JP3215669B2 - 複合空間変調入射ビームの方向制御システム - Google Patents

複合空間変調入射ビームの方向制御システム

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JP3215669B2 JP17741098A JP17741098A JP3215669B2 JP 3215669 B2 JP3215669 B2 JP 3215669B2 JP 17741098 A JP17741098 A JP 17741098A JP 17741098 A JP17741098 A JP 17741098A JP 3215669 B2 JP3215669 B2 JP 3215669B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ホログラフメモリ
セル(holographic memory cell (HMC))に関し、
特にこのようなホログラフメモリセル内のデータロケー
ションにアクセスするための光学システムに関する。
【0002】関連出願として、出願人の以下の整理番号
のものがある。これらは同日に出願する予定である。9
80120、980124,980125,98012
6,980127,980133(本出願)。
【0003】
【従来の技術】パソコン(PC)を含む現在のデータ処
理システムは、様々な種類の光学データ記憶に依存して
いる。例えばCD−ROMデバイスは、殆どのPCに搭
載される標準機器である。大部分のマルティメディアソ
フトウェア(ビデオゲーム,地図,百科事典等)はCD
−ROMの形態で販売されている。コンパクトディスク
は、音楽用に最も普及した記録媒体である。さらに近年
デジタルビデオディスク(DVD)が導入され、標準の
CD技術の記憶容量を0.5ギガバイトから5ギガバイ
トまで増加させている。
【0004】CD−ROMおよびDVDの大記憶容量と
低価格化が、さらに大容量で安い光学記憶媒体の大きな
需要を生み出している。数多くの大きなビジネス機器
が、数百枚のディスクのうちから1枚のディスクにアク
セスするためのジュークボックススタイルのCDチェン
ジャーを利用している。映画も沢山のCD,DVDある
いは大型のレーザディスクを依然として必要としてい
る。しかしCD−ROM技術やDVD技術も今や限界に
近付きつつある。光学記憶システムの容量と速度を改善
し続けるために、研究機関はCDサイズの記憶媒体中に
数百ギガバイトを記憶できるホログラフ記憶デバイスに
向けられている。
【0005】一度に大量のデータ全体を記憶し読み出す
ことのできるホログラフデータ記憶システムが開発され
ている。これらのシステムにおいては、記憶すべきデー
タは、例えば液晶ディスプレイ(LCD)スクリーン上
に二次元(2D)の光学アレイとしてまず符号化され
る。この光学アレイは空間光変調器(spatial light mo
dulator(SLM))の一種である。別の種類のSLM
は、Texas Instruments'社製のデジタルミラーデバイス
であり、これは各ピクセルの反射率を変化させるような
反射デバイスである。ここで「SLM」とは、光学密
度,光学位相,光学反射率を変化させるような固定マス
クを含む。
【0006】第1レーザビーム(即ち平面波)はSLM
内を伝播しこの二次元(2D)アレイ内のデータスクエ
ア(即ちデータ正方形あるいはデータ長方形(ピクセ
ル))からの強度パターンおよび/または位相パターン
をピックアップする。このデータ符号ビーム(物体光と
称する)は、感光性材料(ホログラフメモリセル(holo
graphic memory cell (HMC))中に投影される。第
2レーザビーム(参照光と称する)もまたこのホログラ
フメモリセル上およびその中に投射される。物体光と参
照光はその後HMCで交差してこのHMCの体積要素内
に干渉パターンを生成する。この干渉パターンがHMC
の材料を変化を引き起こし、ホログラムを生成させる。
【0007】ホログラフメモリセル内のホログラムの形
成は、物体光と参照光との間の振幅と極性状態と位相差
の関数である。中でもホログラフメモリセルに投射され
る物体光と参照光の入射角に依存する。ホログラムが記
憶された後、HMC内にホログラムを生成した参照光と
同一の再生照射光を投射することにより、このホログラ
ムと再生照射光が相互作用して、データが符号化された
物体光を再生し、そしてこの物体光が感光性検知器の二
次元列に投射され、明るいピクセルと暗いピクセルのパ
ターンを検知することによりデータが読み出される。
【0008】空間光変調器により生成された物体光は、
高い空間−バンド幅の積(space-bandwidth product
(SBP))を有する。このビームのSBPは、ビーム
が含む解像可能なピクセルの数に等しい。例えば、SV
GAコンピュータモニタにより生成された800×60
0のピクセル画像は480,000のSBPを有する。
高いSBPビームがホログラフメモリセルに投射される
場合には、ビームが横切る光学パス長を一定に維持する
