JP3213226U - 贈物動態ラッピング構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】指輪等の贈り物を花等の造形を摸した内部に収納して展開操作することにより表示効果を向上する贈物動態ラッピング構造を提供する。【解決手段】上下操作する制動桿1、制動桿をスライド可能に挿入した基台組部品2、花弁などを造形する複数個の可動装飾組部品3からなり、制動桿には、最上端に贈り物をセットする贈物台座4を設けると共に、上部に環状凸縁を設置して、環状凸縁と基台組部品にその基部を軸設した可動装飾組部品とを追動部品32を介してリンクを構成して連結し、制動桿を上下スライド操作することにより、花弁などを摸した可動装飾組部品を展開して贈物台座上の贈り物を提示する。【選択図】図2

Description

本考案は、物品ラッピング構造に関するもので、特に動態変化する外観を備えた物品ラッピング構造に係る。
従来、求婚もしくはその他同様の喜び事に際し、相手に贈るプレゼント(例として指輪もしくはネックレス等々)は、箱の中に入れて包装する。しかしながら、この種の箱は一定の質感を備えるが、一般的であるため、新鮮味に欠ける。そのため、一種の動態変化外観を備えた贈物ラッピング構造が提案されている(例として特許文献1参照)。それは傘に似た傘の柄と傘骨等の開閉構造であり、その開閉構造と相互に連接する複数個の花弁装飾体をユーザーの操作によって異なる開閉状態にでき、元々隠され、ラッピングされた花弁装飾体の中の贈物を展示する効果を達成することで、贈物を受け取る人の喜びや新鮮味が一層高まる。
台湾 発明特許第M532446号公報 特開2012−162275号公報 特開平6−64642号公報
解決しようとする問題点は、上述の「贈物動態ラッピング構造」の技術は、一部変更したほうが良い点がある。先ず、花弁装飾体は、開閉構造の可動桿と相互に連接して追動するが、該可動桿は該花弁装飾体の外側に固定結合するため、この種の構造もしくは構造の製品に対する外観は、突飛すぎ、製品の作動時のリアルな効果が低下する。次に該可動桿は花弁装飾体の滑動に対して干渉しやすいため、花弁装飾体の最大開閉角度に影響を与えて制限するため、製品の実用性と効果を低下する点である。
故に上述の欠点に対して改善を加え、問題を解決する。
本考案は、制動桿、基台組部品、複数個の可動装飾組部品を含む。該制動桿は、底端及び最上端を備え、該制動桿上には環状凸縁を設置する。該制動桿は、該基台組部品に可動状に挿入し、且つ該制動桿の環状凸縁は、該基台組部品上方に位置する。各該可動装飾組部品は、可動装飾体及び追動部品をそれぞれ設置し、各該追動部品一端は該制動桿の環状凸縁とそれぞれ相互に連接し、各該追動部品の一端は各該可動装飾体とそれぞれ相互に軸設し、また各該可動装飾体も該基台組部品とそれぞれ相互に軸設することを最も主要な特徴とする。
本考案の贈物動態ラッピング構造は、動作過程のリアルな度合いが高まり、該追動部品は可動装飾体の滑動に対して干渉が起きにくくなり、また該可動装飾体が更に大きな開閉角度で簡単に達成でき、製品の実用性と効果を大幅に高めるという利点がある。
本考案の実施例の分解指示図である。 本考案の実施例の組立指示図である。 本考案の実施例の基台組部品と固定装飾体の組立関係指示図である。 本考案の実施例の基台組部品の補助基台と可動装飾体の組立関係指示図である。 本考案の実施例の動作前指示図である。 本考案の実施例の動作後指示図である。 本考案の第二実施例の組立指示図である。
公知の贈物動態ラッピング構造の上述の欠点を改善するため、更に大きな開閉角度を備え、且つ更にリアルな視覚効果を備えた贈物動態ラッピング構造を提供することを本考案の目的とする。
以上の目的を達成するため、本考案は、贈物動態ラッピング構造を提供する。それは制動桿、基台組部品、複数個の可動装飾組部品を含む。該制動桿は、底端及び最上端を備え、該制動桿上には環状凸縁を設置する。該制動桿は、該基台組部品に可動状に挿入し、且つ該制動桿の環状凸縁は、該基台組部品上方に位置する。各該可動装飾組部品は可動装飾体及び追動部品をそれぞれ設置し、各該追動部品一端は該制動桿の環状凸縁とそれぞれ相互に連接し、各該追動部品の一端は各該可動装飾体とそれぞれ相互に軸設し、また各該可動装飾体も該基台組部品とそれぞれ相互に軸設する。
上記構成において、贈物台座を更に含む。該贈物台座は制動桿の最上端と相互に組み合わさって結合する。
