JP3213232U - 吸収性物品 - Google Patents
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Abstract
【課題】 吸収性物品の外側縁が前後方向に沿う直線状又は幅方向内側に凹む曲線状である吸収性物品において、体液の漏れ及び着用時の違和感の発生を抑制する。【解決手段】吸収性物品1は、互いに直交する前後方向L及び幅方向Wと、吸収材料を有する吸収コア31と、吸収コアよりも肌対向面側に配置された表面シート10と、少なくとも吸収コアに形成された一対の圧搾溝80と、を備える。吸収性物品の外側縁は、前後方向に沿う直線状又は幅方向の内側に凹む曲線状である。圧搾溝は、前後方向に延び、幅方向に突出する形状である。表面シートには、下着のクロッチ部の中心に対して吸収性物品の位置を合わせるための目印40が設けられている。目印と圧搾溝の前後方向の中心80CLとは、前後方向にずれている。【選択図】図1
Description
本考案は、生理用ナプキン、パンティライナー及び失禁パッド等の吸収性物品に関する。
特許文献1には、下着の非肌対向面側に固定されるフラップを備える吸収性物品であって、フラップの前後方向の中心を示す目印を有する吸収性物品が開示されている。特許文献1の吸収性物品の目印は、下着のクロッチ部の前後方向の中心との位置合わせに利用される。着用者は、吸収性物品を下着に固定する際に、下着と吸収性物品の位置関係を容易に認識し、下着に対する適切な位置に吸収性物品を装着できる。下着に対する適切な位置に吸収性物品を装着することにより、体液の漏れや違和感の発生を抑制できる。
一般的に、着用者は、フラップを有する吸収性物品を下着に装着する際に、下着に対してフラップの位置を合わせる。しかし、吸収性物品の外側縁が前後方向に沿う直線状又は幅方向内側に凹む曲線状である吸収性物品にあっては、下着に対してフラップの位置を合わせることができないため、下着に対して適切な位置に吸収性物品を装着し難い。下着に対する適切な位置に吸収性物品を装着できないことにより、体液の漏れが発生したり、着用時に違和感が発生したりすることがあった。
本考案は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、吸収性物品の外側縁が前後方向に沿う直線状又は幅方向内側に凹む曲線状である吸収性物品において、体液の漏れ及び着用時の違和感の発生を抑制することを目的とする。
本開示に係る吸収性物品(吸収性物品1、1A)は、互いに直交する前後方向(前後方向L)及び幅方向(幅方向W)と、吸収材料を有する吸収コア(吸収コア31)と、前記吸収コアよりも肌対向面側に配置された表面シート(表面シート10)と、少なくとも前記吸収コアに形成された一対の圧搾溝(圧搾溝80)と、を備え、吸収性物品の外側縁が前記前後方向に沿う直線状又は前記幅方向の内側に凹む曲線状である吸収性物品であって、前記圧搾溝は、前記前後方向に延び、前記幅方向に突出する形状であり、前記表面シートには、下着のクロッチ部の中心に対して前記吸収性物品の位置を合わせるための目印(目印40、40A)が設けられており、前記目印と前記圧搾溝の前記前後方向の中心(圧搾溝の前後方向の中心80CL)とは、前記前後方向にずれていることを要旨とする。
本考案に係る吸収性物品によれば、吸収性物品の外側縁が前後方向に沿う直線状又は幅方向内側に凹む曲線状である吸収性物品において、体液の漏れ及び着用時の違和感の発生を抑制できる。
本明細書及び添付図面の記載により、少なくとも以下の事項が明らかとなる。
互いに直交する前後方向及び幅方向と、
吸収材料を有する吸収コアと、
前記吸収コアよりも肌対向面側に配置された表面シートと、
少なくとも前記吸収コアに形成された一対の圧搾溝と、を備え、
吸収性物品の外側縁が前記前後方向に沿う直線状又は前記幅方向内側に凹む曲線状である吸収性物品であって、
前記圧搾溝は、前記前後方向に延び、前記幅方向に突出する形状であり、
前記表面シートには、前記下着のクロッチ部の中心に対して前記吸収性物品の位置を合わせるための目印が設けられており、
前記目印と前記圧搾溝の前記前後方向の中心とは、前記前後方向にずれている、吸収性物品。
互いに直交する前後方向及び幅方向と、
吸収材料を有する吸収コアと、
前記吸収コアよりも肌対向面側に配置された表面シートと、
少なくとも前記吸収コアに形成された一対の圧搾溝と、を備え、
吸収性物品の外側縁が前記前後方向に沿う直線状又は前記幅方向内側に凹む曲線状である吸収性物品であって、
前記圧搾溝は、前記前後方向に延び、前記幅方向に突出する形状であり、
前記表面シートには、前記下着のクロッチ部の中心に対して前記吸収性物品の位置を合わせるための目印が設けられており、
