JP3216486B2 - Ssb送受信機 - Google Patents

Ssb送受信機

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JP3216486B2
JP3216486B2 JP20110095A JP20110095A JP3216486B2 JP 3216486 B2 JP3216486 B2 JP 3216486B2 JP 20110095 A JP20110095 A JP 20110095A JP 20110095 A JP20110095 A JP 20110095A JP 3216486 B2 JP3216486 B2 JP 3216486B2
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浩司 岡崎
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は無線周波数帯におけ
るSSB送受信機に関し、特に送信/受信切換用スイッ
チ数の削減に係わる。
【0002】
【従来の技術】図9は送信および受信に同一の周波数帯
を用いる従来の送受信機である。図9において、1は周
波数変換器、3は低雑音の受信増幅器、4は電力を増幅
する送信増幅器、5は復調器、6は変調器、10は空中
線系ANTを受信増幅器3の入力端または送信増幅器4
の出力端とに送受に応じて切り替えるスイッチ、11は
局部発振器、16は周波数変換器1を受信増幅器3の出
力端または送信増幅器4の入力端とに送受に応じて切り
替えるスイッチ、17は周波数変換器1を復調器5の入
力端または変調器6の出力端とに送受に応じて切り替え
るスイッチであり、それぞれ図9に示されるように接続
されている。
【0003】周波数変換器1に、周波数fL の局部発振
信号(以下局発信号と称す)、および周波数fi の入力
信号とを加えると、周波数変換器1を構成する非線型素
子からは、mfL ±nfi (m,nは整数)の無限の周
波数成分をもつ乗算出力信号が得られる。一般的な周波
数変換器において、必要とされる局発信号は大電力信号
であり、入力信号は小電力信号であるため、利用し得る
電力を有する非線型素子からの乗算出力信号は、mfL
±fi としても差し支えない。この例ではm=1の場合
について説明するが、mが2以上の場合についても同様
である。送信時には、スイッチ10,16,17によ
り、それぞれ空中線系と送信増幅器4,周波数変換器1
と送信増幅器4,変調器6と周波数変換器1がそれぞれ
接続される。周波数変換器1に、周波数fL の局発信号
LFが局部発振器11より入力され、変調器6から主搬
送波周波数fi である中間周波数帯信号(IF信号)S
IFがスイッチ17を経て入力される。周波数変換器1に
おける乗算出力として周波数(fL ±fi )なる高周波
信号(RF信号)SRFが発生する。このような周波数変
換器の動作をアップコンバートと呼ぶ。この信号SRF
スイッチ16を経て送信増幅器4に入力され、所望の出
力に増幅され、スイッチ10を経て空中線系ANTに供
給され、送信される。
【0004】受信時には、スイッチ10,16,17に
より、それぞれ空中線系ANTと受信増幅器3,周波数
変換器1と受信増幅器3,復調器5と周波数変換器1が
それぞれ接続される。周波数変換器1に空中線系ANT
から周波数 1 (=f L +f i あるいはf2 (=fL
−fi )であるRF信号RRFがスイッチ10,受信増幅
器3,スイッチ16を経て入力される。周波数変換器1
における乗算出力として周波数fi なるIF信号RIF
発生する。このような周波数変換器の動作をダウンコン
バートと呼ぶ。この信号RIFはスイッチ17を経て復調
器5に入力される。
【0005】通常、無線通信においては一般的に必要と
されるのは単側波、すなわち周波数(fL +fi )およ
び(fL −fi )の信号のいずれか一方であり、他方
(イメージ)は不要波となるが、図9の構成ではアップ
コンバート時には周波数(fL+fi )および(fL
i )の信号強度がほぼ同程度に出力されるという欠点
があった。また、ダウンコンバート時には周波数変換器
1に周波数fL の局発信号LFを入力し、RF入出力端
に例えば周波数f1 (=fL +fi )を入力した場合、
周波数fi の中間周波数信号RIFが出力されるが、この
場合周波数f1 のRF信号と同時に不要波である周波数
