JP3212828U - 緩衝用中枠 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な構造で、ワンタッチで簡単に立体的に組み立てることができ、立体的な組立状態を維持し作業効率が良好な緩衝用中枠を提供する。【解決手段】矩形の底面14の互いに略平行な一対の端部に連接し、コの字形に折り曲げられる保持部20,50を有する。保持部20,50は、収容物84,86を保持する透孔42,72を備える。保持部20,50は、底面14から立ち上がる外側立上面22,52と、外側立上面22,52に連接し底面14から離間して位置する上面24,54と、上面24,54に連接し、底面14から立ち上がる内側立上面26,56を有する。内側立上面26,56に連接して、底面14の上面24,54に対面する位置に糊付けされ、連接方向の長さが上面24,54よりも短い糊付け面28,58を備える。糊付け面28,58に連接し、外側立上面22,52と上面24,54の間の角部に先端部が差し込まれ、底面14に対して傾斜する支持面30,60を備える。【選択図】図1

Description

この考案は、包装用箱の内側に入れて使用し収容物を緩衝的に保護する緩衝用中枠に関する。
従来、ガラス製の収容物等、衝撃で破損しやすいものを包装する際は、破損を防ぐために包装用箱の内側に中枠を設け、収容物を中枠に保持させて包装し、運搬や保管を行っている。この様な中枠には、いろいろなものが開示されている。
例えば、特許文献1に開示されている緩衝機能付包装箱は、一枚の箱体形成片から成る外箱と、一枚の仕切り形成片から成る緩衝用仕切りを備える。緩衝用仕切りは、外箱の底部に嵌合される底面と、底面の一方の端部に連接し底面に対してコの字形に折り曲げられる緩衝折曲部を備える。底面の緩衝折曲部と反対側の端部には、折返片と、折返片の先端に連接し底面に対して三角形に折り曲げられる緩衝支持部と、緩衝支持部の折返部と反対側の端部に形成され底面の所定位置に係止される突起を備える。緩衝折曲部と緩衝支持部には、収容物が挿通保持される透孔を備える。この緩衝機能付包装箱は、組み立てた外箱の中に、組み立てた緩衝用仕切りを入れて使用する。
特開2010−100299号公報
上記背景技術の場合、緩衝用仕切りを、底面に対して緩衝折曲部と緩衝支持部を立体的に組み立てる時は、緩衝折曲部と緩衝支持部を個々に組み立てるため手間がかかるものである。また、立体的に組み立てた状態を維持する構造は十分ではなく、不用意に平坦な折り畳み状態に戻る恐れがあり、収容物を嵌合させ保持させる作業効率が低くなる恐れがある。
この考案は、上記背景技術の問題点に鑑みてなされたものであり、簡単な構造で、ワンタッチで簡単に立体的に組み立てることができ、立体的な組立状態を維持し、収容物を嵌合させ保持させるための作業効率が良好な緩衝用中枠を提供することを目的とする。
本考案は、一枚の中枠形成片から成り、矩形の底面と、前記底面の互いに略平行な一対の端部に連接し前記底面に対しコの字形に折り曲げられる保持部が各々設けられ、前記一対の保持部には、収容物が挿通されて保持する透孔が互いに対向して設けられている緩衝用中枠である。前記保持部には、前記底面の前記端部に連接し前記底面から立ち上がる外側立上面と、前記外側立上面に連接し前記底面から離間して前記底面に沿って位置する上面と、前記上面に連接し前記底面から立ち上がる内側立上面と、前記内側立上面に連接して前記底面の前記上面に対面する位置に糊付けされ連接方向の長さが前記上面よりも短い糊付け面と、前記糊付け面に連接し前記外側立上面と前記上面の間の角部に先端部が当接し前記底面に対して傾斜する支持面が、一列に連接して設けられている。前記支持面の先端部には差込片が突出して形成され、前記外側立上面と前記上面の間の角部には切断線が形成され、前記差込片が前記切断線に差し込まれて係止され、前記保持部のコの字形の形状を維持する。
また、前記収容物を保持する前記透孔は、前記上面と前記内側立上面に連続して形成されている。
