JP3216836U - 手帳型の携帯端末用ケース - Google Patents
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Abstract
【課題】携帯端末用ケースの内側に保持され、携帯端末を収容可能なケース部に備わる各種機能(充電機能など)を外側から容易に操作できる手帳型の携帯端末用ケースを提供する。
【解決手段】手帳型の携帯端末用ケース1は、携帯端末の前面を覆う前面カバー部21と携帯端末の一側面を覆う側面カバー部22と携帯端末の背面を覆う背面カバー部23とが一体連続した手帳型のカバー部2、及びカバー部2の内側に保持されて携帯端末を着脱可能に収容するケース部3を備える。ケース部3は、携帯端末と接続されて当該携帯端末に対して所定機能を発揮する機能を有し、カバー部2は、ケース部3の所定機能を発揮させるための操作孔となる少なくとも1以上の開口部を有する。この構成により、携帯端末を収容可能なケース部に備わる各種機能(充電機能など)を外側から容易に操作できる。
【選択図】図1
【解決手段】手帳型の携帯端末用ケース1は、携帯端末の前面を覆う前面カバー部21と携帯端末の一側面を覆う側面カバー部22と携帯端末の背面を覆う背面カバー部23とが一体連続した手帳型のカバー部2、及びカバー部2の内側に保持されて携帯端末を着脱可能に収容するケース部3を備える。ケース部3は、携帯端末と接続されて当該携帯端末に対して所定機能を発揮する機能を有し、カバー部2は、ケース部3の所定機能を発揮させるための操作孔となる少なくとも1以上の開口部を有する。この構成により、携帯端末を収容可能なケース部に備わる各種機能(充電機能など)を外側から容易に操作できる。
【選択図】図1
Description
本考案は、手帳型の携帯端末用ケースに関し、特に、スマートフォンやタブレット端末などを保持するためのケース部を内側に有した手帳型の携帯端末用ケースに関する。
従来より、スマートフォンやタブレットなどの携帯端末に用いる多種多様な携帯端末用ケースが販売されている。そのほとんどの携帯端末用ケースは、落下時の衝撃から携帯端末のディスプレイや携帯端末本体を守ることを目的とし、また、同時にファッション性を追求したものである。
例えば、図9(a)に示す携帯端末用ケース10は手帳型ケースと呼ばれ、内側に携帯端末を収容して、携帯端末を外部の衝撃から守る。図9(b)に示す携帯端末用ケース11はケース型と呼ばれ、外部筐体が携帯端末の背面と側面を保護し、比較的軽く、耐衝撃性が高いことが特徴である。
特に近年においては、スマートフォンなどの携帯端末は人々の生活に必要不可欠な電子機器となっており、長時間使用され、このため、携帯端末のバッテリー不足となり易い。多くのユーザは、外出中などに、携帯端末の電池残量が僅かになってもコンセントが見つからず困る状況に遭遇している。そして、この種の問題を解消するために、例えば、外付けの携帯電源が販売されているが、実際には、このような携帯電源は比較的大きく、また重量があるために携帯するのに便利ではない。また、チャージャ、アダプタなど大量の充電機器やコードが必要となり、持ち運びには嵩張り、さらに、ケーブルを携帯電話と接続しなければならないため非常に不便である。
ところで、手帳型の携帯電話ケースとして、例えば、2つ折りされるケースの一方の側の内側に携帯電話が固定保持され、他方の側が携帯電話の液晶面のカバーとなる意匠が開示されている(例えば、特許文献1参照)。また、ケース型の携帯電話ケースとしては、スマートフォンなどの機器の操作の安全性を高めた携帯電話カバーが開示されている(例えば、特許文献2参照)。
上述の携帯端末のバッテリー不足となる問題を解決するために、手帳型の携帯端末ケースにおいて、携帯端末を収容保持するケース部に薄型の電池を内蔵したものが近年知られている。これらはバッテリー搭載ケースでありながら手帳型ケースであるためにバッテリー搭載手帳型ケースとも呼ばれ、バッテリーを内蔵したケース部を手帳型携帯端末ケースとして持ち運ぶことができるために非常に便利である。この場合、携帯端末のバッテリーと携帯端末を収容するケース部のバッテリーとで通常の約2倍の充電量を持ち歩くことが可能となり、バッテリー不足で悩んでいる携帯端末のユーザにとってこのバッテリー搭載手帳型ケースは非常に魅力的である。
しかしながら、このバッテリ内蔵ケースには充電操作用の操作ボタンなどが搭載されているが、手帳型のカバーに外側にあると操作ボタンが隠れてしまい上手く操作できないなど、必ずしもバッテリ内蔵ケースの機能に対応したカバーがないという問題がある。