2 (=fL −fi )の信号が入力された場合も同様に
不要波の変換信号が同じ周波数fi で出力されるという
欠点があった。
【0006】図10は、上記周波数変換器の問題点を解
決するために発明された従来のSSB送受信機である。
図10には図9と対応する部分に同じ符号を付け、重複
説明を省略する。1および2は同等な周波数変換特性を
もつ周波数変換器、7は局部発振信号LFを同位相、同
信号強度で分配する電力分配器、8はRF信号帯におけ
る90度ハイブリッド、9はIF信号帯における90度
ハイブリッド、12および13は90度ハイブリッド9
の入出力端、14および15は90度ハイブリッド8の
入出力端であり、それぞれ図10に示されるように接続
されている。またここでは端子12および端子15は抵
抗器R1 ,R2 で終端されている。
【0007】送信時には、スイッチ10,16,17に
より、それぞれ空中線系ANTと送信増幅器4,90度
ハイブリッド8の端子14と送信増幅器4,変調器6と
90度ハイブリッド9の端子13がそれぞれ接続され
る。周波数fL の局発信号LFは局部発振器11より入
力され、電力分配器7を経て周波数変換器1および2に
同位相、同信号強度で出力される。一方、変調器6から
主搬送波周波数fi であるIF信号SIFがスイッチ17
を経て入力され、90度ハイブリッド9によって周波数
変換器1および2に位相差φ2 −φ1 =−π/2をもっ
て出力される。周波数変換器1および2によってそれら
はアップコンバートされ、信号周波数(fL ±fi )な
るRF信号SRF1,RF2 が出力される。
【0008】周波数変換器2により生じた信号SRF2
位相φ2 は、周波数変換器1により生じた信号SRFの位
相φ1 に対し、周波数f1 (=fL +fi )の場合、φ
2 −φ1 =(局発信号の位相差:0)+(90度ハイブ
リッド9での進相分:−π/2)=−π/2となる。周
波数f2 (=fL −fi )の場合は、φ2 −φ1 =(局
発信号の位相差:0)−(90度ハイブリッド9での進
相分:−π/2)=π/2となる。
【0009】なお、90度ハイブリッド9ではIN(第
1ポート)に入力があるとき、0ポート(第3ポート)
の出力の位相に対してπ/2ポート(第4ポート)の位
相がπ/2ラジアン進む。第1,第2ポート間および第
3,第4ポート間はアイソレートされている。90度ハ
イブリッド8についても同様である。上記90度ハイブ
リッド8では、端子14において、周波数変換器2より
入力された信号SRF2 は位相を(π/2)進められて、
周波数変換器1より入力された信号SRF1 と合成するよ
う配置されており、RF周波数f1 (=fL +fi )の
場合、周波数変換器2より入力された信号SRF2 の位相
φ2 ′は周波数変換器1より入力された信号SRF1 の位
相φ1 ′に対して、 φ2 ′−φ1 ′=(入力:−π/2)+(90度ハイブリッド8での進相分: π/2)=0となり、 信号SRF1 と同相となり、周波数(fL +fi )の信号
RF1 ,SRF2 は90度ハイブリッド8で互いに強めあ
って端子14に出力される。
【0010】一方、RF周波数f2 (=fL −fi )の
場合、周波数変換器2より入力された信号SRF2 の位相
φ2 ′は周波数変換器1より入力された信号SRF1 の位
相φ 1 ′に対して、φ2 ′−φ1 ′=(入力:π/2)
+(90度ハイブリッド8での進相分:π/2)=πと
なり、信号SRF1 とは逆相となり、周波数(fL
i )の信号SRF1 ,SRF2 は上記90度ハイブリッド
8で互いに打ち消され端子14へは出力されない。
【0011】端子14に出力されたRF周波数f1 (=
L +fi )の信号SRF=SRF1 +SRF2 はスイッチ1
6を経て送信増幅器4に入力され、所望の出力に増幅さ
れ、スイッチ10を経て空中線系ANTに供給され、送
信される。また、受信時には、スイッチ10,16,1
7により、それぞれ空中線系ANTと受信増幅器3,9
0度ハイブリッド8と受信増幅器3、復調器5と90度
ハイブリッド9がそれぞれ接続される。
【0012】空中線系ANTから周波数f1 (=fL
i )あるいはf2 (=fL −fi)であるRF信号R
RFがスイッチ10,受信増幅器3,スイッチ16を経て
90度ハイブリッド8に入力され、90度ハイブリッド
8から信号RRF1 ,RRF2 が周波数変換器1および2に
出力される。ここで、周波数変換器2への出力信号R
