JP2004064369A - 複製防止用信号の検出装置および方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】入力端101には擬似同期パルスおよび擬似AGCパルスから構成された複製防止用信号が垂直帰線期間内の所定のラインに多重されたアナログ映像信号が入力される。擬似AGCパルス検出部107は擬似AGCパルスを検出する。擬似同期パルス検出部108は擬似同期パルスを検出する。複製防止用信号判定部109は、擬似AGCパルス検出部107および擬似同期パルス検出部108の検出結果に応じて、最終的に複製防止用信号の有無を判定する。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えば、映画などのビデオソフトが記録された記録済テープのアナログ映像信号中に、その複製を防止するために挿入された複製防止用信号が存在しているか否かを検出する複製防止用信号の検出装置および方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
家庭用VTRによって、映画などのビデオソフトが記録された記録済ビデオテープの複製(いわゆるダビング)を実質的に不能にする必要がある。このため映画会社はビデオ信号に何らかの複製防止処理を施してビデオテープへ記録している。
【0003】
この複製防止処理の方式には複数の方式が存在している。どの方式にも共通しているのはアナログ映像記録装置の映像入力処理回路に設けられているAGC(Automatic Gain Control)回路を意図的に誤動作させることで実現する。
【0004】
図6(a)はAGC回路を誤動作させるための複製防止用信号が多重された垂直ブランキング期間内の、ある1ラインを示す図である。図6(b)は複製防止用信号が多重される以前の1ラインを示す図である。
【0005】
図6(a)に示すようにアナログ映像信号に挿入される複製防止用信号は、擬似AGCパルスおよび擬似同期パルスから構成されている。この複製防止用信号は、映像信号の垂直ブランキング期間内の所定のラインに挿入される。このアナログ映像信号に挿入される複製防止用信号の一例としては特開平5−191771号公報に開示されている。
【0006】
この公知文献の方式では、擬似同期パルスと擬似AGCパルスとのペアを、5ペア繋げた複製防止用信号を垂直ブランキング期間内の連続する5ラインに挿入する。複製防止用信号を垂直ブランキング期間に挿入する理由は、複製防止用信号を映像信号の絵柄部分に直接挿入するとビデオソフトの内容自体に妨害を与える恐れがあるからである。
【0007】
この複製防止用信号がアナログ映像信号に挿入されていると、VTRの記録系に設けられているAGC(Auto Gain Control)回路は、擬似同期パルスの尖頭値から擬似AGCパルス迄を同期パルスの大きさと判断して、入力ビデオ信号のレベルを利得制御する。例えば図6(a)に示した信号の例では、擬似同期パルスの尖頭値から擬似AGCパルス迄のレベルが標準レベルの4倍になっているものとして利得制御する。結果、記録される映像信号は、実際の1/4のレベルに減衰されたものとなる。このため上記のように記録した記録媒体からは低品位、不安定な画像しか得られない。即ち、実質的に同じ複製を防止することができる。
【0008】
従来の複製防止用信号の検出装置においては、図6(a)に示す擬似同期パルスを検出して複製防止用信号の有無を判定している。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
従来の複製防止用信号の検出装置においては、擬似同期パルスを検出することにより複製防止用信号の有無を判定している。しかし、複製防止用信号の有無を誤判定する可能性があるという問題があった。
【0010】
この発明は、擬似同期パルスの数を数えると共に、擬似AGCパルスの数も数える。そしてこの数えた擬似同期パルスの数および擬似AGCパルスの数の両方を用いて複製防止用信号の有無を判定する。これにより複製防止用信号の有無について誤判定する可能性を低減することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、この発明においては、擬似同期パルスおよび擬似AGCパルスから構成された複製防止用信号が垂直帰線期間内の所定のラインに多重されたアナログ映像信号が入力される入力端と、前記入力端から入力されたアナログ映像信号の前記所定のラインから前記擬似同期パルスを検出する擬似同期パルス検出手段と、前記入力端から入力されたアナログ映像信号の前記所定のラインから前記擬似AGC(Auto Gain Control)パルスを検出する擬似AGCパルス検出手段と、前記擬似同期パルス検出手段および前記擬似AGCパルス検出手段からの検出結果が入力され、最終的に前記複製防止用信号が前記アナログ映像信号に含まれているか否かを判定する判定手段とを備えたことを特徴とする複製防止用信号の検出装置を提供する。
