JP3212599B2 - 皮下脂肪表示計測器 - Google Patents

皮下脂肪表示計測器

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JP3212599B2 JP31210890A JP31210890A JP3212599B2 JP 3212599 B2 JP3212599 B2 JP 3212599B2 JP 31210890 A JP31210890 A JP 31210890A JP 31210890 A JP31210890 A JP 31210890A JP 3212599 B2 JP3212599 B2 JP 3212599B2
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  • Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、皮下脂肪表示計測器、特に、超音波を用い
て皮下脂肪層の断層情報を得る皮下脂肪表示計測器に関
する。
〔従来の技術〕
人間の皮下脂肪が過剰状態になると、脂肪肝、脂肪
心、脂肪結石、糖尿病等の疾患の合併症を誘発しやすく
なる。また、運動不足からの心肺機能低下等で、非常に
身体に対して有害となるので、日常的に食事及び運動に
より脂肪層をコントロールすることが重要である。
このような健康管理の目的で、皮下脂肪の厚みを測定
するための計測器が用いられている。従来の計測器に
は、機械式キャリパーと、医療用超音波診断装置をその
まま用いたものとがある。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来の機械式キャリパーでは、計測値の精度が低く、
計測者間の計り方による誤差が大きく、正確な結果が得
られず誤った判断の原因となるおそれがある。
医療用超音波診断装置は、脂肪層を計測する以外の各
種高機能が多数含まれており、脂肪層のみを計測する目
的の計測器に用いるにはかえって不適切である。つま
り、医療用超音波診断装置は高価であり、家庭で日常的
に使用する形では普及され得ない。さらに、従来装置の
単一画面に計測部位が表示されても、他の部位との計測
結果との比較ができず、個人の健康管理において、体全
体の情報を把握することが難しい。
本発明の目的は、小型で容易に取り扱え、かつ正確に
脂肪層を計測でき、計測結果を詳細に分かりやすく表示
することができ、被検者の脂肪層の全体像を容易に把握
できる皮下脂肪表示計測器を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明にかかる皮下脂肪表示計測器は、生体内に超音
波を送信するとともに、生体内からの反射エコー信号に
より皮下脂肪層の断層情報を得る超音波送受手段と、被
検者に関する情報及び計測部位を入力するための情報入
力手段と、被検者に関する情報及び計測部位毎の標準脂
肪厚データを記憶する記憶手段と、前記被検者に関する
情報や断層像等を表示する表示手段とを備え、前記情報
入力手段からの入力情報と、前記入力情報に対応する断
層像を前記表示手段に表示させるとともに、前記断層像
上に脂肪層の厚みを指示する一対の前記マーカを表示さ
せ、さらに前記入力情報に対応する前記記憶手段に記憶
された標準脂肪厚データに基づき、前記一対のマーカの
一方からの距離が標準脂肪厚となる位置に標準マーカを
表示させる手段を備えたことを特徴とする。
〔作用〕
本発明に係る皮下脂肪表示計測器においては、最初
に、被検者に関する情報及び測定部位を情報入力手段か
ら入力する。次に、生体内に超音波を送信し、生体内か
らの反射エコー信号を得る。この反射エコー信号による
皮下脂肪の断層情報に基づき断層像が表示手段に表示さ
れると共に、脂肪層の厚みを指示する一対のマーカが前
記被検者に関する情報と共に断層像上に表示される。そ
して、前記情報入力手段からの入力情報と、前記入力情
報に対応する断層像とが前記マーカと共に前記表示手段
に表示されるとともに、前記入力情報に対応する前記記
憶手段に記憶された標準脂肪厚データに基づき、前記マ
ーカからの距離が標準脂肪厚となる位置に標準マーカが
