掃除機ヘッド100は、合成樹脂、例えばABS樹脂で形成された中空の本体部10と、弾力性を有する素材、例えばシリコンゴムで形成されたブラシ20と、合成樹脂、例えばポロプロピレンで形成されたフラップ30を有している。
本体部10は、ホース接続部10aとヘッド先端部10bを有しており、ホース接続部10aを掃除機のホースに接続した状態で、ペット用掃除機ヘッド100を用いて対象物、例えばソファーなどに付いているペットの毛をかき集めることができるように形成されている。なお、ペット用掃除機ヘッド100は、主にペットの毛をかき集めるものであるが、ホコリ、ゴミなどもかき取ることができ、また、ペットの毛を直接、グルーミングしてかき集めることもできる。
図1に示すように、ブラシ20の後端は、ヘッド先端部10bの一方と一体的になるように設けられており、且つ、ブラシ20の先端は、本体部10の中空の方向に向くように設けられている。
また、フラップ30は、ヘッド先端部10bの一方と対向する他方に付勢部材、例えばバネを有し回転自在となるように設けられており、付勢部材の付勢力で、本体部10の外周と平行になるように設けられている。
上記の構成を有するペット用掃除機ヘッド100を用いて、例えばソファーに付いているペットの毛をかき集めるときに、ブラシ20を、弾力性に対抗させてしならせてソファーに当接させ、且つ、フラップ30を、付勢力に対抗させてソファーに当接させる。
ブラシ20とフラップ30がソファーに当接された状態で、ペット用掃除機ヘッド100を引き寄せることで、ソファーについているペットの毛をブラシ20でかき集めることができる。
このとき、ブラシ20は、ソファーの方向に向き弾力性で絡みついたペットの毛をかき集めることができ、また、フラップ30は、ブラシ20が、かき集めたペットの毛の脱落を防ぐことができ、ソファーに向いていることでソファーの生地などを吸い込まないようにすることができる。
次に、ペット用掃除機ヘッド100でソファーに付いているペットの毛が、かき集められた状態で、ブラシ20とフラップ30が、対象物であるソファーから離される。
ペット用掃除機ヘッド100がソファーから離された状態で、ブラシ20は、弾力性で中空の方向に向き、且つ、フラップ30は、付勢力で本体部の外周と平行になる。つまり弾力性や付勢力が働いていない状態になる。
ペット用掃除機ヘッド100のブラシ20で、かき集められたペットの毛は、掃除機の吸引力で吸い取られることになる。このようにペット用掃除機ヘッド100を用いることで、ソファーなどに付いているペットの毛をかき集め吸い取ることができ、ブラシ部分が回転する構造に比べて毛が絡むことなく手入れを容易に行うことができるという効果も有している。
また、ペット用掃除機ヘッド100は、掃除機のパイプの形状に合わせて接続できるように接続パイプ40を設けてもよい。接続パイプ40は、ホース接続部10aを覆い、ホースに嵌めこまれるように形成されている。
接続パイプ40は複数設けてもよく、この例において、接続パイプ40の一端の外径は、33.4mmまたは34.1mmとなるように形成されている。このような接続パイプ40を提供することで、掃除機ヘッドを使用することができなかった掃除機においても、ペット用掃除機ヘッド100の使用を可能にすることができ、より汎用性に富むものとすることができる。なお、上記の外径の数値は、許容範囲を有しており、本実施形態において許容範囲は、例えば、上記の外径の数値を中心として、プラスマイナス1.0mm以内である。
上記の特徴を有するペット用掃除機ヘッド100は、シンプルな構造となっており、ソファー、カーペットなどに付いた犬、猫などのペットの毛を、簡易に効率的にかき集めて、しっかりと吸い取ることができ、手入れがしやすく、また各種掃除機に対応することができるという顕著な効果を有している。
以上、本考案の有する特徴及び優れた点を上記実施形態に記載したが、本考案は、本願の実用新案登録請求の範囲で使用されている言葉を広く一般的な意味に拡張して実施することができる。
また、本考案のペット用掃除機ヘッドは、大きさや形状、素材の種類、厚さ、重さなどについては多様な実施形態が可能であり、それらについて本実施形態と異なる形態による実施は、本考案の技術的範囲に含まれる。
100 ペット用掃除機ヘッド
10 本体部
10a ホース接続部
10b ヘッド先端部
20 ブラシ
30 フラップ
40 接続パイプ

Claims (4)

  1. ホース接続部とヘッド先端部を有する中空の本体部と、弾力性を有する素材で形成されたブラシと、フラップを有し、前記ホース接続部が掃除機のホースに接続され、ペットの毛が付いている対象物から、前記ペットの毛をかき集め吸い込むように形成されたペット用掃除機ヘッドであって、
    前記ブラシの後端は、前記ヘッド先端部の一方と一体的になるように設けられ、且つ、前記ブラシの先端は、前記本体部の中空の方向に向くように設けられ、
    前記フラップは、前記ヘッド先端部の一方と対向する他方に付勢部材を有し回転自在となるように設けられ、前記付勢部材の付勢力で、前記本体部の外周と平行になるように設けられていることを特徴とするペット用掃除機ヘッド。
  2. 前記ブラシは、前記弾力性に対抗して前記対象物に当接され、且つ、前記フラップは、前記付勢力に対抗して前記対象物に当接され、前記ブラシを用いて前記対象物から前記ペットの毛が、かき集められ、
    前記ペットの毛が、かき集められた状態で、前記ブラシと前記フラップが、前記対象物から離され、前記ブラシは、前記弾力性で前記中空の方向に向き、且つ、前記フラップは、前記付勢力で前記本体部の外周と平行になり、前記かき集められたペットの毛が、前記掃除機で吸い取られるように形成されていることを特徴とする請求項1に記載のペット用掃除機ヘッド。
  3. 接続パイプを有し、
    前記接続パイプは、前記ホース接続部を覆い、前記ホースに嵌めこまれるように形成されていることを特徴とする請求項2に記載のペット用掃除機ヘッド。
  4. 前記接続パイプの一端の外径は、33.4mmまたは34.1mmとなるように形成されていることを特徴とする請求項3に記載のペット用掃除機ヘッド。
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