JP3212899U - 樹木用コンテナ - Google Patents
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Abstract
【課題】 樹木をコンテナ内で積み重ねて収容し易く、また、不使用時のコンテナを重ねて場所をとることを低減させられる樹木用コンテナを提供すること。【解決手段】 前面側を形成する1側面が開口し、後面側を形成する1側面と左右の2側面と底面を備えて、略四角筒状を成し、樹木を収容して移送するコンテナであって、3側面が、網目状の壁部とその壁部の周縁を支持する枠部とを有し、後面側の側面が、底部の辺より上部の辺の方が長い略台形状である。左右の2側面を、略平行四辺形状とし、後面側の側面に向かって傾斜させた形状にしてもよい。左右の2側面の上部に、吊り上げて移送される際に係合される吊り上げ部を設けてもよい。【選択図】 図1
Description
本考案は、樹木を収容して移送するコンテナに関する。
低木などの樹木の移送には、従来は主に、樹木を直接持ち運び、トラックや台車への荷積み及び荷下ろしを行っていた。
生産者から消費者までの流通経路には、多数の荷積み及び荷下ろしの工程が付随する。そのため、移送に要する時間及び労働力が嵩んだり、樹木が損傷する一因になっていた。特に、トラックなどの移送媒体への荷積み及び荷下ろしにおける負担及び負荷が大きい。
生産者から消費者までの流通経路には、多数の荷積み及び荷下ろしの工程が付随する。そのため、移送に要する時間及び労働力が嵩んだり、樹木が損傷する一因になっていた。特に、トラックなどの移送媒体への荷積み及び荷下ろしにおける負担及び負荷が大きい。
樹木の移送手段に関する従来技術には、特許文献1〜5が挙げられる。特許文献5による樹木用コンテナによると、樹木を保護した状態で、トラックや台車などへの荷積み及び荷下ろしを容易に行える。
しかし、従来技術では、コンテナ内での樹木の積み重ねや、不使用時のコンテナの置き場に難があった。
しかし、従来技術では、コンテナ内での樹木の積み重ねや、不使用時のコンテナの置き場に難があった。
そこで、本考案は、樹木をコンテナ内で積み重ねて収容し易く、また、不使用時のコンテナが場所をとることを低減させられる樹木用コンテナを提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、本考案は次の構成を備える。
すなわち、本考案の樹木用コンテナは、前面側を形成する1側面が開口し、後面側を形成する1側面と左右の2側面と底面を備えて、略四角筒状を成し、樹木を収容して移送するコンテナであって、3側面が、網目状の壁部とその壁部の周縁を支持する枠部とを有し、後面側の側面が、底部の辺より上部の辺の方が長い略台形状であることを特徴とする。
すなわち、本考案の樹木用コンテナは、前面側を形成する1側面が開口し、後面側を形成する1側面と左右の2側面と底面を備えて、略四角筒状を成し、樹木を収容して移送するコンテナであって、3側面が、網目状の壁部とその壁部の周縁を支持する枠部とを有し、後面側の側面が、底部の辺より上部の辺の方が長い略台形状であることを特徴とする。
ここで、左右の2側面を、略平行四辺形状としてもよい。
左右の2側面を、後面側の側面に向かって傾斜させた形状にしてもよい。
左右の2側面の上部に、吊り上げて移送される際に係合される吊り上げ部を設けて、クレーン等を用いてトラックの荷台との間などの移送の利便に寄与させてもよい。
本考案の樹木用コンテナによると、樹木をコンテナ内で積み重ねて収容し易く、また、不使用時のコンテナを複数積み重ねて場所をとることを低減させられるので、樹木のコンテナへの荷積み及び荷下ろしを容易に行え、不使用時のコンテナの収納が楽になり、土地の有効利用にも寄与する。
以下に、本考案の実施形態を説明する。なお、本考案の趣旨から逸脱しない範囲で、適宜設計変更可能であり、前記特許文献や従来公知の技術を援用可能である。
図1は、本考案による樹木用コンテナの実施例の要部を示す斜視説明図であり、図2(a)(b)は、コンテナの側面を構成する2種類の側板の各正面図である。
コンテナは、前面側を形成する1側面が開口し、後面側を形成する1側板(20)と左右の2側板(30)(30’)と底板(10)を備えて、略四角筒状を成す。
コンテナは、前面側を形成する1側面が開口し、後面側を形成する1側板(20)と左右の2側板(30)(30’)と底板(10)を備えて、略四角筒状を成す。
後面側の側板(20)が、底部の辺より上部の辺の方が長い略台形状であり、左右の2側板(30)(30’)が、略平行四辺形状である。
後面側の側板(20)は、各外枠部を形成する底部(21)と上柱(22)と側柱(23)(24)と、それらの間に架かる網目状の壁部(25)とを有する。左右の側板(30)(30’)は、各外枠部を形成する底部(31)と上柱(32)と側柱(33)(34)と、それらの間に架かる網目状の壁部(35)とを有する。
壁部(25)(35)には、金属や樹脂製のワイヤーによるネットなど、従来公知の市販品が使用できる。
なお、底板(10)も、3側板(20)(30)(30’)と同様に網目状に形成してもよい。
後面側の側板(20)は、各外枠部を形成する底部(21)と上柱(22)と側柱(23)(24)と、それらの間に架かる網目状の壁部(25)とを有する。左右の側板(30)(30’)は、各外枠部を形成する底部(31)と上柱(32)と側柱(33)(34)と、それらの間に架かる網目状の壁部(35)とを有する。
壁部(25)(35)には、金属や樹脂製のワイヤーによるネットなど、従来公知の市販品が使用できる。
