JP3215584B2 - 生コンクリート打設作業用足場 - Google Patents
生コンクリート打設作業用足場Info
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Description
用足場に関し、特に、打設作業を省人化すると共に、作
業効率、安全性、及び作業性の向上を図り、且つ、コン
クリートの品質を均一化した生コンクリート打設作業用
足場に関する。
電線用鉄塔等の基礎工事の1つに、生コンクリートの打
設作業がある。この打設作業は、立坑の内部に生コンク
リートを注入するものであり、生コンクリートの収容密
度が高まるように注入済の生コンクリートに対し、立坑
の内部で作業者がバイブレータ作業を行っている。この
ため、立坑の内部に作業者の足場を確保する必要があ
る。
て、例えば、図4に示されるものがある。この作業用足
場3は、立坑の内部の垂直に配置された複数の主筋1に
水平に固定されたフープ筋2に引っ掛けられるフック3
Aを有して構成され、図5に示すように、2台1組とし
てコンクリート打設面から1.5m以内に掛けられ、生
コンクリートのレベルの上昇に応じてフープ筋2への掛
け替えが行われる。
クリート打設作業用足場によると、生コンクリートのレ
ベルに応じてフープ筋への掛け替えが必要になるため、
通常、バイブレータ作業者3人の他に掛け替え作業者3
人が専属に必要となり、しかも2台1組で作業を行うこ
とから多人数の作業者が必要となる。また、掛け替え作
業に作業者が落下する可能性があり、作業に危険が伴う
と共に、掛け替え作業時には生コンクリートの打設作業
を中断しなければならず、作業効率が悪いという不都合
がある。また、取付位置がフープ筋の位置に限定され、
しかも固定されているため、作業が困難になると共に均
一な打設作業が行えず、且つ、作業時の危険性も高い。
更に、生コンクリートの打設作業の中断と打設作業のば
らつきによってコンクリートの品質にばらつきが生じる
という不都合もある。
すると共に、作業効率、安全性、及び作業性の向上を図
り、且つ、コンクリートの品質を均一化することができ
る生コンクリート打設作業用足場を提供することであ
る。
み、打設作業を省人化すると共に、作業効率、安全性、
及び作業性の向上を図り、且つ、コンクリートの品質を
均一化するため、打設作業を行う作業者の足場となる平
面状の足場部材と、この足場部材の下面に設けられ、足
場部材を生コンクリート上に浮かせる浮き部材より構成
した生コンクリート打設作業用足場を提供するものであ
る。
(スポンジゴムを含む)、プラスチック(発泡ポリスチ
レン、ポリエチレンを含む)、木材等の非中空体、或い
はゴムチューブ、プラスチックチューブ、FRP容器、
金属ドラム缶等の中空体より構成されており、また、中
空体は表面に繊維層等の補強層が施されている構成を有
する。
ワイヤが引っ掛けられるフックを有する構成が好まし
い。
と、浮き部材が打設作業を行う作業者を載せた状態で足
場部材を生コンクリート上に浮かせる。生コンクリート
のレベルが上昇すると、これに伴って足場部材が生コン
クリート打設面からの高さが一定に保持した状態で作業
者を載せたまま浮力により自然に浮上する。
場について、添付図面を参照しながら詳細に説明する。
生コンクリート打設作業用足場の構成が示されている。
この生コンクリート打設作業用足場13は、打設作業を
行う作業者の足場となる平面状の足場部材5と、この足
場部材5の下面に設けられ、足場部材5を生コンクリー
ト上に浮かせる浮き部材6より構成されている。
の鋼板より構成され、表面にエキスパンドメタル5Aで
凹凸が形成され、作業者の滑り防止が図られていると共
に、地上からの安全ワイヤが引っ掛けられるフック8を
四箇所に設けている。
に施された繊維補強層11より成る外径1400mmの
中空環状のゴムチューブと、ゴムチューブ内の空気量を
調整するバルブ12より構成され、ボルト9A、9Bに
よって足場部材5の裏面に取り付けられている。保護ゴ
ム層10としては強度100Kgf/cm以上の耐磨耗
性ゴムが用いられ、また、繊維補強層11としては強度
50Kgf/cm以上の補強帆布が用いられ、生コンク
リートの骨材等によって損傷、磨耗するのをそれぞれ防
げるようになっている。また、ゴムチューブ内の空気圧
は0.01〜0.5Kgf/cmに調整されて適度の柔
軟性が付与され、生コンクリートの衝撃、バイブレータ
の振動、作業者の移動による足場の傾斜を防げるように
なっている。
は全高(浮き部材6の底面からの高さ)が500mmで
あり、容積は約500lで浮力は生コンクリート17の
比重を2.3とすると、1150Kgfとなる。本体重
量100Kgf、作業者3人で約200Kgfとしたと
き、約250mmが生コンクリート17中に入り、残り
の約250mmが浮上するようになっている。
13を用いた生コンクリート打設作業について図3を参
照しながら説明する。
筋1とフープ筋2が配置された立坑15の底部に生コン
クリート打設作業用足場13を載置した後、転覆防止の
ために足場部材5のフック8に安全ワイヤ14Aを引っ
掛ける。
続された作業者4が作業用足場13の足場部材5上に乗
り、その状態でチョウチンシュート16から立坑15に
生コンクリート17を注入する。生コンクリート17が
生コンクリート打設作業用足場13の下に流れ込むと、
生コンクリート打設作業用足場13の浮き部材6に浮力
が発生し、生コンクリート打設作業用足場13は作業者
4を載せたまま生コンクリート17の表面に浮き上る。
た作業者4は、注入済の生コンクリート17に対してバ
イブレータ作業を行いながら生コンクリート17のレベ
ル上昇と共に自然に浮上し、生コンクリート17が所定
のレベルまで注入されると作業を完了する。
足場13によると、生コンクリート17のレベルが上昇
