JP3213217B2 - パターン欠陥検出装置 - Google Patents

パターン欠陥検出装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光によるフーリエ
変換と位相共役光を利用し、液晶用TFT基板やIC用
フォトマスク等の周期パターン中に存在する孤立欠陥を
検出するためのパターン欠陥検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、光によるフーリエ変換と位相
共役光を利用することによるパターン欠陥検出装置が知
られている。そして、当該欠陥検出装置において、位相
共役光を発生させる手段としてホログラムを用いた方法
があり、この方法をICフォトマスクの欠陥検査に応用
した例が、文献;R.L.Fusek他「Holographic optical p
rocessing for submicrometer defect detection」Opt.
Eng.24,p731,1985に記載されている。
【0003】図6は、この文献の検出光学システムを示
すものである。図6において、コヒーレント光である信
号光102を検査対象とするフォトマスク103に照射
し、レンズ106によってフォトマスク103のフーリ
エ変換像を空間周波数フィルタ107上に形成する。空
間周波数フィルタ107を透過させることによってフィ
ルタリングを行い、正規パターンの成分を選択的に除去
し、欠陥の周波数成分を参照光109との干渉縞として
ホログラム108に記録する。次に、このホログラム1
08に、参照光109に対する共役光110を照射し、
実像を再生して同じ光路を逆に戻すことによって欠陥の
像だけを出力光111として抽出する。なお、1/4波
長板104と偏光ビームスプリッタ105は、光の利用
効率を上げるために使用している。この方法の利点は、
ホログラム108に位相共役光110を作用させること
によって発生し、空間周波数フィルタ107及びレンズ
106を経由した出力光111の形成する像において、
この検出光学システムのレンズ106や他の光学部品の
歪の影響が除去されることである。
【0004】また、他の従来例としては、位相共役光発
生手段として、BaTiO3やBi12SiO20(BS
O)等のフォトリフラクティブ結晶を用いる方法があ
る。例えば、この方法をICの製造に使用されるフォト
マスク中の周期的特性の抑制と非周期的欠陥の強調を実
時間で行う装置の技術が、特開昭62−54284号公
報;「光学的特性の強調を行う装置」に開示されてい
る。また、同様な技術を液晶パネル用フォトマスク欠陥
検査に適用した例が、文献;青木他、「BSを用いた周
期パターンの欠陥検査−検査面積の影響−」、第53回
応用物理学会学術講演会予稿集17p−Q−2(199
2)、及び、文献;青木他、「BSを用いた周期パター
ンの欠陥赤査−検査面積の影響−」、第54回応用物理
学会学術講演会予稿集27p−D−11(1993)に
記載されている。
【0005】図7は、この方法の検出光学システムを示
すものである。縮退4光波混合の光学系配置で、被検査
マスク122を透過した信号光123は、レンズ125
によりフーリエ変換像を形成する。フーリエ変換像面
(BSO面126)における光強度に応じて、各周波数
成分の位相共役光の発生効率に差が生じ、非線形フィル
タリングが実現できる。しがって信号光123とポンプ
光127,128の強度比を適当に設定すれば、必要な
成分が強調される。
【0006】また、従来のフーリエ変換のみによるパタ
ーン欠陥検出においては、フォトマスクの周期パターン
と欠陥の位置関係により欠陥の致命度や疑似欠陥の判定
を行うために、フィルタリングに用いるコヒーレント光
の波長と異なる波長域のインコヒーレント光を同一光軸
で導入し、欠陥分布と正規周期パターン(画素パター
ン)を重畳した画像を取り込むことも行われている。
【0007】このように、上述した従来例では、光学的
な処理によって存在する欠陥の全体を検出することがで
きるが、欠陥の形状による解析、分類を可能とするよう
な処理方法ではない、という点で不充分であった。その
ため、従来は、出力光をCCD等の撮像装置で取り込ん
だ後、コンピュータ等のデータ処理装置を用いて欠陥の
