JP3213229U - 深層カバー式コンタクトレンズ - Google Patents

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Abstract

【課題】着色剤が色落ちして眼にアレルギーが生じたり眼球に掻き傷が生じたりすることを防ぐ深層カバー式コンタクトレンズを提供する。【解決手段】深層カバー式コンタクトレンズは、下層レンズシート11、色層51及び上層レンズシート70を備える。下層レンズシート11は、0.015〜0.030mmの厚さを有し、第1の組立テンプレート上で反応槽により成形硬化される。色層51は、0.004〜0.015mmの厚さを有し、第2の組立テンプレート上で、既に成形硬化された下層レンズシート11上に着色剤が塗布され、反応槽により色層51が乾燥位置決めされる。上層レンズシート70は、第3の組立テンプレート60上で着色剤を含んだ下層レンズシート11上に成形硬化され、レンズ製造機の点塗布、圧合、反応、離型及び洗浄を行うと、コンタクトレンズの完成品が成形される。【選択図】図3

Description

本考案は、深層カバー式コンタクトレンズに関するものであり、さらに詳しくは、カラーコンタクトレンズの中間層に着色剤を深層カバーすることにより、着色剤が眼球に直接触れることを防ぎ、コンタクトレンズが装着された眼球に掻き傷が生じたり、色落ちによるアレルギーの発生を防ぐと共に、全体の下層レンズ及び色層の厚さを大きくして深層カバーを形成し、被覆性に優れ、顔料を眼球から完全に隔離することができる深層カバー式コンタクトレンズに関するものである。
従来技術では、パッド印刷(pad print)工程がカラーコンタクトレンズの大量生産に利用され、透明なコンタクトレンズ内に、印刷パッド(printing pad)により着色剤をコンタクトレンズ内へ印刷していたが、このようなコンタクトレンズの着色技術は、コンタクトレンズが装着された眼球の色を変えて外観を良くすることができると共に、虹彩がよりはっきりと見えるため、通常の眼鏡を装着した場合より、眼が大きくてきれいに見える。
しかし、従来技術では着色剤をコンタクトレンズ内へ塗布して硬化した後、着色剤が色落ちして眼にアレルギーが生じる虞がある上、眼球に直接触れて眼球に掻き傷が生じる虞もあるため、改善が求められていた。
従って、本考案の主な課題は、コンタクトレンズが装着された眼球に着色剤が直接触れることがなく、着色剤が色落ちして眼にアレルギーが生じたり眼球に掻き傷が生じたりすることを防ぎ、耐久性があり、着色剤が時間の経過に伴い自然に失われることがない深層カバー式コンタクトレンズを提供することにある。
そこで、本考案者は、前記の本考案の課題を解決するため鋭意検討を重ねた結果、カラーコンタクトレンズの中間層に着色剤を深層カバーすることにより、前記課題を解決できる点に着目し、本考案に想到するに至った。
すなわち、本考案によれば、印刷パッドにより印刷された着色剤が、上下層レンズシート内に深層カバーされるため、コンタクトレンズが装着された眼球に着色剤が直接触れることがなく、着色剤が色落ちして眼にアレルギーが生じたり眼球に掻き傷が生じたりすることを防ぎ、厚めの下層レンズシート及び色層が深層カバーされる独特な特性を有するため、耐久性があり、着色剤が時間の経過に伴い自然に失われることがない深層カバー式コンタクトレンズを提供することができる。
かくして、本考案の要旨は、次の(1)〜(2)に記載の通りのものである。
(1)下層レンズシート、色層及び上層レンズシートを備えた深層カバー式コンタクトレンズであって、
前記下層レンズシートは、0.015〜0.030mmの厚さを有し、第1の組立テンプレート上で反応槽により成形硬化され、
前記色層は、0.004〜0.015mmの厚さを有し、第2の組立テンプレート上で、既に成形硬化された前記下層レンズシート上に着色剤が塗布され、反応槽により前記色層が乾燥位置決めされ、
前記上層レンズシートは、第3の組立テンプレート上に、前記着色剤を含んで前記下層レンズシート上に成形硬化されて眼鏡の度数を有する前記上層レンズシートが注入され、レンズ製造機の点塗布、圧合、反応、離型及び洗浄を行うと、コンタクトレンズの完成品が成形されることを特徴とする深層カバー式コンタクトレンズ。
(2)前記上層レンズシート及び前記下層レンズシートは透明状を呈し、鏡面の程度を有することを特徴とする前記(1)に記載の深層カバー式コンタクトレンズ。
本考案は、前記の通りの構成からなるものであり、深層カバー式コンタクトレンズは、透明状の上層レンズシート及び下層シート内に着色剤が覆われ、下層レンズシート及び色層は、厚めに形成されているため被覆性に優れると共に色層と眼球とは完全に隔離されることに伴い眼球への掻き傷等の発生を予防することができる。
図1は、本考案の一実施形態に係るパッド印刷工程を示す説明図(1)である。 図2は、本考案の一実施形態に係るパッド印刷工程を示す説明図(2)である。 図3は、本考案の一実施形態に係るパッド印刷工程を示す説明図(3)である。 図4は、本考案の一実施形態に係る深層カバー式コンタクトレンズを示す斜視図である。
本考案の深層カバー式コンタクトレンズは、パッド印刷方式を使用してコンタクトレンズ上に着色剤を含む色層を印刷する工程を図1〜図3に示す。
図1を参照する。図1に示すように、まず、下型枠プラスチックシート10を第1の組立テンプレート20上に設け、下型枠プラスチックシート10は、金型装置上の第1の印刷パッド(printing pad)30を利用し、厚さ0.015〜0.030mmに達する下層レンズシート11の材料を下型枠プラスチックシート10の頂端へ形成して円状溝が形成され、下層レンズシート11が透明状を呈して鏡面の程度を有し、反応槽で成形硬化する。
図2を参照する。図2に示すように、既に成形硬化された下層レンズシート11の下型枠プラスチックシート10を第2の組立テンプレート40上に設け、金型装置上の第2の印刷パッド(printing pad)50は、既に成形硬化された下層レンズシート11上に厚さが0.004〜0.015mmの着色剤の色層51を塗布すると、深さが異なるパターンのリング状に形成され、色層51は、反応槽で乾燥させて位置決めされる。
図3を参照する。図3に示すように、着色剤を含む色層51と、下層レンズシート11が成形硬化された下型枠プラスチックシート10とを第3の組立テンプレート60上に設け、眼鏡の度数を有する流動の上層レンズシート70を、成形硬化する下型枠プラスチックシート10内に注入するために用い、同時に色層51を覆い、上型枠プラスチックシート80を用いて下型枠プラスチックシート10上を覆い、上型枠プラスチックシート80下の円状型ブロック81は、下型枠プラスチックシート10の円状槽内に蓋設され、未だ硬化成形されていない上層レンズシート70上を覆い、上層レンズシート70が透明状を呈して鏡面効果を有し、レンズ製造機の点塗布、圧合、反応及び離型を行ってから、洗浄設備により洗浄すると、図4に示すようなコンタクトレンズ90の完成品が得られる。
上述したことから分かるように、本考案の深層カバー式コンタクトレンズは、透明状の上層レンズシート及び下層レンズシート内に着色剤を覆い、全体の下層レンズシート及び色層は厚めに形成されているため被覆性に優れ、色層と眼球とが完全に隔離され、覆われた上層レンズシート及び下層レンズシートが透明状を呈して鏡面の程度を有し、覆われた色層が澄みきって奥深く見える。
10 下型枠プラスチックシート
11 下層レンズシート
20 第1の組立テンプレート
30 第1の印刷パッド
40 第2の組立テンプレート
50 第2の印刷パッド
51 色層
60 第3の組立テンプレート
70 上層レンズシート
80 上型枠プラスチックシート
81 型ブロック
90 コンタクトレンズ

