JP3216261U - ブラジャーカップ構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】安全、快適で、良好な乳房支持効果を達成するブラジャーカップ構造を提供する。【解決手段】第1のエアーメッシュ生地層200と、第1のエアーメッシュ生地層200に接続される第2のエアーメッシュ生地層300と、積層して接続される第1の中間生地層410、第2の中間生地層420及び複数の第3の中間生地層430を含み、第1のエアーメッシュ生地層200と第2のエアーメッシュ生地層300との間に設けられるメッシュ生地介在層400と、を備え、複数の第3の中間生地層430は、第1の中間生地層410と第2の中間生地層420との間に積層して設けられ、第2のエアーメッシュ生地層300に対応して、突起部が形成される。ブラジャーカップ構造は、複数層のエアーメッシュ生地層の積層配置によって良好な乳房支持効果を達成することができる。【選択図】図1

Description

本考案は、ブラジャーカップ構造に関し、特に、複数層のエアーメッシュ生地で積層されるブラジャーカップ構造に関する。
ブラジャーは、胸を支持する基本的な機能以外、更に女性の乳房を保護しカバーして、女性の移動性を高めることができる。ブラジャーの構造において、最も重要な部分は、乳房を覆う2つのブラジャーカップ構造である。ブラジャーカップの構造の優劣は、ブラジャーの調節機能と着用感に直接的に影響を与えるので、ブラジャーカップ構造の好適な設計により乳房を効果的に覆うと共に、乳房の形状を調節して整形する目的を満足させて、全体としての着用をより快適で美しくすることができる。
従来のブラジャーカップの構造は、シルクコットンや発泡コットンにより製造されることが多い。発泡コットンからなるブラジャーカップは、構造に柔らかい感触があり、ホットプレス成形が容易であるという特徴を利用して大規模に製造し、更に発泡コットンをブラジャーカップの製造に広く使用することができる。しかし、シルクコットンや発泡コットンで作られたブラジャーカップは、通気性に劣るという問題があり、又は繰り返して洗浄されると、ブラジャーカップ構造に変形等の不具合がある。また、発泡コットンは、主にポリエステル(polyester)やポリエーテル(polyether)等の石油化学原料を発泡させて製造され、製造工程で多量の有機溶剤が使用される。発泡コットンで製造されるブラジャーを長時間着用すると、発泡コットンに残っている有機溶剤に乳房が曝され、皮膚を刺激してアレルギーを引き起こす可能性がある。
また、従来のブラジャーカップ構造では、ブラジャーカップ構造の支持効果を向上させるために、ブラジャーカップ構造内に発泡コットン等の充填材を更に設けて、乳房を支持する効果が得られる。しかし、発泡コットンによる充填や厚さの増加は、ブラジャーカップ構造の通気性に更に影響を及ぼし、使用者の着用時の蒸し暑さ、湿り等の不快感を増加させる。発泡コットンによって厚くすると、ブラジャーカップ構造の弾性を更に影響して、ブラジャーカップの重さを大幅に増やし、快適な着用性が不十分になる。
従って、如何にラブラジャーカップの構造を更に改善し、その支持機能を高め、更に着用の心地の高い程度を達成することは、現在の女性のラブラジャー開発者に求められる最大の目標となっている。
本考案の一目的は、第1のエアーメッシュ生地層、第2のエアーメッシュ生地層及びメッシュ生地介在層の積層配置によってブラジャーカップ構造における充填物を置換することによって、更に安全、快適の前提で良好な乳房の支持効果を達成するブラジャーカップ構造を提供することにある。
本考案の別の目的は、複数層のエアーメッシュ生地層の配置によって良好な弾性を持たせ、同時に優れた通気性を持たせるブラジャーカップ構造を提供することにある。