解析、分類を行わなければならないので、手順が多くな
り、装置としても複雑なものになってしまうという問題
点を残している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記のよう
な従来の問題点に鑑みなされたものであって、コヒーレ
ント光を発生する手段と、前記コヒーレント光を被検査
対象物体に照射する手段と、前記被検査対象物体に照射
した光束をフーリエ変換する手段と、前記フーリエ変換
した光の位相共役光を発生させる手段を備えたパターン
欠陥検出装置において、存在する欠陥の全体像を光学的
に検出するというだけではなく、欠陥判定のために必要
な欠陥の形状の解析、分類を光学的に高速に行うことを
可能とする装置の提供をその課題としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、コヒ
ーレント光の光発生手段と、前記光発生手段からのコヒ
ーレント光を被検査対象物体に照射する照射手段と、前
記被検査対象物体に照射した光束をフーリエ変換するフ
ーリエ変換手段と、前記フーリエ変換手段で変換された
光束の中欠陥によって生じる空間周波数をもつ光束の位
相共役光の発生手段を備えたパターン欠陥検出装置にお
いて、前記位相共役光の発生手段は、前記フーリエ変換
手段により作られるフーリエ変換像面に配置された液晶
空間変調素子と、該液晶空間変調素子に基準のコヒーレ
ント光束を入射させる基準光入射手段と、前記位相共役
光の発生を制御する制御手段を有し、該制御手段によっ
てフーリエ変換された光束の振幅分布の一部における位
相共役光を選択的に発生させるようにし、選択すること
によって検査対象物体におけるパターン欠陥の形状に
ついても解析し得るようにしたものである。
【0010】
【0011】請求項の発明は、請求項において、前
記フーリエ変換された光束の振幅分布の一部における位
相共役光を選択するために、前記制御手段が前記フーリ
エ変換された光束と、前記位相共役光の発生手段におけ
る基準のコヒーレント光束との相対位置を変化させるよ
うにし、請求項における被検査対象物体の検出部分の
選択手段を具体化するための手段を備えたものである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を例示
する図面を参照して、本発明の内容を詳細に説明する。
図1は、本発明のパターン欠陥検出装置の構成を示す図
である。この実施の形態では、被検査対象物体として液
晶用TFT基板7を設置している。まず、TFT基板7
中の欠陥を検出する場合について説明する。
【0013】図1のパターン欠陥検出装置において、H
e−Neレーザ2から出射されたコヒーレント光3は、
ビームエキスパンダ4によりビーム径が拡大され、ハー
フミラー5により2光束に分割される。分割された光束
の一方は、光束6として、被検査対象物体であるTFT
基板7を照射し、ハーフミラー8、レンズ9を通過し、
信号光10として、液晶空間変調素子11の液晶層側3
4から光導電体層36に入射する。液晶空間変調素子1
1の光導電体層36上にはマスク7のフーリエ変換像が
形成される。ハーフミラー5により分割されたもう一方
の光束12は、ミラー13で反射され、基準光14(図
1中に点線で示す)として前記フーリエ変換像が入射し
た液晶空間変調素子11と同一場所に入射する。ただ
し、基準光14は、液晶空間光変調素子11に対してほ
ぼ垂直入射(入射角90゜)としている。液晶空間変調
素子11から反射された位相共役光15は、再びレンズ
9により逆フーリエ変換され、ハーフミラー8によって
分離され、モニタカメラ16に入射する。モニタカメラ
16上には、TFT基板7の正規周期パターン(画素パ
ターン)が除去され、孤立した欠陥の像だけが得られ
る。
【0014】次に、検出された欠陥の像において、その
欠陥の形状を分類する方法について説明する。図1にお
いて、ミラー13の傾きを調整して(同図中に矢印で示
す)、液晶空間光変調素子11上に照する基準光を変位
させるが、この調整により基準光14´(同図中に実線
で示す)とTFT基板7のフーリエ変換光である信号光
10との重なりが変化することになる。図2は、その状
態を示すものである。図2(A)は、先に述べた、欠陥
