JP3212363U - 吸収性物品の収容体 - Google Patents

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Abstract

【課題】吸収性物品を個別に包装した第1包装体を、第2包装体と第3包装体とによって包装する場合において、内部に包装される第1包装体をより容易に視認できる吸収性物品の収容体を提供する。【解決手段】吸収性物品の収容体1000は、吸収性物品を個別に包装する包装材を有する複数の第1包装体と、複数の第1包装体を収容する複数の第2包装体と、複数の第2包装体を収容する第3包装体1100とを有する。第1包装体は、吸収性物品を包装した状態において厚み方向D1と第1方向W1と第2方向L1とを有し、第2包装体内の第1包装体は、厚み方向に積層され、第3包装体内の第2包装体は、第1方向及び第2方向の一方に並んでいる。第3包装体の一部は、第3包装体内に収容された複数の第2包装体を視認可能に構成されており、第2包装体の少なくとも一部は、第3包装体を介して第2包装体内に収容された第1包装体を視認可能に構成されている。【選択図】図6

Description

本考案は、吸収性物品を包装体によって収容した吸収性物品の収容体に関する。
特許文献1には、生理用ナプキン、パンティライナー等の吸収性物品を包装シートによって個別に包装した吸収性物品の包装体を、収容袋内に収容した吸収性物品の収容体において、吸収性物品の特徴等を示す絵柄を包装シートに付すとともに、収容袋の一部に形成される半透明又は透明な窓を介して吸収性物品の包装体の絵柄が視認できるように構成した収容体が開示されている。
特表2008−528398号公報
ところで、この種の吸収性物品は、持ち運びに適した数量に纏められた状態で包装されて販売されることが好ましい。例えば、特許文献1に記載の吸収性物品の収容体を複数纏めて、更に他の包装体に収容することが考えられる。しかし、単に、他の包装体を用いて、更に特許文献1に記載の吸収性物品の収容体を収容した場合には、当該他の包装体の外部から、内部に収容された吸収性物品の収容体及び、その収容体の内部に収容された吸収性物品の包装体を視認できない可能性もある。
つまり、吸収性物品を個別に包装した吸収性物品の包装体を、複数の包装体を用いて2重又は3重に包装する場合には、内部の吸収性物品の包装体が視認しにくくなる可能性があるため、実際に持ち運ばれる吸収性物品の個包装体の外装を見た上で購入したいという要求に対して、十分な対策が成されていなかった。
本考案は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、吸収性物品を個別に包装した吸収性物品の包装体を、他の包装体を複数用いて包装する場合においても、内部に包装される吸収性物品をより容易に視認できる吸収性物品の収容体を提供することを目的とする。
本開示に係る吸収性物品の収容体は、吸収性物品(吸収性物品10)と前記吸収性物品を個別に包装する包装材(包装材20)とを有する複数の第1包装体(第1包装体1)と、前記複数の第1包装体を収容する複数の第2包装体(第2包装体110)と、前記複数の第2包装体を収容する第3包装体(第3包装体1100)と、を有する吸収性物品の収容体(収容体1000)であって、前記第1包装体は、前記包装材によって前記吸収性物品を包装した状態において、前記吸収性物品の厚み方向(厚み方向D1)と、前記吸収性物品の製品長手方向と製品幅方向の一方である第1方向(第1方向W1)と、前記吸収性物品の製品長手方向と製品幅方向の他方である第2方向(第2方向L1)と、を有し、前記第2包装体内の前記第1包装体は、前記厚み方向に積層されており、前記第3包装体内の前記第2包装体は、前記第1方向及び前記第2方向の少なくとも一方に並んで配置されており、前記第3包装体の少なくとも一部は、前記第3包装体内に収容された複数の前記第2包装体を視認可能に構成されており、前記第2包装体の少なくとも一部は、前記第3包装体を介して前記第2包装体内に収容された前記第1包装体を視認可能に構成されていることを要旨とする。
吸収性物品を個別に包装した第1包装体を、第2包装体と第3包装体とによって包装する場合においても、内部に包装される第1包装体をより容易に視認できる吸収性物品の収容体を提供することができる。
本考案の一実施形態に係る吸収性物品の第1包装体の全体斜視図である。 本考案の一実施形態に係る吸収性物品の第1包装体の展開平面図(非肌当接面側)である。 本考案の一実施形態に係る吸収性物品の第1包装体の展開平面図(肌当接面側)である。 図3に示すX-X線に沿った本実施形態に係る吸収性物品の第1包装体の断面図である。 本考案の一実施形態に係る第2包装体の全体斜視図である。 本考案の一実施形態に係る収容体の全体斜視図である。 本考案の他の実施形態に係る収容体の全体斜視図である。 本考案の他の実施形態に係る収容体の全体斜視図である。 本考案の他の実施形態に係る収容体の全体斜視図である。 変形例に係る吸収性物品の収容体1000Aの平面図である。 図10に示すY−Y断面図である。
図1乃至図6を参照して、本考案の第1の実施形態に係る吸収性物品の収容体について説明する。