【0012】
また、上記の目的を達成するために、この発明においては、擬似同期パルスおよび擬似AGCパルスから構成された複製防止用信号が垂直帰線期間内の所定のラインに多重されたアナログ映像信号が入力端に入力され、擬似同期パルス検出手段により前記入力端から入力されたアナログ映像信号の前記所定のラインから前記擬似同期パルスを検出し、擬似AGCパルス検出手段により前記入力端から入力されたアナログ映像信号の前記所定のラインから前記擬似AGC(Auto Gain Control)パルスを検出し、前記擬似同期パルス検出手段および前記擬似AGCパルス検出手段からの検出結果が入力され、最終的に前記複製防止用信号が前記アナログ映像信号に含まれているか否かを判定手段により判定することを特徴とする複製防止用信号の検出方法を提供する。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の複製防止用信号の検出装置をライン入力端子付き光ディスクレコーダに適用した場合について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明の複製防止用信号の検出装置を用いた光ディスクレコーダの機能ブロック図である。
図1において、100は光ディスクレコーダ、101は外部からのアナログ映像信号が入力される入力端子、102はアナログ−デジタル変換するA/D変換部、103はデジタル変換された映像信号を記録するための変換処理をする映像信号処理部、104は光ディスク105へ映像信号を記録/再生する記録/再生部、105は記録・再生可能な光ディスク、106は入力されたアナログ映像信号から水平同期信号および垂直同期信号を検出する同期検出部、107は擬似AGCパルスを検出する擬似AGCパルス検出部、108は擬似同期パルスを検出する擬似同期パルス検出部、109は複製防止用信号の有無を判定する複製防止用信号判定部、110は光ディスクレコーダ100全体を制御する制御部からなる。
【0014】
なお、ここでは擬似AGCパルス検出部107、擬似同期パルス検出部108、複製防止用信号判定部109、制御部110は別の機能ブロックとして記載したが、実際には1つのマイコン111(実際に演算を実行するCPU、プログラム等を記録しておくROM、作業用領域として用いるRAM)により複数の機能を実現している。
【0015】
A/D変換部102は、入力端子101から入力されたアナログ映像信号を図2に示す映像信号のフルスケールでA/D変換(8ビット)し、このA/D変換したデジタル映像信号(0〜256の値)を映像信号処理部103へ出力する。
【0016】
映像信号処理部103は、A/D変換部102から入力されたデジタル映像信号を、例えばMPEG2ビデオのフォーマットで符号化し、この符号化されたデジタル映像信号を記録/再生部104へ出力する。
【0017】
記録/再生部104は、映像信号処理部103から入力されたデジタル映像信号を、光ディスク105へ記録するためのフォーマット変換処理をし、このフォーマット変換処理したデジタル映像信号を光ディスク105へ記録する。
【0018】
同期検出部106は、入力端子101に入力されたアナログ映像信号から水平同期信号および垂直同期信号を分離し、この分離した水平同期信号(H)および垂直同期信号(V)を擬似AGCパルス検出部107および擬似同期パルス検出部108へ出力する。
【0019】
擬似AGCパルス検出部107は、同期検出部106から入力された水平同期信号および垂直同期信号に基づき、規格上5本存在する擬似AGCパルスが、規格上正しく5水平走査期間連続して挿入されているか否かを判定する。
【0020】
擬似同期パルス検出部108は、同期検出部106から入力された水平同期信号および垂直同期信号に基づいたタイミングで動作する。
擬似同期パルス検出部108は、1水平走査期間当たり5つの擬似同期パルスが5水平走査期間連続して挿入されているか否かを、入力端子101に入力されたアナログ映像信号から判定する。
【0021】
複製防止用信号判定部109は、擬似AGCパルス検出部107の判定結果および擬似同期パルス検出部108の判定結果に応じて、最終的に複製防止用信号が含まれているか否かを判定する。実際には複製防止用信号判定部109は、擬似AGCパルスが正しく5水平走査期間連続して挿入されていると共に、1水平走査期間当たり5つの擬似同期パルスが5水平走査期間連続して挿入されているときにだけ、複製防止用信号が挿入されていると判定する。複製防止用信号判定部109は、この判定結果を制御部110へ出力する。
【0022】