本考案の一実施形態は、第1のエアーメッシュ生地層と、第1のエアーメッシュ生地層に接続される第2のエアーメッシュ生地層と、第1の外側面及び第1の内側面を有し、且つ第1の外側面が第1のエアーメッシュ生地層に向かう第1の中間生地層と、第2の外側面及び第2の内側面を有し、第2の外側面が第2のエアーメッシュ生地層に向かい、且つ第2の内側面が第1の内側面に向かい、第1の内側面に積層して接続される第2の中間生地層と、第1の中間生地層と第2の中間生地層の間に積層して設けられる複数の第3の中間生地層と、を含み、第1のエアーメッシュ生地層と第2のエアーメッシュ生地層との間に設けられるメッシュ生地介在層と、を備え、第2のエアーメッシュ生地層は、複数の第3の中間生地層の位置に対応して、第2のエアーメッシュ生地層の表面から突出する突起部が形成されるブラジャーカップ構造を提供する。
前記実施形態のブラジャーカップ構造によれば、第1の中間生地層、第2の中間生地層及び第3の中間生地層の材質は、何れもエアーメッシュ生地であってもよい。
前記実施形態のブラジャーカップ構造によれば、各第3の中間生地層の面積は、同時に第1の中間生地層の面積と第2の中間生地層の面積よりも小さくてもよい。
前記実施形態のブラジャーカップ構造によれば、ブラジャーカップ構造は、外側面及び内側面を有し、且つ外側面から内側面へ、第1のエアーメッシュ生地層、メッシュ生地介在層及び第2のエアーメッシュ生地層の順序で設置されてもよく、且つ突起部がブラジャーカップ構造の内側面から突出する。
前記実施形態のブラジャーカップ構造によれば、複数の第3の中間生地層の面積は、外側面から内側面へ逓減する。
これによって、本考案のブラジャーカップ構造は、第1のエアーメッシュ生地層、第2のエアーメッシュ生地層及びメッシュ生地介在層の積層配置によってブラジャーカップ構造における充填物を置換することによって、良好な弾性と通気性を持たせ、積層して配置される第3の中間生地層に対応的に形成される突起部によって効果的に乳房を支持し、更に安全、快適の前提で良好な乳房支持効果を達成することができる。
本考案の別の実施形態は、第1のエアーメッシュ生地層と、第1のエアーメッシュ生地層に接続される第2のエアーメッシュ生地層と、第1の外側面及び第1の内側面を有し、且つ第1の外側面が第1のエアーメッシュ生地層に向かう第1の中間生地層と、第2の外側面及び第2の内側面を有し、第2の外側面が第2のエアーメッシュ生地層に向かい、且つ第2の内側面が第1の内側面に向かい、第1の内側面に積層して接続される第2の中間生地層と、第1の中間生地層と第2の中間生地層の間に積層して設けられる複数の第3の中間生地層と、を含み、第1のエアーメッシュ生地層と第2のエアーメッシュ生地層との間に設けられるメッシュ生地介在層と、第2のエアーメッシュ生地層に部分的に接続されてポケット構造を形成する裏地生地層と、を備え、第2のエアーメッシュ生地層は、第3の中間生地層の位置に対応して、第2のエアーメッシュ生地層の表面から突出する突起部が形成されるブラジャーカップ構造を提供する。
前記実施形態のブラジャーカップ構造によれば、第1の中間生地層、第2の中間生地層及び第3の中間生地層の材質は、何れもエアーメッシュ生地であってもよい。
前記実施形態のブラジャーカップ構造によれば、各第3の中間生地層の面積は、同時に第1の中間生地層の面積と第2の中間生地層の面積よりも小さくてもよい。
前記実施形態のブラジャーカップ構造によれば、ブラジャーカップ構造は、外側面及び内側面を有し、且つ外側面から内側面へ、第1のエアーメッシュ生地層、メッシュ生地介在層、第2のエアーメッシュ生地層及び裏地生地層の順序で設置されてもよく、且つ突起部はブラジャーカップ構造の内側面から突出する。
前記実施形態のブラジャーカップ構造によれば、複数の第3の中間生地層の面積は、ブラジャーカップ構造の外側面から内側面へ逓減する。
これによって、本考案のブラジャーカップ構造は、第1のエアーメッシュ生地層、第2のエアーメッシュ生地層及びメッシュ生地介在層の積層配置によってブラジャーカップ構造における充填物を置換して、良好な弾性と通気性を持たせ、第3の中間生地層に形成される突起部によって乳房を効果的に支持する。なお、裏地生地層が第2のエアーメッシュ生地層に部分的に接続されて形成されるポケット構造は、ブラパッド又は餃子型パッド等の補助材料を収納するために用いられて、胸をより美しくすることができる。