さらには、手帳型の携帯端末用ケースの内側に保持されるケース部は、充電機能だけではなく今後様々な機能を発揮していくことが予測され、手帳型のケース携帯端末用を開くことなく、ケース部の各種機能を操作可能なカバーの構造が必要となることが予測される。
本考案は、上記課題に鑑みてなされたものであり、主として手帳型の携帯端末用ケースにおいて、当該携帯端末用ケースの内側に保持され、携帯端末を収容可能なケース部に備わる各種機能(充電機能など)を外側から容易に操作できるようにした携帯端末用ケースを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本考案は、携帯端末の前面を覆う前面カバー部と携帯端末の一側面を覆う側面カバー部と携帯端末の背面を覆う背面カバー部とが一体連続した手帳型のカバー部、及び当該カバー部の内側に保持されて携帯端末を着脱可能に収容するケース部を備えた手帳型の携帯端末用ケースであって、前記ケース部は、携帯端末と接続されて当該携帯端末に対して所定機能を発揮する機能を有し、前記カバー部は、前記ケース部の所定機能を発揮させるための操作孔となる少なくとも1以上の開口部を有することを特徴とするものである。
この手帳型の携帯端末用ケースにおいて、前記開口部は、前記背面カバー部、及び前記側面カバー部の少なくとも一方に設けられることが好ましい。
この手帳型の携帯端末用ケースにおいて、前記開口部は、前記背面カバー部に設けられることが好ましい。
この手帳型の携帯端末用ケースにおいて、前記ケース部は端子及び携帯端末を充電するための充電池を備え、前記所定機能として、当該端子を介して携帯端末と接続されることで携帯端末を充電する機能を有し、前記カバー部は、前記開口部として、前記ケース部の充電池のオン/オフ操作ボタンを操作するための第一開口部、及び前記ケース部に備わる充電池の残量と充電状態を表示するLED表示部の確認用の第二開口部を備えることが好ましい。
この手帳型の携帯端末用ケースにおいて、前記第一開口部及び前記第二開口部は、前記背面カバー部の下側に設けられることが好ましい。
この手帳型の携帯端末用ケースにおいて、前記ケース部は、略矩形状の底面と、当該底面の縁部から立設した側壁と、当該側壁に設けられた凸形状の端子と、を備え、前記ケース部の側壁は軟性樹脂を用いて被覆され、前記側壁と前記携帯端末の側面とが係合することにより、前記携帯端末を前記ケース部に収容することが好ましい。
本考案に係る携帯端末用ケースは、手帳型のカバー部、及び当該カバー部の内側に保持されて携帯端末を着脱可能に収容するケース部を備える。このケース部は、携帯端末と接続されて当該携帯端末に対して所定機能を発揮する機能を有し、カバー部は、ケース部の所定機能を発揮させるための操作孔となる少なくとも1以上の開口部を有する。この構成により、本願考案では、携帯端末用ケースの内側に保持され、携帯端末を収容可能なケース部に備わる各種機能(充電機能など)を外側から容易に操作できる。
(実施の形態)
本考案の実施の形態に係る手帳型の携帯端末用ケースについて図1乃至図8を参照して説明する。この携帯端末用ケースは、主に、落下時の衝撃から携帯端末のディスプレイや携帯端末本体を守ると共に、バッテリー機能をも備えていることを特徴とする。また、本実施の形態の説明において、携帯端末とは、例えばスマートフォン、タブレット端末、携帯電話機など持ち運びが可能なあらゆる端末を含むものである。
本考案の実施の形態に係る手帳型の携帯端末用ケースについて図1乃至図8を参照して説明する。この携帯端末用ケースは、主に、落下時の衝撃から携帯端末のディスプレイや携帯端末本体を守ると共に、バッテリー機能をも備えていることを特徴とする。また、本実施の形態の説明において、携帯端末とは、例えばスマートフォン、タブレット端末、携帯電話機など持ち運びが可能なあらゆる端末を含むものである。
最初に、本実施の形態に係る手帳型の携帯端末用ケース(以下、携帯端末用ケースと記載)の構成に関して、図1〜図4を参照しながら説明する。携帯端末用ケース1は、図1に示すように、手帳型のカバー部2と、ケース部3とを備える。
カバー部2は、図2〜図4に示すように、平板形状の携帯端末の前面を覆う前面カバー部21と、携帯端末の一側面を覆う側面カバー部22と、携帯端末の背面を覆う背面カバー部23とが一体連続して形成される手帳型のカバーである。また、カバー部2は、ケース部3の所定機能(本実施の形態においては充電機能)を発揮させるための操作孔となる少なくとも1以上の開口部を有する。
