JP3213199B2 - 局内光配線設備 - Google Patents

局内光配線設備

Info

Publication number
JP3213199B2
JP3213199B2 JP05727595A JP5727595A JP3213199B2 JP 3213199 B2 JP3213199 B2 JP 3213199B2 JP 05727595 A JP05727595 A JP 05727595A JP 5727595 A JP5727595 A JP 5727595A JP 3213199 B2 JP3213199 B2 JP 3213199B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical
cable
wiring
office
optical transmission
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP05727595A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH08256107A (ja
Inventor
正男 立蔵
英夫 小林
信夫 富田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP05727595A priority Critical patent/JP3213199B2/ja
Publication of JPH08256107A publication Critical patent/JPH08256107A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3213199B2 publication Critical patent/JP3213199B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電話局内での柔軟な光
配線を可能にする配線設備に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年光通信技術の進展により、電話局間
を結ぶ中継系ばかりでなく、一般家庭を含む加入者系へ
の光ファイバの導入が盛んに検討されている。光ファイ
バをこれまでの電話線のように電話局から家庭まで敷設
するとすれば、極めて膨大な心数の光ファイバが電話局
側に引き込まれることになる。
【0003】実際の光加入者網に向けては、このような
方式(シングルスター配線)の外、途中までは光ファイ
バを用い以後は信号を分離して複数の加入者までスター
状にメタル線で配線する方式、光カプラーにより1心の
光ファイバからの信号光を8心或いは16心のファイバ
に分割して家庭に分配する方式(パッシブダブルスター
配線)等の検討も進んでいる。このような多重化を前提
とした方式では、電話局内の光ファイバの心数は少なく
なると考えられるが、それでも10万心程度の光ファイ
バの配線が必要になる可能性が高い。このような膨大な
光ファイバを電話局内に収容すると電話局内に混乱を生
じる恐れがある。
【0004】光ファイバは従来のメタル線と比べて、小
さい径の曲げ或いは側圧を避けなければならない等の制
約があるため、より多くの配線スペースを必要とする一
方、更に光ファイバによる通信サービス形態の多様性に
よって局内配線がより複雑になる。例えば、前述のシン
グルスター配線とダブルスター配線との違いは、当然伝
送方式上の違いになって現れ、異なった光伝送装置が使
用されることになる。また、様々な伝送速度のサービス
メニューの取り揃え、使用する光波長の違い或いは波長
多重方式の採用等によって、多くの種類の光伝送装置が
導入される可能性が高い。光伝送装置の種類が増加する
と局内配線が複雑になり、管理の面でも、スペースの面
でも混乱は免れない。これを更に詳しく説明する。
【0005】光伝送装置は架の形状をしており、単一種
の光伝送ユニットが多数収容されている。それぞれの光
伝送ユニットは光送信器と光受信器とを内蔵しており、
送信用と受信用の2本の光ファイバ或いは送受信兼用の
1本の光ファイバが外部から取り付けられる。電話局に
引き込まれた光ケーブルの終端は光コネクタで局内の架
に取り付けられる。この架は光配線モジュール或いはF
TM(Fiber Termination Module)と呼ばれることも多い
が、ここではファイバ終端架と呼ぶ。これまでの局内配
線では、光伝送装置からファイバ終端架までのファイバ
配線には基本的に途中に接続点を設けない方針を採って
いる。
【0006】従来の局内光配線設備の一例を図3に示
す。1はファイバ終端架であり、2は光伝送装置であっ
て単一種の光伝送ユニットが多数収容されている。これ
らの架は共に複数必要になるのが普通である。この例で
は、3種類A、B、Cの光伝送装置2がそれぞれ2架ず
つある。ファイバ終端架は、局外配線用光ケーブル3の
端部を収容するものであるから、それぞれは配線方面別
に対応している。現在では一つのファイバ終端架で1000
心程度の光ファイバを取り付けることができるようにな
っている。
【0007】局外配線用光ケーブル3はテープ心線を収
容したものが普通であり、これを単心に分離して単心光
コネクタでファイバ終端架に取り付ける。ファイバ終端