制御部110は、複製防止用信号判定部109から入力された最終的な複製防止用信号有無の判定結果に基づき、記録/再生部104を制御する。制御部110は、複製防止用信号判定部109から複製防止用信号が含まれていることを示す判定結果が入力されたとき記録/再生部104の記録動作を停止させる。反対に、制御部110は、複製防止用信号判定部109から複製防止用信号が含まれていないことを示す判定結果が入力されたとき記録/再生部104の記録動作を停止させない。
【0023】
次に図2を用いて擬似AGCパルス検出部107がどのようにして垂直ブランキング期間内の、ある1ラインに挿入された擬似AGCパルスを検出するかを説明する。
【0024】
図2に示すように、複製防止用信号の規格上、擬似AGCパルスのレベルは映像信号のフルスケールの80%以上と決っているものとする。映像信号のフルスケールの値を255とした場合、フルスケールの値の80%の値は204である。
【0025】
なお、例として擬似AGCパルスのレベルは映像信号のフルスケールの80%としたが、規格によっては必ずしも80%でない場合もある。
擬似AGCパルス検出部107は、同期検出部106からの水平同期信号に基づきA/D変換部102から入力されたデジタル映像信号を取り込む。このとき擬似AGCパルス検出部107は、複製防止用信号の規格上において複製防止用信号が挿入されているラインについてデジタル映像信号を取り込む。
【0026】
この発明においては複製防止用信号は、図2に示すように擬似AGCパルスの幅は約3μsと決まっている。本発明の擬似AGCパルス検出部107は、前記3μsの期間のうち、中央の約1.5μsの期間b1〜b5全ての期間にサンプルされた値が全て204以上(フルスケールの値の80%以上)であり、かつ期間a1〜a5のそれぞれの期間において値が204未満のサンプルが存在しているとき、このAGCパルスは存在していと判定する。そしてこれを1水平走査期間に渡ってカウントすることにより、1水平走査期間内に何本の擬似AGCパルスが存在しているのか知ることができる。
【0027】
なお、例として擬似AGCパルスの数と擬似同期信号の数は5本としたが、規格によっては必ずしも5本でない場合もある。
次に、擬似同期パルス検出部108がどのようにして垂直ブランキング期間内の、ある1ラインに挿入された擬似同期パルスを検出するかについて説明する。擬似同期パルス検出部108は、同期検出部106から正しい位置に存在する水平同期信号を得て、入力端子101から入力された映像信号から本当の同期信号をマスクする。これにより擬似同期パルス検出部108は、映像信号の1水平帰線期間において同期パルスの数を数えることにより、1水平走査期間内に幾つの擬似同期パルスが存在しているか知ることができる。
【0028】
例えば図2の場合、擬似同期パルス検出部108は、期間a1〜a5のそれぞれの期間の後半に存在している同期パルスを数えることになるので、この1水平帰線期間内には5つの擬似同期パルスが存在していることを検出することができる。
【0029】
なお、この擬似AGCパルス検出部107を含めた機能については、実際には1つのマイコン111で実現している。
次に、複製防止用信号の検出装置における、複製防止用信号が含まれているか否かを判定する動作について図3を用いて詳細に説明する。
ここでは擬似AGCパルス検出部107、擬似同期パルス検出部108、複製防止用信号判定部109、制御部110と分けて記載するのではなく、マイコン111(実際に演算を実行するCPU、プログラム等を記録しておくROM、作業用領域として用いるRAM)がプログラムを実行することにより機能を実現しているものとして動作の説明を続ける。
【0030】
図3は、本発明の複製防止用信号の検出装置の判定動作を説明するためのフローチャートである。
図3において、マイコン111は、まず変数nを1にセットする(ステップS301)。
次に、マイコン111は、複製防止用信号が挿入されている5水平走査期間のデータをRAMに書き込む(ステップS302)。
次に、マイコン111は、映像信号のフルスケールに対する80%の値を閾値とし、擬似AGCパルス数の数が5本存在しているか否かを判定し(ステップS303)、Yesの場合には次のステップS305へ進み、Noの場合には複製防止用信号ではないと判定する(ステップS309)。
【0031】
このステップS303の処理が擬似AGCパルス検出部107の機能ブロックに相当する。
次に、マイコン111は、擬似同期パルス数が5つ存在しているか否かを判定し(ステップS305)、Yesの場合には次のステップS306へ進み、Noの場合には前記ステップS309にて複製防止用信号ではないと判定する。
【0032】
このステップS305の処理が擬似同期パルス検出部108の機能ブロックに相当する。
