JP3214385U - 自動販売機用pоpシート - Google Patents
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Abstract
【課題】シート本体に上辺と下辺方向の腰を持たせ、上部側が表面側又は裏面側に撓むことを抑制する自動販売機用PОPシートを提供する。【解決手段】自動販売機の前面パネル104Aの上端部に貼り付ける自動販売機用PОPシート1であって、フィルムシート材料からなる横長長方形のシート本体2の表面2A側に絵や文字、写真3を印刷すると共に、裏面2B側の下縁部寄りの位置に帯状に両面粘着テープ4を配設してなる。シート本体における左右の端縁2a、2b近傍部と、左右方向の中央部に、上下方向に延在すると共に、表面側又は裏面側に突出するスジ押し部5を設ける。また、シート本体の上辺を、左右いずれか一方側から他方側にかけて緩やかに傾斜させる。更に、シート本体の上辺の一部に膨出部6を設ける。【選択図】図4
Description
本考案は、自動販売機における前面パネルの上端部に貼り付ける自動販売機用PОPシートに関するものである。
商品の宣伝広告手段の一つとして、フィルムシート材料に絵や文字、写真を印刷したPОPシートを、自動販売機における前面パネルの上端部に貼り付ける手段がある。
そして、斯かる手段において用いられている従来のPОPシートは、図5乃至図7に示す通りである。
図5はPОPシートの裏面図、図6は該PОPシートを自動販売機における前面パネルの上端部に貼り付けた状態の部分拡大正面図、図7は該PОPシートの問題点の説明図である。
該図において、100はPОPシートである。また、PОPシート100は、フィルムシート材料を横長長方形に裁断したシート本体101の表面101A側に絵や文字、写真102を印刷すると共に、裏面101B側の下縁部寄りの位置に帯状に両面粘着テープ103を配設してなるものである。そして、図6に示す如く、前記両面粘着テープ103をもって自動販売機104における前面パネル104Aの上端部に貼り付けるものである。
而して、斯かる従来のPОPシート100には、図7に示す如き問題点がある。それは、貼り付けたPОPシート100におけるシート本体101の上部側が自重により表面側又は裏面側に撓んでしまったり、風に煽られてひらひらしてしまったりすることである。
しかし、このように撓んでしまったり、風に煽られてひらひらしてしまったりすると、PОPシートそのものが宣伝広告媒体として安っぽい印象を与え、延いてはこれを用いて宣伝広告している商品のイメージをダウンさせる虞もある。また、シート本体101が横長長方形であり、風圧を受ける面積が大きいから、強い風が吹くと煽られて両面粘着テープ102が剥がれる虞もある。
本考案は上記の点に鑑みなされたものであって、PОPシートに上辺と下辺方向の腰を持たせ、自動販売機における前面パネルの上端部に貼り付けた状態において自重により上部側が表面側又は裏面側に撓むことがないと共に、風に煽られてひらひらすることもないようになした自動販売機用PОPシートを提供しようとするものである。
而して、本考案の要旨とするところは、フィルムシート材料からなる横長長方形のシート本体の表面側に絵や文字、写真を印刷すると共に、裏面側の下縁部寄りの位置に帯状に両面粘着テープを配設してなる自動販売機用PОPシートにおいて、前記シート本体における左右の端縁近傍部と、左右方向の中央部に、上下方向に延在すると共に、表面側又は裏面側に突出するスジ押し部を設けてなることを特徴とする自動販売機用PОPシートにある。
また、上記構成において、スジ押し部を、その上端部がシート本体の上辺よりやや下側に位置するようになしてもよい。
また、上記構成において、シート本体の上辺を、左右いずれか一方側から他方側にかけて緩やかに傾斜面させるようになしてもよい。
また、上記構成において、シート本体の上辺の一部に膨出部を設けるようになしてもよい。
本考案は上記の如き構成であり、シート本体における左右の端縁近傍部と、左右方向の中央部に、上下方向に延在すると共に、表面側又は裏面側に突出するスジ押し部を設けてなるものであるから、該スジ押し部によってPОPシートに、その上辺と下辺方向の腰を持たせ、撓みにくくすることができるものである。したがって、自動販売機における前面パネルの上端部に貼り付けた状態において、従来のPОPシートにおけるPОPシート本体の上部側が自重により表面側又は裏面側に撓んでしまったり、風に煽られてひらひらしてしまったりする問題点を解消することができるものである。
また、スジ押し部を、その上端部がシート本体の上辺よりやや下側に位置するようになした場合には、シート本体の上部側における上辺近傍部の腰の強さが弱まり、強い風が吹いたときにこの部分において風圧を受け流すことができる。したがって、シート本体の全面にわたって風圧を受ける場合に比して両面粘着テープが剥がれる確率を低くすることができるものである。
また、シート本体の上辺を、左右いずれか一方側から他方側にかけて緩やかに傾斜させるようになした場合には、シート本体の全体の面積を少なくすることができ、もってシート本体の上部側の自重による表面側又は裏面側への撓みや風に煽られてひらひらすることを抑えることができるものである。また、風圧も少なくなることから、両面粘着テープが剥がれる確率も低くすることができるものである。
また、シート本体の上辺の一部に膨出部を設けた場合には、シート本体が立体的な風合いを持つようになり、目立ち易くなるものである。したがって、宣伝広告媒体としての効果を向上させることができるものである。
以下、本考案を実施するための形態について、図面を参照して説明する。
図中、1は自動販売機用PОPシートである。また、該自動販売機用PОPシート1は、フィルムシート材料からなる横長長方形のシート本体2の表面2A側に絵や文字、写真3を印刷すると共に、裏面2B側の下縁部寄りの位置に帯状に両面粘着テープ4を配設してなるものである。斯かる構成においては、前記従来の自動販売機用PОPシートと同様である。
