JP3215886U - 脱水乾燥装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】固体成分と液体成分を分離した際に発生する固体成分の臭いを消臭する消臭機能付きの脱水乾燥装置を提供する。【解決手段】分離ユニット1と加熱ユニット2と冷却ユニット4を備え、分離ユニット1は、筒状に形成された分離筒11と、分離筒11に取り付けられ、廃棄液を撹拌する撹拌機構12と、を備え、分離筒11は筒壁を備え、前記筒壁は廃棄液を密閉して貯蔵する分離空間を画成し、前記筒壁は廃棄液を前記分離空間に進入させる入口と、残りかすを前記分離空間から排出する残りかす排出口と、蒸気を排出する蒸気排出口と、を備え、加熱ユニット2は、廃棄液を加熱して液体成分を蒸気に変換するのに用いられ、冷却ユニット4は、残りかすの排出時の温度を下げるのに用いられ、前記筒壁の外表面に取り付けられた冷却管41を備える。【選択図】図1
Description
本考案は、脱水乾燥装置に関し、特に、固体成分と液体成分を分離する際に生ずる固体成分から出る臭いを抑える消臭機能付きの脱水乾燥装置に関する。
汚水処理は汚染を改善するための重要な役割を果たしており、近年では、物理的、化学的、又は生物的手法を用いて、工業用廃液、汚水、汚泥及び家庭から排出された糞尿に対して、脱水乾燥装置を用いて固体成分と液体成分を分離してから廃棄液を処理している。このように分離することにより、廃棄液の環境に対する汚染を軽減できることに加え、固体成分を再利用することもできる。そのため、脱水乾燥装置は、従来、工業及び家庭で生成された廃棄液による環境破壊の軽減に利用されている。
ここで、下記の特許文献には、従来の脱水乾燥装置が記載されており、この脱水乾燥装置によれば、廃液、汚水、汚泥、糞尿等を含むスラリー状の廃棄液を一つの分離筒内に貯めて、高温の蒸気で廃棄液に加熱を行い、加熱の過程において、液体成分を蒸発させて水蒸気を発生させ、更に蒸留器と真空ポンプとを用いることにより、水蒸気を冷却凝縮して水分を回収している。
廃棄液に含まれる液体成分を絶え間なく蒸発させることにより、廃棄液から液体成分を分離させた後、当該分離筒内に残留している固体成分を含む残りかす(スラッジ)は粘り気が生じ始め、高い比率の固体成分を含有するものとなり、このようにして固体と液体を分離する目的を達成しえる。また、この方法による脱水乾燥装置はフィルターを使用する必要がないので、フィルターの網目が詰まってしまうことにより、分離の品質が低下する問題が生じない。
しかし、特許文献1に記載された従来技術は上述した優れた効果を有するが、固体成分を多く含む残りかすを絶え間なく高温の蒸気で加熱する必要があるので、残りかすを当該分離筒から排出する際に、廃棄液の中に高温によって臭いが強まる物質が含まれる場合には、強烈な臭いが生じてしまい、周囲の空気環境に悪影響を与える場合がある。
本考案は、これらの課題を解決するべく、廃棄液に高温によって臭いが強まる固体成分が含まれる場合でも、臭いを抑えることができる消臭機能付きの脱水乾燥装置を提供することを目的とする。
このような問題に鑑みて本考案は以下の構成を備える。廃棄液を処理する脱水乾燥装置において、分離ユニットと加熱ユニットと冷却ユニットとを備え、前記分離ユニットは、筒状に形成されて、廃棄液を密閉して貯蔵する分離空間を画成する筒壁を有する分離筒と、前記分離筒に取り付けられ、前記分離筒に収容される廃棄液を撹拌する撹拌機構と、を備え、前記加熱ユニットは、前記分離空間内に貯蔵される廃棄液を加熱して、廃棄液に含まれる液体成分を蒸気に変換できるように構成されており、前記冷却ユニットは、前記分離筒の前記筒壁の外表面に取り付けられて、前記分離空間の温度を下げる冷却管を備える。
