JP3211527U - 作業用ハンガー装置 - Google Patents
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Abstract
Description
また図10に示すように、ビルなどをメンテナンスするハンガー装置として、底部中央に沿って開口部52が形成された角筒形断面のガイドレール51を使用し、開口部52に移動自在に遊嵌する吊下げ体53と、吊下げ体53の上端部に設けられた支持体54と、この支持体54と開口部52の両側の底部51d内面の間に介在される滑り材55と、を具備したものがある。
加圧機構は、ランナー本体に形成された雌ねじ穴と、軸部に形成されて前記雌ねじ穴に嵌合される雄ねじ軸とを有する制動用ねじ機構からなるものである。
加圧機構は、制動部材を上方に付勢してガイドレールの天井壁内面に圧接させる付勢部材を有する制動用付勢機構からなり、操作部材により前記付勢部材の付勢力に抗して前記軸部を引き下げ、制動を解除するものである。
以下、本考案に係る作業用ハンガー装置の実施例1を図1〜図5に基づいて説明する。
ガイドレール11は、図2に示すように、天井壁14と、左右の側壁15,15と、底壁13とで角筒形断面に形成され、さらに底壁13の中央部にガイドレール11の長さ方向に沿ってランナー本体21が走行自在に吊下げ支持される挿通孔12が形成されている。そして、挿通孔12を介して左右に分離された底壁13,13の内面に、走行ローラ22F,22Rが転動される。また挿通孔12の両側には、底壁13,13の内縁から上方に折り曲げられた側縁壁16,16が互いに対面して形成されている。そして、この側縁壁16,16間に後述の振れ止めローラ26F,26Rが配置される。
ランナー本体21は、図1Bに示すように、上部に前後方向に突出する張出し部21F,21Rを有して側面視がT形状に形成されるとともに、挿通孔12に沿って移動自在に配置される厚板状に形成されている。そして、ランナー本体21の下部に前後一対の支持穴23F,23Rが所定間隔をあけて形成されている。これら前後支持穴23F,23Rは、図5に示すように使用に際して、たとえば前支持穴23Fに、先端が作業員などに連結された安全索25の基端が連結され、後支持穴23Rに、作業員を吊下げる吊下げ帯24や作業用コンドラ(図示せず)などが連結支持される。なお、後述の操作ハンドル36の位置や作業姿勢などにより、前後支持穴23F,23Rを任意に選択することができる。
制動装置31は、前の張出し部21Fの前端部に設けられている。制動装置31は、ガイドレール11の挿通孔12を通って下方に伸びる軸支持筒32に、雌ねじ穴(加圧機構)33が貫通形成されている。この雌ねじ穴33に雄ねじ軸(軸部、加圧機構)34が嵌合されており、雄ねじ軸34を軸心周りに回転させることにより雄ねじ軸34を昇降させることができる。そして雄ねじ軸34の上端部に、ガイドレール11の天井壁14内面に対面して制動部材35が設けられ、雄ねじ軸34の下端部に、雄ねじ軸34を回転する円板状の操作ハンドル36が設けられている。前記制動部材35は大径の円板状で、雌ねじ穴33と雄ねじ軸34からなる制動用ねじ機構により、制動部材35をガイドレール11の天井壁14に圧接してランナー本体21を制動し、ガイドレール11にランナー本体21を確実に固定することができる。
使用に際しては、メンテナンスなどの作業箇所の上方部に沿って設置したガイドレール11にランナー本体21を嵌合して配置するか、予めガイドレール11にランナー本体21が装着されている。後支持穴23Rに吊下げ帯24を連結して作業員が乗り込む。そして前支持穴23Fに安全索25の一端を連結して、他端を作業員に連結する。作業員は、周囲の壁面や柵、突起物を掴んで自身を押し引きし、ランナー本体21をガイドレール11に沿って移動させて作業位置まで移動する。そして所定箇所で操作ハンドル36を操作し、雄ねじ軸34を介して制動部材35をガイドレール11の天井壁14内面に圧接させて制動し、ランナー本体21をガイドレール11に固定する。これにより安全にメンテナンスなどの作業を行うことができる。
上記実施例1によれば、作業員や重量物を吊下げ支持するとともに、走行ローラ22F,22Rによりガイドレール11を走行自在なランナー本体21に、制動用ねじ機構(雌ねじ穴33,雄ねじ軸34)によりガイドレール11の天井壁14内面に制動部材35を圧接して制動可能な制動装置31を設けたので、作業員や作業用の重量物をガイドレール11に沿ってスムーズに移動させることができ、かつメンテナンスなどに適した任意位置で、制動装置31を操作して確実に制動し固定することができる。これにより、ガイドレール11に沿って効率よくメンテナンスや工事などの作業を実施することができる。
