JP3216764U - 竿掛け具 - Google Patents

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【課題】 釣り竿を即座に取り外し可能であると共に、釣り竿を大きく傾斜させて掛けてもずり落ちることがない竿掛け具を提供すること。【解決手段】 リール2を取り付けた釣り竿3を掛けて保持する竿掛け具1であって、支柱部4と、支柱部の上部に設けられた竿掛け本体5とを備え、竿掛け本体が、支柱部の上部から前方に突出し釣り竿のリールよりも先端側を支持可能な先端側支持部6と、支柱部の上部から後方に突出し釣り竿のリールを係止可能な後端側支持部7とを備え、先端側支持部が、釣り竿のリールよりも先端側を載置可能な凹み部6aを有し、後端側支持部が、水平方向に延在しリールを係止可能な横棒部7aと、横棒部の両端部から上方に向けて突出した一対の端部突出部7bとを有している。【選択図】 図1

Description

本考案は、スピニングリールを取り付けた釣り竿を掛けて保持することが可能な竿掛け具に関する。
一般に、磯釣りや堤防での釣りなどの際に、釣り竿を掛けて保持する竿掛け具が用いられている。例えば、特許文献1には、ホルダ基部と、ホルダ基部から前方に延出して設けられ釣り竿を載置支持する前受部と、ホルダ基部から後方に延出して釣り竿の上面を支持する後受部と、ホルダ基部の下部に垂設されたホルダ支柱とを備えた釣り竿ホルダが提案されている。この釣り竿ホルダでは、前受部が釣り竿を載置支持するため正面U字状に形成され、後受部が釣り竿の上面を支持するため倒立U字状に形成されている。
特開平11−155452号公報
上記従来の技術には、以下の課題が残されている。
従来の竿掛け具では、釣り竿を後受部と前受部とにより支持しているが、釣り竿の先端側下面と基端側上面との2箇所を支持するために、釣り竿を竿掛け具に差し込み難いと共に、抜き取り難い構造となっている。すなわち、釣り竿を竿掛け具に掛ける場合には、まず釣り竿の基端部を後受部の前方から後受部の下に差し込んで基端側上面を後受部に係合させた後、先端側を前受部上に載置する必要がある。また、掛けた釣り竿を外す場合には、一旦、釣り竿を前方にスライドさせて基端部を後受部の前方に移動させることで後受部から外し、その状態で先端側を前受部から上方に浮かせる必要がある。特に、魚が掛かったときに、即座に釣り竿の先端側を上に挙げて、いわゆる「合わせ」を行うと共に、釣り竿を竿掛け具から外したい場合に、従来の竿掛け具では、釣り竿を後受部の前方に一旦スライドして外す動作が必要になるため、瞬間的に「合わせ」及び釣り竿の取り外しを同時に行うことが困難であった。
また、釣り竿を竿掛け具に掛けた際に、釣り竿を前方下方に傾けて設置するが、この傾斜角度が大きくなると、釣り竿が前方にずり落ちて基端部が後受部から外れてしまう問題もあった。
本考案は、前述の課題に鑑みてなされたもので、釣り竿を即座に取り外し可能であると共に、釣り竿を大きく傾斜させて掛けてもずり落ちることがない竿掛け具を提供することを目的とする。
本考案は、前記課題を解決するために以下の構成を採用した。すなわち、第1の考案に係る竿掛け具は、リール又はフックを取り付けた釣り竿を掛けて保持する竿掛け具であって、支柱部と、前記支柱部の上部に設けられた竿掛け本体とを備え、前記竿掛け本体が、前記支柱部の上部から前方に突出し前記釣り竿の前記リール又は前記フックよりも先端側を支持可能な先端側支持部と、前記支柱部の上部から後方に突出し前記釣り竿の前記リール又は前記フックを係止可能な後端側支持部とを備え、前記先端側支持部が、前記釣り竿の前記リール又は前記フックよりも先端側を載置可能な凹み部を有し、前記後端側支持部が、水平方向に延在し前記リール又は前記フックを係止可能な横棒部と、前記横棒部の両端部から上方に向けて突出した一対の端部突出部とを有していることを特徴とする。