背面カバー部23には、第一開口部23a、第二開口部23b、及びカメラ穴23cが形成されており、第一開口部23a、第二開口部23bを介して外側からケース部3の有する充電機能を発揮する操作をすることができる。また、背面カバー部23にはカメラ穴23cが形成されているために、携帯端末をケース部3に収容したままで写真撮影が可能となる。
なお、本実施の形態において第一開口部23a及び第二開口部23bは、背面カバー部23の下側に設けられている。しかしながら、カバー部2に形成される開口部は、例えば、背面カバー部23、及び側面カバー部22の少なくとも一方に形成されたり、背面カバー部23のみに形成される場合もあり、その配置は限定されるものではない。また、カバー部3に設けられる開口部は、円形状、四角形状、楕円形状など、特にその形状が限定されるものではない。
ケース部3は、図1に示すように、カバー部2の内側に保持され、より具体的には背面カバー部23の内側面に固定保持されて携帯端末を着脱可能に収容する。ケース部3は、略矩形状の底面31と、底面31の縁部から立設した側壁32と、一の側壁32に設けられた凸形状の端子33と、カメラ穴34とを備え、略直方体形状の一面が開口して携帯端末を収容するための内部空間を有する。そして、ケース部3の側壁32はシリコン樹脂などの軟性樹脂を用いて被覆されて携帯端末を衝撃や落下から保護する。また、側壁32の内側と携帯端末の側面とが係合することにより、携帯端末をケース部3に着脱可能に保持する。例えば、ケース部3の側壁32の内側の上端側には、凸縁が設けられ、携帯電話を内部空間に嵌め込んだ際に、携帯端末の側面の上端が当該凸縁と係合するように形成される。また、ケース部3は、耐久性のあるプラスティック素材から成り、非常に軽い。
ケース部3は、携帯端末と接続されて当該携帯端末に対して所定機能を発揮する機能を有する。本実施の形態において、ケース部3は、凸条の端子33を備え、端子33を介して携帯端末4と接続されることで、携帯端末に対して充電機能を発揮する。具体的には、ケース部3には、携帯端末を充電するためのリチウムポリマーなどの薄形充電池(バッテリー)が内蔵されており、携帯端末がカバー部3の内部空間に嵌め込まれると携帯端末への充電が開始される。
次に、本実施の形態に係る携帯端末用ケース1のカバー部2に備わる第一開口部23a及び第二開口部23bの機能に関して、図5及び図6を参照しながら説明する。
第一開口部23aは、ケース部3の充電開始ボタン(オン/オフ操作ボタン)3aを操作するための貫通孔であり、例えば、充電開始ボタン3aの一回押しで携帯端末への充電開始、長押しで充電ストップする機能を有する。カバー部2の背面カバー23にこの第一開口部23aを設けることで、屋内外に関わらずケース部3の裏側のボタンからワンタッチで携帯端末を充電することが可能となる。
第二開口部23bは、ユーザにケース部3に備わるLED表示部3bを認識するための貫通孔であり、図6(b)に示すように、例えば4段階(100%、75%、50%、25%)に分かれてケース部3に内蔵されたバッテリーの残量を表示する。
次に、本実施の形態に係る携帯端末用ケース1を用いた携帯端末の装着の手順に関して、図7及び図8を参照しながら説明する。
携帯端末4をケース部3に装着する際には、図7に示すように、携帯端末4を、ケース部3の内部空間に滑り込ませると共に、ケース部3に備わる外付けの凸形状の端子33に携帯端末4の端子差し込み口に装着する。このことで、携帯端末4の充電が開始される。また、第一開口部23aを介して充電操作ボタン3aを長押しすることで充電をストップできる。
逆に、図8に示すように、携帯端末4を携帯端末用ケース1から取り外す際には、カメラ穴23c,34に指を貫通させて携帯端末4を押し出すことで、容易に携帯端末4をケース部3から取り外すことができる。
以上の説明のように、本実施の形態に係る手帳型の携帯端末用ケース1は、携帯端末4の前面を覆う前面カバー部21と携帯端末4の一側面を覆う側面カバー部22と携帯端末4の背面を覆う背面カバー部23とが一体連続したカバー部2、及びカバー部3の内側に保持されて携帯端末4を着脱可能に収容するケース部3を備える。また、ケース部3は、携帯端末4と接続されることで、携帯端末4に対して所定機能(例えば、携帯端末4の充電機能)を発揮し、カバー部2は、ケース部3の所定機能を発揮させるための操作孔となる少なくとも1以上の開口部を有している。