本考案によれば、冷却ユニットが残りかすに対して冷却を行なった後に、この残りかすを分離空間から排出するので、廃棄液の中に加熱された際に臭いが強まる固体成分が含まれる場合でも、強烈な臭いを抑えることができ、ひいては周囲の空気が汚染されにくい。
図1、図2、図3を参照して本考案の消臭機能付きの脱水乾燥装置を説明する。ここで、図1は本考案の脱水乾燥装置の実施例を示すブロック図である。また、図2は本考案の実施例の部分断面図であり、脱水乾燥装置の分離ユニットを説明するものである。図3は本実施例の立体斜視図であり、分離ユニットの撹拌器を説明するものである。
本実施例は、廃棄液を加熱して蒸留することにより、廃棄液から液体成分を分離して固体成分を形成し、固体成分が高い割合で含まれる残りかすを生じさせるのに適している。この脱水乾燥装置は、図1に示す様に、分離ユニット1と、廃棄液を加熱することにより廃棄液に含まれる液体成分を水蒸気(蒸気)に変換する加熱ユニット2と、水蒸気を冷却して凝縮させることにより液体に変換し、この液体を回収する液体回収ユニット3と、残りかすを冷却することにより残りかすを取り出した時の温度を下げる冷却ユニット4と、を備える。
図1に示す様に、分離ユニット1は内部が中空に形成された分離筒11と、図2で詳細に説明する撹拌機構12と、1本の管により廃棄液を分離筒11の内部に送る計量材料供給ポンプ13と、を備える。
また、図2に示す様に、分離筒11は筒状の筒壁111を備え、筒壁111は中空の分離空間110を画成する。また、筒壁111は図2の左側に示す第1端壁部112と、長手方向10に沿って分離空間110を介してこの第1端壁部112とは反対側に位置する第2端壁部113と、後述する回転軸125を囲むように設けられ且つ第1端壁部112と第2端壁部113の間に設けられる周囲壁部114と、第1端壁部112に設けられ長手方向10に外側へ突起するよう形成された突起壁部115と、第2端壁部113に設けられ分離空間110に連通する入口116と、第2端壁部113の上側に設けられ蒸気を排出する蒸気排出口117と、第1端壁部112の下側に突起壁部115と対応するように設けられて固体成分を含む残りかすを排出するための残りかす排出口118と、を備える。
また、分離筒11は、第1端壁部112から突起壁部115よりも長手方向10において更に離れた側で、突起壁部115に接続されると共に、残りかす排出口118を開閉できる閉鎖部材119を備える。ここで、閉鎖部材119は例えばプレスシリンダーである。
撹拌機構12は、回転可能に分離空間110(図2)内に装着された撹拌器121(図3)と、この撹拌器121を帯同して後述する回転軸125(図2)を軸として回転する動力源122(図2)と、撹拌器121に設けられ且つその撹拌器121と共に旋回する複数の掻き取りアセンブリ123(図2、図3)と、を備える。
図3に示す様に、撹拌器121は、長手方向10に間隔をあけて設けられると共に、略正三角形に形成された複数のフレーム板124を更に備える。
また撹拌器121は、動力源122に駆動され且つ複数のフレーム板124を貫通するように各フレーム板124に接続された回転軸125と、略正三角形に形成されたフレーム板124の各頂点に位置し且つ隣り合うフレーム板124同士を接続する3枚の接続板126と、を更に備える。
また、撹拌器121は、図3に示す様に、接続板126に長手方向10に沿って所定の間隔をあけて設けられた複数の撹拌ブレード127をも備える。ここで、撹拌ブレード127は、残りかすを撹拌するために設けられ、撹拌器121が回転する際に図2に示す様に、周囲壁部114との間に隙間ができる程度の長さに延伸して形成される。
更に、複数の掻き取りアセンブリ123は、複数の接続板126の一つを起点として、対応する略正三角形のフレーム板124の頂点から更に突出するように設けられる。また、掻き取りアセンブリ123は、図2、図3に示す様に2本の弾性部材129を介してフレーム板124に連結され且つ長手方向10に沿って延伸する掻き取り板128を備える。