があるかないかを検出する場合の、基準光14と、信号
光10との重なりの状況を示している。基準光14と信
号光10の中心が液晶空間光変調素子11上でほぼ一致
してる。基準光14と信号光10が重なった領域のみか
ら、信号光10の位相共役光15が反射される。
【0015】図2(B)は、欠陥の形状を分類する場合
の、基準光14´と信号光10との重なりの状況を示し
ている。基準光14´と信号光10の中心が液晶空間光
変調素子11上でずれている。この場合も同様に、基準
光14´と信号光10が重なった領域のみから、信号光
10の位相共役光15´が反射される。ここで、図2
(B)の場合、基準光14´の照射位置を変えること
で、信号光10のどの部分の位相共役光15´を発生さ
せるかを決めることができる。例えば、図2(B)のよ
うに、X軸方向に基準光14´をずらすとy軸方向に長
い欠陥を検出できる。一方、基準光14´をy軸方向に
ずらすとx軸方向に長い欠陥を検出できる。すなわち、
欠陥の形状による分類が可能になる。
【0016】ここで、上記したパターン欠陥検出装置の
構成要素である液晶空間光変調素子11について説明す
る。この液晶空間光変調素子11の液晶層34は、ホモ
ジニアス(平行)配向ネマティック液晶を用いており、
He−Neレーザ2から出射されたコヒーレント光3の
偏光方向は、紙面内平面にあり、液晶層34は、この偏
光を最も効率的に位相変調できる方向にホモジニアス
(平行)配向している。
【0017】図3は、この実施の形態で用いる液晶空間
光変調素子11の構造を示す。液晶空間光変調素子11
は、ITO等の透明電極32a,32bが片面にコート
されたガラス基板31a,31bの間に、ネマティック
液晶層34、液晶分子をホモジニアアス(平行)配向さ
せるための液晶配向膜33a,33b、および光導電層
36である水素化アモルファスシリコン(a−Si:
H)膜を挟んだ構造となっている。なお、スペーサ35
は、液晶層のスペースを保持するためのものである。光
導電層36であるa−Si:H膜の形成は、透明電極3
2bが形成されたガラス基板31b上に、CVD法によ
り成膜を行った。このように形成したa−Si:H膜の
特性は、暗導電率が10−10S/cm、光導電率が1
0−7S/cmであり、その膜厚を1.0μmとした。
【0018】さらに、透明電極32bと光導電層36と
が形成されたガラス基板31bと、透明電極32aが形
成されたガラス基板31aのそれぞれに、ネマティック
液晶層34をホモジニアス(平行)配向させるための液
晶配向膜33a及び33bを形成した。この実施の形態
においては、この液晶配向膜33a及び液晶配向膜33
bとして、SiOをガラス基板面の法線方向に対して8
5゜の角度で斜方蒸着により形成した、なお、この実施
の形態では、液晶配向膜33a及び液晶配向膜33bと
して斜方蒸着により形成したSiO膜を用いたが、ポリ
イミドあるいはポリビニルアルコールにラビング処理を
施した液晶配向膜や、あるいはその他の配向剤を塗布し
て形成した液晶配向膜などを用いてもよい。
【0019】このように形成した液晶配向膜33a及び
液晶配向膜33bを対向させ、スペーサ35により隙間
を形成し、この隙間にネマティック液晶を充填し、液晶
層34を形成した。この実施の形態では、ネマティック
液晶として、位相シフト量を十分に大きくするために、
大きな複屈を示すものが望ましく、メルク社のE44
を用いた。なお、この実施の形態では、ネマティック液
晶が印加される電圧の強さに応じて、ガラス基板面とほ
ぼ平行な状態からガラス基板面と垂直の状態に配向の方
向が変化する正の誘電異方性を示すネマティック液晶を
ホモジニアス配向にして用いたが、負の誘電異方性を示
すネマティック液晶をホメオトロピック配向にして用い
てもよい。
【0020】なお、本発明の上述したところの画像処理
に用いる液晶空間光変調素子11は、高空間分解能(高
解像度)が要求されるため、液晶層の厚さは薄い方が望
ましく、この実施の形態では液晶層の厚さを2μmとし
た。以上の説明では、液晶空間変調素子11の液晶層に
ネマティック液晶を用いたが、強誘電性液晶を用いるこ
ともできる。また、液晶34と光導電層36の間に誘電
体多層膜ミラーを介在させることにより、光導電層36