なお、以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には、同一又は類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであり、各寸法の比率等は現実のものとは異なることに留意すべきである。
したがって、具体的な寸法等は、以下の説明を参酌して判断すべきである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれ得る。
(実施形態の概要)
本実施形態に係る吸収性物品の収容体は、吸収性物品と吸収性物品を個別に包装する包装材とを有する第1包装体と、複数の第1包装体を収容する第2包装体と、複数の第2包装体を収容する第3包装体と、を有する。
このように、本実施形態に係る吸収性物品の収容体では、第2包装体が、吸収性物品を包装材によって個別に包装した第1包装体を複数収容しており、第3包装体が第2包装体を複数収容するように構成されている。以下に、第1包装体の構成から順に説明する。
(第1包装体)
図1は、本実施形態に係る吸収性物品の第1包装体1の全体斜視図であり、図2は、折り目を伸ばした状態で肌非当接面側から見た吸収性物品の第1包装体1の展開平面図であり、図3は、折り目を伸ばした状態で肌当接面側から見た吸収性物品の第1包装体1の展開平面図であり、図4は、図3のX-X線に沿った吸収性物品の第1包装体1の断面図である。
本実施形態に係る吸収性物品の第1包装体1は、パンティーライナー(おりものシート)等の吸収性物品を包装材によって包装した個包装体である。本実施形態に係る吸収性物品の第1包装体1は、吸収性物品10と、吸収性物品10を個別に内包する包装材20と、を有する。
本実施形態に係る吸収性物品の第1包装体1では、包装材20上に、吸収性物品10が載せられた状態で、包装材20と吸収性物品10とが折り畳まれて、包装材20内に吸収性物品10を内包する。なお、第1包装材は、予め折り畳まれた吸収性物品が、包装材20によって包装されるように構成されていてもよい。
図1に示すように、第1包装体1は、包装材20によって吸収性物品10を包装した状態において、吸収性物品10の厚み方向D1と、吸収性物品10の製品長手方向と製品幅方向の一方である第1方向W1と、吸収性物品10の製品長手方向と製品幅方向の他方である第2方向L1と、を有する。
また、本実施形態に係る吸収性物品の第1包装体1は、包装材20によって吸収性物品10を包装した状態において、吸収性物品10の製品長手方向である第1方向W1と、吸収性物品10の製品幅方向である第2方向L1と、を有する。なお、吸収性物品10の製品幅方向を第1方向W1とし、吸収性物品10の製品長手方向を第2方向L1としてもよい。
また、本実施形態では、第1包装体1の第1方向W1における長さWAは、第1包装体1の第2方向L1における長さLAよりも短い。すなわち、第1包装体1は、平面視において長方形状に形成されている。
第1包装体1では、吸収性物品10を個別に包装する包装材20は、包装シートであり、吸収性物品10と共に折り畳まれている。また、包装材20と吸収性物品10とは、吸収性物品10の製品幅方向Wに沿った折り目を起点に長手方向に折り畳まれている。
具体的に、図2乃至3に示すように、本実施形態に係る吸収性物品の第1包装体1では、吸収性物品10及び包装材20は、吸収性物品10の製品長手方向Lにおいて少なくとも包装材20の片端部4が延出するように重なった状態で製品幅方向Wに沿って折り畳まれている。なお、第1包装材は、吸収性物品10の製品長手方向Lにおいて少なくとも包装材20の片端部4が延出していなくてもよい。
また、図1に示すように、本実施形態に係る吸収性物品の第1包装体1は、包装材20から吸収性物品10を取り出すための開封部分2を有している。
ここで、開封部分2は、包装材20の片端部4を封止したものであり、包装材20のシール部分3と包装材20の先端F2(後述)との間の余白部分である。
また、本実施形態では、包装材20は、表面に着色が施されたのち、光沢を付すための樹脂コーティングが施されている。包装材20は、吸収性物品10を内包した状態で吸収性物品10の第1包装体1の外周面を有する。また、図2に示すように、第1包装体1は、第1方向W1と第2方向L1とに沿った第1包装表面S10を有している。また、第1包装表面S10には、絵柄及び/又は記号を示す第1表示要素A11が設けられている。
また、包装材20の第1包装表面S10には、絵柄及び/又は記号を示す第1表示要素A11と、第1表示要素A11の背景を構成する背景要素A12と、が設けられている。
本実施形態では、図1に示すように、第1表示要素A11によってレース柄の絵柄が示される場合を例に挙げているが、第1表示要素A11によって、内部に有用される吸収性物品の性能等を示す記号や文字を示しても良い。なお、第1表示要素A11によって絵柄が示される場合、絵柄によって吸収性能を表示するように構成してもよい。したがって、着用者は、文字等で吸収性能を表示する場合と比べて直感的に吸収性能を把握することができる。
