JP3214840U - フライパン - Google Patents

フライパン Download PDF

Info

Publication number
JP3214840U
JP3214840U JP2017005373U JP2017005373U JP3214840U JP 3214840 U JP3214840 U JP 3214840U JP 2017005373 U JP2017005373 U JP 2017005373U JP 2017005373 U JP2017005373 U JP 2017005373U JP 3214840 U JP3214840 U JP 3214840U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
iron
layer
frying pan
aluminum
multilayer structure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017005373U
Other languages
English (en)
Inventor
超 簡
超 簡
Original Assignee
超 簡
超 簡
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 超 簡, 超 簡 filed Critical 超 簡
Priority to JP2017005373U priority Critical patent/JP3214840U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3214840U publication Critical patent/JP3214840U/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Frying-Pans Or Fryers (AREA)

Abstract

【課題】錆びにくく、軽く、熱伝導性が高い、新規のフライパンを提供する。【解決手段】鉄層11,13とアルミニウム層12からなる多層構造を有し、調理面3と加熱面4に窒化鉄層14,15を形成した。多層構造は、鉄層11、アルミニウム層12、鉄層13の三層構造とした。鉄よりも軽く熱伝導性が高いアルミニウムを使用しているため、鉄製のフライパンよりも軽く、熱伝導性が高い。また、調理面3に窒化鉄層14が形成されているため、錆びにくい。窒化鉄層14は、多層構造の表面の鉄層11が窒化されたものであるため、窒化処理をすることにより容易に窒化鉄層を形成することができる。【選択図】図1

Description

本考案は、フライパンに関する。
従来、鉄製のフライパンが多く用いられている。鉄製のフライパンは、強い火力を用いた調理に適しており、特に中華料理には欠かせないものとなっている。しかし、鉄製のフライパンは、錆びやすいという欠点があった。
錆びやすいという鉄製のフライパンの欠点を解消するために、鉄製のフライパンの鉄の表面に窒化処理を施したものが知られている。鉄の表面に窒化処理を施したフライパンは錆びにくいことから、市場において人気のあるフライパンの一つとなりつつある。
しかしながら、鉄の表面に窒化処理を施したフライパンは、依然として従来の鉄製のフライパンと同様に、重く、熱伝導性があまり高くないという欠点を有していた。
特開2013−070751号公報
そこで、本考案は、従来の鉄製のフライパンの欠点を解消し、錆びにくく、軽く、熱伝導性が高い、新規のフライパンを提供することを目的とする。
本考案の請求項1に記載のフライパンは、鉄とアルミニウムからなる多層構造を有し、調理面に窒化鉄層が形成されていることを特徴とする。
本考案の請求項2に記載のフライパンは、請求項1において、加熱面に窒化鉄層が形成されていることを特徴とする。
本考案の請求項3に記載のフライパンは、請求項1又は2において、前記多層構造は、鉄、アルミニウム、鉄の三層構造であることを特徴とする。
本考案の請求項4に記載のフライパンは、請求項1〜3のいずれかにおいて、前記窒化鉄層は、前記多層構造の表面の鉄が窒化されたものであることを特徴とする。
本考案の請求項1に記載のフライパンによれば、鉄とアルミニウムからなる多層構造を有しており、鉄よりも軽く熱伝導性が高いアルミニウムを使用しているため、鉄製のフライパンよりも軽く、熱伝導性が高い。また、調理面に窒化鉄層が形成されているため、錆びにくい。
本考案の請求項2に記載のフライパンによれば、加熱面に窒化鉄層が形成されているため、より錆びにくい。
本考案の請求項3に記載のフライパンによれば、前記多層構造は、鉄、アルミニウム、鉄の三層構造であり、鉄よりも軽く熱伝導性が高いアルミニウムを使用しているため、鉄製のフライパンよりも軽く、熱伝導性が高い。
本考案の請求項4に記載のフライパンによれば、前記窒化鉄層は、前記多層構造の表面の鉄が窒化されたものであるため、窒化処理をすることにより容易に窒化鉄層を形成することができる。
本考案のフライパンの一実施例を示す斜視図と断面図である。
以下、本考案における好ましい実施例について、添付図面を参照しながら説明する。
本考案のフライパンの一実施例を示す図1において、1はフライパン本体、2は柄である。
フライパン本体1は、上から下に向かって、鉄からなる鉄層11、アルミニウムからなるアルミニウム層12、鉄からなる鉄層13の順に積層された三層構造を有している。また、鉄層11の上面には、被調理物が載置される調理面3、鉄層13の下面には、加熱用の炎や電磁調理器が接する加熱面4が形成されている。フライパン本体1は、三層構造の板材をプレス加工することにより形成することができる。
調理面3と加熱面4には、それぞれ、窒化鉄からなる窒化鉄層14,15が形成されている。窒化鉄層14,15は、それぞれ鉄層11の上面と鉄層13の下面の鉄が窒化されたものである。窒化鉄層14,15は、公知の窒化処理により形成することができる。
本実施例のフライパンを製造する場合、はじめに、鉄とアルミニウムからなり、鉄、アルミニウム、鉄の順に積層されて一体に接合された三層構造の板材をフライパン本体1の形状にプレス加工する。そして、これに公知の窒化処理、例えば、約500℃のアンモニアガスを噴霧する処理を施すことにより、表面の鉄を窒化する。以上により、鉄層11、アルミニウム層12、鉄層13の三層構造を有し、表面に窒化鉄層14,15を有する、本実施例のフライパンが得られる。
本実施例のフライパンは、アルミニウムを材料の一部に用いており、アルミニウムは軽く(比重2.7g・cm−3)、熱伝導性が高い(熱伝導率(室温付近)236W・m−1・K−1)ため、従来の鉄製のフライパンと比較して、軽く、熱伝導性が高い。そして、軽いことから、高齢者や女性でも扱いやすく、熱伝導性が高いことから、熱伝導が均等になり、局所的に温度が高くなり過ぎることが防止され、その結果、油煙や焦げを低減させることができる。
また、鉄とアルミニウムからなる多層構造とすると表面の薄い鉄の層が錆びて鉄の層に穴が開きやすくなるため、鉄とアルミニウムからなる多層構造はフライパンに不向きであるとされていた。これに対し、本実施例のフライパンによれば、調理面3と加熱面4に、それぞれ、窒化鉄層14,15が形成され、鉄が表面に露出することが防止されているため、鉄の層の錆が確実に防止される。また、窒化鉄層14,15は、硬度が高いため、本実施例のフライパンは、丈夫で長持ちする。また、窒化鉄層14,15は、親油性にも優れるため、本実施例のフライパンを用いることにより、快適に料理を行うことができる。
以上のように、本実施例のフライパンは、鉄層11,13とアルミニウム層12からなる多層構造を有しており、鉄よりも軽く熱伝導性が高いアルミニウムを使用しているため、鉄製のフライパンよりも軽く、熱伝導性が高い。また、調理面3に窒化鉄層14が形成されているため、錆びにくい。
また、本実施例のフライパンは、加熱面4に窒化鉄層15が形成されているため、より錆びにくい。
また、本実施例のフライパンは、前記多層構造は、鉄層11、アルミニウム層12、鉄層13の三層構造であり、鉄よりも軽く熱伝導性が高いアルミニウムを使用しているため、鉄製のフライパンよりも軽く、熱伝導性が高い。
また、本実施例のフライパンは、前記窒化鉄層14は、前記多層構造の表面の鉄層11が窒化されたものであるため、窒化処理をすることにより容易に窒化鉄層を形成することができる。
なお、本考案は、上記の実施例に限定されるものではなく、種々の変形実施が可能である。例えば、フライパンを上記の実施例のように三層構造にするほか、鉄とアルミニウムの二層構造としてもよく、四層以上の多層構造としてもよい。
3 調理面
4 加熱面
11,13 鉄層
12 アルミニウム層
14,15 窒化鉄層

