JP3214988B2 - シリコン単結晶の製造装置 - Google Patents

シリコン単結晶の製造装置

Info

Publication number
JP3214988B2
JP3214988B2 JP21631994A JP21631994A JP3214988B2 JP 3214988 B2 JP3214988 B2 JP 3214988B2 JP 21631994 A JP21631994 A JP 21631994A JP 21631994 A JP21631994 A JP 21631994A JP 3214988 B2 JP3214988 B2 JP 3214988B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chamber
single crystal
crucible
screen
silicon
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP21631994A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0881294A (ja
Inventor
政美 長谷部
滋良 高尾
勲 神田
博文 原田
正道 大久保
清 小島
博 戸松
Original Assignee
ワッカー・エヌエスシーイー株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ワッカー・エヌエスシーイー株式会社 filed Critical ワッカー・エヌエスシーイー株式会社
Priority to JP21631994A priority Critical patent/JP3214988B2/ja
Publication of JPH0881294A publication Critical patent/JPH0881294A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3214988B2 publication Critical patent/JP3214988B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Crystals, And After-Treatments Of Crystals (AREA)
  • Liquid Deposition Of Substances Of Which Semiconductor Devices Are Composed (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体回路製造用の単
結晶基板の材料となる単結晶体の製造装置の改良に関
し、特に、チョクラルスキー法でシリコン単結晶棒を成
形する場合の熱を除去するようにした製造装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】半導体製造の分野においては、従来か
ら、シリコン単結晶の製造方法としてチョクラルスキー
法(CZ法)が一般的に使用されている。
【0003】このCZ法によりシリコン単結晶を成長さ
せる方法として、転位や各種の結晶欠陥等を極力少なく
し、かつ、より低いコストでシリコン単結晶を製造しう
る方法が求められている。その中で特に結晶欠陥の抑制
については、引上げ中の単結晶体を急速に冷却すること
が、結晶欠陥の核の成長を抑制する点で有効であること
が知られている。
【0004】例えば、特開昭47−26388号公報に
は、図に示している円筒状の熱遮蔽体を用いる装置が
開示されている。この装置1は、主にシリコン溶融のた
めの構造体が収容される加熱チャンバ2aと引き上げら
れるシリコン結晶体Sを収納する引上げチャンバ2bと
からなるチャンバ2を有し、加熱チャンバ2a内には坩
堝3と、この坩堝3の主に側面部を取り囲むように配置
された加熱ヒータ4とが設けられている。坩堝3には、
加熱ヒータ4によって溶融されるシリコンが収容され
る。この坩堝3は、図示しない駆動装置に回転軸5を介
して接続され、結晶引上げ中はこの駆動装置によって所
定の速度で回転される。通常、坩堝3は、石英坩堝3a
とこれを保護する黒鉛製坩堝3bとから構成されてい
る。
【0005】一方、引上げチャンバ2bは、加熱チャン
バ2aの開口部を塞ぐ天井部と、この天井部の中央部に
位置し、主に育成中のシリコン単結晶体Sを収容する収
容部とから構成されている。この収容部の天井部との接
合部には、坩堝3方向に向かって伸延する円筒7が取り
付けられている。後述するようにこの円筒7が熱遮蔽体
として機能している。
【0006】また、引上げチャンバ2b内には、頂壁を