RF2 は、周波数変換器1への出力信号RRF1 に対し位相
がπ/2進んでいる。周波数変換器1および2によって
それらはダウンコンバートされ、IF信号RIF1,R
IF2 が出力される。周波数変換器2により生じた信号R
IF2 の位相Ψ2 は、周波数変換器1により生じた信号R
IF1 の位相Ψ1 に対し、RF周波数f1 (=fL
i )の場合、fi =f1 −fL であるから、Ψ2 −Ψ
1 =(90度ハイブリッド8による進相分:π/2)−
(局発信号の位相差:0)=π/2となる。
【0013】周波数f2 (=fL −fi )の場合は、f
i =fL −f2 であるから、Ψ2 −Ψ1 =(局発信号の
位相差:0)−(90度ハイブリッド8による進相分:
π/2)=−π/2となる。上記90度ハイブリッド9
の端子13では、周波数変換器2より入力された信号R
IF2 は位相を(−π/2)進められて、周波数変換器1
より入力された信号RIF1 と合成するよう配置されてお
り、RF周波数f1 (=fL +fi )から周波数変換器
2により変換された信号RIF2 の位相Ψ2 ′は、周波数
変換器1により変換された信号RIF1 の位相Ψ1 ′に対
して、Ψ2 ′−Ψ1 ′=(入力:π/2)+(90度ハ
イブリッド9での進相分:−π/2)=0となり、信号
IF1 と同相となり、RF周波数f1 (=fL +fi
から変換された信号RIF1 ,RIF2 は上記90度ハイブ
リッド9で互いに強めあって端子13へ出力される。
【0014】一方、RF周波数f2 (=fL −fi )か
ら周波数変換器2により変換された信号RIF2 の位相Ψ
2 ′は周波数変換器1により変換された信号RIF1 の位
相Ψ 1 ′に対して、Ψ2 ′−Ψ1 ′=(入力:−π/
2)+(90度ハイブリッド9での進相分:−π/2)
=−πとなり、信号RIF1 とは90度ハイブリッド9で
逆相となり、互いに打ち消され、端子13へRF周波数
2 (=fL ′−fi )から変換されたRIF(fi =f
L −f 2 )は出力されない。周波数f1 のみから周波数
変換された信号RIF(fi =f 1 −fL )はスイッチ1
7を経て復調器5に入力される。
【0015】上記説明では、RF周波数f1 を所望波で
RF周波数f2 を不要波とする場合について説明した
が、RF周波数f2 を所望波としRF周波数f1 を不要
波とする場合には、例えば端子12をIF入出力端と
し、端子13を終端するなど、90度ハイブリッド8お
よび9の端子接続を一部変更することで対応することが
できる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】図9や図10の構成の
送受信機では送受切り替えに際し、高速でかつ連動して
動くスイッチが少なくとも三つ必要であり、スイッチの
挿入損失が無視できない、連動させるための制御が複雑
になるなどの欠点があった。本発明は少なくとも三つ必
要であったスイッチの数を減らそうとするものである。
【0017】
【課題を解決するための手段】 (1)請求項1の発明のSSB送受信機は、アンテナ系
と、送信増幅器と、受信増幅器と、アンテナ系を送信増
幅器の出力端または受信増幅器の入力端に切換接続する
スイッチと、IF(中間周波数)信号とRF信号との相
互変換を行う第1,第2周波数変換器と、局部発振器
と、その局部発振器の出力を同位相で第1,第2周波数
変換器に分配供給する電力分配器と、入力信号を送信I
F信号に変換する変調器と、受信IF信号を復調する復
調器とを有する。
【0018】また、90度ハイブリッド(互いにアイソ
レートされた第1,第2ポートおよび第3,第4ポート
を有し、第1ポートの入力による第3および第4ポート
の出力の位相は、後者が前者に対してπ/2ラジアン進
み、第4ポートの入力による第2ポートの出力の位相
は、第3ポートの入力による第2ポートの出力の位相に
対して−π/2ラジアン進むように構成される)より成
り、その第1ポートが変調器の出力端に、第2ポートが
復調器の入力端に、第3,第4ポートが第1,第2周波
数変換器のIF入出力端にそれぞれ接続された第1の信
号分配合成手段(9)と、第2の90度ハイブリッドよ
り成り、その第1ポートが受信増幅器の出力端に、第2
ポートが送信増幅器の入力端に、第3,第4ポートが第
1,第2周波数変換器のRF入出力端にそれぞれ接続さ
れた第2の信号分配合成手段(8)と、を有し、RF信