而して、本実施形態は、斯かるPОPシート1において、シート本体2における左右の端縁2a、2b近傍部と、左右方向の中央部に、上下方向に延在すると共に、表面2A側に突出するスジ押し部5を設けてなることを特徴とするものである。尚、前記スジ押し部5は、本実施形態においては、シート本体2の裏面側からのスジ押し手段(図示せず。)によって表面2A側に突出するようになしているが、裏面2B側に突出するようになしてもよい。
また、前記シート本体2の形態は、本実施形態においては、シート本体2の上辺を、右側の端縁2aから左側の端縁2bにかけて緩やかに傾斜Sさせているが、これの逆としてもよい。また、図示はしないが、従来と同様の形態であってもよい。尚、図1において一点鎖線は従来のシート本体の形態を示す。
そしてまた、前記スジ押し部5は、その上端部5′がシート本体2の上辺よりやや下側に位置するようになしている。また、本実施形態においては、シート本体2の左右方向の中央部のスジ押し部5は、真中の位置よりもやや右側の端縁2a寄りにずらして設けている。
また、本実施形態においては、シート本体2の上辺の一部に膨出部6を設けている。尚、該膨出部6は、適宜の形状とする。
そして、上記実施形態に係る自動販売機用PОPシート1は、従来と同様に、図4に示す如く、両面粘着テープ4をもって自動販売機104における前面パネル104Aの上端部に貼り付けるものである。
本実施形態は上記の如き構成であり、シート本体2における左右の端縁2a、2b近傍部と、左右方向の中央部に、上下方向に延在すると共に、表面側又は裏面側に突出するスジ押し部5を設けてなるものであるから、該スジ押し部5によってPОPシートに、その上辺と下辺方向の腰を持たせ、撓みにくくすることができるものである。したがって、自動販売機104における前面パネル104Aの上端部に貼り付けた状態において、従来のPОPシートにおけるPОPシート本体の上部側が自重により表面側又は裏面側に撓んでしまったり、風に煽られてひらひらしてしまったりする問題点を解消することができるものである。
また、スジ押し部5を、その上端部5′がシート本体2の上辺よりやや下側に位置するようになしたから、シート本体2の上部側における上辺近傍部の腰の強さが弱まり、強い風が吹いたときにこの部分において風圧を受け流すことができる。したがって、シート本体2の全面にわたって風圧を受ける場合に比して両面粘着テープ4が剥がれる確率を低くすることができるものである。
また、シート本体2の上辺を、左右いずれか一方側から他方側にかけて緩やかに傾斜Sさせるようになしたから、シート本体2の全体の面積を少なくすることができ、もってシート本体2の上部側の自重による表面側又は裏面側への撓みや風に煽られてひらひらすることを抑えることができるものである。また、風圧も少なくなることから、両面粘着テープ4が剥がれる確率も低くすることができるものである。
また、シート本体2の上辺の一部に膨出部6を設けたから、シート本体2が立体的な風合いを持つようになり、目立ち易くなるものである。したがって、宣伝広告媒体としての効果を向上させることができるものである。
1 自動販売機用PОPシート
2 シート本体
2A シート本体の表面
2B シート本体の裏面
2a シート本体の右側の端縁
2b シート本体の左側の端縁
3 印刷した絵画、文字、写真
4 両面粘着テープ
5 スジ押し部
6 シート本体の上辺の膨出部
2 シート本体
2A シート本体の表面
2B シート本体の裏面
2a シート本体の右側の端縁
2b シート本体の左側の端縁
3 印刷した絵画、文字、写真
4 両面粘着テープ
5 スジ押し部
6 シート本体の上辺の膨出部
Claims (4)
- フィルムシート材料からなる横長長方形のシート本体の表面側に絵や文字、写真を印刷すると共に、裏面側の下縁部寄りの位置に帯状に両面粘着テープを配設してなる自動販売機用PОPシートにおいて、
前記シート本体における左右の端縁近傍部と、左右方向の中央部に、上下方向に延在すると共に、表面側又は裏面側に突出するスジ押し部を設けてなることを特徴とする自動販売機用PОPシート。 - 前記スジ押し部は、その上端部がシート本体の上辺よりやや下側に位置するようになした請求項1記載の自動販売機用PОPシート。
- 前記シート本体の上辺を、左右いずれか一方側から他方側にかけて緩やかに傾斜させてなる請求項1又は2記載の自動販売機用PОPシート。
- 前記シート本体の上辺の一部に膨出部を設けてなる請求項1、2又は3記載の自動販売機用PОPシート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017004902U JP3214385U (ja) | 2017-10-26 | 2017-10-26 | 自動販売機用pоpシート |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017004902U JP3214385U (ja) | 2017-10-26 | 2017-10-26 | 自動販売機用pоpシート |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3214385U true JP3214385U (ja) | 2018-01-11 |
Family
ID=60942632
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2017004902U Active JP3214385U (ja) | 2017-10-26 | 2017-10-26 | 自動販売機用pоpシート |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3214385U (ja) |
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2017
- 2017-10-26 JP JP2017004902U patent/JP3214385U/ja active Active
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