に入射する光と反射する光とを調整することもできる。
【0021】次に、上記、液晶層34と光導電層36か
ら構成された液晶空間光変調素子11の位相共役光発生
について、図4を参照して更に詳しく説明する。図4
は、図3の円で囲われた部分の拡大図である。図4にお
いて、透明電極32a,32b間には、予め外部から図
3に示したような交流電圧37が印加されている。信号
光10、および基準光14(14′)は、液晶層34を
通過し、光導電層36に入射する。各ビームの残りの部
分は液晶層34と光導電層36の界面で反射される。光
導電層36には、信号光10と基準光14(14′)の
干渉パターン38が形成される。この干渉パターン38
により、光導電層36に空間的インピーダンス分布が形
成される。さらに、液晶層34、光導電層36は、直列
的に電気接続されているため、これらのインピーダンス
変化は、液晶層34への印加電圧の空間的変化として反
映される。この電圧の空間的変化に応じて、液晶分子の
配向方向が変化し、屈率分布(位相回格子)39が
形成される。このようにして干渉パターン38は、液晶
層34上に転写される。結果として、液晶層34と光導
電層36の界面で反射された基準光14(14′)は、
干渉パターン38によって形成された位相回格子39
により、変調される。これによって、信号光10の位相
と共役な位相の光15(15′)を発生することができ
る。以上の話は、信号光10と基準光14(14′)の
光強度が等しい場合、最もよく干渉し、位相共役光15
(15′)を発生できる。逆に言えば、信号光10と基
準光14(14′)の光強度が大きく異なる場合は、位
相共役光15(15′)を発生することは難しくなる。
【0022】図1において、被検査対象物体であるTF
T基板7をフーリエ変換した光強度パターンは、その画
像の空間周波数の成分の大きさに応じて光強度が異な
る。すなわち、正規周期パターン(画素パターン)の空
間周波数成分の光強度は大きくなり、欠陥の空間周波数
成分の光強度は小さくなる。このときの信号光10と基
準光14の光強度分布の様子を図5(A)に示す。図5
(A)に示すように、基準光14の光強度を、欠陥の空
間周波数成分の光強度とほぼ等しくなるように調整する
ことにより、欠陥成分の光41と基準光14が良く干渉
し、液晶層に位相回格子39を形成することができ
る。一方、正規周期パターン(画素パターン)の光42
は、鋭いピーク状の大きな光強度となり、基準光14と
良く干渉せず、液晶層に位相回格子を形成することが
できない。この液晶層34に形成された位相回格子に
より、欠陥の空間周波数成分のみを位相共役光15とし
て反射させることができる。すなわち、欠陥検出が可能
となる。
【0023】この場合、図5(B)に示すように、基準
光14′と信号光10の重なり部分を制御することによ
って、基準光14′と信号光10を干渉せず、液晶層に
位相回格子を形成しない部分を生成することでき
る。このように、この液晶層34に形成された位相回
格子により、特定の形状の欠陥の空間周波数成分のみを
位相共役光15として反射させることができこれによ
って、欠陥の形状による分類が可能となる。
【0024】上記の実施の形態では、位相共役光を発生
させる手段として、液晶空間光変調素子を用いたが、B
aTiO3やBi12SiO20(BSO)等のフォトリフ
ラクティブ結晶を用いてもよい。また、上記の実施の形
態では、被検査対象物体であるTFT基板の透過光を用
いて、欠陥の検出・分類を行ったが、同様の手段によ
り、TFT基板の反射光を用いて欠陥の検出・分類を行
うことも可能である。
【0025】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明の
パターン欠陥検出装置は、コヒーレント光を発生する手
段と、前記コヒーレント光を被検査対象物体に照射する
手段と、前記被検査対象物体に照射した光束をフーリエ
変換する手段と、前記フーリエ変換した光束の位相共役
光を発生させる手段を備えたパターン欠陥検出装置にお
いて、位相共役光の発生をフーリエ変換像面に配した液
晶空間変調素子への基準光の照射により行うことによ
り、シンプルな光学系による動作でTFT基板、ICフ
ォトマスクといった微小な規則パターンをもつものにお