本考案の緩衝用中枠は、簡単な構造で、ワンタッチで簡単に立体的に組み立てることができ、立体的な組立状態を維持し、収容物を嵌合させ保持させる作業効率が良好である。確実に収容物を緩衝的に保持し、安全に運搬や保管を行うことができる。
この考案の一実施形態の緩衝用中枠の斜視図である。 この実施形態の緩衝用中枠の組立工程を示す斜視図である。 この実施形態の緩衝用中枠の展開図である。 この実施形態の緩衝用中枠の組立工程を示す平面図である。
以下、この考案の実施形態について図面に基づいて説明する。図1〜図4はこの考案の一実施形態を示すもので、この実施形態の緩衝用中枠10は、後述する外箱82の中に入れられて、収容物を緩衝的に保持するものである。緩衝用中枠10は、紙製の一枚のブランクシートを打ち抜いて形成された中枠形成片12を組み立てて設けられている。
図3は、中枠形成片12を表面から見た展開図であり、中枠形成片12は、外箱82の底部82aに僅かなゆとりを有して嵌合される底面14が設けられている。底面14は、一方向に長い矩形に形成されている。底面14の、長手方向に沿う一対の側縁部14aには、細長い矩形の側面16が折罫線18で区切られて設けられている。側面16は、底面14の側縁部14aに対して平行な方向は底面14と同じ長さであり、側縁部14aに交差する方向は、底面14よりも短く形成されている。
底面14の、側縁部14aに交差する一方の端部14bには、収容物の一端部を保持する第一保持部20が連続して設けられている。第一保持部20には、底面14の端部14bに連続し底面14から立ち上がる外側立上面22と、外側立上面22に連接し底面14から離間して底面14に対して略平行に位置する上面24と、上面24に連接し底面14から立ち上がる内側立上面26と、内側立上面26に連接して底面14の上面24に対面する位置に糊付けされ連接方向の長さが上面24よりも短い糊付け面28と、糊付け面28に連接し外側立上面22と上面24の間の角部に先端部30aが当接し底面14に対して傾斜する支持面30が、順に一列に連接されて設けられている。底面14、外側立上面22、上面24、内側立上面26、糊付け面28、支持面30は、各々折罫線31,32,34,36,38で区切られている。
次に、底面14の一方の端部14b側の各部材について詳しく説明する。外側立上面22は、端部14bとの連接方向と直交する幅方向は底面14と同じ長さであり、それと直交する連接方向の長さは、それよりも短くて側面16の側縁部14aに交差する長さよりは少し長い矩形である。
上面24は、幅方向は外側立上面22と同じ長さであり、連接方向の長さは、外側立上面22よりは長く底面14の長手方向の半分以下の長さの矩形である。外側立上面22と区切られる折罫線32の中間には、上面24側へ僅かに突出するコの字型の切断線40が、紙面の裏表に貫通して設けられている。上面24の中央には、透孔42が設けられている。透孔42は、折罫線32に対して直角方向に長細く形成されている。透孔42の、折罫線32側の端部42aは矩形であり、折罫線32の近傍に位置し、折罫線32には達していない。透孔42の端部42aと反対側の端部42bは、折罫線34を超えて連接する内側立上面26に達している。透孔42の、端部42aに交差する一対の側縁部42cは、折罫線34の近傍で、互いに離れる方向へひし形状に広がる幅広部42dが形成され、折罫線34に近づくにつれて再び幅が狭くなり、幅が狭くなる傾斜線の途中で折罫線34に一致している。
内側立上面26は、上面24に接する折罫線34の長さよりも反対側の糊付け面28に接する折罫線36の長さが少し短い台形に形成されている。連接方向の長さは外側立上面22と同じである。内側立上面26の中心には、折罫線34から連続して透孔42の端部42b側が位置し、透孔42の一対の側縁部42cは折罫線34から離れるにつれて互いに近づいて幅が狭くなり、端部42bに達し、端部42bは折罫線34と反対側の折罫線36に向かって膨出する円形に形成されている。端部42bは、折罫線36に達しておらず、折罫線36の近傍に位置している。