架は、サービスを振り分けたり変更したりするために、
ファイバ単心での接続替え機能を有する。この機能はコ
ネクタの差し替えによって実現される。手作業で行うも
のが現在使用されているが、最近ではロボット技術によ
る自動切替装置も開発されて来ている。
【0008】一方、光伝送装置は伝送方式ごとに異なる
が、同一方面に複数の伝送方式に基づく通信サービスの
需要が発生することがあり、このような場合、各ファイ
バ終端架にはそれぞれの異なる光伝送装置から配線する
必要がある。この配線は局内光ケーブル4によって行
う。また、光伝送装置は、裏側で電気配線されていくつ
かの装置を経て最終的に交換機に接続されるが、図を分
かり易くするために図示していない。他の図においても
同様である。
【0009】局内光ケーブルの収容心数は比較的小さ
く、単心線を集合したものでは最大32心程度であり、
テープ心線集合のもので最大100心程度までのものが
製作されているに過ぎない。ここで、この単心線集合型
の局内光ケーブルは、ファイバ終端架で単心単位の接続
替えを行う関係上、局内配線に用いられる光ケーブルを
意味し、単に光ケーブルと呼ばれることがある。また、
加入者への局外配線用光ケーブルは方面ごとに徐々に導
入されて行くので、ファイバ終端架の数も時間経過に従
って増加しい行く。その度ごとに異なる場所の複数の光
伝送装置から配線する必要がある。
【0010】このような光伝送装置とファイバ終端架と
の配線をファイバ終端架設置時にまとめて先行して行う
ことができれば、後の配線が不要になるだけ作業の効率
が上がる。しかし、他方では、加入者からの需要発生が
予想と異なる場合には配線に無駄が生じることになる。
このような場合の対処方法としては、光伝送装置側から
他のファイバ終端架に結線されていて未使用のファイバ
を新たな局内光ケーブルで対象のファイバ終端架に配線
する方法がある。
【0011】この方法を渡り配線と呼び、図3に示した
渡り配線用ケーブル7によって配線を行う。この渡り配
線用ケーブル7は、通常は必要な時に敷設する。しか
し、この方法を多用するとファイバ終端架の周りの配線
が混乱するという問題がある。また、ファイバ終端架の
コネクタ端子を無駄に使用することになるのでコスト高
の原因になる。従って、光伝送装置とファイバ終端架と
の配線を需要に先行して行うことには制限があり、局内
光ケーブルの収容心線数を無制限に大きくすることはで
きないので、局内配線の光ケーブルの本数が多くなる。
その結果として配線作業に要する費用も高く、配線によ
る占有空間も大きくなってしまうという問題があった。
【0012】図4は、従来の局内光配線設備の第2の例
の説明図である。この例は複数のローカル中間架8を光
伝送装置の種類ごとに設置するものである。このローカ
ル中間架を光伝送装置の近くに設置して同種の光伝送装
置の端子を集合すると、ファイバ終端架への光ケーブル
配線を先の従来例よりも削減できる効果がある。
【0013】このローカル中間架の設置により、光伝送
装置の増設を待たずにファイバ終端架からケーブルを敷
設してローカル中間架に引き留めておくことが可能にな
る。伝送装置の増設は実際のサービス需要に応じて実施
されるので、需要に先行して設置されるファイバ終端架
に対して増設が遅れがちになるため、このローカル中間
架の設置は有用である。但し、多心の光ケーブルでロー
カル中間架とファイバ終端架との間の先行配線を行うと
きの弊害は先の例の場合と同様である。
【0014】即ち、ファイバ終端架の端子を無駄に使用
しないためには渡り配線を併用することが必要であり、
ファイバ終端架の周囲の配線が混乱する。また、この混
乱を避けるためには、ローカル中間架とファイバ終端架
の間のケーブルの心数を制限し、逐次追加配線する方法
を選ばざるを得ない。従って局内光ケーブルの削減には
限界がある。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、局内
配線ケーブルの本数を少なくして配線を単純化し、配線
スペースの削減と配線作業の省力化を可能にすることに
ある。
【0016】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明は、単心線単位で光ファイバを接続替えする
機能を有するファイバ終端架と光伝送装置との間を、内
部に単心線又はテープ心線を収容した局内ケーブルで配
線する局内光配線設備において、ファイバ終端架と光伝
送装置との間に、複数心単位で光ファイバを自由に接続
替えする機能を有する統合中間架を設け、それぞれを局
内ケーブルで配線する。
【0017】更に本発明においては、統合中間架と光伝
送装置との間に、テープ心線単位又は少心局内ケーブル
単位で光ファイバを自由に接続替えする機能を有する分
岐接続ユニットを設け、それぞれを局内ケーブルで配線
してもよい。
【0018】
【作用】前記のような構成を有する本発明によれば、そ
れぞれの光伝送装置及びそれぞれのファイバ終端架は、
統合中間架とそれぞれ1本のケーブルで配線することが
できるので、局内配線のケーブル定数を極限まで削減す
ることができ、また光伝送装置とファイバ終端架との接
続は統合中間架内で複数心単位で行われるので配線の無
駄も小さい。
【0019】
【実施例】次に、図面を用いて本発明の実施例を説明す
