JP3216414U - イオン歯ブラシ - Google Patents

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大輔 柴田
満 西川
満 西川
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Abstract

【課題】重さのバランスが良いイオン歯ブラシを提供する。【解決手段】イオン歯ブラシ100は、使用者が把持し、長手方向を有する把持部10と、把持部から長手方向に延出している導電性の支軸部20と、支軸部によって支持され、ブラシ毛31が設けられたヘッド部30と、を含み、把持部には、長手方向に並んで直列につながれる2つのR03形の電池140が収容され、支軸部は、電池の一方の電極142と電気的に接続され、把持部は、電池の他方の電極144と電気的に接続された第1導電部および第2導電部132を有し、第1導電部は、把持部の第1外表面を構成し、第2導電部は、把持部の第1外表面とは反対側の第2外表面16を構成し、把持部の長手方向と直交する断面積Sは、500mm2以下であり、把持部の長手方向における中心Cの両側に、電池が位置する。【選択図】図1

Description

本考案は、イオン歯ブラシに関する。
従来から、歯ブラシの把持部に電池を内蔵し、この把持部を把持する使用者の手を介して歯とブラシ毛との間に電流を流し、ブラッシング効果を向上させたイオン歯ブラシや電子歯ブラシ(以下、これらを総称して「イオン歯ブラシ」という)が提案されている(例えば特許文献1参照)。
国際公開第2009/128477号
しかしながら、特許文献1に記載の歯ブラシでは、ハンドル本体の端部側に電池が収容されているため、歯ブラシの端部側に重心が偏っていて重さのバランスが重い。そのため、歯ブラシを、例えばペングリップで把持した場合に把持し難い。
本考案のいくつかの態様に係る目的の1つは、重さのバランスが良いイオン歯ブラシを提供することにある。
本考案に係るイオン歯ブラシの一態様は、
使用者が把持し、長手方向を有する把持部と、
前記把持部から前記長手方向に延出している導電性の支軸部と、
前記支軸部によって支持され、ブラシ毛が設けられたヘッド部と、
を含み、
前記把持部には、前記長手方向に並んで直列につながれる2つのR03形の電池が収容され、
前記支軸部は、前記電池の一方の電極と電気的に接続され、
前記把持部は、前記電池の他方の電極と電気的に接続された第1導電部および第2導電部を有し、
前記第1導電部は、前記把持部の第1外表面を構成し、
前記第2導電部は、前記把持部の前記第1外表面とは反対側の第2外表面を構成し、
前記把持部の前記長手方向と直交する断面積は、500mm以下であり、
前記把持部の前記長手方向における中心の両側に、前記電池が位置する。
なお、本考案に係る記載では、「電気的に接続」という文言を、例えば、「特定の部材(以下「A部材」という)に「電気的に接続」された他の特定の部材(以下「B部材」という)」などと用いている。本考案に係る記載では、この例のような場合に、A部材とB部材とが、直接接して電気的に接続されているような場合と、A部材とB部材とが、他の部材を介して電気的に接続されているような場合とが含まれるものとして、「電気的に接続」という文言を用いている。
前記イオン歯ブラシの一態様において、
前記第1導電部の前記長手方向の大きさと、前記第2導電部の前記長手方向の大きさと
は、同じであり、
前記第1導電部は、前記第2導電部に対して、前記長手方向にずれて設けられていてもよい。
前記イオン歯ブラシの一態様において、
前記断面積は、200mm以上300mm以下であってもよい。
前記イオン歯ブラシの一態様において、
前記把持部には、前記ヘッド部を振動させるモーターが収容されていてもよい。
前記イオン歯ブラシの一態様において、
前記モーターおよび前記電池は、前記長手方向に並んでいてもよい。
前記イオン歯ブラシの一態様において、
前記把持部は、前記支軸部と係合する係合部を有してもよい。
前記イオン歯ブラシの一態様において、
前記把持部は、
第1貫通孔が設けられた基部と、
前記基部に固定され、第2貫通孔が設けられた蓋部と、