けるパターン欠陥の検出を高速に行うことができ、その
際、フーリエ変換された光の振幅分布の一部を選択する
ことにより、欠陥判定のために必要な欠陥の形状の解
析、分類を光学的に行うことができる。
【0026】
【0027】また、前記フーリエ変換された光の振幅分
布の一部を選択する手段が、前記フーリエ変換した光と
前記位相共役光を発生させる手段である基準光との相対
位置を変化させる手段であるから、該位相共役光の発生
手段における光学系の要素を変位させるという簡単な方
法により、欠陥判定のために必要な欠陥の形状の解析、
分類を光学的に高速に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るパターン欠陥検出装置の実施の形
態を示す模式図である。
【図2】本発明に係るパターン欠陥検出装置の実施の形
態に用いた液晶空間光変調素子への照射光の位置関係を
示す図で、(A),(B)は、異なる照射状態を示すも
のである。
【図3】本発明に係るパターン欠陥検出装置の実施の形
態に用いた液晶空間光変調素子の断面構造を示す図であ
る。
【図4】本発明に係るパターン欠陥検出装置の実施の形
態に用いた図3と同じ液晶空間光変調素子の一部拡大図
で、動作説明用の図として示すものである。
【図5】本発明に係るパターン欠陥検出装置における、
欠陥検出時の液晶空間光変調素子上での光強度分布図
で、(A),(B)は、異なる動作におけるものを示す
ものである。
【図6】従来のパターン欠陥検出装置の模式図である。
【図7】従来の他のパターン欠陥検出装置の模式図であ
る。
【符号の説明】
2…He−Neレーザ、3…コヒーレント光、4…ビー
ムエキスパンダ、5,8…ハーフミラー、6,12…光
束、7…TFT基板、9,106,125…レンズ、1
0…信号光、11…液晶空間光変調素子、13…ミラ
ー、14,14′…基準光、15,15′…位相共役
光、16…モニタカメラ、31a,31b…ガラス基
板、32a,32b…透明電極、33a,33b…配向
膜、34…液晶層、35…スペーサ、36…光導電層、
37…交流電圧、38…干渉パターン、39…位相回
格子、41…欠陥成分の光、42…正規周期パターン
(画素パターン)の光、102…信号光、103…フォ
トマスク、104…1/4波長板、105…偏光ビーム
スプリッタ、107…フィルタ、108…ホログラム、
109…参照光、110…共役光、122…マスク、1
23…信号光、124…ビームスプリッタ、126…B
SO、127,128…ポンプ光。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01N 21/88 - 21/956 G03H 1/00 - 1/16 G02B 27/46

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コヒーレント光の光発生手段と、前記光
    発生手段からのコヒーレント光を被検査対象物体に照射
    する照射手段と、前記被検査対象物体に照射した光束を
    フーリエ変換するフーリエ変換手段と、前記フーリエ変
    換手段で変換された光束の中欠陥によって生じる空間周
    波数をもつ光束の位相共役光の発生手段を備えたパター
    ン欠陥検出装置において、前記位相共役光の発生手段
    は、前記フーリエ変換手段により作られるフーリエ変換
    像面に配置された液晶空間変調素子と、該液晶空間変調
    素子に基準のコヒーレント光束を入射させる基準光入射
    手段と、前記位相共役光の発生を制御する制御手段
    有し、該制御手段によってフーリエ変換された光束の振
    幅分布の一部における位相共役光を選択的に発生させる
    ようにしたことを特徴とするパターン欠陥検出装置。
  2. 【請求項2】 前記フーリエ変換された光束の振幅分布
    の一部における位相共役光を選択するために、前記制御
    手段が前記フーリエ変換された光束と、前記位相共役光
    の発生手段における基準のコヒーレント光束との相対位
    置を変化させるようにしたことを特徴とする請求項
    載のパターン欠陥検出装置。
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