JP3212003U

JP3212003U - トラック荷台乗降用梯子装置棚板支持具

Info

Publication number: JP3212003U
Application number: JP2017002650U
Authority: JP
Inventors: 羽山　謙造; 謙造羽山
Original assignee: 株式会社ワコーパレット
Priority date: 2017-05-26
Filing date: 2017-05-26
Publication date: 2017-08-17
Anticipated expiration: 2027-05-26

Abstract

【課題】トラック荷台への取り付けが安定して行われ、さらに、その乗降が容易に行われるトラック荷台乗降用梯子を提供する。【解決手段】トラックの荷台側部に配置されて使用されるトラック荷台乗降用梯子であり、梯子本体７の後面側に荷台１００側部への取り付け係止部９が設けられるとともに、梯子本体７の後面側の取付け係止部９より下方の位置にトラック側への当接支持体１１が設けられる。当接支持体は、梯子本体に折り畳み可能であり、当接支持により梯子本体を下部側が上部側に比して外方に位置するように傾斜配置させ、梯子本体の両側の桟材の上部には、上方に伸び出し可能に補助桟１３が設けられるのが好ましい。【選択図】図４

Description

この考案は、トラック荷台乗降用梯子に関する。

トラックの荷台が高い場合にはその乗降に梯子が使用される。現状使用されている梯子は、荷台への取り付けが安定せず、また、乗降が行いにくい問題があった。

考案の概念

考案が解決しようとする課題

この考案では、トラック荷台への取り付けが安定して行われ、さらに、その乗降が容易に行われるトラック荷台乗降用梯子を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

この考案では、トラックの荷台側部に配置されて使用されるトラック荷台乗降用梯子であり、梯子本体の後面側に前記荷台側部への取り付け係止部が設けられるとともに、前記梯子本体の後面側の前記取付け係止部より下方の位置に前記トラック側への当接支持体が設けられてなるトラック荷台乗降用梯子を提供する。

上記トラック荷台乗降用梯子は、荷台側部へ取り付け係止部により取り付け係止された梯子本体下部が当接支持体によりトラック側に支持されることで安定して設けられる。

当接支持体は梯子本体に折り畳み可能である構成とされることで、非使用時にコンパクトな形態とできる。

当接支持体はその当接支持により梯子本体を下部側が上部側に比して外方に位置するように傾斜配置させる構成とすることで、乗降が容易、かつ、安全に行われる。

梯子本体の両側の桟材の上部に、上方に伸び出し可能に補助桟材が設けられてなる構成とすることで、補助桟材を持つことで乗降が容易、かつ、安全に行われる。

考案の効果

この考案によれば、トラック荷台への取り付けが安定して行われ、さらに、その乗降が容易に行われるトラック荷台用梯子が得られ、これによりトラック荷台への乗降作業がより安全に行われるようになる。

この考案のトラック荷台乗降用梯子を示す斜視図この考案のトラック荷台乗降用梯子の要部拡大斜視図この考案のトラック荷台乗降用梯子の要部拡大斜視図この考案のトラック荷台乗降用梯子の使用状態説明図

図１はこの考案のトラック荷台乗降用梯子を示す。トラック荷台乗降用梯子１は全体が金属製で、両側の桟材３間に４本の横材５が取り付けられて構成される梯子本体７に、一対の取付け係止部９、一対の当接支持体１１、一対の補助桟材１３のそれぞれが取り付けられて構成されている。梯子本体７の最下段の横材５上には危険表示用テープ１５が、上三段の横材５上には滑り防止テープ１７がそれぞれ張り付けられている。図１は非使用時を示し、当接支持体１１は折り畳まれるとともに補助桟材１３は伸び出さない状態で、コンパクトな形態となってその持ち運びが容易に行われ、かつ、広い収納スペースを必要としないようになっている。

取付け係止部９は、図２に示すように、前面が梯子本体７の桟材３の上端の後面に固着されて取り付けられ、下部に係止凹部６を備え、その内面にはゴム材８が取り付けられている。

当接支持体１１は円筒形態で、図３に示すように、横方向に配置される角筒状のパイプ体１０の両端部上に固着されて取り付けられている。パイプ体１０の両端面に固着された支持片１２が、桟材３の側面に後方に突出するように固着された支持体１４に回転可能に軸支され、これにより当接支持体１１のそれぞれはパイプ体１０と一体に矢印方向に開かれて使用される。当接支持体１１の端部にはゴム製のキャップ１６が取り付けられている。２２は位置決め片でパイプ体１０の両端の後面に固着されており、当接支持体１１が開かれた際にその下面が桟材３の後面に当接し、これにより当接支持体１１が所定の位置に開かれるようになっている。

補助桟材１３は角筒形状で、図２に示すように、梯子本体７の桟材３の上端近傍側面に固着される角筒状のガイドパイプ１８内にその１部が移動可能に挿通保持され、上方に伸び出し可能に設けられている。ガイドパイプ１８の前面上部にはロック片１９が揺動可能に設けられるとともに、その下部のガイドパイプ１８前面にはロック穴２１が設けられている。また、補助桟材１３の前面の上部に１個、下部に所定の間隔を置いて４個のロック穴２０のそれぞれが設けられている。図２に示すように、ガイドパイプ１８のロック穴２１を通して補助桟材１３の上部のロック穴２０にロック片１９がロックされることで、補助桟材１３は上方に伸び出さない位置となり、下部の４個のロック穴２０に適宜ロックされることで、４段階の伸び出し位置となる。

図４はトラック荷台乗降用梯子１の使用状態を示す。トラック荷台乗降用梯子１はトラック荷台１００の開かれた扉１０１の端縁部１０２に取り付け係止部９の係止凹部６が上方から篏合されるとともに、開かれた当接支持体１１それぞれのキャップ１６が扉１０１面に当接され、トラック荷台１００の側位置に吊り下げ状態に取り付けられている。

トラック荷台乗降用梯子１は、梯子本体７下部が一対の当接支持体１１によりトラック扉１０１面に支持されることで安定して設けられ、取付け係止部９の係止凹部６内面にゴム材８が取り付けられるとともに当接支持体１１の端部にゴム製のキャップ１６が取り付けられていることでガタツクことなくより安定して設けられ、これにより乗降が容易、かつ、安全に行われる。くわえて、梯子本体７は後方に突出して位置する当接支持体１１により支持されることで、下部側が上部側に比して外方に位置するように傾斜しており、これによってもその乗降が容易、かつ、安全に行われる。

また、図４に示す状態においては、最下部のロック穴２０にロック片１９がロックされることで、補助桟材１３は最も伸び出した状態となっている。この伸び出した補助桟材１３を持つことでも、トラック荷台１００への乗降が容易、かつ、安全に行われる。

１トラック荷台乗降用梯子
７梯子本体
９取り付け係止部
１１当接支持体
１３補助桟
１００トラック荷台

Claims

トラックの荷台側部に配置されて使用されるトラック荷台乗降用梯子であり、
梯子本体の後面側に前記荷台側部への取り付け係止部が設けられるとともに、前記梯子本体の後面側の前記取付け係止部より下方の位置に前記トラック側への当接支持体が設けられてなるトラック荷台乗降用梯子。
前記当接支持体は、前記梯子本体に折り畳み可能である請求項１記載のトラック荷台乗降用梯子。
前記当接支持体は、その当接支持により前記梯子本体を下部側が上部側に比して外方に位置するように傾斜配置させる請求項１記載のトラック荷台乗降用梯子。
前記梯子本体の両側の桟材の上部に、上方に伸び出し可能に補助桟材が設けられてなる請求項１，２または３記載のトラック荷台乗降用梯子。