JP3212275B2 - 流体供給装置 - Google Patents

流体供給装置

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JP3212275B2
JP3212275B2 JP32031197A JP32031197A JP3212275B2 JP 3212275 B2 JP3212275 B2 JP 3212275B2 JP 32031197 A JP32031197 A JP 32031197A JP 32031197 A JP32031197 A JP 32031197A JP 3212275 B2 JP3212275 B2 JP 3212275B2
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fluid supply
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達也 松田
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Toyox Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ケース内に、タ
ンクやポンプを組み込んだ流体供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図2に示す従来の装置は、固定台1に、
架台2〜4を固定している。これら架台2〜4は、その
下方にそれぞれフランジ部2a、3a、4aを形成し、
これらこのフランジ部2a、3a、4aに図示していな
いボルト孔を形成している。一方、固定台1にも、図示
していないボルト孔を形成している。そして、この固定
台1のボルト孔に、上記フランジ部2a、3a、4aの
ボルト孔を合わせてからボルトBを挿入し、ナットNを
締めつける。このようにして架台2〜4を固定台1に固
定している。
【0003】上記架台2の上面にはタンクTを設置し、
架台3の上面にはポンプPを設置している。そして、こ
れらタンクTの流出口5とポンプPの吸込側6とをパイ
プ7を介して接続している。また、ポンプPの吐出側8
を図示していない装置の供給側に接続し、この装置の戻
り側をタンクTの流入口9に接続している。したがっ
て、ポンプPが作動すると、タンクT内の流体が、タン
クT→ポンプP→図示していない装置→タンクTの順に
循環する。なお、架台4には、制御装置Cを設置し、こ
の制御装置CによってポンプPを制御している。また、
固定台1の上部には、カバー10を固定し、このカバー
10によってタンクT、ポンプPおよび制御装置Cをお
おっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の装置では、
例えば、タンクTなどから、少しでも流体が漏れると、
この漏れた流体が、固定台1に形成したボルト孔を介し
て固定台1の下側に流出してしまう。そのため、この装
置を設置した床などが、流出した流体によって汚れてし
まうことがあった。そこで、この発明の目的は、タンク
内の流体が漏れたとしても、それが装置の外には流出し
ない流体供給装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、ケース内に
タンクと流体を循環させるためのポンプとを備えた流体
供給装置を前提にする。このような流体供給装置を前提
として、第1の発明は、ケースを、上部ケースと下部ケ
ースとから構成し、下部ケースは、その外周に形成した
起立壁と、底面から上方に向かって形成した複数の中空
突起と、この中空突起の上面に形成した台座部と、この
台座部に形成したネジ孔とを備え、中空突起上面の台座
部に、タンクをネジ結合したことを特徴とする。第2の
発明は、下部ケースの実質容積を、タンクの容積以上に
する一方、中空突起の上面の台座部を、タンク内の全量
が下部ケースに流出したときの水位より高い位置にした
ことを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】図1にこの発明の一実施例を示
す。下部ケース11には、その下面から上方に向かう複
数の突起12を形成している。これら突起12は、この
発明の中空突起に相当するもので、その下端を外部に開
放した中空構造になっている。また、この突起12の上
端を台座部13とし、この台座部13に、図示していな
いネジ孔を形成している。そして、このネジ孔に、突起
12の下端からネジを組み付けるようにしている。この
ようにした台座部13には、タンクTおよび制御装置C
を載せ、ネジ14によって固定している。なお、ポンプ
Pは、下部ケース11に一体形成したガイド部17のガ
イド片17a、17a間に挟んで固定している。また、
上記タンクT、ポンプPおよび制御装置Cの構成、作用
については上記従来の装置と同じなので、ここではその
説明を省略する。
【0007】一方、下部ケース11の外周には、起立壁
15を形成している。この起立壁15の高さによって、
下部ケース11内に溜めることができる流体の量が決ま
る。ここでは、起立壁15の高さを、タンクT内の全流
量が下部ケース11内に流出したときの水位よりも高く
している。言い換えれば、タンクTの容積分全量の流体
が漏れ出しても、この下部ケース11で、その流体を受
け止めることができるようにしている。また、上記突起
12の上面の台座部13も、タンクの容積分全量が漏れ
出したときの水位よりも、高い位置に設けている。この
ようにした下部ケース11の上側には、上部ケース16
を載せ、この上部ケース16に形成した組み付け部18
と台座部13とをネジ14によって固定している。
【0008】この実施例によれば、タンクT内の流体
が、例えば、タンクTとパイプ7との接続部から漏れた
としても、下部ケース11の底面にネジ孔などが開いて
いないので、漏れた流体が下部ケース11から流出した
りしない。また、タンクT内の流体の全量が漏れたとし
ても、下部ケース11内にそれを溜めることができるの
で、流体が下部ケース11からあふれ出たりしない。さ
らに、台座部13を十分に高くしているので、ネジ孔か
ら、流体が漏れたりしない。
【0009】
【発明の効果】第1の発明によれば、タンク内の流体が
漏れたとしても、その流体が下部ケースから外に流出し
ない。したがって、下部ケースを置いた床などが、漏れ
た流体によって汚れたりするのを防止できる。第2の発
明によれば、タンク内の流体が全量漏れたとしても、下
部ケース内にそれを溜めることができる。また、流体が
全量下部ケース内に溜まったときの水位よりも、台座部
の高さを高くしているので、台座部に形成したネジ孔か
ら流体が流出することもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例の装置を示す断面図である。
【図2】従来例の装置を示す断面図である。
【符号の説明】
11 下部ケース 12 この発明の中空突起に相当する突起 13 台座部 15 起立壁 16 上部ケース T タンク P ポンプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−13680(JP,A) 特開 平4−362295(JP,A) 実開 昭55−96098(JP,U) 実開 昭63−177297(JP,U) 実開 昭50−49811(JP,U) 実開 昭57−200791(JP,U) 実開 平2−78795(JP,U) 実開 昭63−13896(JP,U) 実開 昭60−131584(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65D 88/00 - 90/24 F04D 13/16 F04B 21/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケース内に、タンクと流体を循環させる
    ためのポンプとを備えた流体供給装置において、上記ケ
    ースは、上部ケースと下部ケースとからなり、下部ケー
    スは、その外周に形成した起立壁と、底面から上方に向
    かって形成した複数の中空突起と、この中空突起の上面
    に形成した台座部と、この台座部に形成したネジ孔とを
    備え、中空突起上面の台座部に、タンクをネジ結合した
    ことを特徴とする流体供給装置。
  2. 【請求項2】 中空突起の容積を除いた下部ケースの実
    質容積を、タンクの容積以上にする一方、中空突起の上
    面の台座部を、タンク内の全量が下部ケースに流出した
    ときの水位よりも高い位置にしたことを特徴とする請求
    項1記載の流体供給装置。
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