挿通して垂下された引上げワイヤ8が設けられ、この引
上げワイヤ8の下端には種結晶9を保持するチャック1
0が設けられている。この引上げワイヤ8の上端側は、
ワイヤ巻上機11に巻回されており、育成中のシリコン
結晶体Sを所定の速度で引上げるようになっている。な
お、加熱ヒータ4の周りには断熱材12が設けられてい
るが、これは、加熱ヒータ4からの熱が加熱チャンバ2
aの外部に逃げるのを防止するためである。
【0007】チャンバ2内には、引上げチャンバ2bに
形成されたガス導入口13からアルゴンガスが導入され
るようになっているが、このアルゴンガスは、図示され
ているように、ガス導入口13から収容部の内部を通
り、さらに円筒7の内部を通過して加熱チャンバ2a内
に流入し、ガス排出口14から排出される。このように
チャンバ2内にアルゴンガスを流通させるのは、円筒7
内を引き上げられる育成中のシリコン単結晶体Sを冷却
するためと、加熱ヒータ4の加熱によるシリコンの溶融
に伴ってチャンバ2内に発生するSiOガスやCOガス
をシリコン融液中に混入させないようにするためであ
る。この円筒7の作用によって、引き上げられつつある
シリコン単結晶体Sを冷却するようにしている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このように
構成された従来の単結晶体の製造装置にあっては、シリ
コン単結晶体Sを急冷することを主目的として融液の上
方に円筒7を設けているので、結晶欠陥の発生は抑制さ
れるものの不十分であった。
【0009】特開昭54−150378号公報には、露
出した坩堝の壁面からの熱の放射を反射することによっ
て棒を保護するカバー装置を有する溶融物から高純度半
導体棒を引き上げる装置が開示されている。しかし、強
制冷却機構を設けておらず、溶融物の引き上げ速度の向
上は難しい。
【0010】国際公開されたWO93/00462公報
には、内部をジャケット構造にしたスクリーンに冷却用
ガスを流すことにより、シリコン単結晶を強制的に冷却
する引き上げ装置と、スクリーンの外周に巻いたパイプ
に水または冷却ガスを流すことにより、シリコン単結晶
を強制的に冷却する引き上げ装置とが開示されている。
しかし、冷却用ガスは、比熱が小さいため伝熱量に限界
があり、シリコン単結晶の引き上げ速度の向上は難し
い。水は、比熱の面でガスより優れているが、ピイプを
介しスクリーンの外周に巻かれるため、伝熱面積や伝熱
距離の点で不利であり、シリコン単結晶の引き上げ速度
の向上は難しい。
【0011】特開平1−145391号公報および特開
平1−215785号公報には、引き上げ中の単結晶を
冷却するための水冷筒と、坩堝あるいは坩堝内の融液と
の間を遮断するモリブデン製のシールド部材とを有する
単結晶引上装置が開示されている。しかし、水冷筒の下
部には、高温になっているシリコン融液が面しており、
安全性に問題を有している。
【0012】本発明は、このような従来技術の問題点に
鑑みてなされたものであり、融液の不純物汚染を回避し
ながら引上げ中の単結晶体を急冷し得る安全性に優れた
単結晶体の製造装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決しようとするための手段】上記目的を達成
するための本発明に係るシリコン単結晶の製造装置は、
坩堝内に収容した原料を加熱ヒータにより加熱し融解す
る加熱チャンバと、前記坩堝から引き上げられた単結晶
体を内部に収納する引上げチャンバと、前記加熱チャン
バの上部と連結された側壁部、この側壁部から伸延し前
記加熱チャンバの開口部を塞ぐ天井部、この天井部の中
央部に位置し単結晶体を収容する収容部から構成された
中間チャンバを有する単結晶体の製造装置において、前
記中間チャンバの側壁部と前記加熱チャンバとの間に、
前記坩堝の外径より大きな内径を有するドーナツ型の水
冷チャンバを設け、この水冷チャンバに、スクリーンを
付設し、このスクリーンは、前記水冷チャンバに取り付
けられた環状リム部材と、前記融解された原料面の外部
からの目視を邪魔しないようにこの環状リム部材から傾
斜して設けられかつ先端が前記融解された原料面と所定
距離離間するように構成されたレッグ部材とを有するこ
とを特徴とする。
【0014】前記レッグ部材の垂直方向のサイズは、5
0mm乃至300mmであることを特徴とする。
【0015】前記加熱ヒータおよび融解された前記原料
からの熱損失を抑えるための熱遮断部材を、前記スクリ
ーンに付設あるいは隣接し設けることを特徴とする。
【0016】前記スクリーンは、前記水冷チャンバの下
面に取り付けた第1スクリーンと、上面に取り付けた第
2スクリーンとからなることを特徴とする。
【0017】
【0018】
【作用】結晶体が成長する過程において、単結晶体から