この竿掛け具では、後端側支持部が、水平方向に延在しリール又はフックを係止可能な横棒部と、横棒部の両端部から上方に向けて突出した一対の端部突出部とを有しているので、ワンアクションで釣り竿を掛けること及び外すことが可能であると共に、釣り竿が横に転がり落ちることを防止できる。すなわち、釣り竿を掛ける際には横棒部の後方から釣り竿を差し込むことで、リール又はフックが横棒部に係止されると共に、釣り竿の先端側を先端側支持部の凹み部上に載置することができる。また、釣り竿を外す際には、釣り竿を横棒部の後方に引き抜くようにすることで、横棒部によるリール又はフックの係止が解除され、容易に釣り竿を取り外すことができる。さらに、その際に、釣り竿の先端部を上に挙げることで、魚が掛かった際の「合わせ」も同時にかつ即座に行うことが可能になる。なお、凹み部が横棒部よりも下方に位置して釣り竿の先端側が下方に向いて大きく傾斜しても、横棒部がリール又はフックを係止しているため、釣り竿が前方にずり落ちることもない。
また、一対の端部突出部が横棒部の両端部から上方に突出しているので、釣り竿が横棒部の両端部から転がり落ちようとしても端部突出部に係止されることで、脱落を防止することができる。
第2の考案に係る竿掛け具は、第1の考案において、前記リールが、スピニングリールであり、リール本体と、前記リール本体から突出し前記釣り竿に装着される竿装着部とを備え、前記横棒部が、前記リール本体と前記釣り竿との間に配されて前記竿装着部を係止可能であることを特徴とする。
すなわち、この竿掛け具では、横棒部が、リール本体と釣り竿との間に配されて竿装着部を係止可能であるので、ワンアクションでスピニングリールを取り付けた釣り竿を掛けること及び外すことが可能である。すなわち、釣り竿を掛ける際には、リール本体を下側に配した状態でリール本体と釣り竿との間に横棒部を配するようにして横棒部の後方から釣り竿を差し込むことで、竿装着部が横棒部に係止されると共に、釣り竿の先端側が先端側支持部の凹み部上に載置される。また、釣り竿を外す際には、釣り竿を横棒部の後方に引き抜くようにすることで、横棒部による竿装着部の係止が解除され、容易に釣り竿を取り外すことができる。
第3の考案に係る竿掛け具は、第1又は第2の考案において、前記端部突出部が金属棒で形成され、その上部が、山型の曲線状に曲げられた湾曲部とされていることを特徴とする。
すなわち、この竿掛け具では、端部突出部が金属棒で形成され、その上部が、山型の曲線状に曲げられた湾曲部とされているので、端部突出部の上部の先端が鋭利に突出しておらず、釣り竿が端部突出部の上部に当たって傷付くことを抑制することができる。
第4の考案に係る竿掛け具は、第1から第3の考案のいずれかにおいて、前記後端側支持部が、前記支柱部の上部から後方に突出していると共に前記横棒部の両端部まで延在し金属棒で形成された一対の後方延在棒部を有し、一対の前記後方延在棒部の間隔が、前記支柱部の上部から前記横棒部に向けて拡げられていることを特徴とする。
すなわち、この竿掛け具では、一対の後方延在棒部の間隔が、支柱部の上部から横棒部に向けて拡げられているので、横棒部を幅広に延在させることができ、リールやフックを容易に係止可能になると共に、一対の後方延在棒部が拡げられていることでリールが後方延在棒部に当接してしまうことを防止可能である。
第5の考案に係る竿掛け具は、第1から第4の考案のいずれかにおいて、前記横棒部の少なくとも表面が、樹脂材料で形成されていることを特徴とする。
すなわち、この竿掛け具では、横棒部の少なくとも表面が、樹脂材料で形成されているので、金属よりも柔らかく、釣り竿やリールが当接しても傷つけ難い。
本考案によれば、以下の効果を奏する。
すなわち、本考案に係る竿掛け具によれば、後端側支持部が、水平方向に延在しリール又はフックを係止可能な横棒部と、横棒部の両端部から上方に向けて突出した一対の端部突出部とを有しているので、ワンアクションで釣り竿を掛けること及び外すことが可能であると共に、釣り竿が横に転がり落ちることや前方にずり落ちることを防止できる。
したがって、本考案の竿掛け具では、従来よりも釣り竿を掛ける動作及び外す動作が簡易であると共に安定して釣り竿を掛けておくことができ、ストレスが少ない。また、即座の「合わせ」も可能であり、魚が掛かった際のタイミングを逃すことがない。
本考案に係る竿掛け具の第1実施形態を示す斜視図である。 第1実施形態において、竿掛け本体を示す斜視図である。 第1実施形態において、主に支柱部の上部を示す斜視図である。 本考案に係る竿掛け具の第2実施形態において、竿掛け本体を示す斜視図である。 第2実施形態において、竿掛け本体を示す背面図である。 第1実施形態において、フックを有する釣り竿を掛けた状態で凹み部及び横棒部の途中で破断した場合の竿掛け具を示す要部の側面図である。
