JP3212510B2 - 材料搬送装置駆動モータの負荷率表示制御装置 - Google Patents

材料搬送装置駆動モータの負荷率表示制御装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】サーボモータで駆動する材料
搬送装置に係わり、この材料搬送装置は、間欠的に運転
されてプレス機械と連動運転する。このサーボモータの
実際の負荷が許容負荷に対してどの程度なのかを率で表
示し、及び予定負荷と実際の負荷並びに予定毎分ストロ
ーク数と実際の毎分ストローク数を表示し、現在の作業
状態を知らせる技術である。
【0002】
【従来の技術】サーボモータの実効負荷状況を表示する
材料搬送装置は、従来技術では無く、許容負荷以上で使
用した場合でサーボモータの発熱異常の場合は、サーボ
モータを非常停止するのみであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】サーボモータを非常停
止する状態の前に、注意、あるいは警告を表示し、また
現状の実効負荷状況を表示し、作業者が材料供給装置を
運転するに当たり、運転条件を適切に判断選択出来る材
料搬送装置を提供する。実効負荷が許容負荷を越えて
も、プレス機械と材料搬送装置を非常停止させずにそれ
ぞれサイクル停止させ、プレス機械の毎分ストローク数
の変更で対応するとか、材料搬送装置の異常や材料の異
常を発見し易くするとかが出来るようにし、またプレス
機械と材料搬送装置の再起動を容易にする。
【0004】
【課題を解決するための手段】プレス機械と連動運転し
て、間欠的に材料を搬送するサーボモータで駆動される
材料搬送装置の、サーボモータの負荷状況を、サーボモ
ータの許容負荷トルクと、部品毎の予定実効負荷率とそ
の時のプレス機械の予定毎分ストローク数とを、あらか
じめ入力手段で入力し、これを制御装置で記憶し、プレ
ス加工する部品を入力手段で指定して、記憶したこの部
品の予定実効負荷率と予定毎分ストローク数を表示装置
に表示する。
【0005】それとともに、材料搬送装置を運転してこ
の部品の材料を搬送するときに、材料供給装置のサーボ
モータを駆動するサーボドライバからの負荷トルク信号
の出力をもとに、プレス機械の一行程に要する所要時間
の間のサーボモータの実効負荷トルクを演算で得て、こ
の実効負荷トルクと既に記憶している許容負荷トルクか
ら実効負荷率を演算で得て、プレス機械の一行程の所要
時間からプレス機械の毎分ストローク数を演算で得る。
【0006】これにより、表示装置に、プレス機械の一
行程毎に演算で得た実効負荷率と毎分ストローク数を表
示し、さらに実効負荷率が100以下で予定負荷率より
高い場合は(注意)を表示し、実効負荷率が100以上
の場合、あるいは100以下であっても予定負荷率に対
して逸脱の程度が大きい場合は(警告)を表示するとと
もに、材料供給装置を停止させる。
【0007】
【作用】プレス加工する部品に対応した予定実効負荷率
と予定毎分ストローク数を表示装置に表示し、材料搬送
装置を運転してプレス加工する部品の材料を搬送すると
きに、サーボモータの実効負荷トルクと実効負荷率とプ
レス機械の毎分ストローク数とを得てこれらを表示し、
さらにこの使用状況によっては注意、警告を表示装置に
表示し、警告を表示する状況では、材料供給装置を停止
させる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の一実施例を、図1から図
4により説明する。プレス機械1と材料供給装置2とア
ンコイラ3を配置してライン構成したプレスライン5
で、コイル材4はアンコイラ3から引き出され、材料供
給装置2により一定長さ送られ、プレス機械1に供給さ
れてプレス加工され、これを繰り返して次々に部品を得
る。材料供給装置2は、サーボモータ11により駆動さ
れている。
【0009】制御装置15からサーボドライバ12に出
力される送り長さに対応して、サーボドライバ12はサ
ーボモータ11を駆動制御し、これにより材料搬送装置
2は駆動されて、得ようとする部品の材料4を搬送する
とともに、サーボドライバ12から制御装置15に、刻
々と負荷トルク信号が入力される。プレス機械1のスラ
イド1Aの設定された動作位置に応じて、タイミングス
イッチ13からのタイミング信号が、制御装置15に入
力される。
【0010】入力手段14からは、あらかじめサーボモ
ータ11の許容負荷トルクT0、プレス加工する部品毎
の予定実効負荷率とプレス機械の予定毎分ストローク数
とがそれぞれ入力される。また、プレス加工する部品を
指定するコードも入力される。
【0011】プレス機械1が起動され、スライド1Aが
設定された位置に達すると発せられるタイミング信号に
より、制御装置15は材料搬送装置2のサーボモータ1
1を起動して、材料4を搬送する。材料搬送装置2が起
動され、部品の指定が行われていると、制御装置15は
その部品の予定負荷率と予定毎分ストローク数を表示装
置16に表示する。
【0012】サーボドライバ12からは、サーボモータ
11を駆動する負荷トルク信号Tiが発せられるので、
制御装置15はこの負荷トルク信号Tiを得て、これを
二乗し、二乗した値にその負荷トルク信号Tiの作用し
ている時間Δtを乗じ、この乗じた値をプレス機械1が
一行程する時間t0の間積算し、この積算した値を時間
t0で除し、この除した値の平方根を得て、これを実効
