JP3213522U - シリコン制御調光電源内蔵のled灯管 - Google Patents
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Abstract
【課題】シリコン制御整流装置による電流整流によって、LED灯列に安定した電圧を提供し且つ灯管を点灯させることができ、また、LED灯管を取り替える際に、全ての灯ベースを取り外すことなく、直接に灯管を取り替えることができ、使用上の便利性を向上させるシリコン制御調光電源内蔵のLED灯管を提供する。【解決手段】両端がそれぞれ、挿し口及び挿し口と連通している収容空間を画定する笠10と、一面に少なくとも一つの、収容空間に設置されているLED灯列120が設置される放熱ベース12と、収容空間に設置されているシリコン制御整流装置18及びLED灯列と電気的に接続している回路板14と、笠の両端にある挿し口に設置されている二つの灯ヘッド部材16と、を備える。【選択図】図1
Description
本考案は、LED灯管に関し、特にシリコン制御調光電源内蔵のLED灯管に関する。
シリコン制御整流子は、三つのPN接合を有する、4重構造をしている高効率の半導体素子であり、サイリスタとも呼ばれ、体積が小さく、構成が相対的に簡単で、機能が強い、などの利点を持っており、広く使われている半導体素子の一つである。この素子は、各種の電子設備及び電子製品に広く使われており、制御整流や逆変換や変頻や電圧調整や無接点スイッチなどに使用されることがある。
従来の、LED照明用灯管に用いられるシリコン制御整流子は、外接的に設置されるものである。シリコン制御整流子は、主に灯ベースに設置され、LED灯管に接続されるものである。シリコン制御整流子又はLED灯管1を取り替える時に、ユーザが全ての灯ベースを取り外してから、LED灯管1を、もしくはシリコン制御整流子の設置された、全ての灯ベースを取り替える必要があるので、とても不便となる。なお、一つのシリコン制御整流子だけを取り替えるために、全ての灯ベースを取り替えることは、もったいなくなり、コストもかかるという問題がある。
よって、考案者にとって、上記の問題点を改善し、さらに産業上実施できることを増進するために、新たなLED灯管を開発する必要がある。
従来のLED灯管を開示する文献として下記の特許文献1がある。特許文献1に開示の照明器具は、主光源たる熱陰極放電灯2(または無電極放電灯30)と、補助光源部3と、主点灯装置5と、副点灯装置6と、これらを支持する器具本体7とで構成される。補助光源部3は、補助光源たる発光ダイオード17を備えた発光部18と、発光ダイオード17が発する熱を熱陰極放電灯2に伝導する放熱部19とが一体となって構成される。主点灯装置は熱陰極放電灯2を点灯させ副点灯装置は発光ダイオード17を点灯させる。つまり周囲の環境温度が低くても発光ダイオード17を点灯させる程度の電力で光束の立ち上がりの遅延を改善しつつ、省エネルギ化を図ることができる。
しかしながら、特許文献1に開示の照明器具は、熱陰極放電灯2を取り替える時に、ユーザが全ての熱陰極放電灯2を取り外して全ての灯ベースを取り替える必要がある。
本考案は上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、従来技術の欠点を改善するために、新規性、進歩性及び実用性などの要件を具する灯管を固定するためのチャック装置を提供するものである。
上記の目的を達するために、本考案に採用した技術的手段によれば、両端がそれぞれ、挿し口及び、前記挿し口と連通している収容空間を画定する笠と、一面に少なくとも一つの、前記収容空間に設置されているLED灯列が設置される放熱ベースと、前記収容空間に設置されているシリコン制御整流装置及び前記LED灯列と電気的に接続している回路板と、前記笠の両端にある前記挿し口に設置されている二つの灯ヘッド部材と、を備えてなることを特徴とするシリコン制御調光電源内蔵のLED灯管。
好ましくは、前記灯ヘッド部材は、前記挿し口に設置されるカバーと、前記カバーを貫き通し且つ前記回路板に電気的に接続している二つの電極とを含む、ことを特徴とする。
好ましくは、前記カバーを貫き通し且つ前記放熱ベースにロックし固定される少なくとも一つのロック固定部をさらに含む、ことを特徴とする。
本考案は、シリコン制御整流装置による電流整流によって、LED灯列に安定した電圧を提供し且つ灯管を点灯させることができる。また、LED灯管を取り替える際に、全ての灯ベースを取り外すことなく、直接に灯管を取り替えることができ、使用上の便利性を向上させるとともに、コスト削減を達成する。
上記の目的、技術的特徴、及び実施した後の利点をより明らかにするために、以下、本考案に係る好ましい実施形態について、図面を参照しながら詳細的に説明する。
本考案のメリット、特徴および実施形態は、例示的な実施例および図面の参照により詳しく説明されて容易に理解できるが、本考案は異なる形態で實現されてもよく、かつここに記載されている実施例に限られると解釈されるべきではない。その一方で、本考案の属する技術分野における技術者にとって、提供される実施例により、本考案はよりはっきりと開示され、本考案のカテゴリは全面的にかつ完全に伝わる。また、本考案は添付した特許請求の範囲のみにより定義される。図面において、構成部分や構成要素などの寸法および相対寸法は、はっきりでわかりやすくなるように拡大表示される。全明細書において、同一の構成要素の符号は同一の組立品を指している。後ろの文に使用される用語「及び/又は」については、いずれの及び全ての或いは複数の係る対象の組合を意味する。
他の定義でなければ、後ろの文に使用されるすべての用語(科学・技術の術語を含む)は、本考案の属する技術分野における技術者の通常理解する意味と同一の意味を有している。また、例えば通常使用され辞書により定義されるそれらの用語が、関連分野における内容に一致する意味を有すると解釈されるべきであり、かつ後ろの文においてそれらの用語に他の定義がなければ、それらの用語は通常の意味により理解される。