また、図3に示すように、吸収性物品10は、開封部分2に隣接する製品長手方向Lの端部である先端F1と、先端F1に対する製品長手方向Lの反対側の端部である後端B1とを具備している。
また、吸収性物品10は、吸収性物品10の製品幅方向Wに沿って延びており、先端F1から後端B1に向かって順番に設けられている第1折り線Aと第2折り線Bと第3折り線Cと第4折り線Dとを具備している。なお、第1折り線Aと第2折り線Bと第3折り線Cと第4折り線Dとが折り畳まれることで、吸収性物品10が包装材20に内包される。つまり、本実施形態では、吸収性物品10の製品長手方向Lに、4つ折りにされる形態であり、よりコンパクトできる。なお、本実施形態では、吸収性物品10の製品長手方向Lに折りたたまれる場合を例に挙げて示しているが、製品幅方向Wに折りたたまれてもよいし、製品幅方向Wと製品長手方向Lとの両方に折り畳まれてもよい。また、吸収性物品10の製品長手方向Lに、3つ折りにされる形態としてもよい。また、吸収性物品10の製品幅方向Wの両側部を内側に折り畳んだ後に、吸収性物品10の製品長手方向Lに折り畳むようにしてもよい。
ここで、第1折り線A、第2折り線B及び第3折り線Cは、吸収性物品10の肌当接面側に対する谷折り線であり、第4折り線Dは、吸収性物品10の肌当接面側に対する山折り線である。
また、図4に示すように、吸収性物品10は、肌当接面側から順番に、液透過性のトップシート11と、吸収性シート12と、不織布のバックシート13とを具備している。
また、バックシート13の非肌当接面側には、吸収性物品10を下着に固定させるための粘着層40が形成されている。
さらに、粘着層40の非肌当接面側には、フィルムや不織布や紙等のシート状の素材の少なくとも片側表面にシリコン等で離型処理が施されている離型シート30が設けられている。
ここで、離型シート30において離型処理が施されている部分は、少なくとも粘着層40の全面を覆うように構成されている。
かかる離型シート30は、粘着層40を介して、バックシート13に剥離可能な状態で粘着されている。
また、離型シート30の非肌当接面側には、包装材20が設けられている。包装材20の材質は、特に限定されるものではなく、例えば、ポリエチレンやポリプロピレン、ポリエステル等のプラスチックフィルムやナイロンフィルムなどの各種フィルム、硫酸バリウムなどのフィラーを入れて延伸させた通気性フィルム、不織布をラミネートさせたフィルム等が挙げられる。包装材20の目付は、10〜50g/mであり、好ましくは12〜30g/mである。
なお、離型シート30を設ける代わりに、包装材20の肌当接面側に離型処理を施してもよい。
さらに、吸収性物品10の肌当接面側に、エンボス加工が施されるように構成されていてもよい。
(第2包装体)
次に、第2包装体110について説明する。第2包装体110は、複数の第1包装体1を収容する。
第2包装体110内に収容される第1包装体1は、厚み方向D1に積層されている。具体的に、第1包装体1は、第2包装体110内において、第1方向W1又は第2方向L1に並べられておらず、厚み方向D1のみに重なっている。
また、図5に示すように、第2包装体110の第1方向W1における長さWBは、第2包装体110の第2方向L1における長さLBよりも短い。
第2包装体110の少なくとも一部は、第3包装体1100を介して第2包装体110内に収容された第1包装体1を視認可能に構成されている。具体的に、本実施形態において、複数の第1包装体1を収容した状態の第2包装体110の外表面には、透明領域A111が設けられている。なお、透明領域A111は、第2包装体110の少なくとも一部であればよい。
本実施形態では、透明領域A111は、第2包装体110の外表面の全面に形成されている。透明領域A111は、透明部材又は半透明部材によって構成されている。詳細には、第2包装体110の少なくとも一部は、透明フィルムによって構成されている。なお、透明フィルムとしては、特に限定されるものではなく、例えば、ポリエチレンやポリプロピレン、ポリエステル等のプラスチックフィルムやナイロンフィルムなどの各種フィルムを用いても良い。
かかる構成によって、第2包装体110の透明領域A111は、第2包装体110内に収容された第1包装体1が有する第1包装表面S10に設けられる第1表示要素A11を視認可能に構成されている。第1包装表面S10は、第1方向に沿う辺と第2方向に沿う辺とを有している。なお、第2包装体110としては、不織布をラミネートさせたフィルム等が含まれていても良い。更には、第2包装体110として、紙が用いられていても良い。第2包装材を構成する部材が透明部材や半透明部材でない場合には、当該第2包装材の一部に開口(穴部)を設けて、当該開口を介して内部に収容した第2包装体を視認できるように構成してもよいし、当該開口に代えて、透明部材又は半透明部材からなる窓部を設けて、当該窓部を介して内部に収容した第2包装体を視認できるように構成してもよい。
(第3包装体)
次に、第3包装体1100について説明する。図6に示すように、第3包装体1100は、複数の第2包装体110を収容する。第3包装体1100内の第2包装体110は、第1方向W1及び第2方向L1の少なくとも一方に並んで配置されている。