前記目印と前記圧搾溝の前記前後方向の中心とは、前記前後方向にずれている、吸収性物品。
一般的に、着用者の排泄口(膣口及び排尿口)は、下着のクロッチ部の中心に対して前後方向にずれて配置される。吸収性物品の目印と圧搾溝の前後方向の中心とは、前後方向にずれている。よって、目印が下着のクロッチ部の中心に合うように吸収性物品が下着に配置されることにより、圧搾溝の前後方向の中心は、クロッチ部の中心に対して前後方向にずれて配置され、排泄口に対向して配置され易い。
また、吸収性物品は、着用時に着用者の両脚によって挟まれることにより、幅方向の外側から幅方向の内側に向かう力を受ける。吸収性物品は、幅方向の内側に向かう力を受けることにより、圧搾溝を基点に変形し、一対の圧搾溝によって挟まれた領域が着用者側に隆起するように変形する。
よって、着用者の排泄口に対して着用者側に隆起する領域を当て、体液の漏れを抑制できる。また、着用者側に隆起する領域を排泄口に当てることにより、着用者側に隆起する領域が排泄口以外に当たることによる違和感の発生を抑制できる。
かかる吸収性物品であって、
前記吸収性物品は、生理用ナプキン又はパンティライナーであり、
前記吸収性物品を折り畳むための折り線が前記幅方向に沿って形成されており、
前記目印は、前記圧搾溝の前後方向の中心と、前記圧搾溝の前後方向の中心よりも前側に位置する前記折り線と、の間に位置してよい。
前記吸収性物品は、生理用ナプキン又はパンティライナーであり、
前記吸収性物品を折り畳むための折り線が前記幅方向に沿って形成されており、
前記目印は、前記圧搾溝の前後方向の中心と、前記圧搾溝の前後方向の中心よりも前側に位置する前記折り線と、の間に位置してよい。
一般的に、膣口は、着用時に下着のクロッチ部の中心よりも後側に位置する。圧搾溝の前後方向の中心よりも前側に位置する折り線が下着のクロッチ部の中心に合うように装着されると、圧搾溝の前後方向の中心よりも前側に膣口が位置し、前漏れが発生し易い。また、下着のクロッチ部の中心に対して圧搾溝の前後方向の中心の位置が合うように装着されると、圧搾溝の前後方向の中心よりも後側に膣口が位置し、後漏れが発生し易い。
下着のクロッチ部の中心に対して吸収性物品の目印の位置が合うように装着されることにより、圧搾溝の前後方向の中心が下着のクロッチ部の中心よりも後側に位置し、一対の圧搾溝によって挟まれた領域の前後方向の中心が着用者の膣口に対向し易い。着用者の膣口に対して着用者側に隆起する領域を当て、体液の漏れ及び違和感の発生を抑制できる。
かかる吸収性物品であって、
前記吸収性物品は、尿を吸収するための吸収性物品であり、
前記吸収性物品を折り畳むための折り線が前記幅方向に沿って形成されており、
前記目印は、前記圧搾溝の前後方向の中心と、前記圧搾溝の前後方向の中心よりも後側に位置する前記折り線と、の間に位置してよい。
前記吸収性物品は、尿を吸収するための吸収性物品であり、
前記吸収性物品を折り畳むための折り線が前記幅方向に沿って形成されており、
前記目印は、前記圧搾溝の前後方向の中心と、前記圧搾溝の前後方向の中心よりも後側に位置する前記折り線と、の間に位置してよい。
一般的に、排尿口は、着用時に下着のクロッチ部の中心よりも前側に位置する。圧搾溝の前後方向の中心よりも後側に位置する折り線が下着のクロッチ部の中心に合うように装着されると、圧搾溝の前後方向の中心よりも後側に排尿口が位置し、後漏れが発生し易い。また、下着のクロッチ部の中心に対して圧搾溝の前後方向の中心の位置が合うように装着されると、圧搾溝の前後方向の中心よりも前側に排尿口が位置し、前漏れが発生し易い。
下着のクロッチ部の中心に対して吸収性物品の目印の位置が合うように装着されることにより、圧搾溝の前後方向の中心が下着のクロッチ部の中心よりも前側に位置し、一対の圧搾溝によって挟まれた領域の前後方向の中心が着用者の排尿口に対向し易い。着用者の排尿口に対して着用者側に隆起する領域を当て、体液の漏れ及び違和感の発生を抑制できる。
かかる吸収性物品であって、
前記折り線は、第1折り線と、前記第1折り線によって折り畳まれた状態の吸収性物品を折り畳むための第2折り線と、を有し、
前記第1折り線によって折り畳まれ、かつ前記第2折り線によって折り畳まれていない状態において、前記目印は、前記吸収性物品の肌対向面側から視認可能な位置に配置されていることが望ましい。
前記折り線は、第1折り線と、前記第1折り線によって折り畳まれた状態の吸収性物品を折り畳むための第2折り線と、を有し、
前記第1折り線によって折り畳まれ、かつ前記第2折り線によって折り畳まれていない状態において、前記目印は、前記吸収性物品の肌対向面側から視認可能な位置に配置されていることが望ましい。