糊付け面28は、幅方向は内側立上面26の折罫線36と同じ長さであり、連接方向の長さは、上面24よりも少し短い矩形である。
支持面30は、幅方向は糊付け面28と同じ長さであり、連接方向の長さは、外側立上面22、内側立上面26よりも、僅かに長い矩形である。支持面30の、折罫線38と反対側の先端部30aの中心には、側方に突出する半円形状の差込片44が設けられている。差込片44の基端部には、先端部30aに位置する破断線46が設けられている。
底面14の、端部14bと反対側の端部14cには、収容物の他端部を保持する第二保持部50が連続して設けられている。第二保持部50には、第一保持部20と同様に、底面14の端部14cに連続して、外側立上面52、上面54、内側立上面56、糊付け面58、支持面60が、順に一列に連接されて設けられている。底面14、外側立上面52、上面54、内側立上面56、糊付け面58、支持面60は、各々折罫線61,62,64,66,68で区切られている。
次に、底面14の端部14bと反対側の端部14c側の各部材について詳しく説明する。外側立上面52は、第一保持部20の外側立上面22と同じ大きさの矩形である。
上面54は、幅方向は第一保持部20の上面24と同じ長さであり、連接方向の長さは、上面24より少し短い矩形である。外側立上面52と区切られる折罫線62の中間には、上面54側へ僅かに突出するコの字型の切断線70が、紙面の裏表に貫通して設けられている。上面54の中央には、透孔72が設けられている。透孔72は、折罫線62に対して直角方向に長細く形成されている。透孔72の、折罫線62側の端部72aは矩形であり、折罫線62の近傍に位置し、折罫線62には達していない。透孔72の端部72aと反対側の端部72bは、折罫線64を超えて連接する内側立上面56に達している。透孔72の、端部72aに交差する一対の側縁部72cは、互いに平行であり、折罫線64に略直角に達している。
内側立上面56は、第一保持部20の内側立上面26と同じ大きさの台形である。内側立上面56の中心には、折罫線64から連続して透孔72の端部72b側が位置し、透孔72の一対の側縁部72cは折罫線64から離れるにつれて互いに近づいて幅が狭くなり、端部72bに達し、端部72bは折罫線64と反対側の折罫線66に向かって膨出する円形に形成されている。端部72bは、折罫線66に達しておらず、折罫線66の近傍に位置している。
糊付け面58は、幅方向は第一保持部20の糊付け面28と同じ長さであり、連接方向の長さは、糊付け面28よりも少し短い矩形である。
支持面60は、幅方向は第一保持部20の支持面30と同じ長さであり、連接方向の長さは、支持面30よりも少し短い矩形であり、外側立上面52、内側立上面56よりも僅かに長い矩形である。支持面60の、折罫線68と反対側の先端部60aの中心には、側方に突出する半円形状の差込片74が設けられている。差込片74の基端部には、先端部60aに位置する破断線76が設けられている。
次に、この実施形態の緩衝用中枠10の組立方法の一例について説明する。なお、ここでは図3が中枠形成片12の表面を見たものであり、表面が凸になる折り方を正折り、そして裏面が凸になる折り方を逆折りと称する。まず、第一保持部20の、折罫線36を正折りし、糊付け面28の表面に糊78を塗布する。糊78は、折罫線36,38の近傍に、折罫線36,38に対して平行に2本の直線状に塗布する。そして、折罫線32を正折りし、これにより糊付け面28の表面は糊78で底面14の裏面に糊付けされる。第二保持部50も同様に、折罫線66を正折りし、糊付け面58の表面に糊80を塗布する。糊80は、折罫線66,68の近傍に、折罫線66,68に対して平行に2本の直線状に塗布する。そして、折罫線62を正折りし、これにより糊付け面58の表面は糊80で底面14の裏面に糊付けされる。これにより、中枠形成片12は図4に示す折り畳み状態となり、この状態で出荷される。
