JP3216443B2 - ビデオ信号処理装置 - Google Patents

ビデオ信号処理装置

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JP3216443B2 JP26307394A JP26307394A JP3216443B2 JP 3216443 B2 JP3216443 B2 JP 3216443B2 JP 26307394 A JP26307394 A JP 26307394A JP 26307394 A JP26307394 A JP 26307394A JP 3216443 B2 JP3216443 B2 JP 3216443B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、VTRの不正コピー
を防止するためのビデオ信号処理回路に関する。
【0002】
【従来の技術】垂直ブランキング期間にAGCを乱すよ
うな信号を付加して、VTRの不正コピーを防止するこ
とが知られている。このようにして不正コピーを防ぐ方
式の一例として、マクロビジョン社が提案したものが知
られている。
【0003】すなわち、図9は、従来のVTRのAGC
回路の構成を示すものである。図9において、入力端子
101にビデオ信号が供給される。このビデオ信号は、
VCA(電圧制御アンプ)102に供給されると共に、
同期分離回路103に供給される。VCA102のゲイ
ンは、シンクレベル検出回路105及びピークレベル検
出回路106の出力により制御される。VCA102の
出力がY/C分離回路104に供給される。Y/C分離
回路104で、ビデオ信号が輝度信号Yとクロマ信号C
とに分離される。輝度信号Yは、輝度信号記録系(図示
せず)に送られると共に、シンクレベル検出回路105
及びピークレベル検出回路106に供給される。クロマ
信号Cは、クロマ信号記録系(図示せず)に送られる。
【0004】同期分離回路103の出力がAGCパルス
発生回路107に供給される。AGCパルス発生回路1
07は、図10で示すように、輝度信号のシンクチップ
レベルLA とペデスタルレベルLB とを抜き出すAGC
パルスを発生する。このAGCパルスがシンクレベル検
出回路105に供給される。
【0005】シンクレベル検出回路105は、図11に
示すように構成されており、シンクチップレベルレベル
A とぺデスタルレベルLB とを比較回路111で比較
し、この比較出力と基準レベルとを比較回路112で比
較し、比較回路112の出力をローパスフィルタ(図示
せず)を介して、VCA102に供給する。これによ
り、シンクチップレベルLA とペデスタルレベルLB
の差が一定となるように、即ちシンクレベルが一定とな
るように、制御される。また、ピークレベル検出回路1
06は、シンクAGCにより異常にレベルが上がった場
合、例えば同期信号が潰れたような場合に、全体のレベ
ルを一定値にするような制御をするために設けられてい
る。
【0006】マクロビジョン信号は、図12に示すよう
に、疑似同期パルスQSYC、QSYC、…と、これに
続くパルスQWP、QWP、…とからなる。疑似同期パ
ルスQSYC、QSYC、…と、これに続くパルスQW
P、QWP、…との発生タイミングは、正規の同期パル
スSYCとペデスタルレベルPLの位置とのタイミング
に対応しており、パルスQWP、QWP、…のレベルは
時間的に変化している。
【0007】このようなマクロビジョン信号が従来のV
TRのAGC回路に供給されると、疑似同期パルスQS
YC、QSYC、…と、これに続くパルスQWP、QW
P、…でAGCパルスが形成され、この疑似同期パルス
QSYC、QSYC、…のレベルとパルスQWP、QW
P、…のレベルとの差により、VCA102のゲインが
設定されることになる。パルスQWP、QWP、…のレ
ベルは、ペデスタルレベルPLより高いため、全体レベ
ルを下げるように、AGCが動作する。パルスQWP、
QWP、…のレベルは時間的に変化するため、画面が明
るくなったり、暗くなったりする。このような働きによ
り、不正コピーが防止される。
【0008】ところで、上述のマクロビジョンは、単
に、コピーの禁止/許可を制限するもので、コピーの世
代制限を行うことができない。これに対して、ビデオI
Dを用いたコピー世代制限が提案されている。ビデオI
Dは、ビデオ信号の垂直ブランキング期間に挿入される
もので、ビデオIDのデータ中に、コピー世代制限の情
報が含められる。
【0009】つまり、垂直ブランキング期間には、ビデ
オIDと呼ばれるデータを付加することができる。ビデ