の輻射熱は、スクリーンのレッグ部材に取り込まれる。
このとき、スクリーンは、水冷チャンバに取り付けられ
環状リム部材を有することで、低温に保たれているた
め、単結晶体との熱交換が良く、単結晶体の冷却速度を
向上させる。したがって、引上げ中の単結晶体を急冷で
き、単結晶体の結晶欠陥の発生がきわめて少なくなる。
【0019】加えて、融液からの蒸発ガスと冷却された
スクリーンとの反応生成物が落下して融液を汚染するこ
とがなく、チャンバと蒸発ガスとの反応もほとんどない
ため、反応生成物の落下による融液の汚染という不具合
はなくなる。
【0020】さらに、水冷チャンバは、坩堝の外径より
大きな内径を有しているため、水冷チャンバから冷却水
が漏れても、高温の単結晶体あるいは融液表面に落下す
る可能性が低く安全性が高く、この結果、融液の不純物
汚染を回避しながら、結晶欠陥のきわめて少ない高品質
の単結晶体を効率よく安全に製造できる。
【0021】
【実施例】以下、本発明の実施態様を図面に基づいて説
明する。
【0022】図1は本発明の一実施例による単結晶体製
造装置の概略構成図、図2は他の実施例のチャンバ内壁
の部分拡大断面図、図は、本発明の一実施例における
COP粒径と個数との関係を従来例との対比において示
した図、図は、本発明の一実施例における結晶中心温
度と冷却速度との関係を従来例との対比において示した
図である。なお、図の部材と共通の部材には同一の符
号を付してある。
【0023】図1に示す本実施例に係る結晶体の製造装
置20は、シリコンを溶融するための部材や結晶化した
シリコンを引き上げる機構などを有しており、シリコン
溶融のための部材は加熱チャンバ2a内に収容され、シ
リコン単結晶を引き上げる機構は、この加熱チャンバ2
aから分離結合機構15によって分離可能とされた上部
構造体の一部を構成する引上げチャンバ2bの内部およ
び外部に設けられている。この上部構造体は、シリコン
を冷却するための水冷チャンバ2dおよび中間チャンバ
2cも有している。
【0024】加熱チャンバ2a内には、溶融しているシ
リコンLを収容する坩堝3が設けられ、この坩堝3は図
示しない駆動装置に回転軸5によって回転・昇降自在に
支持されている。
【0025】駆動装置は、シリコン単結晶Sの引き上げ
に伴う液面低下を補償すべく坩堝3を液面低下分だけ上
昇させ、また、シリコン融液Lの攪拌を行うために坩堝
3を常時所定の回転数で回転させる。
【0026】回転軸は加熱チャンバ2aを貫通している
が、チャンバ2内外の気密を保持し、またきわめて悪い
温度条件の下での使用となるために、図示しない特殊な
ベアリングで保持されている。
【0027】坩堝3は、従来と同様に石英坩堝3aとこ
れを保護する黒鉛製坩堝3bとから構成されている。
【0028】坩堝3の側壁部分には、シリコンを溶融さ
せる加熱ヒータ4がその周囲を取り囲むように配置され
ている。
【0029】この加熱ヒータ4の外側には、この加熱ヒ
ータ4からの熱が加熱チャンバ2aに直接輻射されるの
を防止する断熱材12がその周囲を取り囲むように設け
られている。
【0030】なお、加熱ヒータ4と断熱材12は支持台
16に取り付けられている。この支持台16は熱抵抗率
の非常に大きな材料を用いて作られている。
【0031】引上げチャンバ2bには、一端がワイヤ巻
上機11に取り付けられ、中間チャンバ2cの天井部6
aの頂壁を挿通して垂れ下げられた引上げワイヤ8が設
けられ、この引上げワイヤ8の下端には、種結晶9を保
持するチャック10が取り付けられている。
【0032】ワイヤ巻上機8は種結晶9の下端側に徐々
に成長するシリコン単結晶体Sをその成長速度等に従っ
て引き上げ、同時に、坩堝3の回転方向とは反対に常時
回転させる。
【0033】この引上げチャンバ2bの収容部に形成さ
れたガス導入口13からはアルゴンガスが導入され、こ
のアルゴンガスは加熱チャンバ2a内を流通した後にガ
ス排出口14から排出されるようになっている。
【0034】このようにチャンバ2内にアルゴンガスを
流通させるのは、前述したように、加熱ヒータ4の加熱
によるシリコンの溶融に伴ってチャンバ2内に発生する
SiOガスやCOガスをシリコン融液内に混入させない
ようにするためである。
【0035】また、中間チャンバ2cの側壁部6bと加
熱チャンバ2aとの間には、坩堝3の外径より大きな内
径を有するドーナツ型の水冷チャンバ2dが配置されて
おり、分離結合機構15によって分離可能とされてい
る。この水冷チャンバは、熱伝導率および熱輻射率の大
きい物質、例えば、カーボンや銅などから構成された第
1スクリーン22が、例えば、ボルトなどを使用して下
面に付設されている。
【0036】この第1スクリーン22は、水冷チャンバ