この構成により、携帯端末用ケース1の内側に保持され、携帯端末4を収容可能なケース部3に備わる各種機能(充電機能など)を外側から容易に操作でき、ケース部3の後ろにある充電開始ボタン3aからワンタッチで充電開始/停止の操作ができる。本実施の形態では、携帯端末用ケース1は、バッテリーを持ち運ぶためのバッテリー搭載手帳型の携帯端末用ケース1として用いることができ、携帯端末4の電池とケース部3の充電池があれば、通常の約2倍の充電量を持ち歩くことが可能となる。このため、携帯電源を自宅に置き忘れるなどの心配はなく、携帯端末の長時間の使用も安心となる。
また、4段階のLED表示部3bにより、ケース部3のバッテリー残量と充電状態を一目瞭然に確認できる。さらに、携帯端末用ケース1は、非常に薄く軽量であり、充電ケーブル、アダプタなど一切必要がないために取り扱い易く、レジャー、イベント、災害時、緊急時などのあらゆる場面におけるバッテリー不足の不安を解消することができる。
なお、本考案は、上記実施の形態の構成に限られず、考案の趣旨を変更しない範囲で種々の変形が可能である。例えば、本考案に係る携帯端末用ケースに備わるケース部が携帯端末に発揮する機能は充電機能に限定されるものではない。
1 手帳型の携帯端末用ケース
2 カバー部
3 ケース部
3a 充電開始ボタン(オン/オフ操作ボタン)
3b LED表示部
4 携帯端末
21 前面カバー部
22 側面カバー部
23 背面カバー部
23a 第一開口部
23b 第二開口部
23c カメラ穴
31 底面
32 側壁
33 端子
34 カメラ穴
2 カバー部
3 ケース部
3a 充電開始ボタン(オン/オフ操作ボタン)
3b LED表示部
4 携帯端末
21 前面カバー部
22 側面カバー部
23 背面カバー部
23a 第一開口部
23b 第二開口部
23c カメラ穴
31 底面
32 側壁
33 端子
34 カメラ穴
Claims (6)
- 携帯端末の前面を覆う前面カバー部と携帯端末の一側面を覆う側面カバー部と携帯端末の背面を覆う背面カバー部とが一体連続した手帳型のカバー部、及び当該カバー部の内側に保持されて携帯端末を着脱可能に収容するケース部を備えた手帳型の携帯端末用ケースであって、
前記ケース部は、携帯端末と接続されて当該携帯端末に対して所定機能を発揮する機能を有し、
前記カバー部は、前記ケース部の所定機能を発揮させるための操作孔となる少なくとも1以上の開口部を有する、ことを特徴とする手帳型の携帯端末用ケース。 - 前記開口部は、前記背面カバー部、及び前記側面カバー部の少なくとも一方に設けられる、ことを特徴とする請求項1記載の手帳型の携帯端末用ケース。
- 前記開口部は、前記背面カバー部に設けられる、ことを特徴とする請求項1記載の手帳型の携帯端末用ケース。
- 前記ケース部は端子及び携帯端末を充電するための充電池を備え、
前記所定機能として、当該端子を介して携帯端末と接続されることで携帯端末を充電する機能を有し、
前記カバー部は、前記開口部として、前記ケース部の充電池のオン/オフ操作ボタンを操作するための第一開口部、及び前記ケース部に備わる充電池の残量と充電状態を表示するLED表示部の確認用の第二開口部を備える、ことを特徴とする請求項3記載の手帳型の携帯端末用ケース。 - 前記第一開口部及び前記第二開口部は、前記背面カバー部の下側に設けられる、ことを特徴とする請求項4記載の手帳型の携帯端末用ケース。
- 前記ケース部は、略矩形状の底面と、当該底面の縁部から立設した側壁と、当該側壁に設けられた凸形状の端子と、を備え、
前記ケース部の側壁は軟性樹脂を用いて被覆され、
前記側壁と前記携帯端末の側面とが係合することにより、前記携帯端末を前記ケース部に収容する、ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の手帳型の携帯端末用ケース。
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---|---|---|---|
JP2018001125U JP3216836U (ja) | 2018-03-28 | 2018-03-28 | 手帳型の携帯端末用ケース |
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