以下、図面に合わせて例示的な実施例を詳しく述べるが、それらの実施例は異なる形式に含まれてもよく、かつ本考案の特許請求の範囲を限定すべきではない。それらの実施例により本考案が完全かつ明瞭に開示され、当該技術を熟知する者はそれらの実施例を介して本考案のカテゴリを理解することができる。
図1ないし図3を参照し、本考案のLED灯管の外観を示す斜視図、本考案のLED灯管を示す分解斜視図、及び本考案のLED灯管の構成を示す断面図である。本考案は、シリコン制御調光電源内蔵のLED灯管である。LED灯管1は、笠10と、放熱ベース12と、回路板14と、灯ヘッド部材16とを含む。笠10は、両端がそれぞれ、挿し口100及び、挿し口100と連通している収容空間102を画定する。放熱ベース12は、一面に少なくとも一つの、収容空間102に設置されているLED灯列120が設置される。回路板14は、収容空間102に設置されているシリコン制御整流装置18及び各LED灯列120と電気的に接続している。各灯ヘッド部材16は、笠10の両端にある挿し口100にそれぞれ設置されている。灯ヘッド部材16は、挿し口100に設置されるカバー160と、カバー160を貫き通し且つ回路板14に電気的に接続している二つの電極162とを含んでなり、且つカバー160と放熱ベース12の間に、カバー160を貫き通し放熱ベース12にロックし固定される少なくとも一つのロック固定部19がさらに設置されてなる。
図1ないし図3から見ると、シリコン制御整流装置18は主に回路板14に設置されるとともに、笠10の収容空間102内に設置されることが分かる。LED灯管1が使用される際に、LED灯管1の両端にある電極162が灯ベースに挿し設置されることにより(図に示せず)、灯ベースからの電流が各電極162を通し回路板14に伝送され、且つLED灯列120がシリコン制御整流装置18により制御される。シリコン制御整流装置18が壊れると、或いはLED灯管1を取り替える必要があると、全ての灯ベースを取り外すことなく、直接にLED灯管1を新たなものに取り替えることだけで十分である。
以上、本考案者によってなされた考案を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本考案は前記の実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更が可能であることは言うまでもない。
上記結果から、本考案は、従来の技術を突破する上、増進しようとする効果に確実に達し、且つそれが具する進歩性及び実用性などの要件が、当業者に容易に想到されるものではない。
1 LED灯管
10 笠
100 挿し口
102 収容空間
12 放熱ベース
120 LED灯列
14 回路板
16 灯ヘッド部材
160 カバー
162 電極
18 シリコン制御整流装置
19 ロック固定部
10 笠
100 挿し口
102 収容空間
12 放熱ベース
120 LED灯列
14 回路板
16 灯ヘッド部材
160 カバー
162 電極
18 シリコン制御整流装置
19 ロック固定部
Claims (3)
- 両端がそれぞれ、挿し口及び、前記挿し口と連通している収容空間を画定する笠と、
一面に少なくとも一つの、前記収容空間に設置されているLED灯列が設置される放熱ベースと、
前記収容空間に設置されているシリコン制御整流装置及び前記LED灯列と電気的に接続している回路板と、
前記笠の両端にある前記挿し口に設置されている二つの灯ヘッド部材と、を備えてなることを特徴とするシリコン制御調光電源内蔵のLED灯管。 - 前記灯ヘッド部材は、前記挿し口に設置されるカバーと、前記カバーを貫き通し且つ前記回路板に電気的に接続している二つの電極とを含む、ことを特徴とする請求項1に記載のシリコン制御調光電源内蔵のLED灯管。
- 前記カバーを貫き通し且つ前記放熱ベースにロックし固定される少なくとも一つのロック固定部をさらに含む、ことを特徴とする請求項2に記載のシリコン制御調光電源内蔵のLED灯管。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
CN201720609280.5U CN206846372U (zh) | 2017-05-27 | 2017-05-27 | 内置可控硅调光电源的led灯管 |
CN201720609280.5 | 2017-05-27 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3213522U true JP3213522U (ja) | 2017-11-16 |
Family
ID=60324115
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017003653U Active JP3213522U (ja) | 2017-05-27 | 2017-08-08 | シリコン制御調光電源内蔵のled灯管 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3213522U (ja) |
CN (1) | CN206846372U (ja) |
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2017
- 2017-05-27 CN CN201720609280.5U patent/CN206846372U/zh not_active Expired - Fee Related
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CN206846372U (zh) | 2018-01-05 |
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