Claims (2)

  1. 下層レンズシート、色層及び上層レンズシートを備えた深層カバー式コンタクトレンズであって、
    前記下層レンズシートは、0.015〜0.030mmの厚さを有し、第1の組立テンプレート上で反応槽により成形硬化され、
    前記色層は、0.004〜0.015mmの厚さを有し、第2の組立テンプレート上で、既に成形硬化された前記下層レンズシート上に着色剤が塗布され、反応槽により前記色層が乾燥位置決めされ、
    前記上層レンズシートは、第3の組立テンプレート上に、前記着色剤を含んで前記下層レンズシート上に成形硬化されて眼鏡の度数を有する前記上層レンズシートが注入され、レンズ製造機の点塗布、圧合、反応、離型及び洗浄を行うことにより、コンタクトレンズの完成品が成形されることを特徴とする深層カバー式コンタクトレンズ。
  2. 前記上層レンズシート及び前記下層レンズシートは透明状を呈し、鏡面の程度を有することを特徴とする請求項1に記載の深層カバー式コンタクトレンズ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014073568A1 (ja) * 2012-11-09 2014-05-15 株式会社メニコンネクト 内面側層が薄い着色コンタクトレンズ及びその製造方法

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WO2014073568A1 (ja) * 2012-11-09 2014-05-15 株式会社メニコンネクト 内面側層が薄い着色コンタクトレンズ及びその製造方法

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