表示される。このような表示により、被検者の体の各部
位の脂肪層の状況が容易に理解でき、健康管理の上で役
に立つ情報が安価な構成で得られる。
〔実施例〕 第2図は本発明の一実施例による皮下脂肪表示計測器
の概略ブロック構成図である。
皮下脂肪表示計測器は、探触子1と、この探触子1が
着脱自在に装着される表示計測器本体とから構成されて
いる。探触子1は複数の検出素子アレイから構成されて
いるが、この検出素子アレイでは、この例では、必要最
低限の数に設定されている。表示計測器本体は、前記探
触子1に接続された送受信回路2を有している。送受信
回路2は、送信系及び受信系から構成されている。送信
系は、パルサー等を含んでいる。送信系においては、従
来例の多段ダイナミックフォーカスはフォーカスレスと
して、超音波走査範囲は走査範囲なしとし、簡素化され
ている。また受信系は、反射エコーの信号処理を行う増
幅器,波形整形回路,フィルター等のエコー処理回路等
を含んでいる。送受信回路2には、ここで得られたアナ
ログ反射エコー信号をデジタル信号に変換するA/D変換
回路3が接続されている。そして、このA/D変換回路3
は画像フィールドメモリ4に接続されており、変換され
たデジタル信号が画像フィールドメモリ4に送られるよ
うになっている。この場合、画像表示レートは低く設定
されており、デジタル信号は直接画像フィールドメモリ
4に書き込まれるため、従来のDSC(デジタル・スキャ
ン・コンバータ)を必要とせず、簡素化されている。画
像フィールドメモリ4には、液晶表示器5が接続されて
いる。画像フィールドメモリ4から液晶表示器5への画
像データの転送は、表示コントローラ6を介して、CPU
等から構成される制御部7によって制御されるようにな
っている。
前記送受信回路2及びA/D変換回路3は制御部7によ
り制御されている。
制御部7への指令は、キーボード8により行われる。
キーボード8には、被検者の年令,性別,計測部位を入
力する入力キー、キャリパーマーク移動キー、計測開始
ボタン等が備えられている。制御部7にはさらに、標準
脂肪厚データ9(ROM)からのデータが読み込まれるよ
うになっている。標準皮下脂肪厚データ9には、年令,
性別,計測部位ごとの標準とされる皮下脂肪厚データが
貯えられている。
次に、第1図により、液晶表示器5に表示される内容
を説明する。液晶表示器5は、表示画面5a,5b,5cの3画
面に分割されている。各表示画面においては、上から、
年令性別表示欄11、計測部位表示欄12、断層データ表示
欄13、キャリパーマーク間数値表示欄14の順で表示され
るようになっている。断層データ表示欄13内には2つの
キャリパーマーク15,16が表示されるようになってお
り、これらのキャリパーマーク15,16の位置は、それぞ
れキーボード8のキャリパーマーク移動キーにより任意
に設定され得るようになっている。キャリパーマーク1
5,16により測定される脂肪厚は、脂肪厚数値表示欄14に
数値として表示される。また、断層データ表示欄13に
は、標準マーカー17が表示されるようになっている。標
準マーカー17は、各年令,性別,計測部位に対応した標
準データが標準皮下脂肪厚データ9から呼び出され、断
層データ表示欄13に表示されるようになっている。
次に、動作について説明する。
まず、キーボード8から被検者の年令,性別,計測部
位を入力し制御部7に送る。制御部7に送られた情報
は、表示コントローラ6を介して画像フィールドメモリ
4に送られた後に液晶表示器5の表示画面5aで表示され
る。年令及び性別は年令性別表示欄11に、計測部位名及
び部位マークは計測部位表示欄12に表示される。
また、被検者の以上の条件に対応した標準データが標
準皮下脂肪厚データ9から制御部7に呼び出され、表示
コントローラ6を介して画像フィールドメモリ4に送ら
れ、表示画面5aの断層データ表示欄13に標準マーカー17
として表示される。このとき、キャリパーマーク15から
標準マーカー17までの間が標準の脂肪値である。
計測を行う場合は、探触子1を被検者の計測部位に当
てて計測ボタンを押す。すると、送信系から超音波が体
内に送信される。そして、探触子1で受波されたエコー
信号は、送受信回路2の受信系の増幅器,波形整形回
路,フィルター等のエコー処理回路により処理された
後、A/D変換回路3に送られる。A/D変換回路3では、ア
ナログ信号がデジタル信号に変換され、このデジタル信
号は直接画像フィールドメモリ4に送られて画像データ
として記憶される。
次に、必要な画面の表示時点で再度キーボード8の計
測ボタンを押すと、制御部7に情報が送られ、制御部7
からの支持により表示コントローラ6を介して画像がフ
リーズされる。この状態で表示画面5aを見ながら、キー
ボード8のキャリパーマーク移動キーを操作してキャリ
パーマーク15,16を脂肪層の厚みに合わせる。すると、
脂肪厚測定値表示欄14に脂肪厚の測定値が表示される。
このとき、たとえば液晶表示器5の表示画面5aを見る
と、年令性別表示欄11には年令と性別が、計測部位表示
欄12には計測部位名と部位マークが、断層データ表示欄
13には計測部位の断層と脂肪厚を挟んでいるキャリパー
マーク15,16と標準マーカー17とが、脂肪厚測定値表示
欄14にはキャリパーマーク15,16により測定された脂肪
厚の測定値が、表示されている。したがって、一目で計
測部位の脂肪厚が画像データと数値によりわかり、標準
値との差も容易に比較できる。
次の計測部位を測定する際には、前記の計測部位を測
定したのと同じ動作を繰り返す。このようにして、表示
欄5b及び表示欄5cにも各計測部位の表示が可能となる。
先に計測された計測部位のデータは消えることなく、そ
のまま各表示欄に残されているので、一人の被検者の体
の各計測部位の脂肪厚を一目で観測することができるよ
うになり、個人の健康管理において大いに役立つ。
なお、第1図の液晶表示器の断層データ表示欄13に
は、探触子1を固定して計測したときはMモード像が表
示される。また、所定の速度で探触子1を移動させて計
測すると、Bモード像が表示される。Bモード像は断層
面積を有するので、皮下脂肪層の判定がMモード像に比
較して容易である。
前記実施例においては、表示画面を3つに設定した
が、4つ以上に説明してもよい。
〔発明の効果〕
以上のように本発明に係る皮下脂肪表示計測器は、安
価な構成で、各計測部位の皮下脂肪厚が正確かつ容易に
標準値と比較しながら計測でき、被検者の体全体の脂肪
厚情報を一目で得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は液晶表示器の概略平面図、第2図は本発明の一
実施例による皮下脂肪表示計測器のブロック図。 2……送受信回路、4……画像フィールドメモリ、5…
…液晶表示器、8……キーボード、9……標準皮下脂肪
厚データ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−87139(JP,A) 特開 昭56−145839(JP,A) 特開 昭57−173042(JP,A) 実開 昭59−163958(JP,U) 実開 昭56−56312(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61B 8/00 G01N 29/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】生体内に超音波を送信するとともに、生体
    内からの反射エコー信号により皮下脂肪層の断層情報を
    得る超音波送受手段と、 被検者に関する情報及び計測部位を入力するための情報
    入力手段と、 被検者に関する情報及び計測部位毎の標準脂肪厚データ
    を記憶する記憶手段と、 前記被検者に関する情報や断層像等を表示する表示手段
    と、 前記情報入力手段からの入力情報と、前記入力情報に対
    応する断層像を前記表示手段に表示させるとともに、前
    記断層像上に脂肪層の厚みを指示する一対のマーカを表
    示させ、さらに前記入力情報に対応する前記記憶手段に
    記憶された標準脂肪厚データに基づき、前記一対のマー
    カの一方からの距離が標準脂肪厚となる位置に標準マー
    カを表示させる手段を備えた皮下脂肪表示計測器。
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