オIDのデータは、図13に示すように、2ビットのW
ORD0と、4ビットのWORD1と、8ビットのWO
RD2と、6ビットのCRCとの計20ビットからな
る。WORD0は映像信号伝送形式に関する情報を送る
もので、アスペクト比の情報等が含められる。WORD
1は、WORD0で伝送される情報を指定するヘッダー
である。例えば、WORD1=「0000」は、映像信
号付随情報を示している。WORD1=「0000」の
場合には、WORD2のbit1及びbit2は、図1
4に示すように、コピーの世代制御を示している。図1
5に示すように、bit7=1、bit8=1でコピー
不可、bit7=1、bit8=0でコピー一世代可、
bit7=0、bit8=0でコピー可を示している。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】このように、ビデオI
Dでは、世代によるコピー制限を行うことができる。と
ころが、ビデオIDによるコピー世代制限は、ビデオI
Dの読めるような機種に限定される。ビデオIDにより
コピー世代制限をしても、ビデオIDの読めない従来の
VTRでは、コピーが可能になる。
【0011】そこで、ビデオIDによるコピーの世代制
限と、マクロビジョンによるコピー制限とを同時に用い
ることが考えられる。例えば、一世代のみコピーを許可
し、更に、従来の機種に対してはコピーを禁止するため
に、ビデオIDにより一世代のみコピー許可に設定し、
マクロビジョンによりコピー禁止に設定することが考え
られる。
【0012】ところが、従来では、ビデオIDによるコ
ピー世代制限とマクロビジョンによるコピー制限とが同
時に用いられている場合には、マクロビジョンが優先と
なり、如何なる場合にもコピー禁止となる。このため、
コピーの世代制限ができない。つまり、従来では、ビデ
オIDによるコピー世代制限とマクロビジョンによるコ
ピー制限とが同時に用いられると、ビデオIDが読める
か否かに係わらず、マクロビジョンによりAGCが乱さ
れ、コピー不能になる。
【0013】したがって、この発明の目的は、ビデオI
Dによるコピー世代制限とマクロビジョンによるコピー
制限とを同時に用いることができるようにしたビデオ信
号処理装置を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】この発明は、ビデオ信号
の垂直ブランキング期間に挿入されているデータからコ
ピー世代制限情報を検出する手段と、AGC回路の動作
をコピープロテクト信号に反応しないようにする手段
と、コピー世代制限情報に応じて、AGC回路の動作を
コピープロテクト信号に反応するようにするか/しない
かに制御する手段とを備えるようにしたビデオ信号処理
装置である。
【0015】
【作用】ビデオID信号からコピー世代制限情報を検出
し、これに応じて、AGC回路をマクロビジョンに反応
させるかどうかを設定しているので、ビデオIDによる
コピー世代制限とマクロビジョンによるコピー制限とを
同時に用いることができる。例えば、ビデオIDにより
一世代のみコピーを許可し、更に、マクロビジョンによ
りコピー禁止に設定することができる。
【0016】
【実施例】以下、この発明の一実施例について図面を参
照して説明する。図1は、この発明が適用されたVTR
のAGC回路の一例を示すものである。図1において、
入力端子1にビデオ信号が供給される。このビデオ信号
は、VCA(電圧制御アンプ)2に供給されると共に、
同期分離回路3に供給される。VCA2のゲインは、シ
ンクレベル検出回路5及びピークレベル検出回路6の出
力により制御される。VCA2の出力がY/C分離回路
4に供給される。Y/C分離回路4で、ビデオ信号が輝
度信号Yとクロマ信号Cとに分離される。輝度信号Y
は、輝度信号記録系(図示せず)に送られると共に、シ
ンクレベル検出回路5及びピークレベル検出回路6に供
給される。クロマ信号Cは、クロマ信号記録系(図示せ
ず)に送られる。
【0017】同期分離回路3の出力がウィンドウ発生回
路8に供給される共に、スイッチ回路9の端子9Bに供
給される。ウィンドウ発生回路8の出力がスイッチ回路
9の端子9Aに供給される。スイッチ回路9の出力がA
GCパルス発生回路7に供給される。ウィンドウ発生回
路8は、マクロビジョンの疑似同期パルスをマスクする
ためのウィンドウパルスを発生させるものである。
【0018】また、入力端子1からのビデオ信号は、ビ
デオIDデコーダ11に供給される。入力ビデオ信号の
垂直ブランキング期間にビデオIDが挿入されている場
合、ビデオIDがビデオIDデコーダ11で検出され