る。図1は本発明の第1の実施例の説明図である。複数
のファイバ終端架1と複数の光伝送装置2との間に統合
中間架5を設ける。ファイバ終端架1と統合中間架5と
の間及び光伝送装置2と統合中間架5との間は、それぞ
れテープ心線集合型の局内ケーブルで配線するが、統合
中間架5では両ケーブル群間をテープ単位で自由に接続
替えできるようにしてある。
【0020】このような構成になっているため、ファイ
バ終端架或いは光伝送装置の増設に際しては統合中間架
5までのケーブル配線を一括して行うことができる。統
合中間架5での接続替え操作でファイバ終端架1と光伝
送装置2との間の接続をテープ心線という小さい単位で
任意に行うことができるため、このケーブル配線は変更
する必要はない。
【0021】従って、原理上各ファイバ終端架1と統合
中間架5との間及び各光伝送装置2と統合中間架5との
間を、それぞれ1本の局内光ケーブルで配線することが
可能になる。これにより、局内ケーブルの数を著しく少
なくすることができる。勿論、本発明においては各ファ
イバ終端架及び各光伝送装置への配線がケーブル1本で
ある必要はなく、それぞれが複数本ずつで配線されてい
ても、ケーブルの総数は従来の設備に比べて充分少なく
なるので、本発明の利点が損なわれることはない。
【0022】なお、本発明での局内ケーブルのファイバ
収容心数は、当然従来の局内ケーブルに比べて遥に多く
することになるが、4000心収容の局外配線用光ケーブル
が既に開発されていることからも分かるように、この点
に関する技術的な困難性は存在しない。
【0023】また、本発明に適用される統合中間架につ
いても構成に困難性は存在しない。統合中間架は、基本
的にファイバ終端架の構造を踏襲し、コネクタの種類を
変更するだけでよい。但し、ファイバ終端架の種類によ
っては検査のためのファイバ分岐ポートが設けてある高
機能なものも存在するが、これは統合中間架では不要で
ある。
【0024】統合中間架では一括コネクタで接続替えを
行うため、ファイバ終端架内のファイバ接続替えが単心
ごとに行われている従来の方法に比べてコネクタの数は
少なくて済む。一括コネクタとしては、テープ心線接続
用に開発されたMTコネクタが適する。現在国内で使用
されているテープ心線は、内蔵するファイバ数について
4心、8心及び16心の3種類がある。海外では12心
のテープ心線も使用されている。8心テープ心線を単位
とした場合には、コネクタの数が単心接続の場合の1/
8、16心テープ心線の場合には1/16になる。従っ
て、複数台のファイバ終端架の光ファイバを収容する統
合中間架を構成することは容易である。なお、コネクタ
を工夫し、複数のテープ心線を一括して接続するように
してもよい。
【0025】この統合中間架におけるコネクタの差替え
は、手作業によっても又は自動的に行ってもよい。自動
的に行う時は、コネクタ配列盤をファイバ終端架側と光
伝送装置側との双方に配置し、それぞれにファイバ終端
架から及び光伝送装置からの局内ケーブルのテープ心線
を取り付け、双方のコネクタ配列盤を専用の両端コネク
タ付きテープ心線で繋ぐ構造にすることができる。
【0026】ファイバ終端架の単心切替えを実現する自
動化装置の例は、「非閉塞大規模マトリクス光ファイバ
切替装置の検討」(佐藤誠、小林英夫、1994年電子情報
通信学会春期大会講演論文集、講演番号B-998 )に記載
されている。この装置では、ファイバ2000心の自動切替
えが可能である。この装置のコネクタと内部の切替用心
線を取り替えるだけで統合中間架用の自動切替装置が構
成できる。一方、手作業の場合には、従来採用されてい
るように、共通のコネクタ配列盤に局内ケーブルのテー
プ心線の一方を固定し、他方を差し替えるようにして接
続点を少なくすることができる。
【0027】また、この統合中間架の接続点による光損
失を減らすためには、コネクタ接続を用いずに融着接続
を採用することもできる。これは、テープ心線単位の接
続を行う一括融着接続である。この場合、切替えが必要
なときは一旦接続部を切り離し、再度必要な接続を行う
ことになる。この統合中間架での接続替えの頻度はさほ
ど多くないとすれば、コネクタに比べて作業性は多少劣
っても、接続損失が小さく接続コストも安価な融着接続
が有利になる。
【0028】統合中間架での接続作業は、光伝送装置又
はファイバ終端架を新設又は増設するときに一括して実
施するようにしてもよいし、需要発生時に適時実施する
ようにしてもよい。いずれにしても、統合中間架での接
続替えの頻度により、作業量の違いが出て来るだけであ
る。
【0029】なお、ファイバ終端架での接続替えの単位
はファイバ単心であるから、局内ケーブル内のテープ心
線を単心に変換する必要がある。その方法としては、従
来行われているように、局内ケーブルの端部を処理し、
単心コネクタでファイバ終端架に取り付ける方法の外
に、取り付けはテープ心線に整合した多心コネクタで行
い、ファイバ終端架の内部で単心に変換する方法があ
る。
【0030】また、光伝送装置の方も、現在は単心コネ
クタで光伝送装置ユニットに接続するのが普通であるの
で、現在はテープ心線と単心の変換が必要である。しか
し、半導体レーザの多連製造技術等により将来はテープ
心線単位で接続できるようになる可能性が高いので、こ