本実施形態では、図6に示すように、第3包装体1100内に収容される複数の第2包装体110は、第1方向W1に並んで配置されている。すなわち、複数の第2包装体110のそれぞれは、並列に配置されている。
第3包装体1100の少なくとも一部は、第3包装体1100内に収容された複数の第2包装体110を視認可能に構成されている。具体的に、本実施形態において、複数の第2包装体110を収容した状態の第3包装体1100の外表面には、絵柄及び/又は記号を示す第3表示要素A1100と、透明領域A1200とが設けられている。当該外表面は、第1方向W1に沿う辺と第2方向L1に沿う辺とを有する第3包装表面1100Tである。第3包装体1100の一部である透明領域A1200は、透明部材又は半透明部材によって構成されている。詳細には、第3包装体1100の少なくとも一部は、透明フィルムによって構成されている。なお、透明フィルムとしては、特に限定されるものではなく、例えば、ポリエチレンやポリプロピレン、ポリエステル等のプラスチックフィルムやナイロンフィルムなどの各種フィルムを用いても良い。
なお、第3包装体1100の材質は、主にポリエチレンからなるフィルム、内包する製品の品質保持や外装の質感、耐候性などを考慮し、不織布をラミネートさせたフィルム等、ポリプロピレン、ポリエチレンテフタレート、アルミ蒸着フィルム(またはアルミ箔)などを含む複数層からなるフィルムであってもよい。第3包装体1100の材質は、生産性の観点から、熱による融着性があるものが好ましい。更には、第3包装体1100として、紙が用いられていても良い。
また、第3包装体1100の外観形状は、生産性、封入後の美観の観点でガゼット付きの袋形態が好ましい。第3包装体1100は、立体形状として天面(第3包装表面1100T)、底面、側面、正面・背面の6面を有し、後述する封止(ガゼット部)1101は、側面(後述する上面1100U、下面1100D)に配置されている。
なお、本実施形態において、第3包装体1100の透明領域A1200と、第2包装体110の透明領域A111とにおける全光線透過率は、70%以上となるように構成されている。なお、第3包装体1100の透明領域A1200と、第2包装体110の透明領域A111とにおける全光線透過率とは、第3包装体1100の透明領域A1200と、第2包装体110の透明領域A111を重ねた状態における全光線透過率であり、より好適には、80.7%以上であることが望ましい。
また、第3包装体の透明領域A1200と、第2包装体110の透明領域と、は、少なくとも一部が重なっている。かかる構成によれば、収容体1000の外部から、第3包装体1100の透明領域A1200と、第2包装体110の透明領域A111とを介して、第1包装体1を視認できる。なお、全光線透過率は、交照側光方式色差計を用いることで測定できる。交照側光方式色差計としては、日本電色工業株式会社が製造したA300/ZE−2000型を用いることができる。
(作用及び効果)
本実施形態に係る吸収性物品の収容体1000では、第2包装体110内の第1包装体1は、厚み方向D1に積層されている。また、第3包装体1100内の第2包装体110は、第1方向W1及び第2方向L1の少なくとも一方に並んで配置されている。
また、第3包装体1100の少なくとも一部は、第3包装体1100内に収容された複数の第2包装体110を視認可能に構成されている。第2包装体110の透明領域A111は、第3包装体1100を介して第2包装体110内に収容された第1包装体1を視認可能に構成されている。すなわち、かかる収容体1000によれば、収容体1000の外部から第3包装体1100を介して第2包装体110内に収容された第1包装体1を視認できる。このように、本実施形態に係る吸収性物品の収容体1000によれば、内部に収容される第1包装体1を容易に視認できる。よって、吸収性物品の包装体を複数の包装体によって2重、3重に包装した場合であっても、吸収性物品の包装体を視認することができ、吸収性物品の性能等を容易に把握できる。また、吸収性物品の包装体を持ち運びする際には、第1包装体が纏められた第2包装体ごと持ち運ぶことができる。一般的に、第1包装体を持ち運ぶ際は、交換を考慮して、複数の吸収性物品を持ち運ぶことが行われる。その際、第1包装体をバラバラの状態で持ち運ぶと、携帯し難い。しかし、第1包装体が纏められた第2包装体ごと持ち運ぶことにより、携帯し易くなる。
特に、第1包装体1の第1包装表面S10には、吸収性物品10の特徴を示すデザイン性に優れた絵柄又は文字を示す第1表示要素A11が設けられている。本実施形態に係る吸収性物品の収容体1000によれば、外部から、第1表示要素A11も容易に視認できるため、吸収性物品10の特徴なども容易に識別できる。
本実施形態において、第3包装体1100の透明領域A1200と、第2包装体110の透明領域A111とにおける全光線透過率は、70%以上となるように構成されている。かかる構成によれば、収容体1000の外部から、第3包装体1100の透明領域A1200と、第2包装体110の透明領域A111とを介して、第1包装体1を視認できる。具体的には、第1包装体1の第1包装表面S10に設けられる第1表示要素A11を視認できる。なお、全光線透過率が70%未満であると、第1表示要素A11を確実に視認できなくなる恐れがある。例えば、第1表示要素A11の輪郭や模様がぼやけてしまい、第1表示要素A11の絵柄が確実に視認されない恐れがある。