ここで、掻き取りアセンブリ123の掻き取り板128は、図2の周囲壁部114の内壁に付着した固体成分を含む残りかすを掻き取るとき、周囲壁部114の内壁に対して弾性部材129の弾性力によって付勢されているので、周囲壁部114の内壁と掻き取り板128が常に接触し、周囲壁部114上に付着した残りかすを、周囲壁部114に沿って掻き回すのに適している。
図1の加熱ユニット2について説明する。加熱ユニット2は、内部に流体が流れる加熱管21と、流体に対して加熱を行なうことができる加熱器22と、温度が高い流体が加熱部211で廃棄液を加熱するように熱交換が行われることにより、温度が低下した流体を再び加熱器22に戻すための加熱ポンプ23と、を備える。加熱管21は、図2の長手方向10に沿って分離筒11の周囲壁部114の外側に貼り付けられ又は取り付けられる加熱部211(図1)を備える。
図1、図2、図4を参照して液体回収ユニット3について説明する。ここで、図4は、本実施例の要部断面図であり、脱水乾燥装置の蒸留器を説明するものである。液体回収ユニット3は、蒸気濾過器31(図1)と、蒸留器32と、真空ポンプ33と、水回収計量器34と、水回収ポンプ35と、緩衝貯蔵筒36と、熱交換器37と、を備える。
蒸気濾過器31は、図2に示すように分離筒11の第2端壁部113に形成された蒸気排出口117と接続される。また、図1に示す様に、蒸留器32は、蒸気濾過器31と管を介して接続される。真空ポンプ33は負圧を発生させる。水回収計量器34は、図1に示す様に、蒸留器32と真空ポンプ33との間に管を介して接続される。水回収ポンプ35は、後述する緩衝貯蔵筒36と接続される。緩衝貯蔵筒36は、真空ポンプ33と水回収ポンプ35との間に接続される。液体回収ユニット3は、緩衝貯蔵筒36と真空ポンプ33との間に接続された熱交換器37を更に含む。
なお、蒸留器32の構造は特に限られず、水蒸気を凝縮させて液体を生成できるものであれば本考案において利用することができる。本実施例では、図4に示す様に、蒸留器32は内部が中空に形成された外筒321と、外筒321の内部に設けられ冷却媒体を流す複数の冷却凝縮管322と、冷却媒体を蓄えられる冷却媒体タンク323(図1)と、冷却媒体を冷却凝縮管322に出入りさせる搬送アセンブリ324と、を備える。
搬送アセンブリ324は、圧力で液体を搬送する図示しないポンプと管で構成される。また、水蒸気は、図1に示す様に、分離筒11から蒸気濾過器31を介して蒸留器32の外筒321の内部に進入し、複数の冷却凝縮管322の隙間を流れる際に凝縮して液体となる。
次に、冷却ユニット4について説明する。図1に示す様に、冷却ユニット4は、内部に温度低下媒体を流すことができる冷却管41と、温度低下媒体を貯蔵できる温度低下媒体タンク42と、接続アセンブリ43と、を備える。ここで、図1及び図2に示す様に、冷却管41は長手方向10に沿って設けられ、分離筒11の周囲壁114の外壁面に貼り付けられ又は取り付けられる。なお、温度低下媒体は液体若しくは気体等からなり、固体成分を含む(即ち、液体成分が少々残っていても差し支えない)残りかすの温度を下げることができる流体である。
また、図1に示す様に、接続アセンブリ43は冷却管41及び温度低下媒体タンク42に接続された2本の接続管431を備える。また、接続アセンブリ43は2本の接続管431のいずれかに装着されると共に温度低下媒体を冷却管41と温度低下媒体タンク42との間で流動させる冷却ポンプ432を備える。
図1、図2、図5を参照して本実施例の脱水乾燥装置の使用方法を説明する。ここで、図5は本実施例のフローチャートである。本実施例の脱水乾燥装置は、使用時に、計量材料供給ポンプ13を利用して、所定の重量の廃棄液を閉鎖された分離空間110内に搬送する。そして、加熱ユニット2を利用して分離筒11に対して加熱を行い、同時に、撹拌機構12を利用して分離空間110内にある廃棄液を撹拌する。