すると、これに伴って足場部材5が作業者4を載せた状
態で自然に浮上するため、常に生コンクリート打設面か
ら一定の高さで作業が行え、作業性と安全性を向上させ
ることができると共に、生コンクリートの打設作業に必
要な作業者数をバイブレータ作業を行うための必要最低
限な数に抑えることができる。また、生コンクリート1
7の打設作業を連続的に行うことができ、打設時間を従
来に比較して40%短縮できると共に、作業者数の削減
により作業空間を広くでき、作業効率を大幅に向上させ
ることができる。更に、足場面は立坑15の外形に沿っ
た円形になっているため、従来のものに比べて幅、面積
ともに大幅に拡大することができ、作業性と安全性の向
上を図ることができる。更にまた、生コンクリート打設
作業用足場13は生コンクリート17上に浮いているた
め、打設場所を自由に移動させることができ、作業性の
向上が図れると共に打設作業を均一にでき、コンクリー
トの均質化を図ることができる。
上の深礎基礎の中で作業者を載せ、生コンクリートに十
分に浮く容積で、自由に移動させることができる大きさ
であれば、材質、構造、寸法に特に制約があるものでは
ないが、作業性の良い構造と大きさであれば、次のよう
な他の実施例も可能である。
0l程度の容積を有する非中空構造のスポンジゴム、発
泡ポリスチレン、ポリエチレン、木材等より構成されて
いる。
0l程度の容積を有するプラスチックチューブから構成
されている。
0l程度の容積を有するFRP容器、金属ドラム缶より
構成されている。
チングメタル、鎬鋼板、床用鋼板、滑り止め鋼板、縦縞
鋼板等や、鋼板に凹凸の付いたゴム、プラスチック等の
ノンスリップ材が貼付されたものから構成されている。
に凹凸の付いたゴム、プラスチック等のノンスリップ材
が貼付されたものから構成されている。
P板に滑り止め用の凹凸が形成されたもの、或いはFR
P板に凹凸の付いたゴム、プラスチック等のノンスリッ
プ材が貼付されたものから構成されている。
部材6をFRP等の繊維強化材料によって一体成形して
構成されている。
ートの打設作業用足場によると、作業者が乗った足場部
材が浮き部材によって生コンクリート上に浮くようにな
っているため、打設作業を省人化すると共に、作業効
率、安全性、及び作業性の向上を図り、且つ、コンクリ
ートの品質を均一化することができる。
明図。
作業状態を示す説明図。
Claims (3)
- 【請求項1】 深礎基礎用立坑に注入された生コンクリ
ートの打設作業に用いられる生コンクリート打設作業用
足場において、 前記打設作業を行う作業者の足場となる平面状の足場部
材と、この足場部材の下面に設けられ、前記足場部材を
前記生コンクリート上に浮かせる浮き部材より構成され
ており、 前記浮き部材は、比重1.8以下のゴム、プラスチッ
ク、木材等の非中空体より構成されていることを特徴と
する、生コンクリート打設作業用足場。 - 【請求項2】 深礎基礎用立坑に注入された生コンクリ
ートの打設作業に用いられる生コンクリート打設作業用
足場において、 前記打設作業を行う作業者の足場となる平面状の足場部
材と、この足場部材の下面に設けられ、前記足場部材を
前記生コンクリート上に浮かせる浮き部材より構成され
ており、 前記浮き部材は、ゴムチューブ、プラスチックチュー
ブ、FRP容器、金属ドラム缶等の中空体より構成さ
れ、 また、前記中空体は、表面に繊維層等の補強層が施され
ている構成を有することを特徴とする、生コンクリート
打設作業用足場。 - 【請求項3】 前記足場部材は、地上から供給される安
全ワイヤが引っ掛けられるフックを有する請求項1又は
2に記載の生コンクリート打設作業用足場。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25800094A JP3215584B2 (ja) | 1994-10-24 | 1994-10-24 | 生コンクリート打設作業用足場 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25800094A JP3215584B2 (ja) | 1994-10-24 | 1994-10-24 | 生コンクリート打設作業用足場 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08120913A JPH08120913A (ja) | 1996-05-14 |
JP3215584B2 true JP3215584B2 (ja) | 2001-10-09 |
Family
ID=17314148
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25800094A Expired - Fee Related JP3215584B2 (ja) | 1994-10-24 | 1994-10-24 | 生コンクリート打設作業用足場 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3215584B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CA2482342A1 (en) * | 2004-01-12 | 2005-07-12 | Aus Struct Services Pty Ltd. | Work platform |
-
1994
- 1994-10-24 JP JP25800094A patent/JP3215584B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08120913A (ja) | 1996-05-14 |
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