上記構成において、該基台組部品上には複数個の環状の等間隔で分布した軸設凸部を設置し、各該軸設凸部の両側にはそれぞれ滑動溝を設置し、且つ各該可動装飾体は任意隣接する二個の軸設凸部に軸設した滑動溝の間に滑動設置する。その他、更に展示底台を含み、該展示底台は、該制動桿下方に設置し且つ該制動桿の底端と相互に組み合わさって結合する。
上述の構造によって、本考案は動作過程のリアルな度合いが高まり、同時に該追動部品は可動装飾体の滑動に対して干渉が起きにくくなる。また該可動装飾体は更に大きな開閉角度を簡単に達成でき、製品の実用性と効果を大幅に高めることができる。
図1と図2に示すのは、本考案の贈物動態ラッピング構造の一実施例の分解指示図と組立指示図であり、該贈物動態ラッピング構造は以下を含む。
該制動桿1は、底端11及び最上端12を備え、該制動桿1上部には環状凸縁13を設置する。
更に図5に示すとおり、本実施例において、該環状凸縁13は、最上端12に近い位置に設置する。
基台組部品2において、該制動桿1は、該基台組部品2に軸方向にスライド可能に挿入し、且つ該制動桿1の環状凸縁13は、該基台組部品2上方に位置する。
更に、図3に示すとおり、該基台組部品2は、基台本体21及び該基台本体21と相互に連接する補助基台22を設置する。該基台本体21は第一貫通孔211を穿設し、該基台本体21は少なくとも一個の第一結合部212、例として切欠口を設置し、更に該基台本体21は複数個の第二結合部213、例として凸柱を設置する。好適なものとして、該復数の第二結合部213は、環状等間隔分布式で該基台本体21上に設置し、該補助基台22は該第一貫通孔211と相対した第二貫通孔221を設置する。
該補助基台22は少なくとも一個の該基台本体21の第一結合部212と相対した第一被結合部222を例として掛合に設置する。更に具体的なものとして、本実施例では該補助基台22と基台本体21は、該第一被結合部222と第一結合部212が相互に掛合結合することによって、該補助基台22の第二貫通孔221と基台本体21の第一貫通孔211両者を相対して連通する。
以上の構造により該制動桿1は、該補助基台22の第二貫通孔221と基台本体21の第一貫通孔211にスライド可能に挿入設置する。
図4に示すとおり、該補助基台22上には複数個の軸設凸部223を設置する。好適なものとして、各該軸設凸部223は、環状等間隔分布式で該補助基台22上に設置し、また各該軸設凸部223の両側にはそれぞれ滑動溝224を設置する。
その他、本実施例において、該補助基台22と基台本体21は二個の独立した部品であるが、その他実行可能な実施例として、当領域に習熟した技術者ならば、該補助基台22と基台本体21両者を一体成型の単一部品方式で実現することは考えられることである。その時、該第一貫通孔211と第二貫通孔221は合わせて一つになるのは単一の貫通孔である。
複数個の可動装飾組部品3として、各可動装飾組部品3は可動装飾体31及び追動部品32をそれぞれ設置する。該可動装飾体31は具体的には花弁、例としてバラの花のような花弁の造形を備える。拠って形状、輪郭は、規則的もしくは不規則的のどちらでもよく、更に表面には色を塗ることで視覚効果のリアル感が高まる。そのうち、図5に示すとおり、各該追動部品32一端は該制動桿1の環状凸縁13とそれぞれ相互に連接し、各追動部品32の一端は各可動装飾体31とそれぞれ相互に軸設する。また、図4に示すとおり、各該可動装飾体31は、それぞれ該基台組部品2の補助基台22と相互に軸設し、更に具体的には、該可動装飾体31は連接した装飾片体311、第二軸設部313(例として軸孔)及び第一軸設部312(例として凸軸)の順に設置する。
また、該追動部品32一端には挟持部321を形成して、該制動桿1の環状凸縁13と相互に挟持して連接し、該追動部品32の他端には該第二軸設部313と相互に対応する被軸設部322、例として凸軸を成形し、該追動部品32他端の被軸設部322を可動装飾体31の第二軸設部313と相互に軸設する。
また該可動装飾体31は、図4に示すとおり、第一軸設部312(例として凸軸)によって該補助基台22の任意の隣接する二個の軸設凸部223に軸設する滑動溝224の間に滑動設置する。
更に本考案は、更に贈物台座4を含む。該贈物台座4は制動桿1の最上端12と相互に組み合わさって結合する。更に図5も参考に示すとおり、該贈物台座4は、指輪5もしくはネックレス等贈物を置くのに用いる。