撹拌及び加熱の過程において、廃棄物に含まれる液体成分は徐々に蒸発して水蒸気となり、この水蒸気は先ず蒸気濾過器31を経て、その後に蒸留器32内に流入して水蒸気の冷却凝縮が行なわれる。冷却凝縮の方法は図4に示す複数の冷却凝縮管322の間に水蒸気を流して凝縮させ液体にするものである。また、水蒸気が冷却凝縮されて生成された液体は水回収計量器34内に貯蔵される。
また、真空ポンプ33の作用によって、管内部に負圧を生成させることができるので、蒸留器32で水蒸気が凝縮することにより得られた液体は、熱交換器37、緩衝貯蔵筒36を介して、最後に水回収ポンプ35へ送られ、回収された液体は図示しない次の処理場に送られる。
撹拌蒸留の過程において、図2に示す掻き取りアセンブリ123は絶え間なく回転することができ、周囲壁部114の内壁に付着した残りかすを掻き取ることができる。
更に、撹拌ブレード127の角度を調整することにより、残りかすを分離筒11の残りかす排出口118が設けられた方向へ送り出すこともできる。蒸発を繰り返すことにより廃棄液における液体成分が設定値まで下がったとき、図1の加熱ポンプ23と加熱器22とは停止されると共に、冷却ユニット4の冷却ポンプ431が起動される。このため、温度低下媒体タンク42内の温度低下媒体は、絶え間なく分離筒11の筒壁111に隣接した冷却管41を流れるので、分離筒11内の残りかすの温度を下げることができる。
なお、温度低下媒体の温度は、処理すべき廃棄液に含まれる固体成分に基いて決めることができ、強い臭いが生じない程度に残りかすを冷やせれば足り、更にそれより低くても差し支えない。
例えば、常温程度まで残りかすを冷やせば強い臭いが発生しない成分からなる残りかすの温度を下げるのであれば、温度低下媒体は温度が25℃以下のものを使えば足りる。例えば、温度低下媒体の温度が25℃であれば、残りかすの温度を30℃程度まで容易に下げることができ、臭いが生じにくくなる。また、残りかすを直ぐに捨てる必要がない場合には、冷却ユニット4を始動させるタイミングは遅くてもよく、要するに残りかすを取り出すまでに、残りかすの温度が30℃程度まで下がっていれば良い。
温度低下媒体により残りかすが冷やされて、残りかすの温度が設定値まで下がったとき、図2の閉鎖部材119を駆動して残りかす排出口118を開き、固体成分を多く含む残りかすを、残りかす排出口118から排出する。分離筒11から排出したとき、残りかすの温度は、冷却ユニット4によって既に大幅に低下しているので、たとえ高温で強い臭いを放つ固体成分を多く含んでいても、当該固体成分からなる物質の臭いを放つ機能が、温度低下により大幅に低下している。即ち、本実施例による消臭機能付きの脱水乾燥装置は、残りかすの臭いを大幅に下げることができ、周囲の空気が汚染されることを抑制できる。
ここで、本実施例の消臭機能付きの脱水乾燥装置の脱水乾燥工程は図5に示す様に以下の工程を含む。すなわち、脱水乾燥工程は、液体導入ステップと、蒸留ステップと、冷却凝縮ステップと、温度低下ステップと、残りかす排出ステップと、を含む。
ここで、液体導入ステップは計量材料供給ポンプ13を利用して廃棄液を分離空間110内に搬送するものである。また、蒸留ステップは、加熱ユニット2が分離空間110内に貯蔵された廃棄液に対して加熱を行い、廃棄液の液体成分を蒸発させて水蒸気にするものである。
更に、冷却凝縮ステップは、液体回収ユニット3が、蒸気濾過器31、蒸留器32を介して水蒸気を凝縮により液体に変換して、水回収ポンプ35へ当該水分を回収するものである。また、温度低下ステップは冷却ユニット4を利用して固体成分を含む残りかすを冷却することにより、残りかすの温度を下げるものである。
