JP3215291U - 下半身用タオル - Google Patents
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Abstract
【課題】人体の下半身を効率よく温めることが可能であり、洗濯も容易である下半身用タオルを提供する。【解決手段】使用者の少なくとも下半身を覆う布製品であって、タオル地の布材によって形成され、基端部が開口して開口部20Aが形成され、先端部が閉塞した筒状をなし、使用者の少なくとも下半身を覆う、下半身用タオルである。基端部及びその近傍は、他の部分と異なり、折り返して2重となっている。そして、魚の下半身の形態を有し、下半身用タオルの先端部が魚の尾の形態を有している。【選択図】図1A
Description
本考案は、人体の下半身に着用して使用するタオルに関するものである。
低い室温の部屋にいる人や冷え性の人は、その下半身を温めるためにウール等で形成された毛布等を使用する場合がある。
しかしながら、通常の毛布は長方形状をしているため、使用者が自身の下半身を覆う場合は、後ろの部分に隙間が生ずるのが一般的である。また、足先が覆われないことが一般的である。このため、その毛布で囲われた空間内に冷気が進入し、下半身を温める上で不十分である。
しかしながら、通常の毛布は長方形状をしているため、使用者が自身の下半身を覆う場合は、後ろの部分に隙間が生ずるのが一般的である。また、足先が覆われないことが一般的である。このため、その毛布で囲われた空間内に冷気が進入し、下半身を温める上で不十分である。
また、毛布で足先を覆うようにすると、どうしてもその毛布が汚れやすくなることとなり、頻繁に洗濯する必要が生じる。
しかしながら、ウール等で形成された毛布の場合はドライクリーニングを行う必要があり、家庭で洗濯する上でネックとなっている。
しかしながら、ウール等で形成された毛布の場合はドライクリーニングを行う必要があり、家庭で洗濯する上でネックとなっている。
なお、本考案に関連する先行技術として、特許文献1に記載されているものがある。
本考案は、人体の下半身を効率よく温めることが可能であり、洗濯も容易であるものを提供することを課題とする。
この課題を解決するために、請求項1に係る考案は、使用者の少なくとも下半身を覆う布製品であって、タオル地の布材によって形成され、基端部が開口して開口部が形成され、先端部が閉塞した筒状をなし、使用者の少なくとも下半身を覆う、下半身用タオルである。
この考案の下半身タオルは、開口部を通して、使用者の少なくとも下半身に着用される。その際、この下半身タオルが筒状をしているため、使用者の下半身における仮想断面の全周囲を覆うとともに、その先端部が閉塞しているため、使用者の足先まで覆い、外部からの冷気の侵入が阻止され、使用者の下半身は確実に保温される。
また、この下半身用タオルは文字通りタオル地の布材によって形成されているため、軽量であるとともに、柔らかい感触が得られ、汚れた場合は家庭でも容易に洗濯することができる。
また、この下半身用タオルは文字通りタオル地の布材によって形成されているため、軽量であるとともに、柔らかい感触が得られ、汚れた場合は家庭でも容易に洗濯することができる。
請求項2に係る考案は、請求項1に係る考案の下半身用タオルであって、前記基端部及びその近傍が他の部分よりも多重のタオル地の布材によって形成されている、下半身用タオルである。
この考案の下半身タオルでは、請求項1に係る考案の下半身用タオルの作用効果に加えて、次の作用効果が得られる。
すなわち、この考案の下半身用タオルが使用者の下半身のみならず腹部にまで及ぶ場合においては、この下半身用タオルの基端部及びその近傍が使用者の腹部に対応し得ることとなる。その場合においては、当該部分が他の部分よりも多重のタオル地の布材によって形成されているため、使用者の腹部がより確実に保温されることとなる。