このような吸収性物品によれば、着用者は、第2折り線を基点に展開した状態で目印を視認でき、吸収性物品の装着時に目印を用いて吸収性物品の位置を合わせることができる。
かかる吸収性物品であって、
前記目印は、前記圧搾溝よりも前記幅方向の外側に位置することが望ましい。
前記目印は、前記圧搾溝よりも前記幅方向の外側に位置することが望ましい。
着用者は、吸収性物品が適切な位置に装着されたか否かを確認するために、吸収性物品を下着に装着した後に、吸収性物品の外側縁をめくって、目印と下着のクロッチ部の中心との位置関係を確認することがある。圧搾溝よりも幅方向の外側に目印が位置するため、圧搾溝を基点に圧搾溝よりも幅方向の外側の領域をめくることによって、目印と下着との位置関係を確認できる。目印と下着との位置関係を確認する際に、圧搾溝以外の折り癖が形成され難く、吸収性物品の意図しない折れを抑制し、着用時の違和感を抑制できる。
かかる吸収性物品であって、
前記吸収性物品を下着に固定するための接合部を有しており、
前記目印は、前記接合部よりも前記幅方向の外側に位置することが望ましい。
前記吸収性物品を下着に固定するための接合部を有しており、
前記目印は、前記接合部よりも前記幅方向の外側に位置することが望ましい。
このような吸収性物品によれば、接合部よりも幅方向の外側の領域をめくることによって、目印と下着との位置関係を確認することができる。よって、目印と下着との位置関係を確認する際に接合部と下着の接合が外れることを抑制し、吸収性物品の意図しないよれや皺を抑制し、違和感の発生を抑制できる。
かかる吸収性物品であって、
前記目印は、前記吸収性物品の外縁に位置することが望ましい。
前記目印は、前記吸収性物品の外縁に位置することが望ましい。
吸収性物品の外縁は、吸収性物品が下着に装着された状態で、下着のクロッチ部の外縁の近くに配置される。着用者は、吸収性物品の外縁に位置する目印と、下着のクロッチ部の外縁と、の位置関係を認識し易く、下着に対して容易に吸収性物品の位置を合わせることができる。
かかる吸収性物品であって、
少なくとも前記表面シートに形成された表面圧搾部を有し、
前記表面圧搾部は、前記吸収性物品の外縁の少なくとも一部に沿って配置された第1表面圧搾部と、前記第1表面圧搾部に対して形状及び色の少なくとも一方が異なる第2表面圧搾部を有し、
前記目印は、前記第2表面圧搾部によって構成されていることが望ましい。
少なくとも前記表面シートに形成された表面圧搾部を有し、
前記表面圧搾部は、前記吸収性物品の外縁の少なくとも一部に沿って配置された第1表面圧搾部と、前記第1表面圧搾部に対して形状及び色の少なくとも一方が異なる第2表面圧搾部を有し、
前記目印は、前記第2表面圧搾部によって構成されていることが望ましい。
このような吸収性物品によれば、第2表面圧搾部によって目印が構成されているため、着用者は、視覚のみならず、触覚によっても目印を認識でき、下着に対して容易に吸収性物品の位置を合わせることができる。
かかる吸収性物品であって、
前記吸収コアよりも非肌対向面側に配置された裏面シートを備え、
前記第2表面圧搾部は、前記表面シートと前記裏面シートに形成されていることが望ましい。
前記吸収コアよりも非肌対向面側に配置された裏面シートを備え、
前記第2表面圧搾部は、前記表面シートと前記裏面シートに形成されていることが望ましい。
第2表面圧搾部は、前記表面シートと前記裏面シートに形成されているため、着用者は、表面シート側のみならず、裏面シート側からも目印を認識できる。そのため、着用者は、表面シート側又は裏面シート側から目視にて目印を認識できるとともに、表面シート又は裏面シートを触ることによって目印を認識できる。
かかる吸収性物品であって、
前記吸収性物品は、前記幅方向の長さが最も短い最狭部を有し、
前記目印は、前記最狭部に配置されていることが望ましい。
前記吸収性物品は、前記幅方向の長さが最も短い最狭部を有し、
前記目印は、前記最狭部に配置されていることが望ましい。
着用者が目印を下着のクロッチ部の中心に合うように装着することにより、最狭部を下着のクロッチ部の中心に合わせることができる。下着のクロッチ部の中心は、クロッチ部において最も幅方向の長さが短く構成されていることがある。最狭部が下着のクロッチ部の中心に合うように装着されることにより、吸収性物品において最も幅が狭い部分と下着において最も幅が狭い部分とが合うように配置され、吸収性物品が下着のクロッチ部の外縁をはみ出し難い。吸収性物品が下着のクロッチ部の外縁をはみ出すことによる着用時の違和感を抑制できる。
かかる吸収性物品であって、
吸収コアは、周囲の領域よりも吸収材料の目付が高い中高部を有し、
前記目印と前記中高部の前記前後方向の中心とは、前後方向にずれていることが望ましい。