ことが重要である。そうしないと高いSBP画像の焦点
がぼけデータが失われることがあるからである。
【0009】物体光の高いSBP画像の焦点を合わせる
ために、光学パス長を一定に維持すると、今度は物体光
をホログラフメモリセルの表面の様々な領域に向けるこ
とが困難となる。その理由は、このような方向変更は光
学パス長を変化させることになるからである。しかし、
多くのホログラフメモリシステムは、そのSBP=1の
参照光を組み込んでいる。
【0010】参照光のSBPが小さいために、このよう
なホログラフデータ記憶システムは、その参照光を音響
光学セルを介して投影し、そしてこのセルが固定光学パ
ス長を有する光学システム(4−f画像システム)内を
通る参照光を回折させる。音響波の周波数を変えること
は、参照光が回折される角度を変化させ、その結果ホロ
グラフメモリセルの表面への入射角を変化させる。
【0011】このような角度調整した参照光走査を用い
た方向制御システムは、角度多重化(angle multiplexi
ng)システムとして公知のものであり、ホログラフメモ
リセルの表面上の同一ロケーションに、異なるデータ・
ページを異なる参照光入射角で投射することができるた
め優れたものである。その後このデータは、再生用(in
terrogating) 照射光を異なる入射角に設定することに
より取り出すことができる。
【0012】しかし、これらの従来システムは、例え
ば、通常の物体光のような高いSBPビームをホログラ
フメモリセルの異なる場所に向けるには不十分である。
その理由は、それら固有の空間−バンド幅積(space-ba
ndwidth prduct)のスループットには、固有の限界が存
在するからである。さらにまたこれらの従来システム
は、ホログラフメモリセルの所望の位置に高いSBP対
称ビームあるいは参照光を正確に向けるには限度があ
る。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】従来技術の前記欠点を
解決するために、本発明は、HMC内のデータロケーシ
ョンにアクセスするための、コヒーレント光の空間変調
複合入射ビームを、制御するシステムと方法を提供す
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明のシステムと方法
は、HMC内のデータロケーションにアクセスするため
にコヒーレント光の空間変調された複素入射ビームを走
査するものである。本発明のシステムは請求項1に記載
した特徴を有する。本発明はHMCの異なったロケーシ
ョンにデータを書き込みあるいは読み出すためにミラー
のような反射素子をプリセスさせる(precess:移動
(前進)させる)技術思想を含む。本発明の一実施例に
よれば、本発明は請求項2に記載した特徴を有する。別
法として第1焦点面は、イメージ面でもよい。
【0015】本発明の一実施例によれば、本発明は請求
項3に記載した特徴を有する。別法として第2焦点面
は、フーリエ面でもよい。本発明の一実施例によれば本
発明は請求項6に記載した特徴を有する。別法として反
射素子は、凹レンズである。但し、ビームの焦点を合わ
せるために他の反射装置を含むことが条件である。本発
明の一実施例によれば、HMCはほぼ平面状態である。
しかし本発明はアプリケーションによっては、非平面上
のHMCも採用することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】図1Aは、従来の単一レンズシス
テム10を表す。この単一レンズシステムは公知である
が、本発明をより理解し易くするために、この従来の単
一レンズシステム10の構成を詳述する。単一レンズシ
ステム10は空間光変調器(SLM)12と薄い凸レン
ズ16とを有する。この凸レンズ16は2個の焦点を有
する。焦点Xは、凸レンズ16から焦点距離fだけ離れ
た面14上にある(点線)。凸レンズ16の反対側には
焦点Yが凸レンズ16から焦点距離fだけ離れた面18
上にある(点線で示す)。
【0017】空間光変調器12は、例えば液晶表示(L
CD)スクリーンを有し、このスクリーン上にデータが
透明なピクセルと不透明なピクセルの二次元(2D)の
パターンで符号化される。空間光変調器12と凸レンズ
16は、光学パス22に直交するよう配置されている。
焦点距離fを有する薄いレンズは、入力対象物から距離
sの場所に配置されると、このレンズは次式のレンズの
公式に従ってレンズの反対側の距離dの所に出力像を形
成する。 1/f=1/s+1/d
【0018】図1Aに示した構成においては、空間光変
調器12は凸レンズ16から距離sの場所に配置されて
おり、その結果空間光変調器12の出力像は凸レンズ1
6から距離d離れた面20に形成される。以下に述べる
ような実施例においては、s,d,fはs=d=2fと
なるように選択すると、空間光変調器12と出力像との
間の全距離s+dは4fとなる。
【0019】図1Bは、従来の単一レンズのフーリエ変
換システム100を示す。入力対象物のフーリエ変換は