の変換も不要になるものと考えられる。従って、本発明
は将来においては更に大きな効果が期待できる。
【0031】図2は本発明の第2の実施例の説明図であ
る。前記の第1の実施例と異なる点は、統合中間架5と
光伝送装置2との間に分岐接続ユニット6を新たに設け
たことにある。この分岐接続ユニット6は、統合中間架
5からの1本の光ケーブルと光伝送装置2からの複数の
光ケーブルとを、その心線接続部で接続するものであ
る。この分岐接続ユニット6の機能は、統合中間架側の
ケーブルから見れば分岐であり、光伝送装置側から見れ
ば合流であるが、ここでは単に分岐接続ユニットと呼
ぶ。
【0032】この実施例では、統合中間架5と光伝送装
置2との間のケーブル配線が階をまたぐ等、ケーブル敷
設が複雑になる場合に有効である。分岐接続ユニット6
は光伝送装置2に近い場所に設ける。この設置位置は、
従来例で説明したローカル中間架の場合と同様である。
但し、ローカル中間架では接続する光伝送装置を同一種
に限っていたが、本発明の分岐接続ユニット6ではこの
ような限定は必要ない。つまり、図2中の上方の分岐接
続ユニット6のように、異なる種類の光伝送装置A及び
Bが混在して接続してあってもよい。勿論、同一種であ
ってもよい。また、統合中間架5と光伝送装置2との間
に分岐接続ユニット6を設けず、図中の光伝送装置B-2
のように直結してもよい。
【0033】このような構成にすることにより、光伝送
装置の設置位置の自由度は実施例1の場合より遥に大き
くできる。例えば、統合中間架と光伝送装置とが別の建
物にあったとしても、その間を接続する光ケーブルの数
を少なくできるので配線工事が簡単になる。
【0034】なお、分岐接続ユニットでの心線接続は一
括接続で行うことができる。これは、テープ心線単位で
一括接続してもよいし、複数のMTコネクタを集合した
ケーブル端部によって一括接続してもよい。この一括接
続は融着接続でもよい。また、現在の光伝送装置につい
ては、光伝送装置に接続する局内ケーブルの端部は単心
コネクタを付けた構造にしておくことが必要であるが、
これをテープ心線単位で接続できるようにすれば本発明
の利点が更に有効になる。
【0035】また、分岐接続ユニットと各光伝送装置を
結ぶ局内ケーブルは、1本ずつである必要はない。即
ち、局内ケーブルについての先行投資を避け小さい単位
でケーブルを増設して行くこともできる。本発明によれ
ば、1テープ心線ずつの増設も可能になる。分岐接続ユ
ニットと光伝送装置とを近接して置くことにより、これ
らの増設が容易になる。
【0036】このような逐次増設の場合は勿論、光伝送
装置を1本の局内ケーブルで分岐接続ユニットに接続す
る場合であっても、光伝送装置の将来の増設に備え、分
岐接続ユニットの統合中間架側の局内ケーブルは余裕を
持たせた心数にしておくことが望ましい。しかし、例え
この局内ケーブルの心線を使い切ってしまったとしても
統合中間架から新規光伝送装置に局内ケーブルを新たに
敷設すればよく、本発明においては、将来予測の適否に
よって局内配線に大きな不都合を生じることはない。
【0037】次に、分岐接続ユニットの形状について述
べる。先の例のように、少数心単位でケーブルを増設す
る運用形態をとると作業頻度が高くなるので、作業性の
観点からは架のような構造が適する。一方、光伝送装置
の増設時にのみ心線接続作業を行う運用形態をとると、
作業頻度は極めて小さいので架である必要はなく、局外
のマンホール等に設置される密閉型の接続函と同様の構
造としてもよい。
【0038】なお、前記の実施例では第1例及び第2例
共、大規模ビル或いは大規模団地等の加入者が集中して
いる地区に向けては、局外配線用ケーブルを途中で分岐
せずに電話局から直結することにして、局外配線用ケー
ブルをファイバ終端架を経由せずに統合中間架に直結さ
せることも可能である。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ファイバ終端架と光伝送装置との間に統合中間架を設け
ることにより、局内配線のケーブル条数を少なくして配
線を単純化し、配線スペースの削減と配線作業の省力化
を実現できる。更に、統合中間架と光伝送装置との間に
分岐接続ユニットを設けることにより、この効果を高め
ることができる。従って、本発明は、特に今後予測され
る加入者系への光ケーブルの大規模な導入に際して極め
て優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を説明する図である。
【図2】本発明の第2の実施例を説明する図である。
【図3】従来の局内光配線設備の第1の例を説明する図
である。
【図4】従来の局内光配線設備の第2の例を説明する図
である。
【符号の説明】
1 ファイバ終端架 2 光伝送装置 3 局外配線用光ケーブル 4 局内光ケーブル 5 統合中間架 6 分岐接続ユニット 7 渡り配線用ケーブル 8 ローカル中間架
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−119441(JP,A) 特開 昭60−90496(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 10/00 - 10/28 H04Q 1/06

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 単心線単位で光ファイバを接続替えする
    機能を有するファイバ終端架と光伝送装置との間を、内
    部に単心線又はテープ心線を収容した局内ケーブルで配
    線する局内光配線設備において、ファイバ終端架と光伝
    送装置との間に、複数心単位で光ファイバを自由に接続
    替えする機能を有する統合中間架を設け、それぞれを局
    内ケーブルで配線したことを特徴とする局内光配線設
    備。
  2. 【請求項2】 統合中間架と光伝送装置との間に、テー
    プ心線単位又は少心局内ケーブル単位で光ファイバを自
    由に接続替えする機能を有する分岐接続ユニットを設
    け、それぞれを局内ケーブルで配線したことを特徴とす
    る請求項1に記載の局内光配線設備。
JP05727595A 1995-03-16 1995-03-16 局内光配線設備 Expired - Fee Related JP3213199B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP05727595A JP3213199B2 (ja) 1995-03-16 1995-03-16 局内光配線設備

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP05727595A JP3213199B2 (ja) 1995-03-16 1995-03-16 局内光配線設備

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08256107A JPH08256107A (ja) 1996-10-01
JP3213199B2 true JP3213199B2 (ja) 2001-10-02

Family

ID=13050992

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP05727595A Expired - Fee Related JP3213199B2 (ja) 1995-03-16 1995-03-16 局内光配線設備

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3213199B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4498231B2 (ja) * 2005-06-27 2010-07-07 中国電力株式会社 既設局舎から新設局舎への収容替方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH08256107A (ja) 1996-10-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6427035B1 (en) Method and apparatus for deploying fiber optic cable to subscriber
CN108809429B (zh) 用于将无线技术集成到光纤光网络中的方法、系统和设备
US7103255B2 (en) Optical splitter module
JPH08111670A (ja) 網内光終端ノード
US20060072892A1 (en) Flexible optical cabling
EP1820054A1 (en) Aerial fiber optic cable system including a sub-distribution system
US5694398A (en) Network termination and network termination arrangement of a telecommunications network
CN109387906B (zh) 光交叉连接设备、光传送系统和光传送方法
EP2795811B1 (en) Fiber optic wall plate with redundancy system
JP3213199B2 (ja) 局内光配線設備
US11438677B2 (en) Distribution frame device for communications and data technology
US5523869A (en) System and method for line-conducted digital communication
US8776162B2 (en) Plug and play fiber distribution hub
JP3563620B2 (ja) 光集線装置
US6504874B1 (en) Arrangement for digital transmission of information across wires
WO2000048349A1 (en) Method for upgrading an optical fiber communication system
JP4142984B2 (ja) 光ファイバ配線方法
KR101165060B1 (ko) 무여장 처리 광분배반의 구조
JPH0961640A (ja) パイプ集合ケーブルを用いる光ファイバの引落し方法
US8355498B2 (en) Communication line interface
Haag et al. Optical fiber cables for subscriber loops
CN116069137A (zh) 用于数据中心的超高密度的256芯mpo/mtp机箱
CN115867843A (zh) 电信设备
JPH1051815A (ja) 自動心線切替型光ファイバケーブル終端装置
JPH09321706A (ja) Onu装置を用いた光加入者伝送システム

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070719

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080719

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees