JP3211178U

JP3211178U - 物品装着具

Info

Publication number: JP3211178U
Application number: JP2017001617U
Authority: JP
Inventors: 廣峪口
Original assignee: 株式会社ライズ
Priority date: 2017-03-27
Filing date: 2017-03-27
Publication date: 2017-06-29
Anticipated expiration: 2027-03-27

Abstract

【課題】コンパクトに取り付けができ、物品を整理して収納可能な、病室の床頭台等において便利に使用される物品装着具を提供する。【解決手段】物品装着具１は、横長の長方形の面状形態で、台板２の表面の下部に沿ってタオルかけ部５が設けられ、その上部の中央にティッシュペーパーケースを縦方向に装着するための第１の装着部７が設けられ、その両側位置のそれぞれに携帯電話機やテレビのリモコンなどの物品を装着するための第２、第３の装着部８、９が設けられている。【選択図】図１

Description

この考案は、病院の床頭台等に取り付け使用される物品装着具に関する。

病室でベッドの枕元に配置される床頭台の側面にはタオルかけ棒が取り付けられ、床頭台の上面はティッシュケース、携帯電話機、テレビのリモコン操作具等の各種物品の載置面とされている。したがって、床頭台の上は常に煩雑な状態となり、物品が紛失し、落下して損傷したり紛失したりすることがある。また、ベッドから床頭台上の物品が取りにくいという問題があった。

考案の概念

考案が解決しようとする課題

この考案は上記の事情に鑑みて行ったもので、病室の床頭台等において便利に使用される物品装着具を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

この考案では、横長の長方形の面状形態で、その表面の下部に沿ってタオルかけ部が設けられ、その上部の中央にティッシュペーパーケースを縦方向に装着するための第１の装着部が設けられ、その両側位置のそれぞれに小物品を装着するための第２と第３との装着部が設けられてなることを特徴とする物品装着具を提供する。

上記構成の物品装着具は、ティッシュペーパーケースを装着するための第１の装着部と物品を装着するための第２と第３との装着部が設けられているので、ティッシュペーパーケースや物品の装着が行え、とくに、第２と第３との装着部が第１の装着部の両側に設けられていることで、それらへの物品の取り出しや納めの動作が使用状況に対応して容易になされる。また、第１の装着部がティッシュペーパーケースを縦方向に装着する構成としていることで、その部分の横幅が大きくならず、これにより、第１、第２、第３の装着部が並設される構造でありながら、全体がコンパクトで床頭台等において納まり良く取り付けられる。

第２と第３との装着部は携帯電話機及び又はテレビのリモコン操作具を装着するものとされ、同形状でともに携帯電話機の充電用コードの引き出し部を備える構成とされることで、第２と第３との装着部が使用状況に対応して携帯電話機の装着部として選択使用できる。くわえて、この構成の物品装着具は左右対称形状となることで、右勝手と左勝手との両方向における使用が行える。

この考案の物品装着具は壁面、家具面等に適宜取り付けて使用でき、特に病院の床頭台の側面に取り付けられることで便利に用いられる。

考案の効果

この考案の物品装着具を床頭台等に取り付けて使用することで、タオル、ティッシュケース、さらに、携帯電話機やテレビのリモコン操作具等の物品を整理して収納できるようになる。また、この考案の物品装着具はコンパクトであることで床頭台等の側面に納まり良く取り付け使用できる。

この考案の物品装着具の実施例の前面側斜視図この考案の物品装着具の実施例の前方側からの組立図この考案の物品装着具の実施例の後方側からの組立図この考案の物品装着具の実施例の使用状態斜視図

図１はこの考案の物品装着具の実施例の前面側斜視図、図２は同前方側からの組立図、図３は同後方側からの組立図である。

物品装着具１は面状形態で、横長の長方形のプラスチックプレートよりなる台板２の表面の下部に沿うようにタオルかけ部５が設けられるとともに、その上部の中央にティッシュケースが縦方向に装着される第１の装着部７が設けられ、その両側位置のそれぞれに物品を装着するための第２と第３との装着部８、９が設けられている。