を有し、
前記第1導電部は、前記第1貫通孔を塞いで前記基部に設けられ、
前記第2導電部は、前記第2貫通孔を塞いで前記蓋部に設けられ、
前記他方の電極には、導電部材が接しており、
前記導電部材は、
前記前記第1貫通孔を通って、前記第1導電部を付勢する第1付勢部と、
前記前記第2貫通孔を通って、前記第2導電部を付勢する第2付勢部と、
を有してもよい。
本実施形態に係るイオン歯ブラシを模式的に示す正面図。 本実施形態に係るイオン歯ブラシを模式的に示す側面図。 本実施形態に係るイオン歯ブラシを模式的に示す背面図。 本実施形態に係るイオン歯ブラシを模式的に示す分解斜視図。 本実施形態に係るイオン歯ブラシを模式的に示す分解斜視図。 本実施形態に係るイオン歯ブラシが使用者に把持された状態を模式的に示す図。 本実施形態に係るイオン歯ブラシを模式的に示す断面図。 本実施形態に係るイオン歯ブラシの第1導電部材を模式的に示す斜視図。 本実施形態に係るイオン歯ブラシを模式的に示す断面図。 本実施形態に係るイオン歯ブラシを模式的に示す断面図。
以下、本考案の好適な実施形態について、図面を用いて詳細に説明する。なお、以下に説明する実施形態は、特許請求の範囲に記載された本考案の内容を不当に限定するものではない。また、以下で説明される構成の全てが本考案の必須構成要件であるとは限らない。
本実施形態に係るイオン歯ブラシ100について、図面を参照しながら説明する。図1は、本実施形態に係るイオン歯ブラシ100を模式的に示す正面図である。図2は、本実
施形態に係るイオン歯ブラシ100を模式的に示す側面図である。図3は、本実施形態に係るイオン歯ブラシ100を模式的に示す背面図である。図4および図5は、本実施形態に係るイオン歯ブラシ100を模式的に示す分解斜視図である。なお、図1〜図5では、互いに直交する3つの軸として、X軸、Y軸、およびZ軸を図示している。
イオン歯ブラシ100は、図1〜図5に示すように、例えば、把持部10と、支軸部20と、ヘッド部30と、を含む。なお、便宜上、図1〜図3では、ヘッド部30を簡略化して図示している。
把持部10は、使用者が把持する部分(持つ部分)である。把持部10は、長手方向を有する形状を有している。図示の例では、把持部10の長手方向は、Y軸方向である。把持部10のY軸方向の大きさは、例えば、120mm以上150mm以下である。把持部10は、外表面12を有している。
把持部10の長手方向と直交する断面積(図示の例ではXZ平面と平行な面における断面積)Sは、500mm以下であり、好ましくは200mm以上300mm以下であり、より好ましくは240mm以上260mm以下である。断面積Sは、把持部10の最大の断面積である。
ここで、図6は、イオン歯ブラシ100が使用者Uに把持された状態を模式的に示す図である。なお、便宜上、図6では、イオン歯ブラシ100のヘッド部30を簡略化して図示している。把持部10は、図6に示すように、例えば、ペングリップで把持される。
把持部10は、図1〜図5に示すように、例えば、基部110と、蓋部120と、第1導電部130と、第2導電部132と、を有している。
基部110は、支軸部20を固定している。基部110には、図5に示すように、凹部111が設けられている。凹部111は、第1導電部130と嵌め合わされる(嵌合する)形状を有している。
基部110には、第1貫通孔112が設けられている。図示の例では、第1貫通孔112は、基部110をZ軸方向に貫通している。第1貫通孔112は、凹部111の底面(凹部111を規定する基部110の面)に設けられている。
ここで、図7は、イオン歯ブラシ100を模式的に示す図1のA−A線断面図である。なお、便宜上、図7では、把持部10および支軸部20以外の部材の図示を省略している。また、図7では、互いに直交する3つの軸として、X軸、Y軸、およびZ軸を図示している。
基部110のヘッド部30側の端部(図示の例では+Y軸方向の端部)には、図7に示すように、支軸部20が挿入される支軸部挿入孔113が設けられている。基部110は、支軸部挿入孔113の内面(支軸部挿入孔113規定する基部110の面)に、支軸部20と係合する係合部114を有している。支軸部20には、例えば、支軸部20の円周に沿って凹部22が設けられ、係合部114は、凹部22と係合する凸部である。