次に収容物を収容し包装する工場において、折り畳まれて平坦な第一保持部20を、折罫線31,32,34,36を90°に正折りし、外側立上面22、内側立上面26が底面14に対して略直角に位置し、上面24が底面14に対して略平行に位置し、底面14から立体的にコの字形に折り曲げられ立体的になる。この時、支持面30は、平坦な折り畳み状態では底面14と外側立上面22の裏面に重ねられているが、外側立上面22が底面14に対して引き起こされる際に、差込片44が外側立上面22の裏面に当接しながら折罫線38が正折りされて、先端部30a側が底面14から自動的に引き起こされる。外側立上面22と底面14が直角になったときに支持面30の先端部30aは、外側立上面22と上面24の角部となる折罫線32に当接する。差込片44は、折罫線32の切断線40に裏面から差し込まれて外側に突出し、係止される。支持面30が引き起こされる工程では、外側立上面22と上面24が直角に近づくと差込片44の長さが余ってくるが、差込片44には破断線46が設けられて屈曲しやすいため、容易に折り曲げられて支障となることがない。外側立上面22、上面24、内側立上面26、糊付け面28で組み立てられたコの字形の立体的な形状は、元の平坦な折り畳み状態に戻ることがない。
第二保持部50も同様に、折り畳まれて平坦な状態から、折罫線61,62,64,66を90°に正折りし、外側立上面52、内側立上面56が底面14に対して略直角に位置し、上面54が底面14に対して略平行に位置し、底面14から立体的にコの字形に折り曲げられ立体的になる。外側立上面52が底面14に対して引き起こされる際に、差込片74が外側立上面52の裏面に当接しながら折罫線68が正折りされて、先端部60a側が底面14から自動的に引き起こされる。外側立上面52と底面14が直角になったときに支持面60の先端部60aは、外側立上面52と上面54の角部となる折罫線62に当接する。差込片74は、折罫線62の切断線70に裏面から差し込まれて外側に突出し、係止される。差込片74には破断線76が設けられ、屈曲しやすいため容易に折り曲げられて支障となることがない。外側立上面52、上面54、内側立上面56、糊付け面58で組み立てられたコの字形の立体形状は、元の平坦な折り畳み状態に戻ることがない。
緩衝用中枠10は図1、図2に示すように、底面14の両端部に、第一保持部20と第二保持部50が設けられ、支持面30,60により、確実に立体の状態を維持される。第一保持部20と第二保持部50を、両手で保持して同時にワンタッチで組み立ててもよい。第一保持部20の上面24と第二保持部50の上面54は、ほぼ同じ高さに設けられ、第一保持部20の内側立上面26と第二保持部50の内側立上面56は、所定間隔を離れて互いに対面する。第一保持部20の透孔42と、第二保持部50の透孔72も、互いに対面する。そして、第一保持部20と第二保持部50を組み立てた後、折罫線18を90°に正折りして側面16を底面14に対して略直角に立ち上げ、緩衝用中枠10の組み立てが完了する。
次に、緩衝用中枠10の使用方法について説明する。組み立てた緩衝用中枠10は、任意の外箱82の内側に入れる。外箱82の材料や構造は自由である。ただし緩衝用中枠10を底部82aに入れた時に僅かなゆとりを有して嵌合するものが好ましい。
外箱82に入れた緩衝用中枠10に、収容物をセットする。なお収容物は、例えばシリンジ84にプランジャ86が挿入されたものである。ここでシリンジ84とプランジャ86について説明する。シリンジ84の先端84aは閉鎖され、先端84aと反対側はプランジャ86が差し込まれる開口部が形成され、開口部の周囲にはフランジ部84bが設けられている。
このシリンジ84とプランジャ86を緩衝用中枠10にセットする時は、第一保持部20の透孔42と第二保持部50の透孔72にシリンジ84を渡して入れ、この時シリンジ84の先端84aは第二保持部50の透孔72に位置し、プランジャ86は第一保持部20の透孔42に位置し、シリンジ84のフランジ部84bは第一保持部20の透孔42の幅広部42dに嵌合させる。シリンジ84を深く入れて、内側立上面26、内側立上面56に形成されている透孔42,72の端部42b,72bに嵌合させ、底面14から離間した状態で緩衝的に垂直方向に保持される。フランジ部84bが透孔42の幅広部42dに嵌合され、位置決めされ、水平方向の摺動を防ぎ緩衝的に保持される。そして、外箱82の上蓋等で、外箱82を閉鎖し、包装が完了する。
この実施形態の緩衝用中枠10によれば、簡単な構造で、簡単な組立工程により立体的に組み立てることができる。ワンタッチで差込片44,74が切断線40,70に差し込まれ、立体に組み立てた第一保持部20と第二保持部50を、支持面30,60が各々保持し、平坦な折り畳み状態に戻ることを防ぐ。作業者が手を離しても第一保持部20と第二保持部50の立体形状が維持されるため、収容物を入れ易く、作業性が良好である。収容物が、破損しやすい物でも高い緩衝強度で収容することができ、水平方向と垂直方向のいずれの方向にも緩衝的に保持することができる。収容物の取り出しの際は容易に取り出すことができる。支持面30,60は、透孔42,72に入れられた収容物の端部と、その外側に位置する外側立上面22、外側立上面52の間に傾斜して設けられているため、水平方向に移動して支持面30,60に当接しても、クッション性があり、緩衝効果を有するものである。差込片44,74が切断線40,70に差し込まれて支持面30,60が支持している力は、適度な強さを有し、包装作業の際は立体形状を維持し、使用後に不要となった場合は、簡単に解除して平坦な折り畳み状態に戻して破棄することができる。切断線40,70は、上面24,54側へ僅かに突出するコの字型で形成されているため、外側立上面22、52と上面24,54が直角に位置する時にスリット状に幅が広くなり、差込片44,74が差し込みやすい。
収容物がシリンジ84の場合は、フランジ部84bが透孔42の幅広部42dの内側に係止してシリンジ84の長手方向に沿う水平方向の移動を防ぎ、運搬中の衝撃を緩和することができる。これにより、シリンジ84に高価な薬液を収容しても安全に運搬や保管を行うことができる。
なお、この考案は、上記実施の形態に限定されるものではなく、第一保持部と第二保持部の形状や大きさ、透孔の数や形状は、収容物に合わせて適宜変更可能である。収容物はシリンジ以外でも良く、いろいろな収容物に使用することができる。また、いろいろな外箱に入れて使用することができる。
10 緩衝用中枠
12 中枠形成片
14 底面
16 側面
20 第一保持部
22,52 外側立上面
24,54 上面
26,56 内側立上面
28,58 糊付け面
30,60 支持面
42,72 透孔
42d 幅広部
44,74 差込片
40,70 切断線
50 第二保持部
82 外箱
84 シリンジ
84b フランジ部
86 プランジャ

Claims (2)

  1. 一枚の中枠形成片から成り、矩形の底面と、前記底面の互いに略平行な一対の端部に連接し前記底面に対しコの字形に折り曲げられる保持部が各々設けられ、前記一対の保持部には、収容物が挿通されて保持する透孔が互いに対向して設けられ、
    前記保持部には、前記底面の前記端部に連接し前記底面から立ち上がる外側立上面と、前記外側立上面に連接し前記底面から離間して前記底面に沿って位置する上面と、前記上面に連接し前記底面から立ち上がる内側立上面と、前記内側立上面に連接して前記底面の前記上面に対面する位置に糊付けされ連接方向の長さが前記上面よりも短い糊付け面と、前記糊付け面に連接し前記外側立上面と前記上面の間の角部に先端部が当接し前記底面に対して傾斜する支持面が、一列に連接して設けられ、
    前記支持面の先端部には差込片が突出して形成され、前記外側立上面と前記上面の間の角部には切断線が形成され、前記差込片が前記切断線に差し込まれて係止され、前記保持部のコの字形の形状を維持することを特徴とする緩衝用中枠。
  2. 前記収容物を保持する前記透孔は、前記上面と前記内側立上面に連続して形成されている請求項1記載の緩衝用中枠。
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