次に、マイコン111は、変数nが5か否かを判定する(ステップS306)。このステップS306でnが5と等しくない場合には、まだ5水平走査期間連続して上記ステップS303およびS305の条件を満たしたわけではないので、まだ次のフレームを処理する必要があり、変数nに1加算し(ステップS307)、ステップS302へジャンプする。また、このステップS306でn=5の場合、5水平走査期間連続に渡って上記ステップS303およびS305の条件を満たしたことになるので、最終的に複製防止用信号ありと判定する(ステップS308)。
【0033】
このステップS308の処理が複製防止用信号判定部109の機能ブロックに相当する。
即ち、マイコン111は、
(1)1水平走査期間に映像信号のフルスケールに対する80%のレベルの擬似AGCパルスが1水平走査期間に5本あるのが5フレーム連続、
(2)かつ5本の擬似同期パルスが5ライン連続、
のときに複製防止用信号有りと判定する。
上記の例では、複製防止用信号の擬似AGCパルスの大きさは、映像信号のフルスケールに対する80%の1種類に固定されている。しかし、アナログ映像信号の波形が崩れたりノイズが混入した場合、複製防止用信号の擬似AGCパルスが図4の期間b1〜期間b5のそれぞれで、必ず80%の値が得られるとは限らない。
【0034】
これを防ぐため図4に示すように期間b1〜期間b5のそれぞれで映像信号のフルスケールの60%で比較した場合には全てのサンプルデータが60%に達していると共に、他の期間a1〜a5では60%よりも低くなっている。更に、期間b1〜期間b5の各々で映像信号の少なくとも1つのサンプルがフルスケールの80%に達していると共に、他の期間a1〜a5では80%よりも低くなっている。
【0035】
このようになっていた場合に複製防止用信号がありと判定する。
このように擬似AGCパルス検出部107は、擬似AGC信号を複数のレベル(映像信号のフルスケールの60%および80%)で比較し、最終的に擬似AGC信号の有無を判定しているので、アナログ映像信号の波形が崩れても正しい判定をすることができる。
【0036】
次に、この図4に示すように擬似AGC信号を複数のレベルで比較する場合の、本発明の複製防止用信号の検出装置の判定動作を説明する。
図5は、本発明の複製防止用信号の検出装置の判定動作を説明するためのフローチャートである。
図5において、マイコン111は、まず変数nを1にセットする(ステップS301)。
次に、マイコン111は、複製防止用信号が挿入されている5水平走査期間のデータをRAMに書き込む(ステップS302)。
次に、マイコン111は、映像信号のフルスケールに対する60%の値を閾値とし、擬似AGCパルス数の数が5本存在しているか否かを判定し(ステップS503)、Yesの場合には次のステップS504へ進み、Noの場合には複製防止用信号ではないと判定する(ステップS309)。
【0037】
次に、マイコン111は、映像信号のフルスケールに対する80%の値を閾値とし、擬似AGCパルス数の数が5本中少なくとも1本存在しているか否かを判定し(ステップS504)、Yesの場合には次のステップS305へ進み、Noの場合には前記ステップS309にて複製防止用信号ではないと判定する。
【0038】
このステップS503およびステップS504の処理が擬似AGCパルス検出部107の機能ブロックに相当する。
このように擬似AGCパルスについて映像信号のフルスケールに対する60%と80%の両方のレベルについて有無を判定している。これは複製防止用信号の規格上擬似AGCパルスのレベルは映像信号のフルスケールに対する80%であるが、5本全て80%のレベルが得られるとは限らないからである。
【0039】
次に、マイコン111は、擬似同期パルス数が5つ存在しているか否かを判定し(ステップS305)、Yesの場合には次のステップS306へ進み、Noの場合には前記ステップS309にて複製防止用信号ではないと判定する。
【0040】
このステップS305の処理が擬似同期パルス検出部108の機能ブロックに相当する。
以降の動作は図3と同じなので説明は省略する。
以上説明した通り、全て60%で判定せず、80%のサンプルを求めているのは、ノイズだった場合に最終的に複製防止用信号であると誤判定するのを防ぐためである。
【0041】
即ち、マイコン111は、
(1)1水平走査期間に映像信号のフルスケールに対する60%のレベルの擬似AGCパルスが1水平走査期間に5本あるのが5フレーム連続、
(2)、(1)の各水平走査期間について5本存在する擬似AGCパルスの内1本は映像信号のフルスケールに対して80%のレベルである、
(3)かつ5本の擬似同期パルスが5ライン連続、
のときに複製防止用信号有りと判定する。
なお、同期検出部106の機能についてもマイコン111で処理するようにしても良い。この場合、同期については一旦A/D変換部102でデジタル化された映像信号により同期を検出する。このデジタル化してから同期検出する技術については、従来ある技術で実現することはできる。