基部110は、例えば、支軸部挿入孔113の−Y軸方向側に、支軸部20のY軸方向の位置を決める位置決め部115を有している。図示の例では、支軸部20は、位置決め部115と接している。
基部110には、図4に示すように、電池140が配置される電池配置部116、モー
ター160が配置されるモーター配置部117、およびスイッチ170が配置されるスイッチ配置部118が設けられている。スイッチ配置部118は、例えば、電池配置部116とモーター配置部117との間に設けられている。電池配置部116、モーター配置部117、およびスイッチ配置部118は、例えば、Y軸方向に並んでいる。基部110の材質は、例えば、ABS(acrylonitrile butadiene styrene copolymaer)樹脂である。
基部110のヘッド部30と接続される側(図示の例では+Y軸方向側の端部)には、係合部40が設けられている。係合部40は、図1に示すように、ヘッド部30の係合部37と係合可能である。係合部40は、係合部37と係合することができれば、その形状は特に限定されない。把持部10の厚さ(Z軸方向の大きさ)は、例えば、係合部40の厚さよりも大きい。
蓋部120は、基部110に固定されている。蓋部120は、例えば、超音波溶着によって、基部110に固定されている。図示の例では、蓋部120は、基部110の+Z軸方向側に設けられている。
蓋部120には、図4に示すように、凹部121が設けられている。凹部121は、第2導電部132と嵌め合わされる(嵌合する)形状を有している。
蓋部120には、第2貫通孔122が設けられている。図示の例では、第2貫通孔122は、蓋部120をZ軸方向に貫通している。第2貫通孔122は、凹部121の底面(凹部121を規定する蓋部120の面)に設けられている。蓋部120の材質は、例えば、ABS樹脂である。
第1導電部130は、基部110に設けられている。第1導電部130は、例えば、基部110の凹部111に設けられている。これにより、第1導電部130が基部110の−Z軸方向側に突出して把持部10が把持され難くなることを抑制することができる。第1導電部130は、例えば、Z軸方向からみて、第1貫通孔112と重なって設けられている。第1導電部130は、第1貫通孔112の開口を塞いで設けられている。第1導電部130の材質は、例えば、SUS(Steel Use Stainless)である。
第1導電部130は、第1外表面14を構成している。第1外表面14は、把持部10の外表面12の一部である。図示の例では、第1外表面14は、−Z軸方向を向いている。
第2導電部132は、蓋部120に設けられている。第2導電部132は、例えば、蓋部120の凹部121に設けられている。これにより、第2導電部132が蓋部120の+Z軸方向側に突出して把持部10が把持され難くなることを抑制することができる。第2導電部132は、例えば、Z軸方向からみて、第2貫通孔122と重なって設けられている。第2導電部132は、第2貫通孔122の開口を塞いで設けられている。第2導電部132の材質は、例えば、SUSである。
第2導電部132は、第2外表面16を構成している。第2外表面16は、把持部10の外表面12の一部であり、把持部10の第1外表面14とは反対側の面である。図示の例では、第2外表面16は、把持部10のブラシ毛31側(図示の例では+Z軸方向側)の面であり、+Z軸方向を向いている。
第1導電部130のY軸方向の大きさL1と、第2導電部132のY軸方向の大きさL
2は、図2に示すように、例えば、同じである。大きさL1,L2は、例えば、70mm以上100mm以下である。
第1導電部130は、例えば、第2導電部132に対して、Y軸方向にずれて設けられている。図示の例では、第1導電部130は、第2導電部132に対して、+Y軸方向にずれて設けられている。
把持部10には、電池140、第1導電部材150、第2導電部材152、第3導電部材154、第4導電部材156、モーター160、およびスイッチ170が収容されている。イオン歯ブラシ100は、例えば、電池140と、導電部材150,152,154,156と、モーター160と、およびスイッチ170と、を含む。