なお、底板(10)も、3側板(20)(30)(30’)と同様に網目状に形成してもよい。
ここで、後面側の側板(20)と、それに対向する前面側の開口が、底部の辺より上部の辺の方が長い略台形状であるため、樹木を積み重ねて収容し易く、また、不使用時のコンテナも複数を積み重ねて仕舞うことができる。
また、左右の側板(30)(30’)が、略平行四辺形状であり、しかも、後面側の側板(20)に向かって傾斜している形状であることも、樹木を収容し易くすることに寄与する。
また、左右の側板(30)(30’)が、略平行四辺形状であり、しかも、後面側の側板(20)に向かって傾斜している形状であることも、樹木を収容し易くすることに寄与する。
コンテナの大きさとしては、例えば、後面側の側板(20)については、底部(21)が90cm、上柱(22)が120cm、側柱(23)(24)が120cm、左右の側板(30)(30’)については、底部(31)が120cm、上柱(32)が120cm、側柱(33)(34)が90cmのものが挙げられる。これらの数値は、収容する樹木の形状や、コンテナの配置場所などに応じて適宜設定可能である。
左右の各側板(30)(30’)の上柱(32)には、それぞれ略U字状の吊り上げ部(36)(37)が備わる。一方の吊り上げ部(36)の位置は上柱(32)の端部近傍、他方の吊り上げ部(37)の位置は底部(31)端部近傍の真上が好ましい。
計4つの吊り上げ部(36)(37)を介して、クレーン等によってトラックや台車へ容易に荷積みされる。なお、上柱(22)、側柱(23)(24)、上柱(32)、側柱(33)(34)を太くすると、コンテナの強度に寄与する。
計4つの吊り上げ部(36)(37)を介して、クレーン等によってトラックや台車へ容易に荷積みされる。なお、上柱(22)、側柱(23)(24)、上柱(32)、側柱(33)(34)を太くすると、コンテナの強度に寄与する。
図3は、不使用時のコンテナを複数積み重ねた状態を示す斜視説明図である。
図示の例では、コンテナの前面側の開口から、2基のコンテナ(100)(200)を入れて積み重ねている。特に、前面側の開口とそれに対向する後面側の側板(20)とが、底部の辺より上部の辺の方が長い略台形状であり、左右の側板(30)(30’)が、後面側の側板(20)に向かって傾斜した略平行四辺形状であるため、不使用時のコンテナを複数積み重ねて仕舞うことが容易である。
図示の例では、コンテナの前面側の開口から、2基のコンテナ(100)(200)を入れて積み重ねている。特に、前面側の開口とそれに対向する後面側の側板(20)とが、底部の辺より上部の辺の方が長い略台形状であり、左右の側板(30)(30’)が、後面側の側板(20)に向かって傾斜した略平行四辺形状であるため、不使用時のコンテナを複数積み重ねて仕舞うことが容易である。
以上のように、本考案によると、樹木の搬送と、コンテナの利用及び不使用時の収納に寄与するため、産業上非常に有用である。
10 底板
20 略台形状の側板
30、30’ 略平行四辺形状の側板
21、31 底部
22、32 上柱
23、24、33、34 側柱
25、35 壁部
36、37 吊り上げ部
100、200 コンテナ
20 略台形状の側板
30、30’ 略平行四辺形状の側板
21、31 底部
22、32 上柱
23、24、33、34 側柱
25、35 壁部
36、37 吊り上げ部
100、200 コンテナ
Claims (4)
- 前面側を形成する1側面が開口し、後面側を形成する1側面と左右の2側面と底面を備えて、略四角筒状を成し、樹木を収容して移送するコンテナであって、
3側面が、網目状の壁部とその壁部の周縁を支持する枠部とを有し、
後面側の側面が、底部の辺より上部の辺の方が長い略台形状である
ことを特徴とする樹木用コンテナ。 - 左右の2側面が、略平行四辺形状である
請求項1に記載の樹木用コンテナ。 - 左右の2側面が、後面側の側面に向かって傾斜している
請求項2に記載の樹木用コンテナ。 - 左右の2側面の上部に、吊り上げて移送される際に係合される吊り上げ部を備える
請求項1ないし3のいずれかに記載の樹木用コンテナ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017003433U JP3212899U (ja) | 2017-07-27 | 2017-07-27 | 樹木用コンテナ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017003433U JP3212899U (ja) | 2017-07-27 | 2017-07-27 | 樹木用コンテナ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3212899U true JP3212899U (ja) | 2017-10-05 |
Family
ID=59997943
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017003433U Active JP3212899U (ja) | 2017-07-27 | 2017-07-27 | 樹木用コンテナ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3212899U (ja) |
-
2017
- 2017-07-27 JP JP2017003433U patent/JP3212899U/ja active Active
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