JP3216427U - キノコ類の定型成長装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】まっすぐな成長形態を維持する必要があるキノコ類に対して用いるキノコ類の定型成長装置を提供する。【解決手段】装置上に被覆板50が設けられ、被覆板の底縁には複数の縦、横方向の隔板51により複数の被覆区が区画され、各被覆区にそれぞれ所定のサイズの結合孔52が螺設され、各結合孔に位置決めスリーブ60が組立てられ、各位置決めスリーブの周面にさらに通気孔62が設置され、キノコ類の成長の定型装置が組立てられる。具体的には、培養瓶を培養皿の上に整然と配列し、各培養瓶間に所定のピッチを保持することで被覆板の被覆区と対応関係を持ち、被覆板を直接培養瓶の上方に被覆しさえすれば、各位置決めスリーブがそれに対応して各培養瓶の瓶口の上方を覆い、それによりキノコ類のまっすぐな成長形態を定型に維持する。【選択図】図4

Description

本考案はキノコ類の定型成長装置の構造に関する。
一般的に、えのきなどのキノコ類は栽培時、主に培養瓶または培養包裝を使用し、それらに培養基材を充填してから種菌を植え付け、その後培養瓶(包)を所定の規格の培養皿に配置し、また温室内に移して培養環境制御を行う。えのきなどのキノコ類は、その細長い軸が主に食用とされるので、栽培時、補助器具を利用してまっすぐな成長形態を維持する必要がある。
図1〜図3に示すのは、従来用いられている、えのきの成長形態をサポートするための板スリーブである。それらは、主に巻きつけた柔らかいプラスチック薄板(10)を基材として採用し、プラスチック薄板(10)の上に複数の通気孔(11)が設置され、プラスチック薄板(10)の一端に嵌合凸部(12)が延設され、対向する他方側には嵌合スリット(13)が設置され、それによりプラスチック薄板(10)を筒状に巻きつけた後、該嵌合凸部(12)を他方端の嵌合スリット(13)に嵌合するように挿入することによりその筒状の形態を維持することができる。またプラスチック薄板(10)を筒状に巻きつけた、内、外の縁面には相対する粘着シート(14、15)が設置されており、それらを粘着させることで筒状の形態を固定することができ、それにより安定的に各培養瓶(20)の瓶口のところにセットされる。えのきは成長時に当該板スリーブの枠で囲まれることで成長方向を制限され、まっすぐな成長形態を呈する。
しかし、板スリーブは操作上、作業員がいちいちプラスチック薄板をスリーブ状に巻きつけ、嵌合し、粘着させて固定してから各培養瓶の瓶口にセットするという工程が必要である。この作業に知らないうちに相当多くの時間が費やされるため、特に培養瓶の数が多い場合は、費やされる作業時間は驚くほど多く、大量の人的資源を投入して作業時間を短縮する必要があるが、それは人的コストを増加させ、利益の獲得に大きく影響するほか、板スリーブの産業上の利用可能性が制限されるため、経済効果が低下する。そのうえ、粘着シートは一定の時間が経過すると粘着性が低下することから、その固定効果の持続性に影響するほか、板スリーブが材料の経時劣化により裂ける問題が生じる可能性もあるため、それらは粘着シート付き板スリーブの実用価値に影響を与える。当業者は、これらの問題を解決乃至改善する必要がある。
従来、えのきの成長形態を維持するために、プラスチック薄板をいちいち板スリーブ状に巻きつけ、培養瓶にセットするという作業に伴い、時間がかかる、人的コストが増加する、といった問題が生じる現状に鑑み、考案者はそれらの解決のための研究開発に着手し、関連産業における長年の経験と技術を基に、もっと便利で実用的なキノコ類の定型成長装置を考案した。
本考案は、主にえのきなどのキノコ類のまっすぐな成長形態を維持するために設計された補助器具である。その装置に被覆板の結合孔の区画と位置決めスリーブを設置することにより、作業において便利に用いることができ、作業性が格段に向上する。
従来プラスチック薄板を利用していちいち板スリーブ状に巻きつけ、培養瓶の瓶口にセットすることにより生じる時間的及び人的コストの発生などの問題を解決するため、考案者は瓶養瓶を置く培養皿のサイズに応じて所定のサイズの被覆板を設計し、また被覆板上の培養瓶の配置ピッチにより複数の被覆区を区画し、各被覆区にそれぞれ所定のサイズの結合孔を螺設することにより位置決めスリーブを組み立て、各位置決めスリーブの周面にさらに通気孔を設置した。考案者はこのようにして本考案のキノコ類の定型成長装置を組み立て、それにより各被覆板を直接培養瓶の上方に被覆しさえすれば、各位置決めスリーブはそれに対応して各培養瓶の瓶口の上方を覆い、枠で囲むようにすることでキノコ類の成長形態の定型化機能が簡単に得られるようにした。