号として上側波帯を送受信する。
【0019】(2)請求項2の発明では、前記(1)項
において、第1信号分配合成手段(9)の第1ポートを
復調器の入力端に、第2ポートを変調器の出力端にそれ
ぞれ接続するように変更し、第2信号分配合成手段
(8)の第1ポートを送信増幅器の入力端に、第2ポー
トを受信増幅器の出力端にそれぞれ接続するように変更
して、上側波帯を送受信するようにしている。
【0020】(3)請求項3の発明では、前記(1)項
において、第1信号分配手段(9)の第1ポートを復調
器の入力端に、第2ポートを変調器の出力端にそれぞれ
接続するように変更して、下側波帯を送受信するように
している。 (4)請求項4の発明では、前記(1)項において、第
2信号分配合成手段(8)の第1ポートを送信増幅器の
入力端に、第2ポートを受信増幅器の出力端にそれぞれ
接続するように変更して、下側波帯を送受信するように
している。
【0021】(5)請求項5の発明のSSB送受信機
は、アンテナ系と、送信増幅器と、受信増幅器と、アン
テナ系を送信増幅器の出力端または受信増幅器の入力端
に切換接続する第1スイッチ(10)と、IF信号とR
F信号との相互変換を行う第1,第2周波数変換器と、
局部発振器と、その局部発振器の出力を第1搬送波と、
その第1搬送波の位相よりπ/2ラジアン進んだ位相の
第2搬送波とに分配し、それら第1,第2搬送波を前記
第1,第2周波数変換器にそれぞれ供給する電力分配器
と、入力信号を送信IF信号に変換する変調器と、受信
IF信号を復調する復調器とを有する。
【0022】また、90度ハイブリッド(互いにアイソ
レートされた第1,第2ポートおよび第3,第4ポート
を有し、第2ポートの入力による第3および第4ポート
の出力の位相は、後者が前者に対して−π/2ラジアン
進み、第4ポートの入力による第2ポートの出力の位相
は、第3ポートの入力による第2ポートの出力の位相に
対して−π/2ラジアン進むように構成される)より成
り、その第1ポートが終端用抵抗器に、第2ポートが変
調器または復調器のいずれかに、第3,第4ポートが第
1,第2周波数変換器のIF入出力端にそれぞれ接続さ
れた第1信号分配合成手段(9)と、180度ハイブリ
ッド(互いにアイソレートされた第1,第2ポートおよ
び第3,第4ポートを有し、第1ポートの入力による第
3,第4ポートの出力の位相は、後者が前者よりπラジ
アン進み、第3および第4ポートの各入力による第2ポ
ートの各出力は同位相になるように構成される)より成
り、その第1ポートが受信増幅器の出力端に、第2ポー
トが送信増幅器の入力端に、第3,第4ポートが第1,
第2周波数変換器のRF入出力端にそれぞれ接続された
第2信号分配合成手段(8)とを有する。
【0023】更に、第1スイッチに連動して、変調器の
出力端と復調器の入力端とを切り替えて第1信号分配合
成手段に接続する第2スイッチ(17)を有し、上側波
帯を送受信する。 (6)請求項6の発明では、前記(5)項において、第
1信号分配合成手段(9)の第1ポートを第2スイッチ
に、第2ポートを終端用抵抗器にそれぞれ接続するよう
に変更し、第2信号分配合成手段(8)の第1ポートを
送信増幅器の入力端に、第2ポートを受信増幅器の出力
端にそれぞれ接続するように変更して、上側波帯を送受
信する。
【0024】(7)請求項7の発明では、前記(5)項
において、第1信号分配合成手段(9)の第1ポートを
第2スイッチに、第2ポートを終端用抵抗器にそれぞれ
接続するように変更して、下側波帯を送受信する。 (8)請求項8の発明では、前記(5)項において、第
2信号分配合成手段(8′)の第1ポートを送信増幅器
の入力端に、第2ポートを受信増幅器の出力端にそれぞ
れ接続するように変更して、下側波帯を送受信する。
【0025】
【発明の実施の形態】
(実施例A)請求項1の発明の実施例を図1により説明
する。図1には図9,図10と対応する部分に同じ符号
を付け、重複説明を省略する。送信時には、スイッチ1
0により空中線系ANTと送信増幅器4が接続される。
変調器6から主搬送波周波数fi である信号SIFが端子
12を経て入力され、90度ハイブリッド9によって周
波数変換器1および2に位相差π/2をもって出力され
る。周波数変換器1および2によってそれらはアップコ
ンバートされ、信号周波数(fL ±fi )なる信号S
RF1 ,SRF2 が出力される。
【0026】周波数変換器2により生じた信号SRF2