吸収コアは、周囲の領域よりも吸収材料の目付が高い中高部を有し、
前記目印と前記中高部の前記前後方向の中心とは、前後方向にずれていることが望ましい。
目印が下着のクロッチ部の中心に合うように配置されることにより、クロッチ部の中心と中高部の前後方向の中心とが前後方向にずれて配置され、中高部の前後方向の中心と排泄口との前後方向の位置が近づき易い。よって、中高部の前後方向の中心が着用者の排泄口に対向するように、吸収性物品が配置される。着用者が目印を下着のクロッチ部の中心に合うように装着することにより、下着に対する適切な位置に吸収性物品を配置できる。下着に対する適切な位置に吸収性物品が配置されることにより、体液の漏れや違和感を抑制できる。
===本実施の形態に係る吸収性物品について===
以下、図面を参照して、実施形態に係る吸収性物品ついて説明する。なお、以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には、同一又は類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであり、各寸法の比率等は現実のものとは異なる場合があることに留意すべきである。したがって、具体的な寸法等は、以下の説明を参酌して判断すべきである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれ得る。
以下、図面を参照して、実施形態に係る吸収性物品ついて説明する。なお、以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には、同一又は類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであり、各寸法の比率等は現実のものとは異なる場合があることに留意すべきである。したがって、具体的な寸法等は、以下の説明を参酌して判断すべきである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれ得る。
(1)吸収性物品の全体概略構成
実施の形態に係る吸収性物品1は、生理用ナプキン又はパンティライナーとして使用される吸収性物品であり、膣口から排出された排泄物を吸収するための吸収性物品である。図1は、実施の形態に係る吸収性物品1の展開平面図であり、図2は、図1に示す吸収性物品1の背面図である。
実施の形態に係る吸収性物品1は、生理用ナプキン又はパンティライナーとして使用される吸収性物品であり、膣口から排出された排泄物を吸収するための吸収性物品である。図1は、実施の形態に係る吸収性物品1の展開平面図であり、図2は、図1に示す吸収性物品1の背面図である。
吸収性物品1は、互いに直交する前後方向Lと幅方向Wを有し、かつ着用者の肌対向面側から非肌対向面側へ延びる厚み方向を有する。肌対向面側は、使用時に、着用者の肌に面する側に相当する。非肌対向面側は、使用時に、肌対向面側とは反対側、すなわち着用者の肌とは反対に向けられる側に相当する。
吸収性物品1の外側縁1Eは、幅方向の内側に凹む曲線状である。吸収性物品1は、装着時に下着の非肌対向面側に固定されるフラップを備えていない。なお、本実施の形態に係る吸収性物品1の外側縁1Eは、フラップを構成する部分(幅方向の外側に膨らむ部分)を有しない形状であればよく、前後方向Lに沿う直線状であってもよい。吸収性物品1の幅方向Wの長さは、前後方向Lにおいて変化している。吸収性物品1は、幅方向の長さが最も短い最狭部1Nを有する。最狭部1Nは、吸収性物品1の前後方向の中心1CLよりも前側に位置する。最狭部1Nは、着用時に両脚の間に配置され、着用時に着用者の脚によって最も押圧され易い部分である。
吸収性物品1は、表面シート10、裏面シート20及び吸収体30を有する。表面シート10は、吸収体30よりも肌対向面側に設けられる。裏面シート20は、吸収体30よりも非肌対向面側に設けられる。吸収体30は、表面シート10と裏面シート20との間に設けられる。
吸収体30は、液体を吸収する吸収材料からなる吸収コア31を有する。吸収体30は、吸収コア31を包むコアラップを有してよい。表面シート10は、体液等の液体を透過する液透過性のシートである。裏面シート20は、液不透過性のシートである。吸収コア31は、周囲の領域よりも吸収材料の目付が高い中高部33を有する。中高部33は、後述する一対の圧搾溝80によって挟まれた領域内に設けられている。中高部33の目付は、圧搾溝80よりも幅方向の外側の領域の吸収コア31の目付よりも高く、中高部33の厚みは、圧搾溝80よりも幅方向の外側の領域の吸収コア31の厚みよりも厚い。
図2に示すように、裏面シート20の非肌対向面には、吸収性物品1を下着に固定するための接合部60が設けられている。接合部60の少なくとも一部は、吸収体30と重なる領域に配置されている。