2dとの接触面積を大きくする環状リム部材22aと、
前記融解された原料面の外部からの目視を邪魔しないよ
うに前記環状リム部材22aから傾斜して設けられかつ
先端が前記融解された原料面と所定距離sだけ離間する
ように構成されたレッグ部材22bとを有している。
【0037】このレッグ部材22bは、伝熱距離を短く
し除熱能力を高める観点から、垂直方向のサイズHは、
50mmないし300mmであることが望ましい。
【0038】また、加熱ヒータおよび融解された原料か
らの熱損失を抑えるための熱遮断部材、例えば、カーボ
ンフェルトを、第1スクリーン22に付設あるいは隣接
し設けることが望ましい。
【0039】次に、本発明に係る実施例の作用を説明す
る。
【0040】まず、シリコン単結晶体を製造するにあた
って、分離結合機構15により引上げチャンバ2bと中
間チャンバ2cとスクリーンを付設した水冷チャンバ2
dとを有する上部構造体を加熱チャンバ2aから分離
し、坩堝3に原料となるシリコン多結晶体と非常に微量
の不純物とを投入して、その後、分離結合機構15によ
り上部構造体を加熱チャンバ2aに再び取り付ける。
【0041】この状態で加熱ヒータ4を加熱して坩堝3
内のシリコンが溶融されるのを待つ。このシリコンが溶
融状態となったら、ワイヤ巻上機11を作動させて引上
げワイヤ8を下ろし、チャック10に取り付けられた種
結晶9がシリコン融液表面に接するようにする。この状
態で、種結晶9にシリコンの結晶が成長し始めると、今
度はワイヤ巻上機11を所定の速度で引き上げて図1に
示すようにシリコン結晶体Sを成長させていく。
【0042】この過程において、シリコン単結晶体Sか
らの輻射光は、熱伝導率および熱輻射率の大きい物質、
例えば、カーボンや銅などから構成された第1スクリー
ン22のレッグ部材22bに入射する。
【0043】このとき、第1スクリーン22は、水冷チ
ャンバ2dとの接触面積を大きくする環状リム部材22
aを有し、低温に保たれているため、シリコン単結晶体
Sとの輻射熱交換が良くなり、シリコン単結晶体Sの冷
却速度を向上させることが可能になる。
【0044】したがって、従来のように円筒7を用いな
くても引上げ中のシリコン単結晶体Sを急冷することが
できるので、シリコン単結晶体Sの結晶欠陥の発生がき
わめて少なくなる。
【0045】さらに、水冷チャンバ2dは、坩堝3の外
径より大きな内径を有しているため、水冷チャンバから
冷却水が漏れた場合であっても、高温のシリコン単結晶
体Sあるいはシリコン融液表面に落下する可能性が低く
安全性が高い。
【0046】次に、本発明の他の実施例について説明す
る。
【0047】図2は、第1スクリーン22が取り付けら
れていない上面に、第2スクリーン23を付設し、冷却
能力を向上させた装置を示している。この第2スクリー
ン23も、熱伝導率および熱輻射率の大きい物質、例え
ば、カーボンや銅などから構成され、水冷チャンバ2d
との接触面積を大きくする環状リム部材23aと、前記
融解された原料面の外部からの目視を邪魔しないように
前記環状リム部材22aから傾斜して設けられかつ先端
が前記融解された原料面と所定距離sだけ離間するよう
に構成されたレッグ部材23bとを有することが望まし
い。
【0048】
【0049】
【0050】次に、本発明の実施例と従来例との比較を
説明する。
【0051】図は、結晶中の欠陥の大きさと個数との
関係(分布)を示した図である。
【0052】従来例として表されているグラフは、図
に示されている単結晶体製造装置を使用し、1.0mm/m
inの引き上げ速度の条件で得られた結果である。本発明
として表されているグラフは、図1に示している実施例
に係る単結晶体製造装置を使用し、2.5mm/minの引き
上げ速度の条件で得られた結果である。
【0053】図から明らかのように、本発明は、従来例
と比較し結晶中の欠陥の数が減少すると共に欠陥のサイ
ズが微細化している。
【0054】なお、COP( Crystal-Originated Part
icle )は、洗浄液(NH2 OH/H2 2 /H2 O)
を使用し結晶にSCl洗浄を施し、結晶中の欠陥をピッ
トとして形成させ、パーティクルカウンターで当該ピッ
トをパーティクルとして検出したものである。したがっ
て、従来のウェーハ上の異物粒子とは別のものである。
【0055】図は、結晶中心温度と冷却速度(軸方向
温度勾配)との関係をシミュレートした結果を示した図
であり、従来例および本発明として表されているグラフ
の操作条件は図と同一にしている。
【0056】図から明らかのように、本発明は、従来例
と比較し軸方向温度勾配が約2倍程度大きく、良好な冷
却速度を得ることできることを示している。
【0057】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、融液の