また、第3包装体1100の透明領域A1200は、第3包装体1100内に収容された複数の第2包装体110を視認可能に構成されているため、収容体1000の外部から第3包装体1100を介して、第2包装体110の数量についても容易に視認できる。
また、第2包装体110の第1方向W1における長さWBは、第2包装体110の第2方向L1における長さLBよりも短い。また、第3包装体1100内の複数の第2包装体110が、長さの短い第1方向に並んで配置されている。すなわち、複数の第2包装体110は、並列に配置されており、厚み方向に積層されていないため、購入者は、第3包装体1100内に配置される複数の第2包装体110を全て視認できるため、第2包装体110の数量を容易に把握できる。また、購入者は、携帯性に優れている等、どのような特徴を有する第2包装体が第3包装体1100に含まれているかを容易に視認できる。
本実施形態では、第1包装体1の第1方向W1における長さWAは、第1包装体1の第2方向L1における長さLAよりも短い。これにより、それぞれの長さが等しい場合に比べて手に収まりやすく、持ち運びやすい。
また、第1包装体1は、第2包装体110内において、第1方向W1又は第2方向L1に並べられておらず、厚み方向D1のみに重なっている。ここで、吸収性物品10の厚みが薄く、また、これを折り畳んだ第1包装体1の厚みも薄い。よって、第1包装体1の厚みがうすいので、第2包装体110内において、第1包装体1が第1方向又は第2方向に並べられる場合に比べて、第2包装体110の全体サイズをコンパクトにできるので、購入者は、第2包装体が持ち運びやすく携帯性に優れていることを把握できる。すなわち、購入者は、第2包装体110がコンパクトであり、携帯性に優れていることが視認できる。更に、第2包装体110内から、第1包装体1を取り出す際に、一の第1包装体の表面に沿って他の第1包装材をスライドさせて、第1包装体を取り出すことができるため、取り出し操作が容易となる。
なお、第1包装体1の第1方向W1における長さWAに対する第1包装体1の第2方向L1における長さLAの比率は、0.62以下であることが好ましい。このような比率にすることにより、店頭で陳列し易く、また、種々モニター調査を行った結果、当該数値を満たすことにより、美観を損なわないという利点がある。
第1包装体1では、吸収性物品10を個別に包装する包装材20は、包装シートであり、吸収性物品10と共に折り畳まれている。また、包装材20と吸収性物品10とは、吸収性物品10の製品幅方向Wに沿って折り畳まれている。かかる、第1包装体では、包装シートと吸収性物品とが折り畳まれているため、よりコンパクトにでき、持ち運びやすい。
なお、第1包装体1において、吸収性物品10を個別に包装する包装材20は、袋状に構成されていても良い。例えば、包装材20は、重ねられた2つのシートの両側端部と底部とが接合されて、一つの開口部を有する袋状の構成であってもよい。ここで、包装材20に使用後の吸収性物品を収容するという利用形態もある。このような利用形態では、包装材20が袋状であることによって、包装材20に使用後の吸収性物品を収容しやすいという利点もある。また、第2包装体及び第3包装体の構造も特に制限されず、袋状であってもよいし、箱状であってもよいし、1枚のシートが折り畳まれて構成されていてもよい。
以上、上述の実施形態を用いて本考案について詳細に説明したが、当業者にとっては、本考案が本明細書中に説明した実施形態に限定されるものではないということは明らかである。
例えば、上述した実施形態では、第2包装体110の全領域に、透明領域A111が設けられている場合について説明したが、これに限定されるものではない。例えば、図7に示すように、第2包装体110の一部に透明領域A111が形成されていてもよい。すなわち、収容体1000の外部から、第3包装体1100の一部に設けられる透明領域A1200と第2包装体110の一部に設けられる透明領域A111とを介して、第2包装体110の内部に収容される第1包装体1が視認可能であれば、透明領域A1200と透明領域A111との構成はどのような構成であっても良い。
また、上述した実施形態では、第2包装体110内に収容される第1包装体1は、厚み方向D1のみに積層されている場合について説明したが、これに限定されるものではない。例えば、図8に示すように、第2包装体110内に収容される第1包装体1は、厚み方向D1に加え、第1方向W1にも積層されていても良い。更に、第2包装体110内に収容される第1包装体1は、厚み方向D1に加え、第2方向L1にも積層されていても良いことは無論である。
また、上述した実施形態では、第3包装体1100内に収容される複数の第2包装体110は、第1方向W1に並んで配置されている場合を例に挙げて説明したが、これに限定されるものではない。例えば、図9に示すように、第3包装体1100内に収容される複数の第2包装体110は、第2方向L1に並んで配置されていてもよい。