Claims (4)

  1. 鉄とアルミニウムからなる多層構造を有し、調理面に窒化鉄層が形成されていることを特徴とするフライパン。
  2. 加熱面に窒化鉄層が形成されていることを特徴とする請求項1に記載のフライパン。
  3. 前記多層構造は、鉄、アルミニウム、鉄の三層構造であることを特徴とする請求項1又は2に記載のフライパン。
  4. 前記窒化鉄層は、前記多層構造の表面の鉄が窒化されたものであることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のフライパン。
JP2017005373U 2017-11-27 2017-11-27 フライパン Active JP3214840U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017005373U JP3214840U (ja) 2017-11-27 2017-11-27 フライパン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017005373U JP3214840U (ja) 2017-11-27 2017-11-27 フライパン

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3214840U true JP3214840U (ja) 2018-02-08

Family

ID=61159735

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017005373U Active JP3214840U (ja) 2017-11-27 2017-11-27 フライパン

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3214840U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108531852A (zh) * 2018-02-11 2018-09-14 浙江三禾厨具有限公司 一种防锈复合锅的加工工艺

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108531852A (zh) * 2018-02-11 2018-09-14 浙江三禾厨具有限公司 一种防锈复合锅的加工工艺
CN108531852B (zh) * 2018-02-11 2020-06-16 浙江三禾厨具有限公司 一种防锈复合锅的加工工艺

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN100463631C (zh) 加热容器
JP3135807U (ja) 無油煙鍋
JP3214840U (ja) フライパン
JP4047878B2 (ja) 電子誘導加熱炊飯器用内釜
CN104840086B (zh) 一种无油烟聚能炒锅及配合使用的水蒸汽循环锅盖
JP2013169298A (ja) 調理用プレート
CN206867068U (zh) 一种钛/铝/不锈钢复合锅
CN205083236U (zh) 双层锅
JP2008302192A (ja) 調理器具用補助板
CN208524500U (zh) 一种多功能锅
US20180146821A1 (en) Cookware
JP1727464S (ja) 加熱調理器用調理パン
CN204813317U (zh) 一种无油烟聚能炒锅及配合使用的水蒸汽循环锅盖
CN214905835U (zh) 一种可控油烟炒锅
CN109199066A (zh) 一种多功能锅
TWM602007U (zh) 鑄鐵鍋
KR20180119283A (ko) 메탈라스 형상의 통공을 포함하는 석쇠 구이판 및 이의 제조방법
JP3206092U (ja) 焼肉石板
JP4301058B2 (ja) 電磁誘導加熱式炊飯器用調理鍋
KR20080006443U (ko) 미끄럼 방지 홈이 구비된 조리용구
CN205285965U (zh) 改良的分离式电锅中锅结构
JP3105084U (ja) Ih専用安全鍋
CN105003937A (zh) 家用立体式导热油加热炉具
JP3192944U (ja) 煉瓦プレート
CN203762841U (zh) 一种砂锅

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3214840

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250