公知であるが、本発明の理解を容易にするために従来技
術にかかる単一レンズフーリエ変換システム100をま
ず詳述する。コヒーレントのレーザビームの物体光が空
間光変調器102を通過して投射され、符号化されたデ
ータパターンをピックアップし、距離f1だけ伝播して
凸レンズ104に到達する。物体光は凸レンズ104を
通過し、距離f1だけ伝播し再びフーリエ面106に到
達する。フーリエ面においては、全ての物体光の位置情
報は角度情報となり、この物体光の全ての角度情報は位
置情報となる。
【0020】この現象は、空間光変調器102上のA点
から出た光ビーム111,113および空間光変調器1
02上のB点から出た光ビーム112,114を参照す
ることにより理解できる。空間光変調器102上の二次
元アレイのパターン内の小ピクセルは小開口を形成し、
空間光変調器102を物体光が通過する際に物体光の回
析を引き起こす。かくして光は、A点とB点から幅広い
方向に亘って外側に出射する。
【0021】光ビーム111と112は互いに平行であ
り、空間光変調器102の面に直交する方向に伝播して
いる。光ビーム113と114もまた互いに平行であ
り、空間光変調器102から斜めの角度で(非法線方向
に)出射する。光ビーム111と112は平行であるた
め、凸レンズ104への入射角は同一である。同様に光
ビーム113と114も平行であるため凸レンズ104
への入射角は同一である。
【0022】凸レンズ104のような薄いレンズの特徴
は、レンズを通過する平行な光ビームは、フーリエ面の
同一点に集光(集束)することである。かくして平行な
2本の光ビーム111と112は空間光変調器102の
異なった別々の点から出射してもフーリエ面106のD
点に集束する。同様に平行な2本の光ビーム113と1
14は、空間光変調器102の別々の点から出射しても
フーリエ面106のC点に集束する。
【0023】同時にまた、凸レンズ104のような薄い
レンズの特徴は、入力物体(空間光変調器102)の同
一点から異なる角度で(即ち、非平行で)出射した複数
の光ビームは、この薄いレンズを通った後は平行光ビー
ムとなることである。かくして空間光変調器102の点
Aから異なる角度(即ち、非平行の)で出た光ビーム1
11,113は、凸レンズ104を通過した後は互いに
平行となり、それ故フーリエ面106のC点,D点では
同一の入射角となる。同様に空間光変調器102のB点
から異なる角度で(即ち、非平行に)出た光ビーム11
2,114は、凸レンズ104を通過した後は互いに平
行となり、そのためフーリエ面106のC点,D点で同
一の入射角を有するようになる。
【0024】前述したことにより、光ビームがフーリエ
面106へ入射する位置は、光ビームが空間光変調器1
02を出た角度(位置ではない)により決定されること
が分かる。同様に光ビームがフーリエ面106に入射す
る角度は、空間光変調器102を出た位置(角度ではな
い)により決定される。したがってフーリエ面において
は、全ての物体光の位置情報は角度情報となり、全ての
物体光の角度情報は位置情報となる。
【0025】図2は従来の4−f画像システム200を
表す図である。図に示した4−f画像システム200の
構成は無限共役(infinite conjugate)と称する。この
4−f画像システムは、公知であるが、本発明の理解を
容易にするためにこの4−f画像システム200を詳述
する。4−f画像システム200は、空間光変調器20
2と、焦点距離f1を有する薄い凸レンズ204と、焦
点距離f2を有する薄い凸レンズ208とからなる、こ
こで焦点距離f1とf2は等しくても等しくなくてもかま
わない。
【0026】空間光変調器202は、例えばデータが透
明なピクセルおよび不透明なピクセルからなる二次元ア
レイパターンで符号化される液晶ディスプレイ(LC
D)スクリーンを含む。空間光変調器202と凸レンズ
204と208とは光学パス215に直交して配置され
が、この点線で示される光学パス215は実線222と
一致している。
【0027】コヒーレントなレーザ光の平面波の物体光
は、空間光変調器202から放射され符号化したデータ
パターンをピックアップして、距離f1伝播して凸レン
ズ204に到達する。光ビーム221−223で表され
る物体光は凸レンズ204を通過して距離f1だけ伝播
して再びフーリエ面206に到達する。図1Bで説明し
たように、フーリエ面206においては、全ての物体光
の位置情報は角度情報となり、そして全ての物体光の角
度情報は位置情報となる。
【0028】フーリエ面206に形成された像は、凸レ
ンズ208の入力物体である。フーリエ面206から物
体光は距離f2だけ伝播して凸レンズ208に到達す
る。凸レンズ208を通過後この物体光は距離f2だけ
伝播して出力像面210に到達する。そこで空間光変調
器202の入力データ像が再構成される。出力像面21
0はフーリエ面206用のフーリエ面であり、かつまた
空間光変調器202がある面の出力像面でもある。かく
して出力像面210上に凸レンズ208により形成され
る像は、フーリエ面206上に凸レンズ204により形
成されるフーリエ面のフーリエ面である。
【0029】光ビーム221−223が示すように、出
力像面210上に形成された入力データ像は、空間光変
調器202上に現れる像に対し反転している。そのため
ホログラフメモリセルが出力像面210の場所に配置さ
れている場合には、空間光変調器202上の二次元アレ
イのパターンの反転像がホログラフメモリセル内のデー
タのページとして記憶される。レーザ光(レーザ光の別
の参照光)(図示せず)が、データ像を記憶するために
必要である。
【0030】上記した光学システムの別の実施例におい
ては、空間光変調器が最初のレンズとその後のフーリエ
面との間に配置される。最初のレンズに入射した物体光
は最初のレンズにより集束するが、最初のレンズの前で
はなく最初のレンズの後でSLMからの符号化データを
ピックアップする。この構成においては、フーリエ次数
のサイズ(位置)は、SLMとその後のフーリエ面との
間の距離により線形に変化する。さらにまたビームの入
射角は、SLMの位置によって変化する。
【0031】図3は、本発明の第1実施例による、フレ
ネル領域ビーム制御システムを表す図でビーム方向制御
システム300である。ビーム方向制御システム300
は、光ソース302と、空間光変調器304と、画像シ
ステム306と、平行移動するミラー310、ミラー3
15と、ホログラフメモリセル(HMC)330を有す
る。このビーム方向制御システム300はまた、移動制
御機構325と駆動アーム320とを有する。光ソース
302は、平面波物体光(コヒーレントレーザ光のビー
ム)を空間光変調器304の方向に放射する。空間光変
調器304は、例えば、液晶表示(LCD)スクリーン
であり、この上に、データが、透明なピクセルと、不透
明なピクセルの2次元(2D)パターンで、符号化され
る。その後、このデータ符号化された、物体光は、画像
システム306を通過する。この画像システム306は
例えば、図1Aに示すような、単一レンズ画像システム
あるいは、図2に示すような、4−f画像システムであ
る。
【0032】レンズ308は、物体光が通過する、画像
システム306の最後のレンズを表し、そのため、図1
へのレンズ16、または図2のレンズ208に相当す
る。実線と点線で示された、物体光は、ミラー310に
よりミラー315の方向に反射され、そしてこのミラー
315が物体光を、ホログラフメモリセル(HMC)3
30の方向に反射させる。
【0033】ミラー310、ミラー315は、駆動アー
ム320上の固定位置に固着されている。そのため、ミ
ラー310と、ミラー315との間の距離は、一定で、
ミラー310とミラー315の、表面により形成される
相対角も、一定である。物体光は、ミラー310、ミラ
ー315により、反射されたあと、ホログラフメモリセ
ル(HMC)330上に、像を形成する。ホログラフメ
モリセル(HMC)330と、ミラー315は、互いに
相対的に配置されており、その結果、ホログラフメモリ
セル(HMC)330の表面は、ミラー315から反射
された、物体光に対し、直交するように向けられてい
る。ホログラフメモリセル(HMC)330上に入射す
る像は、例えば、来入物体光の像、すなわちフーリエ変
換であり、あるいは、フレネル領域内の、ある中間面
(intermediate plane)である。
【0034】ミラー310とミラー315の元の位置
は、実線で示している。ミラー310とミラー315
の、平行移動した位置は、点線で示している。平行移動
制御装置325は、ミラー310とミラー315を、直
列状態で並行移動させるために、駆動アーム320を伸
ばしたり、引っ込めたりする。ミラー310とミラー3
15の、元の位置においては、物体光は、A点を通過
し、ミラー310のB点の表面に入射する。その後、こ
の物体光は、ミラー315のC点に反射され、そこで再
び、ホログラフメモリセル(HMC)330の表面のD
点の方向に、反射される。前述したように、この物体光
は、D点でホログラフメモリセル(HMC)330に直
交している。
【0035】ミラー310、ミラー315が、平行移動
した位置においては、物体光は、ミラー310の表面の
A点に入射し、その後、ミラー315の表面のE点に向
けて、反射される。このE点で、物体光は再び、ホログ
ラフメモリセル(HMC)330の表面のD点の方向に
反射される。前述したように、物体光は、S点でホログ
ラフメモリセル(HMC)330に対し、直交してい
る。この構成で、重要な点は、A点からD点(中間のB
点、C点を通って)を通って、物体光が移動する距離
は、A点からF点(中間のE点を通って)に、物体光
が、移動する距離と等しいことである。ミラー310と
ミラー315の平行移動量Δ1は、ホログラフメモリセ
ル(HMC)330における平行移動量Δ2となる。こ
の平行移動量Δ2は、ミラー310とミラー315の方
向と、その絶対位置に依存する。
【0036】図4は、本発明の第2実施例による、フレ
ネル領域ビーム制御システム400を表す図である。こ
のフレネル領域ビーム制御システム400は、物体光の
方向を制御するために、平行移動ミラーの代わりに、回
転ミラーを用いる。ビーム方向制御システム300と同
様に、フレネル領域ビーム制御システム400は、光ソ
ースと、空間光変調器とを有する。図面を簡略化するた
めに、これらのデバイスは、図示していない。フレネル
領域ビーム制御システム400は、画像システム406
と、回転するミラー410、ミラー415と、ホログラ
フメモリセル(HMC)430とを有する。また、フレ
ネル領域ビーム制御システム400は、回転制御機構4
25A、回転制御機構425Bと、駆動アーム420
A、駆動アーム420Bを含む。
【0037】光ソース(図示せず)は、空間光変調器
(図示せず)を通過する物体光を、放射する。その後、
データ符号化された物体光は、画像システム406を通
過する。この画像システム406は、図1Aの単一レン
ズ画像システム、あるいは、図2の4−f画像システム
である。レンズ408は、物体光が通過する、画像シス
テム406の最後のレンズを表し、そのため、図1への
レンズ16、または図2のレンズ208に相当する。実
線と点線で示された、物体光は、ミラー410によりミ
ラー415の方向に反射され、そしてこのミラー315
が物体光を、ホログラフメモリセル(HMC)430の
方向に反射させる。
【0038】ミラー410とミラー415とは、回転可
能に駆動アーム420A、駆動アーム420Bの上に、
搭載されているが、それらの関係は、ミラー410の表
面とミラー410の表面により、形成される角度が、ミ
ラー410とミラー415が回転しても、一定であるよ
うにされる。そのため、ミラー410とミラー415の
間の距離は、一定で、ミラー410とミラー415の表
面により形成される、相対角が一定となるように、同一
量だけ、ミラー410とミラー415を、回転する。
【0039】物体光は、ミラー410とミラー415に
より、反射されたあと、ホログラフメモリセル(HM
C)430上に像を形成する。ホログラフメモリセル
(HMC)430は、ミラー415から反射された、物
体光に対し、直交するよう配置されている。ホログラフ
メモリセル(HMC)430上に入射する像は、例え
ば、来入物体光の像、すなわちフーリエ変換であり、あ
るいは、フレネル領域内の、ある中間面(intermediate
plane)である。
【0040】ミラー410とミラー415の元の位置
は、実線で示している。ミラー410とミラー415
の、平行移動した後の位置は、点線で示している。回転
制御機構425Aと回転制御機構425Bが、ミラー4
10とミラー415を、同一量だけ回転させる。ミラー
410、ミラー415の元の位置では、物体光は、ミラ
ー410の表面のA点に入射し、ミラー415の方向に
反射される。物体光は、ミラー415の表面のB点に入
射し、そこで再び、ホログラフメモリセル(HMC)4
30の表面のC点の方向に反射される。前述した物体光
は、C点でホログラフメモリセル(HMC)430と直
交する。
【0041】ミラー410、ミラー415の回転した位
置においては、物体光は、ミラー410の表面のA点に
入射し、ミラー415の表面のD点に向けて反射され
る。D点で、物体光は再び、ホログラフメモリセル43
0の表面のE点の方向に反射される。前述した物体光
は、E点でホログラフメモリセル(HMC)430と直
交する。この構成で、重要な点は、A点からC点(中間
のB点を通って)を通って、物体光が移動する距離は、
A点からE点(中間のD点を通って)に、物体光が、移
動する距離と等しいことである。ミラー410とミラー
415の回転角θは、ホログラフメモリセル(HMC)
430における移動量ΔXとなる。この移動量ΔXは、
ミラー410とミラー415の相対方向と、絶対方向に
依存する。
【0042】図5は、本発明の第3実施例による、複合
フレネル領域ビーム方向制御システム500を表す図で
ある。この複合フレネル領域ビーム方向制御システム5
00は、例えば、一対の直交する軸のような、2本の軸
で、光ビームの方向を制御する。図面を簡単にするため
に、複合フレネル領域ビーム方向制御システム500
は、図1−4に示された、光ソースと、空間光変調器
と、平行移動制御装置および/または、回転制御装置を
省略している。
【0043】レンズ505は、単一レンズ画像システム
あるいは、4−f画像システムのような、画像システム
の最終レンズである。レンズ505を搭荷した物体光
は、ミラー510とミラー515により、反射される。
ミラー510とミラー515は、第1フレネル領域ビー
ム方向制御サブシステムを含み、このシステム内では、
ミラー510とミラー515は、一対の平行移動ミラ
ー、あるいは一対の回転ミラーである。ミラー510と
ミラー515は、X軸で示したように、任意の第1軸に
沿って、ミラー520の表面にかかるように、物体光の
方向を制御する。
【0044】その物体光は、ミラー520とミラー52
5により、反射される。ミラー520とミラー525
は、第2フレネル領域ビーム方向制御サブシステムを含
み、このシステム内では、ミラー520とミラー525
は、一対の平行移動ミラーあるいは一対の回転ミラーで
ある。ミラー520とミラー525は、物体光を、Y軸
として示された第2の軸に沿って、ホログラフメモリセ
ル(HMC)530の表面に、物体光がかかるように、
方向制御する。ここで、Y軸とX軸は直交する。
【0045】このようにして、一対のミラー対520、
525の任意の選択位置に対して、ミラー対510、5
15の平行移動(あるいは回転)は、X軸に沿ったホロ
グラフメモリセル(HMC)530の、表面上での物体
光の平行移動となる。同様にミラー対510、515の
任意の選択位置に対して、ミラー対520、525の平
行移動(あるいは回転)は、Y軸に沿ったホログラフメ
モリセル(HMC)530の、表面上での物体光の平行
移動となる。
【0046】複合フレネル領域ビーム方向制御システム
500の各軸で用いられる、ビーム方向制御サブシステ
ムは、互いに独立している。そのため複合フレネル領域
ビーム方向制御システム500は、2個の回転ミラー対
と、2個の平行移動ミラー対、あるいは、一個の回転ミ
ラー対と、一個の平行移動ミラー対とを有する。
【0047】本発明の他の実施例においては、上記の方
向制御システムは、ホログラフメモリセルに対し、物体
光の粗い方向制御用に用いられ、一方、微細の制御操作
は、像を結像する前にSLMを、物理的に平行移動する
ことにより、達成してもよい。SLMを、Rだけ平行移
動すると、4−f画像システムにおいては、−R(f 2
/f1)だけ出力像を、平行移動させることになる。こ
こでf1は、第1レンズの焦点距離で、f2は、第2レン
ズの焦点距離である。SLMを、Rだけ平行移動するこ
とにより、単一レンズ画像システムにおいては、−R
(d/s)だけ、出力は平行移動させる。
【0048】SLMを平行移動させる画像方向制御シス
テムの詳細は、前掲の整理番号980124の特許明細書に記
載されている。
【0049】1次元(1D)と2次元(2D)の、ビー
ム方向制御システムは、ホログラフメモリセルの反対側
に、ミラーの対称配置構成を用いることにより、さらに
改善できる。かくして、データは、HMCの両側に同時
に、方向制御することができる。図6について、次に説
明すると、空間光照射器を感光ディデクタの2次元配列
でもって置換することにより、HMCの対向する側にミ
ラーの対称配置用いて、HMCから、データを取り出す
ことができる。
【0050】図6は、本発明の第4実施例による、ホロ
グラフメモリシステム600を表す図である。ミラー6
05とミラー610は、物体光620(点線)を、ホロ
グラフメモリセル(HMC)615に向ける、フレネル
領域ビーム方向制御システムに含まれる。ミラー605
とミラー610はまた、一対の平行移動ミラー、あるい
は、一対の回転ミラーを含む。物体光620は、4-f
画像システムあるいは、単一レンズ画像システムから、
受領をされる。
【0051】基準ビーム(実線で示す)625と物体光
620は、相互に作用して、選択した位置に、ホログラ
フ像を生成する。この位置は、ミラー605とミラー6
10が、一対の平行移動ミラーの場合には、ミラー60
5とミラー610の相対位置により、決定される。別法
として、ホログラフ像の位置は、ミラー605とミラー
610が、一対の回転ミラーの場合には、ミラー605
とミラー610の相対角により決定される。このホログ
ラフは、物体光620と基準ビーム625の相対振幅、
極性状態、および位相差、および物体光620と基準ビ
ーム625が、ホログラフメモリセル(HMC)615
上に投射される角度の関数である。
【0052】データは、ミラー610とミラー605の
対称配置の構成を含むミラー630とミラー635を用
いて、再生される。物体光620は、ホログラフを生成
するのに用いられたのと同一角、同一位置で、ホログラ
フメモリセル(HMC)615へ基準ビーム625を投
影することにより、再生される。このホログラフと、基
準ビーム625が相互作用をして、物体光645(実線
で示す)を生成する。ミラー605とミラー610と
が、平行移動ミラーの場合には、所望のデータページ
は、ミラー630とミラー635を、ミラー605とミ
ラー610が、ホログラフが構成されたときに、平行移
動されたのと同一の位置に平行移動することにより、選
択される。ミラー605とミラー610が回転ミラーの
場合には、所望のデータページは、ホログラフが形成さ
れたときに、ミラー605とミラー610が回転された
のと、同一の回転角だけ、ミラー630とミラー635
を回転することにより、選択される。
【0053】このようにして再構成された、感光ディデ
クタ640上に投影され、この感光ディデクタ640
が、明るいピクセルと暗いピクセルのパターンを、検出
することにより、データを読み出す。ミラー630とミ
ラー635は、再構成された物体光645を、感光ディ
デクタ640上に脱方向制御(de-steer)だけでなく、
これらは、ミラー605とミラー610により、引き起
こされた脱軸ひずみの影響を修正する。