本考案の実施形態の実施例のブラジャーカップ構造を示す分解図である。 図1に示す実施例のブラジャーカップ構造を示す模式図である。 図2に示す実施例のブラジャーカップ構造の切断線2−2に沿う断面図である。 図2に示す実施例のブラジャーカップ構造のブラジャー本体と合わせるものを示す模式図である。 本考案の別の実施形態の実施例のブラジャーカップ構造を示す模式図である。 図5に示す実施例のブラジャーカップ構造を示す分解図である。 図5に示す実施例のブラジャーカップ構造の切断線5−5に沿う断面図である。
以下、図面を参照して、本考案の複数の実施例を説明する。明らかに説明するために、下記で多くの実際の細部を合わせて説明する。しかしながら、これらの実際の細部は本考案を制限するためのものではないことを理解すべきである。つまり、本考案の一部の実施例において、これらの実際の細部は必要なものではない。また、図面を簡略化するために、ある従来慣用の構造と素子を図面において簡単に模式的に示す。また、同一の素子は同一の番号で示すことがある。
図1及び図2を参照されたい。図1は、本考案の実施形態の実施例のブラジャーカップ構造100を示す分解図である。図2は、図1に示す実施例のブラジャーカップ構造100を示す模式図である。ブラジャーカップ構造100は、第1のエアーメッシュ生地層200と、第2のエアーメッシュ生地層300と、メッシュ生地介在層400と、を備える。
第2のエアーメッシュ生地層300は、第1のエアーメッシュ生地層200に接続される。メッシュ生地介在層400は、第1のエアーメッシュ生地層200と第2のエアーメッシュ生地層300との間に設けられ、且つ第1の中間生地層410、第2の中間生地層420及び複数の第3の中間生地層430を含む。第1の中間生地層410は、第1の外側面411及び第1の内側面412を有し、且つ第1の外側面411が第1のエアーメッシュ生地層200に向かう。第2の中間生地層420は、第2の外側面421及び第2の内側面422を有し、第2の外側面421が第2のエアーメッシュ生地層300に向かい、且つ第2の内側面422が第1の内側面412に向かい、第1の内側面412に積層して接続される。複数の第3の中間生地層430は、第1の中間生地層410と第2の中間生地層420との間に積層して設けられる。
図1の実施例において、メッシュ生地介在層400の第1の中間生地層410、第2の中間生地層420及び各第3の中間生地層430の材質は、何れもエアーメッシュ生地であり、第1のエアーメッシュ生地層200、第2のエアーメッシュ生地層300及びメッシュ生地介在層400の緊密な積層接続によってブラジャーカップ構造100に良好な弾性を付与し、エアーメッシュ生地の優れた通気特性によってブラジャーカップ構造100に良好な通気性を持たせ、更に使用者がブラジャーカップ構造100を着用する時の蒸し暑く、湿り等の不快感の発生するチャンスを低減させることができる。
図1の実施例において、第3の中間生地層430の数が4であり、且つ各第3の中間生地層430の面積は、同時に第1の中間生地層410の面積と第2の中間生地層420の面積よりも小さい。図1及び図2に示すように、第2のエアーメッシュ生地層300が上記積層して配置される第3の中間生地層430の位置に対応して、第2のエアーメッシュ生地層300の表面(未図示)から突出する突起部310が形成される。突起部310の配置によって、更にブラジャーカップ構造100で乳房を支持する補助構造を提供して、胸の美しさを向上させることができる。なお、複数層のエアーメッシュ生地で接続して配置されるブラジャーカップ構造100は、従来のブラジャーカップが変形しやすく且つ乳首が突出するという欠点を避けて、その使用寿命を延長させ着用の美しさを向上させることもできる。
図3及び図4を参照されたい。図3は、図2に示す実施例のブラジャーカップ構造100の切断線2−2を沿う断面図である。図4は、図2に示す実施例のブラジャーカップ構造100のブラジャー本体と合わせるものを示す模式図である。図3に示すように、ブラジャーカップ構造100は、外側面101及び内側面102を有し、外側面101から内側面102へ、第1のエアーメッシュ生地層200、メッシュ生地介在層400及び第2のエアーメッシュ生地層300の順序で設置される。ブラジャーカップ構造100の外側面101は、第1のエアーメッシュ生地層200の2側面における第2のエアーメッシュ生地層300と接続しない側面であり、ブラジャーカップ構造100の内側面102は、第2のエアーメッシュ生地層300の2側面における第1のエアーメッシュ生地層200と接続しない側面であり、且つ第3の中間生地層430の面積は、ブラジャーカップ構造100の外側面101から内側面102へ逓減し、突起部310がブラジャーカップ構造100の内側面102から突出する。第3の中間生地層430の面積が順にブラジャーカップ構造100の外側面101から内側面102へ逓減する配置によって、突起部310がブラジャーカップ構造100の内側面102に凸設される滑らかな突起構造を形成して、効果的に乳房を支持すると共に、ブラジャーカップ構造100が乳房と接触する時の異物感を減少して、更に着用の快適さを向上させることができる。
説明すべきなのは、上記メッシュ生地介在層400の第1の中間生地層410、第2の中間生地層420及び各第3の中間生地層430の材質は、エアーメッシュ生地材質であってもよいが、実際のニーズに応じて軽量の材質で交換してもよく、且つ上記の第1のエアーメッシュ生地層200、第2のエアーメッシュ生地層300、第1の中間生地層410と第2の中間生地層420の面積を実際のニーズに応じて調整してもよい。なお、第3の中間生地層430の数は実際のニーズに応じて配置されてもよいが、4つに限定されない。各第3の中間生地層430の面積を実際のニーズに応じて調整してもよく、且つ本考案は、上記説明又は図面の開示に限定されない。
図5及び図6を参照されたい。図5は、本考案の別の実施形態の実施例のブラジャーカップ構造100aを示す模式図である。図6は、図5に示す実施例のブラジャーカップ構造100aを示す分解図である。ブラジャーカップ構造100aは、第1のエアーメッシュ生地層200a、第2のエアーメッシュ生地層300a、メッシュ生地介在層400a及び裏地生地層500を備える。
第2のエアーメッシュ生地層300aは、第1のエアーメッシュ生地層200aに接続される。メッシュ生地介在層400aは、第1のエアーメッシュ生地層200aと第2のエアーメッシュ生地層300aとの間に設けられ、且つ第1の中間生地層410a、第2の中間生地層420a及び複数の第3の中間生地層430aを含む。第1の中間生地層410aは、第1の外側面411a及び第1の内側面412aを有し、且つ第1の外側面411aが第1のエアーメッシュ生地層200aに向かう。第2の中間生地層420aは、第2の外側面421a及び第2の内側面422aを有し、第2の外側面421aが第2のエアーメッシュ生地層300aに向かい、且つ第2の内側面422aが第1の内側面412aに向かい、第1の内側面412aに積層して接続される。複数の第3の中間生地層430aは、第1の中間生地層410aと第2の中間生地層420aとの間に積層して設けられる。裏地生地層500は、第2のエアーメッシュ生地層300aに部分的に接続されてポケット構造510を形成する。
図5の実施例において、メッシュ生地介在層400aの第1の中間生地層410a、第2の中間生地層420a及び各第3の中間生地層430aの材質は、何れもエアーメッシュ生地であり、エアーメッシュ生地の優れた通気特性によってブラジャーカップ構造100aに良好な通気性を持たせ、更に使用者が着用時の蒸し暑く、湿り等の不快感の発生する状況を低減させることができる。
図6に示すように、第3の中間生地層430aの数が4であり、且つ各第3の中間生地層430aの面積は、同時に第1の中間生地層410aの面積と第2の中間生地層420aの面積よりも小さい。第2のエアーメッシュ生地層300aは、上記積層して配置される第3の中間生地層430aの位置に対応して、第2のエアーメッシュ生地層300aの表面(未図示)から突出する突起部310aが形成される。これによって、複数層のエアーメッシュ生地で接続して配置されるブラジャーカップ構造100aは、従来のブラジャーカップが変形しやすく且つ乳首が突出するという欠点を避けて、更にブラジャーカップ構造100aの使用寿命を延長させ着用の美しさを向上させることもできる。なお、第1のエアーメッシュ生地層200a、第2のエアーメッシュ生地層300a及びメッシュ生地介在層400aの緊密な積層接続によってブラジャーカップ構造100aに良好な弾性を付与し、突起部310aの配置によって、更にブラジャーカップ構造100aで乳房を支持する補助構造を提供して、胸の美しさを向上させることができる。