次いで、変形例に係る吸収性物品の収容体1000Aについて、図10及び図11を参照して説明する。図10は、変形例に係る吸収性物品の収容体1000Aの平面図であり、図11は、図10に示すY−Y断面図である。変形例に係る吸収性物品の収容体1000Aは、図6に示す第3包装体1100を複数収容する第4包装体1110を有する。
第4包装体1110は、紙からなる箱であり、6面を有する直方体形状である。図10は、第4包装体1110の蓋部分を開放した状態の平面図である。変形例に係る吸収性物品の収容体1000Aは、第4包装体1110内に、6個の第3包装体1100が並んで配列されている。
第4包装体1110を構成する材料は、段ボール、カートン用紙等の紙のみならず、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタラート、ポリスチレン等からなる高分子樹脂であってもよい。第4包装体1110は、第3包装体のふくらみによる反発性に対して容易に形状変化する柔軟な材質は好ましくない。第4包装体1110は、相応の曲げ強度を有し、湾曲、座屈しにくい材質が好ましい。
図6に示すように、第3包装体1100は、第1方向W1に沿う辺と第2方向L1に沿う辺とを有する第3包装表面1100Tを備えている。第3包装表面1100Tには、絵柄及び/又は記号を示す第3表示要素A1100が設けられている。
第3包装体1100は、第3表示要素A1100に基づいて配置された場合に上方に位置する上面1100Uと、下方に位置する下面1100Dと、を有する。なお、上面及び下面とは、第3表示要素A1100の絵柄等の上下方向に合わせて第3包装体を陳列した際の上面と下面である。
複数の第3包装体1100は、第3包装体1100の下面1100Dが第4包装体1110の内面1110Iに当接しかつ第3包装体1100の上面1100U同士が当接するように、第4包装体1110内に収納されている。よって、図11に示すように、第3包装体1100の下面1100Dは、第4包装体1110の内面1110Iに沿って面状に変形する。また、第3包装体1100の上面1100Uは、他の第3包装体1100の上面1100Uと当接して、面状に変形する。
第4包装体に第3包装体が収納された状態における第3包装体の上下方向に沿う方向U1において、第4包装体1110の内部空間の寸法L4Aは、第3包装体1100の長さL3Aの2倍以下である。第4包装体の内部空間の寸法L4Aを図10に示し、第3包装体1100の長さL3Aを図6に示す。なお、第3包装体1100の長さL3Aとは、図6に示す自然状態における長さである。自然状態とは、第4包装体1110から第3包装体を取り出し、第3包装体を第2方向の両端部を引っ張り、当該第3包装体を20℃±2℃、相対湿度60%±5%RHの雰囲気下において12時間放置した状態である。
第3包装体1100の下面1100Dが第4包装体1110の内面に当接しかつ第3包装体1100の上面1100U同士が当接するように、第4包装体1110内に複数の第3包装体1100が収納されている。よって、第3包装体1100の下面1100Dが第4包装体1110によって平らになり易い。
更に、第3包装体1100の上下方向に沿う方向U1において、第4包装体1110の内部空間の寸法L4Aは、第3包装体1100の方向U1における長さL3Aの2倍以下である。よって、第4包装体1110に収納された第3包装体は、自然状態から上下方向である第2方向L1に押圧される。そのため、第3包装体1100の下面1100Dは、第4包装体1110に収納された状態で平坦な状態に癖付けされ易くなる。
店頭における視認性を最大化できるように、第3包装体1100の第3包装表面1100Tの面積は、第3包装体1100の下面1100Dの面積よりも広い。そのため、第3包装体1100の下面を底となるように棚等に配置すると際に、第3包装体1100の第3包装表面1100Tを底となるように配置する場合と比較して、安定しにくい。しかし、第3包装体1100の下面1100Dを平坦な状態に癖付けすることにより、陳列時に第3包装体1100を立て易くなり、また陳列状態を安定して維持し易くなる。
特に、第3包装体1100の下面1100Dの面積に対する第3包装体1100の第3包装表面1100Tの面積の比率が4以上の場合には、第3包装体を安定して維持し難い。しかし、変形例に係る収納構造によれば、陳列時に第3包装体1100を立て易くなり、また陳列状態を安定して維持し易くなる。
また、第3包装体1100の上下方向に沿う方向における第3包装体1100の両端部1100Eには、第3包装体1100を構成する包装材同士が接合された封止部1101が形成されている。封止部1101は、第3包装体1100を構成する包装材同士が熱溶着や接着剤によって接合された部分であり、比較的硬い部分である。該封止部111が第3包装体1100の下面1100Dに配置されているため、封止部1101の材料の反発性により、第3包装体1100の下面が平面状態を維持し難いことある。しかし、第3包装体1100の下面1100Dは、第4包装体1110の内面1110Iによって平らに癖付けできる。よって、封止部1101による凹凸を和らげ、第3包装体の下面1100Dを平坦に形成できる。