位相φ2 は、周波数変換器1により生じた信号SRF1
位相φ1 に対し、周波数f1 (=fL +fi )の場合、
φ2 −φ1 =(局発信号の位相差:0)+(90度ハイ
ブリッド9での進相分:π/2)=(π/2)となる。
周波数f2 (=fL −fi )の場合は、φ2 −φ1
(局発信号の位相差:0)−(90度ハイブリッド9で
の進相分:π/2)=(−π/2)となる。
【0027】上記90度ハイブリッド8では、端子15
において、周波数変換器2より入力された信号SRF2
位相を(−π/2)進められて、周波数変換器1より入
力された信号SRF1 と合成するよう配置されており、R
F周波数f1 (=fL +fi)の場合、信号SRF2 の位
相φ2 ′は、信号SRF1 の位相φ1 ′に対して、φ2
−φ1 ′=(入力:π/2)+(90度ハイブリッド8
での進相分:−π/2)=0となり、信号SRF1 と同相
となり、周波数(fL +fi )の信号SRF1 ,SRF2
90度ハイブリッド8で互いに強めあって端子15に出
力される。
【0028】一方、RF周波数f2 (=fL −fi )の
場合、信号SRF2 の位相φ2 ′は、信号SRF1 の位相φ
1 ′に対して、φ2 ′−φ1 ′=(入力:−π/2)+
(90度ハイブリッド8での進相分:−π/2)=−π
となり、信号SRF1 とは逆相となり、周波数(fL −f
i )の信号SRF1 ,SRF2 は90度ハイブリッド8で互
いに打ち消され、端子15へは出力されない。
【0029】端子15に出力されたRF周波数f1 (=
L +fi )の信号SRF=SRF1 +SRF2 は、送信増幅
器4に入力され、所望の出力に増幅され、スイッチ10
を経て空中線系ANTに供給され、送信される。受信時
には、スイッチ10により、空中線系ANTと受信増幅
器3が接続される。空中線系ANTから周波数f1 (=
L +fi )あるいはf2 (=fL −fi )である信号
RFがスイッチ10,受信増幅器3を経て、90度ハイ
ブリッド8へ端子14から入力され、90度ハイブリッ
ド8から信号RRF1 ,RRF2 が周波数変換器1および2
にそれぞれ出力される。ここで、周波数変換器2への出
力信号RRF2 は、周波数変換器1への出力信号RRF1
対し位相が(π/2)進んでいる。周波数変換器1およ
び2によってそれらはダウンコンバートされ、信号R
IF1 ,RIF2 が出力される。周波数変換器2により生じ
たIF信号RIF2 の位相Ψ2 は、周波数変換器1により
生じたIF信号RIF1 の位相Ψ1 に対し、RF周波数f
1 (= L +fi )の場合、fi =f1 −fL であるか
ら、Ψ2 −Ψ1 =(90度ハイブリッド8の進相分:π
/2)−(局発信号の位相差:0)=π/2となる。
【0030】周波数f2 (=fL −fi )の場合、fi
=fL −f2 であるから、Ψ2 −Ψ1 =(局発信号の位
相差:0)−(90度ハイブリッド8の進相分:π/
2)=−π/2となる。90度ハイブリッド9の端子1
3では、信号RIF2 は位相を(−π/2)進められて、
信号RRF1 と合成するよう配置されており、RF周波数
1 (=fL +fi)から変換された信号RRF2 の位相
はΨ2 ′は信号RRF1 の位相Ψ1 ′に対して、Ψ2 ′−
Ψ1 ′=(入力:π/2)+(90度ハイブリッド9で
の進相分:−π/2)=0となり、信号RRF1 と同相と
なり、RF周波数f1 (=fL +fi )から変換された
信号RRF1 ,RRF2 は90度ハイブリッド9で互いに強
めあって端子13へ出力される。
【0031】一方、RF周波数f2 (=fL −fi )か
ら変換された信号RRF2 の位相Ψ2′は、信号RIF1
位相Ψ1 ′に対して、Ψ2 ′−Ψ1 ′=(入力:−π/
2)+(90度ハイブリッド9での進相分:−π/2)
=−πとなり、信号RIF1 とは90度ハイブリッド9で
逆相となり、互いに打ち消され、端子13へはRF周波
数f2 (=fL −fi )から変換された信号RIF(fi
=fL−f2 )は出力されない。周波数f1 のみから周
波数変換された信号RIF(fi=f1 −fL )が復調器
5に入力される。
【0032】なお、図1の増幅器3,4の入出力反射特
性を改善するため、端子14と増幅器3の間、および端
子15と増幅器4の間にアイソレータを挿入してもよ
い。図2に示すように、図1において端子12を復調器
5の入力端に、端子13を変調器6の出力端にそれぞれ