図7を参照されたい。それは、図5に示す実施例のブラジャーカップ構造100aの切断線5−5を沿う断面図である。図7に示すように、ブラジャーカップ構造100aは、外側面101a及び内側面102aを有し、外側面101aから内側面102aへ、第1のエアーメッシュ生地層200a、メッシュ生地介在層400a、第2のエアーメッシュ生地層300a及び裏地生地層500の順序で設置される。ブラジャーカップ構造100aの外側面101aは、第1のエアーメッシュ生地層200aの2側面における第2のエアーメッシュ生地層300aと接続しない側面であり、ブラジャーカップ構造100aの内側面102aは、裏地生地層500の2側面における第2のエアーメッシュ生地層300aと接続しない側面であり、且つ第3の中間生地層430aの面積は、ブラジャーカップ構造100aの外側面101aから内側面102aへ逓減し、突起部310aがブラジャーカップ構造100aの内側面102aから突出する。第3の中間生地層430aの面積が順にブラジャーカップ構造100aの外側面101aから内側面102aへ逓減する配置によって、突起部310aがブラジャーカップ構造100aの内側面102aに凸設される滑らかな突起構造を形成して、効果的に乳房を支持すると共に、ブラジャーカップ構造100aが乳房と接触する時の異物感を減少して、更に着用の快適さを向上させることができる。
図5及び図7に示すように、裏地生地層500は、第2のエアーメッシュ生地層300aに部分的に接続されてポケット構造510を形成する。ポケット構造510は、ブラパッド、餃子型パッド等のアップ補助材料を収納するために用いられて、更に乳房を支持し胸を美しくすることができる。
説明すべきなのは、上記メッシュ生地介在層400aの第1の中間生地層410a、第2の中間生地層420a及び各第3の中間生地層430aの材質は、エアーメッシュ生地材質であってもよいが、実際のニーズに応じて他の軽量の材質で交換してもよく、且つ上記の第1のエアーメッシュ生地層200a、第2のエアーメッシュ生地層300a、第1の中間生地層410a、第2の中間生地層420a及び裏地生地層500aの面積を実際のニーズに応じて調整してもよい。なお、第3の中間生地層430aの数は実際のニーズに応じて配置されてもよいが、4つに限定されない。各第3の中間生地層430aの面積を実際のニーズに応じて調整してもよく、且つ本考案は、上記説明又は図面の開示に限定されない。
上記実施例を纏めると、本考案のブラジャーカップ構造のメリットは、以下の通りである。一、第1のエアーメッシュ生地層、第2のエアーメッシュ生地層及びメッシュ生地介在層の複数層のエアーメッシュ生地の積層配置によって、更に従来のブラジャーカップ構造における充填物を置換して、使用者が着用時の蒸し暑く、湿り等の不快感の発生する状況を低減させるだけでなく、良好な弾性と通気性を持たせ、更に安全、快適の前提で良好な乳房支持効果を達成する。二、面積が順に逓減し積層して配置される第3の中間生地層、及びそれが第2のエアーメッシュ生地層に対応して形成される滑らかな突起部によって、効果的に乳房を支持すると共に、ブラジャーカップ構造が乳房と接触する時の異物感を減少させ、更に着用の快適さを向上させることができる。三、複数層のエアーメッシュ生地が積層して接続される配置のブラジャーカップ構造は、従来のブラジャーカップが変形しやすく且つ乳首が突出するという欠点を避けて、更にブラジャーカップ構造の使用寿命を延長させ着用の美しさを向上させることもできる。
本考案は実施形態を前述の通りに開示したが、これは本考案を限定するものではなく、当業者であれば、本考案の精神と範囲から逸脱しない限り、多様の変更や修飾を加えることができる。従って、本考案の保護範囲は、下記実用新案登録請求の範囲で指定した内容を基準とするものである。
100,100a ブラジャーカップ構造、101,101a 外側面、102,102a 内側面、200,200a 第1のエアーメッシュ生地層、300,300a 第2のエアーメッシュ生地層、310,310a 突起部、400,400a メッシュ生地介在層、410,410a 第1の中間生地層、411,411a 第1の外側面、412,412a 第1の内側面、420,420a 第2の中間生地層、421,421a 第2の外側面、422,422a 第2の内側面、430,430a 第3の中間生地層、500 裏地生地層、510 ポケット構造、2−2,5−5 切断線。