電池140は、基部110の電池配置部116に設けられている。電池140は、2つ設けられている。電池140は、把持部10に2つだけ収容されている。電池140は、IEC(International Electrotechnical Commission)規格で、R03形の電池である。電池140は、日本の規格で、単4形の電池である。
電池140の公称電圧は、2.5V未満である。電池140の公称電圧は、例えば、1.5Vである。電池140は、例えば、アルカリ乾電池、マンガン乾電池などの乾電池である。なお、「公称電圧」とは、電池を通常使用した場合に、両端子間で得られる電圧の目安である。
2つの電池140は、Y軸方向に並んで直列につながれる。図1に示すように、把持部10のY軸方向における中心Cの両側に、電池140が位置する。図示の例では、中心Cの+Y軸方向側および−Y軸方向側に、電池140が位置している。中心Cは、例えば、把持部10の+Y軸方向側の端と、把持部10の−Y軸方向側の端との間の中間点である。
電池140は、第1電極(一方の電極)142と、第2電極(他方の電極)144と、を有している。第1電極142は、例えば、マイナスの電極である。第2電極144は、例えば、プラスの電極である。図示の例では、第1電極142は、第2電極144よりも−Y軸方向側に位置している。
ここで、図8は、第1導電部材150を模式的に示す断面図である。また、図9は、イオン歯ブラシ100を模式的に示す図1のA−A線断面図である。なお、便宜上、図9では、把持部10、電池140、および第1導電部材150以外の部材の図示を省略している。また、図9では、把持部10を簡略化して図示している。また、図9では、互いに直交する3つの軸として、X軸、Y軸、およびZ軸を図示している。
第1導電部材150は、図8および図9に示すように、第1導電部130を付勢している第1付勢部150aと、第2導電部132を付勢している第2付勢部150bと、を有している。第1付勢部150aおよび第2付勢部150bは、例えば、梁状の部材であって、ばねである。図9に示す例では、第1付勢部150aは、第1貫通孔112を通って、第1導電部130を−Z軸方向側に付勢している。第2付勢部150bは、第2貫通孔122を通って、第2導電部132を+Z軸方向側に付勢している。
第1付勢部150aは、第1導電部130に接している。第2付勢部150bは、第2導電部132に接している。第1導電部材150は、第2電極144に接している。第1導電部130および第2導電部132は、第1導電部材150を介して、第1電極142
と電気的に接続されている。
第2導電部材152は、第1電極142に接している。第2導電部材152は、図4および図5に示すように、把持部10の電池キャップ146に固定されている。第2導電部材152は、ばねであり、電池140を+Y軸方向側に付勢している。第2導電部材152の材質は、SUSである。
第3導電部材154は、第2導電部材152に接している。第3導電部材154は、例えば、板状の部材が加工された部材である。第3導電部材154の材質は、SUSである。
第4導電部材156は、例えば、モーター160の+Y軸方向側に設けられている。第4導電部材156は、例えば、板状の部材が加工された部材である。第4導電部材156の材質は、SUSである。
ここで、図10は、イオン歯ブラシ100を模式的に示す図1のB−B線断面図である。なお、便宜上、図10では、支軸部20、蓋部120、および第4導電部材156以外の部材の図示を省略している。また、図10では、蓋部120を簡略化して図示している。また、図10では、互いに直交する3つの軸として、X軸、Y軸、およびZ軸を図示している。
第4導電部材156は、図10に示すように、支軸部20に接している。図示の例では、蓋部120は、第4導電部材156を−Z軸方向側に付勢する付勢部123を有している。これにより、確実に、第4導電部材156を支軸部20に接触させることができる。図示の例では、付勢部123は、2つ設けられている。
モーター160は、基部110のモーター配置部117に設けられている。モーター160は、ヘッド部30を振動させる。図4および図5に示す例では、モーター160は、電池140の+Y軸方向側に設けられている。モーター160および2つの電池140は、Y軸方向に並んでいる。モーター160は、ヘッド部30を振動させることができれば、特に限定されないが、例えば、偏心モーターである。モーター160には、例えば、2つの端子を有している。
スイッチ170は、基部110のスイッチ配置部118に設けられている。スイッチ170は、例えば、電池140とモーター160との間に設けられている。スイッチ170は、例えば、複数の端子を有している。スイッチ170の複数のうちの1つの端子は、図示せぬ配線を介して、モーター160の一方の端子と電気的に接続されている。スイッチ170の複数のうちの他の1つの端子は、図示せぬ配線を介して、第2電極144と電気的に接続されている。
スイッチ170は、蓋部120に設けられたボタン124が押されると(ON状態になると)、モーター160と電気的に接続された端子と、第2電極144と電気的に接続された端子とが、電気的に接続されるように構成されている。さらに、スイッチ170は、ボタン124がもう1度押されると(OFF状態になると)、モーター160と電気的に接続された端子と、第2電極144と電気的に接続された端子とが、電気的に分離されるように構成されている。
モーター160の他方の端子は、図示せぬ配線を介して、第4導電部材156と電気的に接続されている。さらに、第4導電部材156は、図示せぬ配線を介して、第3導電部材154と電気的に接続されている。
そのため、スイッチ170を押してON状態になると、第2電極144、スイッチ170、モーター160、第4導電部材156、第3導電部材154、第2導電部材152、および第1電極142を含んだ閉回路が構成され、モーター160が駆動する。これにより、ヘッド部30は、振動する。なお、図示せぬ配線と各部材とは、例えば、はんだによって接合されている。
支軸部20は、把持部10からY軸方向に延出している。具体的には、支軸部20は、図1に示すように、把持部10の基部110の+Y軸方向側の端部から、ヘッド部30のブラシ部32近傍まで、Y軸方向に延出している。支軸部20は、例えば、棒状の形状である。支軸部20は、導電性を有している。支軸部20は、第2導電部材152、第3導電部材154、および第4導電部材156を介して、第1電極142と電気的に接続されている。支軸部20の材質は、例えば、SUSである。
ヘッド部30は、図1に示すように、支軸部20によって支持されている。ヘッド部30は、例えば、着脱可能に構成されている。ヘッド部30は、例えば、ブラシ毛31が設けられた(植毛された)ブラシ部32と、ブラシ部32から一体的にくびれて延出しているシャンク部33と、を有している。
ヘッド部30の、ブラシ毛31が植毛されている外表面34であって、ブラシ部32近傍の位置には、支軸部20の一部を露出する開口部35が設けられている。ヘッド部30の材質は、例えば、ABS樹脂、PP(polypropylene)樹脂などである。外表面34は、例えば、第2外表面16と同じ方向(図示の例では+Z軸方向)を向いている。
シャンク部33には、支軸部20が挿入される支軸部挿入孔36が形成されている。支軸部挿入孔36は、開口部35と連通している。シャンク部33の把持部10と接続される側(−Y軸方向側)には、基部110に設けられた係合部40と係合する係合部37が設けられている。係合部37は、係合部40と係合することができれば、その形状は特に限定されない。
イオン歯ブラシ100では、導電部130,132に手を触れながら把持部10を把持し、ブラシ毛31によって歯をブラッシングすると、ブラシ毛31は、唾液等の液体によって濡れ、開口部35を含む液体の連なった経路を介して支軸部20と電気的に導通可能な状態となる。すなわち、開口部35は、液体を媒体として、ブラシ毛31と支軸部20とを電気的に導通可能にするための開口部である。これにより、電流は、第2電極144、第1導電部材150、導電部130,132、使用者の手、体、歯、ブラシ毛31、開口部35を含む液路、支軸部20、第4導電部材156、第3導電部材154、第2導電部材152、および第2電極144という経路で流れ、電位傾斜によって歯垢除去効果等のブラッシング効果を高めることができる。