以下、本考案に係る竿掛け具の第1実施形態を、図1から図3を参照しながら説明する。
本実施形態の竿掛け具1は、図1から図3に示すように、リール2を取り付けた磯竿等の釣り竿3を掛けて保持する竿掛け具であって、支柱部4と、支柱部4の上部に設けられた竿掛け本体5とを備えている。
上記竿掛け本体5は、支柱部4の上部から前方に突出し釣り竿3のリール2よりも先端側を支持可能な先端側支持部6と、支柱部4の上部から後方に突出し釣り竿3のリール2を係止可能な後端側支持部7とを備えている。
上記先端側支持部6は、釣り竿のリール2よりも先端側を載置可能な凹み部6aを有している。
上記凹み部6aは、U字状又はV字状に形成されている。
上記後端側支持部7は、水平方向に延在しリール2を係止可能な横棒部7aと、横棒部7aの両端部から上方に向けて突出した一対の端部突出部7bとを有している。
上記リール2は、スピニングリールであり、リール本体2aと、リール本体2aから突出し釣り竿3に装着される竿装着部2bとを備えている。
上記竿装着部2bは、リール本体2aの下部から斜め上前方に延びて突出しており、先端部が釣り竿3のリール取り付け部に取り付け可能な形状とされている。したがって、リール2を釣り竿3に取り付けると、竿装着部2bによって、釣り竿3とリール本体2aの間に一定のスペースが形成される。
上記横棒部7aは、リール本体2aと釣り竿3との間に配されて竿装着部2bを係止可能である。すなわち、釣り竿3を掛けた際に、上記スペースに横棒部7aが配されて竿装着部2bが横棒部7aに係止される。
一対の上記端部突出部7bは、ステンレス等の金属棒で形成され、その上部が、山型の曲線状に曲げられた湾曲部7cとされている。
後端側支持部7は、支柱部4の上部から後方に突出していると共に横棒部7aの両端部まで延在しステンレス等の金属棒で形成された一対の後方延在棒部7dを有している。
一対の後方延在棒部7dの間隔dは、支柱部4の上部から横棒部7aに向けて漸次拡げられている。なお、少なくともリール本体2aの幅よりも広く設定された横棒部7aの両端部まで、間隔dが拡げられている。
上記横棒部7aの少なくとも表面は、後方延在棒部7dを形成する金属よりも柔らかい樹脂材料で形成されている。なお、本実施形態では、横棒部7a全体が樹脂材料で丸棒状に形成されている。
この樹脂製の横棒部7aの両端部には、孔部が形成されており、一対の後方延在棒部7dの先端部が、対応する孔部に差し込まれて固定されている。
上記先端側支持部6及び後端側支持部7は、それぞれ支柱部4の上部に取り付けられた中央固定部10に基端が固定されている。
先端側支持部6は、中央固定部10に基端が固定され前方に延在した一対の前方延在棒部6bを有している。
一対の前方延在棒部6bの先端は、凹み部6aで連結されている。
なお、一対の前方延在棒部6b及び凹み部6aは、1本のステンレス等の金属棒を曲げて形成されている。また、一対の前方延在棒部6bの先端部分及び凹み部6aは、ゴム材等の弾性材料で被覆されている。
また、一対の後方延在棒部7dは、中央固定部10に基端が固定され後方に延在している。
上記中央固定部10は、上面が矩形の平坦面とされた上面部10aと、下部が前方側に厚く形成され下面が上面に対して傾斜していると共に前方側が凸曲面とされた傾斜下部10bとを有している。
上記傾斜下部10bは、支柱部4の上部に支柱部4の軸線に対して直交する方向を軸として回動可能にネジ止めされている。
上記支柱部4は、主棒部11と、主棒部11の上部であって中央固定部10の下部に取り付けられた雄ねじ部4aと、雄ねじ部4aに螺着されたナット4bとを有している。
上記ナット4bは、雄ねじ部4a上を回動することで上下に移動可能とされている。
すなわち、ナット4bを支柱部4上で軸線に沿って移動させ、傾斜下部10bの適当な箇所に押圧状態で固定することで、支柱部4に対して竿掛け本体5を任意の傾きで固定することができる。
なお、雄ねじ部4aは、下部側面に主棒部11の周面に基端部をねじ込んで固定するための回動可能な固定用レバー4cを備えている。
このように本実施形態の竿掛け具1では、後端側支持部7が、水平方向に延在しリール2を係止可能な横棒部7aと、横棒部7aの両端部から上方に向けて突出した一対の端部突出部7bとを有しているので、ワンアクションで釣り竿3を掛けること及び外すことが可能であると共に、釣り竿3が横に転がり落ちることを防止できる。すなわち、釣り竿3を掛ける際には横棒部7aの後方から釣り竿3を差し込むことで、リール2が横棒部7aに係止されると共に、釣り竿3の先端側を先端側支持部6の凹み部6a上に載置することができる。
また、釣り竿3を外す際には、釣り竿3を横棒部7aの後方に引き抜くようにすることで、横棒部7aによるリール2の係止が解除され、容易に釣り竿3を取り外すことができる。さらに、その際に、釣り竿3の先端部を上に挙げることで、魚が掛かった際の「合わせ」も同時にかつ即座に行うことが可能になる。凹み部6aが横棒部7aよりも下方に位置して釣り竿の先端側が下方に向いて大きく傾斜しても、横棒部7aがリール2を係止しているため、釣り竿3が前方にずり落ちることもない。
特に、横棒部7aが、リール本体2aと釣り竿3との間に配されて竿装着部2bを係止可能であるので、ワンアクションでスピニングリールを取り付けた釣り竿3を掛けること及び外すことが可能である。すなわち、釣り竿3を掛ける際には、リール本体2aを下側に配した状態でリール本体2aと釣り竿3との間に横棒部7aを配するようにして横棒部7aの後方から釣り竿3を差し込むことで、竿装着部2bが横棒部7aに係止されると共に、釣り竿3の先端側が先端側支持部6の凹み部6a上に載置される。
また、一対の端部突出部7bが横棒部7aの両端部から上方に突出しているので、釣り竿3が横棒部7aの両端部から転がり落ちようとしても端部突出部7bに係止されることで、脱落を防止することができる。
また、釣り竿3を外す際には、釣り竿3を横棒部7aの後方に引き抜くようにすることで、横棒部7aによる竿装着部2bの係止が解除され、容易に釣り竿3を取り外すことができる。
また、端部突出部7bが金属棒で形成され、その上部が、山型の曲線状に曲げられた湾曲部7cとされているので、端部突出部7bの上部の先端が鋭利に突出しておらず、釣り竿3が端部突出部7bの上部に当たって傷付くことを抑制することができる。
さらに、一対の後方延在棒部7dの間隔が、支柱部4の上部から横棒部7aに向けて拡げられているので、横棒部7aを幅広に延在させることができ、リール2を容易に係止可能になると共に、一対の後方延在棒部7dが拡げられていることでリール2が後方延在棒部7dに当接してしまうことを防止可能である。
次に、本考案に係る竿掛け具の第2実施形態について、図4及び図5を参照して以下に説明する。
第2実施形態と第1実施形態との異なる点は、第1実施形態では、端部突出部7bの上部が、山型の曲線状に曲げられた湾曲部7cとされているのに対し、第2実施形態の竿掛け具21では、図4及び図5に示すように、横棒部27aの両端部から端部突出部27bが上方に向けて直線状に突出している点である。
すなわち、第2実施形態では、後端側支持部27が、横棒部27aの両端部まで延在し金属棒で形成された一対の後方延在棒部27dを有し、一対の後方延在棒部27dが、横棒部27aの両端部を貫通してそのまま上方に延在した一対の端部突出部27bとなっている。
また、第2実施形態では、一対の後方延在棒部27dが、その間隔dを基端近傍で大きく拡げて曲げられており、一対の後方延在棒部27dの間にリール本体2aを余裕をもって配することが可能になっている。
一対の後方延在棒部27dは、上方に向けて互いの間隔が漸次拡がるように延在している。なお、一対の後方延在棒部27dの上部を山型に曲げて、第1実施形態のように湾曲部としても構わない。この場合、第1実施形態と同様に、一対の後方延在棒部27dの上端で釣り竿3を傷つけ難くなる。
このように第2実施形態の竿掛け具21でも、第1実施形態と同様に、後端側支持部27が、水平方向に延在しリール2を係止可能な横棒部27aと、横棒部27aの両端部から上方に向けて突出した一対の端部突出部27bとを有しているので、ワンアクションで釣り竿3を掛けること及び外すことが可能であると共に、釣り竿3が横に転がり落ちることを防止できる。