第3包装体1100の上下方向に沿う方向U1において、第2包装体の長さL2Aは、第1包装体1の長さL1Aよりも長い。第2包装体の方向U1における長さL2A及び第1包装体の方向U1における長さL1Aを、図5に示す。第3包装体の上下方向に沿う方向における第2包装体110の両端部110Eには、第2包装体110を構成する包装材同士が接合された封止部111が形成されている。
封止部111は、第2包装体110を構成する包装材同士が熱溶着や接着剤によって接合された部分であり、比較的硬い部分である。該封止部111が第3包装体1100の下面1100Dに対応する部分に配置されると、第2包装体110の封止部111の材料の反発性により、第3包装体1100が押され、第3包装体1100の下面が平面状態を維持し難いことある。しかし、第3包装体1100の下面1100Dは、第4包装体1110の内面1110Iによって平らに癖付けできる。よって、封止部111による凹凸を和らげ、第3包装体の下面1100Dを平坦に形成できる。
第3包装体1100の上下方向に沿う方向U1において、第4包装体1110の内部空間の寸法L4Aは、第2包装体の長さL2Aの2倍以下である。第4包装体1110に収納された第2包装体110は、自然状態から上下方向である第2方向L1に押圧される。そのため、第4包装体1110に収納された状態で、第3包装体1100の下面110Dのみならず、第2包装体110の下面110D(図6参照)を平坦な状態に癖付けし易くなる。よって、陳列時に、第3包装体1100を立て易くなる。
また、第2包装体110の下面110D(図6参照)を平坦な状態に確実に癖付けするためには、第4包装体1110の内部空間の寸法L4Aは、第2包装体の長さL2Aの2倍未満であることが好ましい。
第3包装体の上下方向に沿う方向U1において、吸収性物品10の長さL10Aは、第1包装体1の長さL1Aよりも短い。第1包装体1の方向U1における長さL1Aは、第1包装体全体の方向U1における長さであり、本実施の形態では、折り畳まれた状態の包装材20の長さである。また、第3包装体の上下方向に沿う方向において、第4包装体の内部空間の寸法L4Aは、第1包装体の長さL1Aの2倍以上である。よって、第4包装体に収納された第3包装体1100が上下方向に押圧された場合であっても、第1包装体1が上下方向に押圧されることを防ぐことができ、製品である吸収性物品10自体が折れ曲がることを防止できる。
複数の第3包装体1100は、上下方向と直交する横方向C1において間隔Gを空けた状態で、第4包装体1110内に収納されている。第3包装体1100は、前記上下方向と直交する横方向において間隔を空けて収納されているため、横方向の間隔の間に指等を挿入して、第3包装体を取り出すことができる。
なお、変形例においては、図6に示す第3包装体を第4包装体に収納しているが、例えば、図7〜図9に示す第3包装体を第4包装体に収納するように構成してもよい。また、上述の変形例は、複数の第3包装表面が同じ平面となるように、第4包装体内に収納されているが、この構成に限られない。例えば、第3包装体1100の下面1100Dが第4包装体1110の内面に当接し、第3包装体1100の上面1100U同士が当接する状態であって、横方向C1において第3包装体1100の第3包装表面1100Tが、隣接する第3包装体1100に当接するように配置されていてもよい。
このように、本考案は、特許請求の範囲の記載により定まる本考案の趣旨及び範囲を逸脱することなく修正及び変更態様として実施することができる。従って、本明細書の記載は、例示説明を目的とするものであり、本考案に対して何ら制限的な意味を有するものではない。
以下、実施例を挙げて、全光線透過率に基づく視認性の評価について詳細に説明する。なお、本考案はこれらにより限定されるものではない。
(評価方法)
実施例1〜5及び比較例1に係る収容体を準備した。具体的に、実施例1〜5及び比較例1に係る収容体として、全光線透過率の異なる包装材を有する収容体を準備した。
まず、実施例1〜5及び比較例1に係る収容体を用いて、収容体に内包されている第1包装体を視認できるか否かの官能試験を行った。
次に、実施例1〜5及び比較例1のそれぞれにおいて、第2包装体と第3包装体とを重ねた状態で、所定サイズのサンプルを切り出して、交照側光方式色差計を用いて全光線透過率を測定した。なお、サンプルのサイズは、35mm四方とした。
(測定結果)
測定結果を表1に示す。なお、表1の視認評価の欄において、「×」は視認性が低いことを示し、「○」は視認性が良好であることを示し、「◎」は視認性が優れていることを示している。
Figure 0003212363
表1に示すように、実施例1〜5に係る第1包装体は、第1包装体に内包される吸収性物品を視認できなかった。一方、比較例1に係る第1包装体は、第1包装体に内包される吸収性物品を視認できた。当該結果から、全光線透過率が、80.7%以上であれば、第2包装体及び第3包装体などのように複数の包装体を有している場合であっても、収容体の外部から内包される第1包装体が視認されることが確認された。つまり、全光線透過率が71.6%以上であれば視認性を確保できることが確認された。
