JP3216705U - ゴルフティー - Google Patents

Abstract

【課題】ゴルフにおけるティーショットにおいて、ゴルフクラブが当たることによる衝撃を和らげ、破損を防ぐことができるゴルフティーを提供する。【解決手段】ゴルフティー１０は、全体が軟質弾性部材からなり、上方に開口しゴルフボールを載置する上面１１と、中空状の中間部１２と、市販ゴルフティー２０を差し込む穴が開いた底面１３から構成され、市販のゴルフティー２０を差し込んで使用する形態となっている。【選択図】図３

Description

本考案は、ゴルフで使用されるティーに関する。

従来、ゴルフで使用されるティーに関しては、ティーに載せたボールと共にゴルフクラブで打たれる衝撃により破損しやすいという問題があった。

このため、破損を防ぐ為の工夫を施された下記特許文献１や特許文献２等のティーも開発されている。

特開２０１０−２４０３５１号公報 特開２０１２−１２５４８２号公報

上記特許文献１のティーは、硬質部材からなるボール載置部と地面挿入部を軟質部材からなるジョイントチューブで連結した構造となっている。また、特許文献２のティーは、軟質部材からなるボール載置部と硬質部材からなる地面挿入部からなっている。いずれも軟質部材により衝撃を和らげ破損を防ぐ構造となっているが、硬質部材の部分の破損を完全に防ぐことは難しく、また硬質部分が破損した場合、全体を取り替える必要があるという課題があった。
また、異なる部材を組み合わせた構成となっているため、コストがかかるという課題もあった。

本考案は上記課題を解決するため、ゴム等の軟質弾性部材からなるチューブ状の１ピース構成で、市販の木製あるいはプラスチック製のティーを差し込んで使用する構造となっている。

本考案は、軟質弾性部材からなっているため破損しずらく、本考案に差し込んだ市販ティーが破損した場合でも、市販ティーのみ取り替えれば良い。
本考案のティーは主にゴルフの本番ラウンドにおいて使用するものであるが、練習ラウンドにおいては、ボールを載せずに素振りすることができ、スウィングチェック出来る利点もある。
また、本考案は同一部材の１ピース構成となっているため、作成コストを抑えられるという利点もある。

本考案の斜め上方から見た場合の概略斜視図 本考案の斜め下方から見た場合の概略斜視図 本考案に市販のティーを差し込んだ状態の断面図

以下、添付図面を参照して本考案のゴルフティーの実施の形態について説明する。
図１は、本考案のゴルフティーを斜め上方から見た場合の概略斜視図、図２は本考案のゴルフティーを斜め下方から見た場合の概略斜視図、図３は本考案のゴルフティーに市販のティーを差し込んだ状態の断面図である。

ゴルフティー１０の上面１１はゴルフボールの載置部となっている。中間部１２は中空のチューブ状となっており、内側にリブ形状１４を有している。底面１３には市販ティーを刺し通す穴が開いており内側が市販ティーの形状に合うように下方が肉厚となっている。
使用の際には、図３に示すように本ゴルフティー１０に市販ティー２０を差し込んだ状態で市販ティー２０をグラウンドに刺し、底面１３をグラウンドに接地した状態で上面１１にボールを載置して使用する。市販ティー２０をグラウンドに刺す際、リブ形状１４により市販ティー２０が上にずれるのを防ぐことができる。

１０ 本考案のゴルフティー
１１ 本考案のゴルフティーの上面
１２ 本考案のゴルフティーの中間部
１３ 本考案のゴルフティーの底面
１４ 本考案のゴルフティーの中間部の内側のリブ
２０ 市販のゴルフティー

Claims (1)

1. 全体が軟質弾性部材からなり、上方に開口しておりゴルフボールを載置することができる上面と、中空状の中間部と、市販ゴルフティーを差し込む穴が開いた底面から構成され、市販のゴルフティーを差し込んで使用することを特徴とするゴルフティー。

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