吸収性物品には、一対の圧搾溝80が形成されている。圧搾溝80は、少なくとも吸収体30を厚み方向Tに圧搾することによって形成されている。圧搾溝80は、前後方向Lに延びており、幅方向に突出する形状である。より詳細には、圧搾溝80は、幅方向Wの外側に膨らむ形状である。圧搾溝80は、最狭部1Nに配置されており、着用時に着用者の両脚によって挟まれることにより、幅方向Wの外側から幅方向の内側に向かう力を受ける。吸収性物品1は、幅方向Wの内側に向かう力を受けることにより、圧搾溝80を基点に変形し、一対の圧搾溝80によって挟まれた領域が着用者側に隆起するように変形する。
なお、圧搾溝80の形状は、幅方向Wの内側に膨らむ形状であってよい。幅方向Wの内側に膨らむ形状の圧搾溝80においても、幅方向Wの内側に向かう力を受けることにより、圧搾溝80を基点に変形し、圧搾溝80間の領域が着用者側に隆起するように変形する。
また、吸収性物品1には、表面圧搾部90が形成されている。表面圧搾部90は、少なくとも表面シート10を厚み方向Tに圧搾することによって形成されている。本実施の形態の表面圧搾部90は、表面シート10と裏面シート20に形成されている。表面圧搾部90は、吸収性物品1の肌対向面側及び非肌対向面側から視認可能に構成されている。表面圧搾部90は、吸収性物品1の外縁に沿って形成されており、吸収体30よりも幅方向Wの外側の領域と、吸収体30よりも前後方向Lの外側の領域と、に配置されている。
表面圧搾部90は、第1表面圧搾部91と、第2表面圧搾部92と、を有する。第1表面圧搾部91は、吸収性物品の外縁の少なくとも一部に沿って配置されている。第2表面圧搾部92は、第1表面圧搾部91に対して形状及び色の少なくとも一方が異なるように構成されている。第1表面圧搾部91は、点形状の圧搾部の集合体であり、吸収性物品1の外縁に沿って曲線状に配列されている。第2表面圧搾部92は、花柄形状の圧搾部であり、第1表面圧搾部91よりも平面視の形状が大きい。第2表面圧搾部92は、下着のクロッチ部の中心に対して吸収性物品の位置を合わせるための目印40を構成する。目印40については、後述にて詳細に説明する。
吸収性物品1は、使用前の状態において、幅方向Wに沿う折り線を基点に折り畳まれている。吸収性物品1は、吸収性物品を折り畳むための第1折り線FL1及び第2折り線FL2を有する。第1折り線FL1は、図1に示す展開状態の吸収性物品1を折り畳むための折り線であり、圧搾溝80の前後方向Lの中心80CLよりも後側に位置する。図3は、第1折り線FL1によって折り畳まれ、かつ第2折り線FL2によって折り畳まれていない状態の吸収性物品1の平面図である。第2折り線FL2は、第1折り線FL1によって折り畳まれた状態の吸収性物品1を折り畳むための折り線であり、圧搾溝80の前後方向Lの中心80CLよりも前側に位置する。
(2)目印の詳細構成
次に、目印40についてより具体的に説明する。目印40は、吸収性物品を下着に装着する際に、下着のクロッチ部CRの中心CR1に対して位置合わせするための指標として機能する。図4は、下着Sのクロッチ部CRの中心CR1に対して目印40を合わせるように、吸収性物品1を下着Sに装着した状態の図である。目印40が設けられていることにより、着用者は、目印40を基準として吸収性物品1と下着Sとの位置合わせを容易に行うことができ、装着時間を短縮し、装着作業の負担を軽減できる。なお、下着Sのクロッチ部CRの中心CR1とは、下着Sのクロッチ部CRにおいて最も幅が狭い部分、又は下着Sのクロッチ部CRの前後方向Lの中心である。
次に、目印40についてより具体的に説明する。目印40は、吸収性物品を下着に装着する際に、下着のクロッチ部CRの中心CR1に対して位置合わせするための指標として機能する。図4は、下着Sのクロッチ部CRの中心CR1に対して目印40を合わせるように、吸収性物品1を下着Sに装着した状態の図である。目印40が設けられていることにより、着用者は、目印40を基準として吸収性物品1と下着Sとの位置合わせを容易に行うことができ、装着時間を短縮し、装着作業の負担を軽減できる。なお、下着Sのクロッチ部CRの中心CR1とは、下着Sのクロッチ部CRにおいて最も幅が狭い部分、又は下着Sのクロッチ部CRの前後方向Lの中心である。
目印40は、少なくとも視覚によって着用者が認識可能に構成されていればよい。目印40は、表面圧搾部90によって構成されていてもよいし、印刷又はレーザー等で形成されていてもよい。また、目印40は、花柄等の図柄に限定されず、文字や記号であってもよい。「前側」の方向を示す文字によって目印40を構成することにより、吸収性物品の方向を目印40によって示すことができ、着用者は、吸収性物品1の方向を容易に認識でき、吸収性物品をより適切に装着し易くなる。
目印40と圧搾溝80の前後方向Lの中心80CLとは、前後方向においてずれている。目印40と圧搾溝80の前後方向Lの中心80CLとが前後方向にずれている状態は、目印40の前後方向の中心と、圧搾溝80の前後方向Lの中心80CLと、が前後方向において離間している状態である。目印40は、圧搾溝80の前後方向Lの中心80CLと、第2折り線FL2と、の間に位置する。一般的に、着用者の膣口は、下着Sのクロッチ部CRの中心CR1よりも後側にずれて配置される。そのため、下着Sのクロッチ部CRの中心CR1に対して圧搾溝80の前後方向Lの中心80CLの位置が合うように装着されると、圧搾溝80の前後方向Lの中心80CLよりも後側に膣口が位置し、後漏れが発生し易い。また、下着Sのクロッチ部CRの中心CR1に対して第2折り線FL2の位置が合うように装着されると、圧搾溝80の前後方向Lの中心80CLよりも前側に膣口が位置し、前漏れが発生することがある。下着Sのクロッチ部CRの中心CR1に対して吸収性物品1の目印40の位置が合うように装着されることにより、圧搾溝80の前後方向Lの中心80CLが下着Sのクロッチ部CRの中心CR1よりも後側に位置し、一対の圧搾溝80によって挟まれた領域の前後方向Lの中心が着用者の膣口に対向する。着用者の膣口に対して着用者側に隆起する領域が当たり、体液の漏れ及び違和感の発生を抑制できる。また、着用者側に隆起する領域が排泄口に当たることにより、排泄口以外の領域に着用者側に隆起する領域が当たることによる違和感の発生を抑制できる。
目印40と中高部33の前後方向Lの中心33CLとは前後方向Lにずれている。より詳細には、目印40は、中高部33の前後方向Lの中心33CLよりも前側に位置する。下着Sのクロッチ部CRの中心CR1に目印40が合うように装着されることにより、中高部33の前後方向Lの中心33CLが下着Sのクロッチ部CRの中心CR1よりも後側に位置し、中高部33の前後方向Lの中心33CLが着用者の膣口に対向する。着用者の膣口に対して吸収コア31の厚みが厚い領域が当たり、体液の漏れ及び違和感の発生を抑制できる。また、中高部33の前後方向Lの中心33CLが排泄口に当たることにより、中高部の前後方向Lの中心33CLが膣口以外の領域に当たることによる違和感の発生を抑制できる。
目印40は、装着時に着用者に認識され易いことが好ましい。目印40は、第1表面圧搾部91に対して色や形状(大きさ、図柄)少なくとも一方が異なる第2表面圧搾部92によって構成されている。このような目印40によれば、第1表面圧搾部91に対して目立ち易く、着用者が目印40を認識し易くなる。また、第2表面圧搾部92によって目印40を構成しているため、着用者は、視覚のみならず、触覚によっても目印40を認識できる。第2表面圧搾部92は、表面シート10と裏面シート20に形成されているため、着用者は、表面シート側のみならず、裏面シート側からも目印40を認識できる。着用者は、表面シート10又は裏面シート20側から目視にて目印40を認識できるとともに、表面シート10又は裏面シート20を触ることによっても目印40を認識できる。
目印40は、第1折り線FL1によって折り畳まれ、かつ第2折り線FL2によって折り畳まれていない状態(図3に示す状態)において、吸収性物品1の肌対向面側から視認可能な位置に配置されている。着用者は、装着時に吸収性物品を展開し、下着に取り付ける。このとき、着用者は、まず第2折り線FL2を基点に吸収性物品1を展開し、次いで、第1折り線FL1を基点に吸収性物品1を展開する。着用者は、第2折り線FL2を基点に展開した状態で目印40を視認でき、吸収性物品1の装着時に目印40を用いて吸収性物品の位置合わせを行い易くなる。
また、着用者は、吸収性物品を下着に装着した後に、吸収性物品が適切な位置に装着されたか否かを確認することがある。具体的には、着用者は、吸収性物品が適切な位置に装着されたか否かを確認するために、吸収性物品1を下着Sに装着した後に、吸収性物品1の外側縁1Eをめくって目印40と下着Sのクロッチ部CRの中心CR1との位置関係を確認することがある。特に、下着Sのクロッチ部の幅よりも吸収性物品の幅が広い場合には、吸収性物品の外側縁をめくることにより、目印40と下着の位置を確認し易い。目印40は、装着後の確認作業を容易に行うことができる位置に配置されることが好ましい。
目印40は、圧搾溝80よりも幅方向の外側に位置する。着用者は、圧搾溝80よりも幅方向Wの外側の領域をめくって、圧搾溝80を基点として吸収性物品1の外側縁1Eを立ち上げることにより、目印40と下着との位置関係を確認できる。目印40と下着Sとの位置関係を確認する際に、圧搾溝80以外の折り癖が形成され難く、吸収性物品1の意図しない折れを抑制し、着用時の違和感を抑制できる。