不純物汚染を回避しながら、結晶欠陥のきわめて少ない
高品質のシリコン単結晶体を、効率よく安全に製造する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例による単結晶体製造装置の
概略構成図である。
【図2】 他の実施例のチャンバ内壁の部分拡大断面図
である。
【図3】 本発明の一実施例におけるCOP粒径と個数
との関係を従来例との対比において示した図である。
【図4】 本発明の一実施例における結晶中心温度と冷
却速度との関係を従来例との対比において示した図であ
る。
【図5】 従来の装置の一例を示す概略構成図である。
【符号の説明】
2a…加熱チャンバ、 2b…引上げチャンバ、 2c…中間チャンバ、 2d…水冷チャンバ、 3…坩堝、 4…加熱ヒータ、 6a…天井部、 6b…収容部、 12…断熱材、 22…第1スクリーン、 23…第2スクリーン、 22a,23a…環状リム部材、 22b,23b…レッグ部材、 S…シリコン単結晶体、 L…溶融シリコン。
フロントページの続き (72)発明者 原田 博文 山口県光市大字島田3434番地 新日本製 鐵株式会社光製鐵所内 (72)発明者 大久保 正道 山口県光市大字島田3434番地 ニッテツ 電子株式会社内 (72)発明者 小島 清 山口県光市大字島田3434番地 ニッテツ 電子株式会社内 (72)発明者 戸松 博 山口県光市大字島田3434番地 ニッテツ 電子株式会社内 (56)参考文献 特開 昭57−205397(JP,A) 特開 平3−177389(JP,A) 特公 昭57−205397(JP,B2) 実公 平5−23579(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C30B 1/00 - 35/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 坩堝内に収容した原料を加熱ヒータによ
    り加熱し融解する加熱チャンバと、 前記坩堝から引き上げられた単結晶体を内部に収納する
    引上げチャンバと、 前記加熱チャンバの上部と連結された側壁部、この側壁
    部から伸延し前記加熱チャンバの開口部を塞ぐ天井部、
    この天井部の中央部に位置し単結晶体を収容する収容部
    から構成された中間チャンバを有する単結晶体の製造装
    置において、 前記中間チャンバの側壁部と前記加熱チャンバとの間
    に、前記坩堝の外径より大きな内径を有するドーナツ型
    の水冷チャンバを設け、 この水冷チャンバに、スクリーンを付設し、 このスクリーンは、前記水冷チャンバに取り付けられた
    環状リム部材と、前記融解された原料面の外部からの目
    視を邪魔しないようにこの環状リム部材から傾斜して設
    けられかつ先端が前記融解された原料面と所定距離離間
    するように構成されたレッグ部材とを有することを特徴
    とするシリコン単結晶の製造装置。
  2. 【請求項2】 前記レッグ部材の垂直方向のサイズは、
    50mm乃至300mmであることを特徴とする請求項
    1に記載のシリコン単結晶の製造装置。
  3. 【請求項3】 前記加熱ヒータおよび融解された前記原
    料からの熱損失を抑えるための熱遮断部材を、前記スク
    リーンに付設あるいは隣接し設けることを特徴とする請
    求項1乃至2に記載のシリコン単結晶の製造装置。
  4. 【請求項4】 前記スクリーンは、前記水冷チャンバの
    下面に取り付けた第1スクリーンと、上面に取り付けた
    第2スクリーンとからなる請求項1乃至3に記載のシリ
    コン単結晶の製造装置。
JP21631994A 1994-09-09 1994-09-09 シリコン単結晶の製造装置 Expired - Fee Related JP3214988B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21631994A JP3214988B2 (ja) 1994-09-09 1994-09-09 シリコン単結晶の製造装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21631994A JP3214988B2 (ja) 1994-09-09 1994-09-09 シリコン単結晶の製造装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0881294A JPH0881294A (ja) 1996-03-26
JP3214988B2 true JP3214988B2 (ja) 2001-10-02