接続を変更すると共に、端子14を送信増幅器4の入力
端に、端子15を受信増幅器3の出力端にそれぞれ接続
するように変更して、上側波帯(f1 L +fi )を
送受信するように構成することができる(請求項2)。
その動作は図1と同様であるので説明を省略する。
【0033】また、図3および図4に示すように、上述
において端子12,13の接続変更のみを行うか、また
は端子14,15の接続変更のみを行って、下側波帯
(f2=fL −fi )を送受信するようにすることもで
きる(請求項3,4)。 (実施例B)請求項5の発明の実施例を図5により説明
する。図5には図9,図10,図1と対応する部分に同
じ符号を付け、重複説明を省略する。
【0034】7′はπ/2の位相差をもつ2信号に分け
る電力分配器、8′はRF信号帯における180度ハイ
ブリッド、9はIF信号帯における90度ハイブリッド
である。送信時には、スイッチ10,17によりそれぞ
れ空中線系ANTと送信増幅器4、90度ハイブリッド
9と変調器6が接続される。
【0035】周波数fL の局発信号LFは局部発振器1
1より入力され、電力分配器7′を経て周波数変換器1
および2に位相差(π/2)をもって出力される。一
方、変調器6から主搬送波周波数fi であるIF信号が
スイッチ17,端子13を経て入力され、90度ハイブ
リッド9によって周波数変換器1および2に位相差−π
/2をもって出力される。周波数変換器1および2によ
ってそれらはアップコンバートされ、信号周波数(fL
±fi )なるRF信号が出力される。
【0036】信号SRF2 の位相φ2 は、信号SRF1 の位
相φ1 に対し、周波数f1 (=fL+fi )の場合、 φ2 −φ1 =(局発信号の位相差:π/2)+(90度
ハイブリッド9の進相分:−π/2)=0となる。 周波数f2 (=fL −fi )の場合は、 φ2 −φ1 =(局発信号の位相差:π/2)−(90度
ハイブリッド9の進相分:−π/2)=πとなる。
【0037】180度ハイブリッド8′では、端子14
において、信号SRF2 はSRF1 に対して位相をπ進めら
れて合成され、端子15においては信号SRF2 ,SRF1
は同相で合成されるよう配置されており、端子15にお
いてはRF周波数f1 (=f L +fi )の場合、信号S
RF2 の位相φ2 ′は信号SRF1 の位相φ1 ′に対して、
φ2 ′−φ1 ′=(入力:0)+(180度ハイブリッ
ド8′での進相分:0)=0となり、信号SRF1 と同相
となり、周波数(fL +fi )のRF信号は180度ハ
イブリッド8′で互いに強めあって端子15に出力され
る。
【0038】一方、RF周波数f2 (=fL −fi )の
場合、信号SRF2 の位相φ2 ′は信号SRF1 の位相
φ1 ′に対して、φ2 ′−φ1 ′=(入力:π)+(1
80度ハイブリッド8′での進相分:0)=πとなり、
信号SRF1 とは逆相となり、周波数(fL −fi )の信
号SRF1 とSRF2 は180度ハイブリッド8で互いに打
ち消され、端子15へは出力されない。
【0039】端子15に出力されたRF周波数f1 (=
L +fi )の信号SRF=SRF1 +SRF2 は、送信増幅
器4に入力され、所望の出力に増幅され、スイッチ10
を経て空中線系ANTに供給され、送信される。受信時
には、スイッチ10,17により、それぞれ空中線系A
NTと受信増幅器3,90度ハイブリッド9と復調器5
が接続される。
【0040】空中線系ANTから周波数f1 (=fL
i )あるいはf2 (=fL −fi)であるRF信号が
スイッチ10,受信増幅器3を経て、180度ハイブリ
ッド8′へ端子14から入力され、周波数変換器1およ
び2に出力される。ここで、出力信号RRF2 は、出力信
号RRF1 に対し位相がπ進んでいる。周波数変換器1お
よび2によってそれらはダウンコンバートされ、IF信
号RIF1 ,RIF2 が出力される。信号RIF2 の位相Ψ2
は、信号RIF1 の位相Ψ1 に対し、RF周波数f1 (=
L +fi )の場合、fi =f1 −fL であるから、Ψ
2 −Ψ1 =(180度ハイブリッド8′の進相分:π)
−(局発信号の位相差:π/2)=π/2となる。
【0041】周波数f2 (=fL −fi )の場合、fi
=fL −f2 であるから、Ψ2 −Ψ1 =(局発信号の位
相差:π/2)−(180度ハイブリッド8′での進相
分:π)=−π/2となる。90度ハイブリッド9の端
子13では、信号RIF2 はRIF1 に対して位相を(−π
/2)進められて合成するよう配置されており、RF周
波数f1 (=fL +fi )から変換された信号RIF2
位相Ψ2 ′は、信号RIF1 の位相Ψ1 ′に対して、
Ψ2 ′−Ψ1 ′=(入力:π/2)+(90度ハイブリ
ッド9での進相分:−π/2)=0となり、信号RIF1
と同相となり、RF周波数f1 (=fL +fi )から変
換された信号RIF1 ,RIF2 は90度ハイブリッド9で
互いに強めあって端子13へ出力される。
【0042】一方、RF周波数f2 =(fL −fi )か
ら変換された信号RIF2 の位相Ψ2′は、信号RIF1
位相Ψ1 ′に対して、Ψ2 ′−Ψ1 ′=(入力:−π/
2)+(90度ハイブリッド9での進相分:−π/2)
=−πとなり、RF周波数f2 (=fL −fi )から変
換された信号RIF1 ,RIF2 は90度ハイブリッド9で
逆相となり、互いに打ち消され、合成された信号RIF
ゼロとなり、端子13へは出力されない。周波数f1
みから周波数変換され合成された信号RIF=RIF1 +R
IF2 はスイッチ17を経て復調器5に入力される。
【0043】なお、図5の増幅器3,4の入出力反射特
性を改善するため、端子14と増幅器3の間、および端
子15と増幅器4の間にアイソレータを挿入してもよ
い。図6に示すように、図5において端子12を第2ス
イッチ17に、端子13を終端用抵抗器R1 にそれぞれ
接続するように変更すると共に、端子14を送信増幅器
4の入力端に、端子15を受信増幅器の出力端にそれぞ
れ接続するように変更して、上側波帯(f1 =fL +f
i )を送受信してもよい(請求項6)。図6の動作は図
5と同様であるので説明を省略する。
【0044】また、図7および図8に示すように、上述
において端子12,13の接続変更のみを行うか、また
は端子14,15の接続変更のみを行って、下側波帯
(f2=fL −fi )を送受信することもできる(請求
項7,8)。
【0045】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の送受信機
は、従来の送受信機において、送受切り替えに際し少な
くとも三つ必要であった高速でかつ連動して動くスイッ
チのうち、少なくとも周波数変換部と送受信増幅器間の
スイッチ16を不要としたため、不要となったスイッチ
の挿入損失が除去されることにより低歪み、高感度、高
利得な、また部品点数の削減により信頼性のました単側
波帯送受信機を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1の発明の実施例を示すブロック図。
【図2】請求項2の発明の実施例を示すブロック図
【図3】請求項3の発明の実施例を示すブロック図
【図4】請求項4の発明の実施例を示すブロック図
【図5】請求項5の発明の実施例を示すブロック図
【図6】請求項6の発明の実施例を示すブロック図
【図7】請求項7の発明の実施例を示すブロック図
【図8】請求項8の発明の実施例を示すブロック図
【図9】従来の送受信機の一例を示すブロック図。
【図10】従来の送受信機の他の例を示すブロック図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平9−18238(JP,A) 特開 平7−122938(JP,A) 特開 平1−225228(JP,A) 実開 昭55−74113(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 1/40 H03C 1/60 H03D 1/24

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アンテナ系と、送信増幅器と、受信増幅
    器と、 前記アンテナ系を前記送信増幅器の出力端または前記受
    信増幅器の入力端に切換接続するスイッチと、 IF(中間周波数)信号とRF信号との相互変換を行う
    第1,第2周波数変換器と、 局部発振器と、 その局部発振器の出力を同位相で前記第1,第2周波数
    変換器に分配供給する電力分配器と、 入力信号を送信IF信号に変換する変調器と、 受信IF信号を復調する復調器と、 90度ハイブリッドより成り、その第1ポートが前記変
    調器の出力端に、第2ポートが前記復調器の入力端に、