本考案のキノコ類の定型成長装置は、枠で囲むことによるキノコ類の成長形態維持のための位置決めスリーブを、別途製造した被覆板の上に直接組立てられるような設計とし、また被覆板を培養皿のサイズ及び培養瓶の配置形態に一致するように区画する設計とすることにより、作業時に被覆板を直接培養瓶の上方に被覆しさえすれば、各位置決めスリーブはそれに対応して各培養瓶の瓶口の上方を覆うことになり、キノコ類のまっすぐな成長形態が維持される。それにより、枠で囲むことによる位置決めの作業が一回で簡単に済むという利便性を獲得でき、位置決めスリーブの産業上の利用価値が向上する。
従来のキノコ類の定型成長装置の板スリーブの組立前の構造の模式図である。 従来のキノコ類の定型成長装置の板スリーブの組立後の構造の模式図である。 従来のキノコ類の定型成長装置の板スリーブの本考案における実施形態の参考図である。 本考案の好適な実施例の分解模式図である。 本考案の好適な実施例の組立模式図と部分断面図である。 本考案の実施形態の分解模式図である。 本考案の実施の組立模式図である。
本考案の構成、技術手段及び作用効果について、図面を例に、以下に具体的に説明する。
図4〜7を参照しながら、本考案の好適な実施形態を説明する。図に示すように、本考案はキノコ類の栽培において、主に所定の規格の培養皿(30)において複数の培養瓶(40)を整然と配列することにより温室に移入、または搬出に便利なようにしてある。また、当該培養瓶(40)内に培養基材を充填し、また種菌を植え付けることにより、種菌は温室という環境が制御された条件のもとで成長する。
キノコ類のまっすぐな成長形態を維持するため、本考案では構造設計上、被覆板(50)が配置され、当該被覆板(50)のサイズは少なくとも培養皿(30)に配置されているすべての培養瓶(40)を被覆するのに十分なようにしてあり、また当該被覆板(50)底縁には複数の縦、横方向の隔板(51)によって複数の被覆区が区画され、当該被覆区の数と位置はちょうど培養瓶(40)と対応する形となる。それにより、被覆板(50)を培養瓶(40)の上方に被覆する時に、各被覆区のなかに各一つの培養瓶(40)が設置され、各前記被覆区のなかには所定のサイズの結合孔(52)がそれぞれ螺設され、各結合孔(52)の内径縁に各一つの嵌合縁(53)が設けられ、また各結合孔(52)の頂面の孔縁に複数の固定ブロック(54)が製造及び設置され、それにより別途製造した複数の位置決めスリーブ(60)の下周縁に突設された嵌合縁(61)に合わせて嵌合回転カードと結合することができる。それにより各結合孔(52)に各一つの位置決めスリーブ(60)(必要に応じて当該被覆板と位置決めスリーブとを一体成形するような設計も可能)が組み立てられ、前記の当該各位置決めスリーブ(60)のサイズは当該各結合孔(52)と一致する。また各位置決めスリーブ(60)の周面には、さらに通気孔(62)が設置される。以上により本考案のキノコ類の定型成長装置が組み立てられる。
前記したキノコ類の定型成長装置を実施する場合、所定の数量の培養瓶(40)を整然と培養皿(50)の上に配列し、当該各培養瓶(40)の間に所定のピッチを保持する。それによりその位置はちょうど前記被覆板(50)の被覆区とは対応関係を呈する。被覆板(50)を直接当該各培養瓶(40)の上方を被覆しさえすれば、各位置決めスリーブ(60)がそれに対応して各培養瓶(40)の瓶口の上方を覆うため、キノコ類のまっすぐな成長形態を定型に維持するという従来の位置決めスリーブの機能を維持しながら、枠で囲むことによる位置決め作業を一回で簡単に済ませるという利便性を獲得でき、また取り外す時にも一回でまとめて取り外して持ち運ぶことができ、作業時間及び人的コストを大幅に削減することができる。また、この位置決めスリーブ(60)は繰り返し使用できるのと同時に、壊れた時でも壊れたものだけを単独で入れ換えることができることも、その実用価値の向上に寄与する。
以上の説明により分かるように、本考案はえのきなどのキノコ類の成長形態を維持するために開発したキノコ類の定型成長装置であり、被覆板により区画された複数の結合孔により別途製造した複数の位置決めスリーブが結合され、それにより作業は培養瓶を培養皿に配置してから、被覆板を当該複数の培養瓶上に被覆しさえすれば、各位置決めスリーブが各培養瓶の瓶口上方に対応し、枠で囲むことによる位置決めが一回で済むという利便性を得ることができる。これにより、従来の板スリーブをいちいち巻きつけて固定するという作業により生じる多くの問題と欠点を回避すると同時に優れた産業利用性と実用価値が得られ、全体として実に優れた、卓越した革新的設計といえることから、ここに実用新案登録出願する。
10 プラスチック薄板
11 通気孔
12 嵌合凸部
13 嵌合スリット
14、15 粘着シート
20 培養瓶
30 培養皿
40 培養瓶
50 被覆板
51 隔板
52 結合孔
53 嵌合リング槽
54 固定ブロック
60 位置決めスリーブ
61 嵌合縁
62 通気孔