ただし、冷却凝縮ステップは蒸留ステップが終わる前に、即ち、廃棄液に含まれる液体成分の一部が加熱により水蒸気となったときに始めても差し支えないが、温度低下ステップは廃棄液に含まれる液体成分が設定値を下回った後に始める必要がある。
残りかす排出ステップは撹拌機構12及び閉鎖部材119を利用して、残りかす排出口118から、温度が低下した後の残りかすを分離空間110の外へ排出するものである。
このように、本実施例の温度低下ステップを行なうことにより、高温で強い臭いを放つ残りかすを冷やすので、残りかすが放つ臭いを大幅に下げることができる。このため、周囲の空気が臭いにより汚染されることを抑制できる。
なお、本考案の冷却管41と加熱管21の加熱部211は、間隔をあけて、分離筒11の外表面に接着することがこのましい。このように、両者の間に間隔をあけることにより、冷却ユニット4が残りかすの温度を下げる際に加熱部211の影響を受けにくくなり、効率的である。
以上の説明は、本考案の実施例に過ぎず、これを以って本実用新案登録請求の範囲を限定するものではない。また、本考案の実用新案登録請求の範囲及び明細書の内容に簡単な付加や変化を加えたに過ぎないものについても、実用新案登録請求の範囲に記載された考案の技術的範囲に属するものとする。
1 分離ユニット
10 長手方向
11 分離筒
110 分離空間
111 筒壁
112 第1端壁部
113 第2端壁部
114 周囲壁部
115 突起壁部
116 入口
117 蒸気排出口
118 残りかす排出口
119 閉鎖部材
12 撹拌機構
121 撹拌器
122 動力源
123 掻き取りアセンブリ
124 フレーム板
125 回転軸
126 接続板
127 撹拌ブレード
128 掻き取り板
129 弾性部材
13 計量材料供給ポンプ
2 加熱ユニット
21 加熱管
211 加熱部
22 加熱器
23 加熱ポンプ
3 液体回収ユニット
31 蒸気濾過器
32 蒸留器
321 外筒
322 冷却凝縮管
323 冷却媒体タンク
324 搬送アセンブリ
33 真空ポンプ
34 水回収計量器
35 水回収ポンプ
36 緩衝貯蔵筒
37 熱交換器
4 冷却ユニット
41 冷却管
42 温度低下媒体タンク
43 接続アセンブリ
431 接続管
432 冷却ポンプ
10 長手方向
11 分離筒
110 分離空間
111 筒壁
112 第1端壁部
113 第2端壁部
114 周囲壁部
115 突起壁部
116 入口
117 蒸気排出口
118 残りかす排出口
119 閉鎖部材
12 撹拌機構
121 撹拌器
122 動力源
123 掻き取りアセンブリ
124 フレーム板
125 回転軸
126 接続板
127 撹拌ブレード
128 掻き取り板
129 弾性部材
13 計量材料供給ポンプ
2 加熱ユニット
21 加熱管
211 加熱部
22 加熱器
23 加熱ポンプ
3 液体回収ユニット
31 蒸気濾過器
32 蒸留器
321 外筒
322 冷却凝縮管
323 冷却媒体タンク
324 搬送アセンブリ
33 真空ポンプ
34 水回収計量器
35 水回収ポンプ
36 緩衝貯蔵筒
37 熱交換器
4 冷却ユニット
41 冷却管
42 温度低下媒体タンク
43 接続アセンブリ
431 接続管
432 冷却ポンプ
Claims (6)
- 廃棄液を処理する脱水乾燥装置において、
分離ユニットと加熱ユニットと冷却ユニットとを備え、
前記分離ユニットは、
筒状に形成されて、廃棄液を密閉して貯蔵する分離空間を画成する筒壁を有する分離筒と、
前記分離筒に取り付けられ、前記分離筒に収容される廃棄液を撹拌する撹拌機構と、を備え、
前記加熱ユニットは、前記分離空間内に貯蔵される廃棄液を加熱して、廃棄液に含まれる液体成分を蒸気に変換できるように構成されており、
前記冷却ユニットは、前記分離筒の前記筒壁の外表面に取り付けられて、前記分離空間の温度を下げる冷却管を備える