    第3,第4ポートが前記第1,第2周波数変換器のIF
    入出力端にそれぞれ接続された第1の信号分配合成手段
    (9)と、 第2の90度ハイブリッドより成り、その第1ポートが
    受信増幅器の出力端に、第2ポートが送信増幅器の入力
    端に、第3,第4ポートが前記第1,第2周波数変換器
    のRF入出力端にそれぞれ接続された第2の信号分配合
    成手段(8)と、 より構成され、上側波帯を送受信することを特徴とする
    SSB送受信機。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記第1信号分配合
    成手段(9)の第1ポートを前記復調器の入力端に、第
    2ポートを前記変調器の出力端にそれぞれ接続するよう
    に変更し、前記第2信号分配合成手段(8)の第1ポー
    トを前記送信増幅器の入力端に、第2ポートを前記受信
    増幅器の出力端にそれぞれ接続するように変更して、上
    側波帯を送受信することを特徴とするSSB送受信機。
  3. 【請求項3】 請求項1において、前記第1信号分配合
    成手段(9)の第1ポートを前記復調器の入力端に、第
    2ポートを前記変調器の出力端にそれぞれ接続するよう
    に変更して、下側波帯を送受信することを特徴とするS
    SB送受信機。
  4. 【請求項4】 請求項1において、前記第2信号分配合
    成手段(8)の第1ポートを前記送信増幅器の入力端
    に、第2ポートを前記受信増幅器の出力端にそれぞれ接
    続するように変更して、下側波帯を送受信することを特
    徴とするSSB送受信機。
  5. 【請求項5】 アンテナ系と、送信増幅器と、受信増幅
    器と、 前記アンテナ系を前記送信増幅器の出力端または前記受
    信増幅器の入力端に切換接続する第1スイッチ(10)
    と、 IF信号とRF信号との相互変換を行う第1,第2周波
    数変換器と、 局部発振器と、 その局部発振器の出力を第1搬送波と、その第1搬送波
    の位相よりπ/2ラジアン進んだ位相の第2搬送波とに
    分配し、それら第1,第2搬送波を前記第1,第2周波
    数変換器にそれぞれ供給する電力分配器と、 入力信号を送信IF信号に変換する変調器と、 受信IF信号を復調する復調器と、 90度ハイブリッドより成り、その第1ポートが終端用
    抵抗器に、第2ポートが前記変調器または復調器のいず
    れかに、第3,第4ポートが前記第1,第2周波数変換
    器のIF入出力端にそれぞれ接続された第1信号分配合
    成手段(9)と、 180度ハイブリッドより成り、その第1ポートが前記
    受信増幅器の出力端に、第2ポートが前記送信増幅器の
    入力端に、第3,第4ポートが前記第1,第2周波数変
    換器のRF入出力端にそれぞれ接続された第2信号分配
    合成手段(8′)と、 前記第1スイッチに連動して、前記変調器の出力端と前
    記復調器の入力端とを切り替えて前記第1信号分配合成
    手段に接続する第2スイッチ(17)と、 より構成され、上側波帯を送受信することを特徴とする
    SSB送受信機。
  6. 【請求項6】 請求項5において、前記第1信号分配合
    成手段(9)の第1ポートを前記第2スイッチに、第2
    ポートを前記終端用抵抗器にそれぞれ接続するように変
    更し、前記第2信号分配合成手段(8′)の第1ポート
    を前記送信増幅器の入力端に、第2ポートを前記受信増
    幅器の出力端にそれぞれ接続するように変更して、上側
    波帯を送受信することを特徴とするSSB送受信機。
  7. 【請求項7】 請求項5において、前記第1信号分配合
    成手段(9)の第1ポートを第2スイッチに、第2ポー
    トを前記終端用抵抗器にそれぞれ接続するように変更し
    て、下側波帯を送受信することを特徴とするSSB送受
    信機。
  8. 【請求項8】 請求項5において、前記第2信号分配合
    成手段(8′)の第1ポートを前記送信増幅器の入力端
    に、第2ポートを前記受信増幅器の出力端にそれぞれ接
    続するように変更して、下側波帯を送受信することを特
    徴とするSSB送受信機。
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