Family

ID=16686671

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21631994A Expired - Fee Related JP3214988B2 (ja) 1994-09-09 1994-09-09 シリコン単結晶の製造装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3214988B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6350323B2 (ja) * 2015-02-10 2018-07-04 トヨタ自動車株式会社 単結晶製造装置
JP6825728B1 (ja) 2020-01-10 2021-02-03 信越半導体株式会社 単結晶製造装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0881294A (ja) 1996-03-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5264189A (en) Apparatus for growing silicon crystals
US4956153A (en) Apparatus for Czochralski single crystal growing
US4981549A (en) Method and apparatus for growing silicon crystals
US6632280B2 (en) Apparatus for growing single crystal, method for producing single crystal utilizing the apparatus and single crystal
TWI231318B (en) Apparatus for growing a single crystalline ingot
US20100258050A1 (en) Apparatus for producing single crystal
US20080035050A1 (en) An Apparatus for Producing a Single Crystal
US20020157598A1 (en) Silicon wafer and method for producing silicon single crystal
JPH0639351B2 (ja) 単結晶棒の製造装置及び方法
KR100504423B1 (ko) 결정성장방법
EP1717355B1 (en) Production apparatus and process for producing silicon single crystal and silicon wafer
JP3214988B2 (ja) シリコン単結晶の製造装置
CN114929951A (zh) 单晶制造装置
JPS6168389A (ja) 単結晶成長装置
JP3220542B2 (ja) 半導体単結晶棒製造装置
JP2528309B2 (ja) 単結晶成長装置
JP2002068887A (ja) 半導体単結晶の製造装置及びそれを用いた半導体単結晶の製造方法
JP3203341B2 (ja) 半導体単結晶棒製造装置
JP3151327B2 (ja) 単結晶体製造装置
JP3203342B2 (ja) 単結晶体の製造装置
JPH07118089A (ja) 多結晶のリチャージ装置およびリチャージ方法
JP2800867B2 (ja) シリコン単結晶の製造装置
JP2004224642A (ja) 単結晶製造装置
JP2884379B2 (ja) 単結晶製造装置
JPH09309787A (ja) 単結晶引上げ装置用水冷筒

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080727

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080727

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090727

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100727

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100727

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110727

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120727

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120727

Year of fee payment: 11

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120727

Year of fee payment: 11

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120727

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130727

Year of fee payment: 12

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees