JP3212726U - 基礎ブロックの連結構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】L字状の突出部を有する基礎ブロックを配置することができない場所でも、簡単かつ安価に連結が可能になる基礎ブロックの連結構造を提供する。【解決手段】壁部と底部がL字状を呈する基礎ブロック同士1を連結するに際して、L字状突出部を有しない板状の基礎ブロックBを介在させて連結させる。特に、壁部と底部がL字状を呈する基礎ブロック同士をコーナー角や所定角度で連結するに際して有効である。【選択図】図5

Description

本考案は、土地の境界などに埋設するための基礎ブロックの連結構造に関する。
本物品は土地の境界などに埋設するための基礎ブロックが配置される。その一例としては、壁部と底部がL字状を呈する基礎ブロック同士を連結する基礎ブロックがある(特許文献1から3)。しかし、コーナー角で連結するに際しては、L字状の横方向に突出する突出底部が互いに衝突してしまう。このため、その対応策が必要になる。
例えば特許文献2は、その段落0025に、「また、本件考案に係る間仕切り壁1’は、隣接する間仕切り壁1と直角に連結する場合に、底版2,2’同士の重なり合う部分を切り欠いて、凹部4’を当該隣接する間仕切り壁の凹部4に対応する位置に形成したものであることが好ましい。」と記載され、段落0026に、「図5は、本件考案に係る間仕切り壁同士の図3とは異なる連結構造を説明するための図である。本件考案に係る間仕切り壁1’は、底版2’の一部を切り欠き、且つ当該間仕切り壁1’に形成される凹部4’の位置を変更することで、間仕切り壁1,1’同士を直角に連結することが可能となる。ここで、図5に示す本件考案に係る間仕切り壁1’は、当該間仕切り壁1’に形成された凹部4’を当該隣接する間仕切り壁1の凹部4に対応する位置に形成し、間仕切り壁1,1’の左右端部側に形成された凹部4,4’内に配されたボルト10とナット13とを用いて隣接する間仕切り壁1,1’同士を強固に連結することが出来る。このように、本件考案に係る間仕切り壁1’によれば、隣接する間仕切り壁1と直角に連結することができ、また、全て直線状の間仕切り壁1,1’のみを用いることで製造コストの増大や施工作業の複雑化を防ぐことが出来る。」ことが記載されている。 また特許文献3は、二方向から接近する二つのプレキャスト製のL型擁壁ブロックの間に擁壁コーナー部を構築する方法において、前記擁壁コーナー部の隅角部位に30〜170度の角度をなして連続する二つの縦壁部を備えたプレキャスト製の隅角ブロックを配置し、前記隅角ブロックの二つの縦壁部と二つのL型擁壁ブロックの縦壁部との間にそれぞれ一つの縦壁部を備えたプレキャスト製の縦板状ブロックを配置し、前記隅角ブロック、縦板状ブロック及びL型擁壁ブロックの隣り合う縦壁部同志を連結し、前記隅角ブロックの下端部と縦板状ブロックの下端部と二つのL型擁壁ブロックの底盤部とで囲まれる部位に擁壁コーナー部の底盤部を設けることを特徴とする擁壁コーナー部の構築方法。」(その請求項1)ことが記載されている。
意匠登録第1362516号公報 実用新案登録第3185413号公報 特許第2890111号公報
前記L字状の突出部を有する基礎ブロックをコーナー角で連結する場合、突出部が互いに衝突してしまうが、この場合、L字状のコーナー角用の基礎ブロックを製造することで対応すると(特許文献2)、製造コストが高価になる問題を有する。一方、特許文献2のように、一部を切り欠いた基礎ブロックを製造すると、大型の基礎ブロックを別途製造する必要があり、製造コストが高価になる。
また、基礎ブロックを埋設する箇所においては、障害物があるために、前記L字状の突出部を有する基礎ブロックを使用することができない場所がある。
そこで本考案の目的は、前記L字状の突出部を有する基礎ブロックを配置することができない場所でも、簡単かつ安価に連結が可能な基礎ブロックの連結構造を提供することにある。
本考案は、壁部と底部がL字状を呈する基礎ブロック同士を連結するに際して、前記L字状突出部を有しない板状の基礎ブロックを介在させて連結させることを特徴とする。
本考案によれば、従来のL字状を呈する基礎ブロックのように、底部突出部が邪魔になるような箇所や、障害物があるためにL字状の突出部を有する基礎ブロックを使用できない箇所においても、基礎ブロック同士を連結することができる。
本考案は、壁部と底部がL字状を呈する基礎ブロック同士をコーナー角や所定角度で連結するに際して、前記L字状突出部を有しない板状の基礎ブロックを介在させて連結させることを特徴とする。
本考案によれば、コーナー角や所定角度をおいて連結する必要の基礎ブロックとして、前記突出部のない板状の基礎ブロックを介在させるので、従来のL字状を呈する基礎ブロックのような衝突してしまう事態を回避して基礎ブロック同士を連結することができる。
本考案としては、前記L字状を呈する基礎ブロック又は前記L字状突出部を有しない板状の基礎ブロックの壁部にフェンスや柵などを取り付ける取り付け穴が設けられるとともに、この取り付け穴に貯まる水を抜くための水抜き穴が設けられていることを特徴とする。
本考案によれば、フェンス用穴や柵用の穴の中に溜まる雨水等の凍結による膨張を原因とする製品クラックを防止することができる。また、上記穴に貯まる雨水等を排水するための水抜き穴から上記穴に貯まる水を排出することができる。
また、本考案としては、前記L字状を呈する基礎ブロック又は前記L字状突出部を有しない板状の基礎ブロックの壁部に水抜き穴がその側面部に設けられるとともに、その水抜き穴に差し込まれるピンを介して前記L字状を呈する基礎ブロック又は前記L字状突出部を有しない板状の基礎ブロックが連結されることを特徴とする。
本考案によれば、前記水抜き穴を介してピンを差し込むことで、前記L字状を呈する基礎ブロック又は前記L字状突出部を有しない板状の基礎ブロックを連結することができる。
本考案によれば、障害物があるために前記L字状を呈する基礎ブロックを埋設できない箇所や、コーナー角のように前記L字状を呈する基礎ブロック同士を配置することができない箇所においても、簡易かつ安価に前記L字状を呈する基礎ブロック又は前記L字状突出部を有しない板状の基礎ブロックを連結することができる。
本考案の一実施形態の基礎ブロックを示す正面図である。 上記実施形態の基礎ブロックを示す側面図である。 上記実施形態の基礎ブロックの連結状態を示す斜視図である。 上記実施形態の基礎ブロックの連結状態を示す斜視図である。 上記実施形態の基礎ブロックの連結状態を示す斜視図である。 上記実施形態の基礎ブロックの連結状態を示す斜視図である。 上記実施形態の基礎ブロックの連結状態を示す斜視図である。
以下、本考案を実施するための一形態について図面を引用しながら説明する。
図1は、本考案の第1の実施形態の基礎ブロックを示す斜視図であり、図2は、上記実施形態の基礎ブロックを示す側面図である。
本実施の形態の基礎ブロック1は、底部3と、底部3から立設された壁部2とからなる断面L字形状を呈する基礎ブロック1である。基礎ブロック1の底部3は、土Tに埋設される部分であり、垂直方向に突出する突出部分3aが設けられている(図6)。前記突出部分3aの下面は砕石が配置されることが好ましい。このような断面L字状の基礎ブロック1は、施工安定性に優れ、施工作業の効率化が図られる。断面L字状の突出部分3aは、下り勾配で形成されている。これは、L字状の突出部分を型から抜くときには、同じ平行な幅であると抜き難くなることから、通常は下り勾配になることが多いことによる。しかし、平行に突出するものでも良い。
本実施の形態の基礎ブロック1の大きさは、その垂直方向の高さが700mm〜900mm程度であり、底部3の厚さが300mm程度、壁部2の厚さが150mm程度である。
基礎ブロック1の壁部2は、その表面に格子状の凹凸模様Mが施されている。格子状の凹凸模様Mは、コンクリートの持つ固さを和らげる模様Mであるが、その幅H1は底部3の幅H2の内側に入り込むようにしており、格子状の凹凸模様Mが外側に突出しないようにされている(図2において、H1<H2)。すなわち、壁部2の幅H1は、底部3の側面の幅H2よりも内側になるように模様Mが形成されている。連結用の基礎ブロック1の壁部2には、連結するときの面となる面一部8が設けられている(図7)。