他の制動装置41を設けたハンガー装置の実施例3を、図7および図8を参照して説明する。この実施例2の制動装置41は、移動時以外の通常時は制動状態で、移動時にのみ解除するものである。実施例1と同一部材には同一の符号を付して説明を省略する。
制動装置41は、ランナー本体21の前張出し部21Fから挿通孔12を通って下方に伸びる軸支持筒42に、軸支持穴(加圧機構)43が貫通形成されている。この軸支持穴43に昇降軸(軸部)(加圧機構)44が昇降自在に嵌合されており、昇降軸44の上端部に、ガイドレール11の天井壁14の内面に当接可能な制動部材45が設けられている。そして、制動部材45と軸支持筒42の間に、制動部材45を上方に付勢する制動用ばね(付勢部材、加圧機構)47が昇降軸44に外嵌して介在されている。さらに昇降軸44の下端部に、昇降軸44を下方に引き下げて制動を解除するための操作環(操作部材)46が設けられている。そして、制動部材45を天井壁14に圧接する加圧機構が、軸支持穴43を有する軸支持筒42と、昇降軸44と、制動用ばね47を具備した制動用付勢機構により構成されている。
ガイドレールと走行ローラの他の実施例を図9に示す。
12 挿通孔
13 底壁
14 天井壁
21 ランナー本体
22F,22R 走行ローラ
23F 前支持穴
23R 後支持穴
26F,26R 振れ止めローラ
31 制動装置
32 軸支持筒
33 雌ねじ穴(加圧機構、制動用ねじ機構)
34 雄ねじ軸(軸部)(加圧機構、制動用ねじ機構)
35 制動部材
36 操作ハンドル(操作部材)
41 制動装置
42 軸支持筒
43 軸支持穴(加圧機構、制動用ね付勢機構
44 昇降軸(軸部)(加圧機構、制動用ね付勢機構)
45 制動部材
46 操作環(操作部材)
47 制動用ばね(付勢部材)(加圧機構、制動用ね付勢機構)
Claims (3)
- 底壁に長さ方向に沿って挿通孔が形成された角筒形断面のガイドレールと、前記ガイドレールの挿通孔に移動自在に嵌合されるランナー本体と、前記ランナー本体の走行方向の前後位置に設けられて前記ガイドレール内を転動自在な複数の走行ローラと、を備えた作業用ハンガー装置であって、
前記ランナー本体に、ランナー本体を前記ガイドレールに固定可能な制動装置を具備し、
前記制動装置は、前記ランナー本体に昇降可能に支持されるとともに前記挿通孔に挿通された前記ガイドレールの下方に伸びる軸部と、前記軸部の上端に設けられて前記ガイドレールの天井壁に対面される制動部材と、前記軸部の下端に設けられた操作部材と、前記制動部材を前記ガイドレールの天井壁内面に圧接させる加圧機構と、を有する
ことを特徴とする作業用ハンガー装置。 - 加圧機構は、ランナー本体に形成された雌ねじ穴と、軸部に形成されて前記雌ねじ穴に嵌合される雄ねじ軸とを有する制動用ねじ機構からなる
ことを特徴とする請求項1記載の作業用ハンガー装置。 - 加圧機構は、制動部材を上方に付勢してガイドレールの天井壁内面に圧接させる付勢部材を有する制動用付勢機構からなり、操作部材により前記付勢部材の付勢力に抗して前記軸部を引き下げ、制動を解除する
ことを特徴とする請求項1または2記載の作業用ハンガー装置。
Priority Applications (1)
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JP2017002030U JP3211527U (ja) | 2017-05-09 | 2017-05-09 | 作業用ハンガー装置 |
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Country | Link |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN114737486A (zh) * | 2022-05-19 | 2022-07-12 | 中铁大桥局集团有限公司 | 一种安全的高铁桥梁施工平台 |
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2017
- 2017-05-09 JP JP2017002030U patent/JP3211527U/ja active Active
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