すなわち、この考案の下半身用タオルが使用者の下半身のみならず腹部にまで及ぶ場合においては、この下半身用タオルの基端部及びその近傍が使用者の腹部に対応し得ることとなる。その場合においては、当該部分が他の部分よりも多重のタオル地の布材によって形成されているため、使用者の腹部がより確実に保温されることとなる。
請求項3に係る考案は、請求項1又は請求項2に係る考案の下半身用タオルであって、魚の下半身の形態を有し、当該下半身用タオルの先端部が当該魚の尾の形態を有している、下半身用タオルである。
この考案の下半身タオルでは、請求項1又は請求項2に係る考案の下半身用タオルの作用効果に加えて、次の作用効果が得られる。
すなわち、この考案の下半身用タオルは魚の下半身の形態を有し、当該下半身用タオルの先端部が当該魚の尾の形態を有しているため、使用者の下半身(腹部等まで及ぶ場合を含む)に着用された場合に、使用者も含めて「人魚」の形態となる。このため、使用者及び周囲の人たちに興趣を与えることが可能であり、楽しく着用することができる。
すなわち、この考案の下半身用タオルは魚の下半身の形態を有し、当該下半身用タオルの先端部が当該魚の尾の形態を有しているため、使用者の下半身(腹部等まで及ぶ場合を含む)に着用された場合に、使用者も含めて「人魚」の形態となる。このため、使用者及び周囲の人たちに興趣を与えることが可能であり、楽しく着用することができる。
請求項4に係る考案は、請求項1又は請求項2に係る考案の下半身用タオルであって、動物の形態を有し、当該下半身用タオルの基端部又は基端部及びその近傍が当該動物の口部に相当する、下半身用タオルである。
この考案の下半身タオルでは、請求項1又は請求項2に係る考案の下半身用タオルの作用効果に加えて、次の作用効果が得られる。
すなわち、この考案の下半身用タオルは動物の形態を有し、当該下半身用タオルの基端部又は基端部及びその近傍が当該動物の口部に相当しているため、使用者に着用されることによって、「使用者Uが鰐に食べられている状態」の形態となる。このため、使用者及び周囲の人たちに興趣を与えることが可能であり、楽しく着用することができる。
なお、「動物」としては、鰐,鮫等、種々のものが適用され得る。
すなわち、この考案の下半身用タオルは動物の形態を有し、当該下半身用タオルの基端部又は基端部及びその近傍が当該動物の口部に相当しているため、使用者に着用されることによって、「使用者Uが鰐に食べられている状態」の形態となる。このため、使用者及び周囲の人たちに興趣を与えることが可能であり、楽しく着用することができる。
なお、「動物」としては、鰐,鮫等、種々のものが適用され得る。
[実施例1]
次に、本考案の実施例1について、図1A〜図1Cに基づいて説明する。
この実施例の下半身用タオル10Aは、いわゆる「人魚タイプ」のものである。この下半身用タオル10Aについては、縦長の状態を基本に説明する。
次に、本考案の実施例1について、図1A〜図1Cに基づいて説明する。
この実施例の下半身用タオル10Aは、いわゆる「人魚タイプ」のものである。この下半身用タオル10Aについては、縦長の状態を基本に説明する。
この下半身用タオル10Aは、文字通りタオル地の布材によって形成されている。その布材は可撓性を有する面状をしており、おもて面及び裏面を有し、その両方又は一方には、パイル又はシャーリング(いずれも図示省略)が設けられている。
この下半身用タオル10Aは、ほぼ筒状をしており、基端部(上端部)が開口して開口部20Aが形成され、先端部(下端部)が閉塞している。
そして、人間(使用者U)の下半身(正確には「下半身を含み、腹部まで及ぶ部分」)に対応した大きさを有している。
そして、人間(使用者U)の下半身(正確には「下半身を含み、腹部まで及ぶ部分」)に対応した大きさを有している。
そして、この下半身用タオル10Aは、「魚の下半身」の形態(正確には「下半身を含む部分の形態」を有している。すなわち、この下半身用タオル10Aは、胴部41及び尾部42を有している。
胴部41は、「魚の胴部」(その外郭)の形態を有し、下半身用タオル10Aの基端部から先端部に向かうにつれて緩やかに断面積が小さくなる筒状の形状を有している。
尾部42は、下半身用タオル10Aの先端部に形成され、「魚の尾部」(その外郭)の形態を有して二股状の中空となっており、人間(使用者U)の各足に対応している。
胴部41は、「魚の胴部」(その外郭)の形態を有し、下半身用タオル10Aの基端部から先端部に向かうにつれて緩やかに断面積が小さくなる筒状の形状を有している。
尾部42は、下半身用タオル10Aの先端部に形成され、「魚の尾部」(その外郭)の形態を有して二股状の中空となっており、人間(使用者U)の各足に対応している。
この下半身用タオル10Aの開口部20A及びその近傍は、2枚重ね状とされている。一般的な部分は、タオル地の布材他の部分は1重であるが、その部分のみは2重とされている。
すなわち、この下半身用タオル10Aの開口部20Aの側の部分は内側に折り返されて折り返し部32Aが形成され、折り返し部32Aの先端部はメイン部30A(折り返し部32A以外の部分)に対して縫い付け糸34Aによって縫い付けられている。
すなわち、この下半身用タオル10Aの開口部20Aの側の部分は内側に折り返されて折り返し部32Aが形成され、折り返し部32Aの先端部はメイン部30A(折り返し部32A以外の部分)に対して縫い付け糸34Aによって縫い付けられている。
次に、この下半身用タオル10Aの使用方法及び作用効果について説明する。
使用者Uは、この下半身タオルを自身の下半身に身に付ける。すなわち、使用者Uは、ズボンをはくのと同様に、自身の両脚を開口部20Aを通して下半身用タオル10Aの胴部41の内部に収容させ、自身の各足を尾部42の各空間内に収容させる。
使用者Uは、この下半身タオルを自身の下半身に身に付ける。すなわち、使用者Uは、ズボンをはくのと同様に、自身の両脚を開口部20Aを通して下半身用タオル10Aの胴部41の内部に収容させ、自身の各足を尾部42の各空間内に収容させる。
このように使用者Uが下半身用タオル10Aを身に付けた状態で、次の作用効果が得られる。
下半身タオルが筒状をしているため、使用者Uの下半身(腹部を含む)における仮想断面の全周囲を覆うとともに、その先端部が閉塞しているため、使用者Uの足先まで覆い、外部からの冷気の侵入が阻止される。
こうして、使用者Uの下半身は確実に保温される。
下半身タオルが筒状をしているため、使用者Uの下半身(腹部を含む)における仮想断面の全周囲を覆うとともに、その先端部が閉塞しているため、使用者Uの足先まで覆い、外部からの冷気の侵入が阻止される。
こうして、使用者Uの下半身は確実に保温される。
また、この下半身用タオル10Aは文字通りタオル地の布材によって形成されているため、軽量であるとともに、柔らかい感触が得られる。また、汚れた場合は家庭でも容易に洗濯することができる。
また、この下半身用タオル10Aの開口部20A及びその近傍は2枚重ね状とされているため、使用者Uの腹部がより確実に保温される。
また、この下半身用タオル10Aの開口部20A及びその近傍は2枚重ね状とされているため、使用者Uの腹部がより確実に保温される。
また、この下半身用タオル10Aは「魚の下半身」の形態を有しているため、使用者U(人間)が着用することによって、使用者Uも含めて「人魚」の形態となる。
このため、使用者U及び周囲の人たちに興趣を与えることが可能であり、楽しく着用することができる。
このため、使用者U及び周囲の人たちに興趣を与えることが可能であり、楽しく着用することができる。
[実施例2]
次に、本考案の実施例2について、図2A〜図2Cに基づいて説明する。実施例2は実施例1の変形例であり、共通する要素については、対応する符号(「A」を「B」に変更した符号)を付して適宜説明を省略する。
次に、本考案の実施例2について、図2A〜図2Cに基づいて説明する。実施例2は実施例1の変形例であり、共通する要素については、対応する符号(「A」を「B」に変更した符号)を付して適宜説明を省略する。