【0054】上記のビーム方向制御システムは、物体光
を、所望の位置に方向付ける例を用いて、説明したが、
当業者は、代わりに基準ビームを方向制御するシステム
を、容易に想到することができるであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】A 従来の単一レンズ画像システムを表す図 B 従来の単一レンズフーリエ変換システムを表す図
【図2】従来の4−f画像システムを表す図
【図3】本発明の第1実施例による、フレネル領域ビー
ム制御システムを表す図。
【図4】本発明の第2実施例による、フレネル領域ビー
ム制御システムを表す図。
【図5】本発明の第3実施例による、複合フレネル領域
ビーム方向制御システムを表す図。
【図6】本発明の第4実施例による、ホログラフメモリ
システムを表す図。
【符号の説明】
10 単一レンズシステム 12 空間光変調器 16 凸レンズ 100 フーリエ変換システム 104 凸レンズ 106 フーリエ面 111、112、113、114 光ビーム 200 4−f画像システム 202 空間光変調器 204、208 凸レンズ 210 出力像面 215 光学パス 300 ビーム方向制御システム 302 光ソース 304 空間光変調器 306 画像システム 308 レンズ 310、315 ミラー 320 駆動アーム 325 平行移動制御装置 330 ホログラフメモリセル(holographic memory c
ell:HMC) 400 フレネル領域ビーム制御システム 406 画像システム 410、415 ミラー 420 駆動アーム 425 回転制御機構 430 ホログラフメモリセル(HMC) 500 複合フレネル領域ビーム方向制御システム 505 レンズ 510、515、520、525 ミラー 530 ホログラフメモリセル(HMC) 600 ホログラフメモリシステム 605、610 ミラー 615 ホログラフメモリセル(HMC) 620 物体光 625 基準ビーム 630、635 ミラー 640 感光ディデクタ 645 物体光
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (73)特許権者 596077259 600 Mountain Avenue, Murray Hill, New J ersey 07974−0636U.S.A. (72)発明者 ケヴィン リチャード カーティス アメリカ合衆国,07901 ニュージャー ジー,サミット,モーリス アヴェニュ ー 417,ナンバー.8 (72)発明者 マイケル シー.タッキット アメリカ合衆国,07830 ニュージャー ジー,キャリフォン,ヒッコリー ラン 39 (56)参考文献 特開 昭54−91252(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02B 26/08 G02B 26/10 G11B 7/12 - 7/22

Claims (20)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホログラフメモリセル(HMC)内の、
    データロケーションにアクセスするコヒーレント光の複
    合空間変調入射ビームを方向制御するシステムにおい
    て、 (A) 前記コヒーレント光の入射ビームを受光する屈
    折透過素子と、 (B) フレネル領域で、前記入射ビームを受光し反射
    するよう配置された第1と第2の反射素子と、 (C) 前記第1と第2の反射素子に結合され、前記入
    射ビームを前記ホログラフメモリセルに向けて、前記入
    射ビームが前記第1と第2の反射素子の動きの関数とな
    るロケーションを照射するように、第1と第2の反射素
    子を移動させる反射素子方向制御機構と、からなること
    を特徴とする複合空間変調入射ビームの方向制御システ
    ム。
  2. 【請求項2】 前記(C)の機構は、前記第1と第2の
    反射素子をそれぞれ第1と第2の軸の周囲に回転させる
    ことを特徴とする請求項1に記載のシステム。
  3. 【請求項3】 前記(C)の機構は、前記第1と第2の
    反射素子を平行移動させることを特徴とする請求項1に
    記載のシステム。
  4. 【請求項4】(D) 空間バンド幅積(space bandwidt
    h product:SBP)が100以上であるコヒーレント
    光の入射ビームをさらに有することを特徴とする請求項
    1に記載のシステム。
  5. 【請求項5】 前記第1と第2の反射素子は、ミラー
    (鏡)であることを特徴とする請求項1に記載のシステ
    ム。
  6. 【請求項6】(E) フレネル領域において、前記第2
    の反射素子からの入射ビームを受光し反射させるよう配
    置された第3と第4の反射素子と、 (F) 前記第3と第4の反射素子に結合され、前記入
    射ビームを2次元状態で前記ホログラフメモリセルに向
    けて、前記入射ビームが前記第3と第4の反射素子の動