イオン歯ブラシ100は、例えば、以下の特徴を有する。
イオン歯ブラシ100では、把持部10の長手方向における中心Cの両側に、電池140が位置する。そのため、イオン歯ブラシ100では、把持部10の長手方向における中心Cの一方側にのみ電池140が位置する場合に比べて、重さのバランスがよい。したがって、イオン歯ブラシ100は、ペングリップで把持され易い。
さらに、イオン歯ブラシ100では、把持部10の長手方向と直交する断面積Sは、500mm以下である。そのため、イオン歯ブラシ100は、断面積Sが500mm
りも大きい場合に比べて、ペングリップで把持され易い。
さらに、イオン歯ブラシ100では、把持部10には、長手方向に並んで直列につながれる2つのR03形の電池140が収容される。そのため、イオン歯ブラシ100では、R03形よりも大きい規格の電池が収容される場合に比べて、小型を図ることができる。さらに、イオン歯ブラシ100では、R03形の電池が1つ収容される場合に比べて、使用者に印加される電圧を高くすることができ、歯垢除去効果等のブラッシング効果を高めることができる。
さらに、イオン歯ブラシ100では、把持部10は、電池140の第2電極144と電気的に接続された第1導電部130および第2導電部132を有し、第1導電部130は、把持部10の第1外表面14を構成し、第2導電部132は、把持部10の第1外表面14とは反対側の第2外表面16を構成している。そのため、イオン歯ブラシ100では、第1導電部130または第2導電部132が設けられていない場合に比べて、使用者が把持部10を把持した際に、第1導電部130および第2導電部132の少なくとも一方に触れる可能性を高くすることができる。
イオン歯ブラシ100では、第1導電部130の長手方向(把持部10の長手方向)の大きさL1と、第2導電部132の長手方向L2の大きさとは、同じである。そのため、イオン歯ブラシ100では、第1導電部130および第2導電部132を同じ金型で形成することができ、低コスト化を図ることができる。
さらに、第1導電部130は、第2導電部132に対して、把持部10の長手方向にずれて設けられている。そのため、イオン歯ブラシ100では、第1導電部130が第2導電部132に対して把持部10の長手方向にずれていない場合に比べて、使用者が把持部10を把持した際に、第1導電部130および第2導電部132の少なくとも一方に触れる可能性を高くすることができる。
イオン歯ブラシ100では、断面積Sは、200mm以上300mm以下である。そのため、イオン歯ブラシ100は、断面積Sが上記の範囲外の場合に比べて、ペングリップで把持され易い。
イオン歯ブラシ100では、把持部10には、ヘッド部30を振動させるモーター160が収容されている。そのため、イオン歯ブラシ100では、ヘッド部30が振動しない場合に比べて、ブラッシング効果を高めることができる。
イオン歯ブラシ100では、モーター160および電池140は、把持部10の長手方向に並んでいる。そのため、イオン歯ブラシ100では、モーター160および電池140が把持部10の長手方向に並んでいない場合に比べて、断面積Sを小さくすることができる。したがって、イオン歯ブラシ100は、ペングリップで把持され易い。
イオン歯ブラシ100では、把持部10は、支軸部20と係合する係合部114を有する。そのため、イオン歯ブラシ100では、支軸部20を把持部10に、より確実に固定することができる。
イオン歯ブラシ100では、把持部10は、第1貫通孔112が設けられた基部110と、基部110に固定され、第2貫通孔122が設けられた蓋部120と、を有し、第1導電部130は、第1貫通孔112を塞いで基部110に設けられ、第2導電部132は、第2貫通孔122を塞いで蓋部120に設けられ、第2電極144には、第1導電部材150が接しており、第1導電部材150は、第1貫通孔112を通って、第1導電部1