この実施例の下半身用タオル10Bは、いわゆる「鰐(わに)タイプ」のものである。この下半身用タオル10Bについては、横長の状態を基本に説明する。
この下半身用タオル10Bも、ほぼ筒状をしており、基端部が開口して開口部20Bが形成され、先端部が閉塞している。
この下半身用タオル10Bは、「鰐」の形態を有している。すなわち、基端部が「鰐の口の先端部」に対応し、先端部に向けて、「鰐の胴部」及び「鰐の尾部」に対応するように形成されている。「鰐の尾部」に対応する部分は、下半身用タオル10Bの先端部に向かうにつれて緩やかに断面積が小さくなっており、その先端部はほぼ点状に閉塞している。
この下半身用タオル10Bは、「鰐」の形態を有している。すなわち、基端部が「鰐の口の先端部」に対応し、先端部に向けて、「鰐の胴部」及び「鰐の尾部」に対応するように形成されている。「鰐の尾部」に対応する部分は、下半身用タオル10Bの先端部に向かうにつれて緩やかに断面積が小さくなっており、その先端部はほぼ点状に閉塞している。
この下半身用タオル10Bの基端部及びその近傍においては、開口部20Bの左右の縁部から下半身用タオル10Bの先端部に向けて一対の切れ目22が形成されている。開口部20B及び一対の切れ目22が「鰐の口」に対応する。一対の切れ目22には、適宜、「鰐の歯」に相当する装飾46が設けられている。
また、この下半身用タオル10Bのうちの「鰐の胴部」に対応する部分には、「鰐の脚」に相当する装飾47が設けられている。
また、この下半身用タオル10Bのうちの「鰐の胴部」に対応する部分には、「鰐の脚」に相当する装飾47が設けられている。
次に、この下半身用タオル10Bの使用方法及び作用効果について説明する。
使用者Uは、実施例1の下半身用タオル10Aと同様に使用し、実施例1と同様の作用効果が得られる。
そして、この下半身用タオル10Bは「鰐」の形態を有し、開口部20B及び一対の切れ目22が「鰐の口」に対応しているため、使用者U(人間)が着用することによって、「使用者Uが鰐に食べられている状態」の形態となる。
このため、使用者U及び周囲の人たちに興趣を与えることが可能であり、楽しく着用することができる。
使用者Uは、実施例1の下半身用タオル10Aと同様に使用し、実施例1と同様の作用効果が得られる。
そして、この下半身用タオル10Bは「鰐」の形態を有し、開口部20B及び一対の切れ目22が「鰐の口」に対応しているため、使用者U(人間)が着用することによって、「使用者Uが鰐に食べられている状態」の形態となる。
このため、使用者U及び周囲の人たちに興趣を与えることが可能であり、楽しく着用することができる。
なお、上記のものはあくまで本考案の一実施例にすぎず、当業者の知識に基づき種々の変更を加えた態様で本考案を実施できることはもちろんである。
例えば、実施例2の変形例として、「鰐」の形態ではなく、「鮫」等の形態に置き換えられたものが考えられ得る。
10A,10B 下半身用タオル
20A,20B 開口部
32A,32B 折り返し部
20A,20B 開口部
32A,32B 折り返し部
Claims (4)
- 使用者の少なくとも下半身を覆う布製品であって、
タオル地の布材によって形成され、基端部が開口して開口部が形成され、先端部が閉塞した筒状をなし、
使用者の少なくとも下半身を覆う、下半身用タオル。 - 請求項1に記載の下半身用タオルであって、
前記基端部及びその近傍が他の部分よりも多重のタオル地の布材によって形成されている、
下半身用タオル。 - 請求項1又は請求項2に記載の下半身用タオルであって、
魚の下半身の形態を有し、当該下半身用タオルの先端部が当該魚の尾の形態を有している、
下半身用タオル。 - 請求項1又は請求項2に記載の下半身用タオルであって、
動物の形態を有し、当該下半身用タオルの基端部又は基端部及びその近傍が当該動物の口部に相当する、
下半身用タオル。
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