    きの関数である、HMCの面上のロケーションを照射す
    るように、第3と第4の反射素子を移動させる反射素子
    方向制御機構と、を更に有することを特徴とする請求項
    1に記載のシステム。
  7. 【請求項7】 前記ホログラフメモリセル(HMC)
    は、ほぼ平面状であることを特徴とする請求項1に記載
    のシステム。
  8. 【請求項8】 ホログラフメモリセル(HMC)内のデ
    ータロケーションにアクセスするコヒーレント光の複合
    空間変調入射ビームを方向制御する方法において、 (A) 複合空間変調入射ビームを、反射素子内に受光
    するステップと、 (B) フレネル領域内において、第1と第2の反射素
    子により前記入射ビームを反射するステップと、 (C) 前記第1と第2の反射素子に結合され、前記入
    射ビームを前記ホログラフメモリセルに向けて、前記入
    射ビームが前記第1と第2の反射素子の動きの関数とな
    るロケーションを照射するように、第1と第2の反射素
    子を移動させるステップと、からなることを特徴とする
    複合空間変調入射ビームの方向制御方法。
  9. 【請求項9】 前記(C)のステップは、前記第1と第
    2の反射素子をそれぞれ第1と第2の軸の周囲に回転さ
    せるステップを含むことを特徴とする請求項8に記載の
    方法。
  10. 【請求項10】 前記(C)のステップは、前記第1と
    第2の反射素子を平行移動させるステップを含むことを
    特徴とする請求項8に記載の方法。
  11. 【請求項11】 (D) 空間バンド幅積(space band
    width product:SBP)が100以上であるコヒーレ
    ント光の入射ビームを生成するステップを含むことを特
    徴とする請求項8に記載の方法。
  12. 【請求項12】 前記第1と第2の反射素子は、ミラー
    (鏡)であることを特徴とする請求項8に記載の方法。
  13. 【請求項13】(E) フレネル領域において、前記第
    2の反射素子からの、入射ビームを反射させるよう配置
    された、第3と第4の反射素子と、 (F) 第3と第4の反射素子を移動させる反射素子の
    方向制御ステップと、を有することを特徴とする請求項
    8に記載の方法。
  14. 【請求項14】 前記ホログラフメモリセル(HMC)
    はほぼ平面状であることを特徴とする請求項8に記載の
    方法。
  15. 【請求項15】 平面上のホログラフメモリセル(HM
    C)内のデータロケーションにアクセスするコヒーレン
    ト光の複合空間変調入射ビームを方向制御する複合空間
    変調入射ビームの方向制御システムにおいて、 (A) 光ソースと、 (B) 前記光ソースから受光した光ビームを変調する
    空間光変調器と、 (C) 前記コヒーレント光の入射ビームを受光する屈
    折透過素子と、 (D) フレネル領域で、前記入射ビームを受光し反射
    するよう配置された第1と第2の反射素子と、 (E) 前記第1と第2の反射素子に結合され、前記入
    射ビームを前記ホログラフメモリセルに向けて、前記入
    射ビームが前記第1と第2の反射素子の動きの関数とな
    るロケーションを照射するように、第1と第2の反射素
    子を移動させる反射素子方向制御機構と、からなること
    を特徴とする複合空間変調入射ビームの方向制御システ
    ム。
  16. 【請求項16】 前記(E)の機構は、前記第1と第2
    の反射素子をそれぞれ第1と第2の軸の周囲に回転させ
    る、ことを特徴とする請求項15に記載のシステム。
  17. 【請求項17】 前記(E)の機構は、前記第1と第2
    の反射素子を平行移動させることを特徴とする請求項1
    5に記載のシステム。
  18. 【請求項18】 (D) 空間バンド幅積(space band
    width product:SBP)が100以上であるコヒーレ
    ント光の入射ビームをさらに有することを特徴とする請
    求項15に記載のシステム。
  19. 【請求項19】 前記第1と第2の反射素子は、ミラー
    (鏡)であることを特徴とする請求項15に記載のシス
    テム。
  20. 【請求項20】(E) フレネル領域において、前記第
    2の反射素子からの入射ビームを受光し反射させるよう
    配置された第3と第4の反射素子と、 (F) 前記第3と第4の反射素子に結合され、前記入
    射ビームを2次元状態で前記ホログラフメモリセルに向
    けて、前記入射ビームが前記第3と第4の反射素子の動
    きの関数となるHMCの面上のロケーションを照射する
    ように、第3と第4の反射素子を移動させる反射素子方
    向制御機構と、を更に有することを特徴とする請求項1
    5に記載のシステム。
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