台板２の裏面を床頭台等への取り付け面とし、４隅の取り付け穴３位置で取り付けネジ４により固定されるようになっている。また、裏面の４隅の取り付け穴３の近傍それぞれと中央の下部位置にはマグネット３１のそれぞれがマグネット勘合穴３０内に勘合固定されて設けられており、被取り付け面が冷蔵庫の測面等の金属面の場合にはマグネット３１の吸着により取り付けられるようになっている。

タオルかけ部５は係止金属棒６が取り付けられて構成され、係止金属棒６の両端の係止部のそれぞれが台板２に軸支ピン３３により回動可能に軸支されることで起倒可能に設けられ、倒時には台板２の凹所１３内に納められ、起時には前方に突出してタオル等がかけられるようになっている。

ティッシュケースが装着される第１の装着部７は、凹面部１３の両側縁の相対する位置に２個の食い込み部１４が設けられて構成されている。ティッシュケースはその背面が上部の開放部１９から凹面部１３に沿うように差し入れられ、食い込み部１４がティッシュケース側面に食い込むことで取り付けられる。

第２と第３の装着部８、９は同形状で、凹面部２０の下部の両側にカバー片２２のそれぞれが相対するように取り付けられて構成されている。凹面部２０の下部の中央には凹路（充電用コードの引き出し部）２１が下方に連続して設けられている。カバー片２２は、側位置に外方に突出する２個の係止片２４を、下位置に１個の係止片２４一体に備えており、その係止片２４それぞれには側方に開く係止凹部２６が設けられている。凹面部２０の両側縁面２３には２個のスリット２５が、下側縁面２９には２個のスリット２５が設けられている。下側縁面２９に設けられた一方のスリット２５に下位置の係止片２４が落とし込まれ、その位置からカバー片２２が側外方にスライド移動されることで側位置の２個の係止片２４が両側縁面２３の２個のスリット２５から外方に突出する。これに伴って３個の係止片２４のすべての係止凹部２６が台板２の裏面側に設けられた係止突起２７のそれぞれに係止してカバー片２２は取り付けられている。

図４は物品装着具１が床頭台１００の一方の側面に取り付け使用される状態を示し、タオルかけ部５には起状態とされた係止金属棒６にタオル１０１が掛けられ、第１の装着部７にはティッシュケース１０３が装着され、第２の装着部８には携帯電話機１０５が、第３の装着部９にはテレビのリモコン操作具１０７がそれぞれ装着されている。携帯電話機１０５から延び出す充電用コード１１９は凹路２１を通して引き出されている。第２と第３の装着部８、９がともに凹路２１を備えていることで、第２と第３の装着部８、９の両方が携帯電話機１０５の装着に使用可能とされている。

図４に示す状態においては、ベッドは使用者の頭部が位置する側が物品装着具１に相対するように位置する。ベッド上の使用者は手を伸ばし第２と第３の装着部８、９に装着される物品を取るが、その際、携帯電話機１０５を第２と第３の装着部８、９をどちらにでも装着できるので、使用者の状況に対応して便利に使用できる。また、物品装着具１が床頭台１００の他方の側面に取り付けられた場合も、左右対称でであることで同一のものがそのまま使用できる。

１物品装着具
２台板
５タオルかけ部
７第１の装着部
８第２の装着部
９第３の装着部

Claims

横長の長方形の面状形態で、その表面の下部に沿ってタオルかけ部が設けられ、その上部の中央にティッシュペーパーケースを縦方向に装着するための第１の装着部が設けられ、その両側位置のそれぞれに物品を装着するための第２と第３との装着部が設けられてなることを特徴とする物品装着具。
前記第２と第３との装着部が携帯電話機及び又はテレビのリモコン操作具を装着するものである請求項１記載の物品装着具。
前記第２と第３との装着部が同形状で、携帯電話機の充電用コードの引き出し部を備える請求項２記載の物品装着具。