Claims (10)

  1. 第1のエアーメッシュ生地層と、
    前記第1のエアーメッシュ生地層に接続される第2のエアーメッシュ生地層と、
    第1の外側面及び第1の内側面を有し、且つ前記第1の外側面が前記第1のエアーメッシュ生地層に向かう第1の中間生地層と、第2の外側面及び第2の内側面を有し、前記第2の外側面が前記第2のエアーメッシュ生地層に向かい、且つ前記第2の内側面が前記第1の内側面に向かい前記第1の内側面に積層して接続される第2の中間生地層と、前記第1の中間生地層と前記第2の中間生地層との間に積層して設けられる複数の第3の中間生地層と、を含み、前記第1のエアーメッシュ生地層と前記第2のエアーメッシュ生地層との間に設けられるメッシュ生地介在層と、
    を備え、
    前記第2のエアーメッシュ生地層は、前記第3の中間生地層の位置に対応して、前記第2のエアーメッシュ生地層の表面から突出する突起部が形成されるブラジャーカップ構造。
  2. 前記第1の中間生地層、前記第2の中間生地層及び前記第3の中間生地層の材質は、何れもエアーメッシュ生地である請求項1に記載のブラジャーカップ構造。
  3. 各前記第3の中間生地層の面積は、同時に前記第1の中間生地層の面積と前記第2の中間生地層の面積よりも小さい請求項1に記載のブラジャーカップ構造。
  4. 前記ブラジャーカップ構造は、外側面及び内側面を有し、且つ前記外側面から前記内側面へ、前記第1のエアーメッシュ生地層、前記メッシュ生地介在層及び前記第2のエアーメッシュ生地層の順序で設置され、且つ前記突起部が前記ブラジャーカップ構造の前記内側面から突出する請求項1に記載のブラジャーカップ構造。
  5. 前記第3の中間生地層の面積は、前記ブラジャーカップ構造の前記外側面から前記内側面へ逓減する請求項4に記載のブラジャーカップ構造。
  6. 第1のエアーメッシュ生地層と、
    前記第1のエアーメッシュ生地層に接続される第2のエアーメッシュ生地層と、
    第1の外側面及び第1の内側面を有し、且つ前記第1の外側面が前記第1のエアーメッシュ生地層に向かう第1の中間生地層と、第2の外側面及び第2の内側面を有し、前記第2の外側面が前記第2のエアーメッシュ生地層に向かい、且つ前記第2の内側面が前記第1の内側面に向かい前記第1の内側面に積層して接続される第2の中間生地層と、前記第1の中間生地層と前記第2の中間生地層との間に積層して設けられる複数の第3の中間生地層と、を含み、前記第1のエアーメッシュ生地層と前記第2のエアーメッシュ生地層との間に設けられるメッシュ生地介在層と、
    前記第2のエアーメッシュ生地層に部分的に接続されてポケット構造を形成する裏地生地層と、
    を備え、
    前記第2のエアーメッシュ生地層は、前記第3の中間生地層の位置に対応して、前記第2のエアーメッシュ生地層の表面から突出する突起部が形成されるブラジャーカップ構造。
  7. 前記第1の中間生地層、前記第2の中間生地層及び前記第3の中間生地層の材質は、何れもエアーメッシュ生地である請求項6に記載のブラジャーカップ構造。
  8. 各前記第3の中間生地層の面積は、同時に前記第1の中間生地層の面積と前記第2の中間生地層の面積よりも小さい請求項6に記載のブラジャーカップ構造。
  9. 前記ブラジャーカップ構造は、外側面及び内側面を有し、且つ前記外側面から前記内側面へ、前記第1のエアーメッシュ生地層、前記メッシュ生地介在層、前記第2のエアーメッシュ生地層及び前記裏地生地層の順序で設置され、且つ前記突起部が前記ブラジャーカップ構造の前記内側面から突出する請求項6に記載のブラジャーカップ構造。
  10. 前記第3の中間生地層の面積は、前記ブラジャーカップ構造の前記外側面から前記内側面へ逓減する請求項9に記載のブラジャーカップ構造。
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