本実施の形態の基礎ブロック1には、底部3の両側面には隣り合う基礎ブロックとボルトで接続するためのフランジ4が設けられる穴7が設けられている。なお、L字状の基礎ブロック1の左右の端部にも、前記格子状の凹凸模様Mを形成することは可能である。
ここで、本実施の形態の基礎ブロック1には、フェンスを取り付けたり柵などを立設させたりすることができるが、これらを配置しないで、基礎ブロック1の状態のまま使用されることともある。フェンスや柵を取り付けるときは、壁部2の上面の穴9を介して取り付ける。そして、壁部2にはピン6をはめ込むための穴(フェンスの水抜き穴)5が設けられているが、これはフェンスのための穴9からの水抜き穴5にピン6を差し込む穴としていることで、L字状を呈する基礎ブロック1同士や連結用の基礎ブロックBとの連結が簡単になる。これは、フェンス用穴9や柵用の穴の中に溜まる雨水等の凍結による膨張を原因とする製品クラックを防止するためである。また、上記穴に貯まる雨水等を排水するための水抜き穴から上記穴9に貯まる水を排出することができる。
したがって、上記L字形状の基礎ブロック同士を連結する場合には、互いに連結させてボルトやピン6により連結させるが、連結用の基礎ブロックBを介在させる場合は、面一の部分(模様Mのない部分)を接触させてL字状に連結させる。
また、直線的に配置する場合は、図3に示すように、L字状を呈する基礎ブロック同士の間に上記連結用の基礎ブロックBを配して、L字状の基礎ブロック同士1,1を連結させることも可能である。この場合は、上記連結用の基礎ブロック5のボルト連結のための穴8の位置は、連結方向に変更される。また、L字状の基礎ブロック1の左右の端部にも、前記格子状の凹凸模様Mを形成することは可能である。記連結用の基礎ブロックBの位置に障害物がある場合などに有意義な施工である。
次に、壁部2と底部3がL字状を呈する基礎ブロック同士をコーナー角で連結するに際しては、前記L字状の突出部を有しない板状の基礎ブロックBを介在させて連結させる。これにより、従来のL字状を呈する基礎ブロック1のような衝突してしまう事態を回避して、L字状の基礎ブロック1と1を連結することができる(図4〜図6)。
以上、本実施の形態においては、前記L字状の突出部を有しない板状の基礎ブロックBは、直線的な連結の場合とコーナー角での連結する場合を例に説明したが、所定角度で連結する場合にも適用可能である。
1 基礎ブロック、
2 底部、
3 壁部、
4 凹部、
5 水抜き穴、
6 ピン
B 連結用の基礎ブロック、
M 格子状の凹凸模様、
T 土

Claims (4)

  1. 壁部と底部がL字状を呈する基礎ブロック同士を連結するに際して、前記L字状突出部を有しない板状の基礎ブロックを介在させて連結させることを特徴とする基礎ブロックの連結構造。
  2. 壁部と底部がL字状を呈する基礎ブロック同士をコーナー角や所定角度で連結するに際して、前記L字状突出部を有しない板状の基礎ブロックを介在させて連結させることを特徴とする請求項1記載の基礎ブロックの連結構造。
  3. 前記L字状を呈する基礎ブロック又は前記L字状突出部を有しない板状の基礎ブロックの壁部にフェンスや柵などを取り付ける取り付け穴が設けられるとともに、この取り付け穴に貯まる水を抜くための水抜き穴が設けられていることを特徴とする請求項1又は2記載のフェンス埋設用基礎ブロック。
  4. 前記L字状を呈する基礎ブロック又は前記L字状突出部を有しない板状の基礎ブロックの壁部に水抜き穴がその側面部に設けられるとともに、その水抜き穴に差し込まれるピンを介して前記L字状を呈する基礎ブロック又は前記L字状突出部を有しない板状の基礎ブロックが連結されることを特徴とする請求項3記載のフェンス埋設用基礎ブロック。

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