更に、図1と図3に示すとおり、本考案は更に複数個の固定装飾体6を含む。各該固定装飾体6は、少なくとも一個の基台本体21の第二結合部213と相互に対応する第二被結合部61、例として凹孔をそれぞれ設置し、各該固定装飾体6を該基台本体21上にそれぞれ固定結合する。該固定装飾体6は具体的には葉片、例として緑葉の造形を備え、それによって、各可動装飾体31と相互に合わさり、補助装飾効果を提供し、本考案は更にリアルな視覚効果を達成する。
次に本考案の動作原理を説明する。図1、図2及び図5に示すとおり、先ず贈る人が上面に贈物(例として指輪5)を置く贈物台座4を前記制動桿1の最上端12に結合した後、制動桿1を基台組部品2に相対して上向きに押す。その時、該制動桿1の環状凸縁13は前記可動装飾組部品3の追動部品32及び可動装飾体31を伴って連動し、各該可動装飾体31を基台組部品2に相対して回転して相互に近づき閉じた状態になる。具体的な視覚効果として、花が咲く前の状態を表している。
各花弁(即ち可動装飾体31)が該贈物台座4をその中に包み、収納する。図5に示すとおり、この時、事情がわからない者は、見つけられないか、もしくは花の中に物品が隠してあることがわからない。続いて、図5に示すとおり、贈る人は、本考案品を受け取る人の面前に持って来た時、受け取る人にとって、自分は一輪の(人造)花を贈物として受け取ったと思う。しかし、贈る人が制動桿1を基台組部品2に相対して下向きに引くとその時、図6に示すとおり、該制動桿1の環状凸縁13は各該可動装飾組部品3の追動部品32及び可動装飾体31を伴って連動し、各該可動装飾体31を基台組部品2に相対して回転し、放射状に展開し、視覚的には花が徐々に開いていく動態効果を表す。最後の状態は、図6に示すとおりで、元々各可動装飾体31内に包まれ、隠された贈物は、可動装飾体31の外観上の動態変化の過程に従い、顕になり、展示される。この時受け取る人はやっと、他にも贈物があったこと、もしくは本物の贈物があったことがわかる。このようにして、贈物のサプライズと珍しさは更に大きく感じる。
図1と図2に示すとおり、該可動装飾組部品3の追動部品32は可動装飾体31内側に位置することに拠って、各該可動装飾体31が近づいて閉じた状態の時、露出して見られることがなく、そのため本考案の動作過程中のリアル度は向上する。同時に該追動部品32は可動装飾体31と軸設し、且つ該可動装飾体31も基台組部品2と軸設するため、追動部品32は可動装飾体31の動きを干渉せず、該可動装飾体31を更に大きな開閉角度に形成することを達成し、製品の実用性と効果を大幅に高めることができる。
その他、図7に示すのは、本考案の第二実施例である。そのうち更に展示底台7を含み、該展示底台7は、該制動桿1下方に設置し且つ該制動桿1の底端11と相互に組み合わさって結合する、それによって、本考案は平時には直立しているため、使用者は飾ったり展示したりしやすく、本考案は更に良好な実用性を備える。
1 制動桿
11 底端
12 最上端
13 環状凸縁
2 基台組部品
21 基台本体
211 第一貫通孔
212 第一結合部
213 第二結合部
22 補助基台
221 第二貫通孔
222 第一被結合部
223 軸設凸部
224 滑動溝
3 可動装飾組部品
31 可動装飾体
311 装飾片体
312 第一複数個の
313 第二軸設部
32 追動部品
321 挟持部
322 被軸設部
4 贈物台座
5 指輪
6 固定装飾体
61 第二被結合部
7 展示底台

Claims (3)

  1. 贈物動態ラッピング構造において、
    上下操作する制動桿、該制動桿を軸方向にスライド可能に挿入する基台組部品、及び贈物を包んで展開操作される複数個の可動装飾体を備えた可動装飾組部品からなり、
    上記制動桿は、上部に贈り物を提示すると共に環状凸縁を設置し、
    上記基台組部品は、上記複数個の可動装飾体を展開動作可能に軸設すると共に前記制動桿の環状凸縁に1端を連接する追動部品の他端を可動装飾体1端に軸設してリンク構造を構成した、
    ことを特徴とする贈物動態ラッピング構造。
  2. 前記贈物動態ラッピング構造は、贈物台座を更に含み、該贈物台座は制動桿の最上端と相互に組み合わさって結合することを特徴とする請求項1記載の贈物動態ラッピング構造。
  3. 前記基台組部品には複数個の軸設凸部を環状の等間隔で配置して設けると共に各該軸設凸部の両側にはそれぞれ滑動溝を設けて前記可動装飾体の複数個の凸軸を滑動溝の間に滑動設置して該軸の周りに回動して展開可能とし、
    更に、支持台座となる展示底台を該制動桿の底端と結合して設けたことを特徴とする請求項1記載の贈物動態ラッピング構造。
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