1…第1包装体
2…開封部分
3…シール部分
4…片端部
10…吸収性物品
11…トップシート
12…吸収性シート
13…バックシート
20…包装材
30…離型シート
40…粘着層
110…第2包装体
111…封止部
1000、1000A…収容体
1100…第3包装体
1100T…第3包装表面
1100U…上面
1100D…下面
1101…封止部
1110…第4包装体
A11…第1表示要素
A12…背景要素
A111…透明領域
A1100…第3表示要素
A1200…透明領域
S10…第1包装表面
W1…第1方向
L1…第2方向

Claims (10)

  1. 吸収性物品と前記吸収性物品を個別に包装する包装材とを有する複数の第1包装体と、前記複数の第1包装体を収容する複数の第2包装体と、前記複数の第2包装体を収容する第3包装体と、を有する吸収性物品の収容体であって、
    前記第1包装体は、前記包装材によって前記吸収性物品を包装した状態において、前記吸収性物品の厚み方向と、前記吸収性物品の製品長手方向と製品幅方向の一方である第1方向と、前記吸収性物品の製品長手方向と製品幅方向の他方である第2方向と、を有し、
    前記第2包装体内の前記第1包装体は、前記厚み方向に積層されており、
    前記第3包装体内の前記第2包装体は、前記第1方向及び前記第2方向の少なくとも一方に並んで配置されており、
    前記第3包装体の少なくとも一部は、前記第3包装体内に収容された複数の前記第2包装体を視認可能に構成されており、
    前記第2包装体の少なくとも一部は、前記第3包装体を介して前記第2包装体内に収容された前記第1包装体を視認可能に構成されている
    ことを特徴とする吸収性物品の収容体。
  2. 前記第1包装体は、前記第1方向に沿う辺と前記第2方向に沿う辺とを有する第1包装表面を備えており、
    前記第1包装表面には、絵柄及び/又は記号を示す第1表示要素が設けられており、
    前記第2包装体の少なくとも一部は、前記第3包装体を介して前記第2包装体内に収容された前記第1包装表面に設けられる前記第1表示要素を視認可能に構成されていることを特徴とする請求項1に記載の吸収性物品の収容体。
  3. 前記第3包装体の少なくとも一部と前記第2包装体の少なくとも一部とは、透明部材又は半透明部材によって構成されている、請求項1又は2に記載の吸収性物品の収容体。
  4. 前記第3包装体の少なくとも一部と、前記第2包装体の少なくとも一部とにおける全光線透過率は、71.6%以上である、請求項1又は2に記載の吸収性物品の収容体。
  5. 前記第2包装体の前記第1方向における長さは、前記第2包装体の前記第2方向における長さよりも短く、
    前記第3包装体内に収容される複数の前記第2包装体は、前記第1方向に並んで配置されている、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の吸収性物品の収容体。
  6. 前記第1包装体の前記第1方向における長さに対する前記第1包装体の前記第2方向における長さの比率は、0.62以下である、請求項1乃至5のいずれか一項に記載の吸収性物品の収容体。
  7. 前記第1包装体は、前記第2包装体内において、前記第1方向又は前記第2方向に並べられておらず、前記厚み方向のみに重なっている、請求項1乃至6のいずれか一項に記載の吸収性物品の収容体。
  8. 前記第3包装体を複数収容する第4包装体を有し、
    前記第3包装体には、前記第1方向に沿う辺と前記第2方向に沿う辺とを有する第3包装表面を備えており、
    前記第3包装表面には、絵柄及び/又は記号を示す第3表示要素が設けられており、
    前記第3包装体は、前記第3表示要素に基づいて配置された場合に上方に位置する上面と、下方に位置する下面と、を有し、
    前記複数の第3包装体は、前記第3包装体の下面が前記第4包装体の内面に当接しかつ前記第3包装体の上面同士が当接するように、前記第4包装体内に収納されており、
    前記第4包装体に前記第3包装体が収納された状態における前記第3包装体の上下方向に沿う方向において、前記第4包装体の内部空間の寸法は、前記第3包装体の長さの2倍以下である、請求項1乃至7のいずれか一項に記載の吸収性物品の収容体。
  9. 前記第3包装体の上下方向に沿う方向において、前記第2包装体の長さは、前記第1包装体の長さよりも長く、
    前記第3包装体の上下方向に沿う方向における前記第2包装体の両端部には、前記第2包装体を構成する包装材同士が接合された封止部が形成されている、請求項8に記載の吸収性物品の収容体。
  10. 前記複数の第3包装体は、前記上下方向と直交する横方向において間隔を空けた状態で、前記第4包装体内に収納されている、請求項8又は請求項9に記載の吸収性物品の収容体。
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