【0042】
【発明の効果】
以上説明した通り、本発明によれば、擬似同期パルスの数を数えると共に、擬似AGCパルスの数も数える。そしてこの数えた擬似同期パルスの数および擬似AGCパルスの数の両方を用いて複製防止用信号の有無を判定する。これにより複製防止用信号の有無について誤判定する可能性を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の複製防止用信号の検出装置を用いた光ディスクレコーダの機能ブロック図。
【図2】アナログ映像信号に多重された複製防止用信号の波形図を示す図。
【図3】本発明の複製防止用信号の検出装置の判定動作を説明するためのフローチャート。
【図4】アナログ映像信号に多重された複製防止用信号の波形図を示す図。
【図5】本発明の複製防止用信号の検出装置の判定動作を説明するためのフローチャート。
【図6】(a)はAGC回路を誤動作させるための複製防止用信号が多重された垂直ブランキング期間内の、ある1ラインを示す図。(b)は複製防止用信号が多重される以前の1ラインを示す図。
【符号の説明】
100…光ディスクレコーダ、101…入力端子、102…A/D変換部、103…映像信号処理部、104…記録/再生部、105…光ディスク、106…同期検出部、107…擬似AGCパルス検出部、108…擬似同期パルス検出部、109…複製防止用信号判定部、110…制御部、111…マイコン。
Claims (5)
- 擬似同期パルスおよび擬似AGCパルスから構成された複製防止用信号が垂直帰線期間内の所定のラインに多重されたアナログ映像信号が入力される入力端と、
前記入力端から入力されたアナログ映像信号の前記所定のラインから前記擬似同期パルスを検出する擬似同期パルス検出手段と、
前記入力端から入力されたアナログ映像信号の前記所定のラインから前記擬似AGC(Auto Gain Control)パルスを検出する擬似AGCパルス検出手段と、前記擬似同期パルス検出手段および前記擬似AGCパルス検出手段からの検出結果が入力され、最終的に前記複製防止用信号が前記アナログ映像信号に含まれているか否かを判定する判定手段とを備えたことを特徴とする複製防止用信号の検出装置。 - 擬似同期パルスおよび擬似AGCパルスから構成された複製防止用信号が垂直帰線期間内の所定のラインに多重されたアナログ映像信号が入力される入力端と、
前記入力端から入力されたアナログ映像信号をアナログ−デジタル変換するA/D変換手段と、
前記A/D変換手段から入力された映像信号の前記所定のラインから前記擬似同期パルスを検出する擬似同期パルス検出手段と、
前記A/D変換手段から入力された映像信号の前記所定のラインから前記擬似AGC(Auto Gain Control)パルスを検出する擬似AGCパルス検出手段と、前記擬似同期パルス検出手段および前記擬似AGCパルス検出手段からの検出結果が入力され、最終的に前記複製防止用信号が前記アナログ映像信号に含まれているか否かを判定する判定手段とを備えたことを特徴とする複製防止用信号の検出装置。 - 前記擬似AGCパルス検出手段は、
複数の比較レベルと前記デジタル化された映像信号とを比較することにより擬似同期パルスを検出することを特徴とする請求項1または2に記載の複製防止用信号の検出装置。 - 前記擬似AGCパルス検出手段は、
前記デジタル化された映像信号と第1のレベルとを比較することにより前記擬似AGCパルスの数をカウントする第1のカウント手段と、
前記デジタル化された映像信号と前記第1よりも低い第2のレベルとを比較することにより前記擬似AGCパルスの数をカウントする第2のカウント手段と、前記第2のカウント手段が1よりも大きい所定の数カウントしたときに、前記第1のカウント手段が少なくとも1カウントしたときに前記擬似AGCパルスが含まれていると判定する判定手段とを備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の複製防止用信号の検出装置。 - 擬似同期パルスおよび擬似AGCパルスから構成された複製防止用信号が垂直帰線期間内の所定のラインに多重されたアナログ映像信号が入力端に入力され、
擬似同期パルス検出手段により前記入力端から入力されたアナログ映像信号の前記所定のラインから前記擬似同期パルスを検出し、
擬似AGCパルス検出手段により前記入力端から入力されたアナログ映像信号の前記所定のラインから前記擬似AGC(Auto Gain Control)パルスを検出し、
前記擬似同期パルス検出手段および前記擬似AGCパルス検出手段からの検出結果が入力され、最終的に前記複製防止用信号が前記アナログ映像信号に含まれているか否かを判定手段により判定することを特徴とする複製防止用信号の検出方法。
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