30を付勢する第1付勢部150aと、第2貫通孔122を通って、第2導電部132を付勢する第2付勢部150bと、を有する。そのため、イオン歯ブラシ100では、第1導電部130と第2電極144との電気的接続、および第2導電部132と第2電極144との電気的接続を、より確実に行うことができる。
本考案は、実施の形態で説明した構成と実質的に同一の構成(例えば、機能、方法及び結果が同一の構成、あるいは目的及び効果が同一の構成)を含む。また、本考案は、実施の形態で説明した構成の本質的でない部分を置き換えた構成を含む。また、本考案は、実施の形態で説明した構成と同一の作用効果を奏する構成又は同一の目的を達成することができる構成を含む。また、本考案は、実施の形態で説明した構成に公知技術を付加した構成を含む。
10…把持部、12…外表面、14…第1外表面、16…第2外表面、20…支軸部、22…凹部、30…ヘッド部、31…ブラシ毛、32…ブラシ部、33…シャンク部、34…外表面、35…開口部、36…支軸部挿入孔、37…係合部、40…係合部、100…イオン歯ブラシ、110…基部、111…凹部、112…第1貫通孔、113…支軸部挿入孔、114…係合部、115…位置決め部、116…電池配置部、117…モーター配置部、118…スイッチ配置部、120…蓋部、121…凹部、122…第2貫通孔、123…付勢部、124…ボタン、130…第1導電部、132…第2導電部、140…電池、142…第1電極、144…第2電極、146…電池キャップ、150…第1導電部材、150a…第1付勢部、150b…第2付勢部、152…第2導電部材、154…第3導電部材、156…第4導電部材、160…モーター、170…スイッチ

Claims (7)

  1. 使用者が把持し、長手方向を有する把持部と、
    前記把持部から前記長手方向に延出している導電性の支軸部と、
    前記支軸部によって支持され、ブラシ毛が設けられたヘッド部と、
    を含み、
    前記把持部には、前記長手方向に並んで直列につながれる2つのR03形の電池が収容され、
    前記支軸部は、前記電池の一方の電極と電気的に接続され、
    前記把持部は、前記電池の他方の電極と電気的に接続された第1導電部および第2導電部を有し、
    前記第1導電部は、前記把持部の第1外表面を構成し、
    前記第2導電部は、前記把持部の前記第1外表面とは反対側の第2外表面を構成し、
    前記把持部の前記長手方向と直交する断面積は、500mm以下であり、
    前記把持部の前記長手方向における中心の両側に、前記電池が位置する、イオン歯ブラシ。
  2. 請求項1において、
    前記第1導電部の前記長手方向の大きさと、前記第2導電部の前記長手方向の大きさとは、同じであり、
    前記第1導電部は、前記第2導電部に対して、前記長手方向にずれて設けられている、イオン歯ブラシ。
  3. 請求項1または2において、
    前記断面積は、200mm以上300mm以下である、イオン歯ブラシ。
  4. 請求項1ないし3のいずれか1項において、
    前記把持部には、前記ヘッド部を振動させるモーターが収容されている、イオン歯ブラシ。
  5. 請求項4において、
    前記モーターおよび前記電池は、前記長手方向に並んでいる、イオン歯ブラシ。
  6. 請求項1ないし5のいずれか1項において、
    前記把持部は、前記支軸部と係合する係合部を有する、イオン歯ブラシ。
  7. 請求項1ないし6のいずれか1項において、
    前記把持部は、
    第1貫通孔が設けられた基部と、
    前記基部に固定され、第2貫通孔が設けられた蓋部と、
    を有し、
    前記第1導電部は、前記第1貫通孔を塞いで前記基部に設けられ、
    前記第2導電部は、前記第2貫通孔を塞いで前記蓋部に設けられ、
    前記他方の電極には、導電部材が接しており、
    前記導電部材は、
    前記前記第1貫通孔を通って、前記第1導電部を付勢する第1付勢部と、
    前記前記第2貫通孔を通って、前記第2導電部を付勢する第2付勢部と、
    を有する、イオン歯ブラシ。
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