ことを特徴とする脱水乾燥装置。 - 前記冷却ユニットは、温度低下媒体を貯蔵する温度低下媒体タンクと、前記温度低下媒体タンクと前記冷却管とを接続する接続アセンブリと、を備え、
前記接続アセンブリは、温度低下媒体を連続して前記冷却管に出し入れする冷却ポンプを備える
ことを特徴とする請求項1に記載の脱水乾燥装置。 - 前記分離筒には、前記加熱ユニットの加熱により生成される蒸気を排出する蒸気排出口が形成されており、
前記脱水乾燥装置は更に、前記分離筒の前記蒸気排出口に接続されると共に、前記蒸気排出口から排出される蒸気を冷却凝縮して回収する液体回収ユニットを備える
ことを特徴とする請求項2に記載の脱水乾燥装置。 - 前記筒壁には、廃棄液を前記分離空間に進入させる入口と、廃棄液に含まれる液体成分が蒸発することにより生じた残りかすを前記分離空間から排出する残りかす排出口と、が形成され、
前記筒壁は、前記筒壁の長手方向に間隔をあけて設けられた2個の端壁部と、前記2個の端壁部の間に接続された周囲壁部と、を備え、
前記入口、前記蒸気排出口、及び前記残りかす排出口は、それぞれ前記2個の端壁部のいずれか一つに設けられ、
前記撹拌機構は、前記分離空間を跨ぐように設けられる撹拌器と、前記撹拌器を回転させる動力源と、を備える
ことを特徴とする請求項3に記載の脱水乾燥装置。 - 前記撹拌機構は、前記撹拌器に取り付けられると共に前記周囲壁部の内壁に付着した残りかすを掻き取る掻き取りアセンブリを更に備える
ことを特徴とする請求項4に記載の脱水乾燥装置。 - 廃棄液から液体成分と固体成分とが含まれた残りかすを分離するための分離空間を内部に画成する分離ユニットと、
前記分離空間内の廃棄液を加熱して蒸発させることにより、廃棄液の液体成分を取り除くための加熱ユニットと、
前記加熱ユニットによって液体成分が取り除かれた後の残りかすの温度を下げるための冷却ユニットと、を備える
ことを特徴とする脱水乾燥装置。
Applications Claiming Priority (2)
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---|---|---|---|
TW106216377 | 2017-11-03 | ||
TW106216377U TWM564695U (zh) | 2017-11-03 | 2017-11-03 | Deodorizing dehydration drying device |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3215886U true JP3215886U (ja) | 2018-04-19 |
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
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CN (1) | CN207619054U (ja) |
TW (1) | TWM564695U (ja) |
-
2017
- 2017-11-03 TW TW106216377U patent/TWM564695U/zh unknown
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2018
- 2018-02-08 JP JP2018000465U patent/JP3215886U/ja not_active Expired - Fee Related
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Legal Events
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