目印40は、接合部60よりも幅方向Wの外側に位置する。着用者が接合部60よりも幅方向の外側の領域をめくることによって、目印40と下着との位置関係を確認することができる。よって、目印40と下着との位置関係を確認する際に接合部60と下着の接合が外れることを抑制できる。吸収性物品1の意図しないよれや皺を抑制し、違和感の発生を抑制できる。
目印40は、吸収性物品1の非肌対向面側から視認可能である。着用者は、吸収性物品1の外側縁1Eをめくった際に、吸収性物品の非肌対向面側に位置する目印40と下着Sとを同時に目視でき、目印40と下着との位置関係を確認し易い。
目印40は、吸収性物品1の外縁に位置する。吸収性物品の外縁は、吸収性物品の前端縁、後端縁及び外側縁を含む概念である。より好適には、目印40は、吸収性物品1の外側縁に位置する。吸収性物品の外縁は、吸収性物品が下着に装着された状態で、下着Sのクロッチ部の外縁の近くに配置される。着用者は、吸収性物品の外縁に位置する目印40と、下着のクロッチ部CRの外側縁と、の位置関係を認識し易く、下着に対して容易に吸収性物品の位置を合わせることができる。なお、吸収性物品の外縁に目印40が位置する構成は、吸収性物品の外縁に目印40が一致している構成のみならず、吸収性物品の外縁から一定の範囲内に目印40が位置する構成を含んでおり、具体的には、吸収性物品の外縁から5mm以内の範囲に目印40が配置される構成を含むものである。
目印40は、最狭部1Nに配置されている。着用者が目印40を下着のクロッチ部の中心に合うように装着することにより、最狭部1Nを下着Sのクロッチ部CRの中心CR1に合わせることができる。下着Sのクロッチ部CRの中心CR1は、クロッチ部CRにおいて最も幅方向Wの長さが短く構成されていることがある。最狭部1Nが下着Sのクロッチ部CRの中心CR1に合うように装着されることにより、吸収性物品1において最も幅が狭い部分と下着において最も幅が狭い部分とが対応し、吸収性物品1が下着Sのクロッチ部CRの外縁をはみ出し難い。吸収性物品1が下着のクロッチ部CRの外縁をはみ出すことによる着用時の違和感を抑制できる。
(3)変形例に係る吸収性物品
次いで、図5及び図6に基づいて変形例に係る吸収性物品1Aを説明する。図5は、変形例に係る吸収性物品1Aの展開平面図であり、図6は、変形例に係る吸収性物品1Aを下着に装着した状態を示す図である。変形例に係る吸収性物品1Aは、尿を吸収するための吸収性物品であり、失禁パッドとして使用される吸収性物品である。変形例に係る吸収性物品1Aは、実施の形態の吸収性物品と目印40の位置が異なる。以下の説明において、上述の実施形態と同様の構成については、同符号を用いて説明を省略する。
次いで、図5及び図6に基づいて変形例に係る吸収性物品1Aを説明する。図5は、変形例に係る吸収性物品1Aの展開平面図であり、図6は、変形例に係る吸収性物品1Aを下着に装着した状態を示す図である。変形例に係る吸収性物品1Aは、尿を吸収するための吸収性物品であり、失禁パッドとして使用される吸収性物品である。変形例に係る吸収性物品1Aは、実施の形態の吸収性物品と目印40の位置が異なる。以下の説明において、上述の実施形態と同様の構成については、同符号を用いて説明を省略する。
変形例に係る吸収性物品1Aの目印40Aは、圧搾溝80の前後方向Lの中心80CLと第1折り線FL1との間に位置する。一般的に、排尿口は、着用時に下着Sのクロッチ部CRの中心CR1よりも前側に位置する。下着Sのクロッチ部CRの中心CR1に対して第1折り線FL1の位置が合うように装着されると、圧搾溝80の前後方向Lの中心80CLよりも後側に排尿口が位置し、後漏れが発生することがある。また、下着Sのクロッチ部CRの中心に対して圧搾溝80の前後方向Lの中心80CLの位置が合うように装着されると、圧搾溝80の前後方向Lの中心80CLよりも前側に排尿口が位置し、前漏れが発生し易い。
下着のクロッチ部の中心に対して吸収性物品の目印40Aの位置が合うように装着されることにより、圧搾溝80の前後方向Lの中心80CLが下着Sのクロッチ部CRの中心CR1よりも前側に位置し、一対の圧搾溝80によって挟まれた領域の前後方向Lの中心が着用者の排尿口に対向する。着用者の排尿口に対して着用者側に隆起する領域が当たり、体液の漏れ及び違和感の発生を抑制できる。
また、変形例に係る吸収性物品の目印40Aは、中高部33の前後方向Lの中心33CLよりも後側に位置する。下着Sのクロッチ部CRの中心CR1に目印40Aが合うように配置されることにより、中高部33の前後方向Lの中心33CLが下着Sのクロッチ部CRの中心CR1よりも前側に位置し、中高部33の前後方向Lの中心33CLが着用者の排尿口に対向し易い。着用者の排尿口に対して吸収コア31の厚みが厚い中高部33が当たり、体液の漏れ及び違和感の発生を抑制できる。また、中高部の前後方向Lの中心33CLが排尿口に当たることにより、中高部33が排尿口以外の領域に当たることによる違和感の発生を抑制できる。
以上、上述の実施形態を用いて本考案について詳細に説明したが、当業者にとっては、本考案が本明細書中に説明した実施形態に限定されるものではないということは明らかである。本考案は、実用新案登録請求の範囲の記載により定まる本考案の趣旨及び範囲を逸脱することなく修正及び変更態様として実施することができる。したがって、本明細書の記載は、例示説明を目的とするものであり、本考案に対して何ら制限的な意味を有するものではない。
1、1A :吸収性物品
10 :表面シート
20 :裏面シート
30 :吸収体
31 :吸収コア
33 :中高部
40、40A :目印
60 :接合部
80 :圧搾溝
90 :表面圧搾部
91 :第1表面圧搾部
92 :第2表面圧搾部
FL1 :第1折り線
FL2 :第2折り線
10 :表面シート
20 :裏面シート
30 :吸収体
31 :吸収コア
33 :中高部
40、40A :目印
60 :接合部
80 :圧搾溝
90 :表面圧搾部
91 :第1表面圧搾部
92 :第2表面圧搾部
FL1 :第1折り線
FL2 :第2折り線
Claims (11)
- 互いに直交する前後方向及び幅方向と、
吸収材料を有する吸収コアと、
前記吸収コアよりも肌対向面側に配置された表面シートと、
少なくとも前記吸収コアに形成された一対の圧搾溝と、を備え、
吸収性物品の外側縁が前記前後方向に沿う直線状又は前記幅方向の内側に凹む曲線状である吸収性物品であって、
前記圧搾溝は、前記前後方向に延び、前記幅方向に突出する形状であり、
前記表面シートには、下着のクロッチ部の中心に対して前記吸収性物品の位置を合わせるための目印が設けられており、
前記目印と前記圧搾溝の前記前後方向の中心とは、前記前後方向にずれている、吸収性物品。 - 前記吸収性物品は、生理用ナプキン又はパンティライナーであり、
前記吸収性物品を折り畳むための折り線が前記幅方向に沿って形成されており、
前記目印は、前記圧搾溝の前後方向の中心と、前記圧搾溝の前後方向の中心よりも前側に位置する前記折り線と、の間に位置する、請求項1に記載の吸収性物品。 - 前記吸収性物品は、尿を吸収するための吸収性物品であり、
前記吸収性物品を折り畳むための折り線が前記幅方向に沿って形成されており、
前記目印は、前記圧搾溝の前後方向の中心と、前記圧搾溝の前後方向の中心よりも後側に位置する前記折り線と、の間に位置する、請求項1に記載の吸収性物品。 - 前記折り線は、第1折り線と、前記第1折り線によって折り畳まれた状態の吸収性物品を折り畳むための第2折り線と、を有し、
前記第1折り線によって折り畳まれ、かつ前記第2折り線によって折り畳まれていない状態において、前記目印は、前記吸収性物品の肌対向面側から視認可能な位置に配置されている、請求項2又は請求項3に記載の吸収性物品。 - 前記目印は、前記圧搾溝よりも前記幅方向の外側に位置する、請求項1から請求項4のいずれかに記載の吸収性物品。
- 前記吸収性物品を下着に固定するための接合部を有しており、
前記目印は、前記接合部よりも前記幅方向の外側に位置する、請求項1から請求項5のいずれかに記載の吸収性物品。 - 前記目印は、前記吸収性物品の外縁に位置する、請求項1から請求項6のいずれかに記載の吸収性物品。
- 少なくとも前記表面シートに形成された表面圧搾部を有し、
前記表面圧搾部は、前記吸収性物品の外縁の少なくとも一部に沿って配置された第1表面圧搾部と、前記第1表面圧搾部に対して形状及び色の少なくとも一方が異なる第2表面圧搾部を有し、
前記目印は、前記第2表面圧搾部によって構成されている、請求項1から請求項7のいずれかに記載の吸収性物品。 - 前記吸収コアよりも非肌対向面側に配置された裏面シートを備え、
前記第2表面圧搾部は、前記表面シートと前記裏面シートに形成されている、請求項8に記載の吸収性物品。 - 前記吸収性物品は、前記幅方向の長さが最も短い最狭部を有し、
前記目印は、前記最狭部に配置されている、請求項1から請求項9のいずれかに記載の吸収性物品。 - 前記吸収コアは、周囲の領域よりも吸収材料の目付が高い中高部を有し、
前記目印と前記中高部の前記前後方向の中心とは、前記前後方向にずれている、請求項1から請求項10のいずれかに記載の吸収性物品。
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