負荷トルクTrmsとし、この実効負荷トルクTrms
を前記許容負荷トルクT0で除し、これを100倍した
実効負荷率ηを得る。
【0013】実効負荷率ηを得るまでは、実施例の図3
(a)と図3(b)に示している。さらに、プレス機械
1の毎分ストローク数は、タイミングスイッチ13から
のタイミング信号から得る。このようにしてプレス機械
1のスライド1Aがストロークする毎に得た実効負荷率
ηと、プレス機械1のこの時の毎分ストローク数は、図
4に示す通りに表示装置16に表示する。
【0014】そして、制御装置15は、実効負荷率が1
00以下で予定実効負荷率より高い場合は、表示装置1
6にさらに(注意)を表示し、実効負荷率が100以上
の場合、あるいは100以下であっても予定負荷率に対
して逸脱の程度が大きい場合は、表示装置16に(警
告)を表示するとともに、材料供給装置2を停止させ
る。
【0015】図1に示した材料搬送装置2は、レベラフ
ィーダ、ロールフィーダ、グリッパーフィーダ等のコイ
ル材搬送装置でサーボモータを1個使用した場合である
が、ブランク材、あるいは成形途中の部品を搬送するプ
レス機械用ロボット、トランスファ装置等で、複数のサ
ーボモータを使用した場合でも、各サーボモータ毎に、
同様の表示、制御を実施出来ることは言うまでもないこ
とである。なお、サーボドライバからの負荷トルク信号
Tiに代え、サーボドライバからの負荷電流信号を得て
制御装置で演算処理し、実効負荷トルクを算出すること
も可能である。
【0016】
【発明の効果】予定実効負荷率と実際の作業の実効負荷
率、予定毎分ストローク数と実際の毎分ストローク数が
表示され、さらに予定を越えた使用では、注意、あるい
は警告が表示されるので、サーボモータを使用した材料
搬送装置の負荷状況がわかり易くなり、作業効率向上の
助けになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の材料供給装置を含んだプレスラインを
示す。
【図2】本発明の主要な制御ブロック図を示す。
【図3】本発明の実効負荷率の求める方法を示す。
【図4】本発明の表示装置への表示例を示す。
【符号の説明】
1はプレス機械、1Aはスライド、2は材料供給装置、
3はアンコイラ、4はコイル材、5はプレスライン、1
1はサーボモータ、12はサーボドライバ、13はタイ
ミングスイッチ、14は入力手段、15は制御装置、1
6は表示装置、17はプレス機械への出力、Aは材料供
給装置のサイクルの開始位置、Bは材料供給装置のサイ
クルの終了位置、Tは実際の負荷トルク、T0はサーボ
モータ11の許容負荷トルク、Tiは開始位置から(n
−1)×Δt経過後の実際の負荷トルク、Δtは実効負
荷トルクを得るための単位時間、t0は1サイクルの所
要時間、Trmsは実効負荷トルク、ηは実効負荷率、
である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI F15B 20/00 F15B 20/00 Z (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B21C 47/16 B21D 43/00 B30B 15/00 B30B 15/28 F15B 20/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プレス機械と連動運転して、間欠的に材料
    を搬送するサーボモータで駆動される材料搬送装置の、
    サーボモータの負荷の制御において、サーボモータと、
    この駆動用サーボドライバと、プレス機械のスライドの
    動作に同期するタイミングスイッチと、制御装置と、制
    御条件を制御装置に入力する入力手段と、表示装置とで
    構成し、 (イ)サーボモータの許容負荷トルクと、部品毎の予定
    実効負荷率とその時のプレス機械の予定毎分ストローク
    数とを、あらかじめ入力手段で入力し、これを制御装置
    に記憶する。 (ロ)プレス加工する部品を入力手段で指定し、制御装
    置にこれを保持し、材料搬送装置を運転し、この材料を
    搬送するとき、前記サーボドライバから出力される負荷
    トルク信号をもとに、前記タイミングスイッチの定位置
    検出信号より得られるプレス機械の一行程に要する所要
    時間の間のサーボモータの実効負荷トルクを演算で求
    め、次いで、この実効負荷トルクと既に記憶している許
    容負荷トルクから実効負荷率を演算で求め、さらに、前
    記所要時間からプレス機械の毎分ストローク数を求め
    る。 (ハ)表示装置に、指定された部品の予定実効負荷率と
    予定毎分ストローク数を表示するとともに、プレス機械
    の一行程毎に得た実効負荷率と毎分ストローク数を表示
    する。 (ニ)実効負荷率が100以下で予定負荷率より高い場
    合は、表示装置に(注意)を表示し、実効負荷率が10
    0以上の場合、あるいは100以下であっても予定負荷
    率に対して逸脱の程度が大きい場合は、表示装置に(警
    告)を表示するとともに、材料供給装置を停止させる。
    以上を特徴とする材料搬送装置駆動モータの負荷率表示
    制御装置。
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