る。ビデオIDデコーダ11の出力がシステムコントロ
ーラ12に供給される。システムコントローラ12は、
ビデオIDのコピーの世代制御情報(図14、図15参
照)に基づいて、スイッチ回路9を制御する。ビデオI
Dの世代制御情報から、コピー一世代可の場合にはスイ
ッチ回路9が端子9A側に設定される。その他の場合に
は、スイッチ回路9が端子9B側に設定される。
【0019】スイッチ回路9が端子9B側に設定されて
いる場合には、同期分離回路31で検出された同期パル
スがスイッチ回路9を介してAGCパルス発生回路7に
供給される。この時、ビデオ信号にマクロビジョンの疑
似同期パルスが含まれている場合には、この疑似同期パ
ルスもAGCパルス発生回路7に供給される。
【0020】スイッチ回路9が端子9A側に設定されて
いる場合には、同期分離回路3で検出された同期信号の
うち、マクロビジョンの疑似同期パルスは、ウィンドウ
発生回路8でマスクされる。このため、疑似同期パルス
を除く同期パルス、即ち正規の同期パルスのみがAGC
パルス発生回路7に供給される。
【0021】AGCパルス発生回路7は、輝度信号のシ
ンクチップレベルとペデスタルレベルとを抜き出すAG
Cパルスを発生する。このAGCパルスがシンクレベル
検出回路5に供給される。シンクレベル検出回路5で、
シンクチップレベルとぺデスタルレベルとが比較され、
この比較出力と基準レベルとが比較され、この比較出力
がローパスフィルタ(図示せず)を介してVCA2に供
給される。これにより、シンクチップレベルとペデスタ
ルレベルとの差が一定となるように制御される。また、
ピークレベル検出回路6により、シンクAGCにより異
常にレベルが上がった場合に、全体のレベルが一定とな
るように制御される。
【0022】入力端子1に、マクロビジョンによりコピ
ープロテクトがかけられ、更に、コピー一世代可のビデ
オIDが挿入されているビデオ信号が与えられるとす
る。この場合、スイッチ回路9が端子9A側に設定され
る。このため、正規の同期パルスのみがAGCパルス発
生回路7に供給される。これにより、AGC回路が正常
に働き、入力ビデオ信号をコピーすることができる。こ
のようにしてコピーを作成した場合には、ビデオIDに
よるコピー制限処理が行われ、次回のコピーは禁止され
る。
【0023】図2は、ウィンドウ発生回路8の具体的構
成を示すものである。図2に示すように、ウィンドウ発
生回路8は、モノステーブルマルチバイブレータ21及
び22と、NORゲート23とから構成される。入力端
子20に、同期分離回路3で分離された同期パルスが供
給される。この同期パルスが時定数τ1 のモノステーブ
ルマルチバイブレータ21に供給されると共に、NOR
ゲート23の一方の入力端子に供給される。モノステー
ブルマルチバイブレータ21の出力がモノステーブルマ
ルチバイブレータ22に供給される。モノステーブルマ
ルチバイブレータ22の時定数τ2 は、マクロビジョン
の疑似同期パルスをマスクするのに十分なパルス幅とな
るように設定されている。モノステーブルマルチバイブ
レータ22の出力がNORゲート23の他方の入力端子
に供給される。NORゲート23の出力が出力端子24
から出力される。
【0024】同期分離回路3からは、図3Aに示すよう
な同期パルスが供給される。マクロビジョンの場合に
は、この同期パルス中には、正規の同期パルスSYC
と、マクロビジョンによる疑似同期パルスQSYC、Q
SYC、…とが含まれている。
【0025】この同期分離回路3からの同期パルスSY
C、及び疑似同期パルスQSY、QSY、…の立ち下が
りで、モノステーブルマルチバイブレータ21がトリガ
ーされる。これにより、モノステーブルマルチバイブレ
ータ21からは、図3Bに示すように、パルス幅τ1
パルスが出力される。
【0026】このモノステーブルマルチバイブレータ2
1の出力の立ち下がりで、モノステーブルマルチバイブ
レータ22がトリガーされる。これにより、モノステー
ブルマルチバイブレータ22からは、図3Cに示すよう
に、パルス幅τ2 のウィンドウパルスWPが出力され
る。
【0027】NORゲート23には、入力端子20から
の同期パルス(図3A)と、モノステーブルマルチバイ
ブレータ22からのウィンドウパルスWP(図3C)と
が供給される。モノマルチ22からのウィンドウパルス
WPにより、疑似シンクパルスQSYC、QSYC…が
マスクされる。これにより、図3Dに示すように、出力
端子24からは正規の同期パルスSYCのみが出力され
る。
【0028】なお、上述の一実施例では、マクロビジョ
ン信号にAGC回路が反応しないようにするために、マ
クロビジョンの疑似同期パルスQSYCをウィンドウパ
ルスWPでマスクして、正規の同期パルスSYCのみを
AGCパルス発生回路7に送るようにしているが、正規
のペデスタルレベルでAGCパルスが発生されるよう
に、AGCパルスの位置や幅を動かすようにしても良
い。
【0029】つまり、図4に示すように、AGCパルス
発生回路が構成される。図4において、31〜33、3
6は、モノステーブルマルチバイブレータである。モノ
ステーブルマルチバイブレータ31は、シンクチップレ
ベルでAGCパルスを発生させるためのものである。モ
ノステーブルマルチバイブレータ32は、通常の場合に
ペデステルレベルとなる所でAGCパルスを発生させる
ためのものである。モノステーブルマルチバイブレータ
33は、マクロビジョンの場合にペデスタルレベルとな
る所でAGCパルスを発生させるためのものである。モ
ノステーブルマルチバイブレータ36は、AGCパルス
のパルス幅を設定するためのものである。
【0030】入力端子30に同期パルスが供給される。
この同期パルスがモノステーブルマルチバイブレータ3
1〜33に供給される。モノステーブルマルチバイブレ
ータ31の出力がシンクチップを抜き出すAGCパルス
として、出力端子35から出力される。
【0031】モノステーブルマルチバイブレータ32の
出力がスイッチ回路34の端子34Aに供給される。モ
ノステーブルマルチバイブレータ33の出力がスイッチ
回路34の端子34Bに供給される。スイッチ回路34
の出力がモノステーブルマルチバイブレータ36に供給
される。モノステーブルマルチバイブレータ36の出力
が、ペデスタルレベルを抜き出すAGCパルスとして、
出力端子37から出力される。
【0032】入力端子30に、図5Aに示すようなマク
ロビジョン信号が供給されると、モノステーブルマルチ
バイブレータ31からは、図5Bに示すようなタイミン
グで、パルスが発生される。このモノステーブルマルチ
バイブレータ31の出力がシンクチップを抜き出すAG
Cパルスとされる。
【0033】また、モノステーブルマルチバイブレータ
32からは、図5Cに示すようなタイミングでパルスが
発生される。図5Cに示すように、モノステーブルマル
チバイブレータ32からのパルスは、マクロビジョンの
パルスQWP、QWP、…と同様のタイミングになる。
このため、スイッチ回路34が端子34A側に設定され
ると、マクロビジョンによるコピープロテクトがかか
り、AGCが誤動作する。
【0034】モノステーブルマルチバイブレータ33か
らは、図5Dに示すようなタイミングでパルスが発生さ
れる。モノステーブルマルチバイブレータ33からのパ
ルスは、図5Dに示すように、ペデスタルレベルPLの
タイミングとなる。このため、スイッチ回路34が端子
34B側に設定されると、マクロビジョンによりAGC
が誤動作しなくなる。
【0035】更に、マクロビジョン信号にAGC回路が
反応しないようにするために、例えば図6に示すよう
に、シンクレベルAGCのループを切るためのスイッチ
回路41を設け、ピークレベルだけでAGCが動作する
ようにしても良い。なお、この例では、スイッチ回路4
1をシンクレベル検出回路5とVCA2との間に設けて
いるが、シンクレベルAGCループのどこにスイッチ回
路を設けても良い。
【0036】更に、種々の変形例が考えられる。例え
ば、図7は、マクロビジョンの信号に反応しないAGC
回路を用いた例である。入力端子51からのビデオ信号
は、AGC回路52に供給されると共に、同期分離回路
53及びビデオIDデコーダ54に供給される。AGC
回路52は、マクロビジョンの信号では誤動作しないも
のである。AGC回路52の出力が記録系(図示せず)
に供給される。同期分離回路53の出力が疑似同期パル
ス検出回路55に供給される。疑似同期パルス検出回路
55は、マクロビジョンの疑似同期パルスを検出するも
のである。疑似同期パルス検出回路55の出力がコント
ローラ56に供給される。また、ビデオIDデコーダ5
4で、ビデオIDが検出される。このビデオIDデコー
ダ54の出力がコントローラ56に供給される。
【0037】コントローラ56は、疑似同期パルス検出
回路56からの疑似同期パルスと、ビデオIDデコーダ
検出回路54からのビデオIDとに基づいて、コピーの
禁止/許可を制御する。すなわち、ビデオIDデコーダ
54でコピー一世代可が検出されたときには、疑似同期
パルス検出回路55の出力によらずに、記録可能とされ
る。それ以外なら、疑似同期パルス検出回路55で検出
された疑似同期パルスの有無に応じて、コピーが禁止/
許可が設定される。
【0038】また、図8に示すように、マクロビジョン
の信号に反応しないAGC回路61と、マクロビジョン
信号に反応するAGC回路62とを設け、ビデオID信
号に応じて、これらのAGC回路61及び62を切り替
えるようにしても良い。つまり、図8において、入力端
子60からの信号がマクロビジョンの信号に反応しない
AGC回路61と、マクロビジョン信号に反応するAG
C回路62とに供給されると共に、ビデオIDデコーダ
63に供給される。AGC回路61及び62の出力は、
スイッチ回路65に供給される。ビデオIDデコーダ6
3の出力がコントローラ64に供給される。コントロー
ラ64により、スイッチ回路65が制御される。スイッ
チ回路65の出力が記録系(図示せず)に供給される。
【0039】コントローラ64は、ビデオIDデコーダ
63からのビデオIDとに基づいて、スイッチ回路65
を制御する。すなわち、ビデオIDデコーダ63でコピ
ー一世代許可が検出されたときには、マクロビジョンの
信号に反応しないAGC回路61側にスイッチ回路65
が設定される。それ以外のときには、マクロビジョン信
号に反応するAGC回路62側に、スイッチ回路65が
設定される。
【0040】
【発明の効果】この発明によれば、ビデオID信号から
コピー世代情報を検出し、これに応じて、AGC回路を
マクロビジョンに反応させるかどうかを設定しているの
で、ビデオIDによるコピー世代制限とマクロビジョン
によるコピー制限とを同時に用いることができる。例え
ば、ビデオIDにより一世代のみコピーを許可し、更
に、マクロビジョンによりコピー禁止に設定することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例のブロック図である。
【図2】この発明の一実施例の説明に用いるブロック図
である。
【図3】この発明の一実施例の説明に用いるタイミング
図である。
【図4】この発明の他の実施例の説明に用いるブロック
図である。
【図5】この発明の他の実施例の説明に用いるタイミン
グ図である。
【図6】この発明の更に他の実施例のブロック図であ
る。
【図7】この発明の更に他の実施例のブロック図であ
る。
【図8】この発明の更に他の実施例のブロック図であ
る。
【図9】従来のVTRのAGC回路の一例のブロック図
である。
【図10】従来のVTRのAGC回路の説明に用いるタ
イミング図である。
【図11】従来のVTRのAGC回路の説明に用いるブ
ロック図である。
【図12】マクロビジョンの説明に用いる波形図であ
る。
【図13】ビデオIDの説明に用いる略線図である。
【図14】ビデオIDの説明に用いる略線図である。
【図15】ビデオIDの説明に用いる略線図である。
【符号の説明】
7 AGCパルス発生回路 8 ウィンドウ発生回路 9 スイッチ回路 11 ビデオIDデコーダ 12 コントローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/91 - 5/956 G11B 20/02

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ビデオ信号の垂直ブランキング期間に挿
    入されているデータからコピー世代制限情報を検出する
    手段と、 AGC回路の動作をコピープロテクト信号に反応しない
    ようにする手段と、 上記コピー世代制限情報に応じて、上記AGC回路の動
    作をコピープロテクト信号に反応するようにするか/し
    ないかに制御する手段とを備えるようにしたビデオ信号
    処理装置。
  2. 【請求項2】 上記垂直ブランキング期間に挿入されて
    いるデータはビデオID信号であり、上記コピープロテ
    クト信号はマクロビジョン信号である請求項1記載のビ
    デオ信号処理装置。
  3. 【請求項3】 上記AGC回路の動作をコピープロテク
    ト信号に反応しないようにする手段は、上記コピープロ
    テクト信号による疑似同期パルスをマスクするウィンド
    ウを発生する手段を有し、上記ウィンドウにより正規の
    同期パルスのみを取り出し、上記正規の同期パルスから
    AGCパルスを形成するようにした請求項1又は2記載
    のビデオ信号処理装置。
  4. 【請求項4】 上記AGC回路の動作をコピープロテク
    ト信号に反応しないようにする手段は、AGCパルスの
    位置又は幅を動かすものである請求項1又は2記載のビ
    デオ信号処理装置。
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