なお、本考案の技術範囲は上記各実施形態に限定されるものではなく、本考案の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、上記実施形態では、リール2としてスピニングリールを釣り竿3に取り付け、横棒部7aにリール2の竿装着部2bを係止させるが、図6に示すように、両軸リールのリール22を取り付けた釣り竿23を掛ける際には、釣り竿23にフック24を取り付けておく。すなわち、リール22が両軸リールの場合、釣り竿23を掛けようとした際に釣り竿23の上側にリール22が取り付けられているため、横棒部7aに両軸リールのリール22に係止させることができない。そのため、横棒部7aに係止可能なフック24を釣り竿23のリール22よりも後端側に取り付けておく。
上記フック24は、釣り竿23のリール22と反対側である下側に、取り付けバンド25等を用いて固定されている。取り付けバンド25は、例えば面ファスナー等が採用可能である。
フック24は、横棒部7aの断面形状に合わせて円弧状に形成された突出部24aと、釣り竿23に固定される直線部24bとを有している。
上記フック24を取り付けた釣り竿23を掛ける際には、横棒部7aの後方から釣り竿23を差し込むことで、フック24の突出部24aが横棒部7aに係止されると共に、釣り竿23の先端側が先端側支持部6の凹み部6a上に載置される。また、釣り竿23を外す際には、釣り竿23を横棒部7aの後方に引き抜くようにすることで、横棒部7aによるフック24の係止が解除され、容易に釣り竿23を取り外すことができる。
このようにリール22が両軸リールである場合でも、リール22の代わりにフック24を釣り竿23に取り付けて横棒部7aに係止させることで、釣り竿23を容易に竿掛け具1に掛けることができる。
なお、このようなフックを磯竿だけでなく、ヘラブナ用竿の基端部等に設けることで、ヘラブナ用竿も同様に、本考案の竿掛け具に容易に掛けることが可能になる。
1,21…竿掛け具、2,22…リール、2a…リール本体、2b…竿装着部、3,23…釣り竿、4…支柱部、5…竿掛け本体、6…先端側支持部、6a…凹み部、6b…前方延在棒部、7…後端側支持部、7a…横棒部、7b…端部突出部、7c…湾曲部、7d…後方延在棒部、24…フック

Claims (5)

  1. リール又はフックを取り付けた釣り竿を掛けて保持する竿掛け具であって、
    支柱部と、
    前記支柱部の上部に設けられた竿掛け本体とを備え、
    前記竿掛け本体が、前記支柱部の上部から前方に突出し前記釣り竿の前記リール又は前記フックよりも先端側を支持可能な先端側支持部と、
    前記支柱部の上部から後方に突出し前記釣り竿の前記リール又は前記フックを係止可能な後端側支持部とを備え、
    前記先端側支持部が、前記釣り竿の前記リール又は前記フックよりも先端側を載置可能な凹み部を有し、
    前記後端側支持部が、水平方向に延在し前記リール又は前記フックを係止可能な横棒部と、
    前記横棒部の両端部から上方に向けて突出した一対の端部突出部とを有していることを特徴とする竿掛け具。
  2. 請求項1に記載の竿掛け具において、
    前記リールが、スピニングリールであり、リール本体と、前記リール本体から突出し前記釣り竿に装着される竿装着部とを備え、
    前記横棒部が、前記リール本体と前記釣り竿との間に配されて前記竿装着部を係止可能であることを特徴とする竿掛け具。
  3. 請求項1又は2に記載の竿掛け具において、
    前記端部突出部が金属棒で形成され、その上部が、山型の曲線状に曲げられた湾曲部とされていることを特徴とする竿掛け具。
  4. 請求項1から3のいずれか一項に記載の竿掛け具において、
    前記後端側支持部が、前記支柱部の上部から後方に突出していると共に前記横棒部の両端部まで延在し金属棒で形成された一対の後方延在棒部を有し、
    一対の前記後方延在棒部の間隔が、前記支柱部の上部から前記横棒部に向けて拡げられていることを特徴とする竿掛け具。
  5. 請求項1から4のいずれか一項に記載の竿掛け具において、
    前記横棒部の少なくとも表面が、樹脂材料で形成されていることを特徴とする竿掛け具。
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