Claims (4)

  1. キノコ類の培養瓶を培養皿に配置する状態の下で後続する成長形態を維持する定型成長装置であって、
    被覆板と、複数の位置決めスリーブと、を備え、
    前記被覆板は、
    少なくとも培養皿に配置されているすべての培養瓶を被覆するのに十分なサイズを有し、前記被覆板の底縁には複数の縦、横方向の隔板により複数の被覆区が区画され、前記被覆区の数と位置はちょうど前記培養瓶と対応する形となり、被覆板が前記培養瓶の上方に被覆される時に、各被覆区のなかに各一つの前記培養瓶が対応するように設置され、各前記被覆区のなかには所定のサイズの結合孔がそれぞれ螺設され、各前記結合孔には前記位置決めスリーブが設置されており、
    前記位置決めスリーブは、
    前記被覆板の前記結合孔内に組み立てられ、当該各前記位置決めスリーブのサイズは各前記結合孔と一致し、各位置決めスリーブの周面にはさらに通気孔が設置されており、
    前記培養瓶と複数の前記位置決めスリーブでキノコ類を培養する時に、前記キノコ類の成長形態が維持され、前記培養瓶を当該複数の前記培養皿上に被覆してから、前記被覆板を複数の前記培養瓶の瓶口に被覆したとき、各前記位置決めスリーブが各前記培養瓶の前記瓶口上方に対応し、枠で囲むことによる位置決めが一回で済むことを特徴とするキノコ類の定型成長装置。
  2. 前記被覆板の各前記結合孔の内径縁にそれぞれ嵌合縁が設置され、また前記結合孔の頂面の孔縁に複数の嵌合回転カードが製造及び設置され、各前記位置決めスリーブの下周縁に前記嵌合縁に対応する嵌合縁が形成されることにより、前記位置決めスリーブと前記被覆板の前記嵌合回転カードが結合されることを特徴とする請求項1に記載のキノコ類の定型成長装置。
  3. 前記被覆板と複数の前記位置決めスリーブは分離して組立てられることを特徴とする請求項1に記載のキノコ類の定型成長装置。
  4. 前記被覆板と複数の前記位置決めスリーブは一体的に形成されていることを特徴とする請求項1に記載のキノコ類の定型成長装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109566277A (zh) * 2018-12-20 2019-04-05 江苏大学镇江流体工程装备技术研究院 一种用于食用菌培养的托架及固定装置
CN112568065A (zh) * 2020-12-25 2021-03-30 吴传雄 一种农用木耳菌封装设备

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